JPH0524222U - バリ取り装置 - Google Patents
バリ取り装置Info
- Publication number
- JPH0524222U JPH0524222U JP7983791U JP7983791U JPH0524222U JP H0524222 U JPH0524222 U JP H0524222U JP 7983791 U JP7983791 U JP 7983791U JP 7983791 U JP7983791 U JP 7983791U JP H0524222 U JPH0524222 U JP H0524222U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- blade
- workpiece
- shaft
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 産業用ロボット1の手首部11の先端に回転
し得るようにアーム5の一方端に設けたアーム軸3を支
持し、アーム5の中央部に刃物6の回転工具7を固定
し、アーム5の他方端に刃物6の両側近傍で刃物6の回
転軸71と平行なローラ軸92の回りに回転し、被加工
物の表面を案内するガイドローラ9を支持したものであ
る。 【効果】 ガイドローラを刃物の回転軸の回りに回転す
るようにしてあるので、刃物は常に被加工物の表面に沿
って移動し、被加工物と一定の距離を維持して一定の押
圧力で被加工物を加工して、削り残しのない、安定した
仕上がりの加工ができる。
し得るようにアーム5の一方端に設けたアーム軸3を支
持し、アーム5の中央部に刃物6の回転工具7を固定
し、アーム5の他方端に刃物6の両側近傍で刃物6の回
転軸71と平行なローラ軸92の回りに回転し、被加工
物の表面を案内するガイドローラ9を支持したものであ
る。 【効果】 ガイドローラを刃物の回転軸の回りに回転す
るようにしてあるので、刃物は常に被加工物の表面に沿
って移動し、被加工物と一定の距離を維持して一定の押
圧力で被加工物を加工して、削り残しのない、安定した
仕上がりの加工ができる。
Description
【0001】
本考案は、例えば産業用ロボットの手首部先端に装着し、樹脂成形品等の被加 工物に付着している比較的柔らかなバリを取るバリ取り装置に関する。
【0002】
従来、産業用ロボットの手首先端に回転し得る円筒状の刃物を装着し、刃物の 回転軸に平行に伸びるアームを設け、アームの先端に被加工物のエッジを案内す るガイドを刃物の回転軸に対して直交する軸の回りに回転するように設け、被加 工物が事変形していても被加工物の形状に倣って一定圧力で刃物を被加工物に押 し当ててバリ取りするものが開示されている(例えば、特開昭62−25970 9号、実開昭64−16209号公報)。
【0003】
ところが、上記構成では、刃物の進行方向に平行な直線状の被加工物の場合に は、被加工物の形状に倣ってガイドあるいはアームが傾動して刃物と被加工物と の間の距離が一定にすることができるが、被加工物が刃物の進行方向に対して傾 いていると、ガイドが被加工物に倣うことができず、ガイドと被加工物との間に ギャップが生じ、バリの削り残しが生じるという欠点があった。 本考案は、被加工物が刃物の進行方向に対して平行でないエッジを持っていて も削り残しのない、安定した仕上がりの加工ができるバリ取り装置を提供するこ とを目的とするものである。
【0004】
本考案は、産業用ロボットの手首部の先端に回転し得る刃物の回転工具を装着 し、かつ前記刃物の回転軸に平行に伸びるアームを設け、前記アームの先端に被 加工物の表面を案内するガイドを設けたバリ取り装置において、前記アームの一 方端に設けたアーム軸を前記刃物の回転軸と同軸で回転し得るように前記手首部 に支持し、前記アームの他方端に前記刃物の両側近傍で前記刃物の回転軸と平行 なローラ軸の回りに回転するガイドローラを支持したものであり、とくに、前記 アーム軸にブレーキを作動させる電磁ブレーキを設けたものである。
【0005】
アーム軸を刃物の回転軸と同軸で回転し得るようにして、アームの端部に設け たガイドローラを刃物の回転軸の回りに回転するようにしてあるので、被加工物 のエッジまたは側面が刃物の進行方向に対して傾いている場合、ガイドローラは 押圧力により刃物の回転軸と同軸の回転軸の回りに回転して、常に被加工物の表 面に倣って移動し、刃物は被加工物と一定の距離を維持して一定の押圧力で被加 工物を加工することができる。
【0006】
本考案を図に示す実施例について説明する。 図1は本考案の実施例を示す側断面図で、ロッボットアーム1の先端に取りつ けた手首部11にエアシリンダ12を介してL字形のブラケット2を固定し、軸 受21を介してアーム軸3を支持し、ブラケット2に設けた電磁ブレーキ4によ りアーム軸3にブレーキをかけるようにしてある。アーム軸3にはアーム軸3の 軸方向に平行に伸びるアーム5の一方端を固定してある。アーム5の中央部には 刃物6を回転させる回転工具7をアーム軸3と同軸になるように固定してある。 アーム5の他方端には、回転工具7の回転軸71に対して直交する支持軸8を軸 受51を介して支持し、支持軸8には図2に示すようにガイドホルダ91を固定 し、刃物6の両側近傍に回転軸71と平行なローラ軸92の回りに回転し、外周 に誘い溝93を有するガイドローラ9を支持している。 被加工物WのエッジEに付着したバリを取る場合、図2(a)に示すように、 ロボットアーム1を移動し、エアシリンダ12によりブラケット2、アーム5を 介して、二つのガイドローラ9を被加工物Wに所定の押圧で押し当てる。そして 、二つのガイドローラ9の回転方向を被加工物WのエッジEの伸びる方向に合わ せ、電磁ブレーキ4によりアーム軸3を固定して、エッジEに沿って刃物6を移 動させる。 ところで、図2(b)に示すように、被加工物WのエッジEが矢印Aで示す刃 物6の進行方向に対して傾いている場合は、電磁ブレーキ4を開放し、アーム軸 3を自由に回転できる状態にすると、二つのガイドローラ9がエッジEの傾きに 倣うように、押圧力によりガイドホルダ91、支持軸8、およびアーム5を介し てアーム軸3を回転させる。 したがって、被加工物WのエッジEが刃物6の進行方向に対して傾いている場 合でも、二つのガイドローラ9は刃物6の回転軸71と同軸のアーム軸3の回り に回転して、常にエッジに倣って移動するので、刃物6は被加工物Wと一定の距 離を維持して一定の押圧力で被加工物を加工することができる。 なお、図2(c)に示すように、刃物6が被加工物Wの角部Kに近づいて、一 方のガイドローラ9が被加工物Wから外れるような場合は、一方のガイドローラ 9が被加工物Wから外れて刃物6が被加工物Wの角部Kを削らないように、一方 のガイドローラ9が被加工物Wの角部Kに近づいた時、電磁ブレーキ4によりア ーム軸3を固定し、ガイドローラ9がアーム軸3の回りに回転しないようにして 、他方のガイドローラにより刃物6と被加工物Wとの間の間隔を維持する。 また、ガイドローラは被加工物のエッジを案内するものに限るものではなく、 被加工物の側面など、バリが出ている表面をガイドするものであれば良い。
【0007】
以上述べたように、本考案によれば、ガイドローラを刃物の回転軸の回りに回 転するようにしてあるので、刃物は常に被加工物の表面に倣って移動し、被加工 物と一定の距離を維持して一定の押圧力で被加工物を加工して、削り残しのない 、安定した仕上がりの加工ができるバリ取り装置を提供できる効果がある。
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】本考案の動作中の要部平断面図である。
1 ロボットアーム 11 手首部 2 ブラケット 21、51 軸受 3 アーム軸 4 電磁ブレーキ 5 アーム 6 刃物 7 回転工具 8 支持軸 9 ガイドローラ 91 ガイドホルダ 92 ローラ軸 93 誘い溝
Claims (2)
- 【請求項1】 産業用ロボットの手首部の先端に回転し
得る刃物の回転工具を装着し、かつ前記刃物の回転軸に
平行に伸びるアームを設け、前記アームの先端に被加工
物の表面を案内するガイドを設けたバリ取り装置におい
て、前記アームの一方端に設けたアーム軸を前記刃物の
回転軸と同軸で回転し得るように前記手首部に支持し、
前記アームの他方端に前記刃物の両側近傍で前記刃物の
回転軸と平行なローラ軸の回りに回転するガイドローラ
を支持したことを特徴とするバリ取り装置。 - 【請求項2】 前記アーム軸にブレーキを作動させる電
磁ブレーキを前記手首部に設けた請求項1記載のバリ取
り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991079837U JP2541193Y2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | バリ取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991079837U JP2541193Y2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | バリ取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524222U true JPH0524222U (ja) | 1993-03-30 |
JP2541193Y2 JP2541193Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=13701328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991079837U Expired - Lifetime JP2541193Y2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | バリ取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2541193Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101022461B1 (ko) * | 2003-10-27 | 2011-03-15 | 한국항공우주산업 주식회사 | 판금용 가이드 지그의 가공장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5156687U (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-04 | ||
JPS62259709A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-12 | Nitto Seiko Co Ltd | 自動バリ取り装置 |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP1991079837U patent/JP2541193Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5156687U (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-04 | ||
JPS62259709A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-12 | Nitto Seiko Co Ltd | 自動バリ取り装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101022461B1 (ko) * | 2003-10-27 | 2011-03-15 | 한국항공우주산업 주식회사 | 판금용 가이드 지그의 가공장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2541193Y2 (ja) | 1997-07-09 |
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