JPH05237639A - 廃アノード取り出し機 - Google Patents

廃アノード取り出し機

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Publication number
JPH05237639A
JPH05237639A JP4174592A JP4174592A JPH05237639A JP H05237639 A JPH05237639 A JP H05237639A JP 4174592 A JP4174592 A JP 4174592A JP 4174592 A JP4174592 A JP 4174592A JP H05237639 A JPH05237639 A JP H05237639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anode
traveling carriage
waste
turntable
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4174592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Nishiyama
豊 西山
Hideya Sato
秀哉 佐藤
Shinichi Yoshizawa
眞一 吉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP4174592A priority Critical patent/JPH05237639A/ja
Publication of JPH05237639A publication Critical patent/JPH05237639A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アノードの姿勢が所定の位置からずれている
場合であっても、鋳型から押し上げられたアノードの動
きに円滑に追随することができ、このアノードを確実に
支持して取り出すことができる廃アノード取り出し機を
提供することを目的とする。 【構成】 アノードの姿勢が所定の位置からずれている
場合であっても、アノードのずれに追随して昇降体20
が水平回転することによって、支持アーム301は円滑
にアノードを支持しアノードの支持に失敗することがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転テーブル上に載置
した鋳型によって鋳造されたアノードを、押し上げロッ
ドによって押し上げてアノードを離型させるアノード鋳
造装置において、不良のアノード(廃アノード)を取り
出す廃アノード取り出し機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃アノード取り出し機と
しては、鋳型とこれによって鋳造されるアノードとを水
冷する冷却装置をターンテーブル上に設け、このターン
テーブルに前記アノードを鋳型から押し上げて脱型させ
る押し上げロッドを設けたアノード用鋳造設備におい
て、ターンテーブルの上方に台車走行レールを該テーブ
ルの回転方向と交叉する向きに架設し、このレールに台
車を駆動部材により走行可能に設置し、この台車には前
記押し上げロッドで押し上げられたアノードの両側縁を
水平方向から掴持する一対の掴持アームと、これら掴持
アームを相対向する方向および相離間する方向へ水平移
動させる一対の第1作動シリンダと、これら第1作動シ
リンダと掴持アームを作動可能に保持し、かつ掴持アー
ムが前記押し上げロッドで押し上げられたアノードを掴
持する下方位置と、掴持した後に搬送する上方位置との
間を昇降させる第2作動シリンダとを設けたものが知ら
れている(特開平3−138072号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の廃アノード取り出し機にあっては、上記両掴持アー
ムが強固に台車に設けられているために、鋳型から押し
上げられたアノードを該両掴持アームで掴持する際に、
上記アノードの姿勢が所定の位置(鋳型の位置)からず
れていると、上記両掴持アームの掴持面が上記アノード
の両側縁に正対できず、両掴持アームが上記アノードを
うまく掴持することができないという問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、アノードの姿勢が所定の
位置からずれている場合であっても、鋳型から押し上げ
られたアノードの動きに円滑に追随することができ、こ
のアノードを確実に支持して取り出すことができる廃ア
ノード取り出し機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転テーブル上に載置した鋳型によって
鋳造されたアノードを、押し上げロッドによって押し上
げて離型させるアノード鋳造装置において、上記回転テ
ーブルの上方に、この回転テーブルの回転方向に直交す
る方向に移動自在に走行台車が設けられ、この走行台車
に昇降体が昇降自在に設けられ、かつこの昇降体に上記
アノードを支持する一組の支持アームが互いに接離自在
に設けられてなる廃アノード取り出し機であって、上記
昇降体が上記走行台車に対して水平回転可能に設けられ
たものである。
【0006】
【作用】本発明の廃アノード取り出し機にあっては、ア
ノードの姿勢が所定の位置からずれている場合であって
も、アノードのずれに追随して昇降体が水平回転するこ
とによって、支持アームは円滑にアノードを支持しアノ
ードの支持に失敗することがない。
【0007】
【実施例】以下、図1ないし図13に基づいて本発明の
一実施例を説明する。
【0008】これらの図において符号1はリング状の回
転テーブルであり、この回転テーブル1上には、2連の
鋳型2が設置されており、これらの鋳型2には、アノー
ド3を押し上げる押し上げロッド4が出没自在に設けら
れている。そして、上記回転テーブル1の不良アノード
取り出し位置の外方には、2台の昇降テーブル5が、上
記2連の鋳型2の間隔に一致した間隔だけ離間した状態
で設けられている。
【0009】上記回転テーブル1の内外部には、合計6
本の支柱10が立設されており、これらの支柱10上に
はフレーム11が設置されている。そして、上記フレー
ム11上には2本の走行レール12が敷設されており、
これらの走行レール12には走行台車13が水平移動自
在に設けられている。この走行台車13は、走行台車1
3に取り付けられたACサーボモータ14及び減速機1
5によって、上記両走行レール12上を走行せしめられ
るようになっている。また、上記走行台車13には、2
基の昇降体20が、それぞれ、2つのガイド機構16を
介して昇降自在に支持されており、かつ走行台車13と
各昇降体20との間に設けられた油圧駆動の昇降シリン
ダ17によって、上記各昇降体20が昇降せしめられる
ようになっている。
【0010】上記昇降体20は、上記両ガイド機構16
及び昇降シリンダ17の下端に取り付けられた上部プレ
ート200と、この上部プレート200の下面に設けら
れた2本のガイドレール201と、これらのガイドレー
ル201に水平移動自在に設けられた第1移動体202
と、上記上部プレート200及び第1移動体202間に
設けられ、かつ上記第1移動体202を水平移動させる
油圧駆動の移動シリンダ203と、上記第1移動体20
2の下面に上記両ガイドレール201に直交する方向に
設けられた2本のガイドレール204と、これらのガイ
ドレール204に水平移動自在に設けられた第2移動体
205と、上記第1移動体202及び第2移動体205
のブラケット208間に設けられ、かつ該第2移動体2
05を基準位置に保持する4つのバネ機構206と、上
記第1移動体202に互いに対向して設けられ、かつ上
記第2移動体205を基準位置に戻す2つの油圧駆動の
保持シリンダ207と、上記第2移動体205の下部に
回転自在に設けられた回転体209と、この回転体20
9に互いに対向して設けられた一対のストッパ210
と、これらのストッパ210の間であって上記第2移動
体205に設けられ、かつ上記回転体209を基準位置
に戻す油圧駆動の戻しシリンダ211とから構成されて
いる。そして、上記回転体209の下端部には挟持機構
30が設けられており、この挟持機構30は、上記回転
体209に取り付けられた機構本体300と、この機構
本体300の内部に互いに接近、離間自在に設けられた
一対のフック状の支持アーム301と、上記機構本体3
00に設けられ、かつこれらの支持アーム301を開閉
する一対の油圧駆動の開閉シリンダ302と、上記両支
持アーム301の下端内面側に回転自在にかつ出没自在
に設けられると共に、互いに接近する方向にスプリング
により付勢されている円板状の当板303と、これらの
当板303の斜め下方の位置であって、上記各支持アー
ム301の下端内面側の、上記鋳型2の進行方向前方側
(図13において、当板303の右斜め下方)に回転自
在に設けられたガイドローラ304とから構成されてい
る。また、上記当板303とガイドローラ304との間
に、挟持対象のアノード3の重心位置がくるように設定
されていると共に、ガイドローラ304の方が当板30
3よりも内方に突出して設置されている。
【0011】上記のように構成された廃アノード取り出
し機を組み込んだアノード鋳造装置においては、従来同
様、図示しない注湯装置によって回転テーブル1上の鋳
型2に溶湯が注入され、回転テーブル1の回転にしたが
って冷却された後、押し上げロッド4によって銅製のア
ノード3が押し上げられた状態で、不良アノード取り出
し位置に達する(図5参照)。ここで、上記アノード3
が不良品である場合には、あらかじめ昇降テーブル5の
上方に待機中の走行台車13を鋳型2の上方に移動さ
せ、かつその昇降体20を、ガイド機構16によって支
持案内しながら、昇降シリンダ17によって下降させ
る。そして、挟持機構30の両支持アーム301の当板
303が、上記アノード3の両側縁に位置した状態で上
記昇降体20の下降を停止させた後、一対の開閉シリン
ダ302を作動させて両当板303により上記アノード
3の両側縁部を挟持する。この場合、戻しシリンダ21
1の両端から突出している一対のピストンロッドが、そ
れぞれ戻しシリンダ211内に退縮して両ストッパ21
0より離れているから、回転体209は、両ストッパ2
10に戻しシリンダ211のピストンロッドが接触する
範囲内において回転可能にされている。従って、上記両
当板303が下降している際に、上記押し上げロッド4
により押し上げられたアノード3の姿勢がずれている
と、両ガイドローラ304がアノード3の側縁部を接触
しながら通過することによって、上記ずれにしたがって
上記両当板303(支持アーム301、回転体209)
が向きを変え、上記当板303が上記アノード3の両側
縁部に正対する。また、移動シリンダ203はフリー状
態(移動シリンダ203の両端のポート間が連通した状
態)にされているから、第1移動体202はガイドレー
ル201に沿って移動可能にされていると共に、一対の
保持シリンダ207のピストンロッドは退縮しているか
ら、第2移動体205は、バネ機構206の付勢力に抗
した状態でガイドレール204に沿って移動可能にされ
ている。従って、上記回転テーブル1が連続的に回転し
ているが、この回転テーブル1の動きに追随して第1、
第2移動体202、205が水平移動することにより、
上記スプリングによって互いに接近する方向に付勢され
ている両当板303間にアノード3の両側縁部が円滑に
挟持される。
【0012】そして、上記のように両当板303間にア
ノード3を挟持した状態で、昇降シリンダ17によっ
て、昇降体20を上昇させアノード3を持ち上げる。こ
の時、アノード3は、図5に示すように、押し上げロッ
ド4によって所定角度傾斜しているが、アノード3の重
心位置が当板303からガイドローラ304側にずれて
いるから、アノード3が持ち上げられるにしたがって、
当板303が回転することにより、アノード3は、該当
板303の中心を支点として、図13において時計回り
に回転し、ガイドローラ304に当接して支持され水平
状態になる。また、上記各シリンダ203、207、2
11を作動させて、第1、第2移動体202、205、
回転体209をともに基準位置に戻し固定する。続い
て、ACサーボモータ14によって、走行台車13が走
行レール12に沿って鋳型2の上方を外方に向かって移
動することにより、上記挟持機構30によって水平状態
を保持したアノード3は、上記昇降テーブル5の上方に
達し、次いで、昇降体20を下降させ、かつ支持アーム
301間を開くことにより、上記アノード3を滑らかに
昇降テーブル5上に載置する。このようにして、不良ア
ノード3を昇降テーブル5上に積み重ねることができ
る。なお、ここで、上記2連の重畳した鋳型2が、とも
に不良である場合にあっても、走行台車13には2組の
昇降体20及び挟持機構30が設けられているから、同
時に両昇降体20及び挟持機構30を操作することによ
り、2つの不良アノード3をともに取り出すことがで
き、連続運転されているアノード鋳造装置を停止させる
必要がない。また、上記実施例においては、上記アノー
ド3の両側縁部を当板303によって挟持した構成で説
明したが、アノード3の両側縁部を当板303の上方に
載せ、当板303とガイドローラ304で抱え込むよう
にして支持してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、回転テ
ーブル上に載置した鋳型によって鋳造されたアノード
を、押し上げロッドによって押し上げて離型させるアノ
ード鋳造装置において、上記回転テーブルの上方に、こ
の回転テーブルの回転方向に直交する方向に移動自在に
走行台車が設けられ、この走行台車に昇降体が昇降自在
に設けられ、かつこの昇降体に上記アノードを支持する
一組の支持アームが互いに接離自在に設けられてなる廃
アノード取り出し機であって、上記昇降体が上記走行台
車に対して水平回転可能に設けられたものであるから、
アノードの姿勢が所定の位置からずれている場合であっ
ても、アノードのずれに追随して昇降体が水平回転する
ことによって、支持アームは鋳型から押し上げられたア
ノードの動きに円滑に追随することができ、このアノー
ドを確実に支持して取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の左側部を示す正面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の右側部を示す正面図であ
る。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図2の平面図である。
【図5】図1の側面図である。
【図6】昇降体及び挟持機構の正面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】昇降体部の正面図である。
【図9】図8のIX−IX線矢視図である。
【図10】図8のX−X線矢視図である。
【図11】図8のXI−XI線矢視図である。
【図12】挟持機構部の正面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線矢視図であ
る。
【符号の説明】
1 回転テーブル 2 鋳型 3 アノード 4 押し上げロッド 13 走行台車 20 昇降体 301 支持アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転テーブル上に載置した鋳型によって
    鋳造されたアノードを、押し上げロッドによって押し上
    げて離型させるアノード鋳造装置において、上記回転テ
    ーブルの上方に、この回転テーブルの回転方向に直交す
    る方向に移動自在に走行台車が設けられ、この走行台車
    に昇降体が昇降自在に設けられ、かつこの昇降体に上記
    アノードを支持する一組の支持アームが互いに接離自在
    に設けられてなる廃アノード取り出し機であって、上記
    昇降体が上記走行台車に対して水平回転可能に設けられ
    たことを特徴とする廃アノード取り出し機。
JP4174592A 1992-02-27 1992-02-27 廃アノード取り出し機 Pending JPH05237639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4174592A JPH05237639A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 廃アノード取り出し機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4174592A JPH05237639A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 廃アノード取り出し機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05237639A true JPH05237639A (ja) 1993-09-17

Family

ID=12616966

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4174592A Pending JPH05237639A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 廃アノード取り出し機

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JP (1) JPH05237639A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010058127A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Nippon Mining & Metals Co Ltd 鋳造アノードの取り出し装置及び鋳造アノードの取り出し方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010058127A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Nippon Mining & Metals Co Ltd 鋳造アノードの取り出し装置及び鋳造アノードの取り出し方法

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