JPH05240153A - コンクリートポンプ車のエンジン回転速度制御装置 - Google Patents

コンクリートポンプ車のエンジン回転速度制御装置

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JPH05240153A
JPH05240153A JP4041380A JP4138092A JPH05240153A JP H05240153 A JPH05240153 A JP H05240153A JP 4041380 A JP4041380 A JP 4041380A JP 4138092 A JP4138092 A JP 4138092A JP H05240153 A JPH05240153 A JP H05240153A
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JP
Japan
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engine
switch
concrete pump
stroke
actuator
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JP4041380A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Hasegawa
俊明 長谷川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/02Conveying or working-up concrete or similar masses able to be heaped or cast
    • E04G21/04Devices for both conveying and distributing
    • E04G21/0418Devices for both conveying and distributing with distribution hose
    • E04G21/0436Devices for both conveying and distributing with distribution hose on a mobile support, e.g. truck

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業効率を向上できる。 【構成】 コンクリートポンプ車に設けた受信機器52
と、同受信機器52へ操作指令信号を送る送信器41
と、上記受信機器52に接続したアクチユエータの制御
回路4と、同制御回路4に接続したエンジン回転速度制
御用アクチユエータ61とを有し、送信器41にエンジ
ン増速用スイッチ42及びエンジン減速用スイッチ43
の外にエンジン保持スイッチ44を設けており、同エン
ジン保持スイッチ44を一方の運転モードに切り換え
て、エンジン回転速度制御用アクチユエータ61の動作
をエンジン増速用スイッチ42及びエンジン減速用スイ
ッチ43の操作のみにより決定する。またエンジン保持
スイッチ44を他方の運転モードに切り換えて、1工程
の終了時にエンジン回転速度をアイドリング状態まで下
げるとともに上記アクチユエータ61のストロークをア
イドリング相当の長さまで復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートポンプ車
のエンジン回転速度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートポンプ車は、図5に示すよ
うにトラック車体の上にコンクリートポンプ、ブーム5
1等を搭載し、これらにより、コンクリートを打設する
もので、このコンクリートポンプ、ブーム51等は、同
じように車体に搭載されている油圧ポンプ(エンジンに
より駆動される油圧ポンプ)を動力源にしており、操作
は、機側または遠隔地点から行っている。
【0003】一般に、オペレータは、コンクリートポン
プ、ブーム51等を単に運転、停止させるだけでなく、
コンクリートポンプの吐出量やブーム51の動作速度を
調整する必要があり、このため、エンジン回転速度を制
御している。機側で操作する場合は、図5、図6に示す
コントロールパネル53の表面に設けた各種スイッチ5
4(または同コントロールパネル53内の機器にケーブ
ル58を介して接続した遠隔操作スイッチボックス5
7)と、図5、図7に示すエンジン回転速度制御用レバ
ー55a及びコンクリートポンプ吐出量制御用レバー5
5bとを使用している。
【0004】遠隔地点から操作する場合には、無線装置
を使用している。即ち、オペレータは、図8に示す携帯
型の送信器41により、コンクリートポンプ、ブーム5
1等をコンクリートポンプ車から遠く離れた遠隔地点か
ら制御するようにしている。即ち、図8に示す送信器4
1から発した操作指令信号を図5に示す受信機52で受
信して、コンクリートポンプ、ブーム51等をコンクリ
ートポンプ車から遠く離れた遠隔地点から制御するよう
にしている。
【0005】また同送信器41に設けたエンジン増速用
スイッチ42及びエンジン減速用スイッチ43により、
図9に示す電動シリンダ(アクチュエータ)61のスト
ロークを制御し、この電動シリンダ61のストロークを
ワイヤ62を介してトラックエンジン64の燃料噴射ポ
ンプ用ガバナ63に伝え、同ガバナ63を作動して、エ
ンジン回転速度を制御するようにしている。
【0006】オペレータは、送信器41から受信機52
を経てコンクリートポンプやブームへ操作指令信号を出
力するとともに、送信機41のエンジン増速用スイッチ
42により電動シリンダ61のストロークを増速側に作
動させて、エンジン回転速度を増加させる。そしてコン
クリートポンプやブームの操作が完了する前に、オペレ
ータは、エンジン減速用スイッチ43により電動シリン
ダ61のストロークを減速側に作動させて、エンジン回
転速度をアイドリング状態にまで下げ、コンクリートポ
ンプやブームの動作を停止させて、1つの工程を終了す
るようにしている。
【0007】しかしコンクリートポンプにおいて、同一
の吐出量で運転、停止を繰り返し行う場合、即ち、同一
の吐出量状態で複数の打設工程を繰り返し続けるような
場合、1つの工程が終了する都度、電動シリンダ61の
ストロークをアイドリング相当の長さまで復帰させてい
ると、次の工程を開始するとき、電動シリンダ61のス
トロークがアイドリング相当の長さから打設に必要な長
さに達するまでの打設に直接寄与しない無駄な経過時間
が生じ、これが打設作業の効率を悪化させるので、オペ
レータは、通常、1つの工程が終了しても、ストローク
を保持したままでアイドリング状態にまで復帰させない
ようにしている。
【0008】なお補足すると、この場合、1つの工程が
終了すると、電動シリンダ61のストロークは保持した
ままでも、エンジンの回転速度は、アイドリング状態に
まで自動的に下がるように制御されている。一方、1つ
の工程終了毎に、電動シリンダ61のストロークをアイ
ドリング相当の長さまで復帰させる方が都合のよい場合
もある。その1つは、コンクリートを少量ずつ吐出する
必要がある場合である。この場合、オペレータは、1つ
の工程が終了すると、必ずエンジン減速用スイッチ43
を操作して、ストロークをアイドリング相当の長さまで
復帰させ、次工程では、必ずストロークがアイドリング
相当の長さから操作を開始して、コンクリートを少量ず
つ、しかも最初は極めてゆっくりと吐出するようにして
いる。
【0009】またブーム51を操作する場合、操作開始
と同時にブーム51が急に動き出すと、危険である。そ
のため、1つの工程終了の都度、電動シリンダ61のス
トロークをアイドリング相当の長さまで復帰させ、次工
程の初めには、必ずエンジンがアイドリング速度にな
り、ブーム51が急に高速度で動き出さないようにして
いる。
【0010】以上のようにコンクリートポンプを運転す
る場合、使用条件により、電動シリンダ61の制御方法
が異なるが、特に上記最後の2つの例のように電動シリ
ンダ61のストロークをアイドリング相当の長さまで復
帰させる必要がある場合、その都度、エンジン減速用ス
イッチ43を操作する必要がある。次に図4により、電
動シリンダやエンジンがどのように制御されるかを説明
する。図4は、コンクリートポンプやブーム51の操
作、送信器41のエンジン増速用スイッチ42及びエン
ジン減速用スイッチ43のON、OFF操作に伴って電
動シリンダ61のストローク及びエンジン回転数がどの
ように制御されるかを時間の経過とともに示している。
【0011】図4の工程1では、コンクリートポンプま
たはブーム51の操作中、エンジン増速用スイッチ42
及びエンジン減速用スイッチ43により、電動シリンダ
61のストロークを制御し、これに従ってエンジン回転
速度を変化させる。工程2では、工程1と同様に先ずエ
ンジン増速用スイッチ42の操作により電動シリンダ6
1のストロークを増大させた後、エンジン増速用スイッ
チ42を操作せず、電動シリンダ61のストロークをそ
のままに保持する。このとき、先に説明したようにコン
クリートポンプまたはブーム51の操作終了とともにエ
ンジン回転速度は、アイドリング状態まで自動的に低下
する。
【0012】工程3では、工程2の結果、電動シリンダ
61が既に増速側に設定されている状態でコンクリート
ポンプまたはブーム51の操作を開始している。このと
き、エンジン回転速度は、コンクリートポンプまたはブ
ーム51の操作開始とともに電動シリンダ61のストロ
ークに相当する高い回転速度にまで短時間で上昇する。
即ち、エンジン回転速度の度合いを示す速度線図の傾き
は、工程1の場合のAよりも工程3の場合のBの方が遙
かに大きくなり、そのため、危険を伴う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のコンクリー
トポンプ車のエンジン回転速度制御装置では、コンクリ
ートポンプやブーム51を操作する場合、使用条件によ
り、電動シリンダ61のストロークをエンジン増速用ス
イッチ42及びエンジン減速用スイッチ43だけで変化
させて、エンジン回転速度を制御しており、そのため、
本来打設に関係のない無駄な操作や時間を多く生じさせ
て、作業効率を低下させるという問題があった。
【0014】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、作業効率を向上できるコ
ンクリートポンプ車のエンジン回転速度制御装置を提供
しようとする点にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のコンクリートポンプ車のエンジン回転速
度制御装置は、コンクリートポンプ車に設けた受信機器
と、同受信機器へ操作指令信号を送る送信器と、上記受
信機器に接続したアクチユエータの制御回路と、同制御
回路に接続したエンジン回転速度制御用アクチユエータ
とを有し、上記送信器に、エンジン増速用スイッチ及び
エンジン減速用スイッチの外にエンジン保持スイッチを
設け、同エンジン保持スイッチを、前記アクチユエータ
の動作を前記エンジン増速用スイッチ及びエンジン減速
用スイッチの操作のみにより決定する一方の運転モード
と、1工程の終了時にエンジン回転速度をアイドリング
状態まで下げるとともに前記アクチユエータのストロー
クをアイドリング相当の長さまで復帰させる他方の運転
モードとに切り換え可能に構成している。
【0016】
【作用】本発明のコンクリートポンプ車のエンジン回転
速度制御装置は前記のように構成されており、送信器に
設けたエンジン保持スイッチを一方の運転モードに切り
換えて、エンジン回転速度制御用アクチユエータの動作
をエンジン増速用スイッチ及びエンジン減速用スイッチ
の操作のみにより決定する。また上記エンジン保持スイ
ッチを他方の運転モードに切り換えて、1工程の終了時
にエンジン回転速度をアイドリング状態まで下げるとと
もに上記アクチユエータのストロークをアイドリング相
当の長さまで復帰させる。
【0017】
【実施例】次に本発明のコンクリートポンプ車のエンジ
ン回転速度制御装置を図1乃至図3に示す一実施例によ
り説明すると、図1の52がコンクリートポンプ車に設
けた受信機、41が遠隔地点から同受信機52へ操作指
令信号を送る送信器、4が上記受信機52に接続したア
クチユエータの制御回路、61が同制御回路4に接続し
たエンジン回転速度制御用電動シリンダ(エンジン回転
速度制御用アクチユエータ)である。
【0018】図2は、上記送信器41の詳細を示してい
る。42がエンジン増速用スイッチ、43がエンジン減
速用スイッチ、44がエンジン保持スイッチ、45Aが
旋回右スイッチ、45Bが旋回左スイッチ、46Aが1
段上スイッチ、46Bが1段下スイッチ、47Aが2段
上スイッチ、47Bが2段下スイッチ、48Aが3段上
スイッチ、48Bが3段下スイッチで、上記エンジン保
持スイッチ44は、前記電動シリンダ61の動作を前記
エンジン増速用スイッチ42及びエンジン減速用スイッ
チ43の操作のみにより決定する一方の運転モードと、
1工程の終了時にエンジン回転速度をアイドリング状態
まで下げるとともに前記電動シリンダ61のストローク
をアイドリング相当の長さまで復帰させる他方の運転モ
ードとに切り換え可能に構成されている。
【0019】図3は、前記電動シリンダ61等の作用説
明図である。次に前記図1乃至図3に示すコンクリート
ポンプ車のエンジン回転速度制御装置の作用を具体的に
説明する。図1に示すように送信器41から発せられた
操作指令信号は、受信機52により受信され、同受信機
52に電気的に接続した制御回路4内のそれぞれ独立し
たリレーを励磁する。図1に例示のものは、各操作指令
信号のうち、コンクリートポンプ正転、コンクリートポ
ンプ逆転、ブーム操作、エンジン保持、エンジン増速、
及びエンジン減速の各操作指令信号に対応しており、各
操作指令信号が入力すると、リレーR3、R4、R5、
R6、R8、R9のそれぞれが励磁する。
【0020】なお上記各操作指令信号は、ブーム操作を
除いては送信器41のスイッチに1対1で対応している
が、ブーム操作時には、図2の各スイッチのうち、旋回
右スイッチ45A、旋回左スイッチ45B、1段上スイ
ッチ46A、1段下スイッチ46B、2段上スイッチ4
7A、2段下スイッチ47B、3段上スイッチ48A、
3段下スイッチ48Bの何れかを操作し、ブーム操作指
令信号を受信機52→制御回路4へ送って、リレー5を
励磁する。
【0021】次に電動シリンダ61を作動させる制御回
路4の作用を具体的に説明する。リレーR1は、電動シ
リンダ61のストロークを増速側に作動させるためのリ
レーであり、増速指令信号が送信器41から受信機52
へ発せられると、リレーR8が励磁して、リレーR8の
a接点が閉じる。そうすると、先ずリレーR1が励磁
し、次いでリレーR1のa接点(2個所)が閉じ、電動
シリンダ61内のモータ両端に電圧(DC24V)が印
加されて、電動シリンダ61のストロークが増速側に作
動する。なお電動シリンダ61のストロークが増速側の
限度に達すると、リミットスイッチLS1が閉じ、リレ
ーR1が無励磁になって、モータが停止する。
【0022】リレーR2は、電動シリンダ61のストロ
ークを減速側に作動させるためのリレーであり、減速指
令信号が送信器41から受信機52へ発せられると、リ
レーR9が励磁して、リレーR9のa接点が閉じる。そ
うすると、電動シリンダ61内のモータ両端に増速時と
は逆方向に電圧(DC24V)が印加されて、電動シリ
ンダ61のストロークが減速側に作動する。なお電動シ
リンダ61のストロークが減速側の限度に達すると、リ
ミットスイッチLS2が閉じ、リレーR2が無励磁にな
って、モータが停止する。
【0023】リレーR7は、各操作の条件により、電動
シリンダ61のストロークをアイドリング位置まで自動
減速させるためのリレーである。送信器41のエンジン
保持スイッチ44がOFFのとき(コンクリートポンプ
の正転、コンクリートポンプの逆転、及び各ブーム操作
のうちの何れの操作も行っていないとき)、リレーR7
のコイルは、コンクリートポンプ正転用リレーR3、コ
ンクリートポンプ逆転用リレーR4、各操作ブーム操作
用リレーR5、エンジン保持用リレーR6の各リレー全
てが無励磁になり、上記リレーR3、R4、R5、R6
のb接点が全て閉じて、リレーR7が励磁する。
【0024】これにより、リレーR7のc接点がB側に
接続され、リレーR2が励磁し、電動シリンダ61が減
速側に動作して、減速側のストローク限度(これがアイ
ドリングのストロークに相当する)を検知するリミット
スイッチLS2が作動して、電動シリンダ61が停止す
る。即ち、エンジン保持スイッチ44をOFFにした状
態で、コンクリートポンプまたはブームを操作し、次い
でその操作を全て停止させると、電動シリンダ61のス
トロークがアイドリング相当の長さまで自動的に復帰す
る。
【0025】またエンジン保持スイッチ44がONの場
合、図1のリレーR6は必ず励磁しているので、リレー
R6のb接点が必ず開く。従ってリレーR7が無励磁に
なり、リレーR7のc接点がA側に接続されることにな
るので、リレーR1がリレーR8のa接点とリミットス
イッチLS2とによってのみ制御される。このため、電
動シリンダ61の動作は、リミットスイッチLS1、L
S2によるストローク限度における停止動作を除けば、
送信器41のエンジン増速用スイッチ42及びエンジン
減速用スイッチエンジン43の操作によってのみ決定さ
れることになる。
【0026】即ち、エンジン保持スイッチ44をONに
した状態で、コンクリートポンプまたはブームを操作
し、次いでその操作を全て停止しても、電動シリンダ6
1のストロークが停止直前の正体のまま保持し続ける。
なお上記実施例では、エンジン回転速度制御用アクチユ
エータに電動シリンダ61を使用しているが、この代わ
りに油圧シリンダ等を使用しても差し支えない。この場
合、各アクチユエータの性質に応じて図1の制御回路4
を若干変更する必要があるが、制御回路4の基本的動作
については、本発明の考え方を適用すればよい。
【0027】
【発明の効果】本発明のコンクリートポンプ車のエンジ
ン回転速度制御装置は前記のように構成されており、次
の場合、即ち、(a)コンクリート打設開始時、多量の
コンクリート流量を必要とする場合、(b)コンクリー
トポンプ車が小型で、エンジン馬力が小さいため、打設
開始時の出力を確保する目的で、エンジンの回転速度を
大きくする必要がある場合、(c)ブームを高速で操作
する必要がある場合、エンジン保持スイッチ44をON
にしておくことにより、エンジン回転速度制御用アクチ
ユエータ(電動シリンダ)のストローク自動復帰を防
ぎ、1つの工程が終了しても、エンジン減速用スイッチ
エンジン43を操作せず、上記アクチユエータのストロ
ークを保持したままにすることができて、作業効率を向
上できる。
【0028】また次の場合、即ち、(a)コンクリート
打設開始時、小量のコンクリートを吐出する必要がある
場合、(b)ブームを低速で操作したい場合、特にブー
ムが動き始めるとき、急激な動作を防止する必要がある
場合、エンジン保持スイッチ44をOFFにしておくこ
とにより、上記アクチユエータのストロークの自動復帰
を可能にし、1つの工程が終了し、コンクリートポンプ
やブームの操作を全て停止させると、エンジン減速用ス
イッチエンジン43を操作しなくても、アクチユエータ
のストロークをアイドリング相当の長さまで復帰させる
ことができて、この点からも作業効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンクリートポンプ車のエンジン回転
速度制御装置の一実施例を示す系統図である。
【図2】同エンジン回転速度制御装置の送信器の詳細を
示す正面図である。
【図3】同エンジン回転速度制御装置の作用説明図であ
る。
【図4】従来のエンジン回転速度制御装置の作用説明図
である。
【図5】コンクリートポンプ車を示す側面図である。
【図6】従来のエンジン回転速度制御装置のコントロー
ルパネル及び遠方操作スイッチボックスを示す正面図で
ある。
【図7】従来のエンジン回転速度制御装置のエンジン回
転速度制御用レバー及びコンクリートポンプ吐出量制御
用レバーを示す斜視図である。
【図8】従来のエンジン回転速度制御装置の送信器の詳
細を示す正面図である。
【図9】従来の電動シリンダによるエンジン回転速度制
御系を示す側面図である。
【符号の説明】
4 アクチユエータの制御回路 41 送信器 42 エンジン増速用スイッチ 43 エンジン減速用スイッチ 44 エンジン保持スイッチ 52 受信機器 61 エンジン回転速度制御用アクチユエータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートポンプ車に設けた受信機器
    と、同受信機器へ操作指令信号を送る送信器と、上記受
    信機器に接続したアクチユエータの制御回路と、同制御
    回路に接続したエンジン回転速度制御用アクチユエータ
    とを有し、上記送信器にエンジン増速用スイッチ及びエ
    ンジン減速用スイッチの外に、エンジン保持スイッチを
    設け、同エンジン保持スイッチを、前記アクチユエータ
    の動作を前記エンジン増速用スイッチ及びエンジン減速
    用スイッチの操作のみにより決定する一方の運転モード
    と、1工程の終了時にエンジン回転速度をアイドリング
    状態まで下げるとともに前記アクチユエータのストロー
    クをアイドリング相当の長さまで復帰させる他方の運転
    モードとに切り換え可能に構成したことを特徴とするコ
    ンクリートポンプ車のエンジン回転速度制御装置。
JP4041380A 1992-02-27 1992-02-27 コンクリートポンプ車のエンジン回転速度制御装置 Withdrawn JPH05240153A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4041380A JPH05240153A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 コンクリートポンプ車のエンジン回転速度制御装置

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JP4041380A JPH05240153A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 コンクリートポンプ車のエンジン回転速度制御装置

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JPH05240153A true JPH05240153A (ja) 1993-09-17

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JP4041380A Withdrawn JPH05240153A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 コンクリートポンプ車のエンジン回転速度制御装置

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JP (1) JPH05240153A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5757088A (en) * 1994-04-13 1998-05-26 Putzmeister-Werk Maschinenfabrik Gmbh Remote control device especially for conveying, spraying and distributing machines for concrete and mortar
JP2010038070A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Ihi Construction Machinery Ltd コンクリートポンプ車のエンジン回転速度制御方法

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Effective date: 19990518