JPH0523793B2 - - Google Patents
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- JPH0523793B2 JPH0523793B2 JP58053338A JP5333883A JPH0523793B2 JP H0523793 B2 JPH0523793 B2 JP H0523793B2 JP 58053338 A JP58053338 A JP 58053338A JP 5333883 A JP5333883 A JP 5333883A JP H0523793 B2 JPH0523793 B2 JP H0523793B2
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- Golf Clubs (AREA)
Description
本発明はゴルフクラブヘツドに関する。
従来のアイアン型のゴルフクラブヘツドは、ゴ
ルフボールとの接触面が全て金属(鋼やステンレ
ス)であつた。この種のクラブヘツドでは飛距離
(以下キヤリーと言う)を増加させるうえで限界
があつた。しかも第1図に例示するように従来か
らゴルフボールとの接触面bのほぼ全面にフエー
スライン溝c…が形成されていたが、このような
フエースライン溝c…を有するクラブヘツドaの
ままでは上記限界を打破することが困難であるこ
とも、判明した。さらに、最近の2ピースボール
の出現によつて、クラブヘツドとの接触時間が短
くなり、かたい感じをゴルフアーに与え、球離れ
が早く、ボールの方向と距離のコントロールが難
かしいという問題がある。またウツド型のクラブ
ヘツドにおいても同様である。 本発明はこの点に鑑みてなされた全く新規な発
明であり、インパクト時のスピン量を小さく抑
え、かつ打出角を高くしてキヤリーを増加させる
と共に、ゴルフボールとの接触時間を長くし、フ
イーリングを改善し、かつ方向と距離のコントロ
ール性を向上させることを目的とする。そこで本
発明の特徴とする処は、ゴルフボールとの接触面
が、鋼に比べて弾性率の小さいところの220〜
5000Kg/mm2の値を有する構成部材から成り、か
つ、該接触面にはフエースライン溝が無く平滑状
である点にある。 以下、図示の実施例に基き本発明を説明する。 第2図と第3図と第4図に於て、1はアイアン
型のゴルフクラブヘツド、2はゴルフボールとの
接触面であり、該クラブヘツド1は、一般の鋼や
ステンレス鋼等の金属からなるヘツド本体3と、
該本体3のフエース面側に凹設された凹窪部4内
に埋設された弾性率の小さい構成部材5とからな
る。 具体的には、ゴルフボール打撃用のフエース面
の終縁部のみを残してほぼ全面近くまで凹窪部4
を凹設し、これに板状の構成部材5を嵌込み、ビ
ス等の固着具6…にて固定している。勿論、接着
剤をこの固着具6…と併用するも好ましく、所望
により接着剤のみで固着させることもできる。 しかして、構成部材5とは従来の鋼等の金属よ
りも十分に剛性の低い材料であり、具体的には、
従来の鋼の弾性率(21000Kg/mm2)よりも十分に
小さい220〜5000Kg/mm2の弾性率の合成樹脂、
種々の複合素材等が利用され、特に望ましいの
は、弾性率が250〜2000Kg/mm2のABS樹脂、ポリ
カーボネート樹脂等の剛性樹脂である。 なお、フツ素樹脂は、その弾性率が160Kg/mm2
以下であつて、本発明の構成部材5からこのフツ
素樹脂は除外されることとなる。 さらに第3図で明らかなように、フエース面の
全体には第1図のようなフエースライン溝c…が
無く、平滑状となつている。このようにインパク
ト時にボールとの接触面積が十分カバーできる広
さをもつて板状の構成部材5が付設されると共
に、この構成部材5にはフエースライン溝が省略
される。 次に、第5図に示す他の実施例のように、ヘツ
ド本体3の凹窪部4を奥部側が拡大した蟻溝型断
面とし、これに埋込状に嵌着される部材5とヘツ
ド本体3との固着強度を増大せしめている。 また第6図ではヘツド本体3のフエース面側全
体、及び周縁面の一部又は全体を、弾性率の小さ
い部材5にて被覆してなり、フエース面の全面が
構成部材5とされる。 さらに第7図に示す別の実施例では、ヘツド1
全体が構成部材5のみでできている。 上述の第2図乃至第3図に於て、フエースライ
ン溝がフエース面の全面に無い場合、及び、第8
図に示す如くフエース面の周囲にのみフエースラ
イン溝7…を有するが打撃中心点(スウイートス
ポツト)近傍、即ちボールとの接触面2に無い場
合のいずれを選択するも自由である。さらに、図
示省略したがフエース面の下端縁であるソール部
8の近くに1本乃至2本程度の小数のフエースラ
イン溝を設け、アドレス時、フエース面の向きを
決める基準(目やす)とするも望ましいことであ
る。 ここで本発明の実施例(弾性率が220〜5000
Kg/mm2の構成部材を有するもの)として、弾性率
4500Kg/mm2のエポキシ樹脂と炭素繊維から成る複
合素材(CFRPという)、及び、弾性率250Kg/mm2
のABS樹脂にて、夫々、構成部材5を製作し、
第3図と第4図のようにフエース面の一部に設
け、ゴルフクラブを作つた。さらに、各々比較例
としてのフエースライン溝有りのものも作つた。 他方、比較のために、弾性率21000Kg/mm2のス
テンレス鋼にて第1図のようにフエースライン溝
の有るものと無いゴルフクラブ、及び、弾性率
7000Kg/mm2のアルミ、弾性率150Kg/mm2のフツ素
樹脂にて、夫々、構成部材を作成して、第3図と
第4図と同様に、フエース面の一部に設け、ゴル
フクラブ(各々フエースライン溝有りと溝無し)
を作つた。 そして、各々のゴルフクラブのバツクスピン
量、打出角、キヤリーを比較した実測結果を、A
表、B表、C表に示す。 ゴルフボールとしては、出願人会社製の2ピー
スボール(商品名:DDH)を使用した。アイア
ン番手に関しては、A表が5番アイアン、B表が
7番アイアン、C表が9番アイアンの場合であ
る。
ルフボールとの接触面が全て金属(鋼やステンレ
ス)であつた。この種のクラブヘツドでは飛距離
(以下キヤリーと言う)を増加させるうえで限界
があつた。しかも第1図に例示するように従来か
らゴルフボールとの接触面bのほぼ全面にフエー
スライン溝c…が形成されていたが、このような
フエースライン溝c…を有するクラブヘツドaの
ままでは上記限界を打破することが困難であるこ
とも、判明した。さらに、最近の2ピースボール
の出現によつて、クラブヘツドとの接触時間が短
くなり、かたい感じをゴルフアーに与え、球離れ
が早く、ボールの方向と距離のコントロールが難
かしいという問題がある。またウツド型のクラブ
ヘツドにおいても同様である。 本発明はこの点に鑑みてなされた全く新規な発
明であり、インパクト時のスピン量を小さく抑
え、かつ打出角を高くしてキヤリーを増加させる
と共に、ゴルフボールとの接触時間を長くし、フ
イーリングを改善し、かつ方向と距離のコントロ
ール性を向上させることを目的とする。そこで本
発明の特徴とする処は、ゴルフボールとの接触面
が、鋼に比べて弾性率の小さいところの220〜
5000Kg/mm2の値を有する構成部材から成り、か
つ、該接触面にはフエースライン溝が無く平滑状
である点にある。 以下、図示の実施例に基き本発明を説明する。 第2図と第3図と第4図に於て、1はアイアン
型のゴルフクラブヘツド、2はゴルフボールとの
接触面であり、該クラブヘツド1は、一般の鋼や
ステンレス鋼等の金属からなるヘツド本体3と、
該本体3のフエース面側に凹設された凹窪部4内
に埋設された弾性率の小さい構成部材5とからな
る。 具体的には、ゴルフボール打撃用のフエース面
の終縁部のみを残してほぼ全面近くまで凹窪部4
を凹設し、これに板状の構成部材5を嵌込み、ビ
ス等の固着具6…にて固定している。勿論、接着
剤をこの固着具6…と併用するも好ましく、所望
により接着剤のみで固着させることもできる。 しかして、構成部材5とは従来の鋼等の金属よ
りも十分に剛性の低い材料であり、具体的には、
従来の鋼の弾性率(21000Kg/mm2)よりも十分に
小さい220〜5000Kg/mm2の弾性率の合成樹脂、
種々の複合素材等が利用され、特に望ましいの
は、弾性率が250〜2000Kg/mm2のABS樹脂、ポリ
カーボネート樹脂等の剛性樹脂である。 なお、フツ素樹脂は、その弾性率が160Kg/mm2
以下であつて、本発明の構成部材5からこのフツ
素樹脂は除外されることとなる。 さらに第3図で明らかなように、フエース面の
全体には第1図のようなフエースライン溝c…が
無く、平滑状となつている。このようにインパク
ト時にボールとの接触面積が十分カバーできる広
さをもつて板状の構成部材5が付設されると共
に、この構成部材5にはフエースライン溝が省略
される。 次に、第5図に示す他の実施例のように、ヘツ
ド本体3の凹窪部4を奥部側が拡大した蟻溝型断
面とし、これに埋込状に嵌着される部材5とヘツ
ド本体3との固着強度を増大せしめている。 また第6図ではヘツド本体3のフエース面側全
体、及び周縁面の一部又は全体を、弾性率の小さ
い部材5にて被覆してなり、フエース面の全面が
構成部材5とされる。 さらに第7図に示す別の実施例では、ヘツド1
全体が構成部材5のみでできている。 上述の第2図乃至第3図に於て、フエースライ
ン溝がフエース面の全面に無い場合、及び、第8
図に示す如くフエース面の周囲にのみフエースラ
イン溝7…を有するが打撃中心点(スウイートス
ポツト)近傍、即ちボールとの接触面2に無い場
合のいずれを選択するも自由である。さらに、図
示省略したがフエース面の下端縁であるソール部
8の近くに1本乃至2本程度の小数のフエースラ
イン溝を設け、アドレス時、フエース面の向きを
決める基準(目やす)とするも望ましいことであ
る。 ここで本発明の実施例(弾性率が220〜5000
Kg/mm2の構成部材を有するもの)として、弾性率
4500Kg/mm2のエポキシ樹脂と炭素繊維から成る複
合素材(CFRPという)、及び、弾性率250Kg/mm2
のABS樹脂にて、夫々、構成部材5を製作し、
第3図と第4図のようにフエース面の一部に設
け、ゴルフクラブを作つた。さらに、各々比較例
としてのフエースライン溝有りのものも作つた。 他方、比較のために、弾性率21000Kg/mm2のス
テンレス鋼にて第1図のようにフエースライン溝
の有るものと無いゴルフクラブ、及び、弾性率
7000Kg/mm2のアルミ、弾性率150Kg/mm2のフツ素
樹脂にて、夫々、構成部材を作成して、第3図と
第4図と同様に、フエース面の一部に設け、ゴル
フクラブ(各々フエースライン溝有りと溝無し)
を作つた。 そして、各々のゴルフクラブのバツクスピン
量、打出角、キヤリーを比較した実測結果を、A
表、B表、C表に示す。 ゴルフボールとしては、出願人会社製の2ピー
スボール(商品名:DDH)を使用した。アイア
ン番手に関しては、A表が5番アイアン、B表が
7番アイアン、C表が9番アイアンの場合であ
る。
【表】
【表】
【表】
このA表、B表、C表に於て、フエースライン
溝無しで、かつ、弾性率が220〜5000Kg/mm2の値
の本発明実施品に※印を付してあるが、いずれの
表に於ても、※印の本発明実施品は、他のゴルフ
クラブに比較して、バツクスピン量が著しく減少
していること、打出角が急に増加していること、
及びキヤリーが数メートル以上も増大しているこ
とが、分る。 言い換えると、フエースライン溝無しで、か
つ、弾性率が下限値の220Kg/mm2附近を境として、
バツクスピン量と打出角とキヤリーに相当急激な
変化のあることが、分る。 かつ、フエースライン溝無しで、かつ、弾性率
が上限値の5000Kg/mm2附近を境として、バツクス
ピン量と打出角とキヤリーに相当急激な変化のあ
ることが分る。 なお、ロフトの大きいクラブ(高番手のクラ
ブ)ほど、上限値、下限値の近傍での上記変化が
明確となる。 また、以下に示すD表は、弾性率250Kg/mm2の
ABS樹脂にて構成部材5を製作して、インサー
トとして、ウツド型のロフト角16度と20度のクラ
ブヘツドに取付けて2ピースボールを打撃した場
合の実測結果である。
溝無しで、かつ、弾性率が220〜5000Kg/mm2の値
の本発明実施品に※印を付してあるが、いずれの
表に於ても、※印の本発明実施品は、他のゴルフ
クラブに比較して、バツクスピン量が著しく減少
していること、打出角が急に増加していること、
及びキヤリーが数メートル以上も増大しているこ
とが、分る。 言い換えると、フエースライン溝無しで、か
つ、弾性率が下限値の220Kg/mm2附近を境として、
バツクスピン量と打出角とキヤリーに相当急激な
変化のあることが、分る。 かつ、フエースライン溝無しで、かつ、弾性率
が上限値の5000Kg/mm2附近を境として、バツクス
ピン量と打出角とキヤリーに相当急激な変化のあ
ることが分る。 なお、ロフトの大きいクラブ(高番手のクラ
ブ)ほど、上限値、下限値の近傍での上記変化が
明確となる。 また、以下に示すD表は、弾性率250Kg/mm2の
ABS樹脂にて構成部材5を製作して、インサー
トとして、ウツド型のロフト角16度と20度のクラ
ブヘツドに取付けて2ピースボールを打撃した場
合の実測結果である。
【表】
このD表によれば、フエースライン溝の無い場
合にはキヤリーが増加していることが分る。 なお種々の実験結果から判断して、構成部材5
の弾性率が220〜5000Kg/mm2の範囲の材質又は構
造物ならば従来品よりも優れた結果が得られる。 本発明の実施例に於て、第3図・第4図・第5
図のようにソール部8を金属とすれば、エツジ部
の切損を防止し、かつソール部8の耐摩耗性を向
上できる利点があるといえる。 本発明は上述のように、キヤリーの大きいこと
をめざすゴルフクラブのヘツドに於て、ゴルフボ
ールとの接触面が、鋼に比べて弾性率の小さいと
ころの220〜5000Kg/mm2の値を有する構成部材か
ら成り、かつ、該接触面にはフエースライン溝が
無く平滑状であるため、従来のパターやアプロー
チ用のクラブの一部のヘツドに於て、フエースラ
イン溝が無い平滑状のものが公知としても、全く
その効果において相違し、次のような著大な効果
を奏する。 即ち、バツクスピン量が減少し、打出角が大き
くなり、キヤリー(飛距離)が著しく増加でき
た。(この効果は従来のクラブのフエース溝を無
くしただけでは得られない。)特に2ピースボー
ルや1ピースボールではその効果は大きい。さら
に、サイドスピン量も少なくなり、ボールの曲が
りが少なくなるという効果も得られる。 特に、本発明の最大の特徴は、ボール接触面
2の弾性率が小さすぎずかつ大きすぎない値に設
定した点、及び、該接触面2にフエースライン
溝が無い平滑状である点、以上2点を同時に具備
している処にある。 この2点を同時に構成要件として具備する
ことによつて、従来達し得なかつたところの『バ
ツクスピンを減少させ、打出角を高くし、その結
果キヤリーを増大させる』という著大な効果が得
られる。
合にはキヤリーが増加していることが分る。 なお種々の実験結果から判断して、構成部材5
の弾性率が220〜5000Kg/mm2の範囲の材質又は構
造物ならば従来品よりも優れた結果が得られる。 本発明の実施例に於て、第3図・第4図・第5
図のようにソール部8を金属とすれば、エツジ部
の切損を防止し、かつソール部8の耐摩耗性を向
上できる利点があるといえる。 本発明は上述のように、キヤリーの大きいこと
をめざすゴルフクラブのヘツドに於て、ゴルフボ
ールとの接触面が、鋼に比べて弾性率の小さいと
ころの220〜5000Kg/mm2の値を有する構成部材か
ら成り、かつ、該接触面にはフエースライン溝が
無く平滑状であるため、従来のパターやアプロー
チ用のクラブの一部のヘツドに於て、フエースラ
イン溝が無い平滑状のものが公知としても、全く
その効果において相違し、次のような著大な効果
を奏する。 即ち、バツクスピン量が減少し、打出角が大き
くなり、キヤリー(飛距離)が著しく増加でき
た。(この効果は従来のクラブのフエース溝を無
くしただけでは得られない。)特に2ピースボー
ルや1ピースボールではその効果は大きい。さら
に、サイドスピン量も少なくなり、ボールの曲が
りが少なくなるという効果も得られる。 特に、本発明の最大の特徴は、ボール接触面
2の弾性率が小さすぎずかつ大きすぎない値に設
定した点、及び、該接触面2にフエースライン
溝が無い平滑状である点、以上2点を同時に具備
している処にある。 この2点を同時に構成要件として具備する
ことによつて、従来達し得なかつたところの『バ
ツクスピンを減少させ、打出角を高くし、その結
果キヤリーを増大させる』という著大な効果が得
られる。
第1図は従来例の正面図である。第2図は本発
明の一実施例を示す側面図、第3図は正面図、第
4図は第3図のA−A断面図、第5図と第6図と
第7図は他の実施例を示す断面図、第8図は別の
実施例の正面図である。 2……ゴルフボールとの接触面、5……構成部
材、7……フエースライン溝。
明の一実施例を示す側面図、第3図は正面図、第
4図は第3図のA−A断面図、第5図と第6図と
第7図は他の実施例を示す断面図、第8図は別の
実施例の正面図である。 2……ゴルフボールとの接触面、5……構成部
材、7……フエースライン溝。
Claims (1)
- 1 ゴルフボールとの接触面が、鋼に比べて弾性
率の小さいところの220〜5000Kg/mm2の値を有す
る構成部材から成り、かつ、該接触面にはフエー
スライン溝が無く平滑状であることを特徴とする
ゴルフクラブヘツド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58053338A JPS59177074A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | ゴルフクラブヘツド |
US06/593,837 US4792140A (en) | 1983-03-28 | 1984-03-27 | Iron type golf club head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58053338A JPS59177074A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | ゴルフクラブヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59177074A JPS59177074A (ja) | 1984-10-06 |
JPH0523793B2 true JPH0523793B2 (ja) | 1993-04-05 |
Family
ID=12939964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58053338A Granted JPS59177074A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | ゴルフクラブヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59177074A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61142075U (ja) * | 1985-02-23 | 1986-09-02 | ||
JP2596219B2 (ja) * | 1992-04-08 | 1997-04-02 | 株式会社遠藤製作所 | ゴルフクラブ用ヘッド |
JPH06126003A (ja) * | 1992-07-13 | 1994-05-10 | Chin-Chei Chen | ゴルフクラブのヘッドの製造方法 |
JPH0623554U (ja) * | 1992-08-07 | 1994-03-29 | チン チイ チェン | ゴルフクラブのヘッド |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5221937A (en) * | 1975-08-11 | 1977-02-18 | Akio Mizukami | Golf iron club with patting face treated by electric discharge into ro ugh surface and surface hardened |
JPS5331418A (en) * | 1976-02-20 | 1978-03-24 | Shiyumitsuto Fuaburiiku Fueru | Sharp pencil |
JPS5410038A (en) * | 1977-06-24 | 1979-01-25 | Haruo Yasukouchi | Iron club head of club for golf |
JPS5922161B2 (ja) * | 1974-05-13 | 1984-05-24 | 株式会社東芝 | 放射線厚み計 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5922161U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-10 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフクラブのウツドヘツド |
-
1983
- 1983-03-28 JP JP58053338A patent/JPS59177074A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5922161B2 (ja) * | 1974-05-13 | 1984-05-24 | 株式会社東芝 | 放射線厚み計 |
JPS5221937A (en) * | 1975-08-11 | 1977-02-18 | Akio Mizukami | Golf iron club with patting face treated by electric discharge into ro ugh surface and surface hardened |
JPS5331418A (en) * | 1976-02-20 | 1978-03-24 | Shiyumitsuto Fuaburiiku Fueru | Sharp pencil |
JPS5410038A (en) * | 1977-06-24 | 1979-01-25 | Haruo Yasukouchi | Iron club head of club for golf |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59177074A (ja) | 1984-10-06 |
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