JPH05239430A - 植毛用接着剤組成物 - Google Patents

植毛用接着剤組成物

Info

Publication number
JPH05239430A
JPH05239430A JP4124492A JP4124492A JPH05239430A JP H05239430 A JPH05239430 A JP H05239430A JP 4124492 A JP4124492 A JP 4124492A JP 4124492 A JP4124492 A JP 4124492A JP H05239430 A JPH05239430 A JP H05239430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous dispersion
dispersion
polyurethane
adhesive composition
flocking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4124492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Kuno
信也 久野
Yoshifumi Tamaki
淑文 玉木
Shigeyoshi Miura
重義 三裏
Nobuhiko Aizawa
信彦 相沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP4124492A priority Critical patent/JPH05239430A/ja
Publication of JPH05239430A publication Critical patent/JPH05239430A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 他種樹脂水性分散体との複合化に適するポリ
ウレタン水性分散体と、アクリル系エマルジョンおよび
エチレン−酢酸ビニル系エマルジョンのうち1種以上を
含有してなり、接着強度、耐水性、耐溶剤性、耐寒屈曲
性に優れる植毛用接着剤組成物を提供する。 【構成】 親水性イオン基と親水性非イオン基を持つポ
リウレタン水性分散体と、アクリル系エマルジョンおよ
びエチレン−酢酸ビニル系エマルジョンのうち1種以
上、増粘剤、架橋剤等の各種添加剤を加えてなる植毛用
接着剤組成物。 【効果】 植毛用接着剤組成物の調製が容易になり、か
つ配合する他種樹脂水性分散体、添加剤を幅広く選択で
きる。得られる植毛用接着剤組成物は接着強度、耐水
性、耐溶剤性、耐寒屈曲性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、他種樹脂水性分散体と
の混合に適するポリウレタン水性分散体とアクリル系エ
マルジョンあるいはエチレン−酢酸ビニル系エマルジョ
ンを含有してなる植毛用接着剤に関する。更に詳しくは
接着強度、耐水性、耐溶剤性、耐寒屈曲性に優れる植毛
用接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】織布、不織布、PVCシート等に対する
植毛用接着剤としてはアクリル系エマルジョン、エチレ
ン−酢酸ビニル系エマルジョン、ポリウレタン水性分散
体等の水性分散型の樹脂組成物;水溶性アクリル樹脂、
水溶性ポリエステル樹脂等の水溶型樹脂組成物;そのほ
か溶剤型樹脂組成物がある。特に水性分散型樹脂組成物
は乾燥性、安全性、取扱の容易さにおいて優れている。
水性分散型樹脂はそれぞれ単独でも使用されるが、種類
の異なる複数の水性分散型樹脂を混合されて、各々の樹
脂の特徴を併せ持つ接着剤として使用される。ポリウレ
タン水性分散体は、アクリル系エマルジョン、エチレン
−酢酸ビニル系エマルジョン等と混合されて、接着強
度、耐水性、耐溶剤性、耐寒屈曲性等に優れる植毛用接
着剤組成物を与える。
【0003】ポリウレタン水性分散体を使用した植毛用
接着剤組成物の調製方法として特開昭49−10492
9に記載の調製方法、ポリウレタン水性分散体を主体と
する接着剤を使用した植毛加工品の製造方法として特開
昭62−199882に記載の製造方法が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
ポリウレタン水性分散体は親水成分として親水性アニオ
ン基のみを含有するポリウレタン水性分散体が主流であ
り、この様なポリウレタン水性分散体は混合する他種樹
脂水性分散体によっては著しく不安定化することがあ
る。アクリル系エマルジョン、エチレン−酢酸ビニル系
エマルジョン等は弱酸性を示すものが多く、上記のポリ
ウレタン水性分散体との混合に際しては、混和不良、ゲ
ル状沈澱物の発生あるいは固体状沈澱物の発生等が起こ
ることがある。また植毛用接着剤組成物に添加される増
粘剤、架橋剤、架橋触媒等の添加剤にも、親水性カチオ
ン基を持つものあるいは酸性を示すもの等、上記のポリ
ウレタン水性分散体との混和性が悪いものがあり、添加
ショックによるゲル状沈澱物あるいは固体状沈澱物の発
生が起こることがある。他種樹脂水性分散体との混合あ
るいは添加剤の添加等によって沈澱物等を生じないもの
であっても均質に混合するために、長時間あるいは強力
な撹拌が必要である。
【0005】本発明は、乳化剤の添加あるいはpH調整
等の混和安定性改善のための操作を行うことなく簡単に
調製される、ポリウレタン水性分散体と他種樹脂水性分
散体とを含有して成る植毛用接着剤組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、かかる観点
から上記欠点を克服するため鋭意研究を進めた結果、ポ
リウレタン水性分散体と他種樹脂水性分散体とを含有し
て成る植毛用接着剤組成物を製造するに際し、ポリウレ
タン水性分散体として、親水性イオン基と親水性非イオ
ン基とを有するポリウレタン水性分散体を使用すること
により、上記欠点を克服した植毛用接着剤組成物が得ら
れることを見いだし本発明に達した物である。
【0007】すなわち本発明は、カルボキシル基および
エチレンオキサイドを含有するポリエーテル成分を末端
または側鎖に有するポリウレタン水性分散体を含有する
ことを特徴とする植毛用接着剤組成物を提供する。
【0008】本発明で用いるポリウレタン水性分散体
は、カルボキシル基およびエチレンオキサイドを含有す
るポリエーテル成分を末端または側鎖に有するポリウレ
タンの水性分散体であればいずれのものも使用できる
が、この様なポリウレタンは、例えばカルボキシル基お
よびエチレンオキシド含有ポリエーテル成分を側鎖また
は末端に有するブロックドイソシアネート末端プレポリ
マー(1)と鎖伸長剤(2)とを反応させることにより
得られた樹脂を水に分散するという方法で製造される。
次にこのポリウレタン水性分散体の製造方法について、
詳述する。
【0009】このブロックイソシアネート末端プレポリ
マー(1)は、例えばポリイソシアネート化合物
(A)、カルボン酸あるいはエチレンオキシド含有ポリ
エーテル成分は有さないが少なくとも2つのイソシアネ
ート反応性活性水素含有基を有する反応成分(B)、カ
ルボン酸を有しかつ少なくとも2つのイソシアネート反
応性活性水素含有基を有する反応成分(C)およびエチ
レンオキシド含有ポリエーテル成分を有しかつ少なくと
も一つのイソシアネート反応性活性水素含有基を有する
反応成分(D)とを反応させることにより得られるイソ
シアネート末端プレポリマーにブロック剤(E)を反応
させて製造される。この際反応成分(A)のイソシアネ
ート基と、反応成分(B)、(C)、(D)、の活性水
素含有基の比で1.1:1〜3:1好ましくは1.2:
1〜2:1の比率で、20〜120℃好ましくは30〜
100℃にて反応させる。またブロック剤(E)は、イ
ソシアネート末端プレポリマーの遊離イソシアネート基
とブロック剤(E)の活性水素含有基の比率で1:0.
2〜1:2で、20〜120℃好ましくは30〜100
℃で反応させる。
【0010】これらの反応は無溶剤下にても行うことが
できるが、反応系の反応制御あるいは粘度低下などの目
的で有機溶剤を使用することもできる。かかる有機溶剤
としては特に限定されないが、例えば、トルエン、キシ
レンなどの芳香族炭化水素;アセトン、メチルエチルケ
トン等のケトン類;テトラヒドロフラン等のエーテル
類;酢酸エチル、酢酸ブチル等の酢酸エステル類;ジメ
チルホルムアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類
が挙げられる。係る有機溶剤は、最終的にポリウレタン
水性分散体から有機溶剤を除いて水分散体とする場合に
は蒸留除去が容易な比較的沸点が低いものを用いること
が好ましい。やむを得ず沸点100℃以上の有機溶剤を
使用しなければならない場合においてもその使用量は必
要最小限にとどめることが好ましい。
【0011】本発明において、水性分散体とは水を必須
成分とする媒質に分散した物であり、水分散体とは水の
みを媒質とする分散体をさすこととする。ポリイソシア
ネート化合物(A)としては、例えば2,4−トリレン
ジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネー
ト、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレン
ジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、2,2′−ジフェニルメタンジイソシアネート、
3,3′−ジメチル−4,4′−ビフェニレンジイソシ
アネート、3,3′−ジメトキシ−4,4′−ビフェニ
レンジイソシアネート、3,3′−ジクロロ−4,4′
−ビフェニレンジイソシアネート、1,5−ナフタレン
ジイソシアネート、1,5−テトラヒドロナフタレンジ
イソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカメチ
レンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイ
ソシアネート、1,3−シクロヘキシレンジイソシアネ
ート、1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジ
イソシアネート、水素添加キシリレンジイソシアネー
ト、リジンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネ
ート、3,3′−ジメチル−4,4′−ジシクロヘキシ
ルメタンジイソシアネート等が挙げられる。
【0012】カルボン酸あるいはエチレンオキシド含有
ポリエーテル成分は有さないが少なくとも2つのイソシ
アネート反応性活性水素含有基を有する反応成分(B)
は、便宜上平均分子量300〜10,000好ましくは
500〜5,000の高分子量化合物(B1)と、分子
量300以下の低分子量化合物(B2)とに分けられ
る。
【0013】上記高分子量化合物(B1)としては、例
えばポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオー
ル、ポリカーボネートポリオール、ポリアセタールポリ
オール、ポリアクリレートポリオール、ポリエステルア
ミドポリオール、ポリチオエーテルポリオール、ポリオ
レフィンポリオール等が挙げられる。
【0014】低分子量化合物(B2)としては、分子量
300以内の分子内に少なくとも2個以上の活性水素を
有する化合物で、例えばエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブ
タンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペン
タンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ジエチレングリコール等のグリコール;グリセリ
ン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
ソルビトール、ペンタエリスリトール等のポリヒドロキ
シ化合物;エチレンジアミン、1,6−ヘキサメチレン
ジアミン、ピペラジン、2−メチルピペラジン、2,5
−ジメチルピペラジン、イソホロンジアミン、4,4’
−ジシクロヘキシルメタンジアミン、3,3’−ジメチ
ル−4,4’−ジシクロヘキシルメタンジアミン、1,
4−シクロヘキサンジアミン、1,2−プロパンジアミ
ン、ヒドラジン、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン等のアミン化合物が挙げられる。
【0015】カルボン酸を有しかつ少なくとも2つのイ
ソシアネート反応性活性水素含有基を有する反応成分
(C)は、2,2−ジメチロールプロピオン酸、2,2
−ジメチロール酪酸あるいは2,2−ジメチロール吉草
酸の如きジヒドロキシアルカン酸、およびこれを共重合
したポリエステルポリオールあるいはポリエーテルポリ
オールである。
【0016】エチレンオキシド含有ポリエーテル成分を
有しかつ少なくとも1つのイソシアネート反応性活性水
素含有基を有する反応成分(D)は、エチレンオキシド
の繰り返し単位を20〜100重量%好ましくは40〜
100重量%含有するポリアルキレンオキシド共重合体
で、該共重合体成分の平均分子量が500〜8,000
好ましくは550〜5,000であり、該共重合体成分
の末端に少なくとも一つのイソシアネート反応性活性水
素含有基を有する化合物である。
【0017】反応成分(D)としては、エチレンオキシ
ド含有共重合体のモノアルキルエーテルが挙げられ、さ
らに具体的にはポリエチレングリコールモノアルキルエ
ーテル、エチレンオキシド/プロピレンオキシド共重合
体のモノアルキルエーテル、エチレンオキシド/ブチレ
ンオキシド共重合体のモノアルキルエーテル、エチレン
オキシド/テトラヒドロフラン共重合体のモノアルキル
エーテル、エチレンオキシド/スチレンオキシド共重合
体のモノアルキルエーテル等が挙げられる。特にポリエ
チレングリコールモノアルキルエーテルが好ましい。こ
れらは単独もしくは組み合わせて使用される。
【0018】ブロック剤(E)としては、例えば、ホル
ムアルドキシム、アセトアルドキシム、プロピオンアル
ドキシム、ブチルアルドキシム、ベンズアルドキシム等
のアルドキシム;アセトオキシム、ブタノンオキシム、
アセトフェノンオキシム、シクロヘキサノンオキシム等
のケトオキシム;フェノール、あるいはアルキルフェノ
ール等のフェノール類;アセチルラクトン、アセチルア
セトン、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル等の活性
メチレン化合物;亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸水素
塩;2級または3級アルコール;イミダゾール、あるい
は4−、5−または2−置換イミダゾールが挙げられ
る。
【0019】ブロックイソシアネート末端プレポリマー
(1)は、カルボキシル基を最終的に得られるポリウレ
タン水性分散体の固形分に対して0.5〜5重量%好ま
しくは0.8〜2重量%含有し、かつエチレンオキシド
含有ポリエーテル成分を最終的に得られるポリウレタン
水性分散体の固形分に対して1.0〜20重量%好まし
くは1.5〜15重量%含有することが必要である。
【0020】上記のように製造された、カルボキシル基
およびエチレンオキシド含有ポリエーテル成分を側鎖ま
たは末端に有するブロックドイソシアネート末端プレポ
リマー(1)、あるいはこれの有機溶剤溶液または有機
溶剤分散液の水への分散は、従来の公知の方法で行うこ
とができ特に制限されるものではない。すなわち水(場
合により鎖伸長剤、中和剤、親水化剤などを含有する)
を撹拌しながら該プレポリマーを加えて混合分散させて
もよく、あるいは連続的に上記2液を混合させてもよ
い。
【0021】鎖伸長剤(2)としては、活性水素原子を
少なくとも2個有するポリアミン化合物であり、例えば
エチレンジアミン、1,2−プロパンジアミン、1,6
−ヘキサメチレンジアミン、ピペラジン、2−メチルピ
ペラジン、2,5−ジメチルピペラジン、イソホロンジ
アミン、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジアミン、
1,4−シクロヘキサンジアミン等のジアミン類;ジエ
チレントリアミン、ジプロピレントリアミン、トリエチ
レンテトラミン等のポリアミン類;ヒドラジン類;酸ヒ
ドラジド類が挙げられ、これら単独あるいは組み合わせ
て使用される。
【0022】鎖伸長剤(2)は、分散媒として使用する
水に溶解させておいてもよいし、分散体を形成せしめた
後で加えてもよいが、通常水に溶解させて使用される。
その際の使用量はプレポリマー中のイソシアネート基と
アミンの当量比で1:0.2〜1:2好ましくは1:
0.6〜1:1.2である。
【0023】中和剤としては、カルボキシル基を中和で
きるものであれば特に制限はないが、例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等の不揮発性塩基;トリメチル
アミン、トリエチルアミン等の三級アミン類;アンモニ
ア等の揮発性塩基が挙げられる。
【0024】中和剤は、プレポリマーに加えて分散前に
カルボキシル基を中和しておいてもよいし、分散媒とし
て使用する水に加えておいて分散と同時に中和してもよ
い。その使用量はカルボキシル基と中和剤の当量比で
1:0.5〜1:2好ましくは1:0.8〜1:1.3
となるような割合で上記鎖伸長剤と併用することが好ま
しい。
【0025】本発明で用いるポリウレタン水性分散体の
製造には、乳化剤は特に必要ではないが、必要に応じて
プレポリマー、分散媒として使用する水、プレポリマー
の水性分散体あるいは最終的に得られるポリウレタン水
性分散体または水分散体中に添加することができる。
【0026】本発明で用いるポリウレタン水性分散体の
製造においてプレポリマーと水(場合により鎖伸長剤、
中和剤、乳化剤などを含有する水であることもある。)
とを混合する際の温度は特に制限されないが、通常5〜
80℃、好ましくは20〜60℃である。
【0027】プレポリマーの水(場合により鎖伸長剤、
中和剤、乳化剤などを含有する水であることもある。)
への分散に際しては、撹拌翼を持つ反応釜を用いたバッ
チ式の方法の他に、各種の混合器による連続分散も可能
である。
【0028】上記のようにして得られたプレポリマーの
水性分散体を鎖伸長するには、鎖伸長剤の存在下、20
〜100℃好ましくは40〜90℃で反応させることに
よって行うことができる。鎖伸長工程は、通常加熱が必
要であり従来公知の撹拌翼を持つ反応釜を用いて行うこ
とができる。
【0029】脱溶剤を行ってポリウレタン水分散体を製
造する場合には、後述の脱溶剤工程の前に鎖伸長を行っ
てもよいし、脱溶剤工程における加熱によって鎖伸長を
並行して行うことも可能であり、脱溶剤中に鎖伸長が完
結しなければその後に加熱して鎖伸長を完結させてもよ
い。
【0030】この様にして得られたポリウレタン水性分
散体はそのまま使用に供してもよいが、有機溶剤を除去
して水分散体として使用してもよい。この脱溶剤を行う
場合は適宜各種の蒸留器あるいは蒸発器が使用でき、従
来のバッチ方式に限らず薄膜蒸発器等による連続方式で
の脱溶剤が適用できる。
【0031】上記のように製造されたポリウレタン水性
分散体の固形物含量は、15〜60%好ましくは20〜
55%である。上記のように製造された、親水性イオン
基と親水性非イオン基を有するポリウレタン水性分散体
は、そのままでも植毛用接着剤として使用できるが、増
粘剤、架橋剤、架橋触媒あるいは難燃剤等を添加して使
用することが好ましい。該ポリウレタン水性分散体は他
種樹脂水性分散体との混和安定性に優れているので、他
種樹脂水性分散体と混合して特定の性質を付与された植
毛用接着剤組成物を得ることができる。該ポリウレタン
水性分散体と他種樹脂水性分散体との混合物に、更に増
粘剤、架橋剤、架橋触媒等、あるいは難燃防炎剤、湿潤
剤、レベリング剤、充填剤、顔料等の添加剤を加えて、
各種用途に適した植毛用接着剤組成物を得ることができ
る。
【0032】本発明の植毛用接着剤組成物におけるポリ
ウレタン水性分散体と混合して使用し得る他種樹脂水性
分散体としては、例えばアクリル系エマルジョン、エチ
レン−酢酸ビニル系エマルジョンが代表的であるが、他
にも合成ゴム系ラテックス、アルキド系エマルジョン、
ポリエステル系エマルジョン、フェノール樹脂系エマル
ジョン、ポリ酢酸ビニル系エマルジョン、塩化ビニリデ
ン系エマルジョン、塩化ビニル系エマルジョン及びこれ
らの共重合体エマルジョンが使用できる。
【0033】本発明の接着剤組成物に含まれるアクリル
系エマルジョンとしては、例えばアクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸
n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸イソプ
ロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブ
チル、メタクリル酸n−ヘキシル、メタクリル酸ラウリ
ル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン
酸、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸
ヒドロキシプロピル、アクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリルアミド、
N−メチロールアクリルアミド、ジアセトンアクリルア
ミド、グリシジルメタクリレート、スチレン、ビニルト
ルエン、酢酸ビニル、アクリロニトリル等のモノマー類
を従来公知の方法で乳化重合あるいは乳化共重合して得
られる樹脂水性分散体が挙げられる。
【0034】エチレン−酢酸ビニル系エマルジョンとし
ては、エチレンで加圧した耐圧構造の反応釜中で酢酸ビ
ニルとエチレンを従来公知の方法で乳化共重合して得ら
れる樹脂水性分散体、及び上記酢酸ビニルに先述のモノ
マー類のうち1種あるいは複数種を併用してエチレン加
圧下で乳化共重合して得られる樹脂水性分散体が挙げら
れる。
【0035】本発明の植毛用接着剤組成物の製造に際し
て、ポリウレタン水性分散体を他種樹脂水性分散体に混
合するに際しては、pHの調整、乳化剤の添加といった
混和安定性改良のための操作は必要ではないが、粘度調
整、加工性の改善等の目的でこれらの操作を行うことは
差し支えない。
【0036】本発明の植毛用接着剤組成物の製造に際し
て、本発明で用いるポリウレタン水性分散体は混合以外
の方法でも他種樹脂水性分散体と複合化することがで
き、複合化の方法は特に制限されるものではない。例え
ば、該ポリウレタン水性分散体中で各種モノマーを乳化
重合する方法、該ポリウレタン水性分散体の製造工程に
おいてプレポリマーを水(場合により鎖伸長剤、中和剤
等を含む)に分散させるにあたり水に他種樹脂水性分散
体を併用する方法がある。
【0037】本発明の植毛用接着剤組成物は、親水性イ
オン基と親水性非イオン基を有するポリウレタン水性分
散体と他種樹脂水性分散体とを加工目的に応じて任意の
比率で含むことができるが、該ポリウレタン水性分散体
で他種樹脂水性分散体を改質して植毛用接着剤組成物を
得ようとするときには、それらの合計を100としたと
き、少なくとも固形分で10重量%の本発明の該ポリウ
レタン水性分散体を含有させることが必要である。
【0038】本発明の植毛用接着剤組成物に加えられる
添加剤は、増粘剤としては例えばアルカリ増粘型あるい
は添加型の各種増粘剤、架橋剤としては例えばメラミン
系、エポキシ系、尿素樹脂系、環状尿素樹脂系、アミノ
樹脂系、アジリジン系、ポリイソシアネート系、金属塩
系架橋剤等、架橋触媒としては例えば有機アミン系、有
機金属系架橋触媒、難燃防炎剤としては例えばハロゲン
系難燃剤、三酸化アンチモン系、有機含燐含クロル系防
炎剤、湿潤剤としては例えばエチレングリコールあるい
は各種界面活性剤等、レベリング剤としては例えばフッ
素系レベリング剤、充填剤としては例えば炭酸カルシウ
ム、水酸化アルミニウム、クレー、マイカ等、顔料とし
ては各種の無機あるいは有機顔料等が挙げられる。
【0039】本発明の接着剤組成物は使用するポリウレ
タン水性分散体が分散体粒子としての安定性に優れてい
るので、混合した他種樹脂水性分散体が安定である限り
において、添加剤を加えたことによって該組成物が凝集
したりゲル化したりすることはなく、上記添加剤の他に
も各種添加剤を幅広く選択して使用することが可能であ
る。
【0040】本発明の植毛用接着剤組成物に加える添加
剤の配合量は、特に制限されないが、通常ポリウレタン
水性分散体あるいはこれと他種樹脂水性分散体との混合
物100重量部に対して以下の通りである。増粘剤の配
合量は0.5〜10重量部好ましくは1〜5重量部であ
る。該接着剤組成物がアルカリ増粘性を有する樹脂水性
分散体を含む場合には、特に増粘剤を加えずに0.2〜
3部好ましくは1〜2部のアンモニア水、希水酸化ナト
リウム水溶液、希水酸化カリウム水溶液等のような希ア
ルカリ溶液を加えて該接着剤組成物のpHを高くするこ
とで増粘させることができる。架橋剤の配合量は1〜1
0重量部好ましくは2〜7重量部、架橋触媒の配合量は
0.01〜2重量部好ましくは0.05〜1.5重量部
である。難燃剤、防炎剤、浸透剤、レベリング剤等は必
要に応じて適宜加えることができるが、該接着剤組成物
の接着性、耐水性、耐溶剤性等の接着剤としての性能を
低下させないためには、これらの総量は70部以下であ
ることが好ましい。充填剤、顔料等は必要に応じて加え
てさしつかえない。
【0041】本発明の植毛用接着剤組成物は、上記の添
加剤の他に更に起泡剤、発泡加工助剤等を加えて従来公
知の方法で発泡させて、発泡植毛加工に用いられること
ができる。発泡させた植毛用接着剤組成物の発泡倍率は
1.1〜12倍好ましくは1.1〜6倍である。起泡剤
としてはフッ素系界面活性剤系あるいは脂肪酸塩系起泡
剤等、発泡加工助剤としては、シリコーン系整泡剤等が
用いられる。起泡剤の配合量は、ポリウレタン水性分散
体あるいはこれと他種樹脂水性分散体との混合物100
重量部に対して1〜25部好ましくは1.5〜20部で
ある。発泡加工助剤は必要に応じて添加することができ
るが、配合量は3部以下であることが好ましい。
【0042】本発明の植毛用接着剤組成物の粘度は30
00〜80000cps好ましくは10000〜500
00cpsであり、固形分は15〜70%好ましくは3
0〜55%である。
【0043】本発明の植毛用接着剤組成物を用いた植毛
加工の方法は、特に制限されるものではなく、例えば以
下のような従来公知の方法で行われることができる。本
発明の接着剤組成物の基材への塗付は、ナイフコート、
ロール転写、スプレー、スクリーンプリント、機械捺
染、フローコーティング等の方法で行うことができる。
塗付量は固形分として50〜500g/m2、好ましく
は100〜300g/m2である。
【0044】本発明の接着剤組成物を塗付した基材への
短繊維の植毛は、振りかけ法、圧搾空気でパイルを吹き
付ける方法、振動でパイルを付着させる方法、静電植毛
法等のいずれでも良い。静電植毛法は、パイル一本一本
が隙間なく真直ぐに加工面の接着剤塗付層に投錨して強
く固着するので特に好ましい。
【0045】本発明の接着剤組成物を用いた植毛加工で
は、必要に応じて該接着剤組成物の水分を蒸発させるた
めに予備乾燥を行っても良い。予備乾燥は自然乾燥ある
いは熱風、赤外線ヒーター、遠赤外線ヒーター、熱シリ
ンダー等を使用した加熱乾燥によって行われる。加熱乾
燥の条件は通常、60〜100℃で3〜10分である。
【0046】本発明の接着剤組成物を用いた植毛加工で
は、必要に応じて該接着剤組成物の架橋あるいは縮合に
よる硬化を促進して、加工製品の摩擦、洗濯堅牢性を高
めるために熱処理を行っても良い。熱処理は熱風、熱シ
リンダー等を使用して、通常120〜160℃で1〜8
分の条件で行われる。
【0047】本発明の接着剤組成物を用いた植毛加工で
は、必要に応じてブラッシングあるいはサクション等の
方法で残余短繊維を除去しても良い。本発明の植毛用接
着剤組成物は、綿、羊毛、麻等の天然繊維あるいはレー
ヨン、蛋白繊維などの再生繊維、ポリウレタン系、ポリ
塩化ビニル系、ポリビニルアルコール系、ポリ塩化ビニ
リデン系、ポリエステル系、ポリアミド系、アクリロニ
トリルの重合体ならびに共重合体、ポリオレフィン系等
の合成繊維、及びこれらの混紡の編織布、不織布等の繊
維製品、塩ビ、ナイロン、ポリエチレン、ポリエステ
ル、ポリウレタン、PET、PBT等の各種プラスチッ
クのフィルムあるいは成型品、アルミニウム、鉄、銅等
の金属、そのほか紙、木材、ガラス等といった各種基材
と、上記天然繊維、再生繊維及び合成繊維の短繊維との
接着性に優れ、該植毛用接着剤組成物を使用して製造さ
れる植毛加工製品耐水性、耐溶剤性、耐寒屈曲性、摩擦
堅牢性、洗濯堅牢性が良好であるので、衣料用あるいは
資材用等各種の植毛加工に幅広く用いられることができ
る。
【0048】
【実施例】以下、実施例により発明を更に説明するが、
本発明はこれに限定される物ではない。尚、本発明は特
に断わりのない限り、部及び%は重量基準である。
【0049】〔実施例1〕分子量2,000のポリエス
テルジオール(1,6−ヘキサンジオール/ネオペンチ
ルグリコール/アジピン酸)276部、1,4−ブタン
ジオール12部、2,2’−ジメチロールプロピオン酸
12部、分子量4,000のポリエチレングリコールモ
ノメチルエーテル33部、トリレンジイソシアネート9
4部、メチルエチルケトン200部から得られたイソシ
アネート末端プレポリマー溶液に、メチルエチルケトオ
キシム30部を加え80℃で2時間攪拌してブロックド
イソシアネート末端プレポリマー溶液を得た。これをイ
ソホロンジアミン23部、トリエチルアミン9部、水6
95部からなる水溶液に混合して分散させ、得られたブ
ロックドイソシアネート末端プレポリマー水性分散体を
75℃で2時間攪拌して鎖伸長せしめポリウレタン水性
分散体を得た。続いて、この水性分散体中の有機溶剤を
バッチ方式で減圧留去して、有機溶剤を殆ど含まない、
固形分45%のポリウレタン水分散体を得た。
【0050】〔比較例1〕分子量2,000のポリエス
テルジオール(1,6−ヘキサンジオール/ネオペンチ
ルグリコール/アジピン酸)297部、1,4−ブタン
ジオール11部、2,2’−ジメチロールプロピオン酸
16部、トリレンジイソシアネート100部、メチルエ
チルケトン195部から得られたイソシアネート末端プ
レポリマー溶液に、メチルエチルケトオキシム33部を
加え80℃で2時間攪拌してブロックドイソシアネート
末端プレポリマー溶液を得た。これをイソホロンジアミ
ン26部、トリエチルアミン12部、水675部からな
る水溶液に混合して分散させ、得られたブロックドイソ
シアネート末端プレポリマー水性分散体を65℃で8時
間攪拌して鎖伸長せしめたところポリウレタン水性分散
体を得た。続いて、この水性分散体中の有機溶剤を減圧
留去して、有機溶剤を殆ど含まない、固形分45%のポ
リウレタン水分散体を得た。
【0051】〔実施例2〜8、比較例2〜8〕以下、実
施例1及び比較例1のポリウレタン水性分散体を使用し
て成る植毛用接着剤組成物の配合、安定性、加工条件、
物性評価を表に示す。
【0052】実施例1及び比較例1のポリウレタン水性
分散体と、アクリル系エマルジョン、エチレン−酢酸ビ
ニル系エマルジョンあるいは合成ゴム系ラテックスのい
ずれかを混合した樹脂水性分散体の安定性の比較を表1
に示す。
【0053】実施例1及び比較例1のポリウレタン水性
分散体と、アクリル系エマルジョンあるいはエチレン−
酢酸ビニル系エマルジョンを含む植毛用接着剤組成物の
配合例とこれらの安定性を表2に示す。比較例1のポリ
ウレタン水性分散体を使用する配合例では、他種樹脂水
性分散体に25%アンモニア水を添加してpHを高める
ことで混和性を改善している。
【0054】実施例1及び比較例1のポリウレタン水性
分散体と、アクリル系エマルジョンあるいはエチレン−
酢酸ビニル系エマルジョンを含む植毛用接着剤組成物を
用いた植毛加工の例と評価を表3に示す。比較例1のポ
リウレタン水性分散体を使用する配合では、他種樹脂水
性分散体に25%アンモニア水を添加してpHを高める
ことで混和性を改善している。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【表3】
【0058】注1)大日本インキ化学工業(株)製品 アクリル酸エステル系共重合エマルジョン、固形分45
% 注2)大日本インキ化学工業(株)製品 エチレン−酢酸ビニル系共重合エマルジョン、固形分5
3% 注3)大日本インキ化学工業(株)製品 NBR系共重合ラテックス、固形分45% 注4)○:撹拌棒による混合撹拌で容易に混和し、凝集
物、ゲル物等を生じない △:長時間の撹拌で混和して、外観上凝集物、ゲル物等
は見られない ×:混和せず凝集物、ゲル物等を生ずる 注5)混合物100gを80メッシュナイロン布で濾過
し、濾過残査を100℃で1時間乾燥した物の重量 注6)大日本インキ化学工業(株)製品 アクリル酸エステル系、アルカリ増粘型増粘剤 注7)大日本インキ化学工業(株)製品 メラミン系架橋剤 注8)大日本インキ化学工業(株)製品 エポキシ系架橋剤 注9)大日本インキ化学工業(株)製品 有機アミン塩系架橋触媒 注10)BM型回転粘度計(ローターNo.4、12r
pm) 注11)○:容易に混和し濾過残査なし △:見かけ上混和するが、少量の濾過残査を生ずる ×:混和せず大量の濾過残査を生ずる 注12)基材:レーヨン綾織9A パイル:レーヨン(2d×0.6mm) 加工方法:アップ法 電極条件:距離10cm、電圧45kV 乾燥:90℃×5min 熱処理:140℃×3min 注13)JIS L−1084(植毛強さ、フラット
法)に準じて測定 注14)JIS L−1079(剛軟度、45゜カンチ
レバー法)に準じて測定
【0059】
【本発明の効果】本発明の植毛用接着剤組成物に使用す
るポリウレタン水性分散体は、高分子鎖中に親水性イオ
ン基であるカルボキシル基と親水性非イオン基であるエ
チレンオキシド含有ポリエーテル成分を有する、いわゆ
るアニオン/ノニオンタイプのポリウレタン水性分散体
であるので、従来のポリウレタン水性分散体に比べて、
アクリル系エマルジョン、エチレン−酢酸ビニル系エマ
ルジョン等の他種樹脂水性分散体との複合化、あるいは
増粘剤、架橋剤等の各種添加剤の混和安定性が良好であ
り、簡単に接着剤組成物が調製することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボキシル基およびエチレンオキサイ
    ドを含有するポリエーテル成分を末端または側鎖に有す
    るポリウレタン水性分散体を含有することを特徴とする
    植毛用接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 カルボキシル基およびエチレンオキサイ
    ドを含有するポリエーテル成分を末端または側鎖に有す
    るポリウレタン水性分散体と、アクリル系エマルジョ
    ン、エチレン−酢酸ビニル系エマルジョンのうち少なく
    とも1種以上を含有することを特徴とする請求項1記載
    の植毛用接着剤組成物。
  3. 【請求項3】 ポリウレタン水性分散体が、カルボキシ
    ル基およびエチレンオキサイドを含有するポリエーテル
    成分を末端または側鎖に有するブロックイソシアネート
    末端プレポリマーとポリアミンとを反応させて得られる
    ポリウレタン水性分散体である請求項1または2記載の
    植毛用接着剤組成物。
JP4124492A 1992-02-27 1992-02-27 植毛用接着剤組成物 Pending JPH05239430A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4124492A JPH05239430A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 植毛用接着剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4124492A JPH05239430A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 植毛用接着剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05239430A true JPH05239430A (ja) 1993-09-17

Family

ID=12603027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4124492A Pending JPH05239430A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 植毛用接着剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05239430A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199961A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Rohm & Haas Co 熱可塑性基体のための水性フロック接着剤
CN103102842A (zh) * 2011-11-15 2013-05-15 常熟市凯力达蜂窝包装材料有限公司 一种eva静电植绒胶
CN103102841A (zh) * 2011-11-15 2013-05-15 常熟市凯力达蜂窝包装材料有限公司 一种eva静电植绒胶粘剂的制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199961A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Rohm & Haas Co 熱可塑性基体のための水性フロック接着剤
EP1681328A3 (en) * 2005-01-18 2008-06-04 Rohm and Haas Company Water-based flock adhesives for thermoplastic substrates
CN103102842A (zh) * 2011-11-15 2013-05-15 常熟市凯力达蜂窝包装材料有限公司 一种eva静电植绒胶
CN103102841A (zh) * 2011-11-15 2013-05-15 常熟市凯力达蜂窝包装材料有限公司 一种eva静电植绒胶粘剂的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11118000B2 (en) Polyurethane or polyurethane-urea aqueous dispersion, preparation method therefor, and use thereof
JP4302989B2 (ja) コーティング組成物としてのポリウレタン−ポリ尿素分散体
JP5668690B2 (ja) 水性ポリウレタン樹脂分散体、その製造方法及びその使用
TW200948840A (en) Polycarbodiimides
WO2009067384A1 (en) Vinyl chloride, acrylate, and urethane polymers with increased moisture vapor permeability and static dissipative properties
JP3047098B2 (ja) ポリウレタン樹脂水性分散体およびコーティング剤
CN107011495A (zh) 水系聚氨酯分散体
WO2014038565A1 (ja) ゴム積層体及びその製造方法
JP3970955B2 (ja) ポリウレタン水性組成物
JP2000297211A (ja) 多孔質形成用水系ウレタン樹脂組成物
US5252671A (en) Coating compositions for coatings that are permeable to water vapor and a process for their preparation
JP4257564B2 (ja) 合成皮革用水性ドライラミネート接着剤組成物及びそれを使用してなる合成皮革の製造方法
JPH07138469A (ja) ポリウレタン水性組成物
JPH0827243A (ja) 水性ポリウレタン樹脂及びその製造方法
KR101622621B1 (ko) 친환경 매트용 합성피혁 및 그의 제조방법
JPH05239430A (ja) 植毛用接着剤組成物
JPH08283654A (ja) 防汚被膜の形成方法
JP3961130B2 (ja) 感熱ゲル化性ポリウレタン系エマルジョンおよびその製造方法
JP2860684B2 (ja) 多孔性シート材料の製造方法
JPH11116796A (ja) 粉末状ポリウレタン樹脂組成物
JPH04325510A (ja) 接着剤
KR20190136281A (ko) 향상된 가교성을 갖는 수성 폴리우레탄 분산액 및 이의 제조방법
JP4736378B2 (ja) 人工皮革または合成皮革
JPH0827242A (ja) 水性ポリウレタン樹脂及びその製造方法
JP3961133B2 (ja) 合成樹脂エマルジョン粉末