JPH05238193A - ペンシル芯の検出方法及びその方法を用いた自動作図機 - Google Patents

ペンシル芯の検出方法及びその方法を用いた自動作図機

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JPH05238193A
JPH05238193A JP7916492A JP7916492A JPH05238193A JP H05238193 A JPH05238193 A JP H05238193A JP 7916492 A JP7916492 A JP 7916492A JP 7916492 A JP7916492 A JP 7916492A JP H05238193 A JPH05238193 A JP H05238193A
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pencil
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chuck
coil spring
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Masahiko Hotta
正彦 堀田
Takeshi Totsuka
武 戸塚
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Roland DG Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 既存の位置検出器を用いて、芯がチャックか
ら脱した状態を正確に判断する方法及びその方法を用い
た自動作図機を提供することにある。 【構成】 チャック機構と、芯の下端側を保持する芯ホ
ルダーと、芯ホルダーを下方に付勢するコイルバネとを
備え、複数本の芯を繰り出し使用できるようになったペ
ンシルに、異なった押圧力を付加したときのペンシルの
高さ位置を比較することによってチャック機構と芯ホル
ダーにかかっている芯が連続した一本の芯か又は不連続
の別々の芯かを検出する芯検出方法。また、芯ホルダー
にコイルバネの弾性力よりも小さな押圧力を付加したと
きと、コイルバネの弾性力より大きな押圧力を付加した
ときとのペンシルの高さ位置の違いにより、チャック機
構と芯ホルダーにかかっている芯が連続した一本の芯か
又は不連続の別々の芯かを検出する自動作図機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペンシル芯の検出方法
及びその方法を用いた自動作図機、更に詳しくはペンシ
ル芯が連続した一本のペンシル芯か又は不連続の別々の
ペンシル芯かを容易に検出する方法及びその方法を用い
た自動作図機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図5に示すように、従来の自動作
図機13は自動作図機に対してX軸方向に移動可能なY
バー14と、Y軸方向に移動可能なキャリッジ15と、
繰り出しペンシルを格納するペンシル格納部16を有し
ている。図6に示すように、キャリッジに設けられペン
ホルダー11は、ペンシル格納部に格納されているペン
シルを掴み出し、キャリッジに設けられたペンシルスト
ッパー7に繰り出しペンシルの芯ホルダー部を圧し当て
ペンシル芯のみを用紙17に圧しながら用紙17上を相
対的に移動する。それによって図が形成される。この
他、Y軸方向に移動可能なキャリッジと、用紙をX方向
に搬送する搬送装置と、ペンシルを格納するターレット
を有するペーパームーブ型自動作図機がある。これらの
ような自動作図機において、芯タンクに複数本のペンシ
ル芯を内蔵した繰り出しペンシルを用いて、長時間に亘
り作図を行えるものが知られている。
【0003】繰り出しペンシルとしては例えば図7に示
すようなものがある。繰り出しペンシルは、中空のペン
軸筒8の内部に軸心に沿って設けられたチャック外筒9
とその内部に位置するチャック2とチャック閉作用ばね
6で構成され、外筒9に対してチャック2が上方に移動
すると芯保持力が増す周知のコレット式チャック機構
と、ペンシル芯の下端側を保持するとともに、ペン軸筒
8に同軸心で取り付けた内筒8aにて先端部で軸線方向
に移動可能な芯ホルダー4と、芯ホルダー4を押し下げ
るコイルバネ3と、複数本のペンシル芯(以下単に芯と
言う)が貯蔵可能な芯タンク10とを備えている。
【0004】芯1は芯ホルダー4の芯保持環4aとチャ
ック2の芯把持部2aとによって保持されており、前記
芯保持環4aの保持力とチャック2の芯把持部2aの保
持力は押し下げコイルバネ3の弾性力より大きくなるよ
うに設定されている。したがって、この繰り出しペンシ
ルは、作図の進行にともない芯ホルダー4がペン軸筒8
に押し込まれ、一定量押し込まれたところを図6に示す
ような位置検出機18によって検出されるとペンホルダ
ー11によって持ち上げられ、芯タンク10の後端がノ
ックプレート5に衝突すると、芯タンクの降下に伴い、
チャック2も降下して芯把持部2aが一時的に開放さ
れ、コイルバネ3の作用によって芯ホルダー4が押し下
げられ、芯1が引き出される。このような繰り出しペン
シルを用いた自動作図機は、チャック機構と芯ホルダー
にかかっている芯が不連続の別々の芯になった状態例え
ば作図に伴い芯が摩耗して芯の後端がチャックから脱し
た状態になった場合、芯タンク内の予備芯をチャック内
に供給し、摩耗して短くなった芯(後端がチャックを脱
した芯)を排出できるように構成されている。
【0005】このような芯の後端がチャックから脱した
状態を検出する手段は、特開平3−90398号公報又
は特開平3−108597号公報に開示されている。特
開平3−90598号公報に開示されている手段は、チ
ャック芯把持部が開放した後再び閉じるときに芯を若干
量引き戻すが、この引き戻し量は芯の下方部分が芯ホル
ダーに保持されていない場合は大きくなるという現象を
利用し、芯繰り出し動作毎にその直後の作図開始点にお
けるペンホルダーの位置を、位置検出器により求め、こ
の位置が平均的な値より小さい場合には芯の後端がチャ
ックから脱した状態にあると判断している。また、特開
平3−108597号公報に開示されている手段は、繰
り出しの目的でペンホルダーをノック機構動作直前の位
置まで上昇した状態において、芯ホルダーの所定の位置
を発光素子と受光素子とを用いた位置センサにより求
め、この位置が所定位置より下方にあるときは芯の後端
がチャックから脱した状態にあると判断している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先ず、特開平3−90
398号公報に開示されている手段は、チャック芯把持
部が閉じる際の戻り量を測定し芯がチャックから脱した
状態にあるか否かを判断しているが、この戻り量は元来
偏差が大きく、判断を正確に行うことができない。ま
た、判断のために平均値を算出しなければならないとい
う問題点があった。
【0007】次に、特開平3−108597号公報に開
示されている手段は、芯ホルダーの所定の位置を位置セ
ンサにより求め、その位置によって芯がチャックから脱
した状態にあるか否かを判断しているが、芯がチャック
から脱した状態とそうでない状態の芯ホルダーの位置は
大きく変化するため、特開平3−90398号公報に開
示されている手段と比べ、芯がチャックから脱した状態
を正確に判断できるといえる。しかしながら、特開平3
−108597号公報に開示されている手段は、特開平
3−90398号公報に開示されている手段のように、
ペンホルダーの位置を検出するものではないため、「芯
無し検出」(芯が摩耗して作図不可能になる状態を検出
すること。)に使用されている位置検出器を利用するこ
とができず、新たな位置検出器を必要とする。この新た
な位置検出器は特開平3−108597号公報において
位置センサと称され、実施例においては発光素子と受光
素子とか使用されている。
【0008】本発明の目的は、既存の位置検出器を用い
て、芯がチャックから脱した状態を正確に判断する方法
及びその方法を用いた自動作図機を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の芯検出の方法は、外筒とチャック部からな
り、外筒に対してチャック部が上方に移動すると芯保持
力が増すチャック機構と、ペンシルの下端側に設けら
れ、芯の下端側を保持する芯ホルダーと、チャック機構
の外筒と芯ホルダーの間に設置され、芯ホルダーを下方
に付勢するコイルバネとを備え、複数本の芯を繰り出し
使用できるようになったペンシルに、異なった押圧力を
付加したときのペンシルの高さ位置を比較することによ
ってチャック機構と芯ホルダーにかかっている芯が連続
した一本のペンシル芯か又は不連続の別々のペンシル芯
かを検出することを特徴とする。また、本発明の自動作
図機は、筒とチャック部からなり、外筒に対してチャッ
ク部が上方に移動すると芯保持力が増すチャック機構
と、ペンシルの下端側に設けられ、芯の下端側を保持す
る芯ホルダーと、チャック機構の外筒と芯ホルダーの間
に設置され、芯ホルダーを下方に付勢するコイルバネと
を備え、複数本の芯を繰り出し使用できるようになった
ペンシルを用いた自動作図機において、上記チャック機
構と芯ホルダーの双方にまたがって芯が保持されたと
き、上記コイルバネがチャック機構と芯ホルダーを引き
離そうとする弾性力に抗して、上記チャック機構及び芯
ホルダーが芯を確実に保持するように、上記チャック機
構,芯ホルダーの保持力及びコイルバネの弾性力を設定
するとともに、ペンシルの高さ位置を検出する検出手段
を設け、芯ホルダーにコイルバネの弾性力よりも小さな
押圧力を付加したときと、コイルバネの弾性力より大き
な押圧力を付加したときとのペンシルの高さ位置の違い
により、チャック機構と芯ホルダーにかかっている芯が
連続した一本の芯か又は不連続の別々の芯かを検出する
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の作用を図3又は図4を参照して説明す
る。チャック機構と芯ホルダーにかかっている芯が連続
した一本の芯である場合即ち現在使用中の芯1aがチャ
ック2から脱しない状態にある場合、繰り出しペンシル
にコイルバネ3の弾性力より高い圧力を付勢(筆記状態
にしても良い。)したとき、図3(a)に示すように芯
1aはチャック2の芯把持部2aと芯ホルダー4の芯保
持環4aとに固定された状態となっている。また、図3
(a)の状態から繰り出しペンシルを上昇させたとき、
繰り出しペンシルは芯保持環4aの保持力とチャック2
の芯把持部2aの保持力は押し下げコイルバネ3の弾性
力より大きくなるように設定されているので、図3
(b)に示すようにコイルバネが萎縮した状態を保って
いる。次に、コイルバネ3の弾性力より低い圧力を付勢
したとき、図3(c)に示すようにその状態は変化しな
い。即ち、繰り出しペンシルの状態は図3(a)及び図
3(b)に示した状態と同一になる。
【0011】これに対し、チャック機構と芯ホルダーに
かかっている芯が不連続の別々の芯である場合即ち現在
使用中の芯1aがチャック2から脱した状態にある場
合、繰り出しペンシルにコイルバネ3の弾性力より高い
圧力を付勢(筆記状態にしても良い。)したとき、図4
(a)に示すように現在使用中の芯1aは芯ホルダー4
の芯保持環4aに把持され、新たな芯1bがチャック2
の芯把持部2aに把持され、コイルバネ3は繰り出しペ
ンシルに付勢された高い圧力によって萎縮した状態とな
り、新たな芯の先端面が現在使用中の芯の後端面に当接
した状態になっている。また、図4(a)の状態から繰
り出しペンシルを上昇させたとき、図4(b)に示すよ
うにコイルバネ3にかかる圧力がなくなるため、コイル
バネ3が伸びきり、新たな芯1bの先端面と現在使用中
の芯1aの後端面とはコイルバネ3が伸びた分だけ離れ
た状態になっている。次に、繰り出しペンシルにコイル
バネ3の弾性力より低い圧力を付勢したとき、図4
(c)に示すようにその状態は殆ど変化しない。即ち、
繰り出しペンシルの状態は図4(b)に示した状態と殆
ど同一になる。
【0012】このように図3(c)と図4(c)を比較
するとわかるように、繰り出しペンシルにコイルバネの
弾性力より高い圧力を付勢した後にコイルバネ3の弾性
力より低い圧力を付勢したときの繰り出しペンシルの軸
先方向(Z軸方向)の位置(高さ)が所定の位置にある
とき現在使用中の芯1aがチャックを脱した状態にある
と判断することができる。
【0013】
【実施例】次に本発明の自動作図機の一実施例を図面に
基づき説明する。図1は本発明の動作例を示す模式図、
図2は本発明の動作例を説明するフローチャートであ
る。尚、本実施例に用いられる繰り出しペンシル及び自
動作図機の構造は図5乃至図7に示したものと同一であ
るため、その説明は省略する。また、以下の実施例に使
用される位置検出器は既存のものである。
【0014】作図を開始するにあたり、キャリッジに設
けられたペンホルダー11はペンシル格納部16に格納
された繰り出しペンシルを掴み出し作図開始位置に移動
する。(図5参照)上記移動時及び作図開始位置におけ
る繰り出しペンシルの高さは図1におけるペンアップ位
置である。次に作図において、先ず繰り出しペンシルを
をペンシルストッパー7に当接するまで下方に移動す
る。(図6参照)この位置が図1におけるノーマルダウ
ン位置である。次いで繰り出しペンシルの位置(高さ)
は芯の摩耗に伴い軸先方向(Z軸方向)に対して下方に
移動する。芯が摩耗して任意のレベルまで繰り出しペン
シルが下降した状態のとき、この位置が図1における芯
無し検出位置である。位置検出器18がこの位置を検出
するとペンホルダー11が上昇して繰り出しペンシルの
後端をノックプレート5に衝突させる。(図6参照)こ
の位置が図1における上ノック位置である。本実施例で
は位置検出器が芯無し状態を検出したとき、先ず繰り出
しペンシルに、コイルバネ3の弾性力より高い圧力(高
筆圧)を付勢する。このときの状態は図3(a)又は図
4(a)に示したいずれかの状態である。次に繰り出し
ペンシルにコイルバネ3の弾性力より十分低い圧力(低
筆圧)を付勢する。このときの状態は図3(c)又は図
4(c)に示したいずれかの状態である。前述したよう
に現在使用中の芯1aがチャックから脱しているときは
図4(c)の状態となり、繰り出しペンシルの位置はコ
イルバネ3の伸びた分だけ上昇した位置となる。この位
置が図1におけるスプリングアップ位置である。位置検
出器がこの状態を検出した場合、キャリッジは自動的に
所定の位置(芯排出位置)に移動し、繰り出しペンシル
を上昇させ、繰り出しペンシルの後端をノックプレート
5に衝突させ、チャック閉作用ばね6に抗してチャック
2を開放し、現在使用中の芯1aの後端部に新たな芯1
bを当接させ、ついで、繰り出しペンシルを降下させ、
所定の位置に設けられたストッパー7にて芯ホルダー4
のみをペン軸筒8に押し込み、現在使用中の芯1aを排
出しようとする。ここで再び繰り出しペンシルにコイル
バネ3の弾性力より高い圧力を付勢した後にコイルバネ
3の弾性力より低い圧力を付勢したときの繰り出しペン
シルの軸先方向(Z軸方向)の位置(高さ)を検出す
る。このときの状態は図3(c)又は図4(c)のいず
れかの状態である。現在使用中の芯1aが排出されたと
きは図3(c)の状態となり、繰り出しペンシルの位置
は図1における給芯確認位置となる。また、現在使用中
の芯1aが排出されていないときは図4(c)の状態と
なり、スプリングアップ位置が検出され、再び給排芯動
作が行われる。
【0015】尚、筆記状態又は芯無し検出位置にある状
態では自然とコイルバネ3より十分高い圧力(高筆圧)
のかかった状態になっているので、特にコイルバネ3の
弾性力より高い圧力(高筆圧)を付勢する必要はない
が、前述の実施例では作用を明確にするために行ってい
る。また、実施例では芯ホルダーにコイルバネの弾性力
よりも小さな押圧力を付加したときと、コイルバネの弾
性力より大きな押圧力を付加したときとのペンシルの高
さ位置の違いにより、チャック機構と芯ホルダーにかか
っている芯が連続した一本の芯か又は不連続の別々の芯
かを検出しているが、それに限定されるものではなく、
芯ホルダーに異なった押圧力を付加したときのペンシル
の高さ位置を比較することによってチャック機構と芯ホ
ルダーにかかっている芯が連続した一本の芯か又は不連
続の別々の芯かを検出しても良い。
【0016】以上、説明した動作を図2のフローチャー
トを参照して説明する。自動作図機の作図動作におい
て、キャリッジの任意の位置に設けられた位置検出器に
て繰り出しペンシルの軸先方向(Z軸方向)の位置(高
さ)を検出する。(ステップ1)繰り出しペンシルの高
さが芯無し検出位置に達したとき、筆記動作を停止す
る。(ステップ2)ステップ2では高筆圧がかかった状
態になっており、その状態での繰り出しペンシルの高さ
は図1における芯無し検出位置である。次に繰り出しペ
ンシルにコイルバネの弾性力より低い圧力を付勢したと
きの繰り出しペンシルの軸先方向(Z軸方向)の位置
(高さ)を検出する。(ステップ3)繰り出しペンシル
の位置がステップ2で検出した位置と変化ない場合は、
現在使用中の芯がチャックを脱していないと判断し、そ
の場でノック機構を作動させて芯の繰り出しを行い(ス
テップ4)、ステップ1に戻る。繰り出しペンシルの位
置がステップ2で検出した位置より高い位置に変化した
場合即ち図1における未給芯検出位置を検出した場合
は、現在使用中の芯がチャックを脱していると判断し、
繰り出しペンシルを所定の位置(芯排出位置)に移動
し、ノック機構を作動させて新たな芯を給芯し現在使用
中の芯を排出し(ステップ5)、ステップ1に戻る。
【0017】尚、本実施例では芯無し検出位置において
現在使用中の芯がチャックから脱したか否かをチェック
しているが、それに限るものではなく例えば定時間毎に
チェックするものであっても良い。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の芯の検出方法及び
その方法を用いた自動作図機においては、繰り出しペン
シルにコイルバネの弾性力より高い圧力を付勢した後に
コイルバネの弾性力より低い圧力を付勢したときの繰り
出しペンシルの軸先方向(Z軸方向)の位置(高さ)な
どを既存の位置検出器を用いて検出することにより、芯
が連続した一本のペンシル芯か又は不連続の別々のペン
シル芯かを容易に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動作図機の動作を示す模式図である
【図2】本発明の自動作図機の動作例を説明するフロー
チャートである。
【図3】本発明の作用を説明するための繰り出しペンシ
ル要部断面図である。
【図4】本発明の作用を説明するための繰り出しペンシ
ル要部断面図である。
【図5】自動作図機の一例を示す平面図である。
【図6】図5のV−Vで示す部分の要部側面図である。
【図7】繰り出しペンシルの断面図である。
【符号の説明】
1a 現在使用中の芯 1b 新たな芯 2 チャック 2a 芯把持部 3 コイルバネ 4 芯ホルダー 4a 芯保持環

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒とチャック部からなり、外筒に対し
    てチャック部が上方に移動すると芯保持力が増すチャッ
    ク機構と、ペンシルの下端側に設けられ、ペンシル芯の
    下端側を保持する芯ホルダーと、チャック機構の外筒と
    芯ホルダーの間に設置され、芯ホルダーを下方に付勢す
    るコイルバネとを備え、複数本の芯を繰り出し使用でき
    るようになったペンシルに、異なった押圧力を付加した
    ときのペンシルの高さ位置を比較することによってチャ
    ック機構と芯ホルダーにかかっているペンシル芯が連続
    した一本のペンシル芯か又は不連続の別々のペンシル芯
    かを検出することを特徴とするペンシル芯の検出方法。
  2. 【請求項2】 外筒とチャック部からなり、外筒に対し
    てチャック部が上方に移動すると芯保持力が増すチャッ
    ク機構と、ペンシルの下端側に設けられ、ペンシル芯の
    下端側を保持する芯ホルダーと、チャック機構の外筒と
    芯ホルダーの間に設置され、芯ホルダーを下方に付勢す
    るコイルバネとを備え、複数本の芯を繰り出し使用でき
    るようになったペンシルを用いた自動作図機において、
    上記チャック機構と芯ホルダーの双方にまたがって芯が
    保持されたとき、上記コイルバネがチャック機構と芯ホ
    ルダーを引き離そうとする弾性力に抗して、上記チャッ
    ク機構及び芯ホルダーが芯を確実に保持するように、上
    記チャック機構,芯ホルダーの保持力及びコイルバネの
    弾性力を設定するとともに、ペンシルの高さ位置を検出
    する検出手段を設け、芯ホルダーにコイルバネの弾性力
    よりも小さな押圧力を付加したときと、コイルバネの弾
    性力より大きな押圧力を付加したときとのペンシルの高
    さ位置の違いにより、チャック機構と芯ホルダーにかか
    っているペンシル芯が連続した一本のペンシル芯か又は
    不連続の別々のペンシル芯かを検出することを特徴とす
    る繰り出しペンシルを用いた自動作図機。
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