JPH0524163Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524163Y2 JPH0524163Y2 JP12832487U JP12832487U JPH0524163Y2 JP H0524163 Y2 JPH0524163 Y2 JP H0524163Y2 JP 12832487 U JP12832487 U JP 12832487U JP 12832487 U JP12832487 U JP 12832487U JP H0524163 Y2 JPH0524163 Y2 JP H0524163Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- objective lens
- detected
- mirror
- reference mirror
- half mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 6
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002310 reflectometry Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、干渉対物レンズ装置の改良に関する
ものである。
ものである。
[考案の概要]
本考案は、対物レンズと被検出体との間にプリ
ズムを配置してなる従来の干渉対物レンズ装置に
おいて、前記プリズムに代えてハーフミラーを配
置することにより、装置の小型化を図つたもので
ある。
ズムを配置してなる従来の干渉対物レンズ装置に
おいて、前記プリズムに代えてハーフミラーを配
置することにより、装置の小型化を図つたもので
ある。
[従来の技術]
第3図は従来の干渉対物レンズ装置の構成を示
したものである。同図において、1は対物レン
ズ、2は対物レンズと被検出体の間に配置された
プリズム、3は被検出体(ワーク)、4は光軸に
対し45°の傾斜角度で配置されたハーフミラー、
6はシヤツターである。
したものである。同図において、1は対物レン
ズ、2は対物レンズと被検出体の間に配置された
プリズム、3は被検出体(ワーク)、4は光軸に
対し45°の傾斜角度で配置されたハーフミラー、
6はシヤツターである。
[考案が解決しようとする問題点]
上記の干渉対物レンズ装置においては、対物レ
ンズ1と被検出体3の間に厚いプリズム2が配置
されているので、装置の小型化を図ることが難し
い。また、厚いプリズム2を使用しているので、
球面収差等の光学的な収差が劣化するという欠点
もある。
ンズ1と被検出体3の間に厚いプリズム2が配置
されているので、装置の小型化を図ることが難し
い。また、厚いプリズム2を使用しているので、
球面収差等の光学的な収差が劣化するという欠点
もある。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、被検出体と対物レンズの間に配置し
たハーフミラーと、そのハーフミラーに対して上
記被検出体と対称位置に配置した参照ミラーと、
参照ミラーの上記ハーフミラー側に参照ミラーを
覆うように挿脱自在に臨ませたシヤツターとから
構成することにより、上記問題点の解決を図つた
ものである。
たハーフミラーと、そのハーフミラーに対して上
記被検出体と対称位置に配置した参照ミラーと、
参照ミラーの上記ハーフミラー側に参照ミラーを
覆うように挿脱自在に臨ませたシヤツターとから
構成することにより、上記問題点の解決を図つた
ものである。
[作用]
上記構成の干渉対物レンズ装置においては、対
物レンズの上方からの照明光は、対物レンズで収
束され、被検出体上に集中して照明され、その被
検出体からの反射光束が対物レンズを通り、接眼
レンズの焦点に実像を結ぶことにより、被検出体
が拡大結像される。さらに、ハーフミラーにより
参照ミラーも被検出体と同様に拡大結像されるこ
とにより、被検出体からの光束と参照ミラーから
の光束が干渉して接眼レンズの焦点には干渉縞が
発生し、この干渉縞によつて、被検出体の平面度
及び取付姿勢すなわち取付時の傾き等を測定する
ことができる。
物レンズの上方からの照明光は、対物レンズで収
束され、被検出体上に集中して照明され、その被
検出体からの反射光束が対物レンズを通り、接眼
レンズの焦点に実像を結ぶことにより、被検出体
が拡大結像される。さらに、ハーフミラーにより
参照ミラーも被検出体と同様に拡大結像されるこ
とにより、被検出体からの光束と参照ミラーから
の光束が干渉して接眼レンズの焦点には干渉縞が
発生し、この干渉縞によつて、被検出体の平面度
及び取付姿勢すなわち取付時の傾き等を測定する
ことができる。
なお、シヤツターによつて、参照光、すなわ
ち、参照ミラーからの光束を遮蔽することによ
り、干渉縞が消え、被検出体のみが拡大結像され
る。
ち、参照ミラーからの光束を遮蔽することによ
り、干渉縞が消え、被検出体のみが拡大結像され
る。
[実施例]
第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示し
たもので、10は対物レンズ、11は被検出体、
12は対物レンズと被検出体との間に配置された
ハーフミラー、13は前記ハーフミラー12に対
して前記被検出体と対称位置に配置した参照ミラ
ー、14は回転又は移動自在にしたシヤツター、
15は透明な平面ガラスによる照明ミラー支持
体、Lは光束である。参照ミラー13は、ほぼ70
%の反射率を有する反射ミラーが用いられている
が、異なる反射率を有する参照ミラーを用いるこ
ともできる。
たもので、10は対物レンズ、11は被検出体、
12は対物レンズと被検出体との間に配置された
ハーフミラー、13は前記ハーフミラー12に対
して前記被検出体と対称位置に配置した参照ミラ
ー、14は回転又は移動自在にしたシヤツター、
15は透明な平面ガラスによる照明ミラー支持
体、Lは光束である。参照ミラー13は、ほぼ70
%の反射率を有する反射ミラーが用いられている
が、異なる反射率を有する参照ミラーを用いるこ
ともできる。
上記構成の干渉対物レンズ装置において、対物
レンズ10の上方から照射される照明光は対物レ
ンズ10によつて収束され、その照明光の一部は
ハーフミラー12を通過し、被検出体11上に集
中して照明され、前記被検出体11の反射光束は
ハーフミラー12から対物レンズ10を通り、接
眼レンズ(図示していない)の焦点に実像を結
ぶ。一方、前記対物レンズ10を通過した照明光
の一部はハーフミラー12によつて反射して参照
ミラー13に達し、参照ミラー13による反射光
束は再び前記ハーフミラー12で反射して対物レ
ンズ10を通り、接眼レンズの焦点に結像する。
このため、前記被検出体11からの光束と参照ミ
ラー13からの光束が干渉して、接眼レンズの焦
点に、干渉縞を発生させる。この干渉縞によつ
て、被検出体11の平面度や取付姿勢すなわち取
付時の傾き等を検出することができるが、干渉縞
を発生させるためには、ハーフミラー14に対し
て、被検出体11と参照ミラー13をミクロンオ
ーダの位置合わせにより、対称の位置に配置する
ことが必要となる。
レンズ10の上方から照射される照明光は対物レ
ンズ10によつて収束され、その照明光の一部は
ハーフミラー12を通過し、被検出体11上に集
中して照明され、前記被検出体11の反射光束は
ハーフミラー12から対物レンズ10を通り、接
眼レンズ(図示していない)の焦点に実像を結
ぶ。一方、前記対物レンズ10を通過した照明光
の一部はハーフミラー12によつて反射して参照
ミラー13に達し、参照ミラー13による反射光
束は再び前記ハーフミラー12で反射して対物レ
ンズ10を通り、接眼レンズの焦点に結像する。
このため、前記被検出体11からの光束と参照ミ
ラー13からの光束が干渉して、接眼レンズの焦
点に、干渉縞を発生させる。この干渉縞によつ
て、被検出体11の平面度や取付姿勢すなわち取
付時の傾き等を検出することができるが、干渉縞
を発生させるためには、ハーフミラー14に対し
て、被検出体11と参照ミラー13をミクロンオ
ーダの位置合わせにより、対称の位置に配置する
ことが必要となる。
上記構成の対物レンズは、被検出体の平面度等
の検出用途以外に、通常のレンズと同じように被
検出体の観察用として用いることもできる。その
場合、被検出体の11を顕微鏡のように、かなり
の倍率に拡大することとなるため、干渉縞を発生
させた状態のままで被検出体の11の観察を行う
ことは困難である。そこで、この干渉縞を消すた
めには、前記参照ミラー13の前記ハーフミラー
12側をシヤツター14により覆えばよい。その
ため前記シヤツター14は前記参照ミラー13の
の前記ハーフミラー12側に、回転又は移動が自
在に行えるように配置されている。
の検出用途以外に、通常のレンズと同じように被
検出体の観察用として用いることもできる。その
場合、被検出体の11を顕微鏡のように、かなり
の倍率に拡大することとなるため、干渉縞を発生
させた状態のままで被検出体の11の観察を行う
ことは困難である。そこで、この干渉縞を消すた
めには、前記参照ミラー13の前記ハーフミラー
12側をシヤツター14により覆えばよい。その
ため前記シヤツター14は前記参照ミラー13の
の前記ハーフミラー12側に、回転又は移動が自
在に行えるように配置されている。
[考案の効果]
以上に述べたように、本考案によれば、被検出
体と対物レンズの間に配置したハーフミラーと、
そのハーフミラーに対して上記被検出体と対称位
置に配置した参照ミラーと、参照ミラーの上記ハ
ーフミラー側に参照ミラーを覆うように挿脱自在
に臨ませたシヤツターとからなる構成に特徴を有
するので、プリズムを使用している従来の干渉対
物レンズ装置に比べて、大幅な小型化を図ること
ができる上、球面収差等の光学的な収差の劣化を
防止でき、かつ、被検出体の平面度等の検出用途
以外に、通常のレンズと同じように被検出体の観
察用として用いることのできる干渉対物レンズ装
置が得られる。
体と対物レンズの間に配置したハーフミラーと、
そのハーフミラーに対して上記被検出体と対称位
置に配置した参照ミラーと、参照ミラーの上記ハ
ーフミラー側に参照ミラーを覆うように挿脱自在
に臨ませたシヤツターとからなる構成に特徴を有
するので、プリズムを使用している従来の干渉対
物レンズ装置に比べて、大幅な小型化を図ること
ができる上、球面収差等の光学的な収差の劣化を
防止でき、かつ、被検出体の平面度等の検出用途
以外に、通常のレンズと同じように被検出体の観
察用として用いることのできる干渉対物レンズ装
置が得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す干渉対物レン
ズ装置の構成図、第2図はシヤツター部分の平面
図、第3図は従来の干渉対物レンズ装置の構成図
を示す。 10……対物レンズ、11……被検出体、12
……ハーフミラー、13……参照ミラー、14…
…シヤツター、15……参照ミラーの支持体、L
……光束。
ズ装置の構成図、第2図はシヤツター部分の平面
図、第3図は従来の干渉対物レンズ装置の構成図
を示す。 10……対物レンズ、11……被検出体、12
……ハーフミラー、13……参照ミラー、14…
…シヤツター、15……参照ミラーの支持体、L
……光束。
Claims (1)
- 被検出体と対物レンズの間に配置したハーフミ
ラーと、そのハーフミラーに対して上記被検出体
と対称位置に配置した参照ミラーと、参照ミラー
の上記ハーフミラー側に参照ミラーを覆うように
挿脱自在に臨ませたシヤツターとからなる干渉対
物レンズ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12832487U JPH0524163Y2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12832487U JPH0524163Y2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6433009U JPS6433009U (ja) | 1989-03-01 |
JPH0524163Y2 true JPH0524163Y2 (ja) | 1993-06-21 |
Family
ID=31381557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12832487U Expired - Lifetime JPH0524163Y2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524163Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5574226B2 (ja) * | 2010-03-23 | 2014-08-20 | 株式会社ニコン | 干渉対物レンズ及びこれを有する顕微鏡装置 |
-
1987
- 1987-08-24 JP JP12832487U patent/JPH0524163Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6433009U (ja) | 1989-03-01 |
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