JPH05238350A - エアバッグ装置用衝突センサの取付構造 - Google Patents

エアバッグ装置用衝突センサの取付構造

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JPH05238350A
JPH05238350A JP4078656A JP7865692A JPH05238350A JP H05238350 A JPH05238350 A JP H05238350A JP 4078656 A JP4078656 A JP 4078656A JP 7865692 A JP7865692 A JP 7865692A JP H05238350 A JPH05238350 A JP H05238350A
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JP
Japan
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collision
collision sensor
molding
sensor
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP4078656A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yamamoto
晃 山本
Kentaro Morishita
健太郎 森下
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衝突センサを車体の外側から取付け可能とす
る。 【構成】 ドアアウタパネル11の外表面に衝突センサ
14を取付け、その外側をサイドモール15で覆った取
付構造とすることによって、衝突センサ14の取付けが
容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衝突を感知すること
によってエアバッグを膨張させて、乗員を二次衝突から
保護するエアバッグ装置の衝突センサ取付構造に関する
ものでる。
【0002】
【従来の技術】車両の衝突を感知する衝突センサとして
は、英国特許出願GB2225660A号に記載されて
いるものがある。この従来の衝突センサ1は、図6に示
すように、サイドドア2のアウタパネル2aの内側にほ
ぼ水平に配設されている剛性の大きなサイドインパクト
ビーム3の車体外側の面に取付けられている。そして、
この車両への側面衝突時には、衝突により変形するアウ
タパネル2aとサイドインパクトビーム3との間で衝突
センサ1が圧潰され、衝突センサ1の接点が連通して信
号電流が流れ、インフレータ4を着火させて、発生する
ガスによってエアバッグ5を膨張させるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の衝突センサ1の取付け構造においては、サイドドア内
のアウタパネル2aとサイドインパクトビーム3との間
の狭いスペースに衝突センサ1を配設しているが、サイ
ドドア2の効率的な組立手順上、サイドインパクトビー
ム3を含めて他の全ての部品の組付けおよび塗装が完了
した後、衝突センサ1を最後に取付けることとなってし
まう。そのため、サイドドアのインナパネル2bに形成
された作業口から、サイドインパクトビーム3とアウタ
パネル2aとの間の隙間に手を入れて取付けることとな
るため、作業性が悪いという問題があった。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑みなされたも
ので、車体に取付ける際の作業性がよい衝突センサの取
付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段としてこの発明は、車両の衝突を検知したとき
にエアバッグを展開させる信号を出力するエアバッグ用
衝突センサの取付構造において、前記衝突センサを、車
体の外表面の所定高さの位置に取付けるとともに、この
衝突センサを隠蔽するようにモール材が設けられている
ことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記のように、衝突センサを、車体の外表面の
所定高さの位置に取付けるため、衝突を早期に検知可能
となるとともに、衝突センサの取付けが容易となる。ま
た、この車体外面に取付けた衝突センサが、サイドプロ
テクションモールやバンパモール等のモール材で隠蔽さ
れているため、衝突センサの衝突時以外の誤作動が防止
される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の衝突センサの取付構造の実
施例を図1ないし図5に基づいて説明する。
【0008】図1は、この発明をサイドエアバッグ装置
用衝突センサの取付構造に適用した第1実施例を示すも
ので、サイドドアのアウタパネル11の外面(図1にお
いて右側面)には、このサイドドア内にほぼ水平に配設
されたサイドインパクトビーム12と同じ高さに、水平
方向に連続する浅い溝11aが、アウタパネル11のプ
レス成形時に同時に形成されおり、この溝11aの底部
には、貫通孔11bが所定の間隔で複数形成されてい
る。また、サイドインパクトビーム12の車体外側とな
る部分、すなわち、アウタパネル11に面した側には、
複数の貫通孔11bが形成された溝11aの底面に平行
な受圧面13aを備えると共にビーム12とほぼ同じ長
さの受台13が取付けられている。
【0009】そして、所定の間隔で形成されている複数
の貫通孔11bのそれぞれには、圧潰して接点が接触す
るとスイッチオンする衝突センサ14が、中央に形成さ
れたストッパリブ14aを、貫通孔11bの口縁部に係
合させて、図1において右側半分を溝11a内に残して
左側半分を嵌合させ、かつ右側端面が前記受台13の受
圧面13aに平行で、かつ受圧面13aとの間に所定の
間隙が確保されるように取付けられている。さらに、各
衝突センサ14は、貫通孔11aに嵌合された部分から
図示してないエアバッグ制御装置に配線接続されてい
る。そして、複数取付けられた衝突センサ14の外側に
は、断面が偏平な三角形をした硬質ゴム製のサイドプロ
テクションモール15が、各衝突センサ14の外側の端
面にそれぞれ接着して、溝11aを塞ぐように設けられ
ている。
【0010】次に、上記のように構成されるこの実施例
の作用を説明すると、サイドインパクトビーム12と同
じ高さに配設された衝突センサ14は、その外側を硬質
ゴム製のサイドプロテクションモール15で覆われてい
るため、直射日光や風雨から保護されて耐久性が高めら
れ、また電気的絶縁性の低下等による作動不良が防止さ
れる。そして、車両の衝突時には、衝突車両のバンパ等
によって、サイドプロテクションモール15とサイドイ
ンパクトビーム12との間に挟圧されて衝突センサ14
がスイッチオンし、衝突検知信号がエアバッグ制御装置
へ送られる。エアバッグ制御装置においては、スイッチ
オンした衝突センサの数が所定の数より多い場合に車両
の衝突と判断して、図示してないインフレータに着火信
号を送り、インフレータで発生するガスによってサイド
エアバッグを膨張・展開させる。
【0011】したがって、衝突センサ14は、サイドド
アのアウタパネル11の外側から取付けできるため、取
付け作業が容易となるとともに、保守点検が容易に実施
できるようになる。また、衝突センサ14が車体側面の
最も突出した部分に配設されているため、車両の衝突を
逸早く検知し、サイドエアバッグを早期に膨張・展開さ
せて、乗員を二次衝突から確実に保護することができ
る。
【0012】また図2および図3は、この発明の衝突セ
ンサの取付構造の第2実施例を示すもので、サイドドア
のアウタパネル21の外面(図1において右側面)に
は、このサイドドア内にほぼ水平に配設されたサイドイ
ンパクトビーム12と同じ高さに、水平方向に連続する
比較的深い溝21aが、アウタパネル21のプレス成形
時に同時に形成されおり、サイドインパクトビーム22
の車体外側となる部分に、溝21aの底面に近接して平
行する受圧面を備えると共にビーム22とほぼ同じ長さ
の受台23が取付けられている。
【0013】一方、溝21a内には、圧潰して接点が接
触するとスイッチオンする複数の衝突センサ24が、溝
21aの底部に接着して取付けられるとともに、この衝
突センサ24の外側には、断面が偏平な三角形をした硬
質ゴム製のサイドモール25が、各衝突センサ24の外
側の面にそれぞれ接着して、溝21aを塞ぐように設け
られている。
【0014】そして、上記のようにして取付けられたこ
の実施例の衝突センサ24は、サイドインパクトビーム
22が配設された部分に車両が衝突すると、衝突センサ
24が圧潰してスイッチオンし、衝突検知信号がサイド
エアバッグ制御装置に送られ、一定時間内にスイッチオ
ンした衝突センサ24の数から衝突か衝突でないかの判
断を行ない、衝突と判断された場合には着火信号がイン
フレータに送られ、インフレータで発生するガスによっ
てサイドエアバッグを膨張・展開させる。
【0015】したがって、衝突センサ24は、前記第1
実施例の場合と同様に、アウタパネル21の外側から取
付けできるため作業が容易となるとともに、保守点検が
容易に実施でき、また、衝突センサ24が車体側面の最
も突出した部分に配設されているため、車両の衝突をい
ち早く検知し、サイドエアバッグを早期に膨張・展開さ
せて、乗員を二次衝突から確実に保護することができ
る。
【0016】また、この実施例においては、溝21a内
に複数の衝突センサ24を所定の間隔で設置し、その外
側をサイドモール25で覆う構造としたが、図3に示す
ように、複数の衝突センサ24を、硬質ゴム内に所定の
間隔で埋設して、前記衝突センサ24とサイドモール2
5とを一体に形成したサイドモール27を用いれば、取
付け作業が更に容易となる。
【0017】さらに、図4はこの発明の衝突センサの取
付構造の第3実施例を示すもので、サイドドアのアウタ
パネル31の外面(図4において右側面)には、このサ
イドドア内にほぼ水平に配設されたサイドインパクトビ
ーム32の高さより下側部分を、ドア内方に後退させて
ほぼ垂直な平面部31aが、アウタパネル31のプレス
成形時に同時に形成されおり、サイドインパクトビーム
32の車体外側となる部分に、平面部31aに近接して
平行する受圧面33aを備えると共にビーム32とほぼ
同じ長さの受台33が取付けられている。
【0018】一方、前記平面部31aには、圧潰して接
点が接触するとスイッチオンする薄型角パイプ状の衝突
センサ34が、平面部31の上部のサイドインパクトビ
ーム32と対応する高さに接着して取付けられるととも
に、この衝突センサ34の外側には、アウタパネル31
の下半部分となる前記平面部31aのほぼ全体を覆う合
成樹脂製の大型モール材35が設けられている。
【0019】そして、上記のようにして大型モール材3
5で外側を覆われたこの実施例の衝突センサ34は、サ
イドインパクトビーム32の高さに車両が衝突すると、
大型モール材35を介して加わる荷重によって衝突セン
サ34が圧潰してスイッチオンし、着火信号がインフレ
ータに送られ、インフレータで発生するガスによってサ
イドエアバッグを膨張・展開させる。したがって、衝突
センサ34は、前記第1実施例の場合と同様に、アウタ
パネル31の外側から容易に取付けることができ、また
大型モール材35を外すことによって保守点検を容易に
実施することができる。
【0020】また図5は、この発明の第4実施例を示す
もので、車両のサイドドア41の最も外側に張出した部
分のアウタパネル41aの表面には、加わる圧力の大き
さに応じて電気抵抗が変化する感圧導電ゴム製の複数の
衝突センサ44を、両側から硬質ゴムで挟むようにし
て、断面台形状に一体成形した帯状のサイドモ―ル45
が、ほぼ水平に取付けられており、各衝突センサに一端
を接続した配線もこのモール内に埋設されるとともに、
このサイドモール45の一端から延出され、その他端側
は束ねられて、図示してないサイドエアバッグ制御装置
に接続されている。
【0021】そして、車両がサイドドア41に衝突した
場合には、車室内側へ変形するアウタパネル41aがサ
イドモール45中の衝突センサ44が圧縮されて、それ
ぞれの電気抵抗が変化し、その変化はサイドエアバッグ
制御装置に送られ、各衝突センサの電圧を測定し、その
測定値が設定電圧以上の値を示すセンサの数と、電圧の
変化率とから側面衝突か否かを判断し、側面衝突の場合
にはインフレータに着火信号を送り、発生するガスによ
ってエアバッグを膨張・展開させて、乗員を二次衝突か
ら保護するようになっている。このサイドエアバッグ制
御装置によって行なわれる衝突か否かの判定は、各衝突
センサ44の電圧の測定し、その測定値が、予め設定さ
れた電圧値より高い衝突センサ44の数から衝突範囲、
すなわち衝突した加害物の大きさを判定し、また測定し
た電圧の変化率から加害物の衝突速度を算出する。そし
て、衝突した加害物の大きさとその衝突速度とに基づい
てエアバッグを展開させるか否かの判定が行なわれる。
【0022】なお、上記各実施例においては、車体側面
のサイドモールの位置に衝突センサを配設した場合につ
いて説明したが、他に例えば車体側面のベルトラインモ
ール、ホイールアーチモールあるいはステップモール、
または車体前後部のバンパモール、フードトップモール
あるいはラゲージモール等の位置に設けて、それぞれモ
ール材で覆う構造としてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明のエアバッ
グ装置用衝突センサの取付構造は、衝突センサを、車体
の外表面の所定高さの位置に取付けるとともに、この衝
突センサを隠蔽するようにモール材が設けられているの
で、衝突センサの取付けが容易となり、作業時間の短縮
およびコストダウンを図ることができる。また、衝突を
早期に検知してエアバッグを膨張・展開させ、乗員を二
次衝突から確実に保護することができる。さらに、衝突
センサがモール材で隠蔽されているため、衝突センサの
誤作動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の取付構造を示すサイド
ドアの要部断面側面図である。
【図2】この発明の第2実施例の取付構造を示すサイド
ドアの要部断面側面図である。
【図3】同じく第2実施例に用いる衝突センサの別の例
を示す断面図である。
【図4】この発明の第3実施例の取付構造を示すサイド
ドアの要部断面側面図である。
【図5】この発明の第4実施例の取付構造を示すサイド
ドアの一部省略斜視図である。
【図6】従来の衝突センサの取付構造の一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
11 アウタパネル 12 サイドインパクトビーム 14 衝突センサ 15 サイドプロテクションモール 21 アウタパネル 24 衝突センサ 25 サイドモール 26 衝突センサ 27 サイドモール 31 アウタパネル 34 衝突センサ 35 大型モール材 41 アウタパネル 44 衝突センサ 45 サイドモール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の衝突を検知したときにエアバッグ
    を展開させる信号を出力するエアバッグ用衝突センサの
    取付構造において、 前記衝突センサを、車体の外表面の所定高さの位置に取
    付けるとともに、この衝突センサを隠蔽するようにモー
    ル材が設けられていることを特徴とするエアバッグ装置
    用衝突センサの取付構造。
JP4078656A 1992-02-28 1992-02-28 エアバッグ装置用衝突センサの取付構造 Pending JPH05238350A (ja)

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JP4078656A JPH05238350A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 エアバッグ装置用衝突センサの取付構造

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JP4078656A JPH05238350A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 エアバッグ装置用衝突センサの取付構造

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JPH05238350A true JPH05238350A (ja) 1993-09-17

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JP4078656A Pending JPH05238350A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 エアバッグ装置用衝突センサの取付構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8733791B2 (en) 2011-02-10 2014-05-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Collision sensing device and occupant protecting system
CN111487630A (zh) * 2020-05-09 2020-08-04 重庆城市管理职业学院 一种应用于车辆倒车检测的超声波传感器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8733791B2 (en) 2011-02-10 2014-05-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Collision sensing device and occupant protecting system
JPWO2012108051A1 (ja) * 2011-02-10 2014-07-03 トヨタ自動車株式会社 衝突検知装置及び乗員保護システム
CN111487630A (zh) * 2020-05-09 2020-08-04 重庆城市管理职业学院 一种应用于车辆倒车检测的超声波传感器

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