JPH05239269A - 難燃性樹脂組成物およびその製造方法 - Google Patents

難燃性樹脂組成物およびその製造方法

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JPH05239269A
JPH05239269A JP4365292A JP4365292A JPH05239269A JP H05239269 A JPH05239269 A JP H05239269A JP 4365292 A JP4365292 A JP 4365292A JP 4365292 A JP4365292 A JP 4365292A JP H05239269 A JPH05239269 A JP H05239269A
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直敏 渡辺
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一郎 寒河江
Ryoji Haruo
良二 治尾
Hiroki Hayashi
広己 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的強度が良好であり、かつブリードアウ
トがない難燃性熱可塑性エラストマー組成物およびその
製造方法を提供する。 【構成】 (A)熱可塑性エラストマー、(B)塩素化
エチレン系重合体、(C)エチレン系重合体、(D)酸
化アンチモン、(E)水酸化アルミニウムおよび/また
は水酸化マグネシウム、ならびに(F)臭素含有エポキ
シ系化合物と1,3,5−トリブロモフェノールとの反
応生成物(分子量:1,200〜6,000、臭素含有
量:5.0〜60重量%)、からなる組成物であり、該
組成物中に占める(A)成分が80〜98重量%であ
り、(B)および(C)成分の合計量中に占める(B)
成分が10〜75重量%であり、かつ該合計量100重
量部に対し、(D)成分10〜30重量部、(E)成分
10〜35重量部および(F)成分20〜50重量部を
配合する。また、(A)成分を除く(B)ないし(F)
成分を予め混合した後、(A)成分を混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、難燃性が良好であるば
かりでなく機械的強度も優れ、しかもブリード性も良好
である組成物およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、熱可塑性エラストマー(以下、T
PEという)が開発され、自動車用部品、電線ケーブ
ル、接着など多方面に利用されている。利用分野が拡大
するにつれ、最近では難燃性を付与したTPEが要望さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
難燃剤の添加による難燃化方法では、難燃剤あるいはそ
の他の添加剤が成形品の表面にブリードアウトして外観
を著しく損なうばかりでなく、ブリードアウトにより柔
軟性がするという問題があった。
【0004】本発明は、かかる状況に鑑みてなされたも
のであり、難燃性付与によるブリードアウトがない熱可
塑性エラストマー組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、特定の難燃性組成物を配合することによ
り上記目的が達成されることを見出し、この知見に基づ
いて本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は(A)熱可塑性エラス
トマー、(B)塩素化エチレン系重合体、(C)エチレ
ン系重合体、(D)酸化アンチモン、(E)水酸化アル
ミニウムおよび/または水酸化マグネシウム、ならびに
(F)臭素含有エポキシ系化合物と1,3,5−トリブ
ロモフェノールとを反応させることによって得られる分
子量が1,200〜6,000であり、かつ臭素含有量
が5.0〜60重量%である臭素含有反応生成物、から
なる組成物であり、該組成物中に占める(A)成分の組
成割合が80〜98重量%であり、(B)および(C)
成分の合計量中に占める(B)成分の割合が10〜75
重量%であり、かつ該合計量100重量部に対し、
(D)成分10〜30重量部、(E)成分10〜35重
量部および(F)成分20〜50重量部を配合すること
を特徴とする難燃性樹脂組成物を、また(A)成分を除
く(B)ないし(F)成分を予め混合した後、(A)成
分を混合することを特徴とする上記難燃性樹脂組成物の
製造方法を提供するものである。以下、本発明を詳細に
説明する。
【0007】(A)熱可塑性エラストマー(TPE) 本発明に用いられるTPEは、常温でゴム状弾性を示す
が、高温では可塑化され成形可能な高分子材料である。
該TPEは、通常のプラスチック成形機で成形加工で
き、ゴムのような長時間の加硫工程が不要であるほか、
補強材を加えなくとも充分な強度を有し、軟質ゴムから
プラスチック領域までの広範囲な物性を有するものが得
られる。また、TPEは、構造的にはソフトセグメント
(以下、SSという)とハードセグメント(以下、HS
という)からなる高分子集合体であり、一般的にはHS
の種類により、スチレン系、オレフィン系、ポリ塩化ビ
ニル系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、
フッ素系および塩素化ポリエチレン系などが開発されて
いる。
【0008】代表的な例としては、HSにポリスチレン
をSSにポリブタジエンからなるスチレン系TPE(商
品名:カリフレックスTR、クレイトンG)、HSにポ
リプロピレンをSSにエチレン−プロピレン共重合体ま
たはエチレン−プロピレン−ジエン共重合体からなるオ
レフィン系TPE(商品名:サントプレーン、ミラスト
マー、サーモラン、住友TPE、オリフレックスな
ど)、HCとSSのブロック共重合体ではなくゲルPV
Cあるいはストレートで高重合度のの可塑化物ないしニ
トリルゴム変性物が主流であるポリ塩化ビニル系TPE
(商品名:スミフレックス、スミコン、デンカレオマー
G、デンカLCS、エラスター、サンプレーン、アロン
エラスロマー、エラスリット、エラストダル、バネック
ス、ドミナス、信越EZ800シリーズなど)、HSに
ポリウレタンをSSにポリオールまたはポリエステルか
らなるポリウレタン系TPE(商品名:エラストラン、
パラプレン、パンデックス、タケラック、レザミン、ペ
レセン、デスモパン、ユーロポリマー、ハイプレン、ア
イアンラバーなど)、HSにポリブチレンテレフタレー
ト系をSSにポリテトラメチレングリコールに代表され
る脂肪族ポリマーからなるポリエステル系TPE(商品
名:ペルプレン、ハイトレル、ローモッドなど)、HS
にナイロン6,66,610,612,11,12など
のナイロンオリゴマーをSSにポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレング
リコ〜ルなどのポリエーテルオリゴマーからなるポリア
ミド系TPE(商品名:ダイアミドPAE、グリラック
ス、ペバックス、など)、またHSにフッ素系樹脂分子
をSSにフッ素系ゴム分子からなるフッ素系TPE(商
品名:ダクエルサーモプラスチックなど)、さらにHS
にブロック型塩素化ポリエチレンをSSにランダム塩素
化ポリエチレンからなる塩素化ポリエチレン系TPE
(商品名:エラスレン、ダイソラック、ホスタレット、
タイリンなど)などが挙げられる。これらのTPEのう
ちスチレン系、オレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリ
エステル系、塩素化ポリエチレン系およびポリアミド系
が好適に用いられる。
【0009】(B)塩素化エチレン系重合体 本発明において使われる塩素化エチレン系重合体は、後
記のエチレンを主成分とする重合体に塩素を反応させる
ことによって得られる塩素化物である。該エチレンを主
成分とする重合体としては、エチレン単独重合体、エチ
レンとα−オレフィンとの共重合体、わずかの結晶分を
有するエチレン−プロピレン共重合体ならびに少なくと
もエチレンとα,β−不飽和ジカルボン酸またはその無
水物との共重合体があげられる。
【0010】エチレン単独重合体およびエチレンとα−
オレフィンとの共重合体はエチレンを単独重合またはエ
チレンと多くとも20重量%のα−オレフィン(一般に
は、炭素数が3〜12個)とを共重合することによって
得られるものである。その密度は一般には、0.910
〜0.970g/ccである。また、その分子量は少なく
とも3万であり、とりわけ5万〜70万が好適である。
【0011】また、わずかの結晶分を有するエチレン−
プロピレン共重合体のプロピレンの共重合割合は通常1
5〜40重量%であり、18〜40重量%が好ましく、
特に20〜38重量%が好適である。プロピレンの共重
合割合が15重量%では得られる塩素化エチレン−プロ
ピレン共重合体はゴム的な弾性が乏しく、むしろ製品に
おいてプラスチックライクである。一方、40重量%を
超えると、塩素化のさいに得られる塩素化エチレン−プ
ロピレン共重合体の粒子が大きくなり、反応系において
団塊状になるために好ましくない。
【0012】また、該エチレン−プロピレン共重合体の
メルトインデックス(JIS K7210にしたがい、
条件が14で測定、以下「MI(1)」という)は通常
0.01〜5.0g/10分であり、0.02〜5.0g
/10分が望ましく、とりわけ0.05〜5.0g/10分
が好適である。MI(1)が0.01g/10分未満のエ
チレン−プロピレン共重合体では、得られる塩素化エチ
レン−プロピレン共重合体の加工性がよくない。一方、
5.0g/10分を超えると、塩素化における反応効率が
悪く、しかも塩素化物の団塊化が激しい。
【0013】該エチレン−プロピレン共重合体のムーニ
ー粘度(ML1+4 、100℃)は通常10〜180であ
り、10〜170が好ましく、特に10〜150が好適
である。ムーニー粘度が10未満のエチレン−プロピレ
ン共重合体では、塩素化中に塩素化物の団塊化が激し
い。一方、180を超えると、ゴム的な弾性が乏しく、
むしろプラスチックライクである。
【0014】なお、該エチレン−プロピレン共重合体
は、通常差動走査熱量計(Differential
Scanning Calorimeter,DSC)
で測定した融解ピークが通常80℃以上であり、80〜
125℃が好ましく、特に85〜125℃が好適であ
る。前記融解ピークが80℃未満では、塩素化反応時に
塊状になり、均一な塩素化物が得られないために好まし
くない。
【0015】また、該エチレン−プロピレン共重合体は
X線で測定した結晶化度が通常3%以上であり、3〜5
0%が望ましく、とりわけ3〜45%が好適である。こ
の結晶化度が3%未満では塩素化の段階で塊状となり、
同様に均一な塩素化物が得られない。
【0016】さらに、該エチレン−プロピレン共重合体
はゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
で測定した分子量分布の指標である重合平均分子量(M
w)/数平均分子量(Mn)は、通常4以上であり、4
〜8が好ましい。Mw/Mnが4未満では得られる塩素
化物の加工性がよくないために好ましくない。
【0017】さらに、少なくともエチレンとα,β−不
飽和ジカルボン酸またはその無水物との共重合体はエチ
レンと「α,β−不飽和ジカルボン酸および/またはそ
の無水物」(以下「コモノマー(1)」という)との共
重合体でもよく、エチレンおよびコモノマー(1)のほ
かに、第三共重合成分として「不飽和カルボン酸エステ
ル、アルコキシアルキルアクリレートおよびビニルエス
テルからなる群からえらばれた少なくとも一種の二重結
合を有するモノマー」(以下「コモノマー(2)」とい
う)とからなる多元共重合体でもよい。
【0018】コモノマー(1)のうち、α,β−不飽和
ジカルボン酸の炭素数は通常多くとも20個であり、と
りわけ4〜16個のものが好適である。該ジカルボン酸
の代表例としては、マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、シトラコン酸、3,6−エンドメチレン−1,2,
3,6−テトラヒドロ−シス−フタル酸があげられる。
本発明のα,β−不飽和ジカルボン酸成分のうち、前記
α,β−不飽和ジカルボン酸の無水物が望ましく、なか
でも無水マレイン酸が好適である。
【0019】コモノマー(2)のうち、不飽和カルボン
酸エステルの炭素数は通常4〜40個であり、特に4〜
20個のものが好ましい。代表例としては、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレートなどの
熱安定性のよいものが好ましい。さらに、アルコキシア
ルキルアクリレートの炭素数は通常多くとも20個であ
る。また、アルキル基の炭素数が1〜8個(好適には、
1〜4個)のものが好ましく、さらにアルコキシ基の炭
素数が1〜8個(好適には、1〜4個)のものが望まし
い。好ましいアルコキシアルキルアクリレートの代表例
としては、メトキシエチルアクリレート、エトキシエチ
ルアクリレートおよびブトキシエチルアクリレートがあ
げられる。
【0020】また、ビニルエステルの炭素数は、一般に
は多くとも20個(好適には、4〜16個)である。好
適なビニルエステルの代表例としては、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、ビニルブチレート、ビニルピパレー
トなどがあげられる。
【0021】本発明に使用するエチレン系共重合体にお
いて、コモノマー(1)の共重合割合は通常0.5〜2
5モル%であり、1.0〜25モル%が好ましく、特に
1.0〜20モル%が好適である。コモノマー(1)の
共重合割合が0.1モル%未満では得られる塩素化物の
効果を発揮しない。一方、25モル%を超えると工業的
に製造するさいにコストおよび製造上問題がある。
【0022】本発明において、エチレン、コモノマー
(1)およびコモノマー(2)からなる三元共重合体は
塩素化させるさいにブロッキングがなく、反応を容易に
実施することができる。さらに、得られる塩素化エチレ
ン系共重合体はゴム弾性および耐熱性がすぐれている。
【0023】また、コモノマー(2)の共重合割合は製
造的にも、コスト的にも一般には多くとも25モル%で
あり、0.5〜25モル%のものが望ましく、とりわけ
1.0〜25モル%のものが好適である。
【0024】該エチレン系共重合体のメルトインデック
ス(JIS K7210にしたがい、条件が4で測定、
以下「MI(2)」という)は通常0.1〜100g/
10分であり、0.5〜100g/10分のものが好まし
く、特に1.0〜100g/10分のものが好適である。
MI(2)が0.1g/10分未満では得られる塩素化エ
チレン系共重合体の成形性や混練性がよくない。一方、
100g/10分を超えると得られる塩素化エチレン系共
重合体の機械的特性がよくない。
【0025】本発明の塩素化エチレン系重合体はこれら
の重合体を塩素化させることによって得られる。塩素化
はこれらの塩素化物を製造するために一般に行われてい
る水性懸濁液中で塩素化する方法を適用することによっ
て達成することができる。
【0026】該塩素化エチレン系重合体の塩素含有量は
一般には15〜45重量%であり、17〜45重量%が
望ましく、とりわけ20〜43重量%が好適である。塩
素化エチレン系重合体の塩素含有量が15重量%未満で
は、製造上で反応はできるが、後処理のさいに水洗工程
において非常に困難になる。一方、45重量%を超える
と、得られた塩素化エチレン系重合体は硬く、エラスト
マーライクでなくなる。
【0027】また、ムーニー粘度(ML1+4 、100
℃)は成形性および機械的特性の点から通常10〜15
0であり、10〜130が好ましく、特に10〜120
が好適である。
【0028】(C)エチレン系重合体 また、本発明において用いられるエチレン系重合体はエ
チレンを単独重合またはエチレンとα−オレフィンとを
共重合することによって得られるものである。該エチレ
ン系重合体の密度は通常0.900g/cm3 以上であ
り、0.905〜0.975g/cm3 が好ましく、特
に0.910〜0.972g/cm3 が好適である。該
エチレン系重合体の密度が0.900g/cm3 未満で
は、得られる組成物の引張強度が低い。また、このエチ
レン系重合体の融点は通常103〜140℃であり、1
05〜140℃が望ましく、とりわけ107〜140℃
が好適である。このエチレン系重合体の融点が103℃
未満では、得られる組成物の機械的強度(とりわけ、引
張強度)が低い。一方、融点が140℃を超えると得ら
れる組成物の加工性が低く、ヒンジ部にウエルドが発生
し、クラックが入り易い。さらに、該エチレン系重合体
のMI(1)は通常0.01〜100g/10分であり、
0.1〜50g/10分が好ましく、特に5〜50g/10
分が好適である。このエチレン系重合体のMI(1)が
0.01g/10分未満では、得られる組成物の成形性が
劣る。一方、100g/10分を超えると、適正な剛性が
ないために良好な製品が得られない。
【0029】該エチレン系重合体の製造に用いられるα
−オレフィンは、一般には炭素数が3〜10個(好まし
くは、3〜8個)のα−オレフィンであり、代表例とし
てプロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、4−メチル
ペンテン−1およびオクテン−1があげられる。この共
重合体におけるα−オレフィンの共重合割合は通常多く
とも40重量%であり、好ましくは5〜25重量%であ
る。
【0030】(D)酸化アンチモン また、本発明において使われる酸化アンチモンは前記ハ
ロゲン含有有機化合物の難燃化助剤として一般に用いら
れているものである。代表例としては、三酸化アンチモ
ンおよび五酸化アンチモンがあげられる。
【0031】これらのハロゲン含有有機化合物および酸
化アンチモンは前記“便覧、ゴム・プラスチック配合薬
品”などによってよく知られているものである。
【0032】(E)水酸化アルミニウムおよび水酸化マ
グネシウム さらに、本発明において用いられる水酸化アルミニウム
は、Na2 O含有量が0.35重量%以下、粒子表面に
200ppm 以上(SiO2 換算)のケイ素化合物および
50ppm 以上(酸化物換算)のアルカリ土類金属の化合
物を吸着した耐熱性水酸化アルミニウムおよび水酸化マ
グネシウムが好んで用いられる。これらの水酸化アルミ
ニウムおよび水酸化マグネシウムの平均粒子径は混合性
および成形性ならびに得られる組成物の機械的強度は通
常0.5〜3.0μm (望ましくは0.5〜2.0μm
)である。
【0033】(F)臭素含有反応生成物 また、本発明において使われる臭素含有反応生成物の代
表例は(I)式で示される臭素含有エポキシ系化合物と
1,3,5−トリブロモフェノールとを反応させること
によって得られるものであり、主成分として(II)式で
示されるものである。その結果、(I)式で示される臭
素含有エポキシ系化合物の末端のエポキシ基は反応し、
その残存エポキシ基ははじめのエポキシ量の多くとも1
5%である。
【0034】
【化1】
【0035】
【化2】
【0036】((1)式および(II)式においてR1
よびR2 は同一でも異種でもよく、水素原子またはメチ
ル基を示し、mは0または1〜7の整数であり、かつi
は1〜4である。)
【0037】(1)式で示される臭素含有エポキシ系化
合物は、少なくとも一個の臭素原子を含有する4,4’
−ジオキシジフェニルプロパン(ビスフェノールA)と
エピクロルヒドリンとを一般のエーテル型エポキシ樹脂
と同様な方法で製造することができる。また、臭素を含
まないエーテル型エポキシ樹脂に臭素を反応させること
によって製造することもできる。
【0038】該臭素含有反応生成物の分子量は1,20
0〜6,000であり、特に1,400〜5,000の
ものが好ましい。また、臭素含有量は5,0〜60重量
%であり、とりわけ10〜60重量%のものが望まし
い。
【0039】(G)組成割合 本発明の難燃性組成物における(A)熱可塑性エラスト
マーの組成割合は、80〜98重量%であり、80〜9
7重量%が好ましく、特に82〜95重量%が好適であ
る。(A)成分の割合が80重量%未満では、機械的強
度に劣る。一方、98重量%を超えると難燃性が低下し
好ましくない。
【0040】また、本発明の難燃性樹脂組成物における
(B)塩素化エチレン系重合体および(C)エチレン系
重合体からなる高分子物質中に占める(B)成分の組成
割合は10〜75重量%であり、15〜75重量%が好
ましく、特に20〜75重量%が好適である。高分子物
質中に占める(B)成分の組成割合が10重量%未満で
は、難燃性が良好な組成物を得ることができない。一
方、75重量%を超えると、成形性および加工性が悪
い。
【0041】さらに、高分子物質100重量部に対する
他の成分の組成割合は下記のとおりである。
【0042】(D)酸化アンチモンの組成割合は10〜
30重量部であり、10〜27重量部が望ましく、とり
わけ10〜25重量部が好適である。(D)成分の組成
割合が10重量部未満では、得られる組成物の難燃性の
点において問題がある。一方、30重量部を超えると、
ブリード性の点において問題がある。
【0043】また、(E)水酸化アルミニウムおよび水
酸化マグネシウムの組成割合はそれらの合計量として1
0〜35重量部であり、12〜35重量部が好ましく、
特に15〜35重量部が好適である。
【0044】(E)成分が10重量部未満では、難燃付
与性がよくない。一方、35重量部を超えると、成形性
がよくない。さらに、(F)臭素含有反応生成物の組成
割合は20〜50重量部であり、20〜45重量部が望
ましく、とりわけ25〜45重量部が好適である。
【0045】(F)成分の組成割合が20重量部未満で
は、難燃性がすぐれている組成物を得ることができな
い。一方、50重量部を超えると、成形物よりブリード
する。
【0046】(H)組成物の製造方法 本発明の難燃性樹脂組成物を製造するには、(A)成分
を除く、(B)成分ないし(F)成分を予め混合してお
いて、最後に(A)成分を混合する必要がある。(A)
成分をその前に混合すると、強度、難燃性および耐ブリ
ード性が低下するため好ましくない。
【0047】以上の各成分に加えて、さらにゴム業界お
よびプラスチック業界において一般に使われている酸
素、光、オゾンおよび熱に対する安定剤、滑剤、着色
剤、有機過酸化物(架橋物として)、架橋促進剤、架橋
促進助剤、粘着付与剤、可塑剤および帯電防止剤のごと
き添加剤を組成物の使用目的に応じて添加してもよい
が、いずれも(A)成分の混合前に添加する必要があ
る。
【0048】混合方法としてはヘンシェルミキサーのご
とき混合機を使ってドライブレンドする方法ならびにニ
ーダー、バンバリー、ロールミルおよび押出機のごとき
混合機を用いて溶融混練する方法があげられる。混合す
るさい、あらかじめドライブレンドし、得られる混合物
をさらに溶融混練させることによって一層均一な混合物
(組成物)を得ることができる。
【0049】このようにして得られた組成物はゴム業界
およびプラスチック業界において一般に実施されている
押出成形、射出成形、圧縮成形、トランスファ成形およ
びスタンプ成形のごとき成形法によって所望の形状を有
する製品に成形される。
【0050】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明する。なお、抗張力(以下「TB 」という)および伸
び率(以下「EB 」という)はASTM D790にし
たがってテンシロン試験機を用いて測定した。また、難
燃性試験は、自動車用材料の難燃規制として、アメリカ
のFMVSS(Flame Moter vehicl
e safety standard)302に準じて
フレームテストを行った。更に酸素指数試験はJIS
K7201に準じ、酸素指数を測定した。また、湿熱試
験は、温度が85℃であり、かつ湿度が95%の恒温恒
湿槽中に15日間試片を放置し、試料の表面よりブリー
ドがあるか否かを、目視にて観察した。
【0051】なお、使用した熱可塑性エラストマー、塩
素化エチレン系重合体、エチレン系重合体、酸化アンチ
モン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムおよび
臭素含有反応生成物の種類、物性などを下記に示す。
【0052】[(A)熱可塑性エラストマー]ポリスチ
レン系TPEとしてクレイトンG(シェル化学社製、以
下TPSという)、またオレフィン系TPEとしてミラ
ストマー(住友化学社製、以下TPO−1という)およ
びオリフレックス(昭和電工社製、以下TPO−2とい
う)、またポリエステル系TPEとしてペルプレン(東
洋紡績社製、以下TPRという)、さらにポリアミド系
TPEとしてベバックス(東レ社製、以下TPAとい
う)を用いた。
【0053】[(B)塩素化エチレン系重合体]密度が
0.940g/cm3 のポリエチレン(平均分子量約2
0万)を水性懸濁法によって塩素化して得られた塩素含
有量が30.3重量%の塩素化ポリエチレン[密度1.
10g/cm3 、ムーニー粘度(ML1+4 、120℃)
82.5、非晶性、以下「塩素化物(1)」という]お
よび密度が0.930g/cm3のポリエチレン(平均
分子量 約15万)を水性懸濁法によって塩素化して得
られた塩素含有量が30.1重量%の塩素化ポリエチレ
ン[密度1.13g/cm3 、ムーニー粘度(ML
1+4 、120℃)107.0、結晶性、以下「塩素化物
(2)」という]、MI(1)が100g/10分である
エチレン−メチルメタクリレート−無水マレイン酸三元
共重合体(メチルメタクリレートの共重合割合18.5
モル%、無水マレイン酸の共重合割合1.5モル%)を
水性懸濁法によって塩素化することによって得られた塩
素化エチレン系共重合体[塩素含有量30.1重量%、
ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)28、非晶性、以
下「塩素化物(3)」という]およびムーニー粘度(M
1+4 、100℃)が115であり、プロピレンの共重
合割合が22重量%であり、かつMI(1)が1.0g
/10分であるエチレン−プロピレン共重合体(融点12
0℃)を塩素化することによって得られるムーニー粘度
(ML1+4 、120℃)が42であり、かつ密度が1.
09g/cm3 である塩素化エチレン−プロピレン共重
合体[塩素含有量30.5重量%、非晶性、以下「塩素
化物(4)」という]を使った。
【0054】[(C)エチレン系重合体]また、密度が
0.955g/cm3 であり、かつMI(2)が20g
/10分である高密度ポリエチレン(以下「HDPE」と
いう)を用いた。
【0055】[(D)酸化アンチモン]また、平均粒径
が1μm である三酸化アンチモン(以下「Sb23
という)を使った。
【0056】[(E)水酸化アルミニウムおよび水酸化
マグネシウム]さらに、水酸化アルミニウムとして、バ
イヤー法で製造し、結晶中に固定された不純物の含有量
として、Na2 O換算として0.25重量%、SiO2
換算として0.008重量%およびCaO換算として
0.005重量%を含有する水酸化アルミニウムに対
し、1620ppm のケイ素、370ppm のカルシウムお
よび290ppm のマグネシウムを吸着させた耐熱性水酸
化アルミニウム[熱分解温度206℃、平均粒径1.7
μm 、以下「Al(OH)3 」という]を用いた。ま
た、水酸化マグネシウムとして、平均粒径が0.5μm
、見掛比重が0.58g/cm3 、かつ比表面積(B
ET法にて測定)が8m2 /gである水酸化マグネシウ
ム[協和化学工業社製、商品名キスマ−5B、以下「M
g(OH)2 」という]を使用した。
【0057】[(F)臭素含有物]また、臭素含有物の
うち、臭素含有反応生成物として、いずれも前記(II)
式においてR1 が水素原子であり、かつR2 がメチル基
である臭素含有反応生成物[平均分子量約2,000、
臭素含有量56重量%、以下「臭素物(A)」という]
および臭素含有量が55重量%であり、かつ平均分子量
が約3,600である臭素含有反応生成物[以下「臭素
物(B)」という]を用いた。また、比較のために、デ
カブロモジフェニルエーテル[以下「臭素物(C)」と
いう]を使用した。
【0058】実施例1〜13、比較例1〜12 表1に種類および配合量が示されている塩素化エチレン
系重合体(以下「塩素化物」という)、HDPE、Sb
23 、水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マグ
ネシウム(以下「水酸化物」という)および臭素含有物
ならびにその他の添加剤として4.0重量部のハイドロ
タルサイト(協和化学工業社製、商品名アルカマイサ−
1W、平均粒径1.5μm 、安定剤として)、0.5重
量部のステアリン酸マグネシウム(滑剤として)、2.
0重量部のオレイン酸アマイド(滑剤として)、0.5
重量部の硫黄を含有するヒンダード・ビスフェノール
(抗酸化剤として)をあらかじめ槽内温度が160℃に
設定されたニーダー混練機を用いてそれぞれ20分間混
練した。得られた各混合物をあらかじめ120℃に設定
されたオーブンロールを使用してシートを製造した。こ
のようにして得られた各シートをシートカッター切断機
を使って2mm角のペレットを製造した。このようにし
て製造されたペレット(以下「塩素化物系コンパウン
ド」という)を用いた。
【0059】表2および表3に種類および配合量が示さ
れている熱可塑性エラストマーおよび各種塩素化物系コ
ンパウンドをドライブレンドした後、50mmφ、2軸
押出機を用いてシリンダー1の温度130℃、シリンダ
ー2の温度150℃、シリンダー3の温度150℃、シ
リンダー4の温度170℃、アダプターの温度150
℃、ヘッドの温度150℃および回転数40rpm の条件
下で直径1mmの各ストランドを作成した。各ストラン
ドについて170℃の温度に設定されたプレス機を用い
て圧力が200kg/cm2 (ゲージ圧)の条件下で5
分間プレスし、厚さが2mmのシートを作成した。ま
た、比較例12として、TPO−2 85重量部、塩素
化物(1)5重量部およびHDPE3.3重量部をドラ
イブレンドした後、塩素化物系コンパウンドに用いたの
と同様の方法でSb23 1.7重量部、Mg(OH)
2 1.7重量部、臭素物(A)3.3重量部ならびに実
施例で用いたその他の添加剤を混合し、押出機でストラ
ンドにし、プレス機で2mmのシートを作成した。各シ
ートについて抗張力(TB )および伸び率(EB )の測
定ならびに酸素指数試験を行った。その結果を表2およ
び表3に示す。
【0060】また、170℃の温度に設定されたプレス
機を用いて圧力が200kg/cm2 (ゲージ圧)の条
件下で5分間プレスし、厚さ1mmのシートを作成し
た。各シートについて難燃性(FMVSS)および湿熱
試験を行った。その結果を表2および表3に示す。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】
【発明の効果】以上の結果から、本発明の難燃性樹脂組
成物は、難燃性が極めて優れているのみならず、機械的
強度も良好であり、しかもブリード性についてもすぐれ
ていることは明白である。そのほか、本発明の難燃性樹
脂組成物は下記のごとき効果を発揮する。 (1)耐熱性がすぐれている。 (2)成形加工性が良好である。 (3)耐寒性にすぐれている。 (4)熱膨張性が良好である。 (5)体積固有抵抗性にすぐれている。 (6)酸素指数性が良好である。 本発明の難燃性樹脂組成物は以上のごとき効果を発揮す
るために多方面にわたって利用することができる。代表
的な用途を下記に示す。 (1)自動車内装用の難燃シート。 (2)高難燃性が要求されている分野のカーテンシー
ト。 (3)自動車用ファーネス電線及び車両用電線など。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08L 21/00 23:28 7107−4J 23:02 7107−4J 63:00) 8830−4J (72)発明者 林 広己 東京都港区芝大門1丁目13番9号 昭和電 工株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)熱可塑性エラストマー、(B)塩
    素化エチレン系重合体、(C)エチレン系重合体、
    (D)酸化アンチモン、(E)水酸化アルミニウムおよ
    び/または水酸化マグネシウム、ならびに(F)臭素含
    有エポキシ系化合物と1,3,5−トリブロモフェノー
    ルとを反応させることによって得られる分子量が1,2
    00〜6,000であり、かつ臭素含有量が5.0〜6
    0重量%である臭素含有反応生成物、からなる組成物で
    あり、該組成物中に占める(A)成分の組成割合が80
    〜98重量%であり、(B)および(C)成分の合計量
    中に占める(B)成分の割合が10〜75重量%であ
    り、かつ該合計量100重量部に対し、(D)成分10
    〜30重量部、(E)成分10〜35重量部および
    (F)成分20〜50重量部を配合することを特徴とす
    る難燃性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分を除く(B)ないし(F)成
    分を予め混合した後、(A)成分を混合することを特徴
    とする請求項1記載の難燃性樹脂組成物の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5837799A (en) * 1995-08-25 1998-11-17 Tohto Kasei Co., Inc. Fire-retardant compound, a process for producing said fire-retardant compound and a fire-retarded thermoplastic resin composition including said fire-retardant compound
JP2011225673A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 耐磨耗性樹脂組成物及びそれを用いた耐磨耗性絶縁電線並びに樹脂チューブ
US8067497B2 (en) 2003-01-13 2011-11-29 Bromine Compounds Ltd. Flame-retardant for engineering thermoplastic applications
CN105086416A (zh) * 2015-04-23 2015-11-25 广西华锑科技有限公司 一种三氧化二锑无机复合阻燃母粒及其制备方法
JP2017160286A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 株式会社戸出O−Fit 難燃性複合樹脂材料の製造方法と難燃性複合樹脂材料

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