JPH05238339A - 自動車のロールバー構造 - Google Patents
自動車のロールバー構造Info
- Publication number
- JPH05238339A JPH05238339A JP7545892A JP7545892A JPH05238339A JP H05238339 A JPH05238339 A JP H05238339A JP 7545892 A JP7545892 A JP 7545892A JP 7545892 A JP7545892 A JP 7545892A JP H05238339 A JPH05238339 A JP H05238339A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- roll bar
- roll
- roof
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のロールバーの剛性を向上させる。
【構成】 車体上部にロールバー５を設けた自動車にお
いて、前記ロールバー５のフレーム２４を左右方向に延
在する上部バー２５と、この上部バー２５の両端から下
方に延出し、下端側が車体に取付けられる側部バー２６
とで構成し、前記側部バー２６を上端側で結合する前後
のバー部材２７、２８で構成する。
いて、前記ロールバー５のフレーム２４を左右方向に延
在する上部バー２５と、この上部バー２５の両端から下
方に延出し、下端側が車体に取付けられる側部バー２６
とで構成し、前記側部バー２６を上端側で結合する前後
のバー部材２７、２８で構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のロールバー構造
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車のなかにはシート後方の位置にロ
ールバーを設けたものがある。このロールバーは通常、
シートの後上方で車体幅方向に延在する上部バーと、こ
の上部バーの両端から下方に延出し、車体に連結される
側部バーとから構成される。
ールバーを設けたものがある。このロールバーは通常、
シートの後上方で車体幅方向に延在する上部バーと、こ
の上部バーの両端から下方に延出し、車体に連結される
側部バーとから構成される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記ロールバ
ーはその剛性が高いことが好ましく、そこで簡単な構造
でロールバーの剛性を高くすることが望まれていた。
ーはその剛性が高いことが好ましく、そこで簡単な構造
でロールバーの剛性を高くすることが望まれていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、ロールバーを設けた自動車において、前記ロ
ールバーのフレームを左右方向に延在する上部バーと、
この上部バーの両端から下方に延出し、下端側が車体に
取付けられる側部バーとで構成し、前記側部バーを上端
側で結合する前後のバー部材で構成したことを特徴とす
る。
本発明は、ロールバーを設けた自動車において、前記ロ
ールバーのフレームを左右方向に延在する上部バーと、
この上部バーの両端から下方に延出し、下端側が車体に
取付けられる側部バーとで構成し、前記側部バーを上端
側で結合する前後のバー部材で構成したことを特徴とす
る。
【０００５】
【作用】上部バーの両端から下方へ延出する側部バーを
上端側で結合する前後のバー部材で構成するので、側部
バーの剛性を上げ、もってロールバー全体の剛性を上げ
ることができる。
上端側で結合する前後のバー部材で構成するので、側部
バーの剛性を上げ、もってロールバー全体の剛性を上げ
ることができる。
【０００６】
【実施例】以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基
づいて説明する。図１はルーフ開閉装置を備えた自動車
の斜前方からの斜視図、図２は同斜後方からの斜視図を
示す。図中、１，１はフロントピラー、２はフロントピ
ラーに一体に連結するフロントクロスメンバー２でこれ
らフロントピラー１、１、フロントクロスメンバー２で
フロントガラス３を支持する。シート４，４の後にはロ
ールバー５を設け、このロールバー５の下端はトランク
６に連結する。
づいて説明する。図１はルーフ開閉装置を備えた自動車
の斜前方からの斜視図、図２は同斜後方からの斜視図を
示す。図中、１，１はフロントピラー、２はフロントピ
ラーに一体に連結するフロントクロスメンバー２でこれ
らフロントピラー１、１、フロントクロスメンバー２で
フロントガラス３を支持する。シート４，４の後にはロ
ールバー５を設け、このロールバー５の下端はトランク
６に連結する。
【０００７】前記フロントクロスメンバー２とロールバ
ー５の間にはルーフ８を設け、このルーフ８は車体とは
別体になっている。ルーフ８は通常時にはピン９，９が
フロントクロスメンバー２に、又、ピン１０，１０がロ
ールバー５に夫々係止することで固定され、固定状態で
は通常の自動車のルーフとして機能する。その一方で、
ルーフ８を取外せばフロントクロスメンバー２とロール
バー５の間には空間が広がり大きな解放感が得られるよ
うになっている。
ー５の間にはルーフ８を設け、このルーフ８は車体とは
別体になっている。ルーフ８は通常時にはピン９，９が
フロントクロスメンバー２に、又、ピン１０，１０がロ
ールバー５に夫々係止することで固定され、固定状態で
は通常の自動車のルーフとして機能する。その一方で、
ルーフ８を取外せばフロントクロスメンバー２とロール
バー５の間には空間が広がり大きな解放感が得られるよ
うになっている。
【０００８】トランク６内にはトランクルーム１３が形
成されており、このトランクルーム１３は上面側が開口
しこの開口部１３ａにトランクリッド１４を配置する。
このトランクリッド１４はトランク６内に配設した昇降
装置１６を介して上下に移動できるようになっており、
トランクリッド１４は最も下に下がった状態で前記開口
部１３ａを塞ぐようになっている。昇降装置１６は、車
体側に固定される固定フレーム１８，１８に対して移動
フレーム１９，１９を上下移動自在に取付けるとともに
この移動フレーム１９の上端をトランクリッド１４に取
付けることで構成し、モータの作動により移動フレーム
１９，１９が固定フレーム１８，１８に対して移動し、
トランクリッド１４が上下動するようになっている。
成されており、このトランクルーム１３は上面側が開口
しこの開口部１３ａにトランクリッド１４を配置する。
このトランクリッド１４はトランク６内に配設した昇降
装置１６を介して上下に移動できるようになっており、
トランクリッド１４は最も下に下がった状態で前記開口
部１３ａを塞ぐようになっている。昇降装置１６は、車
体側に固定される固定フレーム１８，１８に対して移動
フレーム１９，１９を上下移動自在に取付けるとともに
この移動フレーム１９の上端をトランクリッド１４に取
付けることで構成し、モータの作動により移動フレーム
１９，１９が固定フレーム１８，１８に対して移動し、
トランクリッド１４が上下動するようになっている。
【０００９】トランクリッド１４は最も高い位置ではル
ーフ８とほぼ同じ高さとなりこの状態で、ルーフ８の固
定を解除し（ピン９，９，１０，１０を引っ込める）、
トランクリッド１４側からピン２１，２１を延ばしてこ
のピン２１，２１をルーフ８内のルーフサイドロック２
２，２２内に入れるとともにピン２１、２１をこのルー
フサイドロック２２で固定し、ピン２１，２１を引込め
ることでルーフ８をトランクリッド１４内に収納する。
そしてこの状態からトランクリッド１４を下降させてこ
のトランクリッド１４を開口部１３ａまで下げれば、ル
ーフ８を開放状態とし且つこのルーフ８をトランク側に
収納することが可能となる。
ーフ８とほぼ同じ高さとなりこの状態で、ルーフ８の固
定を解除し（ピン９，９，１０，１０を引っ込める）、
トランクリッド１４側からピン２１，２１を延ばしてこ
のピン２１，２１をルーフ８内のルーフサイドロック２
２，２２内に入れるとともにピン２１、２１をこのルー
フサイドロック２２で固定し、ピン２１，２１を引込め
ることでルーフ８をトランクリッド１４内に収納する。
そしてこの状態からトランクリッド１４を下降させてこ
のトランクリッド１４を開口部１３ａまで下げれば、ル
ーフ８を開放状態とし且つこのルーフ８をトランク側に
収納することが可能となる。
【００１０】前記ロールバー５の内部には図２に示すよ
うに補強フレーム２４を設け、この補強フレーム２４の
後方からの斜視図を図３に、又図３の４ー４線断面図を
図４に示す。この図にも示すように補強フレーム２４
は、上部バー２５と、側部バー２６とからなり、前記側
部バー２６は上端側で連結する前後のバー部材２７、２
８から成り、バー部材２７の下端はサイドシル２９に連
結する。本実施例では前記バー部材２８をバー部材２７
から後方へ延出する連結フレーム３０の上下で上部２８
ａ、下部２８ｂに２分割して構成した。
うに補強フレーム２４を設け、この補強フレーム２４の
後方からの斜視図を図３に、又図３の４ー４線断面図を
図４に示す。この図にも示すように補強フレーム２４
は、上部バー２５と、側部バー２６とからなり、前記側
部バー２６は上端側で連結する前後のバー部材２７、２
８から成り、バー部材２７の下端はサイドシル２９に連
結する。本実施例では前記バー部材２８をバー部材２７
から後方へ延出する連結フレーム３０の上下で上部２８
ａ、下部２８ｂに２分割して構成した。
【００１１】図２に示すように前記トランク６とキャビ
ン３２とはパーティション３３にて画成し、トランク６
の左右の側壁３５、３５には断面コ字状のフレーム部材
であるサポート部材３６、３６を前後方向に向けて配設
し、又、パーティション３３には車幅方向に延在する断
面コ字状のフレーム部材であるスティフナ３７を配設す
る。そしてスティフナ３７の両端をサポート部材３６、
３６に固着し、前記連結フレーム３０の後端を前記サポ
ート部材３６、３６の側面に溶着する。図４に示すよう
に前記スティフナ３７は前記昇降装置１６の前方に位置
する。
ン３２とはパーティション３３にて画成し、トランク６
の左右の側壁３５、３５には断面コ字状のフレーム部材
であるサポート部材３６、３６を前後方向に向けて配設
し、又、パーティション３３には車幅方向に延在する断
面コ字状のフレーム部材であるスティフナ３７を配設す
る。そしてスティフナ３７の両端をサポート部材３６、
３６に固着し、前記連結フレーム３０の後端を前記サポ
ート部材３６、３６の側面に溶着する。図４に示すよう
に前記スティフナ３７は前記昇降装置１６の前方に位置
する。
【００１２】以上に於いて、本実施例では、ロールバー
５の側部バー２６を上端側で連結する前後のバー部材２
７、２８にて構成したので、側部バー２６の剛性を向上
させることができ、これによりロールバー５全体の剛性
も向上させることができる。又、バー部材２７、２８の
間には空間が生じるので、この空間にシートベルトのリ
トラクターやフィラーパイプ等を収納することができ
る。
５の側部バー２６を上端側で連結する前後のバー部材２
７、２８にて構成したので、側部バー２６の剛性を向上
させることができ、これによりロールバー５全体の剛性
も向上させることができる。又、バー部材２７、２８の
間には空間が生じるので、この空間にシートベルトのリ
トラクターやフィラーパイプ等を収納することができ
る。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、上
部バーの両端から下方へ延出する側部バーを上端側で結
合する前後のバー部材で構成するので、側部バーの剛性
を上げ、もってロールバー全体の剛性を上げることがで
きる。
部バーの両端から下方へ延出する側部バーを上端側で結
合する前後のバー部材で構成するので、側部バーの剛性
を上げ、もってロールバー全体の剛性を上げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ルーフ装置を備えた自動車の昇降装置、トラン
クリッド等を省略した状態での斜前方からの斜視図
クリッド等を省略した状態での斜前方からの斜視図
【図２】ルーフ装置を備えた自動車の斜後方からの斜視
図
図
【図３】補強フレームの斜視図
【図４】図３の４ー４線断面図
【図５】昇降装置を配置した状態での補強フレームの斜
視図
視図
５…ロールバー ２４…補強フレーム ２５…上部バー ２６…側部バー ２７、２８…前後のバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 友孝 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 車体上部にロールバーを設けた自動車に
おいて、前記ロールバーのフレームを左右方向に延在す
る上部バーと、この上部バーの両端から下方に延出し、
下端側が車体に取付けられる側部バーとで構成し、前記
側部バーを上端側で結合する前後のバー部材で構成した
ことを特徴とする自動車のロールバー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07545892A JP3240009B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 自動車のロールバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07545892A JP3240009B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 自動車のロールバー構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05238339A true JPH05238339A (ja) | 1993-09-17 |
| JP3240009B2 JP3240009B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=13576876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07545892A Expired - Fee Related JP3240009B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 自動車のロールバー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3240009B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5641193A (en) * | 1994-04-08 | 1997-06-24 | Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag | Convertible passenger car |
| FR2859431A1 (fr) * | 2003-09-10 | 2005-03-11 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Vehicule automobile du type a toit amovible, muni d'un dispositif de securite pour proteger les occupants en cas de retournement du vehicule |
| JP2005319846A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Mazda Motor Corp | 車両のピラー構造 |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP07545892A patent/JP3240009B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5641193A (en) * | 1994-04-08 | 1997-06-24 | Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag | Convertible passenger car |
| FR2859431A1 (fr) * | 2003-09-10 | 2005-03-11 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Vehicule automobile du type a toit amovible, muni d'un dispositif de securite pour proteger les occupants en cas de retournement du vehicule |
| JP2005319846A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Mazda Motor Corp | 車両のピラー構造 |
| JP4513408B2 (ja) * | 2004-05-06 | 2010-07-28 | マツダ株式会社 | 車両のピラー構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3240009B2 (ja) | 2001-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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