JPH05240442A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH05240442A
JPH05240442A JP3966592A JP3966592A JPH05240442A JP H05240442 A JPH05240442 A JP H05240442A JP 3966592 A JP3966592 A JP 3966592A JP 3966592 A JP3966592 A JP 3966592A JP H05240442 A JPH05240442 A JP H05240442A
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JP
Japan
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light receiving
heating chamber
heating
photo sensor
cooking
Prior art date
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Pending
Application number
JP3966592A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Yadono
均 宿野
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光センサの汚れ付着等による誤検出を防止す
る。 【構成】 光センサ11からの受光信号を制御回路12
の比較器13により基準電圧と比較して物体の有無を検
出する。これにより、光センサ11が配設された位置の
高さを検出したり或は調理用の付属品等の有無を検出で
きる。そして、光センサ11の光軸Aを物体が遮光しな
い状態で、受光素子11bの受光レベルが基準電圧以下
である場合には、表示器15およびブザー16に検出信
号を出力して検出不能状態であることを表示したり或は
ブザー音により報知する。使用者は、光センサ11が汚
れの付着等により検出不能状態であることが認識できる
ので、誤検出を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被調理物の高さや付属
品の有無を検出する光センサを備えた加熱調理器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、所謂オーブングリルレンジ等の加
熱調理器においては、加熱室内に光センサを配設し、こ
の光センサの光軸を物体が遮光することをもって、加熱
室内に載置された食品の高さを検出したり、或は中棚等
の加熱調理用の付属品の有無を検出可能にしたものがあ
る。このような検出データは、マイクロコンピュータ等
の制御回路において各種の調理条件を設定するために利
用される。
【0003】このような光センサとしては、例えば、加
熱室内の対向する壁面部に投光素子および受光素子を対
向状態に設けて構成するもので、受光素子による受光レ
ベルが予め設定された判定レベルよりも低いときに、食
品や付属品等によりその光軸が遮光されたと判断するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加熱室
内で加熱調理を繰り返すうちに、加熱される食品から発
生されるガス等により光センサに汚れが付着すると、投
光素子の投光量が低下したり、或は受光素子への入射光
量が低下することがある。すると、受光素子の受光レベ
ルが低下することにより、光軸が遮光されていないにも
拘らず受光レベルが判定レベルよりも低くなってしま
い、誤検出により物体が存在すると判断してしまう虞が
ある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、光センサに汚れが付着すること等によ
る誤検出を極力低減することができる加熱調理器を提供
するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱室内の被
調理物を加熱するための加熱手段と、前記加熱室内に設
けられた光センサと、この光センサからの信号の受光レ
ベルに基づいて前記加熱室内に載置される被調理物或は
加熱調理用の付属品の有無を検出する制御手段とを具備
した加熱調理器を対象とするものであり、前記光センサ
の非検出状態での受光レベルが所定の基準レベルよりも
小さいときに検出信号を出力する検出手段と、この検出
手段から検出信号が与えられると報知動作を行なう報知
手段とを設けて構成したところに特徴を有する。
【0007】
【作用】本発明の加熱調理器によれば、検出手段は、光
センサの非検出状態での受光レベルが所定の基準レベル
よりも小さいときに検出信号を出力し、報知手段はこれ
に応じて報知動作を行なうので、光センサに汚れ等が付
着して正常な検出ができない状態にあることを使用者は
迅速に認識でき、誤検出による加熱調理の失敗等を極力
防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を電子レンジに適用した場合の
一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0009】図3において、電子レンジ本体は、外箱
(図示せず)の内部に内箱1を配設して構成されてお
り、内箱1の内部を加熱室2としている。この加熱室2
の前面は開口され図示しない扉によって開閉されるよう
になっている。加熱室2の外底部にはターンテーブルモ
ータ3が配設されており、その回転軸3aは加熱室2内
に突出している。そして、この回転軸3aの突出端部に
はターンテーブル4が着脱可能に取り付けられている。
【0010】加熱室2の右側に位置する機械室には加熱
手段たるマグネトロン5が配設され、このマグネトロン
5から発生されるマイクロ波は導波管6を介して加熱室
2内に導かれるようになっている。冷却ファン7は、マ
グネトロン5を冷却すると共に加熱室2内に外気を導入
する。加熱室2の機械室と反対側には排気ダクト8が配
設され、冷却ファン7により加熱室2内に導入された外
気はこの排気ダクト8を介して排出されるようになって
いる。
【0011】また、加熱室2の上面には加熱手段たる電
気ヒータ9が配設されると共に、加熱室2内の温度を検
知するためのサーミスタ10が配設されている。そし
て、このサーミスタ10により検知された温度情報に基
づいて電気ヒータ9の通電制御が行なわれる。
【0012】さて、加熱室2の対向する側壁2a,2b
には、それぞれ発光素子11a,受光素子11bが配設
されており、これらにより透過形の光センサ11が構成
されている。この光センサ11は、発光素子11aと受
光素子11bとにより形成される光軸Aを物体が遮る
と、受光素子11bに発光素子11aからの光が入射し
なくなることをもって物体を検出するものである。
【0013】従って、被調理物或は加熱調理用の付属品
等の物体により光軸Aが遮光されると、その光軸Aの高
さに物体があることが光センサ11により検出できるも
ので、調理条件を設定するために必要な情報を得るため
に、所定の高さに配設しておくことにより加熱室2内に
載置された物の高さを検出するセンサとしての機能をも
つものである。
【0014】次に、電気的構成の概略を示す図1におい
て、制御手段たる制御回路12は、マイクロコンピュー
タ等から構成されるもので、予め記憶されたプログラム
に基づいて加熱調理の制御を行なうようになっている。
この制御回路12は、検出手段たる比較器13を有し、
その基準入力端子には基準レベルを設定する基準電圧が
入力されるようになっている。
【0015】センサ回路14は、光センサ11を含む投
光回路14aおよび受光回路14bから構成されるもの
で、投光回路14aの入力端子Pは制御回路12に接続
され、受光回路14bの出力端子Qは制御回路12の比
較器13の比較入力端子に接続されている。報知手段た
る表示器15は、調理状態や条件等を表示すると共に報
知動作を表示により行なうもので、その入力端子は制御
回路12の出力端子に接続されている。同様に、報知手
段たるブザー16の入力端子は制御回路12の出力端子
に接続されている。
【0016】キー入力部17は、本体右側の前面に配設
されるもので、各種の調理条件設定等の設定入力を行な
うもので、その出力端子は制御回路12に接続され、各
種信号を制御回路12に与えるようになっている。ま
た、リレー回路18は、制御回路12に接続され、各種
駆動信号に応じて対応するリレーを駆動するようになっ
ている。
【0017】さて、センサ回路14は、図2に示すよう
に構成される。即ち、投光回路14aにおいては、電源
端子19から発光ダイオード(LED)等の発光素子1
1a,抵抗20,npn形のトランジスタ21を介して
アースされており、トランジスタ21のベースには入力
端子Pを介して制御回路12からオンオフの投光信号が
与えられる。受光回路14bにおいては、電源端子19
からフォトトランジスタ等の受光素子11b,抵抗22
を介してアースされており、受光素子11bおよび抵抗
22の共通接続点が出力端子Qとして制御回路12に接
続されている。
【0018】次に、本実施例の作用について図4ないし
図6を参照して説明する。
【0019】制御回路12は、予め記憶されたプログラ
ムに従って各種の調理条件設定や、各種センサからの信
号を受け付けてそのデータに基づいて調理制御を行な
う。そして、光センサ11により加熱室2内の物体つま
り被調理物としての食品や加熱調理用の付属品等の有無
を検出する場合には次のようにして行なう。
【0020】即ち、制御回路12はトランジスタ21の
ベースに投光信号を与え(図5(a)参照)発光素子1
1aに通電し、加熱室2内に投光する。このとき、加熱
室2内の光軸Aが物体によって遮られていない状態であ
れば、受光素子11bに光が入射することにより電流が
流れ、抵抗22に電圧が発生する。これにより、出力端
子Qには図5(b)に示すような検出電圧Vdが現わ
れ、制御回路12は、比較器13において入力される検
出電圧Vdが基準電圧よりも高いことにより光軸Aを遮
る物体はないことを判断できる。
【0021】また、光軸Aが物体により遮られている状
態であれば、受光素子11bには光が入射しないことに
より図5(b)の右側に示すように検出電圧Vdは現わ
れない。これにより、制御回路12は、比較器13にお
いて入力される検出電圧Vdが基準電圧よりも低いこと
により光軸Aを遮る物体があることを判断できる。
【0022】この場合、受光素子11bが受光したとき
の検出電圧Vdは、発光素子11aおよび受光素子11
bが共に汚れていない状態のときに発生する電圧であ
り、加熱調理を繰り返すことにより加熱室2内に汚れが
付着してくると、発光素子11aの投光面部,受光素子
11bの受光面部も汚れてくる。すると、例えば、図6
(b),(c)に示すように、検出電圧Vdが低下して
くる。そこで、加熱室2内になにもない状態で、キー入
力部17により検査モードを実行すると、制御回路12
は図4に示す光センサ検査プログラムをスタートする。
【0023】即ち、制御回路12は、ステップS1で受
光素子11bの検出電圧Vdを受け付けてこれを比較器
13において基準電圧Vsと比較する。制御回路12
は、検出電圧Vdが基準電圧Vsよりも大きいときには
(図6(a),(b)参照)「YES」と判断してプロ
グラムを終了する。
【0024】また、ステップS1で「NO」と判断され
ると(図6(c)参照)、制御回路12は、検出信号を
出力し、ブザー16を鳴動させて報知する(ステップS
2)と共に、表示器15に検出不能状態を表示させる
(ステップS3)。
【0025】このような本実施例によれば、加熱室2内
に食品或は付属品等がなにもない状態で検査モードを実
行すると、光センサ11に汚れ等が付着して正常に高さ
を検出できない場合には、ブザー16および表示器15
により報知されるので、使用者は迅速にその状態を知る
ことができる。
【0026】尚、上記実施例においては、検査モードに
おける基準レベルを通常の検出動作時の基準レベルと同
じ値としたが、異なる値としても良い。
【0027】また、上記実施例においては、検査モード
をキー入力により実行するようにしたが、制御回路12
により加熱室2内に物体がない状態と判断されるときに
プログラムにより適宜自動的に実行させるようにしても
良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加熱調理
器によれば、検出手段により、光センサの非検出状態で
の受光レベルが所定の基準レベルよりも小さいときに検
出信号を出力して報知手段により報知するようにしたの
で、光センサに汚れが付着する等して遮光されていない
状態における受光レベルが低下している場合にはこれを
報知することができるので、汚れ等による誤検出を極力
防止できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成の概略図
【図2】光センサ回路の電気的構成図
【図3】全体構成の概略的な縦断正面図
【図4】光センサ検査プログラムのフローチャート
【図5】光センサの投光信号および受光信号の説明図
【図6】光センサに汚れが付着した場合の受光信号の説
明図
【符号の説明】
1は内箱、2は加熱室、5はマグネトロン(加熱手
段)、9は電気ヒータ(加熱手段)、10はサーミス
タ、11は光センサ、11aは発光素子、11bは受光
素子、12は制御回路(制御手段)、13は比較器、1
4はセンサ回路、15は表示器(報知手段)、16はブ
ザー(報知手段)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室内の被調理物を加熱するための加
    熱手段と、前記加熱室内に設けられた光センサと、この
    光センサからの信号の受光レベルに基づいて前記加熱室
    内に載置される被調理物或は加熱調理用の付属品の有無
    を検出する制御手段とを具備した加熱調理器において、
    前記光センサの非検出状態での受光レベルが所定の基準
    レベルよりも小さいときに検出信号を出力する検出手段
    と、この検出手段から検出信号が出力されたときに報知
    動作を行なう報知手段とを具備したことを特徴とする加
    熱調理器。
JP3966592A 1992-02-26 1992-02-26 加熱調理器 Pending JPH05240442A (ja)

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JP3966592A JPH05240442A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 加熱調理器

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JP3966592A JPH05240442A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 加熱調理器

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JP (1) JPH05240442A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5486685A (en) * 1994-11-23 1996-01-23 Dodds; W. Jean Oven with food presence indicator
US7294813B2 (en) 2004-11-18 2007-11-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Microwave oven having an illuminated guide line

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5486685A (en) * 1994-11-23 1996-01-23 Dodds; W. Jean Oven with food presence indicator
WO1996016527A1 (en) * 1994-11-23 1996-05-30 Dodds W Jean Oven with food presence indicator
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