JP4390442B2 - ストッパつかみ位置決め装置 - Google Patents
ストッパつかみ位置決め装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4390442B2 JP4390442B2 JP2002328103A JP2002328103A JP4390442B2 JP 4390442 B2 JP4390442 B2 JP 4390442B2 JP 2002328103 A JP2002328103 A JP 2002328103A JP 2002328103 A JP2002328103 A JP 2002328103A JP 4390442 B2 JP4390442 B2 JP 4390442B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- gripping
- base material
- positioning device
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、横架材や柱材の位置決めと下地材をつかんで位置決めするようにしたストッパつかみ位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、木材加工装置において、横架材や柱などの大型の平角材の位置決め装置としては、加工材の搬送路に平行に装着されたレールに沿ってサーボモータにより移動可能に装着され支持部材をシリンダの駆動によって前記搬送路上に設定し、横架材又は柱材が搬送路を移動して、支持部材の先端に設けた材当て式ストッパに当接することにより、横架材又は柱材を位置決めするストッパ位置決め装置を使用し、又、下地材などの板材の材つかみ位置決め装置としては、支持部材に材つかみ腕を設けた材つかみ式位置決め装置を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の装置では、横架材や柱材などの木材加工装置では、ストッパ位置決め装置を使用し、下地材の加工装置では、材つかみ位置決め装置を使用しているために、横架材等の加工装置と下地材の加工装置を別に設けなければならないが、加工装置としては、同じ装置を使用できるので、横架材等と下地材の両者を位置決めできる位置決め装置が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、加工材の搬送路に平行に装着されたレールに沿って移動可能に装着された移動部材と、該移動部材に装着されて前記移動部材を移動するサーボモータと、前記移動部材に回動可能に支持され、前記移動部材に装着されたシリンダの駆動によって前記搬送路上に設定される支持部材と、該支持部材の移動方向先端に装着された昇降シリンダと、該昇降シリンダの駆動軸に固定された昇降腕で支持され、前記支持部材の移動方向先端に装着された支持ブロックに装着されたガイドで昇降可能に装着されるストッパと、該ストッパの後部において、駆動軸の端部が前記支持部材に固定された対向する2つのつかみシリンダと、該2つのつかみシリンダに固着されて前記ストッパの後部に伸びる2つのつかみ腕とからなるものであり、又、前記ストッパは前記搬送路上を搬送される横架材等及び下地材の端部が当接して位置決めするとともに、前記下地材が当接して位置決めした後、前記昇降シリンダで前記ストッパを上昇させ、前記2つのつかみシリンダを駆動して前記2つのつかみ腕を開き、前記下地材をつかんで前記支持部材の移動によって移動するものであり、前記2つのつかみ腕を閉じて前記ストッパの後部に接触させることによって、前記ストッパに当接する荷重を前記2つのつかみ腕で支えるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明では、支持部材の先端に設けたストッパで横架材や柱材等の大型平角材の当接位置決めに使用するとともに、下地材の当接位置決めをし、この下地材の位置決めをした後、ストッパをシリンダで上昇して、つかみシリンダを駆動して2つのつかみ腕を開き、支持部材を下地材方向に移動し、2つのつかみ腕で下地材をつかんで支持部材とともに位置決め移動し、さらに、ストッパが下降している時に、2つのつかみ腕を閉じることによって、ストッパに当接する荷重を支えるように構成する。
【0006】
【実施例】
図1は本発明の実施例のストッパつかみ位置決め装置の平面図、図2は図1のストッパつかみ位置決め装置の正面図、図3は図1のストッパつかみ位置決め装置の支持部材の先端の平面断面図、図4は図1のストッパつかみ位置決め装置の支持部材の先端の側面断面図で、搬送路(図示せず)と平行に設けられたベース台1にレール2が装着され、このレール2に沿って移動可能に移動部材3が装着され、この移動部材3の移動は移動部材3に装着されたサーボモータ4によって行われ、さらに、移動部材3にシリンダ5によって回動可能に支持部材6が装着され、この支持部材6の先端にストッパ7が装着され、ストッパ7は支持ブロック8に装着されたガイド9で上下に移動可能に装着され、又、支持部材6の先端に装着された昇降シリンダ10の駆動軸10aに接続された昇降腕11でストッパ7が昇降可能に装着されており、又、ストッパ7の当接面7aは内側のバネ12によって支持され、さらに、バネ12の間にセンサ13が設けられている。
【0007】
又、ストッパ7の後部に対向するつかみシリンダ14、15が設けられ、つかみシリンダ14、15の駆動軸14a、15aは支持部材6に固定された固定部材16に接続され、シリンダ14、15の両側にブロック17、18及び19、20がそれぞれ装着され、これらのブロック17、19にガイド21が係合され、又、ブロック18、20にガイド22が係合され、これらのガイド21、22は平行にストッパ7の後部にの支持部材6に固定され、さらに、つかみシリンダ14、15の内端部に固定されたつかみ腕23、24の先端23a、24aが閉じた時にストッパ7の後部の下部に接触されるように構成されている。
【0008】
このように構成された本実施例のストッパつかみ位置決め装置の動作を図5、図6、図7によって説明すると、まず、横架材や柱材のような大型平角材25が搬送路26を搬送されてくると、つかみ腕23、24はつかみシリンダ14、15が駆動されてつかみ腕23、24の先端23a、24aが図5のように閉じてストッパ7の後部に接触することにより、大型平角材25の荷重を受けるとともに、ストッパ7の当接面7aはバネ12に抗して押され、センサ13を作動することにより、大型平角材25が当接されて位置決めされたことを確認することができる。
【0009】
次に、大型平角材25の代わりに下地材27が搬送路26を搬送されると、大型平角材25と同様に、ストッパ7で下地材27の先端が当接されて位置決めされ、次に、自動的に昇降シリンダ10が駆動されてストッパ7が上昇し、ストッパ7の下側が下地材27が通過できる幅だけ開き、つかみシリンダ14、15を駆動して、つかみ腕23、24を開き、移動部材3及び支持部材6をサーボモータ4によって下地材27の方向に移動することによって、つかみ腕23、24で下地材27をつかめる状態になるので、その時、つかみシリンダ14、15を駆動してつかみ腕23、24を閉じ、サーボモータ4を移動部材3を駆動し、支持部材6を駆動して下地材27を位置決め移動する。
【0010】
本実施例は、このように、横架材や柱材のような大型平角材25が搬送路26を搬送される時は、つかみ腕23、24の先端を閉じてストッパ7の後部でストッパ7で受ける大型平角材25の荷重を受け止め、下地材27が搬送路26を搬送される場合も同様にストッパ7によって下地材27の先端を受けて位置決めされ、さらに、次の位置へ移動する時に、つかみシリンダ14、15を駆動してつかみ腕23、24を下地材27の幅以上に開き、サーボモータ4で移動部材3及び支持部材6を下地材27の方向に移動すると、つかみ腕23、24で下地材27をつかめる状態になるので、つかみシリンダ14、15を駆動してつかみ腕23、24の先端23a、24aで下地材27をつかみ、サーボモータ4を駆動して移動部材3及び支持部材6を移動して位置決めする。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のストッパつかみ位置決め装置は、サーボモータで移動される移動部材に装着した支持部材の先端にストッパを設け、その後部につかみ腕を設けたので、横架材や柱材等の大型平角材又は下地材をストッパで位置決めし、又、下地材のように高さの低い板材はストッパの後部に設けたつかみ腕で位置決め搬送することができるので、従来の加工装置のように横架材や柱材と下地材を別の加工装置で加工する必要がなく、1つの加工装置で横架材や柱材と下地材とを搬送位置決めして加工することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のストッパつかみ位置決め装置の平面図である。
【図2】 図1のストッパつかみ位置決め装置の正面図である。
【図3】 ストッパつかみ位置決め装置の支持部材の先端の平面断面図である。
【図4】 ストッパつかみ位置決め装置の支持部材の先端の側面断面図である。
【図5】 ストッパつかみ位置決め装置のつかみ腕の動作説明図である。
【図6】 ストッパつかみ位置決め装置で大型平角材を位置決めする図である。
【図7】 ストッパつかみ位置決め装置で下地材を位置決めする図である。
【符号の説明】
1 ベース台
2 レール
3 移動部材
4 サーボモータ
5 シリンダ
6 支持部材
7 ストッパ
8 支持ブロック
9 ガイド
10 昇降シリンダ
11 昇降腕
12 バネ
13 センサ
14、15 つかみシリンダ
16 固定部材
17、18 ブロック
19、20 ブロック
21、22 ガイド
23、24 つかみ腕
25 大型平角材
26 搬送路
27 下地材
Claims (3)
- 加工材の搬送路に平行に装着されたレールに沿って移動可能に装着された移動部材と、該移動部材に装着されて前記移動部材を移動するサーボモータと、前記移動部材に回動可能に支持され、前記移動部材に装着されたシリンダの駆動によって前記搬送路上に設定される支持部材と、該支持部材の移動方向先端に装着された昇降シリンダと、該昇降シリンダの駆動軸に固定された昇降腕で支持され、前記支持部材の移動方向先端に装着された支持ブロックに装着されたガイドで昇降可能に装着されるストッパと、該ストッパの後部において、駆動軸の端部が前記支持部材に固定された対向する2つのつかみシリンダと、該2つのつかみシリンダに固着されて前記ストッパの後部に伸びる2つのつかみ腕とからなることを特徴とするストッパつかみ位置決め装置。
- 前記ストッパは前記搬送路上を搬送される横架材等及び下地材の端部が当接して位置決めするとともに、前記下地材が当接して位置決めした後、前記昇降シリンダで前記ストッパを上昇させ、前記2つのつかみシリンダを駆動して前記2つのつかみ腕を開き、前記下地材をつかんで前記支持部材の移動によって移動することを特徴とする請求項1記載のストッパつかみ位置決め装置。
- 前記2つのつかみ腕を閉じて前記ストッパの後部に接触させることによって、前記ストッパに当接する荷重を前記2つのつかみ腕で支えることを特徴とする請求項1記載のストッパつかみ位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002328103A JP4390442B2 (ja) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | ストッパつかみ位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002328103A JP4390442B2 (ja) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | ストッパつかみ位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004160781A JP2004160781A (ja) | 2004-06-10 |
JP4390442B2 true JP4390442B2 (ja) | 2009-12-24 |
Family
ID=32806492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002328103A Expired - Lifetime JP4390442B2 (ja) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | ストッパつかみ位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4390442B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100959166B1 (ko) | 2008-02-27 | 2010-05-24 | 금호타이어 주식회사 | 벨트 서비서의 어플리케이터 스톱 바 가동 장치 |
-
2002
- 2002-11-12 JP JP2002328103A patent/JP4390442B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004160781A (ja) | 2004-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0985703A (ja) | 木材などのクランプ装置 | |
JP4390442B2 (ja) | ストッパつかみ位置決め装置 | |
CN115043193B (zh) | 一种推倒运送机器人 | |
JP4489865B2 (ja) | プレス式孔明け用ハンドリング装置 | |
JPH0666982U (ja) | 板材把持装置 | |
JP3308597B2 (ja) | 板材加工機に対する板材の搬出入装置 | |
JP3236316B2 (ja) | 板材折曲げ加工装置 | |
JP2585474Y2 (ja) | 板材搬出装置 | |
JP4008269B2 (ja) | インゴットの積上げ方法及びその装置 | |
JP2772536B2 (ja) | シート状部材の積降し装置 | |
JPH0641954Y2 (ja) | 板材分離搬送装置 | |
CN214030701U (zh) | 物品翻转联动机构 | |
JPH0430198Y2 (ja) | ||
CN212051539U (zh) | 一种淬火槽工件淬火搬运系统 | |
JP2859797B2 (ja) | 板材搬送収納装置 | |
CN115610991A (zh) | 一种装料装置 | |
JPH0444484Y2 (ja) | ||
JP3281405B2 (ja) | ワーク搬送装置 | |
JPH04169418A (ja) | 板状ワークの搬送装置 | |
JPH0444482Y2 (ja) | ||
JPH07185699A (ja) | 板材アンローダ | |
JPH0444483Y2 (ja) | ||
JPH05191998A (ja) | モータ制御装置 | |
CN115648253A (zh) | 一种物料补充方法 | |
JPS6265830A (ja) | ワ−ク移載方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050920 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090127 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090930 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091006 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4390442 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131016 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |