JPH05240443A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPH05240443A JPH05240443A JP3966692A JP3966692A JPH05240443A JP H05240443 A JPH05240443 A JP H05240443A JP 3966692 A JP3966692 A JP 3966692A JP 3966692 A JP3966692 A JP 3966692A JP H05240443 A JPH05240443 A JP H05240443A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating chamber
- reference voltage
- light receiving
- level
- light
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光センサの汚れ付着等による誤検出を防止す
る。 【構成】 光センサ9からの検出電圧Vdを制御回路1
0により基準電圧Vsと比較して物体の有無を検出す
る。これにより、光センサ9が配設された位置の高さを
検出したり或は調理用の付属品等の有無を検出できる。
そして、光センサ9の光軸Aを物体が遮光しない状態
で、制御回路10は、適宜のタイミングで受光素子9b
の検出電圧Vdに基づいてその2分の1の値を新たな基
準電圧VsとしてRAM13に記憶する。これにより、
常に、適切な基準電圧Vsにより物体の有無の検出を行
なうことができる。
る。 【構成】 光センサ9からの検出電圧Vdを制御回路1
0により基準電圧Vsと比較して物体の有無を検出す
る。これにより、光センサ9が配設された位置の高さを
検出したり或は調理用の付属品等の有無を検出できる。
そして、光センサ9の光軸Aを物体が遮光しない状態
で、制御回路10は、適宜のタイミングで受光素子9b
の検出電圧Vdに基づいてその2分の1の値を新たな基
準電圧VsとしてRAM13に記憶する。これにより、
常に、適切な基準電圧Vsにより物体の有無の検出を行
なうことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被調理物の高さや付属
品の有無を検出する光センサを備えた加熱調理器に関す
る。
品の有無を検出する光センサを備えた加熱調理器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、所謂オーブングリルレンジ等の加
熱調理器においては、加熱室内に光センサを配設し、こ
の光センサの光軸を物体が遮光することをもって、加熱
室内に載置された食品等の被調理物の高さを検出した
り、或は中棚等の加熱調理用の付属品の有無を検出可能
にしたものがある。このような検出データは、マイクロ
コンピュータ等の制御回路において各種の調理条件を設
定或は変更等をするために利用される。
熱調理器においては、加熱室内に光センサを配設し、こ
の光センサの光軸を物体が遮光することをもって、加熱
室内に載置された食品等の被調理物の高さを検出した
り、或は中棚等の加熱調理用の付属品の有無を検出可能
にしたものがある。このような検出データは、マイクロ
コンピュータ等の制御回路において各種の調理条件を設
定或は変更等をするために利用される。
【0003】この場合、光センサとしては、例えば、加
熱室内の対向する壁面部に投光素子および受光素子を対
向状態に設けて構成するもので、受光素子による受光レ
ベルが予め設定された判定レベルよりも低いときに、食
品や付属品等によりその光軸が遮光されたとしてそれら
の有無を判断するようになっている。
熱室内の対向する壁面部に投光素子および受光素子を対
向状態に設けて構成するもので、受光素子による受光レ
ベルが予め設定された判定レベルよりも低いときに、食
品や付属品等によりその光軸が遮光されたとしてそれら
の有無を判断するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加熱室
内で加熱調理を繰り返すうちに、加熱される食品から発
生されるガス等により光センサに汚れが付着すると、投
光素子の投光量が低下したり、或は受光素子への入射光
量が低下することがある。すると、結果として受光素子
の受光レベルが低下することにより、光軸が遮光されて
いないにも拘らず受光レベルが判定レベルよりも低くな
ってしまい、誤検出により物体が存在すると判断してし
まう虞がある。
内で加熱調理を繰り返すうちに、加熱される食品から発
生されるガス等により光センサに汚れが付着すると、投
光素子の投光量が低下したり、或は受光素子への入射光
量が低下することがある。すると、結果として受光素子
の受光レベルが低下することにより、光軸が遮光されて
いないにも拘らず受光レベルが判定レベルよりも低くな
ってしまい、誤検出により物体が存在すると判断してし
まう虞がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、光センサに汚れが付着すること等によ
る誤検出を極力低減することができる加熱調理器を提供
するにある。
で、その目的は、光センサに汚れが付着すること等によ
る誤検出を極力低減することができる加熱調理器を提供
するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱室内の被
調理物を加熱するための加熱手段と、前記加熱室内に設
けられた光センサと、判定レベルが記憶された判定レベ
ル設定手段と、前記光センサからの信号の受光レベルと
前記判定レベルとを比較することにより前記加熱室内に
載置される被調理物或は加熱調理用の付属品の有無を検
出する制御手段とを具備した加熱調理器を対象とするも
のであり、前記光センサの非検出状態での受光レベルの
高低に追随して前記判定レベルを変更設定する変更設定
手段を設けて構成したところに特徴を有する。
調理物を加熱するための加熱手段と、前記加熱室内に設
けられた光センサと、判定レベルが記憶された判定レベ
ル設定手段と、前記光センサからの信号の受光レベルと
前記判定レベルとを比較することにより前記加熱室内に
載置される被調理物或は加熱調理用の付属品の有無を検
出する制御手段とを具備した加熱調理器を対象とするも
のであり、前記光センサの非検出状態での受光レベルの
高低に追随して前記判定レベルを変更設定する変更設定
手段を設けて構成したところに特徴を有する。
【0007】
【作用】本発明の加熱調理器によれば、変更設定手段
は、光センサの非検出状態での受光レベルに追随して判
定レベルを変更設定するので、光センサに汚れ等が付着
して受光レベルが低下してきた場合でも、適切な判定レ
ベルが設定されているので、物体の有無を確実に検出す
ることができる。
は、光センサの非検出状態での受光レベルに追随して判
定レベルを変更設定するので、光センサに汚れ等が付着
して受光レベルが低下してきた場合でも、適切な判定レ
ベルが設定されているので、物体の有無を確実に検出す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を電子レンジに適用した場合の
一実施例について、図面を参照しながら説明する。
一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0009】図3において、電子レンジ本体は、外箱
(図示せず)の内部に内箱1を配設して構成されてお
り、内箱1の内部を加熱室2としている。この加熱室2
の前面は開口され図示しない扉によって開閉されるよう
になっている。加熱室2の外底部にはターンテーブルモ
ータ3が配設されており、その回転軸3aは加熱室2内
に突出している。そして、この回転軸3aの突出端部に
はターンテーブル4が着脱可能に取り付けられている。
(図示せず)の内部に内箱1を配設して構成されてお
り、内箱1の内部を加熱室2としている。この加熱室2
の前面は開口され図示しない扉によって開閉されるよう
になっている。加熱室2の外底部にはターンテーブルモ
ータ3が配設されており、その回転軸3aは加熱室2内
に突出している。そして、この回転軸3aの突出端部に
はターンテーブル4が着脱可能に取り付けられている。
【0010】加熱室2の右側に位置する機械室には加熱
手段たるマグネトロン5が配設され、このマグネトロン
5から発生されるマイクロ波は導波管6を介して加熱室
2内に導かれるようになっている。冷却ファン7は、マ
グネトロン5を冷却すると共に加熱室2内に外気を導入
する。加熱室2の機械室と反対側には排気ダクト8が配
設され、冷却ファン7により加熱室2内に導入された外
気はこの排気ダクト8を介して排出されるようになって
いる。
手段たるマグネトロン5が配設され、このマグネトロン
5から発生されるマイクロ波は導波管6を介して加熱室
2内に導かれるようになっている。冷却ファン7は、マ
グネトロン5を冷却すると共に加熱室2内に外気を導入
する。加熱室2の機械室と反対側には排気ダクト8が配
設され、冷却ファン7により加熱室2内に導入された外
気はこの排気ダクト8を介して排出されるようになって
いる。
【0011】さて、加熱室2の対向する側壁2a,2b
には、それぞれ発光素子9a,受光素子9bが配設され
ており、これらにより透過形の光センサ9が構成されて
いる。この光センサ9は、発光素子9aと受光素子9b
とにより形成される光軸Aを物体が遮ると、受光素子9
bに発光素子9aからの光が入射しなくなることをもっ
て物体を検出するものである。
には、それぞれ発光素子9a,受光素子9bが配設され
ており、これらにより透過形の光センサ9が構成されて
いる。この光センサ9は、発光素子9aと受光素子9b
とにより形成される光軸Aを物体が遮ると、受光素子9
bに発光素子9aからの光が入射しなくなることをもっ
て物体を検出するものである。
【0012】従って、被調理物或は加熱調理用の付属品
等の物体により光軸Aが遮光されると、その光軸Aの高
さに物体があることが光センサ9により検出できるもの
で、調理条件等を設定するために必要な情報を得るため
に、所定の高さに配設しておくことにより加熱室2内に
載置された物の高さを検出するセンサとしての機能をも
つものである。
等の物体により光軸Aが遮光されると、その光軸Aの高
さに物体があることが光センサ9により検出できるもの
で、調理条件等を設定するために必要な情報を得るため
に、所定の高さに配設しておくことにより加熱室2内に
載置された物の高さを検出するセンサとしての機能をも
つものである。
【0013】次に、電気的構成の概略を示す図1におい
て、制御手段たる制御回路10は、内部にCPU11,
ROM12およびRAM13を含んだ構成となってお
り、設定手段としての機能を兼ね備えている。制御回路
10は、予め記憶されたプログラムに基づいて加熱調理
の制御を行なうもので、光センサ9を含んで構成される
センサ回路14からの検出信号に基づいて物体の高さ或
は物体の有無を検出するようになっている。
て、制御手段たる制御回路10は、内部にCPU11,
ROM12およびRAM13を含んだ構成となってお
り、設定手段としての機能を兼ね備えている。制御回路
10は、予め記憶されたプログラムに基づいて加熱調理
の制御を行なうもので、光センサ9を含んで構成される
センサ回路14からの検出信号に基づいて物体の高さ或
は物体の有無を検出するようになっている。
【0014】制御回路10に接続されるEEPROM1
5は、制御回路10によるデータの読み出しおよび書き
込みが可能な不揮発性メモリであり、判定レベル設定手
段としての機能を有する。表示器16は、調理状態や条
件等を表示すると共に報知動作を表示により行なうもの
で、その入力端子は制御回路10の出力端子に接続され
ている。
5は、制御回路10によるデータの読み出しおよび書き
込みが可能な不揮発性メモリであり、判定レベル設定手
段としての機能を有する。表示器16は、調理状態や条
件等を表示すると共に報知動作を表示により行なうもの
で、その入力端子は制御回路10の出力端子に接続され
ている。
【0015】キー入力部17は、本体右側の前面に配設
されるもので、各種の調理条件設定等の設定入力を行な
うもので、その出力端子は制御回路10に接続され、各
種信号を制御回路10に与えるようになっている。ま
た、リレー回路18は、制御回路10に接続され、各種
駆動信号に応じて対応するリレーを駆動するようになっ
ている。
されるもので、各種の調理条件設定等の設定入力を行な
うもので、その出力端子は制御回路10に接続され、各
種信号を制御回路10に与えるようになっている。ま
た、リレー回路18は、制御回路10に接続され、各種
駆動信号に応じて対応するリレーを駆動するようになっ
ている。
【0016】さて、センサ回路14は、図2に示すよう
に構成される。即ち、投光回路14aは、電源端子19
から発光ダイオード(LED)等の発光素子9a,抵抗
20,npn形のトランジスタ20を介してアースされ
ており、トランジスタ21のベースには制御回路10か
ら入力端子Pを介してオンオフの投光信号が与えられ
る。受光回路14bにおいては、電源端子19からフォ
トトランジスタ等の受光素子9b,抵抗22を介してア
ースされており、受光素子9bおよび抵抗22の共通接
続点が出力端子Qとして制御回路10に接続されてい
る。
に構成される。即ち、投光回路14aは、電源端子19
から発光ダイオード(LED)等の発光素子9a,抵抗
20,npn形のトランジスタ20を介してアースされ
ており、トランジスタ21のベースには制御回路10か
ら入力端子Pを介してオンオフの投光信号が与えられ
る。受光回路14bにおいては、電源端子19からフォ
トトランジスタ等の受光素子9b,抵抗22を介してア
ースされており、受光素子9bおよび抵抗22の共通接
続点が出力端子Qとして制御回路10に接続されてい
る。
【0017】次に、本実施例の作用について図4および
図5を参照して説明する。
図5を参照して説明する。
【0018】制御回路10は、予め記憶されたプログラ
ムに従って各種の調理条件設定や、各種センサからの信
号を受け付けてそのデータに基づいて調理制御を行な
う。そして、光センサ9により加熱室2内の物体つまり
被調理物としての食品や加熱調理用の付属品等の有無を
検出する場合には次のようにして行なう。
ムに従って各種の調理条件設定や、各種センサからの信
号を受け付けてそのデータに基づいて調理制御を行な
う。そして、光センサ9により加熱室2内の物体つまり
被調理物としての食品や加熱調理用の付属品等の有無を
検出する場合には次のようにして行なう。
【0019】即ち、制御回路10はトランジスタ21の
ベースに投光信号を与え(図4(a)参照)発光素子9
aに通電し、加熱室2内に投光する。このとき、加熱室
2内の光軸Aが物体によって遮られていない状態であれ
ば、受光素子9bに光が入射することにより電流が流
れ、抵抗22に電圧が発生する。これにより、出力端子
Qには図4(b)に示すような検出電圧Vdが現われ、
制御回路10は、入力される検出電圧Vdが判定レベル
としての基準電圧Vsよりも高いことにより光軸Aを遮
る物体はないことを判断できる。
ベースに投光信号を与え(図4(a)参照)発光素子9
aに通電し、加熱室2内に投光する。このとき、加熱室
2内の光軸Aが物体によって遮られていない状態であれ
ば、受光素子9bに光が入射することにより電流が流
れ、抵抗22に電圧が発生する。これにより、出力端子
Qには図4(b)に示すような検出電圧Vdが現われ、
制御回路10は、入力される検出電圧Vdが判定レベル
としての基準電圧Vsよりも高いことにより光軸Aを遮
る物体はないことを判断できる。
【0020】また、光軸Aが物体により遮られている状
態であれば、受光素子9bには光が入射しないことによ
り図4(b)の右側に示すように検出電圧Vdは現われ
ない。これにより、制御回路10は、入力される検出電
圧Vdが基準電圧Vsよりも低いことにより光軸Aを遮
る物体があることを判断できる。
態であれば、受光素子9bには光が入射しないことによ
り図4(b)の右側に示すように検出電圧Vdは現われ
ない。これにより、制御回路10は、入力される検出電
圧Vdが基準電圧Vsよりも低いことにより光軸Aを遮
る物体があることを判断できる。
【0021】尚、基準電圧Vsは予めEEPROM15
に記憶されているもので、その値は、投光素子9aおよ
び受光素子9bが共に汚れ等が付着していない状態にお
いて、光軸Aを遮光する物体が存在しないときに得られ
る受光素子9bの受光レベルの半分の値(図5(a)参
照)として記憶されいている。
に記憶されているもので、その値は、投光素子9aおよ
び受光素子9bが共に汚れ等が付着していない状態にお
いて、光軸Aを遮光する物体が存在しないときに得られ
る受光素子9bの受光レベルの半分の値(図5(a)参
照)として記憶されいている。
【0022】そして、制御回路10は、EEPROM1
5に記憶されている基準電圧Vsのデータを電源が投入
された時点で読出して、RAM13に一時的に記憶して
おり、光センサ9からの検出電圧Vdと比較する際に
は、RAM13から基準電圧Vsのデータを読出して演
算を実行するようになっている。
5に記憶されている基準電圧Vsのデータを電源が投入
された時点で読出して、RAM13に一時的に記憶して
おり、光センサ9からの検出電圧Vdと比較する際に
は、RAM13から基準電圧Vsのデータを読出して演
算を実行するようになっている。
【0023】ところで、図4(b)で示す受光素子9b
が受光したときの検出電圧Vdは、発光素子9aおよび
受光素子9bが共に汚れていない状態のときに発生する
電圧であり、加熱調理を繰り返すことにより加熱室2内
に汚れが付着してくると、発光素子9aの投光面部,受
光素子9bの受光面部も汚れてくる。すると、受光素子
9bへの入射光量が減ることになり、例えば、図5
(b)に示すように、検出電圧Vdが低下してくる。
が受光したときの検出電圧Vdは、発光素子9aおよび
受光素子9bが共に汚れていない状態のときに発生する
電圧であり、加熱調理を繰り返すことにより加熱室2内
に汚れが付着してくると、発光素子9aの投光面部,受
光素子9bの受光面部も汚れてくる。すると、受光素子
9bへの入射光量が減ることになり、例えば、図5
(b)に示すように、検出電圧Vdが低下してくる。
【0024】そこで、制御回路10は、加熱室2内に被
調理物或は調理用の付属品等が何もない状態で、光セン
サ9の基準電圧Vsを次のようにして変更する。即ち、
制御回路10は、適宜のタイミングで、光センサ9によ
り検出された検出電圧Vdを読み込んで、その検出電圧
Vdの値の2分の1の値(図5(b)参照)を新たな基
準電圧Vs′としてRAM13に記憶する。
調理物或は調理用の付属品等が何もない状態で、光セン
サ9の基準電圧Vsを次のようにして変更する。即ち、
制御回路10は、適宜のタイミングで、光センサ9によ
り検出された検出電圧Vdを読み込んで、その検出電圧
Vdの値の2分の1の値(図5(b)参照)を新たな基
準電圧Vs′としてRAM13に記憶する。
【0025】そして、給電が停止されたり、動作電圧が
低下した場合には、制御回路10は、動作不能となるま
での間に新たに記憶している基準電圧Vs′をEEPR
OM15に書き込んでそれまで記憶していた基準電圧V
sに代えて記憶させるようになっている。
低下した場合には、制御回路10は、動作不能となるま
での間に新たに記憶している基準電圧Vs′をEEPR
OM15に書き込んでそれまで記憶していた基準電圧V
sに代えて記憶させるようになっている。
【0026】このような本実施例によれば、制御回路1
0により、初期値として記憶された基準電圧Vsに対し
て、常に、光センサ9の汚れの付着状態に応じた適切な
基準電圧Vs′を新たに記憶保持するようにしたので、
物体の有無の検出を確実に実施することができる。
0により、初期値として記憶された基準電圧Vsに対し
て、常に、光センサ9の汚れの付着状態に応じた適切な
基準電圧Vs′を新たに記憶保持するようにしたので、
物体の有無の検出を確実に実施することができる。
【0027】また、本実施例によれば、給電が停止され
るときには、制御回路10により、動作電源がなくなる
までの間にEEPROM15に変更された基準電圧V
s′を更新記憶させるので、次に給電を開始したときで
も光センサ9の汚れ状態に応じた適切な基準電圧Vs′
に基づいて検出動作が行なえる。
るときには、制御回路10により、動作電源がなくなる
までの間にEEPROM15に変更された基準電圧V
s′を更新記憶させるので、次に給電を開始したときで
も光センサ9の汚れ状態に応じた適切な基準電圧Vs′
に基づいて検出動作が行なえる。
【0028】尚、上記実施例においては、判定レベル設
定手段としてEEPROM15を用いたが、これに限ら
ず、ROM12に記憶させておくようにしても良いし、
或は電源投入時に制御回路10にプログラムにより基準
電圧Vsを検出電圧Vdに基づいてRAM13に設定記
憶するようにしても良い。
定手段としてEEPROM15を用いたが、これに限ら
ず、ROM12に記憶させておくようにしても良いし、
或は電源投入時に制御回路10にプログラムにより基準
電圧Vsを検出電圧Vdに基づいてRAM13に設定記
憶するようにしても良い。
【0029】また、上記実施例においては、基準電圧V
s,Vs′の値を検出電圧Vdの値の2分の1の値とし
て設定するようにしたが、これに限らず、検出電圧Vd
とゼロの間の適宜な値として設定するようにしても良
い。
s,Vs′の値を検出電圧Vdの値の2分の1の値とし
て設定するようにしたが、これに限らず、検出電圧Vd
とゼロの間の適宜な値として設定するようにしても良
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加熱調理
器によれば、変更設定手段により、光センサが遮光され
ていない状態での受光レベルに追随して判定レベルを変
更設定するようにしたので、光センサに汚れが付着する
等して受光レベルが低下してきた場合でも、常に適切な
判定レベルにより検出動作を実施でき、従って、物体の
有無を確実に検出できるという優れた効果を奏する。
器によれば、変更設定手段により、光センサが遮光され
ていない状態での受光レベルに追随して判定レベルを変
更設定するようにしたので、光センサに汚れが付着する
等して受光レベルが低下してきた場合でも、常に適切な
判定レベルにより検出動作を実施でき、従って、物体の
有無を確実に検出できるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成のブロック
図
図
【図2】光センサ回路の電気的構成図
【図3】全体構成の概略的な縦断正面図
【図4】光センサの投光信号および受光信号の説明図
【図5】光センサに汚れが付着した場合の受光信号の説
明図
明図
1は内箱、2は加熱室、5はマグネトロン(加熱手
段)、9は光センサ、9aは発光素子、9bは受光素
子、10は制御回路(制御手段、変更設定手段)、11
はCPU、12はROM、13はRAM、14はセンサ
回路、15はEEPROM(判定レベル設定手段)であ
る。
段)、9は光センサ、9aは発光素子、9bは受光素
子、10は制御回路(制御手段、変更設定手段)、11
はCPU、12はROM、13はRAM、14はセンサ
回路、15はEEPROM(判定レベル設定手段)であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱室内の被調理物を加熱するための加
熱手段と、前記加熱室内に設けられた光センサと、判定
レベルが記憶された判定レベル設定手段と、前記光セン
サからの信号の受光レベルと前記判定レベルとを比較す
ることにより前記加熱室内に載置される被調理物或は加
熱調理用の付属品の有無を検出する制御手段とを具備し
た加熱調理器において、前記光センサの非検出状態での
受光レベルの高低に追随して前記判定レベルを変更設定
する変更設定手段を具備したことを特徴とする加熱調理
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3966692A JPH05240443A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3966692A JPH05240443A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05240443A true JPH05240443A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=12559413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3966692A Pending JPH05240443A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05240443A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040033128A (ko) * | 2002-10-11 | 2004-04-21 | 삼성전자주식회사 | 전자렌지 및 그 제어방법 |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP3966692A patent/JPH05240443A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040033128A (ko) * | 2002-10-11 | 2004-04-21 | 삼성전자주식회사 | 전자렌지 및 그 제어방법 |
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