JPH05239374A - アゾ染料含有ポリマー - Google Patents
アゾ染料含有ポリマーInfo
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- JPH05239374A JPH05239374A JP4263378A JP26337892A JPH05239374A JP H05239374 A JPH05239374 A JP H05239374A JP 4263378 A JP4263378 A JP 4263378A JP 26337892 A JP26337892 A JP 26337892A JP H05239374 A JPH05239374 A JP H05239374A
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- mol
- atom
- polymer
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F20/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
- C08F20/02—Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
- C08F20/10—Esters
- C08F20/34—Esters containing nitrogen, e.g. N,N-dimethylaminoethyl (meth)acrylate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F246/00—Copolymers in which the nature of only the monomers in minority is defined
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B69/00—Dyes not provided for by a single group of this subclass
- C09B69/10—Polymeric dyes; Reaction products of dyes with monomers or with macromolecular compounds
- C09B69/106—Polymeric dyes; Reaction products of dyes with monomers or with macromolecular compounds containing an azo dye
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/355—Non-linear optics characterised by the materials used
- G02F1/361—Organic materials
- G02F1/3611—Organic materials containing Nitrogen
- G02F1/3612—Heterocycles having N as heteroatom
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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- G02F1/35—Non-linear optics
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- G02F1/361—Organic materials
- G02F1/3613—Organic materials containing Sulfur
- G02F1/3614—Heterocycles having S as heteroatom
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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- G02F1/3617—Organic materials containing polymers having the non-linear optical group in a side chain
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 モノマーのアゾ染料を使用して、非線形光学
装置に使用するのに好適であるポリマーを提供する。 【構成】 該ポリマーは、特性化されたモノマー単位と
して、一般式I、式II、式IIIおよび一般式IV: の基を有し、ポリマーに対して一般式Iのモノマー単位
の割合が1〜100モル%、IIが0〜99モル%、式II
Iが0〜99モル%および一般式IVが0〜75モル%で
あり、かつポリマーの平均分子量が1000〜1000
00であるアゾ染料含有ポリマー。たとえば、モノマー
単位として上式(I)(式中、Dは2,4−ジシアノ−
3−クロロ−チオール−5−イル,Q1,Q3はC
H3,Q2はC2H5,nは6)と(II)(式中、Xは
0CH3,R4,R5はCH3,R6はH)とを、ポリ
マーに対し、各々、10,90モル%含むアゾ染料含有
ポリマー。
装置に使用するのに好適であるポリマーを提供する。 【構成】 該ポリマーは、特性化されたモノマー単位と
して、一般式I、式II、式IIIおよび一般式IV: の基を有し、ポリマーに対して一般式Iのモノマー単位
の割合が1〜100モル%、IIが0〜99モル%、式II
Iが0〜99モル%および一般式IVが0〜75モル%で
あり、かつポリマーの平均分子量が1000〜1000
00であるアゾ染料含有ポリマー。たとえば、モノマー
単位として上式(I)(式中、Dは2,4−ジシアノ−
3−クロロ−チオール−5−イル,Q1,Q3はC
H3,Q2はC2H5,nは6)と(II)(式中、Xは
0CH3,R4,R5はCH3,R6はH)とを、ポリ
マーに対し、各々、10,90モル%含むアゾ染料含有
ポリマー。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特性モノマー単位とし
て、式I、式II、式IIIおよび式IV:
て、式I、式II、式IIIおよび式IV:
【0002】
【化2】
【0003】〔式中、Dは、5員環の芳香族複素環式ア
ミンから誘導されたジアゾ成分の基を表し、該アミン
は、窒素原子、酸素原子および硫黄原子からなる群から
選択された1〜3個のヘテロ原子を複素環に有し、かつ
ベンゼン環、チオフェン環、ピリジン環またはピリミジ
ン環により縮合環化されていてもよく、R1およびR2は
互いに独立にそれぞれ水素原子、C1〜C6−アルキル基
またはC1〜C6−アルコキシ基を表し、これらはフェニ
ル基またはC1〜C4−アルコキシ基により置換されてい
てもよく、またはR2はC1〜C4−アルカノイルアミノ
基を表し、R3は水素原子、C1〜C6−アルキル基、C5
〜C7−シクロアルキル基またはC3〜C4−アルケニル
基を表し、R4は水素原子、重水素、メチル基、三重水
素化されたメチル基または塩素原子を表し、R5は水素
原子または重水素を表し、Y1およびY2は互いに独立に
それぞれ、エーテル官能基中の1〜3個の酸素原子によ
りまたはイミノ基またはC1〜C4−アルキルイミノ基に
より中断されていてよいC2〜C10−アルキレン基を表
し、Wは酸素原子、イミノ基またはC1〜C4−アルキル
イミノ基を表し、かつXはヒドロキシ基、C1〜C6−ア
ルコキシ基、三重水素化されたメトキシ基、2,3−エ
ポキシプロポキシ基、フェノキシ基、アミノ基またはC
1〜C4−モノ−またはジアルキルアミノ基を表す〕で示
される基を有する、アゾ染料を含有するポリマーにおい
て、それぞれポリマーに対して、式Iのモノマー単位の
割合が1〜100モル%、式IIのモノマー単位の割合
が0〜99モル%、式IIIのモノマー単位の割合が0
〜99モル%および式IVのモノマー単位の割合が0〜
75モル%であり、かつポリマーの平均分子量が100
0〜100000である、新規アゾ染料含有ポリマーお
よび該ポリマーの非線形光学における使用ならびに新規
ポリマーを製造するためのモノマーのアゾ染料の使用に
関する。
ミンから誘導されたジアゾ成分の基を表し、該アミン
は、窒素原子、酸素原子および硫黄原子からなる群から
選択された1〜3個のヘテロ原子を複素環に有し、かつ
ベンゼン環、チオフェン環、ピリジン環またはピリミジ
ン環により縮合環化されていてもよく、R1およびR2は
互いに独立にそれぞれ水素原子、C1〜C6−アルキル基
またはC1〜C6−アルコキシ基を表し、これらはフェニ
ル基またはC1〜C4−アルコキシ基により置換されてい
てもよく、またはR2はC1〜C4−アルカノイルアミノ
基を表し、R3は水素原子、C1〜C6−アルキル基、C5
〜C7−シクロアルキル基またはC3〜C4−アルケニル
基を表し、R4は水素原子、重水素、メチル基、三重水
素化されたメチル基または塩素原子を表し、R5は水素
原子または重水素を表し、Y1およびY2は互いに独立に
それぞれ、エーテル官能基中の1〜3個の酸素原子によ
りまたはイミノ基またはC1〜C4−アルキルイミノ基に
より中断されていてよいC2〜C10−アルキレン基を表
し、Wは酸素原子、イミノ基またはC1〜C4−アルキル
イミノ基を表し、かつXはヒドロキシ基、C1〜C6−ア
ルコキシ基、三重水素化されたメトキシ基、2,3−エ
ポキシプロポキシ基、フェノキシ基、アミノ基またはC
1〜C4−モノ−またはジアルキルアミノ基を表す〕で示
される基を有する、アゾ染料を含有するポリマーにおい
て、それぞれポリマーに対して、式Iのモノマー単位の
割合が1〜100モル%、式IIのモノマー単位の割合
が0〜99モル%、式IIIのモノマー単位の割合が0
〜99モル%および式IVのモノマー単位の割合が0〜
75モル%であり、かつポリマーの平均分子量が100
0〜100000である、新規アゾ染料含有ポリマーお
よび該ポリマーの非線形光学における使用ならびに新規
ポリマーを製造するためのモノマーのアゾ染料の使用に
関する。
【0004】
【従来の技術】J.Polymer Sci.Part A Polymer Chem.
28巻、1〜13頁(1990年)から、発色団として
側鎖にアゾ染料を含有するポリマーが公知である。ここ
では、アゾ染料はアゾベンゼン系列に由来する。しかし
ながらそのようなポリマーは非線形光学装置に使用する
場合になお欠点を有することが判明した。
28巻、1〜13頁(1990年)から、発色団として
側鎖にアゾ染料を含有するポリマーが公知である。ここ
では、アゾ染料はアゾベンゼン系列に由来する。しかし
ながらそのようなポリマーは非線形光学装置に使用する
場合になお欠点を有することが判明した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、同様に側鎖に発色団としてドーナ−アクセプタ置換
されたアゾ染料を使用し、かつ有利に、非線形光学装置
に使用するのに好適である新規ポリマーを提供すること
であった。
は、同様に側鎖に発色団としてドーナ−アクセプタ置換
されたアゾ染料を使用し、かつ有利に、非線形光学装置
に使用するのに好適である新規ポリマーを提供すること
であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、冒頭に記載
のアゾ染料含有ポリマーにより解決される。
のアゾ染料含有ポリマーにより解決される。
【0007】式I中の適当な基Dは、たとえばピロール
−、フラン−、チオフェン−、ピラゾール−、イミダゾ
ール−、オキサゾール−、イソオキサゾール−、チアゾ
ール−、イソチアゾール−、トリアゾール−、オキサジ
アゾール−、チアジアゾール−、ベンゾフラン−、ベン
ゾチオフェン−、ベンゾイミダゾール−、ベンゾオキサ
ゾール−、ベンゾチアゾール−、ベンゾイソチアゾール
−、ピリドチオフェン−、ピリミドチオフェン−、チエ
ノチオフェン−またはチエノチアゾール系列からなる複
素環のアミンから誘導される。
−、フラン−、チオフェン−、ピラゾール−、イミダゾ
ール−、オキサゾール−、イソオキサゾール−、チアゾ
ール−、イソチアゾール−、トリアゾール−、オキサジ
アゾール−、チアジアゾール−、ベンゾフラン−、ベン
ゾチオフェン−、ベンゾイミダゾール−、ベンゾオキサ
ゾール−、ベンゾチアゾール−、ベンゾイソチアゾール
−、ピリドチオフェン−、ピリミドチオフェン−、チエ
ノチオフェン−またはチエノチアゾール系列からなる複
素環のアミンから誘導される。
【0008】ピロール−、チオフェン−、ピラゾール
−、チアゾール−、イソチアゾール−、トリアゾール
−、チアジアゾール−、ベンゾチオフェン−、ベンゾチ
アゾール−、ベンゾイソチアゾール−、ピリドチオフェ
ン−、ピリミドチオフェン−、チエノチオフェン−また
はチエノチアゾール系列からなる複素環のアミンに由来
するそのような基Dが特に記載されるべきである。
−、チアゾール−、イソチアゾール−、トリアゾール
−、チアジアゾール−、ベンゾチオフェン−、ベンゾチ
アゾール−、ベンゾイソチアゾール−、ピリドチオフェ
ン−、ピリミドチオフェン−、チエノチオフェン−また
はチエノチアゾール系列からなる複素環のアミンに由来
するそのような基Dが特に記載されるべきである。
【0009】式:
【0010】
【化3】
【0011】〔式中、L1はニトロ基、シアノ基、C1〜
C6−アルカノイル基、ベンゾイル基、C1〜C6−アル
キルスルホニル基、置換または非置換のフェニルスルホ
ニル基または式:−CH=Tの基を表し、TはCH−酸
化合物であり、L2は水素原子、C1〜C6−アルキル
基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、メルカプト基、フェ
ニル基またはC1〜C4−アルコキシ基により置換されて
いてよいC1〜C6−アルコキシ基、置換または非置換の
フェノキシ基、フェニル基により置換されていてよいC
1〜C6−アルキルチオ基、置換または非置換のフェニル
チオ基、C1〜C6−アルキルスルホニル基または置換ま
たは非置換のフェニルスルホニル基を表し、L3はシア
ノ基、C1〜C4−アルコキシカルボニル基またはニトロ
基を表し、L4は水素原子、C1〜C6−アルキル基また
はフェニル基を表し、L5はC1〜C6−アルキル基また
はフェニル基を表し、L6はシアノ基、C1〜C4−アル
コキシカルボニル基、C1〜C6−アルカノイル基または
ハロゲン原子を表し、L7はニトロ基、シアノ基、C1〜
C6−アルカノイル基、ベンゾイル基、C1〜C6−アル
キルスルホニル基、置換または非置換のフェニルスルホ
ニル基または式:−CH=Tの基を表し、Tは前記のも
のを表し、L8は水素原子、C1〜C6−アルキル基、ハ
ロゲン原子、フェニル基またはC1〜C4−アルコキシ基
により置換されていてよいC1〜C6−アルコキシ基、フ
ェニル基により置換されていてよいC1〜C6−アルキル
チオ基、置換または非置換のフェニルチオ基、C1〜C6
−アルキルスルホニル基、置換または非置換のフェニル
スルホニル基またはC1〜C4−アルコキシカルボニル基
を表し、L9はシアノ基、フェニル基により置換されて
いてよいC1〜C6−アルキル基、フェニル基により置換
または非置換のC1〜C6−アルキルチオ基、置換または
非置換のフェニル基、チエニル基、C1〜C4−アルキル
チエニル基、ピリジル基またはC1〜C4−アルキルピリ
ジル基を表し、L10はフェニル基又はピリジル基を表
し、L11はトリフルオロメチル基、ニトロ基、C1〜C6
−アルキル基、フェニル基、フェニル基により置換され
ていてよいC1〜C6−アルキルチオ基またはC1〜C4−
ジアルキルアミノ基を表し、L12はC1〜C6−アルキル
基、フェニル基、2−シアノエチルチオ基または2−
(C1〜C4−アルコキシカルボニル)エチルチオ基を表
し、L13は水素原子、ニトロ基またはハロゲン原子を表
し、かつL14は水素原子、シアノ基、ニトロ基またはハ
ロゲン原子を表す〕のアミノ複素環に由来する基Dが強
調されるべきである。
C6−アルカノイル基、ベンゾイル基、C1〜C6−アル
キルスルホニル基、置換または非置換のフェニルスルホ
ニル基または式:−CH=Tの基を表し、TはCH−酸
化合物であり、L2は水素原子、C1〜C6−アルキル
基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、メルカプト基、フェ
ニル基またはC1〜C4−アルコキシ基により置換されて
いてよいC1〜C6−アルコキシ基、置換または非置換の
フェノキシ基、フェニル基により置換されていてよいC
1〜C6−アルキルチオ基、置換または非置換のフェニル
チオ基、C1〜C6−アルキルスルホニル基または置換ま
たは非置換のフェニルスルホニル基を表し、L3はシア
ノ基、C1〜C4−アルコキシカルボニル基またはニトロ
基を表し、L4は水素原子、C1〜C6−アルキル基また
はフェニル基を表し、L5はC1〜C6−アルキル基また
はフェニル基を表し、L6はシアノ基、C1〜C4−アル
コキシカルボニル基、C1〜C6−アルカノイル基または
ハロゲン原子を表し、L7はニトロ基、シアノ基、C1〜
C6−アルカノイル基、ベンゾイル基、C1〜C6−アル
キルスルホニル基、置換または非置換のフェニルスルホ
ニル基または式:−CH=Tの基を表し、Tは前記のも
のを表し、L8は水素原子、C1〜C6−アルキル基、ハ
ロゲン原子、フェニル基またはC1〜C4−アルコキシ基
により置換されていてよいC1〜C6−アルコキシ基、フ
ェニル基により置換されていてよいC1〜C6−アルキル
チオ基、置換または非置換のフェニルチオ基、C1〜C6
−アルキルスルホニル基、置換または非置換のフェニル
スルホニル基またはC1〜C4−アルコキシカルボニル基
を表し、L9はシアノ基、フェニル基により置換されて
いてよいC1〜C6−アルキル基、フェニル基により置換
または非置換のC1〜C6−アルキルチオ基、置換または
非置換のフェニル基、チエニル基、C1〜C4−アルキル
チエニル基、ピリジル基またはC1〜C4−アルキルピリ
ジル基を表し、L10はフェニル基又はピリジル基を表
し、L11はトリフルオロメチル基、ニトロ基、C1〜C6
−アルキル基、フェニル基、フェニル基により置換され
ていてよいC1〜C6−アルキルチオ基またはC1〜C4−
ジアルキルアミノ基を表し、L12はC1〜C6−アルキル
基、フェニル基、2−シアノエチルチオ基または2−
(C1〜C4−アルコキシカルボニル)エチルチオ基を表
し、L13は水素原子、ニトロ基またはハロゲン原子を表
し、かつL14は水素原子、シアノ基、ニトロ基またはハ
ロゲン原子を表す〕のアミノ複素環に由来する基Dが強
調されるべきである。
【0012】本発明による、アゾ染料含有ポリマー中に
置換されたフェニル基が存在する場合は、置換基とし
て、例えばC1〜C4−アルキル基、C1〜C4−アルコキ
シ基またはハロゲン原子が挙げられ、その際、特に塩素
原子または臭素原子が該当する。この場合にフェニル環
は一般に1〜3個の置換基を有する。
置換されたフェニル基が存在する場合は、置換基とし
て、例えばC1〜C4−アルキル基、C1〜C4−アルコキ
シ基またはハロゲン原子が挙げられ、その際、特に塩素
原子または臭素原子が該当する。この場合にフェニル環
は一般に1〜3個の置換基を有する。
【0013】上記式中に登場するすべてのアルキル基、
アルキレン基またはアルケニル基は直鎖であっても分枝
鎖状であってもよい。
アルキレン基またはアルケニル基は直鎖であっても分枝
鎖状であってもよい。
【0014】基R1、R2、R3、L2、L4、L5、L8、
L9、L11およびL12は、たとえばメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、s−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネ
オペンチル基、t−ペンチル基、ヘキシル基または2−
メチルペンチル基である。
L9、L11およびL12は、たとえばメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、s−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネ
オペンチル基、t−ペンチル基、ヘキシル基または2−
メチルペンチル基である。
【0015】更に、基R2は、たとえばホルミルアミノ
基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基またはブ
チリルアミノ基である。
基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基またはブ
チリルアミノ基である。
【0016】更に、基L9は、たとえばベンジル基また
は1−または2−フェニルエチル基である。
は1−または2−フェニルエチル基である。
【0017】更に、基L2、L8、L9およびL11は、た
とえばメチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、
イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、イソブチルチオ
基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、ベンジルチオ基
または1−または2−フェニルエチルチオ基である。
とえばメチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、
イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、イソブチルチオ
基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、ベンジルチオ基
または1−または2−フェニルエチルチオ基である。
【0018】更に、基L2およびL8は、たとえばフェニ
ルチオ基、2−メチルフェニルチオ基、2−メトキシフ
ェニルチオ基または2−クロロフェニルチオ基である。
ルチオ基、2−メチルフェニルチオ基、2−メトキシフ
ェニルチオ基または2−クロロフェニルチオ基である。
【0019】基R1、R2、L2およびL8は、基Xと同じ
ものを表し、更にたとえばメトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブト
キシ基、s−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペン
チルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、t−ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基または2−メチルペンチルオ
キシ基である。
ものを表し、更にたとえばメトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブト
キシ基、s−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペン
チルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、t−ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基または2−メチルペンチルオ
キシ基である。
【0020】基L2、L8、L13およびL14は、L6と同
じものを表し、更にたとえばフッ素原子、塩素原子また
は臭素原子である。
じものを表し、更にたとえばフッ素原子、塩素原子また
は臭素原子である。
【0021】基L1、L2およびL8は、基L7と同じもの
を表し、更にたとえばメチルスルホニル基、エチルスル
ホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホ
ニル基、ブチルスルホニル基、イソブチルスルホニル
基、s−ブチルスルホニル基、ペンチルスルホニル基、
イソペンチルスルホニル基、ネオペンチルスルホニル
基、ヘキシルスルホニル基、フェニルスルホニル基、2
−メチルフェニルスルホニル基、2−メトキシフェニル
スルホニル基または2−クロロフェニルスルホニル基で
ある。
を表し、更にたとえばメチルスルホニル基、エチルスル
ホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホ
ニル基、ブチルスルホニル基、イソブチルスルホニル
基、s−ブチルスルホニル基、ペンチルスルホニル基、
イソペンチルスルホニル基、ネオペンチルスルホニル
基、ヘキシルスルホニル基、フェニルスルホニル基、2
−メチルフェニルスルホニル基、2−メトキシフェニル
スルホニル基または2−クロロフェニルスルホニル基で
ある。
【0022】L6およびL8は、基L3と同じものを表
し、更にたとえばメトキシカルボニル基、エトキシカル
ボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカ
ルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカル
ボニル基またはs−ブトキシカルボニル基である。
し、更にたとえばメトキシカルボニル基、エトキシカル
ボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカ
ルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカル
ボニル基またはs−ブトキシカルボニル基である。
【0023】更に、基R1、R2、L2およびL8は、たと
えば2−メトキシエトキシ基、2−エトキシエトキシ
基、2−または3−メトキシプロポキシ基、2−または
3−エトキシプロポキシ基、2−または4−メトキシブ
トキシ基、2−または4−エトキシブトキシ基、5−メ
トキシペンチルオキシ基、5−エトキシペンチルオキシ
基、6−メトキシヘキシルオキシ基、6−エトキシヘキ
シルオキシ基、ベンジルオキシ基または1−または2−
フェニルエトキシ基である。
えば2−メトキシエトキシ基、2−エトキシエトキシ
基、2−または3−メトキシプロポキシ基、2−または
3−エトキシプロポキシ基、2−または4−メトキシブ
トキシ基、2−または4−エトキシブトキシ基、5−メ
トキシペンチルオキシ基、5−エトキシペンチルオキシ
基、6−メトキシヘキシルオキシ基、6−エトキシヘキ
シルオキシ基、ベンジルオキシ基または1−または2−
フェニルエトキシ基である。
【0024】更に基Xは、たとえばメチルアミノ基、エ
チルアミノ基、プロピルアミノ基、イソプロピルアミノ
基またはブチルアミノ基である。
チルアミノ基、プロピルアミノ基、イソプロピルアミノ
基またはブチルアミノ基である。
【0025】更に基L11およびXは、たとえばジメチル
アミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基、ジ
イソプロピルアミノ基、ジブチルアミノ基またはN−メ
チル−N−エチルアミノ基である。
アミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基、ジ
イソプロピルアミノ基、ジブチルアミノ基またはN−メ
チル−N−エチルアミノ基である。
【0026】更に基L12は、たとえば2−メトキシカル
ボニルエチルチオ基または2−エトキシカルボニルエチ
ルチオ基である。
ボニルエチルチオ基または2−エトキシカルボニルエチ
ルチオ基である。
【0027】更に基R3は、たとえばシクロペンチル
基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、アリル基ま
たはメタリル基である。
基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、アリル基ま
たはメタリル基である。
【0028】更に基L9は、たとえばフェニル基、2
−、3−または4−メチルフェニル基、2,4−ジメチ
ルフェニル基、2−、3−または4−クロロフェニル
基、2−、3−または4−メトキシフェニル基、2−ま
たは3−メチルチエニル基、または2−、3−または4
−メチルピリジル基である。
−、3−または4−メチルフェニル基、2,4−ジメチ
ルフェニル基、2−、3−または4−クロロフェニル
基、2−、3−または4−メトキシフェニル基、2−ま
たは3−メチルチエニル基、または2−、3−または4
−メチルピリジル基である。
【0029】基Y1およびY2は、たとえば(CH2)2,
(CH2)3,(CH2)4,(CH2)5,(CH2)6,
(CH2)7,(CH2)8,(CH2)9,(CH2)10,
CH(CH3)−CH2,CH(CH3)−CH(C
H3),C2H4−O−C2H4,C2H4−NH−C2H4,
C2H4−N(CH3)−C2H4,C2H4O−C2H4−O
−C2H4,C2H4−NH−C2H4−NH−C2H4または
C2H4−N(CH3)−C2H4−N(CH3)−C2H4で
ある。
(CH2)3,(CH2)4,(CH2)5,(CH2)6,
(CH2)7,(CH2)8,(CH2)9,(CH2)10,
CH(CH3)−CH2,CH(CH3)−CH(C
H3),C2H4−O−C2H4,C2H4−NH−C2H4,
C2H4−N(CH3)−C2H4,C2H4O−C2H4−O
−C2H4,C2H4−NH−C2H4−NH−C2H4または
C2H4−N(CH3)−C2H4−N(CH3)−C2H4で
ある。
【0030】基Wは、たとえばメチルイミノ基、エチル
イミノ基、プロピルイミノ基、イソプロピルイミノ基ま
たはブチルイミノ基である。
イミノ基、プロピルイミノ基、イソプロピルイミノ基ま
たはブチルイミノ基である。
【0031】更に基L1、L6およびL7は、たとえばホ
ルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、
ペンタノイル基またはヘキサノイル基である。
ルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、
ペンタノイル基またはヘキサノイル基である。
【0032】L1またはL7が基−CH=Tを表し、Tが
CH−酸化合物H2Tから誘導される場合は、CH−酸
化合物H2Tとしては、たとえば式:
CH−酸化合物H2Tから誘導される場合は、CH−酸
化合物H2Tとしては、たとえば式:
【0033】
【化4】
【0034】〔式中、Z1はシアノ基、ニトロ基、C1〜
C4−アルカノイル基、置換または非置換のベンゾイル
基、C1〜C4−アルキルスルホニル基、置換または非置
換のフェニルスルホニル基、カルボキシル基、C1〜C4
−アルコキシカルボニル基、C3〜C4−アルケニルオキ
シカルボニル基、フェニルオキシカルボニル基、カルバ
モイル基、C1〜C4−モノ−またはジアルキルカルバモ
イル基、置換または非置換のフェニルカルバモイル基、
置換または非置換のフェニル基、ベンゾチアゾール−2
−イル、ベンゾイミダゾール−2−イル、5−フェニル
−1,3,4−チアジアゾール−2−イルまたは2−ヒ
ドロキシキノキサリン−3−イルを表し、Z2はC1〜C
4−アルキル基、C1〜C4−アルコキシ基またはC3〜C
4−アルケニルオキシ基を表し、Z3はC1〜C4−アルコ
キシカルボニル基、C3〜C4−アルケニルオキシカルボ
ニル基、フェニルカルバモイル基またはベンゾイミダゾ
ール−2−イルを表し、Z4はシアノ基、C1〜C4−ア
ルコキシカルボニル基またはC3〜C4−アルケニルオキ
シカルボニル基を表し、Z5は水素原子またはC1〜C6
−アルキル基を表し、Z6は水素原子、C1〜C4−アル
キル基またはフェニル基を表し、かつZ7はC1〜C4−
アルキル基を表す〕の化合物がこれに該当する。
C4−アルカノイル基、置換または非置換のベンゾイル
基、C1〜C4−アルキルスルホニル基、置換または非置
換のフェニルスルホニル基、カルボキシル基、C1〜C4
−アルコキシカルボニル基、C3〜C4−アルケニルオキ
シカルボニル基、フェニルオキシカルボニル基、カルバ
モイル基、C1〜C4−モノ−またはジアルキルカルバモ
イル基、置換または非置換のフェニルカルバモイル基、
置換または非置換のフェニル基、ベンゾチアゾール−2
−イル、ベンゾイミダゾール−2−イル、5−フェニル
−1,3,4−チアジアゾール−2−イルまたは2−ヒ
ドロキシキノキサリン−3−イルを表し、Z2はC1〜C
4−アルキル基、C1〜C4−アルコキシ基またはC3〜C
4−アルケニルオキシ基を表し、Z3はC1〜C4−アルコ
キシカルボニル基、C3〜C4−アルケニルオキシカルボ
ニル基、フェニルカルバモイル基またはベンゾイミダゾ
ール−2−イルを表し、Z4はシアノ基、C1〜C4−ア
ルコキシカルボニル基またはC3〜C4−アルケニルオキ
シカルボニル基を表し、Z5は水素原子またはC1〜C6
−アルキル基を表し、Z6は水素原子、C1〜C4−アル
キル基またはフェニル基を表し、かつZ7はC1〜C4−
アルキル基を表す〕の化合物がこれに該当する。
【0035】この場合に、Z1がシアノ基、C1〜C4−
アルカノイル基、C1〜C4−アルコキシカルボニル基ま
たはC3〜C4−アルケニルオキシカルボニル基を表し、
Z2がC1〜C4−アルキル基、C1〜C4−アルコキシ基
またはC3〜C4−アルケニルオキシ基を表し、Z3がC1
〜C4−アルコキシカルボニル基またはC3〜C4−アル
ケニルオキシカルボニル基を表し、かつZ4がシアノ基
を表す、式VIIa、VIIbまたはVIIcの化合物
から誘導される基が強調されるべきである。
アルカノイル基、C1〜C4−アルコキシカルボニル基ま
たはC3〜C4−アルケニルオキシカルボニル基を表し、
Z2がC1〜C4−アルキル基、C1〜C4−アルコキシ基
またはC3〜C4−アルケニルオキシ基を表し、Z3がC1
〜C4−アルコキシカルボニル基またはC3〜C4−アル
ケニルオキシカルボニル基を表し、かつZ4がシアノ基
を表す、式VIIa、VIIbまたはVIIcの化合物
から誘導される基が強調されるべきである。
【0036】その際、特に、Z1がシアノ基、C1〜C4
−アルコキシカルボニル基またはC3〜C4−アルケニル
オキシカルボニル基を表し、Z2がC1〜C4−アルコキ
シ基またはC3〜C4−アルケニルオキシ基を表し、Z3
がC1〜C4−アルコキシカルボニル基またはC3〜C4−
アルケニルオキシカルボニル基を表し、かつZ4がシア
ノ基を表す、式VIIa、VIIbまたはVIIcの化
合物から誘導される基が強調されるべきである。
−アルコキシカルボニル基またはC3〜C4−アルケニル
オキシカルボニル基を表し、Z2がC1〜C4−アルコキ
シ基またはC3〜C4−アルケニルオキシ基を表し、Z3
がC1〜C4−アルコキシカルボニル基またはC3〜C4−
アルケニルオキシカルボニル基を表し、かつZ4がシア
ノ基を表す、式VIIa、VIIbまたはVIIcの化
合物から誘導される基が強調されるべきである。
【0037】特性モノマー単位として、式Ia:
【0038】
【化5】
【0039】(D、R1、R2、R3、R4、YおよびWは
それぞれ前記のものを表す)の基および前記の式IIの
基を有する、アゾ染料含有ポリマーが有利である。
それぞれ前記のものを表す)の基および前記の式IIの
基を有する、アゾ染料含有ポリマーが有利である。
【0040】更に、式I中のDが式VIa、VIb、V
Ic、VId、VIe、VIf、VImまたはVInの
アミンから誘導されるアゾ染料含有ポリマーが有利であ
る。
Ic、VId、VIe、VIf、VImまたはVInの
アミンから誘導されるアゾ染料含有ポリマーが有利であ
る。
【0041】更に、それぞれポリマーに対して、式Iの
モノマー単位の割合が4〜50モル%、特に8〜25モ
ル%、式IIのモノマー単位の割合が51〜96モル
%、特に75〜92モル%、式IIIのモノマー単位の
割合が0〜30モル%、特に0〜15モル%および式I
Vのモノマー単位の割合が0〜50モル%、特に0〜2
0モル%であり、かつポリマーの平均分子量が1500
〜50000、特に2000〜25000である、アゾ
染料含有ポリマーが有利である。
モノマー単位の割合が4〜50モル%、特に8〜25モ
ル%、式IIのモノマー単位の割合が51〜96モル
%、特に75〜92モル%、式IIIのモノマー単位の
割合が0〜30モル%、特に0〜15モル%および式I
Vのモノマー単位の割合が0〜50モル%、特に0〜2
0モル%であり、かつポリマーの平均分子量が1500
〜50000、特に2000〜25000である、アゾ
染料含有ポリマーが有利である。
【0042】式Iにおいて、R1は水素原子またはC1〜
C4−アルコキシ基を表し、R2はC1〜C4−アルキル
基、C1〜C4−アルコキシ基またはアセチルアミノ基を
表し、R3はC1〜C4−アルキル基を表し、R4は水素原
子またはメチル基を表し、かつY1はC2〜C8−アルキ
レン基を表し、および式IIにおいて、R4は水素原子
またはメチル基を表し、かつXはC1〜C4−アルコキシ
基を表す、アゾ染料含有ポリマーが特に記載されるべき
である。
C4−アルコキシ基を表し、R2はC1〜C4−アルキル
基、C1〜C4−アルコキシ基またはアセチルアミノ基を
表し、R3はC1〜C4−アルキル基を表し、R4は水素原
子またはメチル基を表し、かつY1はC2〜C8−アルキ
レン基を表し、および式IIにおいて、R4は水素原子
またはメチル基を表し、かつXはC1〜C4−アルコキシ
基を表す、アゾ染料含有ポリマーが特に記載されるべき
である。
【0043】Dが、チオフェン−またはチアゾール系列
からなるアミンから、この場合、特に式VIbまたはV
Idのものから誘導されるアゾ染料含有ポリマーが特に
有利である。
からなるアミンから、この場合、特に式VIbまたはV
Idのものから誘導されるアゾ染料含有ポリマーが特に
有利である。
【0044】Dが式VIbまたはVId:〔式中、L1
はニトロ基、シアノ基、C1〜C4−アルカノイル基また
は式:−CH=T(Tは前記のものを表す)の基を表
し、L2は水素原子、C1〜C4−アルキルまたはハロゲ
ン原子を表し、L3はシアノ基、C1〜C4−アルコキシ
カルボニル基またはニトロ基を表し、L7はニトロ基、
シアノ基、C1〜C4−アルカノイル基または式:−CH
=T(Tは前記のものを表す)の基を表し、かつL8は
水素原子、C1〜C4−アルキルまたはハロゲン原子を表
す〕のアミンから誘導される、アゾ染料含有ポリマーが
特記されるべきである。
はニトロ基、シアノ基、C1〜C4−アルカノイル基また
は式:−CH=T(Tは前記のものを表す)の基を表
し、L2は水素原子、C1〜C4−アルキルまたはハロゲ
ン原子を表し、L3はシアノ基、C1〜C4−アルコキシ
カルボニル基またはニトロ基を表し、L7はニトロ基、
シアノ基、C1〜C4−アルカノイル基または式:−CH
=T(Tは前記のものを表す)の基を表し、かつL8は
水素原子、C1〜C4−アルキルまたはハロゲン原子を表
す〕のアミンから誘導される、アゾ染料含有ポリマーが
特記されるべきである。
【0045】本発明によるポリマーを製造するために、
有利な方法で、式V:
有利な方法で、式V:
【0046】
【化6】
【0047】(D、R1、R2、R3、R4、YおよびWは
それぞれ前記のものを表す)のアゾ染料が好適である。
それぞれ前記のものを表す)のアゾ染料が好適である。
【0048】新規ポリマーの製造は、自体公知方法によ
り、たとえばJ.PolymerSci.(前記引用)
に記載されているように実施することができる。
り、たとえばJ.PolymerSci.(前記引用)
に記載されているように実施することができる。
【0049】この場合に、有利には、式Vのアゾ染料
を、式VIII:
を、式VIII:
【0050】
【化7】
【0051】(R4およびXはそれぞれ前記のものを表
す)のアクリル化合物、スチレンおよび式IX:
す)のアクリル化合物、スチレンおよび式IX:
【0052】
【化8】
【0053】(Y2およびR4はそれぞれ前記のものを表
す)の桂皮酸エステルと、前記のモル比で、不活性溶剤
(例えばトルエンまたはキシレン)中で、ラジカル開始
剤(例えばアゾ−ビス−イソブチロニトリル)の存在下
で反応させる。
す)の桂皮酸エステルと、前記のモル比で、不活性溶剤
(例えばトルエンまたはキシレン)中で、ラジカル開始
剤(例えばアゾ−ビス−イソブチロニトリル)の存在下
で反応させる。
【0054】式Vのアゾ染料は自体公知であり、たとえ
ば欧州特許公開第201896号明細書、ドイツ連邦共
和国特許公開第3108077号明細書、米国特許第4
843153号明細書および英国特許第1546803
号明細書に記載されており、またはこれらの明細書に記
載の方法により得られる。
ば欧州特許公開第201896号明細書、ドイツ連邦共
和国特許公開第3108077号明細書、米国特許第4
843153号明細書および英国特許第1546803
号明細書に記載されており、またはこれらの明細書に記
載の方法により得られる。
【0055】本発明によるアゾ染料含有ポリマーは、有
利に非線形光学装置に使用するために適している(たと
えば、Chemistry and Industry、1990年10月1
日、600〜608頁を参照)。
利に非線形光学装置に使用するために適している(たと
えば、Chemistry and Industry、1990年10月1
日、600〜608頁を参照)。
【0056】この場合に、特に通信技術、電気光学的変
調(たとえばマッハツェンダー干渉計)、光学的スイッ
チ、周波数のミキシングにまたは導波体におけるポリマ
ーの適性が強調されるべきである。
調(たとえばマッハツェンダー干渉計)、光学的スイッ
チ、周波数のミキシングにまたは導波体におけるポリマ
ーの適性が強調されるべきである。
【0057】その際、本発明によるポリマーを含有する
層の製造は、自体公知方法で、たとえば溶剤(たとえば
テトラクロロエタン、塩化メチレンまたはテトラヒドロ
フラン)中の5〜15重量%のポリマー溶液を用いた、
湿式被覆(スピンコーティング)により行う。
層の製造は、自体公知方法で、たとえば溶剤(たとえば
テトラクロロエタン、塩化メチレンまたはテトラヒドロ
フラン)中の5〜15重量%のポリマー溶液を用いた、
湿式被覆(スピンコーティング)により行う。
【0058】適当な置換形態(たとえばエポキシ構造)
においては、新規ポリマーは光化学により、熱によりま
たは電子線の作用により架橋させることができる。
においては、新規ポリマーは光化学により、熱によりま
たは電子線の作用により架橋させることができる。
【0059】新規ポリマーは薄い層への良好な加工可能
性、高い純度、狭い分子量分布、電気領域での良好な配
向、良好な長時間安定性、高いガラス段階および高い電
気光学的係数により優れている。
性、高い純度、狭い分子量分布、電気領域での良好な配
向、良好な長時間安定性、高いガラス段階および高い電
気光学的係数により優れている。
【0060】
【実施例】本発明を以下の実施例により詳細に説明す
る。
る。
【0061】I.モノマーのアゾ染料の製造 a)カップリング成分の製造 炭酸カリウム421g(3.05モル)を水240ml
中でヨウ化カリウム40g(0.12モル)とともに撹
拌した。たえず撹拌しながらイソブタノール240ml
中のN−エチル−m−トルイジン169g(1.2モ
ル)を、かつ、引き続き6−クロロヘキサノール260
g(1.8モル)を加えた。更に加熱沸騰させた。還流
下で12時間加熱後、反応混合物を室温に冷却し、水4
00mlを加え、かつ水相を分離した。更に有機相をそ
れぞれ水400mlで3回洗浄後、硫酸ナトリウム上で
乾燥させ、かつ溶剤を減圧下で除去した。残留する油状
物を分別蒸留(1.0ミリバールで157〜158℃
で)した。収量:231g(82%)。
中でヨウ化カリウム40g(0.12モル)とともに撹
拌した。たえず撹拌しながらイソブタノール240ml
中のN−エチル−m−トルイジン169g(1.2モ
ル)を、かつ、引き続き6−クロロヘキサノール260
g(1.8モル)を加えた。更に加熱沸騰させた。還流
下で12時間加熱後、反応混合物を室温に冷却し、水4
00mlを加え、かつ水相を分離した。更に有機相をそ
れぞれ水400mlで3回洗浄後、硫酸ナトリウム上で
乾燥させ、かつ溶剤を減圧下で除去した。残留する油状
物を分別蒸留(1.0ミリバールで157〜158℃
で)した。収量:231g(82%)。
【0062】N−エチル−N−(6−ヒドロキシヘキシ
ル)−m−トルイジン47g(0.2モル)をジクロロ
メタン600ml中に溶かした。それにトリエチルアミ
ン42mlおよびヒドロキノリン2.4gを加えた。反
応溶液を0〜5℃に冷却後、ジクロロメタン100ml
中のメタクリロイルクロリド38ml(0.4モル)を
緩慢に滴加した。該温度で2時間撹拌し、引き続き室温
に温めて、50時間後撹拌した。炭酸水素ナトリウム飽
和溶液300mlで、引き続き食塩溶液300mlでそ
れぞれ2回有機相を洗浄することにより、後処理を行っ
た。硫酸ナトリウム上で乾燥させ、かつ溶剤を合わせた
後、粗製生成物を、溶離剤としてのトルエン/メタノー
ル(95:5 v/v)を用いたシリカゲル上のカラム
クロマトグラフィーにより精製した。収量:式:
ル)−m−トルイジン47g(0.2モル)をジクロロ
メタン600ml中に溶かした。それにトリエチルアミ
ン42mlおよびヒドロキノリン2.4gを加えた。反
応溶液を0〜5℃に冷却後、ジクロロメタン100ml
中のメタクリロイルクロリド38ml(0.4モル)を
緩慢に滴加した。該温度で2時間撹拌し、引き続き室温
に温めて、50時間後撹拌した。炭酸水素ナトリウム飽
和溶液300mlで、引き続き食塩溶液300mlでそ
れぞれ2回有機相を洗浄することにより、後処理を行っ
た。硫酸ナトリウム上で乾燥させ、かつ溶剤を合わせた
後、粗製生成物を、溶離剤としてのトルエン/メタノー
ル(95:5 v/v)を用いたシリカゲル上のカラム
クロマトグラフィーにより精製した。収量:式:
【0063】
【化9】
【0064】のアニリン44g(71%)。
【0065】b)アゾ染料の製造 2−アミノ−4−クロロ−3,5−ジシアノチオフェン
6.4g(0.035モル)を酢酸/プロピオン酸(1
7:3 v/v)100ml中で撹拌した。引き続き、
室温で85重量%硫酸14mlを、0〜5℃でニトロシ
ル硫酸6mlを滴加した。0〜5℃で3時間撹拌後、生
じたジアゾニウム塩溶液を、氷水300g中のa)に記
載のカップリング成分10.9g(0.036モル)、
濃塩酸20mlおよびアミドスルホン酸1gに、5℃よ
り低い温度でpH値1〜1.5で滴加した。20重量%
苛性ソーダ溶液を滴加することによりpH値を1〜1.
5に維持した。室温で夜通し撹拌した後、析出した染料
を吸引し、水で洗浄し、乾燥させ、かつ溶離剤としての
ヘキサン/アセトン(95:5 v/v)を用いたシリ
カゲル上で2回クロマトグラフィー処理した。
6.4g(0.035モル)を酢酸/プロピオン酸(1
7:3 v/v)100ml中で撹拌した。引き続き、
室温で85重量%硫酸14mlを、0〜5℃でニトロシ
ル硫酸6mlを滴加した。0〜5℃で3時間撹拌後、生
じたジアゾニウム塩溶液を、氷水300g中のa)に記
載のカップリング成分10.9g(0.036モル)、
濃塩酸20mlおよびアミドスルホン酸1gに、5℃よ
り低い温度でpH値1〜1.5で滴加した。20重量%
苛性ソーダ溶液を滴加することによりpH値を1〜1.
5に維持した。室温で夜通し撹拌した後、析出した染料
を吸引し、水で洗浄し、乾燥させ、かつ溶離剤としての
ヘキサン/アセトン(95:5 v/v)を用いたシリ
カゲル上で2回クロマトグラフィー処理した。
【0066】収量:式:
【0067】
【化10】
【0068】の染料10g(57%)。
【0069】C25H28N5SO2Cl(498.0) 算定値:C 60.29 H 5.67 N 14.0
6 S 6.43 O6.43 実測値:C 60.31 H 5.75 N 13.9
9 S 6.40 O6.43。
6 S 6.43 O6.43 実測値:C 60.31 H 5.75 N 13.9
9 S 6.40 O6.43。
【0070】同様の方法で、以下の第1表に示された
式:
式:
【0071】
【化11】
【0072】の染料が得られた。
【0073】
【表1】
【0074】
【表2】
【0075】
【表3】
【0076】II.ポリマーの製造 以下の式:
【0077】
【化12】
【0078】(指数l,m,pおよびqはそれぞれのモ
ノマーのポリマーに対するモル%を表す)のポリアクリ
レート(表には染料として記載されている)を製造する
ための一般的な重合方法:振動容器内で、無水トルエン
中の染料モノマーnモル%およびコモノマーl+p+q
モル%からなるモノマー溶液に、アゾ−ビス−イソブチ
ロニトリル2モル%を加えた。アルゴンを10分間貫流
させた後、モノマー混合物を50℃で熱安定化させた。
100時間後重合反応が終了した。ポリマーをメタノー
ルで析出させ、ヘキサン/メタノールから再沈殿させた
(モノマー部分がなお存在する場合は、これを、溶離剤
として、たとえばトルエン/酢酸エステル(9:1 v
/v)を用いたシリカゲル上のカラムクロマトグラフィ
ーにより分離することができる)。溶剤を除去後、ポリ
マーを高真空中で乾燥させた。コポリマーの組成はUV
スペクトル分析および元素分析を用いて測定した。分子
量測定は、ゲル浸透クロマトグラフィーにより実施し
た。ポリマーのガラス段階の測定は、示差熱分析により
実施した。
ノマーのポリマーに対するモル%を表す)のポリアクリ
レート(表には染料として記載されている)を製造する
ための一般的な重合方法:振動容器内で、無水トルエン
中の染料モノマーnモル%およびコモノマーl+p+q
モル%からなるモノマー溶液に、アゾ−ビス−イソブチ
ロニトリル2モル%を加えた。アルゴンを10分間貫流
させた後、モノマー混合物を50℃で熱安定化させた。
100時間後重合反応が終了した。ポリマーをメタノー
ルで析出させ、ヘキサン/メタノールから再沈殿させた
(モノマー部分がなお存在する場合は、これを、溶離剤
として、たとえばトルエン/酢酸エステル(9:1 v
/v)を用いたシリカゲル上のカラムクロマトグラフィ
ーにより分離することができる)。溶剤を除去後、ポリ
マーを高真空中で乾燥させた。コポリマーの組成はUV
スペクトル分析および元素分析を用いて測定した。分子
量測定は、ゲル浸透クロマトグラフィーにより実施し
た。ポリマーのガラス段階の測定は、示差熱分析により
実施した。
【0079】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リューディガー ゼンス ドイツ連邦共和国 マンハイム 1 メデ ィクスシュトラーセ 12 (72)発明者 カール ハインツ エッツバッハ ドイツ連邦共和国 フランケンタール カ ール−ボッシュ−リンク 55 (72)発明者 ハイケ キルブルク ドイツ連邦共和国 シュパイヤー シュー ベルトシュトラーセ 4
Claims (1)
- 【請求項1】 特性モノマー単位として、式I、式I
I、式IIIおよび式IV: 【化1】 〔式中、 Dは、5員環の芳香族複素環式アミンから誘導されたジ
アゾ成分の基を表し、該アミンは、窒素原子、酸素原子
および硫黄原子からなる群から選択された1〜3個のヘ
テロ原子を複素環に有し、かつベンゼン環、チオフェン
環、ピリジン環またはピリミジン環により縮合環化され
ていてもよく、 R1およびR2は互いに独立にそれぞれ水素原子、C1〜
C6−アルキル基またはC1〜C6−アルコキシ基を表
し、これらはフェニル基またはC1〜C4−アルコキシ基
により置換されていてもよく、またはR2はC1〜C4−
アルカノイルアミノ基を表し、 R3は水素原子、C1〜C6−アルキル基、C5〜C7−シ
クロアルキル基またはC3〜C4−アルケニル基を表し、 R4は水素原子、重水素、メチル基、三重水素化された
メチル基または塩素原子を表し、 R5は水素原子または重水素を表し、 Y1およびY2は互いに独立にそれぞれ、エーテル官能基
中の1〜3個の酸素原子によりまたはイミノ基またはC
1〜C4−アルキルイミノ基により中断されていてよいC
2〜C10−アルキレン基を表し、 Wは酸素原子、イミノ基またはC1〜C4−アルキルイミ
ノ基を表し、かつXはヒドロキシ基、C1〜C6−アルコ
キシ基、三重水素化されたメトキシ基、2,3−エポキ
シプロポキシ基、フェノキシ基、アミノ基またはC1〜
C4−モノ−またはジアルキルアミノ基を表す〕で示さ
れる基を有する、アゾ染料を含有するポリマーにおい
て、それぞれポリマーに対して、式Iのモノマー単位の
割合が1〜100モル%、式IIのモノマー単位の割合
が0〜99モル%、式IIIのモノマー単位の割合が0
〜99モル%および式IVのモノマー単位の割合が0〜
75モル%であり、かつポリマーの平均分子量が100
0〜100000であることを特徴とするアゾ染料含有
ポリマー。
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---|---|
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---|---|---|---|
JP4263378A Withdrawn JPH05239374A (ja) | 1991-10-01 | 1992-10-01 | アゾ染料含有ポリマー |
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---|---|
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JP (1) | JPH05239374A (ja) |
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DE4317095A1 (de) * | 1993-05-21 | 1994-11-24 | Basf Ag | Verfahren zur Polung und Orientierung von organischen Materialien, die nichtlinear optische Chromophore enthalten, und deren Verwendung |
DE4317094A1 (de) * | 1993-05-21 | 1994-11-24 | Basf Ag | Polyester mit nichtlinear optischen Chromophoren und deren Verwendung |
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DE4335496A1 (de) * | 1993-10-19 | 1995-04-20 | Basf Ag | Diphenylaminverbindungen |
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DE19525304A1 (de) * | 1995-07-12 | 1997-01-16 | Basf Ag | Copolymere mit Adamantyl- und Farbstoffseitenketten |
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TW406215B (en) | 1996-08-07 | 2000-09-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | Composition for anti-reflective coating material in lithographic process, and process for forming resist pattern |
US5726145A (en) * | 1996-08-26 | 1998-03-10 | Colgate-Palmolive Company | Color perfume concentrates |
KR20000057281A (ko) | 1996-11-27 | 2000-09-15 | 해리 제이. 그윈넬 | 광흡수 중합체성 조성물의 제조 방법 |
EP0856527A1 (de) * | 1997-01-29 | 1998-08-05 | Bayer Ag | Photoadressierbare Seitengruppenpolymere mit hoher induzierbarer Doppelbrechung |
DE19754025A1 (de) | 1997-12-05 | 1999-06-10 | Basf Ag | Farbstoffzubereitungen, enthaltend Azofarbstoffe |
US6429023B1 (en) | 1998-07-20 | 2002-08-06 | Shayda Technologies, Inc. | Biosensors with polymeric optical waveguides |
US6661942B1 (en) | 1998-07-20 | 2003-12-09 | Trans Photonics, Llc | Multi-functional optical switch (optical wavelength division multiplexer/demultiplexer, add-drop multiplexer and inter-connect device) and its methods of manufacture |
GB9827894D0 (en) * | 1998-12-21 | 1999-02-10 | Zeneca Ltd | Composition |
WO2002033005A2 (en) | 2000-10-19 | 2002-04-25 | Trans Photonics, L.L.C. | Novel substituted-polyaryl chromophoric compounds |
US7951922B2 (en) * | 2004-08-13 | 2011-05-31 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Photoresponsive heterocyclic azo compound, method for producing the same, and optical information recording medium |
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FR1468540A (fr) * | 1966-02-18 | 1967-02-03 | Basf Ag | Couleurs d'impression pour l'impression d'objets à surface lisse |
US3507850A (en) * | 1966-05-25 | 1970-04-21 | Du Pont | Polymeric fugitive azo dyes derived from methacrylate alkyl ester,methacrylic acid and a dye monomer containing sulfonic acid groups and a methacryloyl group |
FR2378807A1 (fr) * | 1977-01-28 | 1978-08-25 | Ugine Kuhlmann | Polymeres structurellement colores reticulables, leur preparation et leur utilisation dans des compositions pour revetements |
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IN167384B (ja) * | 1985-05-14 | 1990-10-20 | Basf Ag | |
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-
1991
- 1991-10-01 DE DE4132685A patent/DE4132685A1/de not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-09-21 EP EP92116096A patent/EP0535490B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-21 DE DE59208569T patent/DE59208569D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-23 US US07/949,156 patent/US5264507A/en not_active Ceased
- 1992-10-01 JP JP4263378A patent/JPH05239374A/ja not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-06-24 US US08/080,785 patent/US5434231A/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-04-06 US US08/223,852 patent/USRE35407E/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-02-24 US US08/393,491 patent/US5461131A/en not_active Expired - Fee Related
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DE4132685A1 (de) | 1993-04-08 |
US5434231A (en) | 1995-07-18 |
US5461131A (en) | 1995-10-24 |
US5264507A (en) | 1993-11-23 |
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