JP2816001B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP2816001B2
JP2816001B2 JP22695790A JP22695790A JP2816001B2 JP 2816001 B2 JP2816001 B2 JP 2816001B2 JP 22695790 A JP22695790 A JP 22695790A JP 22695790 A JP22695790 A JP 22695790A JP 2816001 B2 JP2816001 B2 JP 2816001B2
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shutter
infrared sensor
sensor
infrared
heating
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浩之 上橋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は自動調理機能を有する電子レンジに関する。
(ロ)従来の技術 自動調理機能を有する電子レンジに設けられた赤外線
センサは、酒の燗、牛乳のあたため等比較的低い温度の
食品の仕上り状態の検知に利用できる。しかし、使用方
法を誤まると、沸騰等により食品からの飛散物により赤
外線センサの表面が汚れ、正常な動作を行なわれなくな
る。
そこで、従来、赤外線センサの前方にシャッターを設
けて、赤外線センサが極力汚れないように構成している
が、誤使用によりシャッターが開放した状態で沸騰等に
よる食品の飛散物の発生、すなわち、突沸が発生する場
合があり、赤外線センサの汚れ防止に十分対応すること
ができていなかった。
斯る問題点を解消する電子レンジが特開昭61−59121
号公報(国際特許分類F24C 7/08)に提案されている。
この電子レンジは、マイクロ波の断続により食品を断
続加熱する赤外線センサ付電子レンジであって、マイク
ロ波の断続と同期して、食品からの赤外線を検知する。
すなわち、マイクロ波を発生して、食品加熱中は、シャ
ッターを閉じ、マイクロ波を発生していないとき、食品
を加熱していなしときにシャッターを開き、食品からの
赤外線を検知するものである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述した電子レンジにおいては、沸騰等による食品の
飛散から赤外線センサの汚れを防止することはできる
が、調理スピードを要求される電子レンジとしては、断
続的に加熱を行なうため調理時間が長くなるという欠点
があった。
本発明は上述した従来の欠点に鑑み、スピーディに調
理が行なえると共に、赤外線センサの汚れによる誤動作
も防止することができる信頼性の高い電子レンジを提供
することをその課題とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、食品をマイクロ波により加熱する加熱室
と、前記加熱室の一側面に設けられた赤外線が透過する
開口部と、前記開口部に近接して配設された汚れ防止用
シャッターと、前記シャッターの背後に設けられた赤外
線センサと、加熱室内で発生する水蒸気の量を検出する
湿度センサとを備え、前記湿度センサの出力変化と赤外
線センサによる検知温度に基いて、前記シャッターの開
閉を制御することを特徴とする。
(ホ)作用 この発明によれば、使用方法を誤まった時にも、突沸
が発生する前に、赤外線センサと湿度センサの出力変化
に基いて、シャッターを閉じ、赤外線センサの汚染を防
止する。
(ヘ)実施例 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図に従い
説明する。
第1図はこの発明に係る電子レンジの要部断面図、第
2図は第1図のA−A′線断面図である。
赤外線センサ1は、信号処理部2と同一プリント基板
15上に配置され、シールドボックス13に収容されてい
る。このシールドボックス13と汚れ防止用シャッター4
を駆動するためのモータ3及びこのシャッター4の位置
検出用スイッチ16が設置台6に配置され、赤外線検知ユ
ニット20が構成されている。
赤外線センサ1には、加熱室11の上部開口部17及びシ
ールドパイプ5を介して、加熱室11内に載置された被加
熱物12、この実施例においては酒から発する赤外線が与
えられ、この赤外線から被加熱物12の温度を検知し、こ
の検知出力が制御部18に与えられる。
シャッター4はシールドパイプ5の開口部に近接し、
シールドパイプ5と前記設置台6の間に配設される。そ
して、シャッター4の背後に位置する赤外線センサ1の
視野を開閉すべく、モータ3により駆動され、位置検出
スイッチ16によりシャッター4の状態が制御部18に与え
られる。
冷却ファン9より送風される冷却風の一部はマグネト
ロン14を冷却し、加熱室11内に送られる。又冷却風の一
部は赤外線検知ユニット20を冷却する。
マグネトロン14の駆動による加熱室11内にマイクロ波
が導かれ、被加熱物12が加熱される。
この加熱により発生する水蒸気(ガス)は天板21の排
気口19よりダクト8内に流れ込む。このダクト8内には
湿度センサ7が配設されており、この湿度センサ7を経
て水蒸気が庫外へ排気される。
この水蒸気が湿度センサ7により検知され、その検知
出力が制御部18へ与えられる。
上述した構成において、例えば、酒の燗をメニューキ
ーで誤って90℃に設定し、そのまま加熱がなされた時の
赤外線センサ1及び湿度センサ7の加熱進行に伴う出力
変化を第3図に示す。
第3図を参照し、その動作につき説明する。
加熱スタートで、シャッター4が開放され、赤外線セ
ンサ1が検知状態となる。同時に湿度センサ7も検知状
態になる。両センサ1、7の検知出力は制御部18に与え
られる。湿度センサ7の検知は単位時間、例えば5秒毎
にその変化量(ΔV)を調べ、その変化量(ΔV)を制
御部18が調べ、変化量(ΔV)が所定レベル以上、例え
ば5g/m3以上か否か判断する。変化量(ΔV)が5g/m3
上になったとき、赤外線センサ1の検知温度が90℃以上
であるか否か調べる。90℃未満のときは突沸の危険性が
あると判断してシャッター4を閉じるようにモータ3を
駆動させ、シャッター4を閉じ、突沸から赤外線センサ
1を保護する。
ここで、湿度センサ7が急激に立ち上がったとき、こ
の実施例においては、変化量(ΔV)が5g/m3以上にな
ったとき、赤外線センサ1の検知温度が90℃未満か否か
判断するのは次の理由による。
突沸は赤外線センサ1の検知温度が実際の食品、例え
ば酒の温度より低いと判断して起こるものであり、赤外
線センサ1の検知温度がおよそ90℃未満の時、温度セン
サ7出力が急激に立上ると突沸の危険性が大であると判
断できる。
従って、煮込み料理や、ラップした食品のあたため等
でも湿度センサ7の出力が急激に立上るが、この場合は
赤外線センサ1の検知温度はおよそ90℃以上に達してお
り、突沸状態とは区別することができる。
第3図の場合、変化量(ΔV)が5g/m3を超えた時の
赤外線センサ1の検知温度は80℃であり、突沸の危険性
があるため、第3図(b)に示すようにシャッター4を
閉じ、マグネトロン14の発振も第3図(c)に示すよう
に、停止させる。この場合エラー表示など異常報知を行
なうように構成すると良い。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、自動加熱の処
理が誤ってなされても、湿度センサの出力の変化により
異常を検出し、赤外線センサの汚れ防止用シャッターが
閉じられるので、突沸により赤外線センサが汚染するの
を防止でき、赤外線センサの汚れによる誤動作がなくな
る。
しかも、連続してマイクロ波加熱処理が可能であり、
調理時間も早い自動調理機能を有する電子レンジが提供
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の要部断面図、第2図は第1図のA−
A′線断面図である。 第3図は本発明の電子レンジのセンサ出力を示す特性図
である。 1……赤外線センサ、4……シャッター、 7……湿度センサ、11……加熱室、 12……被加熱物。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品をマイクロ波により加熱する加熱室
    と、前記加熱室の一側面に設けられた赤外線が透過する
    開口部と、前記開口部に近接して配設された汚れ防止用
    シャッターと、前記シャッターの背後に設けられた赤外
    線センサと、加熱室内で発生する水蒸気の量を検出する
    湿度センサとを備え、前記湿度センサの出力変化と赤外
    線センサによる検知温度に基いて、前記シャッターの開
    閉を制御することを特徴とする電子レンジ。
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