JPH0523847U - 遮音壁用プランター - Google Patents

遮音壁用プランター

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JPH0523847U
JPH0523847U JP7403591U JP7403591U JPH0523847U JP H0523847 U JPH0523847 U JP H0523847U JP 7403591 U JP7403591 U JP 7403591U JP 7403591 U JP7403591 U JP 7403591U JP H0523847 U JPH0523847 U JP H0523847U
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JP
Japan
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sound insulation
wall
insulation wall
planter
planting
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JP7403591U
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JP2573855Y2 (ja
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浩文 森
和生 親林
盛雄 平野
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Taiheiyo Cement Corp
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Taiheiyo Cement Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、支柱を介して所定枚数のパ
ネルが連結されている遮音壁において、植え込みスを必
要とせず、簡単に設置、緑化できる遮音壁用プランター
を提供することにある。 【構成】 本考案の遮音壁用プランターは支柱を介して
所定枚数のパネルが連結されている遮音壁に使用される
パネルの代替材であって、壁部の両面に張り出し形状の
植裁部を備えた構成としたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地面に培土を必要としないで遮音壁を緑化することが可能な遮音壁 用プランターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路側壁等に支柱を介して所定枚数のパネルが連結されているコンクリ ート板製、金属板製、プラスチックス板製の遮音壁を緑化する場合、そこにツタ 類等の吸着性のつる植物を登攀させるか、または登攀補助具を設置してつる植物 を絡ませ、壁を植物で覆っていた。コンクリート板製遮音壁の場合にも、金属板 製遮音壁の場合にも、プラスチックス板製の遮音壁の場合にも、壁の前側または 後側に植え込みを設けておき、そこにつる植物を植えて遮音壁を覆っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、従来の方法では植え込みが確保できない場合には、つる植物で緑化が できない。また、道路の片側に植え込みを確保したとしても、植物が反対側まで 覆うには長い期間が必要となる。また、緑化に使用できる植物はつる性の植物に 限られる。
【0004】 本考案の目的は、緑化植物としてつる植物に限らず、その他の植物を用いるこ とができ、かつ植え込みを必要とせず、簡単に設置できる遮音壁用プランターを 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者らは、支柱を介して所定枚数のパネルが連結されている遮音壁に使用 されるパネルの代替材であって、壁部の両面に張り出し形状の植裁部を備えた構 成とした遮音壁用プランターを開発した。なお、植栽部には培土または培土の機 能を有する材料(以下、「培土」と総称する)が充填される。
【0006】
【作用】
遮音壁に要求される品質としては遮音性、強度といった基本性能の他に雨水の 配分、景観等が挙げられる。
【0007】 従来の遮音壁はつる植物でしか緑化できなかったが、本考案の遮音壁用プラン ターを遮音壁のパネルの所望の位置に設置することにより、ワイルドフラワーや 低木などの種々の植物を植裁することができる。
【0008】 従来の遮音壁は単純な平面であったが、本考案によれば適当な張り出し部を設 けることにより、音を乱反射させて拡散させると共に張り出し部に詰めた培土が コンクリート壁の固有振動数における伝震を妨げるため、高い遮音効果が得られ る。
【0009】 なお、降雨時の風向きによっては、遮音壁の殆ど片面にしか雨が掛からないこ とがあり、季節や場所によってはこの現象が長く続く場合もあるが、本考案の遮 音壁用プランターの埋もれている壁部の一部を切り抜きし、壁部両側の植栽部の 培土を連続させることにより、遮音性能を殆ど損なうことなく、反対側の植物に 雨水を供給することもできる。
【0010】
【実施例】
実施例1 本考案の実施例の遮音壁用プランターは、遮音効果を目的とした壁部(1)と、 音の吸収・反射並びに植裁を目的とした壁部(1)の両面に張り出し形状をした植 裁部(2)によって構成される。
【0011】 図1の上面図では壁部(1)が長手方向に張り出し、そのまま支柱に取り付けら れる(なお、図中には支柱は省略)。この部材のサイズ及び壁部(1)の支柱を取り 付けるための張り出し部は日本道路公団が指定したパネル遮音壁の規格に合うも のも当然できるので、既設の遮音壁とも互換性をもたせられる。従って、既設の 遮音壁の一部または全部を本発明の遮音壁用プランターと交換することもできる 。
【0012】 また、補強部(4)は植裁部(2)に培土(3)を充填し、植裁を施したときの重力方 向への張り出し部の強度並びに車両の衝突に対する強度を補強するため補強部(4 )が設けられている。
【0013】 図2は図1の遮音壁用プランターの側面図であり、図3は正面図である。
【0014】 図4は図1のA−A断面図、図5は図1のB−B断面図であり、培土に埋没す る壁部(1)を一部切り抜いた開口部(5)が設けられている。
【0015】 使用例 図6は実施例で説明した本考案の遮音壁用プランターを既存の遮音壁バネルと 置き換えて使用したときの1使用例の斜視図である。
【0016】 本考案の遮音壁用プランターは植栽する植物の形態、使用方法に合わせて植栽 部の形状とその高さ、壁部の高さを決めるべきである。
【0017】 また、補強部は図1では1カ所設けているが、壁部や植栽部の材質やその厚さ 、植栽する植物や、培土の重量などを考慮して設けたり、設けたり、設けないこ とを決めるべきである。なお、設ける場合は1カ所のみではなく、複数個所とす ることもできる。
【0018】 更に、図4及び図5では、長方形の開口部を4カ所壁部下部に設けているが、 開口部の有無、個数、形状は任意に選択できる。
【0019】 本考案の遮音壁用プランターの材質としては、既設の遮音壁に用いられている 鉄、コンクリート、プラスチックスなどと同様のものが用いられるが、既設の遮 音壁パネルの一部を本考案の遮音壁用プランターと置き換えるときは、既設の遮 音壁パネルと同じ材質のものを使用すれば、違和感がないので好ましいものであ る。
【0020】
【考案の効果】
本考案の遮音壁用プランターを使用することにより、植え込みを必要とせず、 つる植物やこれ以外の各種植物を植栽部に適宜植裁することができ、遮音壁を簡 単に緑化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の遮音壁用プランターの上面図
である。
【図2】図1に示す遮音壁用プランターの側面図であ
る。
【図3】図1に示す遮音壁用プランターの正面図であ
る。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図1のB−B断面図である。
【図6】本考案の遮音壁用プランターの1使用例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 壁部 2 植裁部 3 培土 4 開口部 5 補強部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱を介して所定枚数のパネルが連結さ
    れている遮音壁に使用されるパネルの代替材であって、
    壁部の両面に張り出し形状の植裁部を備えた構成とした
    ことを特徴とする遮音壁用プランター。
JP1991074035U 1991-09-13 1991-09-13 遮音壁用プランター Expired - Lifetime JP2573855Y2 (ja)

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JP1991074035U JP2573855Y2 (ja) 1991-09-13 1991-09-13 遮音壁用プランター

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JPH0523847U true JPH0523847U (ja) 1993-03-30
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6154011U (ja) * 1985-08-31 1986-04-11
JPS62154012U (ja) * 1985-11-19 1987-09-30
JPH0430111U (ja) * 1990-06-28 1992-03-11

Patent Citations (3)

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JPH0430111U (ja) * 1990-06-28 1992-03-11

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