JPH0524119U - ピアスパンチ位置決めピン - Google Patents

ピアスパンチ位置決めピン

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Publication number
JPH0524119U
JPH0524119U JP8032491U JP8032491U JPH0524119U JP H0524119 U JPH0524119 U JP H0524119U JP 8032491 U JP8032491 U JP 8032491U JP 8032491 U JP8032491 U JP 8032491U JP H0524119 U JPH0524119 U JP H0524119U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piercing
piercing punch
punch
positioning pin
die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8032491U
Other languages
English (en)
Inventor
林 外山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP8032491U priority Critical patent/JPH0524119U/ja
Publication of JPH0524119U publication Critical patent/JPH0524119U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピアスパンチ及びピアスダイの中心線が正確
に合致しないとき、ピアスダイに対するピアスパンチの
正確な位置決めが容易に行えるようにする。 【構成】 上型本体22の位置決め孔29にピアスパン
チ位置決めピン33の上部30をはめ込み、ピアスパン
チ21の上方に配置されたスペーサ27の挿入孔28に
ピアスパンチ位置決めピン33の下部31をはめ込み、
上部30と下部31とが適切な方向に適量偏心してい
る。25はピアスダイである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、薄い板金等の孔明けに使用されるピアスパンチの位置決めピンに関 する。
【0002】
【従来の技術】
薄い板金に孔明けを施すため、図4に例示するように、ピアスパンチ1の頂部 に設けられた軸方向の挿入孔2に位置決めピン3の一端をはめ込み、位置決めピ ン3の他端を上型本体4の位置決め孔5にはめ込んでピアスパンチ1の位置決め を行い、取付けボルト6によって上型本体4に取り付けられるパンチリテーナ7 によりピアスパンチ1がその位置に固定され、下型本体8に固定されたピアスダ イ9上に板金10を載置して、上型本体4を下型本体8に対して降下させ、ピア スパンチ1が板金10から丸孔を打ち抜いてピアスダイ9の嵌入孔11に嵌まり 込むようになっている。
【0003】 この場合、板金10の厚みが0.8mmであると、図5に示すようにピアスパ ンチ1の外周面とピアスダイ嵌入孔11の内周面との隙間12は円周全体に約0 .05mmの均等距離であることが望ましく、この間隔がいずれかの半径方向に 約0.02mm以上偏ると、板金10の孔明け部分にはいわゆる、ばり、だれ、 まくれ等の好ましくない現象が生じることになる。 従って、ピアスパンチ1及びピアスダイ9の加工及び位置決めを高精度の機械 により行って、ピアスパンチ1とピアスダイ9との中心線を正確に合致させるよ うにしているが、実際には正確な心合わせが常にできるとは限らず、従来上記心 合わせがうまくいかないときは、その都度作業者が勘を頼りに装置を手直しして 、正確な心合わせができるように修正していた。 このため、ピアスパンチ1及びピアスダイ9の据え付けにはかなりの時間を必 要とし、多くの作業工数を必要としていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、型本体にそれぞれ固定されたピアスパンチ及びピアスダイの中心線が 正確に合致していないとき、ピアスダイに対するピアスパンチの正確な位置決め が容易に行えるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案にかかるピアスパンチ位置決めピンは、ピア スパンチの頂部またはそれに接して配置されたスペーサに設けられた軸方向の挿 入孔に一端がはめ込まれ、型本体側の位置決め孔に他端がはめ込まれて、上記一 端と上記他端とが横方向に偏心するように構成されている。
【0006】
【作用】
従って、型本体にそれぞれ固定されたピアスパンチ及びピアスダイの中心線が 正確に合致していないときには、ピアスパンチ位置決めピンとして上記偏心量に 相応するだけその一端と他端とが横方向に偏心したものに置き換えることにより 、ピアスパンチ及びピアスダイの正確な心合わせが容易にできることになる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に示す本考案の実施例について具体的に説明する。 図1において、前記図4の場合と同様にして直線状のピアスパンチ位置決めピ ン3を使用し、パンチリテーナ20によりピアスパンチ21を上型本体22に固 定し、上型本体22を緩やかに下降させてピアスパンチ21の先端23を下型本 体24に固定されたピアスダイ25の嵌入孔26に近づけ、ピアスパンチ21と ピアスダイ嵌入孔26との心合わせ状況を点検したとき、両者の間で半径方向の 偏心Eが約0.05mmあったとする。 なお、本実施例においては、ピアスパンチ21の上端部と上型本体22との間 にスペーサ27を配置し、スペーサ27に設けられた軸方向の挿入孔28にピア スパンチ位置決めピン3の下部がはめ込まれ、ピアスパンチ位置決めピン3の上 部が上型本体22の位置決め孔29にはめ込まれていて、ピアスパンチ21の上 端部には挿入孔が設けられていない。
【0008】 このとき、図2及び図3に示すように、上型本体22の位置決め孔29にはめ 込まれる上部30と、スペーサ27の挿入孔28にはめ込まれる下部31とが、 下端面の偏心マーク32に示される横方向に0.05mm偏心しているピアスパ ンチ位置決めピン33を用意しておき、これを図1のようにそれまで使用してい たピアスパンチ位置決めピン3と置き換え、かつ、偏心方向を合致させるように して組み立てれば、ピアスパンチ21とピアスダイ嵌入孔26との前記偏心Eが 吸収され、両者の心合わせが自動的に正確に行われることになるので、ピアスパ ンチ21の段取り作業がきわめて容易となり、作業者の勘に頼る作業を大幅に軽 減することができる。 ピアスパンチ位置決めピン33の下部31に設けられたねじ孔34は、上部3 0が上型本体22の位置決め孔29にはめ込まれたピアスパンチ位置決めピン3 3を位置決め孔29から抜き取るときに、図示しないボルトをねじ込んでピアス パンチ位置決めピン33を引き出しやすくするためのものである。
【0009】 また、ピアスパンチ位置決めピンとして、上型本体22の位置決め孔29には め込まれる上部30と、スペーサ27の挿入孔28にはめ込まれる下部31との 偏心量が、例えば0.02mm、0.04mm、0.06mm等何種類かのもの を予め準備しておき、ピアスパンチ21とピアスダイ嵌入孔26とのそれぞれの 心合わせ状況に応じて適切な偏心量のピアスパンチ位置決めピンを適切な方向に 偏心させて用いるようにするのが好ましく、さらに、偏心したピアスパンチ位置 決めピンの側面にそれぞれの偏心量を刻印して目視できるようにしておけば、使 用上大層便利である。 なお、ピアスパンチ位置決めピン33の下部31をはめ込む挿入孔は、図1の ようにスペーサ27に設けても、図4のようにピアスパンチ1の頂部に直接設け ても、上記作用効果にはとくに変わるところがない。
【0010】
【考案の効果】 本考案にかかるピアスパンチ位置決めピンは、型本体にそれぞれ固定されたピ アスパンチ及びピアスダイの中心線が正確に合致していないときに使用すれば、 直ちにピアスパンチ及びピアスダイの正確な心合わせが簡単にできるので、ピア スパンチの段取り作業がきわめて容易となり、作業者の勘に頼る作業を大幅に軽 減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における縦断面図。
【図2】上記実施例の要部拡大側面図。
【図3】図2の要部の下面図。
【図4】孔明け装置の要部縦断面図。
【図5】図4のA−A線拡大横断面図。
【符号の説明】 20 パンチリテーナ 21 ピアスパンチ 22 上型本体 24 下型本体 25 ピアスダイ 26 ピアスダイ嵌入孔 27 スペーサ 28 挿入孔 29 位置決め孔 30 上部 31 下部 33 ピアスパンチ位置決めピン E 偏心

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピアスパンチの頂部またはそれに接して
    配置されたスペーサに設けられた軸方向の挿入孔に一端
    がはめ込まれ、型本体側の位置決め孔に他端がはめ込ま
    れて、上記一端と上記他端とが横方向に偏心するように
    構成されたピアスパンチ位置決めピン。
JP8032491U 1991-09-06 1991-09-06 ピアスパンチ位置決めピン Pending JPH0524119U (ja)

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JP8032491U JPH0524119U (ja) 1991-09-06 1991-09-06 ピアスパンチ位置決めピン

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JP8032491U JPH0524119U (ja) 1991-09-06 1991-09-06 ピアスパンチ位置決めピン

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JPH0524119U true JPH0524119U (ja) 1993-03-30

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ID=13715083

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JP8032491U Pending JPH0524119U (ja) 1991-09-06 1991-09-06 ピアスパンチ位置決めピン

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101021580B1 (ko) * 2008-12-31 2011-03-16 주식회사 제다 펀칭금형의 펀칭위치 미세조절용 편심조절핀의 구조
KR101052190B1 (ko) * 2008-12-31 2011-07-27 주식회사 루보 펀칭금형의 펀칭위치 미세조정장치 및 그 조정방법
KR101405378B1 (ko) * 2008-08-29 2014-06-10 현대자동차 주식회사 홀 가공용 프레스

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6362225B2 (ja) * 1984-07-31 1988-12-01

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971104