JPH05242441A - 高密度ヘリカル走査記録装置 - Google Patents
高密度ヘリカル走査記録装置Info
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- JPH05242441A JPH05242441A JP4335228A JP33522892A JPH05242441A JP H05242441 A JPH05242441 A JP H05242441A JP 4335228 A JP4335228 A JP 4335228A JP 33522892 A JP33522892 A JP 33522892A JP H05242441 A JPH05242441 A JP H05242441A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/12—Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams
- G11B15/125—Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams conditioned by the operating function of the apparatus
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/467—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
- G11B15/4671—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling simultaneously the speed of the tape and the speed of the rotating head
Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気テ─プに対し高密度でデ─タの書き込みお
よび読み取りを可能とし、テ─プの記録容量を増大させ
ることができる。 【構成】回転ドラム14に、従来と同程度の幅を有する
一対の書き込み/幅広読み取りヘッド16、18と、一
対の幅狭の書き込み/幅狭読み取りヘッド46、48を
備え、一対の書き込み/幅広読み取りヘッド16、18
によって磁気テ─プ12上に書き込まれた情報を、書き
込み/幅狭読み取りヘッド46、48によって読み取り
確認し、その後訂正書き込みをすることによって、書き
込み/幅広読み取りヘッド16、18で高密度に書き込
みを行っても、幅狭の書き込み/幅狭読み取りヘッド4
6、48でその書き込み誤差が保証される。
よび読み取りを可能とし、テ─プの記録容量を増大させ
ることができる。 【構成】回転ドラム14に、従来と同程度の幅を有する
一対の書き込み/幅広読み取りヘッド16、18と、一
対の幅狭の書き込み/幅狭読み取りヘッド46、48を
備え、一対の書き込み/幅広読み取りヘッド16、18
によって磁気テ─プ12上に書き込まれた情報を、書き
込み/幅狭読み取りヘッド46、48によって読み取り
確認し、その後訂正書き込みをすることによって、書き
込み/幅広読み取りヘッド16、18で高密度に書き込
みを行っても、幅狭の書き込み/幅狭読み取りヘッド4
6、48でその書き込み誤差が保証される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は広義にはヘリカル走査
記録装置に関し、より詳細には高密度ヘリカル走査デー
タトラックにおけるデータの記録と読み取りに関する。
記録装置に関し、より詳細には高密度ヘリカル走査デー
タトラックにおけるデータの記録と読み取りに関する。
【従来技術と発明が解決しようとする課題】磁気テープ
上でのデータの記録は通常テープと平行に伸長するトラ
ックにおいて行われる。細長いトラック内のデータ密度
を増大しトラックの密度を増大することには多くの利点
があるが、厳格な機械的公差に適合する能力と密度が上
がるたびに隣接するトラックに記録されたデータからの
クロストークの影響を受けやすくなることから密度には
制限が加わる。
上でのデータの記録は通常テープと平行に伸長するトラ
ックにおいて行われる。細長いトラック内のデータ密度
を増大しトラックの密度を増大することには多くの利点
があるが、厳格な機械的公差に適合する能力と密度が上
がるたびに隣接するトラックに記録されたデータからの
クロストークの影響を受けやすくなることから密度には
制限が加わる。
【0002】ヘリカル走査記録においては、データトラ
ックは磁気テープの縦のエッジに対してある角度で記録
される。少なくとも一つの書き込みヘッドを有する回転
ドラムが磁気テープに接触する。このテープはある角度
でドラムを通過し、データトラックはドラム上の部分的
なヘリカルを追跡するようになっている。通常、ドラム
上に180°離れた二つの書き込みヘッドがある。分離型
リード・アフター・ライト(RAW )ヘッドを用いて重大
な大きさあるいは量の誤差を検出することができる。リ
ード・アフター・ライトはトラックを読み取ってデータ
が適正に書き込まれたかどうかを判定することによって
データの完全性を向上させる技術である。データは必要
に応じて書き直すことができる。
ックは磁気テープの縦のエッジに対してある角度で記録
される。少なくとも一つの書き込みヘッドを有する回転
ドラムが磁気テープに接触する。このテープはある角度
でドラムを通過し、データトラックはドラム上の部分的
なヘリカルを追跡するようになっている。通常、ドラム
上に180°離れた二つの書き込みヘッドがある。分離型
リード・アフター・ライト(RAW )ヘッドを用いて重大
な大きさあるいは量の誤差を検出することができる。リ
ード・アフター・ライトはトラックを読み取ってデータ
が適正に書き込まれたかどうかを判定することによって
データの完全性を向上させる技術である。データは必要
に応じて書き直すことができる。
【0003】ヘリカル走査装置はビデオ、オーディオお
よびコンピュータのアプリケーションに用いられる。デ
ジタルデータとアナログデータのいずれに対してもさま
ざまなヘリカル走査テープフォーマットおよび駆動装置
設計が存在する。デジタルデータ記憶(DDS )はコンピ
ュータデータ用の記録フォーマットを提供するデジタル
オーディオテープ(DAT )と呼ばれる技術に基づく記録
フォーマットである。60m テープ上の1.3 ギガバイトの
データの記憶は周知であるが、それより薄いより長いテ
ープを用いて容量を1.3 ギガバイト以上にすることもで
きる。方位角(azimuths)の異なる二つの書き
込みヘッドを用いて隣合うトラックへのデータの記録が
行われ、二つのトラックがフレームを形成する。トラッ
クの約60%がユーザーデータであり、残りは読み取り動
作中にヘッドをトラックにセンタリングするのに用いら
れる自動トラック発見(ATF )と高速サーチを容易にす
るサブコード領域からなる。
よびコンピュータのアプリケーションに用いられる。デ
ジタルデータとアナログデータのいずれに対してもさま
ざまなヘリカル走査テープフォーマットおよび駆動装置
設計が存在する。デジタルデータ記憶(DDS )はコンピ
ュータデータ用の記録フォーマットを提供するデジタル
オーディオテープ(DAT )と呼ばれる技術に基づく記録
フォーマットである。60m テープ上の1.3 ギガバイトの
データの記憶は周知であるが、それより薄いより長いテ
ープを用いて容量を1.3 ギガバイト以上にすることもで
きる。方位角(azimuths)の異なる二つの書き
込みヘッドを用いて隣合うトラックへのデータの記録が
行われ、二つのトラックがフレームを形成する。トラッ
クの約60%がユーザーデータであり、残りは読み取り動
作中にヘッドをトラックにセンタリングするのに用いら
れる自動トラック発見(ATF )と高速サーチを容易にす
るサブコード領域からなる。
【0004】これらの二つの書き込みヘッドは一つおき
のトラックにデータを記録し、それによってフレームを
形成する。それぞれの書き込みヘッドの磁気ギャップは
トラックの方向に対して異なる方位角に向けられてお
り、隣合うトラックは方位角の異なる磁気遷移を有す
る。たとえば、DDS フォーマットでは二つのトラックの
方位角は約+20°と-20°である。データトラックはトラ
ックと同じ方位角を有する同じ書き込みヘッドあるいは
読み取りヘッドを用いてのみ読み取ることができる。方
位角を互い違いにすることによってデータの読み取りの
さいの隣合うトラックからのクロストークが低減され
る。DDS フォーマットを用いると、記録の完了後のトラ
ック幅は書き込みヘッドの幅と等しくない。従来、書き
込みヘッドの幅は約20.4μmである。当初、トラック幅
は対応する寸法であるが、次のトラックが書き込まれる
とき約13.6μmにまで小さくなる。それぞれのトラック
は前のトラック上に部分的に重ね書きされ、前のトラッ
クの幅が小さくなる。この重複の程度は縦方向に移動す
る磁気テープの速度に対するヘッドの速度の比率によっ
て決まる。トラック幅したがってトラックピッチは重複
の量によって決まる。
のトラックにデータを記録し、それによってフレームを
形成する。それぞれの書き込みヘッドの磁気ギャップは
トラックの方向に対して異なる方位角に向けられてお
り、隣合うトラックは方位角の異なる磁気遷移を有す
る。たとえば、DDS フォーマットでは二つのトラックの
方位角は約+20°と-20°である。データトラックはトラ
ックと同じ方位角を有する同じ書き込みヘッドあるいは
読み取りヘッドを用いてのみ読み取ることができる。方
位角を互い違いにすることによってデータの読み取りの
さいの隣合うトラックからのクロストークが低減され
る。DDS フォーマットを用いると、記録の完了後のトラ
ック幅は書き込みヘッドの幅と等しくない。従来、書き
込みヘッドの幅は約20.4μmである。当初、トラック幅
は対応する寸法であるが、次のトラックが書き込まれる
とき約13.6μmにまで小さくなる。それぞれのトラック
は前のトラック上に部分的に重ね書きされ、前のトラッ
クの幅が小さくなる。この重複の程度は縦方向に移動す
る磁気テープの速度に対するヘッドの速度の比率によっ
て決まる。トラック幅したがってトラックピッチは重複
の量によって決まる。
【0005】データトラックへのデータの記録の後、一
つあるいはそれ以上の読み取りヘッドを用いてデータが
読み出される。隣合うトラックの磁気遷移の方位角が異
なる場合、異なる方位角を有する読み取りヘッドが必要
である。書き込みヘッドは読み取りヘッドとして機能す
ることもできるが、書き込み後読み取り機能のための専
用ヘッドを有するヘリカル走査装置では通常この書き込
み後読み取りヘッドは読み取りヘッドとして機能するよ
うにも用いられる。
つあるいはそれ以上の読み取りヘッドを用いてデータが
読み出される。隣合うトラックの磁気遷移の方位角が異
なる場合、異なる方位角を有する読み取りヘッドが必要
である。書き込みヘッドは読み取りヘッドとして機能す
ることもできるが、書き込み後読み取り機能のための専
用ヘッドを有するヘリカル走査装置では通常この書き込
み後読み取りヘッドは読み取りヘッドとして機能するよ
うにも用いられる。
【0006】読み取りヘッドもまたこの小さくなったト
ラック幅より広く、したがってこの読み取りヘッドは目
標トラック上に正しくセンタリングされたとき二つの隣
合うトラックに部分的に重なる。この重複は読み取り動
作中に位置誤差信号を生成するのに用いられる。位置信
号はそれぞれのトラックの始めと終りに読み取りヘッド
の方位角の違いに影響されない空間周波数で記録され
る。これによって読み取りヘッドによる隣合うトラック
からの位置信号の読み取りが可能になる。位置誤差信号
は二つの隣合うトラックからの位置信号を読み取り、目
標トラックからの位置信号を無視することによって生成
される。これらの位置信号の読み取りの振幅差がトラッ
キングサーボ制御装置の位置誤差信号を生成する。この
サーボは読み取りヘッドを正しい位置に維持するために
テープの走行速度を調整する。
ラック幅より広く、したがってこの読み取りヘッドは目
標トラック上に正しくセンタリングされたとき二つの隣
合うトラックに部分的に重なる。この重複は読み取り動
作中に位置誤差信号を生成するのに用いられる。位置信
号はそれぞれのトラックの始めと終りに読み取りヘッド
の方位角の違いに影響されない空間周波数で記録され
る。これによって読み取りヘッドによる隣合うトラック
からの位置信号の読み取りが可能になる。位置誤差信号
は二つの隣合うトラックからの位置信号を読み取り、目
標トラックからの位置信号を無視することによって生成
される。これらの位置信号の読み取りの振幅差がトラッ
キングサーボ制御装置の位置誤差信号を生成する。この
サーボは読み取りヘッドを正しい位置に維持するために
テープの走行速度を調整する。
【0007】将来のテープ駆動装置の目的はテープカー
トリッジのデータ容量を大きくすることである。これを
達成する方法の一つはデータトラックの幅を小さくして
テープ上に書き込むトラックを多くすることである。し
かし、より幅の狭い高密度のトラックを読み取るために
従来のヘッド設計を用いることは困難である。隣合うト
ラックへのヘッドの重なりは隣合うトラックを越えて読
み取りとトラッキングの問題を引き起こす。たとえばト
ラック幅を6μm に小さくした場合、20.4μmのヘッドは
3トラック以上に重複する。これによって読み取りヘッ
ドは目標トラックと同じ方位角を有する第2のトラック
に伸長する。その結果発生するクロストークが所望のデ
ータを不明瞭にする。また読み取りヘッドの位置決めも
悪影響を受ける。これは位置誤差信号を生成する上述の
方法は目標トラックに隣接する二つのトラックへの読み
取りヘッドの不完全な重複に基づくものである。
トリッジのデータ容量を大きくすることである。これを
達成する方法の一つはデータトラックの幅を小さくして
テープ上に書き込むトラックを多くすることである。し
かし、より幅の狭い高密度のトラックを読み取るために
従来のヘッド設計を用いることは困難である。隣合うト
ラックへのヘッドの重なりは隣合うトラックを越えて読
み取りとトラッキングの問題を引き起こす。たとえばト
ラック幅を6μm に小さくした場合、20.4μmのヘッドは
3トラック以上に重複する。これによって読み取りヘッ
ドは目標トラックと同じ方位角を有する第2のトラック
に伸長する。その結果発生するクロストークが所望のデ
ータを不明瞭にする。また読み取りヘッドの位置決めも
悪影響を受ける。これは位置誤差信号を生成する上述の
方法は目標トラックに隣接する二つのトラックへの読み
取りヘッドの不完全な重複に基づくものである。
【0008】この発明の目的は磁気テープのある領域の
データ容量を増大させるヘリカル走査装置とその方法を
提供することである。さらに、この発明の目的は幅の狭
い高密度のトラックと従来のより密度の低いトラックの
両方でデータの記録と読み取りを行うことを可能にする
かかる装置を提供することである。
データ容量を増大させるヘリカル走査装置とその方法を
提供することである。さらに、この発明の目的は幅の狭
い高密度のトラックと従来のより密度の低いトラックの
両方でデータの記録と読み取りを行うことを可能にする
かかる装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、幅の狭い
高密度のデータトラックを記録するための従来の大きさ
の主ヘッドを用いるが、クロストークとトラッキング誤
差の影響を小さくする副ヘッドを採用したヘリカル走査
記録装置および方法によって達成された。回転するヘリ
カル走査ドラム上の磁気ヘッドの数を増やすことなく、
従来の密度のトラックと高密度トラックの間の読み取り
と書き込みの“互換性”が、読み取り動作中のヘッドの
選択によって達成される。主ヘッドは、従来の幅のトラ
ックあるいは幅の小さいトラックのいずれかの選択的書
き込み、および従来の幅のトラックの読み取りに用いら
れる書き込み/広読み取りヘッドである。副ヘッドは、
幅の小さいトラックの読み取りと、従来の幅のトラック
と幅の小さいトラックの両方の記録中にリード・アフタ
ー・ライトを行うのに用いられるRAW /狭読み取りヘッ
ドである。従来のヘリカル走査装置と異なり、これらの
ヘッドの幅は均一ではない。その代わりに、副ヘッドの
それぞれの幅は主ヘッドの幅より小さい。
高密度のデータトラックを記録するための従来の大きさ
の主ヘッドを用いるが、クロストークとトラッキング誤
差の影響を小さくする副ヘッドを採用したヘリカル走査
記録装置および方法によって達成された。回転するヘリ
カル走査ドラム上の磁気ヘッドの数を増やすことなく、
従来の密度のトラックと高密度トラックの間の読み取り
と書き込みの“互換性”が、読み取り動作中のヘッドの
選択によって達成される。主ヘッドは、従来の幅のトラ
ックあるいは幅の小さいトラックのいずれかの選択的書
き込み、および従来の幅のトラックの読み取りに用いら
れる書き込み/広読み取りヘッドである。副ヘッドは、
幅の小さいトラックの読み取りと、従来の幅のトラック
と幅の小さいトラックの両方の記録中にリード・アフタ
ー・ライトを行うのに用いられるRAW /狭読み取りヘッ
ドである。従来のヘリカル走査装置と異なり、これらの
ヘッドの幅は均一ではない。その代わりに、副ヘッドの
それぞれの幅は主ヘッドの幅より小さい。
【0010】このヘリカル走査記録装置は180 °離され
た一対の書き込み/広読み取りヘッドおよび同様に180
°離された一対のRAW /狭読み取りヘッドを有する回転
ドラムを有し、これらの主副ヘッドは互いに90°の角度
をなしている。記録動作において、書き込み/広読み取
りヘッドは磁気テープの縦方向の端部に対してあるトラ
ック角に配されたデータトラック中のある長さの磁気テ
ープに順次データを記録する。RAW /狭読み取りヘッド
はデータが正しく書き込まれたことを確認する書き込み
後読み取りヘッドの通常の態様で動作する。テープは縦
方向に動かされる。回転ドラムとテープの相対的な動き
が順次遅れるデータトラックの直前のデータトラックへ
の重複の程度を決定し、それによってトラック幅が小さ
くなる。従来、この重複は始めの幅の50%以下であっ
た。この発明は3分の2以上重複した読み取りと書き込
みを可能にして高密度データトラックおよび従来の幅の
データトラックを提供する。書き込み/広読み取りヘッ
ドを幅の小さい高密度のデータトラックの読み取りに用
いた場合、これらのヘッドは目標トラックに隣合うデー
タトラックばかりではなく目標トラックと同じ方位角を
有する少なくとも一つのデータトラックにも伸長する。
その結果所望のデータが不明瞭になる。しかし、書き込
み/広読み取りヘッドより幅の小さいRAW /狭読み取り
ヘッドを採用することによって、この発明は高密度のデ
ータトラックを読み取ることができる。
た一対の書き込み/広読み取りヘッドおよび同様に180
°離された一対のRAW /狭読み取りヘッドを有する回転
ドラムを有し、これらの主副ヘッドは互いに90°の角度
をなしている。記録動作において、書き込み/広読み取
りヘッドは磁気テープの縦方向の端部に対してあるトラ
ック角に配されたデータトラック中のある長さの磁気テ
ープに順次データを記録する。RAW /狭読み取りヘッド
はデータが正しく書き込まれたことを確認する書き込み
後読み取りヘッドの通常の態様で動作する。テープは縦
方向に動かされる。回転ドラムとテープの相対的な動き
が順次遅れるデータトラックの直前のデータトラックへ
の重複の程度を決定し、それによってトラック幅が小さ
くなる。従来、この重複は始めの幅の50%以下であっ
た。この発明は3分の2以上重複した読み取りと書き込
みを可能にして高密度データトラックおよび従来の幅の
データトラックを提供する。書き込み/広読み取りヘッ
ドを幅の小さい高密度のデータトラックの読み取りに用
いた場合、これらのヘッドは目標トラックに隣合うデー
タトラックばかりではなく目標トラックと同じ方位角を
有する少なくとも一つのデータトラックにも伸長する。
その結果所望のデータが不明瞭になる。しかし、書き込
み/広読み取りヘッドより幅の小さいRAW /狭読み取り
ヘッドを採用することによって、この発明は高密度のデ
ータトラックを読み取ることができる。
【0011】上述したように、RAW /狭読み取りヘッド
は記録動作の完了後の高密度トラックからのデータの読
み取りに用いられる。従来のより幅の広いトラックに記
録されたデータを有するテープとの互換性を達成するた
めに、この発明はトラック幅に応じた読み取り動作中の
RAW /狭読み取りヘッドと<書き込み/広読み取りヘッ
ドの選択を含む。したがって、この発明の利点の一つは
記憶容量の増大が達成されることである。他の利点はこ
のヘリカル走査記録装置が従来の装置および方法との間
に読み取りおよび書き込みにおける互換性を有する装置
であることである。
は記録動作の完了後の高密度トラックからのデータの読
み取りに用いられる。従来のより幅の広いトラックに記
録されたデータを有するテープとの互換性を達成するた
めに、この発明はトラック幅に応じた読み取り動作中の
RAW /狭読み取りヘッドと<書き込み/広読み取りヘッ
ドの選択を含む。したがって、この発明の利点の一つは
記憶容量の増大が達成されることである。他の利点はこ
のヘリカル走査記録装置が従来の装置および方法との間
に読み取りおよび書き込みにおける互換性を有する装置
であることである。
【0012】
【実施例】図1を見ると、ヘリカル走査記録再生装置10
は回転ドラム14と接触した磁気テープ12を含む。図では
約90°の巻き角になっている。すなわちこの磁気テープ
は回転ドラムの約90°と接触する。約90°の巻き角は通
常デジタルオーディオテープ(DAT )技術において代表
的なものである。この巻き角は通常ビデオ記録では大き
くなる。この発明は巻き角にかかわりなく、ビデオ、オ
ーディオ、コンピュータのどのアプリケーションにも適
用することができる。“データ”という用語はこれらの
三つのアプリケーションのためのデジタル記録およびア
ナログ記録を含むものと定義される。
は回転ドラム14と接触した磁気テープ12を含む。図では
約90°の巻き角になっている。すなわちこの磁気テープ
は回転ドラムの約90°と接触する。約90°の巻き角は通
常デジタルオーディオテープ(DAT )技術において代表
的なものである。この巻き角は通常ビデオ記録では大き
くなる。この発明は巻き角にかかわりなく、ビデオ、オ
ーディオ、コンピュータのどのアプリケーションにも適
用することができる。“データ”という用語はこれらの
三つのアプリケーションのためのデジタル記録およびア
ナログ記録を含むものと定義される。
【0013】ヘリカル走査記録においては、データトラ
ックはテープ上に斜めに書き込まれる。これは回転ドラ
ム14上に二つの書き込み/広読み取りヘッド(writ
e/wide−read head)16および18(以下
“主ヘッドと呼ぶ)を180 °離して取りつけ、このドラ
ムの軸を垂直位置に対して6°より少し大きい位置に配
することによって達成される。モーターによって駆動さ
れるシャフト20が矢印Bによって示すようにこのドラム
を回転させる。シャフト20の回転速度は2000rpm とする
ことができるが、回転速度はこの発明には重要ではな
い。
ックはテープ上に斜めに書き込まれる。これは回転ドラ
ム14上に二つの書き込み/広読み取りヘッド(writ
e/wide−read head)16および18(以下
“主ヘッドと呼ぶ)を180 °離して取りつけ、このドラ
ムの軸を垂直位置に対して6°より少し大きい位置に配
することによって達成される。モーターによって駆動さ
れるシャフト20が矢印Bによって示すようにこのドラム
を回転させる。シャフト20の回転速度は2000rpm とする
ことができるが、回転速度はこの発明には重要ではな
い。
【0014】回転ドラム14が高速で駆動されるのと同時
に、磁気テープ12は矢印Aによって示す方向に比較的ゆ
っくりと動かされる。従来のDAT 記録では、このドラム
は約3.14m/sec の外表面速度に対して2000rpm で回転さ
れ、テープは約8.15m/sec で同じ方向に動かされる。テ
ープはキャプスタン22とピンチローラー24のアッセンブ
リーによって駆動される。テープの速度はキャプスタン
の速度を調整することによって制御される。ピンチロー
ラー24はテープをキャプスタンに保持し、また自由に回
転する。一対のガイドローラー26および28と一対の傾斜
ポスト30および32がテープを回転ドラムの外周に案内す
る。テープカートリッジが挿入されると、それによって
ピンチローラー24、ガイドローラー26、28、および傾斜
ポスト30、32はそれぞれ磁気テープの一部をカートリッ
ジから引き抜くはたらきをする。張力ポスト34およびガ
イドローラー36は同様にカートリッジの挿入によって移
動する。張力ポスト34は図示しない供給ロールからのテ
ープの張力を制御するのに用いられる。また四つの固定
ポスト38、40、42および44が含まれ、これらは回転ロー
ラーに置き換えることができる。
に、磁気テープ12は矢印Aによって示す方向に比較的ゆ
っくりと動かされる。従来のDAT 記録では、このドラム
は約3.14m/sec の外表面速度に対して2000rpm で回転さ
れ、テープは約8.15m/sec で同じ方向に動かされる。テ
ープはキャプスタン22とピンチローラー24のアッセンブ
リーによって駆動される。テープの速度はキャプスタン
の速度を調整することによって制御される。ピンチロー
ラー24はテープをキャプスタンに保持し、また自由に回
転する。一対のガイドローラー26および28と一対の傾斜
ポスト30および32がテープを回転ドラムの外周に案内す
る。テープカートリッジが挿入されると、それによって
ピンチローラー24、ガイドローラー26、28、および傾斜
ポスト30、32はそれぞれ磁気テープの一部をカートリッ
ジから引き抜くはたらきをする。張力ポスト34およびガ
イドローラー36は同様にカートリッジの挿入によって移
動する。張力ポスト34は図示しない供給ロールからのテ
ープの張力を制御するのに用いられる。また四つの固定
ポスト38、40、42および44が含まれ、これらは回転ロー
ラーに置き換えることができる。
【0015】回転ドラム14の外周に沿って主ヘッド16、
18から間隔をおいてRAW /狭書き込みヘッド(RAW/
narrowーread head)46および48(以下
“副ヘッド”と呼ぶ)がある。以下により詳細に説明す
るように、それぞれの副ヘッドの幅は主ヘッドの幅より
小さい。ヘッドの“幅”はここでは目標データトラック
の長さにほぼ垂直な寸法と定義され、ヘッドの磁気ギャ
ップを越えて伸長するいかなるヘッド構造も無視され
る。磁気ギャップが所望の方位角を達成するために目標
データトラックに対してある角度を成している場合、ヘ
ッドの“幅”は磁気ギャップの縦方向の寸法以下であ
る。
18から間隔をおいてRAW /狭書き込みヘッド(RAW/
narrowーread head)46および48(以下
“副ヘッド”と呼ぶ)がある。以下により詳細に説明す
るように、それぞれの副ヘッドの幅は主ヘッドの幅より
小さい。ヘッドの“幅”はここでは目標データトラック
の長さにほぼ垂直な寸法と定義され、ヘッドの磁気ギャ
ップを越えて伸長するいかなるヘッド構造も無視され
る。磁気ギャップが所望の方位角を達成するために目標
データトラックに対してある角度を成している場合、ヘ
ッドの“幅”は磁気ギャップの縦方向の寸法以下であ
る。
【0016】図2を見ると、説明の目的のために、磁気
テープ12は巻かれていない状態で示されており、回転ド
ラム14の周囲は平面的に示されている。テープは矢印A
で示す方向に動かされ、ドラムは矢印Bで示す方向に回
転される。固定された寸法は主ヘッド16の中心線から副
ヘッド46の中心線までの軸方向の離隔距離である。ま
た、磁気テープ12の縦のエッジから回転ドラム14のエッ
ジ52へのヘリカル角(φ)も一定である。DAT には6°
より少し大きいヘリカル角と約37.3μmの軸方向の離隔
距離zが用いられる。磁気テープのエッジとデータトラ
ック54の間のトラック角(θ)は磁気テープの速度に対
するヘッド16、18、46および48の速度の比率によって決
まる。DAT 記録における従来のトラック角はヘリカル角
より少し大きく、約13.59μm のトラック幅(h)とな
る。データトラック54と56は方位角に関して交互になっ
ている。主ヘッド18は負の方位角トラック56を記録し、
主ヘッド16は正の方位角トラック54を記録する。方位角
を交互にすることによって読み取り動作中の隣合うトラ
ックからのクロストークが最小限になる。
テープ12は巻かれていない状態で示されており、回転ド
ラム14の周囲は平面的に示されている。テープは矢印A
で示す方向に動かされ、ドラムは矢印Bで示す方向に回
転される。固定された寸法は主ヘッド16の中心線から副
ヘッド46の中心線までの軸方向の離隔距離である。ま
た、磁気テープ12の縦のエッジから回転ドラム14のエッ
ジ52へのヘリカル角(φ)も一定である。DAT には6°
より少し大きいヘリカル角と約37.3μmの軸方向の離隔
距離zが用いられる。磁気テープのエッジとデータトラ
ック54の間のトラック角(θ)は磁気テープの速度に対
するヘッド16、18、46および48の速度の比率によって決
まる。DAT 記録における従来のトラック角はヘリカル角
より少し大きく、約13.59μm のトラック幅(h)とな
る。データトラック54と56は方位角に関して交互になっ
ている。主ヘッド18は負の方位角トラック56を記録し、
主ヘッド16は正の方位角トラック54を記録する。方位角
を交互にすることによって読み取り動作中の隣合うトラ
ックからのクロストークが最小限になる。
【0017】記録はテープ上に磁束反転を発生させるこ
とによって行われる。この発明にとって決定的に重要な
ことではないが、1はビットセルの始めの磁束反転によ
って表され、ゼロはそのビットセルにおける磁束反転の
不在によって表される。トラック54および56の約60%は
データ領域によって占められている。データ領域は誤差
修正コードを含む。データ領域の両端部の自動トラック
発見(ATF )領域はヘリカル走査駆動装置がヘッド16、
18、46および48を目標トラック上にセンタリングされた
状態に維持するのを助ける。ATF 領域は4トラックごと
に繰り返す信号パターンを含む。ヘッドはトラックより
幅が広く、読み取り中に読み取りヘッドをトラック上に
センタリングするために隣合うトラックからの異なるAT
F 信号を取り出す。図示しないサーボシステムが隣合う
トラックからの位置データの振幅を比較してヘッドを目
標トラックに正確に位置合わせする。ATF 領域の背後に
は索引情報を含むサブコード領域がある。
とによって行われる。この発明にとって決定的に重要な
ことではないが、1はビットセルの始めの磁束反転によ
って表され、ゼロはそのビットセルにおける磁束反転の
不在によって表される。トラック54および56の約60%は
データ領域によって占められている。データ領域は誤差
修正コードを含む。データ領域の両端部の自動トラック
発見(ATF )領域はヘリカル走査駆動装置がヘッド16、
18、46および48を目標トラック上にセンタリングされた
状態に維持するのを助ける。ATF 領域は4トラックごと
に繰り返す信号パターンを含む。ヘッドはトラックより
幅が広く、読み取り中に読み取りヘッドをトラック上に
センタリングするために隣合うトラックからの異なるAT
F 信号を取り出す。図示しないサーボシステムが隣合う
トラックからの位置データの振幅を比較してヘッドを目
標トラックに正確に位置合わせする。ATF 領域の背後に
は索引情報を含むサブコード領域がある。
【0018】記録動作中、一つの主ヘッド18は負の方位
角トラック56を記録し、他の主ヘッド16は正の方位角ト
ラック54を記録する。副ヘッド46および48は書き込み後
読み取りの態様(read−after−write)
で用いられ、トラックが書き込まれた直後にそれを読み
取り、必要に応じて駆動装置にデータの書き直しをさせ
ることによってデータの完全性を向上させる。一つの副
ヘッド46は主ヘッド16によって書き込まれたデータトラ
ック54を読み取るための正の方位角を有し、他の副ヘッ
ド48は主ヘッド18によって書き込まれたデータトラック
56を読み取るための負の方位角を有する。
角トラック56を記録し、他の主ヘッド16は正の方位角ト
ラック54を記録する。副ヘッド46および48は書き込み後
読み取りの態様(read−after−write)
で用いられ、トラックが書き込まれた直後にそれを読み
取り、必要に応じて駆動装置にデータの書き直しをさせ
ることによってデータの完全性を向上させる。一つの副
ヘッド46は主ヘッド16によって書き込まれたデータトラ
ック54を読み取るための正の方位角を有し、他の副ヘッ
ド48は主ヘッド18によって書き込まれたデータトラック
56を読み取るための負の方位角を有する。
【0019】副ヘッド46および48が主ヘッド16および18
の幅に等しい幅を有する従来の技術と異なり、ここでは
副ヘッドはより幅が小さくなっており、従来のデータト
ラック54および56さらにはより幅の小さい高密度のデー
タトラックの信頼性の高い読み取りを可能にしている。
図3を見ると、磁気テープ12と回転ドラム14の速度比を
変えることによって、高密度のデータトラック58および
60が磁気テープに書き込まれる。ヘリカル角(φ)と軸
方向の離隔距離(z)は変わらないが、トラック角
(θ’)は多少変更される。テープ速度に対するヘッド
速度の比を大きくすると、より密度の高いデータトラッ
クが得られる。これは、重複の量が増すためである。こ
の比率の増大はテープ速度の変更、あるいはドラム14の
回転速度の変更あるいはその両方の変更によって行うこ
とができる。
の幅に等しい幅を有する従来の技術と異なり、ここでは
副ヘッドはより幅が小さくなっており、従来のデータト
ラック54および56さらにはより幅の小さい高密度のデー
タトラックの信頼性の高い読み取りを可能にしている。
図3を見ると、磁気テープ12と回転ドラム14の速度比を
変えることによって、高密度のデータトラック58および
60が磁気テープに書き込まれる。ヘリカル角(φ)と軸
方向の離隔距離(z)は変わらないが、トラック角
(θ’)は多少変更される。テープ速度に対するヘッド
速度の比を大きくすると、より密度の高いデータトラッ
クが得られる。これは、重複の量が増すためである。こ
の比率の増大はテープ速度の変更、あるいはドラム14の
回転速度の変更あるいはその両方の変更によって行うこ
とができる。
【0020】データトラックの幅が連続するデータトラ
ック58と60の重ね書きの量を大きくすることによって小
さくなると、この装置の動作の信頼性に影響が出る。た
とえば、トラック幅が6μm に縮小されると、幅20.6μm
の従来のヘッドは現在の約1.5 トラックに対して約3ト
ラック以上にわたって重複する。これによって、データ
は隣のトラックの先のトラックから読み取られることに
なる。トラックは一つおきに同じ方位角を有するため、
クロストークによって所望のデータが不明瞭になる。さ
らに、サーボデータが悪影響を受けるおそれもある。こ
れは、現在のサーボ方式は目標トラックに隣接するトラ
ックへの不完全な重複に基づくものであるためである。
ック58と60の重ね書きの量を大きくすることによって小
さくなると、この装置の動作の信頼性に影響が出る。た
とえば、トラック幅が6μm に縮小されると、幅20.6μm
の従来のヘッドは現在の約1.5 トラックに対して約3ト
ラック以上にわたって重複する。これによって、データ
は隣のトラックの先のトラックから読み取られることに
なる。トラックは一つおきに同じ方位角を有するため、
クロストークによって所望のデータが不明瞭になる。さ
らに、サーボデータが悪影響を受けるおそれもある。こ
れは、現在のサーボ方式は目標トラックに隣接するトラ
ックへの不完全な重複に基づくものであるためである。
【0021】副ヘッド46および48を小さくすることによ
って、この発明は図2の従来のトラック密度と図3の高
密度トラックの両方に対応することができる。副ヘッド
の幅(y)は重ね書きが発生した後データトラック58お
よび60の幅の3倍以下でなければならない。これによっ
て正しくセンタリングされた副ヘッドが目標データトラ
ックに隣合うデータトラックを越えて伸長することが防
止される。この実施例では副ヘッドの幅は高密度データ
トラックの幅の約1.5 倍である。
って、この発明は図2の従来のトラック密度と図3の高
密度トラックの両方に対応することができる。副ヘッド
の幅(y)は重ね書きが発生した後データトラック58お
よび60の幅の3倍以下でなければならない。これによっ
て正しくセンタリングされた副ヘッドが目標データトラ
ックに隣合うデータトラックを越えて伸長することが防
止される。この実施例では副ヘッドの幅は高密度データ
トラックの幅の約1.5 倍である。
【0022】動作時に図1の回転ドラム14はモーターに
よって駆動されるシャフト20によって反時計方向Bに回
転される。同時に磁気テープ12は矢印Aの方向に動かさ
れる。ドラムが2000rpm で回転し、テープが8.15mm/sec
で変位するとき、図2の従来の幅のデータトラックが得
られる。主ヘッド16および18はそれぞれ他の主ヘッドに
よって書き込まれたデータトラック54および56上に記録
されたデータを重ね書きし、その後副ヘッド46および48
がこのデータが実際に適正に記録されたことを確認す
る。
よって駆動されるシャフト20によって反時計方向Bに回
転される。同時に磁気テープ12は矢印Aの方向に動かさ
れる。ドラムが2000rpm で回転し、テープが8.15mm/sec
で変位するとき、図2の従来の幅のデータトラックが得
られる。主ヘッド16および18はそれぞれ他の主ヘッドに
よって書き込まれたデータトラック54および56上に記録
されたデータを重ね書きし、その後副ヘッド46および48
がこのデータが実際に適正に記録されたことを確認す
る。
【0023】上述したように、テープ速度に対するヘッ
ド速度の比を大きくすると、データトラックの重ね書き
の量が大きくなる。その結果、図2のトラック幅(h)
はテープの走行速度を落とすかあるいはドラムの回転速
度をあげることによって図3に示すトラック幅(h’)
に縮小することができる。従来のトラック幅の記録にお
いては、副ヘッド46および48は約450 °遅延される。す
なわち、特定の目標トラックについて記録処理の始めか
ら目標トラックの書き込み後読み取りの始めまでの回転
遅延はドラムの1回転に90°を加えたものとなる。トラ
ック密度の増大によって主ヘッド16および18と副ヘッド
46および48の間のトラック数は必ず多くなり、その結果
書き込み後読み取りの開始前の回転遅延が増大する。こ
のトラック数は書き込み後読み取り中の正しいトラック
方位角を維持するために2すなわちドラム1回転の増分
で増大しなければならない。直径30mmの回転ドラム14の
軸方向の離隔距離(z)は約37.3μmである。この軸方
向の離隔距離とヘリカル角(φ)は回転ドラムの形状に
よって一定である。ヘッド対テープ速度比をトラック角
が従来の6.383194° から6.374917° の角度に変化する
ように調整することによって、トラック幅は6.78μmと
なる。すると副ヘッドは副ヘッドがデータの書き込み後
読み取りを行う前に主ヘッドによるデータの書き込みに
対して約810°の回転分遅延される。
ド速度の比を大きくすると、データトラックの重ね書き
の量が大きくなる。その結果、図2のトラック幅(h)
はテープの走行速度を落とすかあるいはドラムの回転速
度をあげることによって図3に示すトラック幅(h’)
に縮小することができる。従来のトラック幅の記録にお
いては、副ヘッド46および48は約450 °遅延される。す
なわち、特定の目標トラックについて記録処理の始めか
ら目標トラックの書き込み後読み取りの始めまでの回転
遅延はドラムの1回転に90°を加えたものとなる。トラ
ック密度の増大によって主ヘッド16および18と副ヘッド
46および48の間のトラック数は必ず多くなり、その結果
書き込み後読み取りの開始前の回転遅延が増大する。こ
のトラック数は書き込み後読み取り中の正しいトラック
方位角を維持するために2すなわちドラム1回転の増分
で増大しなければならない。直径30mmの回転ドラム14の
軸方向の離隔距離(z)は約37.3μmである。この軸方
向の離隔距離とヘリカル角(φ)は回転ドラムの形状に
よって一定である。ヘッド対テープ速度比をトラック角
が従来の6.383194° から6.374917° の角度に変化する
ように調整することによって、トラック幅は6.78μmと
なる。すると副ヘッドは副ヘッドがデータの書き込み後
読み取りを行う前に主ヘッドによるデータの書き込みに
対して約810°の回転分遅延される。
【0024】さらに例を挙げると、ヘッド16および18の
速度と磁気テープ12の速度の比を調整することによって
6.372177° のトラック角を得るとトラック幅は4.53μm
になる。書き込み後読み取りの遅延は1170° となる。
かかる遅延は書き込み後読み取り回路に十分なデータバ
ッファ容量を設けることを必要とする。
速度と磁気テープ12の速度の比を調整することによって
6.372177° のトラック角を得るとトラック幅は4.53μm
になる。書き込み後読み取りの遅延は1170° となる。
かかる遅延は書き込み後読み取り回路に十分なデータバ
ッファ容量を設けることを必要とする。
【0025】従来のトラック幅での記録においては、副
ヘッド46および48は書き込み後読み取り中に上述の450
°の回転遅延ではなく、270°遅延することができる。
より高いトラック密度を得るには、主ヘッド16および18
と副ヘッドの間のトラック数を2の増分で増やさなけれ
ばならず、回転遅延は270 °プラスn×360°となる(n
=0、1、2、3)。従来のトラック幅記録に対して45
0°および270°以外の書き込み後読み取り遅延も可能で
ある。
ヘッド46および48は書き込み後読み取り中に上述の450
°の回転遅延ではなく、270°遅延することができる。
より高いトラック密度を得るには、主ヘッド16および18
と副ヘッドの間のトラック数を2の増分で増やさなけれ
ばならず、回転遅延は270 °プラスn×360°となる(n
=0、1、2、3)。従来のトラック幅記録に対して45
0°および270°以外の書き込み後読み取り遅延も可能で
ある。
【0026】副ヘッド46および48は図2および図3に示
すトラック密度のいずれかのための書き込み後読み取り
能力を提供する。読み取り動作と異なり、書き込み後読
み取りは副ヘッドを目標トラック上に位置決めするトラ
ッキングサーボの助けを借りることなく行うことができ
る。上述したように、トラック密度の増大には書き込み
後読み取り遅延のn×360°の増大が必要である。トラッ
ク密度のかかる増大のそれぞれについて、書き込み後読
み取り中の副ヘッドのデータトラック上のセンタリング
を確実にするある固有の速度比が存在する。この固有の
速度比はドラムの直径、ヘリカル角、巻き角および主ヘ
ッド16および18に対する副ヘッドの軸方向および周方向
の位置決めといった構造上の要因の相違にしたがって変
動する。しかし、より低いトラック密度においては、位
置決めにはある程度の許容度を設けることができる。こ
れはデータトラックは副ヘッドより広くてもよいためで
ある。データトラックの方が幅が広い場合、副ヘッドは
中心を外して位置決めすることができ、それでもデータ
トラックの境界内にとどまる。
すトラック密度のいずれかのための書き込み後読み取り
能力を提供する。読み取り動作と異なり、書き込み後読
み取りは副ヘッドを目標トラック上に位置決めするトラ
ッキングサーボの助けを借りることなく行うことができ
る。上述したように、トラック密度の増大には書き込み
後読み取り遅延のn×360°の増大が必要である。トラッ
ク密度のかかる増大のそれぞれについて、書き込み後読
み取り中の副ヘッドのデータトラック上のセンタリング
を確実にするある固有の速度比が存在する。この固有の
速度比はドラムの直径、ヘリカル角、巻き角および主ヘ
ッド16および18に対する副ヘッドの軸方向および周方向
の位置決めといった構造上の要因の相違にしたがって変
動する。しかし、より低いトラック密度においては、位
置決めにはある程度の許容度を設けることができる。こ
れはデータトラックは副ヘッドより広くてもよいためで
ある。データトラックの方が幅が広い場合、副ヘッドは
中心を外して位置決めすることができ、それでもデータ
トラックの境界内にとどまる。
【0027】読み取り動作においては、主ヘッド16およ
び18は高密度データトラック58および60の3倍以上の幅
となりうるため、主ヘッドをデータの読み取りに用いた
場合読み取り誤差と位置決め誤差の両方が発生する。し
たがって、副ヘッド46および48は高密度トラックからの
データの読み取りに用いられる。一方、副ヘッドは従来
の幅のデータトラック54および56からのデータの読み取
りのさいに正確な位置誤差信号を提供するには幅が十分
ではないことがある。したがって、主ヘッド16および18
は図2の従来の幅のデータトラックを読み取るように起
動される。
び18は高密度データトラック58および60の3倍以上の幅
となりうるため、主ヘッドをデータの読み取りに用いた
場合読み取り誤差と位置決め誤差の両方が発生する。し
たがって、副ヘッド46および48は高密度トラックからの
データの読み取りに用いられる。一方、副ヘッドは従来
の幅のデータトラック54および56からのデータの読み取
りのさいに正確な位置誤差信号を提供するには幅が十分
ではないことがある。したがって、主ヘッド16および18
は図2の従来の幅のデータトラックを読み取るように起
動される。
【0028】図4は関係する構成要素のブロック図であ
る。従来のDDS システムにない唯一の構成要素はトラッ
ク密度選択76であり、これについては次に説明する。書
き込み/読み取りチップ62はデータインライン64とデー
タアウトライン66を有する。これらのライン64および66
から、データがA/書き込み/広読み取りおよびB/書
き込み/広読み取りで示す二つの主ヘッドとA/RAW /
狭読み取りおよびB/RAW /狭読み取りで示す二つの復
ヘッドとの間でやりとりされる。データインライン64へ
のデータの供給源はここでは重要ではない。この発明は
ビデオ、オーディオおよびコンピュータのアプリケーシ
ョンに用いることができる。データアウトライン66は書
き込み後読み取り回路とデータ処理回路の両方に接続さ
れている。
る。従来のDDS システムにない唯一の構成要素はトラッ
ク密度選択76であり、これについては次に説明する。書
き込み/読み取りチップ62はデータインライン64とデー
タアウトライン66を有する。これらのライン64および66
から、データがA/書き込み/広読み取りおよびB/書
き込み/広読み取りで示す二つの主ヘッドとA/RAW /
狭読み取りおよびB/RAW /狭読み取りで示す二つの復
ヘッドとの間でやりとりされる。データインライン64へ
のデータの供給源はここでは重要ではない。この発明は
ビデオ、オーディオおよびコンピュータのアプリケーシ
ョンに用いることができる。データアウトライン66は書
き込み後読み取り回路とデータ処理回路の両方に接続さ
れている。
【0029】モード選択68はヘッドが記録動作あるいは
読み取り動作を実行しているかどうかを判定する。ヘッ
ド切り換え回路70はAヘッドとBヘッドを交互に起動す
るのに用いられる。DDS フォーマットでは回転ドラムの
周囲の磁気テープの巻き角は90° に過ぎず、任意の時
間において四つのヘッドのうちの一つだけがデータの記
録あるいは読み取りを行う位置にある。記録動作中、モ
ード選択68およびヘッド切り換え回路70は協動して4ス
テップの連続シーケンスを開始する。このシーケンスで
は第1および第3のステップは適当に位置決めされた書
き込み/広読み取りヘッドによるデータの記録であり、
第2および第4のステップは適当に位置決めされたRAW
/狭読み取りヘッドによるデータの書き込み後読み取り
である。
読み取り動作を実行しているかどうかを判定する。ヘッ
ド切り換え回路70はAヘッドとBヘッドを交互に起動す
るのに用いられる。DDS フォーマットでは回転ドラムの
周囲の磁気テープの巻き角は90° に過ぎず、任意の時
間において四つのヘッドのうちの一つだけがデータの記
録あるいは読み取りを行う位置にある。記録動作中、モ
ード選択68およびヘッド切り換え回路70は協動して4ス
テップの連続シーケンスを開始する。このシーケンスで
は第1および第3のステップは適当に位置決めされた書
き込み/広読み取りヘッドによるデータの記録であり、
第2および第4のステップは適当に位置決めされたRAW
/狭読み取りヘッドによるデータの書き込み後読み取り
である。
【0030】トラッキングサーボ回路72は読み取り動作
中にヘッドを目標データトラック上にセンタリングされ
た位置に維持するのに用いられる。上述した方法で生成
された位置誤差信号はライン73を介してトラッキングサ
ーボ回路によって受けられる。トラッキングサーボ回路
はキャプスタンモーター74に電気的に接続されており、
キャプスタンの速度をヘッドに対するテープとトラック
の位置を修正するように調整することを可能にする。
中にヘッドを目標データトラック上にセンタリングされ
た位置に維持するのに用いられる。上述した方法で生成
された位置誤差信号はライン73を介してトラッキングサ
ーボ回路によって受けられる。トラッキングサーボ回路
はキャプスタンモーター74に電気的に接続されており、
キャプスタンの速度をヘッドに対するテープとトラック
の位置を修正するように調整することを可能にする。
【0031】トラック密度選択76は磁気テープの速度に
対するヘッド速度の比の選択に用いられる。キャプスタ
ンモーター74とドラムモーター78の速度の一つあるいは
その両方が選択されたトラック幅に必要な比を得るよう
に調整される。トラック密度選択はテープ機構制御装置
80に電気的に接続されており、この制御装置はトラッキ
ングサーボ72とキャプスタンとドラムを制御するための
ドラムモーターおよびサーボ78に接続されている。
対するヘッド速度の比の選択に用いられる。キャプスタ
ンモーター74とドラムモーター78の速度の一つあるいは
その両方が選択されたトラック幅に必要な比を得るよう
に調整される。トラック密度選択はテープ機構制御装置
80に電気的に接続されており、この制御装置はトラッキ
ングサーボ72とキャプスタンとドラムを制御するための
ドラムモーターおよびサーボ78に接続されている。
【0032】上述したように、副ヘッド46および48は図
3の高密度データトラック58および60からのデータの読
み取りに用いられ、主ヘッド16および18は図2の従来の
幅のデータトラック54および56からデータを読み取る。
選択は主導スイッチによって行うことができる。したが
って、トラック密度選択76は単なるトグルスイッチとす
ることができる。他の方法としては、データトラックの
サブコード領域内のトラック幅に関する情報を提供し、
この情報をトラック密度選択に送って読み取りに用いる
べきヘッドをテープ機構制御装置を介して自動的に選択
しうるようにする方法がある。第3の方法はデータ密度
に応じて磁気テープを収容するテープカートリッジの構
造を変えることである。すなわち、データカートリッジ
に書き込み禁止穴を設けてテープの再記録を防止するの
と同様にして、特定のテープによってどのトラック密度
が採用されたかをテープ駆動装置によって認識するため
の穴をカートリッジに設けることができる。
3の高密度データトラック58および60からのデータの読
み取りに用いられ、主ヘッド16および18は図2の従来の
幅のデータトラック54および56からデータを読み取る。
選択は主導スイッチによって行うことができる。したが
って、トラック密度選択76は単なるトグルスイッチとす
ることができる。他の方法としては、データトラックの
サブコード領域内のトラック幅に関する情報を提供し、
この情報をトラック密度選択に送って読み取りに用いる
べきヘッドをテープ機構制御装置を介して自動的に選択
しうるようにする方法がある。第3の方法はデータ密度
に応じて磁気テープを収容するテープカートリッジの構
造を変えることである。すなわち、データカートリッジ
に書き込み禁止穴を設けてテープの再記録を防止するの
と同様にして、特定のテープによってどのトラック密度
が採用されたかをテープ駆動装置によって認識するため
の穴をカートリッジに設けることができる。
【0033】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、磁気テープ
に対し高密度でデータの書き込みおよび読み取りを可能
とし、テープ容量を増大させることができる。
に対し高密度でデータの書き込みおよび読み取りを可能
とし、テープ容量を増大させることができる。
【図1】本発明の一実施例による磁気テ─プへの記録動
作の説明図である。
作の説明図である。
【図2】本発明による従来と同様の記録密度での磁気テ
─プへの記録走査を示す説明図である。
─プへの記録走査を示す説明図である。
【図3】本発明による高密度の記録での磁気テ─プへの
記録走査を示す説明図である。
記録走査を示す説明図である。
【図4】本発明の動作を制御するためのブロックダイア
グラムである。
グラムである。
10:ヘリカル走査記録再生装置 12:磁気テ─プ 14:回転ドラム 16、18:書き込み/幅広読み取りヘッド 46、48:書き込み/幅狭読み取りヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】一対の書き込み/幅広読み取りヘッドと、
該書き込み/幅広読み取りヘッドよりも幅狭の書き込み
/幅狭読み取りヘッドとを周面に備える回転ドラムと、 上記回転ドラムを回転させる手段と、 磁気記録テープと、 上記磁気記録テープに対し斜めにデータを記録、読み取
りする方向で、上記回転ドラムに沿って上記磁気記録テ
ープを直線移動させる手段と、 低トラック密度のデータトラックの記録を形成するため
の上記磁気記録テープの速度と上記回転ドラムの速度と
の第一の速度比と、高トラック密度のデータトラックの
記録を形成するための上記磁気記録テープの速度と上記
回転ドラムの速度との第二の速度比の一方を選択する手
段と、 上記低トラック密度のデータトラックを読み込むとき
は、上記書き込み/幅広読み取りヘッドを選択し、上記
公トラック密度のデータトラックを読み込むときは、上
記上記書き込み/幅狭読み取りヘッドを選択する手段
と、 からなることを特徴とする高密度ヘリカル走査記録装
置。 - 【請求項2】上記各上記書き込み/幅狭読み取りヘッド
は、上記各書き込み/幅広読み取りヘッドによって記録
されたデータの読み取り後書き込み確認をするよう上記
各書き込み/幅広読み取りヘッドに関係して上記回転ド
ラム上に配置されたことを特徴とする請求項1記載の高
密度ヘリカル走査記録装置。
Applications Claiming Priority (2)
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