JPH05237791A - シートの切断装置 - Google Patents

シートの切断装置

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Publication number
JPH05237791A
JPH05237791A JP4075569A JP7556992A JPH05237791A JP H05237791 A JPH05237791 A JP H05237791A JP 4075569 A JP4075569 A JP 4075569A JP 7556992 A JP7556992 A JP 7556992A JP H05237791 A JPH05237791 A JP H05237791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
cutter
cutting
cutting device
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4075569A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaname Aoki
要 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4075569A priority Critical patent/JPH05237791A/ja
Publication of JPH05237791A publication Critical patent/JPH05237791A/ja
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2mm程度以上の樹脂シートの切断を、刃が破
損したり、切れ味が早期に低下することのないカッタを
有するシート切断装置の提供。 【構成】 熱可塑性の樹脂を押出機からシート状に連続
的に押出し、ロッドレスシリンダ24で同シートの幅方
向に移動して、前記押出された樹脂シートSを切断する
切断カッタ26を、刃26a,26bが高速で開閉作動
する鋏形式としてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートの切断装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の連続成形ラインを示す図3におい
て、2は押出機、4はTダイ、6は冷却ロールである。
そしてポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂等の
熱可塑性樹脂を加熱溶融して押出す押出機2のTダイ4
から連続的に押出された所定の高温のシート状押出物
(以下シートと略称する)Sは、3個(一般には適数
個)の冷却ロール6の間を通るうちに表面が平滑化さ
れ、かつ成形に好適な温度に冷却されて切断装置20に
送られ、そこで所定長さの切断単位毎に、その幅方向に
切断されて単板シート22は形成される。
【0003】ところで前記切断装置20は、図4に示さ
れるように、ロッドレスシリンダ24と、カッタ26′
と、4個のシート押えローラ28とを有している。ロッ
ドレスシリンダ24は、ピストンロッドのないエアシリ
ンダで、シリンダチューブのスリット部(図示しない)
から突出したピストンヨーク30で直接ピストンの運動
エネルギーを伝達するものである。また図5に示される
ように、三角形の薄刃の両刃カッタ26′がピストンヨ
ーク30に取付けられ、更に同ピストンヨーク30の進
退方向(矢印A)に対し、カッタ26′の下端部32の
前後に、そして図6に示されるように、カッタ26′を
両側より挟んだ状態にて車両の四輪のような4個のシー
ト押えローラ28が回転自在にピストンヨーク30に取
付けられている。またシート押えローラ28の下端部
は、カッタ26′の下端部32より高さhだけ上方に、
かつhはシートSの板厚tより大きい関係位置にあるよ
うに定められている。なお、切断装置20により切断さ
れて形成された単板シート22は、図示しない成形装置
により成形された後、トリミング装置によりトリムされ
て製品とスクラップとに分類され、更にスクラップは粉
砕機により粉砕屑とされて押出機2のホッパに投入さ
れ、その再利用が図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た薄刃の三角形のカッタ26′では、厚い、例えば2mm
程度以上のシートSを切断することは困難であった。ま
た切断するシートの厚みを変更する毎に、シート押えロ
ーラとカッタの位置を調整することを要し手間がかかる
問題があった。従来は係る厚みのシートを切断するの
に、カッタやレーザ刃で行なっていたが、刃の破損が生
じたり切れ味が早期に低下したりする問題があった。更
に回転刃で切断する場合には切り粉が発生し、この切り
粉が製品に付着して不良品の発生原因ともなっていた。
また従来のフィルム巻取機におけるカッタ装置(例えば
特開平1−252390号公報等)においても、2mm程
度以上のシートを切断することは困難であった。本発明
は係る従来の不都合を解消するシートの切断装置を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、熱可
塑性の樹脂を押出機からシート状に連続的に押出し、ロ
ッドレスシリンダで同シートの幅方向に移動して前記押
出された樹脂シートを切断する切断カッタを備えたシー
トの切断装置において、同切断カッタを鋏形式としてな
るもので、これを課題解決のための手段とするものであ
る。
【0006】
【作用】Tダイから連続的に押出される樹脂シートの幅
方向にロッドレスシリンダにより移動する切断カッタの
鋏形式の刃は、高速で開閉して2mm程度以上の厚さの樹
脂シートでも確実に切断することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面について説明す
る。なお、本発明の実施例を示す図1及び図2におい
て、従来と同じ構成をなす部品については同じ符号を付
して説明することにする。さて従来と同じ連続成形ライ
ンを示す図2において、押出機2、Tダイ4、冷却ロー
ル6は図示省略してあるが、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ABS樹脂などの熱可塑性樹脂を、図3の如く加
熱溶融して押出す押出機2のTダイ4から連続的に押出
された所定の高温のシートSは、3個(一般には適数
個)の冷却ロール6の間を通るうちに表面が平滑化さ
れ、かつ成形に好適な温度に冷却されて単板シート22
が形成される。なお、係るシートSは、例えばそれがポ
リプロピレンの場合には、押出しシーティング時に20
0〜240℃の半溶融状態であり、次いで冷却ロール6
によって若干冷却されて温度を下げられるが、なお、1
00℃以上の高温がカッティング時に保持される。そし
てこの温度が成形工程におけるシートSの成形に好適な
温度に合わせられる。
【0008】ところで前記切断装置20は、図1に示さ
れるように、ロッドレスシリンダ24と、鋏式カッタ2
6と、4個のシート押えローラ28とを有している。ロ
ッドレスシリンダ24は、ピストンロッドのないエアシ
リンダで、シリンダチューブのスリット部(図示しな
い)から突出したピストンヨーク30に前記鋏式カッタ
26が取着されていて、同カッタは図示略の空気圧源、
モータ等を駆動源としてカム機構等により両刃26a,
26bを毎分1900回程度の高速で開閉作動し、2mm
以上の厚みのシートでも容易に切断できる。なお、前記
鋏式カッタ26には電動ハサミ等として市販されている
ものを組込んで使用することができる。また前記ロッド
レスシリンダ24は支柱35にボルト36で固着されて
おり、カッタ26を両側より挟んだ状態にて車両の四輪
のような4個のシート押えローラ28が、回転自在にピ
ストンヨーク30に取付けられている。
【0009】前記の如くピストンヨーク30に取付けら
れた鋏式カッタ26は、ピストンヨーク30の移動に対
し、両刃26a,26bを高速に開閉作動させて切断を
行なう。なお、本実施例ではより確実に切断を行なうた
めに、カッタ26の両側を車両の四輪のような4個のシ
ート押えローラ28で押えながら切断するようにしてい
るが、この構造のみに限定されるものではない。一方切
断装置20により切断されて、形成された単板シート2
2は、図示しない成形装置により成形された後、トリミ
ング装置によりトリムされて製品とスクラップとに分類
され、更にスクラップは粉砕機により粉砕屑とされて、
押出機2のホッパに投入され、その再利用が図られる。
従って係る構成の成形ラインにあっては、押出機2のT
ダイ4から連続的に押出される高温のシートSは、冷却
ローラ6により成形に好適な温度まで冷却せしめられ、
かつ表面を平滑に整えられた後、切断装置20により1
00℃以上の高温状態において切断されることとなる。
より具体的には、ロッドレスシリンダ24の作動によ
り、ピストンヨーク30がシートSの幅方向に移動させ
られて、以て同カッタ26の両刃26a,26bの高速
の開閉作動によって切断され、厚さ2mm以上のシートS
であってもその切断が可能となったのであり、また従来
のようにカッタの下端部の位置をシートの厚み毎に調整
する必要もない。なお、切断装置20は、図2に示す様
にターレット式巻取機40の巻替え時のシート切断装置
としても採用できる。41は控えボビン、42は満管ボ
ビン、43,44は上下方向に移動可能な押えロール、
45は押え部材で切断時に押えロール44に当接してシ
ートSを把持する。
【0010】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明は、樹脂
シートを切断するカッタを鋏形式としたので、厚みのあ
るシートでも位置調整することなく容易に切断すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すシート切断装置における
カッタ周りの拡大正面図である。
【図2】ターレット式シート巻取機に本発明を適用した
実施例における側面図である。
【図3】従来の樹脂シートの連続成形ラインの要部を示
す斜視図である。
【図4】図3におけるA〜A矢視図である。
【図5】図4におけるカッタ周りの拡大図である。
【図6】図5の下面図である。
【符号の説明】
2 押出機 16 成形装置 20 切断装置 24 ロッドレスシリンダ 26 鋏式カッタ 26a,26b 刃 28 シート押えローラ 30 ピストンヨーク S シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性の樹脂を押出機からシート状に
    連続的に押出し、ロッドレスシリンダで同シートの幅方
    向に移動して前記押出された樹脂シートを切断する切断
    カッタを備えたシートの切断装置において、同切断カッ
    タを鋏形式としたことを特徴とするシートの切断装置。
JP4075569A 1992-02-27 1992-02-27 シートの切断装置 Pending JPH05237791A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4075569A JPH05237791A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 シートの切断装置

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JP4075569A JPH05237791A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 シートの切断装置

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JPH05237791A true JPH05237791A (ja) 1993-09-17

Family

ID=13579947

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JP4075569A Pending JPH05237791A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 シートの切断装置

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JP (1) JPH05237791A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010052061A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Sumitomo Heavy Industries Modern Ltd ウエブ切断装置
JP2017052091A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 有限会社 武藤設計 長尺状の被切断物のスライス切断方法、及びその装置、長尺パイプ材のv溝スライス切断方法、及びその装置、並びに可搬式スライス切断機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010052061A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Sumitomo Heavy Industries Modern Ltd ウエブ切断装置
JP2017052091A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 有限会社 武藤設計 長尺状の被切断物のスライス切断方法、及びその装置、長尺パイプ材のv溝スライス切断方法、及びその装置、並びに可搬式スライス切断機

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Effective date: 20000905