JPH0523958U - Oa機器用椅子 - Google Patents

Oa機器用椅子

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Publication number
JPH0523958U
JPH0523958U JP2239291U JP2239291U JPH0523958U JP H0523958 U JPH0523958 U JP H0523958U JP 2239291 U JP2239291 U JP 2239291U JP 2239291 U JP2239291 U JP 2239291U JP H0523958 U JPH0523958 U JP H0523958U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backrest
chair
equipment
seat
operator
Prior art date
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Pending
Application number
JP2239291U
Other languages
English (en)
Inventor
健一郎 小杉
敏恵 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
Priority to JP2239291U priority Critical patent/JPH0523958U/ja
Publication of JPH0523958U publication Critical patent/JPH0523958U/ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Special Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 OA機器の操作者がOA機器を操作する際に
使用すれば、楽な姿勢で操作を行なうことが出来、ま
た、休憩時には休息に適した状態とすること雅できる椅
子を提供する。 【構成】 座5が回転自在の回転椅子において、座面の
高さを前後に傾斜させたり、片持ち状の背凭れ7を設け
て、OA機器の操作に適した姿勢で操作できるように
し、更に、操作時に背凭れ7上に腕を置くことにより、
疲労しにくくした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、OA機器を操作する際に用いて有用な椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワ−ドプロセッサ−やパ−ソナルコンピュ−タ等のOA機器を操作する 場合、操作者は通常の事務用椅子に掛けて操作するのが一般的であった。
【0003】 然し乍ら、これでは操作姿勢に適合しないばかりでなく、長時間操作している と、疲労し易いという問題点がある。即ち、通常の事務用椅子の座は水平に設け られているのに対し、前記OA機器の操作姿勢は少し前屈みになるのが通常であ り、また、操作の際には腕を浮かせざるを得ないからである。
【0004】 また、学童などは、椅子の後脚を持上げて、つまり、座面を前傾させて机上で 学習作業を行うことが多い点に鑑み、かなり前傾させた座面を有し、かつ、臀部 の滑りを防ぐため前記座面の下方に膝当てを設けたいわゆるバランス椅子も提案 されている。しかし、この椅子は脚が動かせないことや背凭れがないことのため 、長時間の作業には不向きである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案は、OA機器の操作時及び休憩時の異なる姿勢、更には、OA 作業時の様々な姿勢に対応して使用することのできる、いわば腰に優しい椅子を 提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決することを目的としてなされたもので、その構成は、 座が回転自在の回転椅子において、座面の高さを前後に傾斜させたこと、OA機 器等の操作時に手首を含む腕を支持できる適宜形成に形成した背凭れを設けたこ と、座面を傾斜させると共にOA機器等の操作時に手首を含む腕を支持できる適 宜形成に形成した背凭れを設けたことを主な特徴とするものであり、座の高さを 調節自在にしたり、背凭れの高さを調節自在にすることにより、使い勝手が一層 良好となる。
【0007】 即ち、本考案椅子は、OA機器の操作時には座が前傾して操作者が少し前屈み になる姿勢に合わせるようにすることにより、操作し易くし、また、片持ち形状 の背凭れを、座の前部側に設けることにより、休憩時には座を半回転させれば、 身体が後傾すると共に背が背凭れに支持されて楽な姿勢で休息できるようにし、 且つ、OA機器の操作時に背凭れを腕置きとして使用することにより、腕を浮か すことなく、楽に操作できるようにしたもので、OA機器の操作時にキ−ボ−ド と作業者との間に腕を置くスペ−スのない場合に有効である。つまり、本考案椅 子は、休憩時などに適した座の傾きと背凭れの位置と、OA機器等の操作に適し た座の傾きと腕置きの位置という相反する役割を果す椅子の形態を、複雑な機構 を用いることなく、同じ椅子の座を回転させるだけで実現できるものである。更 に、前記の座の高さや背凭れの高さを適宜調節することによって、操作者の身体 に合わせた椅子とすることが出来たり、長時間のOA作業をする際、前傾姿勢だ けでなく後傾姿勢でリラックスして作業することができるように座を半回転させ て使用できることは勿論、このほか背凭れをほぼ90度回転させて肘掛けとして利 用するなど、様々な使用態様に対応することができる。
【0008】 尚、本考案においては、座面は、座の肉厚で傾斜させても良いし、座板を支柱 に傾斜させて取付けることにより、傾斜させても良い。また、背凭れは、腕置き が兼用できる形状であればどのような形状でも良く、その取付は座板に固定して も、或いはフリ−にしても良く、背凭れがフリ−の場合は座板と同一回転あるい は別回転でも良い。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施例を図により説明する。図1は本考案OA機器用椅子の一例 の斜視図、図2は前記椅子を用いてOA機器を操作する状態の側面図、図3は休 憩時の状態の側面図、図4〜図11はそれぞれ本考案の他の実施例の要部を示す図 である。
【0010】 図1において、1はキャスタ−2を取付けた脚、3は該脚1を固定した支柱、 4は該支柱3に回転自在に取付けた座板、5は該座板4に前後に傾斜させて取付 けた座で、この座5はビニルレザ−等の被覆部材6により覆われている。7は支 柱3の上部に取付けたパイプから成る片持ち形状の背凭れで、その背凭れ部7aは クッション性を良好にするために、通常樹脂成形品等により構成する。以上によ り本考案の一例の椅子が構成される。尚、脚1は4本,5本のいずれでもよい。
【0011】 尚、図2,図3において、8はOA機器用の机、9はその上に載置したOA機 器、10は該機器9のキ−ボ−ド、MはOA機器9の操作者、Aはその腕である。
【0012】 上記のように構成される本考案OA機器用椅子は、操作者MがOA機器9を操 作する際は、図2に示すように、座5がOA機器9側に傾斜し、背凭れ7の背凭 れ部7aが前に位置する状態にして、操作者Mが腰掛けると共に腕Aを背凭れ部7a 上に置き、OA機器9を操作するのであるが、こうすることにより、操作者Mの 姿勢が前屈みで安定すると共に、腕Aが背凭れ部7a上で安定されるので、操作者 Mは安定した楽な姿勢で前記操作を行なうことが出来、疲労度は極めて少ないも のとなる。
【0013】 また、休憩時には上記の状態から座5を半回転させれば、図3に示すように、 座5が前高となり、背凭れ7が後側となるので、操作者Mが背凭れ部7aにもたれ るように腰掛ければ、休息に適した安定した状態となる。
【0014】 上記実施例においては、背凭れ7を設けたものについて説明したが、背凭れ7 を設けないものは、座5の傾斜により操作者Mが前屈みの安定した姿勢で操作を 行なうことが出来、OA機器操作用の椅子として有用される。
【0015】 上記の実施例においては、背凭れ7が片持ち形状を呈しており、このため、背 凭れ部7a上に腕を置くOA機器操作時にあっても、背凭れ7の背支柱7bが操作者 Mの足の邪魔になることがないという利点がある。
【0016】 また、背凭れ7の高さを調節自在に形成してもよく、こうすることで、背凭れ 7として使用する場合とOA機器操作時の腕置きとして使用する場合とで高さを 変えることができ、特に腕置きとして使用する場合は、操作者Mに最適な高さを 選択できるのできわめて有益である。
【0017】 この高さ調節の手段としては、背凭れ7の背支柱71が支柱3にスライド自在に 固定できるように形成してもよいし、図4〜図6に示す如く腕置きとして使用で きる背凭れ部7aを横部材7bに対して偏心させて取付け、背凭れ部7aを回転するこ とにより高さを調節できるように形成してもよい。
【0018】 尚、座面の高さを適宜調節できるようにガススプリング等の適宜手段で座板を 昇降自在に形成できることは勿論である。また、背凭れ7を腕置きとして使用す る姿勢では座位置が深くなるため、通常のイスで座前部に浅く腰掛ける(いわゆ るチョン掛けという姿勢)場合に特に発生する転倒事故を防ぐ効果がある。
【0019】 上記実施例は、いずれも図1〜図6に示した形態の本考案椅子、或は、背凭れ について説明したものであるが、本考案椅子における背凭れの形態としては、上 記例のものに限られず、図7〜図11に示すような形態のものであってもよいので 、以下この点について説明する。
【0020】 図7は背凭れ部7aの略中央から垂下したパイプによる背凭れ7の背支柱71をク ランク状に曲げ形成した例、図8はパイプによる背支柱71の上部が上,下ダブル 杆の片持ち梁状の横部材7bに形成され、その横部材7bの一方又は双方(図の例で は一方)に背凭れ部7aを取付けた例、図9は背支柱71を略T字状に形成し、その 上部の横部材7cに背凭れ部7aを取付けて形成した例、図10は図9の背凭れ7の変 形例で、背支柱71を略Y字状に形成し、その上部に架設形成した横部材7cに背凭 れ部7aを取付けた例、図11は背支柱71を逆凹状をなすように形成すると共に、そ の一方の縦部材7dの上端を横部材7cに対して旋回接手部7eと折畳接手部7fを介し て連結し、背凭れ部7aを腕置きとして使用するときには、縦部材7dを図11の点線 で示す位置に折畳むようにしたものである。図11において、7gは縦部材7dを折畳 んだときのホルダ−である。図7〜図11に示した背凭れは、通常は背凭れとして 使用し、OA機器等の操作時に前側に旋回させて、腕置きとして使用する。
【0021】
【考案の効果】
本考案は上述のとおりであるから、一般の事務所でOA機器を操作する者が使 用する椅子として有用であるばかりでなく、特に、近時、学校教育において教育 の一貫として行われているパソコン教室等にあっては講義時間とパソコン操作時 間とが分かれており、その両方に対応できる椅子として生徒が使用するのに好適 であり、また、全体として構成は簡潔で、容易且つ低廉に作製提供することが出 来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案OA機器用椅子の一例の斜視図。
【図2】前記椅子を用いてOA機器を操作する状態の側
面図。
【図3】休憩時の状態の側面図。
【図4】背凭れ部の第二実施例の正面図。
【図5】図4の背凭れ部のV−V線断面図。
【図6】図5の背凭れ部の別例の断面図。
【図7】本考案椅子における背凭れの第三実施例の正面
図。
【図8】同じく、第四実施例の正面図。
【図9】同じく、第五実施例の正面図。
【図10】同じく、第六実施例の正面図。
【図11】同じく、第七実施例の正面図。
【符号の説明】
1 脚 2 キャスタ 3 支柱 5 座 7 背凭れ 71 背支柱 7a 背凭れ部 7b 横部材 M 操作者 A 操作者の腕

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座が回転自在の回転椅子において、座面
    の高さを前後に傾斜させたことを特徴とするOA機器用
    椅子。
  2. 【請求項2】 座が回転自在の回転椅子において、OA
    機器等の操作時に手首を含む腕を支持できる適宜形状に
    形成した背凭れを設けたことを特徴とするOA機器用椅
    子。
  3. 【請求項3】 座が回転自在の回転椅子において、座面
    を傾斜させると共に片持ち形状の背凭れを設けたことを
    特徴とするOA機器用椅子。
  4. 【請求項4】 座の高さを調節自在にした請求項1〜3
    に記載のOA機器用椅子。
  5. 【請求項5】 背凭れの高さを調節自在にした請求項2
    〜4に記載のOA機器用椅子。
JP2239291U 1991-03-15 1991-03-15 Oa機器用椅子 Pending JPH0523958U (ja)

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JP2239291U JPH0523958U (ja) 1991-03-15 1991-03-15 Oa機器用椅子

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JPH0523958U true JPH0523958U (ja) 1993-03-30

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ID=12081389

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JP2239291U Pending JPH0523958U (ja) 1991-03-15 1991-03-15 Oa機器用椅子

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597656B2 (ja) * 1979-05-03 1984-02-20 日本電信電話株式会社 光伝送用ガラスフアイバの製造方法
JPS60242808A (ja) * 1984-05-08 1985-12-02 ピーター・オプスビク 椅子

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597656B2 (ja) * 1979-05-03 1984-02-20 日本電信電話株式会社 光伝送用ガラスフアイバの製造方法
JPS60242808A (ja) * 1984-05-08 1985-12-02 ピーター・オプスビク 椅子

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