JPH0523820U - 刈刃駆動装置 - Google Patents

刈刃駆動装置

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JPH0523820U
JPH0523820U JP3608991U JP3608991U JPH0523820U JP H0523820 U JPH0523820 U JP H0523820U JP 3608991 U JP3608991 U JP 3608991U JP 3608991 U JP3608991 U JP 3608991U JP H0523820 U JPH0523820 U JP H0523820U
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JP
Japan
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cutting blade
blade drive
shaft
pitman
drive arm
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Pending
Application number
JP3608991U
Other languages
English (en)
Inventor
正晴 岡崎
弘 椋代
矢吹  誠
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイレイ工業株式会社 filed Critical セイレイ工業株式会社
Priority to JP3608991U priority Critical patent/JPH0523820U/ja
Publication of JPH0523820U publication Critical patent/JPH0523820U/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 中央に支点軸(44)を設け一端にピット
マン(51)他端にナイフヘッド(47)を連結させる
刈刃駆動アーム(45)に力が一直線上にかかるように
する。 [構成] 刈刃駆動アーム(45)の支点軸(44)
及びピットマン(51)との連結軸(52)及びナイフ
ヘッド(47)との連結軸(46)を略同一平面内に配
設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンバインなどに備えた往復刈刃に用いる刈刃駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種装置は刈刃クランク及びピットマン及び刈刃駆動アームから成 り、動力源の回転運動を往復運動に変換して刈刃に一体連結させてナイフヘッド に伝える。そして従来ではピットマンの動きを同一平面とするために、ピットマ ンの動く平面に垂直な軸を刈刃駆動アームの支点軸とし、その支点軸に平行な軸 を刈刃駆動アームの両端に設け、その一方の軸にピットマンを、他方の軸にナイ フヘッドを連結させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍ら、前記刈刃駆動アームの各軸には高低差が付くため、刈刃駆動アー ム両端から支点軸にかかる力がアンバランスで、支点軸に偏荷重がかかり、高速 で揺動する刈刃駆動アームの場合、強度的に不安があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るに、本考案は、一端に刈刃クランクを連結させたピットマンの他端を刈刃 駆動アームを介してナイフヘッドに連結させる構造において、前記刈刃駆動アー ムの支点軸及びピットマンとの連結軸及びナイフヘッドとの連結軸を略同一平面 内に配設し、且つその面に対し各軸を略直角に設けたものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は刈刃駆動部の側面図 、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行ク ローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1 )に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)な どを内蔵する脱穀部、(7)は刈刃及び穀稈搬送機構などを備える2条用の刈取 部、(8)はフィードチェン(5)終端に連結させる排藁チェン(9)の終端を 臨ませる排藁処理部、(10)はコンバインの各部を駆動するエンジン、(11 )は揚穀筒(12)を臨ませて脱穀部(4)から取出す穀粒を貯留する籾タンク 、(13)は運転席(14)及び運転操作部(15)を備える運転台であり、刈 取部(7)で穀稈を刈取り、刈取穀稈を脱穀部(4)で脱穀処理するように構成 している。
【0006】 図4乃至図6に示す如く、前記刈取部(7)は、分草板(16)を介し取入れ られる未刈穀稈を起立させる引起タイン(17)を有する左右引起ケース(18 )と、引起された穀稈の稈元側及び穂先側を掻込む左右スターホイル(19)及 び左右掻込ベルト(20)と、掻込時穀稈の稈元側を切断する往復刈刃(21) と、スターホイル(19)及び掻込ベルト(20)の掻込側に合流する2条分の 穀稈の稈元側及び穂先側をフィードチェン(5)の送り始端に搬送受継ぎする縦 搬送チェン(22)及び上部搬送タイン(23)を備え、脱穀部(4)の前側か ら機台(3)の前端に固設する走行ミッション(24)と左走行クローラ(2) の間を通して前方斜め下方に突出させる刈取連結フレーム(25)と、その連結 フレーム(25)の先端側に設ける刈取フレーム(26)により脱穀機体の前方 に刈取部(7)を支持している。
【0007】 また、前記連結フレーム(25)の上端(脱穀機体側)両側には機体左右方向 に左右刈取入力ケース(27)(28)が同一軸芯上で突出固定され、その刈取 入力ケース(27)(28)を機台(3)の前端に立設固定する受台(29)に 回転自在に支持させると共に、連結フレーム(25)と機台(3)との間に刈取 昇降シリンダ(30)を介設させ、刈取入力ケース(27)(28)を支点にし て刈取部(7)を昇降させるように構成している。
【0008】 さらに、前記連結フレーム(25)の下端両側には刈取入力ケース(27)( 28)と平行に左右支持パイプ(31)(32)が同一軸芯上で突出固定され、 その支持パイプ(31)(32)に平行に一体連結させるガイドフレーム(33 )を設け、そのガイドフレーム(33)に刈取フレーム(26)の後部横連結パ イプ(34)を左右にスライド自在に支持させると共に、支持パイプ(31)( 32)内に連結フレーム(25)を貫通するめねじ筒(34)を回転自在に嵌合 し、そのめねじ筒(34)に通すおねじであるスライドフレーム(35)の両端 に左右引起し支持パイプ(36)を立設固定する下部左右ギヤケース(37)を 一体固設させ、その右ギヤケース(37)を前記後部横連結パイプ(34)の右 側部にブラケット(38)を介して一体連結させる一方、左ギヤケース(37) を前記後部横連結パイプ(34)の左側部に刈刃駆動台(39)を介して一体連 結させ、前記後部横連結パイプ(34)の後方にスライドフレーム(35)を平 行に一体連結させ、めねじ筒(34)の回転によるスライドフレーム(35)の 非回転の左右スライドにより刈取部(7)を左右にスライドさせるように構成し ている。
【0009】 図7及び図8に示す如く、受刃(40)を所定ピッチで横一列に固設した刈刃 台(41)を設け、各受刃(40)の刃先を機体前方に向けるように、刈刃台( 41)を前記後部横連結パイプ(34)の前面側に横架し、その刈刃台(41) の左右及び中央部を各刈取フレーム(26)にブラケット(41a)を介して一 体連結させている。
【0010】 また、前記刈刃(21)は所定ピッチで横一列にナイフバー(42)にリベッ ト止めされ、前記受刃(40)の上面側に刈刃押え(43)などを介して左右に 摺動自在に重合支持されている。
【0011】 そして、前記刈刃駆動台(39)の下面側に支点軸(44)を介して刈刃駆動 アーム(45)の中間を回転自在に支持させ、その駆動アーム(45)の一端に 設ける連結軸である係止ピン(46)を前記ナイフバー(42)に一体連結した ナイフヘッド(47)のU字溝(48)に係合させる一方、前記左ギヤケース( 37)の下面から突出させた刈刃駆動軸(49)に刈刃クランク(50)を介し てピットマン(51)の一端を連結させ、そのピットマン(51)の他端を前記 駆動アーム(45)の他端に設ける連結軸である支軸(52)に回転自在に連結 させている。
【0012】 図1に示す如く、前記刈刃駆動アーム(45)は支点軸(44)の軸受部(4 5a)の外周から略同一平面上で略180度隙間に第1アーム部(45b)及び 第2アーム部(45c)を突出形成し、その各アーム部(45b)(45c)に 対し略垂直に前記支点軸(44)を軸受部(45a)に回転自在に嵌合させると 共に、前記刈刃駆動台(39)の水平上面に前記支点軸(44)上部を略直角に 固定支持させ、また前記第1アーム(45b)の端部に前記支点軸(44)と平 行に係止ピン(46)を軸支させると共に、前記第2アーム(45c)の端部に 前記支点軸(44)と平行に支軸(52)を軸支させている。
【0013】 本実施例は上記の如く構成しており、刈刃駆動軸(49)の回転運動は、刈刃 クランク(50)及びピットマン(51)及び刈刃駆動アーム(45)により往 復運動に変換されてナイフバー(47)に伝達され、前記刈刃(21)を受刃( 40)上面で往復運動させるもので、この際、刈刃駆動アーム(45)は一端に ピットマン(51)他端にナイフバー(46)を持って支点軸(44)を中心に 揺動するが、その揺動は略同一の水平面内で行われ、駆動アーム(45)には力 が一直線上にかかるため、支点軸(44)にかかる力が素直で強度的に有利にな る。
【0014】
【考案の効果】
以上実施例からも明らかなように本考案は、一端に刈刃クランク(50)を連 結させたピットマン(51)の他端を刈刃駆動アーム(45)を介してナイフヘ ッド(47)に連結させる構造において、前記刈刃駆動アーム(45)の支点軸 (44)及びピットマン(51)との連結軸(52)及びナイフヘッド(47) との連結軸(46)を略同一平面内に配設し、且つその面に対し各軸(44)( 52)(46)を略直角に設けたことにより、刈刃駆動アーム(45)の両端か ら支点軸(44)にバランスよく力をかけることができ、その支点軸(44)に 偏荷重がかかるのを防止できるから、刈刃駆動アーム(45)は強度的に有利に なり、従来に比べて耐久性の向上及び軽量化を容易に図ることができる顕著な効 果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈刃駆動部の側面図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】刈取部の正面図。
【図5】刈取部の側面図。
【図6】刈取部の平面図。
【図7】刈刃部の平面図。
【図8】刈刃部の側面図。
【符号の説明】
(21) 刈刃 (44) 支点軸 (45) 刈刃駆動アーム (46)(52) 連結軸 (47) ナイフヘッド (50) 刈刃クランク (51) ピットマン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に刈刃クランクを連結させたピット
    マンの他端を刈刃駆動アームを介してナイフヘッドに連
    結させる構造において、前記刈刃駆動アームの支点軸及
    びピットマンとの連結軸及びナイフヘッドとの連結軸を
    略同一平面内に配設し、且つその面に対し各軸を略直角
    に設けたことを特徴とする刈刃駆動装置。
JP3608991U 1991-04-20 1991-04-20 刈刃駆動装置 Pending JPH0523820U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3608991U JPH0523820U (ja) 1991-04-20 1991-04-20 刈刃駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3608991U JPH0523820U (ja) 1991-04-20 1991-04-20 刈刃駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPH0523820U true JPH0523820U (ja) 1993-03-30

Family

ID=12460031

Family Applications (1)

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JP3608991U Pending JPH0523820U (ja) 1991-04-20 1991-04-20 刈刃駆動装置

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JP (1) JPH0523820U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036015U (ja) * 1983-08-19 1985-03-12 株式会社啓文社製作所 負圧播種機における種子箱の底蓋
JPH02195812A (ja) * 1989-01-23 1990-08-02 Iseki & Co Ltd 刈刃駆動装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036015U (ja) * 1983-08-19 1985-03-12 株式会社啓文社製作所 負圧播種機における種子箱の底蓋
JPH02195812A (ja) * 1989-01-23 1990-08-02 Iseki & Co Ltd 刈刃駆動装置

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