JPH05237422A - 熱噴霧装置および方法 - Google Patents

熱噴霧装置および方法

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JPH05237422A
JPH05237422A JP4334954A JP33495492A JPH05237422A JP H05237422 A JPH05237422 A JP H05237422A JP 4334954 A JP4334954 A JP 4334954A JP 33495492 A JP33495492 A JP 33495492A JP H05237422 A JPH05237422 A JP H05237422A
Authority
JP
Japan
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wire
nozzle
thermal spray
gas
gun
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Pending
Application number
JP4334954A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert J Stasi
ロバート・ジェイ・ステイシ
Peter J Ribando
ペーター・ジェイ・リバンド
James J Savino
ジェームス・ジェイ・サヴィノ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Applied Biosystems Inc
Original Assignee
Perkin Elmer Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Perkin Elmer Corp filed Critical Perkin Elmer Corp
Publication of JPH05237422A publication Critical patent/JPH05237422A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/16Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed
    • B05B7/20Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed by flame or combustion
    • B05B7/201Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed by flame or combustion downstream of the nozzle
    • B05B7/203Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed by flame or combustion downstream of the nozzle the material to be sprayed having originally the shape of a wire, rod or the like

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  • Coating By Spraying Or Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱噴霧ガン(10)のノズル上に結合するた
めの新規な角度付きガスキヤツプ(114)、およびと
くにガスキヤツプまたはノズル面内の噴霧材料の蓄積を
減少または除去するために、角度付きガスキヤツプを使
用する改良された方法を提供することにある。 【構成】 ワイヤ熱噴霧ガン上の角度を付けたガスキヤ
ツプにおいて、前方チヤンネル(156)が横方向の成
分を有するように前記後方チヤンネル(160)に対し
て斜めの角度で後者から延在する。ノズルにおいて後方
チヤンネルはノズルの中心軸線に対して平行なチヤンネ
ル軸線を有しかつ中心軸線から横方向成分と反対の方向
にずれる。噴霧終了直後にワイヤノズル内に撤退され
る。直線アクチユエータは噴霧の間中コレツトをワイヤ
から開放して保持するために壁に対してコレツトを保持
する。噴霧の終了時アクチユエータはコレツトが撤退の
間中ワイヤに係合するために曲げられる。始動時ワイヤ
通常の噴霧速度より速くガスキヤツプ内に前進指せられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱噴霧に関しかつとくに
熱噴霧ガンおよび斜角で噴霧するため方法に関する。
【0002】
【従来の技術】炎噴霧としてまた知られる熱噴霧は金属
またはセラミツクのごとき熱可融性材料の熱軟化および
被覆されるべき表面に対して特別な形状において軟化さ
れた材料を推進することを伴う。加熱された粒子はそれ
らが冷却されかつそこに結合される表面に衝突する。熱
噴霧ガンは粒子の加熱および推進の両方の目的に使用さ
れる。
【0003】かかるガンの1型式(例えば、アメリカ合
衆国特許第2,961,335号、シエパード)におい
て、材料は、一般に約5ないし150ミクロンの間の大
きさにおいて、熱可融粉末の形で加熱領域に供給され
る。他の型式において、ロツドまたはワイヤがアメリカ
合衆国特許第3,148,818号(シヤーロツプ)に
記載されるごとく供給される。加熱領域はロツドまたは
ワイヤが溶融されるかまたは少なくとも熱軟化される燃
焼炎のごとき、或る型の炎により形成される。溶融され
たワイヤ先端は圧縮空気のごとき霧化ブラストガスによ
り霧化されかつそこから被覆されるべき表面上に細かく
分割された形状において推進される。噴霧ヘツドはノズ
ルおよび軸方向に供給された噴霧材料のまわりに環状炎
を設けるためのガスキヤツプを含んでいる。
【0004】普通は、熱噴霧ガンは、例えば、平らなま
たは外部筒状面を被覆するために、前進方向に噴霧する
ためにガン本体に直接取り付けられるノズルおよびガス
キヤツプを有する噴霧ヘツドを有する。しかしながら、
幾つかの用途は穿孔、例えばポンプまたは燃焼エンジン
のシリンダ孔の内部のごとき制限された領域に噴霧する
ことを伴う。かかる場合には側壁を被覆するように偏向
または他の方法では横方向に噴霧流を向けるようになさ
れた噴霧ヘツド用の延長部を使用する必要がある。ワイ
ヤ熱噴霧ガン用延長部の例はアメリカ合衆国特許第3,
122,321号(ウイルソン)、同第3,136,4
84号(デイトリツヒ)、同第3,056,558号
(ジルリランド等)および同第3,085,750号
(ケンシヨル)に開示されている。幾つかの基本的な型
があり、1つは噴霧流を偏向するためのブラストガスを
使用し、他のものは噴霧を偏向するためのガスキヤツプ
を有し、かつさらに他のものはこれら2つのを組み合わ
せることが理解可能である。
【0005】幾つかの状況においてガスキヤツプの内部
におよび/またはノズル面にワイヤ先端から噴霧材料を
蓄積する傾向がある。これは通常直線噴霧ガンに発生す
るが、とくに噴霧流が、ガスキヤツプ内に噴霧のより大
きな囲いがあるので、環状ガスキヤツプにより偏向され
る延長部により発生するかも知れない。また、穿孔内の
一般に収縮された噴霧領域は粘着をを助長する噴霧ヘツ
ドの温度を上昇しかつ噴霧粒子の逆偏向を生じる。
【0006】ノズル内の蓄積の問題を有する特別な材料
はモリブデン噴霧ワイヤであり、それにより酸化がノズ
ルの詰まりを発生し、アメリカ合衆国特許第2,96
0,274号(シエパード)はその状態にノズル内にワ
イヤ案内インサートを設けることにより向けられる。蓄
積は、また繰り返し操作におけるように、噴霧の開始お
よび停止と関連付けられる。膨れまたは「マツシユルー
ム(キノコ状体)」が次の始動時詰まりまたは噴出およ
びガスに付着するかも知れない通常の停止条件下でワイ
ヤ先端に発生する可能性がある。
【0007】上述した特許に全体的に示されるように、
噴霧ワイヤは電動機または空気駆動タービンにより駆動
される。ワイヤを掴みかつ供給するための駆動ローラを
含むむ機構の詳細は上述したアメリカ合衆国特許第3,
148,818号に例示されている。またアメリカ合衆
国特許第2,150,949号(ステイヘブンス)およ
び同第3,378,203号(スタントン)に指摘され
るように、普通はガス流の同時変化により始動および停
止を調整するように実施される。
【0008】
【発明が解決すべき課題】上述した従来技術において
は、噴霧を偏向するための延長部を必要とし、また、粘
着を助長する噴霧ヘツドの温度上昇が発生し、さらに
は、膨れが発生する等の不都合を発生することが理解さ
れる。
【0009】本発明の目的は、熱噴霧ガンのノズル上に
結合するための新規な角度付きガスキヤツプ、およびと
くにガスキヤツプまたはノズル面内の噴霧材料の蓄積を
減少または除去するために、角度付きガスキヤツプを使
用する改良された方法を提供することにある。他の目的
はかかるガスキヤツプを組み込んでいる改良された熱噴
霧装置を提供することにある。さらに他の目的はとくに
角度付きガスキヤツプ、かつより詳細には本発明の角度
付きガスキヤツプにより蓄積をさらに最小にするように
ワイヤ供給の停止時熱噴霧ワイヤを引っ込めるための新
規な装置および方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記および他の目的は熱
噴霧ガン、好ましくはワイヤ型のガンのノズル上に連結
するための角度を付けたガスキヤツプにより達成され
る。該ガスキヤツプは開放端を備えた前方チヤンネルお
よびノズルから延在すべくなされた後方チヤンネルを含
んでいる貫通通路有する。前方チヤンネルは横方向の成
分を有するように前記後方チヤンネルに対して斜めの角
度で後者から延在する。後方チヤンネルはチヤンネル軸
線を有し、該チヤンネル軸線が中心軸線に対して平行で
ありかつそれから横方向成分と反対の方向にずれる。
【0011】前記目的はさらにワイヤの供給終了直後に
後方にワイヤを一時的に引っ込めるために熱噴霧ガンに
配置された位置決め手段により達成される。ワイヤ先端
はワイヤ先端の顕著なマツシユルーム化を阻止するため
にワイヤ供給の終了直後に十分迅速にノズル内に引っ込
められねばならない。撤退手段は好都合には角度を付け
たガスキヤツプにより、かつ好ましくは本発明の角度を
付けたガスキヤツプにより利用される。位置決め手段は
また好都合には、噴霧の開始時、通常のワイヤ速度より
非常に速い急速度でノズルからガスキヤツプ内にワイヤ
を前方に瞬間的に前進させる前進手段を含んでいる。
【0012】好適な実施例において位置決め手段は案内
手段、直線アクチユエータおよびチヤツク構体からな
る。案内手段は噴霧ワイヤをガンへ案内するためにそれ
と整列してガンに接続される。案内手段はワイヤ用のオ
リフイスをそれに備えた後方に向かい合っている案内壁
を含んでいる。直線アクチユエータはガンに接続されか
つ中心軸線に対してほぼ平行な作動運動を有する。
【0013】チヤツク構体が作動運動により長手方向に
位置決めできるように直線アクチユエータに取着され
る。チヤツク構体はコレツトチヤツク、該チヤツクから
案内壁へ突出するようにチヤツク内に配置されるコレツ
ト、およびワイヤに通常係合するように前記チヤツク内
で前記コレツトを前方に押圧するためのばね手段からな
る。直線アクチユエータは第1位置または第2位置に選
択的に制御される。前記第1位置はコレツトがこれがワ
イヤから解除されるように案内壁に対して押圧されるよ
うななつており、そして第2位置はばね手段がコレツト
にワイヤを係合させるようにチヤツク構体が案内壁から
撤退されるようになつている。かくして第1位置にある
前記直線アクチユエータによつて、前記ワイヤが前記ガ
ンを通って自由に送給できそして前記第2位置への遷移
の間中、前記ワイヤが前記コレツトにより係合されかつ
それにより撤退させられる。
【0014】上記目的はまた、キヤツプ本体、該キヤツ
プ本体に取り付けられるノズル、およびノズルから前方
に延在する角度を付けたガスキヤツプを含む熱噴霧ガン
による熱噴霧する方法により達成される。ガスキヤツプ
は燃焼室を画成する貫通通路を有する。該貫通通路は開
放端を備えた前方チヤンネルおよびチヤンネル軸線上に
前記ノズルから延在する後方チヤンネルを含んでいる。
前方チヤンネルは横方向の成分を有するように後方チヤ
ンネルに対して斜めの角度で後者から延在する。本方法
は燃焼室内にノズルからの環状炎をもたらし、ワイヤが
前記環状炎により溶融される先端を有するようにチヤン
ネル軸線に対して平行にかつ横方向成分と一致する方向
にずれた中心軸線上にノズルを通して前方に前記ワイヤ
を供給し、そして溶融された先端を略斜めの角度におい
て推進される噴霧流に霧化するために環状ガスキヤツプ
に加圧ガスを供給することからなる。
【0015】本方法は好ましくはさらに、ワイヤの供給
を停止しかつ供給停止直後ノズル内に後方にワイヤを撤
退させることからなる。撤退はワイヤ先端の顕著なキノ
コ状変形を防止するために十分迅速に行われねばならな
い。本方法はまた、噴霧の開始時、通常のワイヤ速度よ
り非常に速い速度でノズルからガスキヤツプへ前方にワ
イヤを瞬時に前進させることを含む。
【0016】目的はまた、キヤツプ本体、該キヤツプ本
体に取り付けられるノズル、およびノズル上に取り付け
られるガスキヤツプを含んでいる熱噴霧ガンによる熱噴
霧方法により達成される。本方法は通常熱噴霧し、かつ
次いでその後ワイヤの供給を停止することにより熱噴霧
を終了しかつ供給停止直後ノズルへ後方にワイヤを撤退
させることからなる。本方法は好都合には、好ましくは
本発明のガスキヤツプにより行われる。
【0017】
【実施例】本発明の幾つか態様に関する基本的な熱噴霧
装置を図1に例示する。熱噴霧ガン10は保持リング1
5によりそれに取り付けられたガスキヤツプ14を備え
たガスヘツド本体12をを含むガスヘツド11、および
燃料、酸素および空気用の通路部分16を有する。この
部分は燃料ガス用ホース接続体18を有する。酸素およ
び空気用の2つの他のホース接続体(図示せず)が図1
の平面に関して上方および下方に、接続体18から横方
向に間隔が置かれる。3つの接続体はそれぞれ弁19お
よびホースを介して燃料源20、酸素源22および空気
源24に接続される。弁はそれらの接続体からガンへの
それぞれのガスの流れを制御する。
【0018】筒状サイフオンプラグ28がガスヘツドの
対応する孔に嵌合され、そしてプラグ上の複数のO−リ
ング30がガス密密封を維持する。サイフオンプラグは
中央通路32、および環状溝34および複数の内部接続
通路38(図示せず)を有するさらに他の環状溝36を
備えている。酸素はホース40によつてその接続体(図
示せず)を通ってかつ酸素がそこから溝34へかつ通路
38を通って流れる通路42(部分てきに示される)に
通される。
【0019】同様な配置が燃料源20およびホース46
から接続体18および通路48を介して溝36へ燃料ガ
スを通し、酸素と混合し、燃焼ガス(燃料および酸素)
の燃焼混合物として通路38と一直線に整列された通路
50を介して環状溝53へ通すように設けられる。該環
状溝53はノズル部材54の後面に隣接しており、ノズ
ル部材54は溝53から環状チヤンネル56により供給
される、ノズルの前方端でノズル面58となる環状の開
口配置55を備えている。開口55はガスキヤツプ14
と同軸の面58上に円形配置で出る。溝53からの燃焼
混合物は環状の流れを発生するためにチヤンネル56を
通りかつノズル54の面58で点火される。環状開口配
置55は燃焼混合物の環状ジエツトを燃焼室に噴射す
る。
【0020】ノズルナツト62がノズル54およびサイ
フオンプラグ28をガスヘツド本体12上に保持する。
さらに他の0−リングが通常ガス密密封のためにノズル
54とサイフオンプラグ28との間に着座される。バー
ナノズル54はノズルから前方に延在するガスキヤツプ
14に延在する。ノズル部材54はまた、ガン10の後
方から供給される噴霧ワイヤ63のために、通路32の
連続として前方に延在する軸方向孔64を備えている。
(本書でかつ特許請求の範囲において使用されるよう
に、「前方」または「前方に」はガンの開放または噴霧
端を示し、「後部」、「後方」または「後方に」は反対
端を示す。)
【0021】空気または他の非燃焼加圧ガスは空気源2
4およびホース65からその接続体(図示せず)、シリ
ンダ弁26、および通路66(部分的に示される)を通
って保持リング15の内部の空間68へ通される。ノズ
ルナツト62の横方向開口70は空間68をガスキヤツ
プ14内の筒状燃焼室82と連通し、そこで空気は前方
層流として空間68からこれらの横方向開口70を通っ
て、それからノズル54の前方面と燃焼室82を画成す
る内方に面する筒状壁86との間の環状スロツト84を
通って、環状前方流れとして室82を通って、かつガス
キヤツプ14の開放端88から流れることができる。室
82はノズル54の面58によりその反対の、後方端で
境界付けられる。
【0022】後方本体94がワイヤ6用の駆動機構を収
容する。かかる機構は電動機93(または空気タービ
ン)を含み、通常の伝動装置(図示せず)が連動される
接続体機構96を有しかつワイヤに係合する1対のロー
ラ95を駆動する。伝動装置は、例えば、上述したアメ
リカ合衆国特許第3,148,818号に開示されるよ
うに、ワイヤからローラを係合解除するための機構97
を含んでいる。
【0023】ワイヤ63とまたノズル54を貫通する中
央通路32の前方壁との間の環状空間100は、ノズル
から延在するワイヤのまわりに、ガス、好ましくは空気
の環状後方層流を設ける。空気のこの後方層流はワイヤ
に沿う熱いガスの逆流を阻止する通常の方法でありかつ
通常空気キヤツプの壁86上の噴霧材料の蓄積の傾向を
減少するのに寄与する。層流空気は空間68に供給され
た空気から、ガスヘツド12の導管102を介してサイ
フフオンプラグ28の後方部分の環状溝104へ、そし
て少なくとも1つの開口106からワイヤ63とサイフ
オンプラグ28との間の環状空間100に通常分岐され
る。
【0024】図2は本発明の実施例を組み込んでいる熱
噴霧ガンの延長部110を示す。かかる延長部は粉末熱
噴霧に有用であるけれども、好ましくは延長部は、通常
のノズル/キヤツプ構体に置き換える、図1に示した型
のガン本体に接続する。幾つかの用途に関して延長部は
穿孔内で周部に噴霧するために回転させられても良い。
サイフオンプラグ28、ノズル54および幾つかの関連
の構成よようそは図1に関して説明された通常のガンに
関してと同一である。これらは図2および図3において
同一参照符号が付与され、かつ上記した説明が適用し得
る。1つの変化は、ノズルユニツトを置き換える、ネジ
付き部材113により保持される鋼製ノズルブツシユ1
12であり、ブツシユは開口70を有している。
【0025】環状ガスキヤツプ114はガス密密封接合
を供えるネジ付き保持リング118により管状ハウジン
グ116に取着される。該ハウジング116は部材11
3およびガン本体に接続する管状ガスヘツド120を超
えて後方に延在する。ガスキヤツプおよびハウジングの
前方端は延長部を利用することにおいて所望されるなら
ばガスヘツド上でガスキヤツプ/ハウジング構体の回転
を許容する前方ベアリング122によりガスヘツドを超
えて取り付けられる。ベアリングは好都合にはガスキヤ
ツプの後方突起124に嵌合される青銅ブツシユプレス
でありかつまたノズル保持体として作用する硬い鋼から
なるブツシユ112に摺動可能に嵌合される。
【0026】後方で(図3)、ハウジングは該ハウジン
グ116の後方延長部を効果的に構成する回転可能な管
状部材126に螺合される。係止カラー128が管状部
材上の所定位置にハウジングを係止するために該ハウジ
ングに当接する管状部材に螺合される。O−リング密封
体130がハウジングと管状部材との間に配置される。
【0027】針軸受のごとき後方ベアリング132が管
状部材126かつしたがつてハウジング116を、主軸
線134との正確な整列において、ガスヘツド120上
に回転可能に支持する。管状部材126は本体の孔に、
例えば回転可能に摺動する密封を行うために潤滑される
二重O−リングにより嵌合されるガンの後方本体に延在
する。
【0028】管状部材126はワイヤ用の中央パイプ1
36および燃焼燃料および酸素をそれぞれ搬送するため
の1対の堅固なパイプ138,140を収容し、パイプ
はガスヘツド120の対応するチヤンネル144,14
6,148に嵌合する。細長い部材の残りの空間142
は霧化空気を搬送する。対応するチヤンネルおよび空間
はサイフオンプラグ28の適宜な通路と連通する(図
2)。
【0029】ハウジングをその軸線上で回転させるため
の通常の駆動手段(図示せず)は管状部材の周部に歯車
の歯および駆動プーリを含んでも良い。後方本体に取り
付けられた電動機は駆動軸がそれから延在する同様に取
り付けられた歯車箱により減速される。軸上の駆動ギヤ
またはプーリは、例えば200rpmで、管状部材、ハ
ウジングおよびガスキヤツプからなる構体を回転させる
ために歯車の歯またはベルトに係合する。
【0030】角度を付けたガスキヤツプ114はノズル
54を覆って取り付ける。角度を付けたガスキヤツプは
キヤツプ本体150からなりかつさらに熱噴霧ガンの延
長部110にキヤツプ本体を結合するためにそれから延
在する結合手段152からなる。図示してないけれど
も、角度を付けたガスキヤツプは延長部なしで利用され
ることができかつ細長い延長部が必要とされないなら
ば、通常のガスキヤツプに置き換える、図1のノズルを
覆って直接取り付けられることができる。キヤツプ本体
(図2)は開放端158を供えた前方チヤンネル15
6、および後方チヤンネル160から形成される貫通通
路154を有する。後方チヤンネルはノズル54から延
在するようになされる。前方チヤンネルは横方向成分1
61を持つように斜角Aで後方チヤンネルから延在す
る。好ましくは、斜角は約30°ないし90°の間、例
えば、60°である。高圧霧化ガスは通路内の溶融され
たワイヤ先端162を噴霧流に霧化しかつ噴霧流(図示
せず)を斜角において推進する。
【0031】後方チヤンネルはノズルの中心軸線166
に対して平行であるように配置されたチヤンネル軸線1
64を有しかつ本発明によれば、チヤンネル軸線は横方
向成分161と反対の方向168に中心軸線からずれ
る。ずれOの量は好ましくはガスキヤツプの開放端で出
口直径Eの約1.5%ないし20%の間であり、例え
ば、8.71mm(0.062インチ)の出口直径に関
して、ずれは約0.13mm(0.005インチ)ない
し1,75mm(0.062インチ)の間である。ガス
キヤツプ用の結合手段152は中心軸線166と一致す
る結合軸線を有する。かくしてチヤンネル軸線はまた結
合軸線からずれる。
【0032】キヤツプ本体150は前方チヤンネル15
6と反対の後方端170を有する。結合手段は、加圧空
気をノズルに沿ってガスキヤツプ本体に搬送するための
環状通路を残して、ノズル54を取り囲むように結合軸
線と同軸に後方端から後方に延在する管状突起124を
含んでいる。好ましくは、後方チヤンネル160は、通
常のガスキヤツプと同一程度に、前方チヤンネルに向か
って僅かに円錐状に分岐する。
【0033】結合手段はさらに保持リング118により
管状ハウジングと係合のために、後方端から外方に延在
する半径方向フランジ174をふくんでいる。
【0034】キヤツプ本体は開放端で前方チヤンネル1
56のチヤンネル軸線178に対して垂直の平らな面1
76により境界付けられ、チヤンネル軸線は斜角Aにあ
る。好都合には、前方チヤンネルは、好ましくは出口直
径に等しい均一な直径からなる、截切筒状面180によ
り画成される。截切は後方直径壁182および遷移面1
84により画成される。筒状面180は、例えば8.7
1mm(0.343インチ)の出口直径に関して、前方
チヤンネルの開放端で出口直径Eの約1.5%ないし1
5%との間の平らな面と後方チヤンネルとの間の最短長
さ186を有するものとし、表面180は約0.13m
m(0.005インチ)ないし1.27mm(0.05
インチ)の間である。遷移面は横方向成分と反対の側で
前方チヤンネルに滑らかに接続するものとする。便宜的
には遷移は、好ましくは前方チヤンネル直径に等しい半
径により、ボールフライス加工球面部分により行われ
る。後方チヤンネルは前方チヤンネル直径より僅かに小
さい最小直径に収束するものとする。
【0035】前方チヤンネルの軸線178は平らな平面
を横切って延在される平面190との交差点188を有
し、そしてガスキヤツプはこの交差点が出口直径Eの約
0.75ないし2.5倍の間の距離Dだけノズル面58
から間隔が置かれるようにガンに取り付け可能にすべき
である。例えば、8.71mm(0.343インチ)の
出口直径に関して、距離Dは約6.35mm(0.25
インチ)ないし19mm(0.75インチ)の間であ
る。
【0036】本発明のさらに他の態様によれば、運転停
止時のワイヤ先端のマツシユルーム化、かつガスキヤツ
プ中に次に生じる詰まりまたは負荷を阻止するために、
ワイヤ先端は噴霧作業の停止時好ましくはノズル内の撤
退位置に急速に撤退される。かかる撤退は通常の、前方
噴霧空気キヤツプにより幾つかの条件下で有用にすべき
である。かかる条件は青銅のごとき幾つかのワイヤ材料
が空気キヤツプをとくに負荷し易くおよび/またはワイ
ヤが通常の停止時不快に大きな「マツシユルーム」先端
を形成する場合である。しかしながら、撤退は角度を付
けた空気キヤツプ、好ましくは図2におけるように本書
で開示された型の空気キヤツプによりとくに好都合であ
る。撤退された先端は符号298で破線により示され
る。
【0037】熱噴霧作業の停止時にワイヤを引っ込める
ための構体200の形の位置決め手段が図4に示され
る。ブラケツト202のごとき支持体が熱噴霧ガン10
(また図1参照)の後方プレート204にボルト(図示
せず)により取り付けられる。ブラケツトは両方とも基
部部分205により接続される前方部分206および後
方部分208からなる。構体中の他の構成要素は熱噴霧
ワイヤ63をガンに導くためにガン中心軸線と一直線に
されたタンデム通路によりりガンに接続されるようにブ
ラケツトに取り付けられる。
【0038】第1ネジ付き管214からなる案内手段2
12が前方部分206で後方に延在する。保持ナツト2
09は管に螺合される。管状部材210はまたナツトの
後方で螺合され、そしてそれに対して締めつけられるナ
ツトにより選択された位置に保持される。案内手段の後
壁211はワイヤに緩く嵌合しかつ該ワイヤをガンに案
内するように寸法付けられた開口213を有する。主コ
イルばね216はそれから後方に延在する管状部材21
0を覆って緩く嵌合されることができる。ばねの前方端
は部材210より大きいかまたは図示のごとく、ばねを
位置決めするためのフランジ217を有するナツトに対
して位置決めされる。
【0039】第2のネジ付き管218が後方部分208
から前方に延在する。シリンダ本体220がそれから前
方に延在するように第2管に螺合され、かつ停止ナツト
221により所定位置に保持される。後方円形開口22
2が本体に設けられ、そして前方円形開口226を備え
た取り外し可能な面板224は本体の前方端に螺合され
る。細長い管228はそれぞれのO−リング密封体23
0と開口を通して摺動可能に嵌合される。管孔232は
噴霧ワイヤを案内手段212を介して通すようにガンと
一直線にされる。ピストン234は管に取着されかつシ
リンダ内に後方室235および前方室237を画成す
る、シリンダ壁に摺動可能に係合するO−リング密封体
236を有する。ピストンの作動運動243はガンの中
心軸線166に対して実質上平行にすべきである。
【0040】1対のガス接続体239がシリンダ壁を貫
通し、一方がシリンダの各端部にある。ガスホース24
1は接続体からそれぞれの弁240,242を通って圧
縮ガス、便宜的に空気源244に至る。弁はガスをシリ
ンダのいずれかの室に供給し、かつガスを他方の室から
解放し、管をガンに選択的に向離させるように制御され
る。弁はまた閉止時ガス圧を下流に解放する弁からなる
ことができるか、または各組の弁が一方がガス供給に対
する弁の閉止時シリンダ内の圧力を解放するように開放
される1対の弁からなることができる。弁はコントロー
ラ246により作動される。
【0041】ドリルにより使用される一般的な型のチヤ
ツク構体248はコレツトチヤツク250および細長い
管228の前方端に取り付けられたコレツト252を含
んでいる。チヤツクはアダプタリング254により管に
取着され、主ばね216に嵌合されかつばねを圧縮する
ためにチヤツクフランジ218を有する。チヤツクのコ
レツトはチヤツクから管状部材210の後壁212に向
かって突出し、そして通常前方位置に保持されかつアダ
プタリングとコレツトとの間に圧縮される強力なばね装
置256によりワイヤ上で閉止される。好都合にはばね
装置はベレビルばねの積層体からなる。厚いエラストマ
(例えばゴム)リングブロツク258がチヤツク構体と
シリンダ本体の面板との間の細長い管上に緩く嵌合され
る。
【0042】熱噴霧の間中空気源244からの圧縮ガス
(空気)はシリンダの後方室235内に維持され、それ
によりチヤツク構体用のストロークストツパとして作用
する管状部材の後壁212に対して第1位置にそのコレ
ツト252により構体を押圧する。この位置においてコ
レツトは撤退手段およびガンを通る自由なワイヤ走行を
許容するように開放され、その結果電動機がワイヤを通
過させ得る。
【0043】噴霧工程の終了時、駆動ローラは、上述し
たアメリカ合衆国特許第3,148,818号の機構9
7(図1)によるごとく、ワイヤから好都合に解放され
る。ワイヤの遮断および解放と同時に、圧縮空気は後方
室235内に圧力を解放しかつ圧縮空気を前方室237
に供給するように逆転される。主ばね216および/ま
たは空気はコレツトをストロークストツパから戻させ、
その結果ベルビルばねがワイヤに係合するようにコレツ
トを押圧する。ワイヤは次いで、ピストン、管およびチ
ヤツク構体が後方に移動されるとき、好ましくはノズル
54内で第2位置に短い距離だけ迅速に撤退される。作
動において制御手段248は第1位置または第2位置の
間で交互にピストンを制御するように弁を調整する。
【0044】十分に強力なばね216により、前方室2
37への空気供給および弁調整は空気に対して開放され
ているその室により除去されても良い。かかる場合にお
いて、後方室235内の空気圧が解放されると、ばねが
単に撤退を行う。かくして、第1位置に関して、制御手
段246は直線アクチユエータが第1位置に主ばねに抗
してチヤツク構体を押圧するようにしそして第2位置に
関して、制御手段は主ばねがチヤツク構体を第2位置に
押圧するように直線アクチユエータを解放する。
【0045】リングブロツク258は後方ストロークの
終わりに構体248を保護する。本実施例において、シ
リンダ本体220および管状部材210は各々それぞれ
ネジ付き管218,214上で長手方向に予め位置決め
されかつ停止ナツト221および保持ナツト209によ
り所定位置に取着される。いつたん適宜な位置が確立さ
れると、同様なしかも永続的な取着がかかる装着なしに
代用されることができる。例えば、案内部材は単に主ば
ね用の適宜な孔および肩部(あるならば)とともに前方
部分の1部分であつても良い。
【0046】シリンダ、ピストン、管および圧縮空気源
はチヤツク構体を長手方向に位置決めするための直線ア
クチユエータを構成する。かかる手段は磁気(例えばソ
レノイド)アクチユエータまたは直線ステツピングモー
タのごとき代替的な方法により設けられ得る。
【0047】さらに他の代替的な実施例において、直線
アクチユエータは中心軸線からずらして取り付けられる
が該軸線に対してほぼ平行な作動運動を有する。この態
様において、アクチユエータがそれを貫通する通路を有
する必要がない。代わりに、アクチユエータは、ワイヤ
の1側に、例えばその上方に配置されかつアクチユエー
タをチヤツク構体に接続する側方アームを有する。すべ
ての他の構成要素および作動は本質的に図3に関連して
説明されたと同一である。
【0048】供給および撤退用のさらに他の代替物とし
て、ワイヤを駆動するためのモータ93(図1)は単に
ワイヤとの永続的な係合(ワイヤを取り外しかつ交換す
る以外に)に維持される駆動ローラ95による迅速反応
可逆サーボモータであつても良い。かかるサーボモー
タ、例えばエマーソン・エレクトリツク・モーター・カ
ンパニーのモデルDXM−202がワイヤを前方に駆動
するような第1モードにおいてかつワイヤを撤退させる
ような第2モードにおいて作動し得る。好都合には、モ
ータはワイヤ先端の一時的な撤退の運動に関してのみモ
ータを逆転しかつ次いでモータを停止させるるコントロ
ーラ246’中のコンピユータプログラムにより制御さ
れる。
【0049】いずれの場合においてもワイヤ先端は噴霧
工程の終了時ワイヤ先端のマツシユルーム化を実質上防
止するように十分に迅速に撤退されねばならない。撤退
は前進ワイヤ供給の終了の0.5秒以内、例えば0.2
秒以内にすべきである。
【0050】とくに角度の付いたキヤツプにより、蓄積
をさらに減少するための本発明の他の態様において、通
常のワイヤ速度より大きい非常に速い速度でノズルから
ワイヤ先端を瞬間的に前進させるのが噴霧作業の始動の
間中好都合であることが発見された。好ましくは速い速
度は通常の5%ないし25%の間である。熱噴霧工程用
の通常のガス流(燃料、酸素および加圧ガス)が予め設
定されかつこの前進の前に流れている。これらの流れな
らびに通常のワイヤ速度は代表的にはガンおよび/また
は噴霧されている材料の指示において規定される。ワイ
ヤ先端がガスキヤツプ通路内のその正規の位置に達する
と、ワイヤ供給速度は通常の速度に低減される。前進は
2.8cm/秒(1.1インチ/秒)の通常のワイヤ速
度に関して少なくとも5cm/秒(2インチ/秒)、例
えば50cm/秒(20インチ/秒)の速度で発生すべ
きである。このシーケンスはこれがまた通常のワイヤ供
給および撤退のために使用されるならばサーボモータに
より行われるても良い。
【0051】代替的に、初期の急速前進は撤退するのに
使用される同一構体200のごとき位置決め手段により
達成される。かくして、ワイヤ供給を再び開始するのに
望ましいとき、シリンダ220への圧縮空気は逆転、前
方質量流量237内の圧力および後方質量流量235へ
の供給圧縮空気を解放することにより、逆転される。そ
の撤退位置にワイヤを把持し続けたコレツトは該コレツ
トがそれによりワイヤを解放するようにチヤツク250
へ押圧されるように壁212に衝突するまでワイヤを前
進させかつそれを引っ張る。ワイヤによるこの前進は所
望の急速な速度を設けるために室235へ十分な空気圧
力により行われる。前方位置に達しているワイヤと同時
に、該ワイヤはコントローラにより信号が送られている
送り機構97により再び係合され、そしてモータにより
その通常の速度で供給される。
【0052】本発明を組み込んでいる熱噴霧ガンの例と
して、ニユーヨーク、ウエストバリーのパーキン・エル
マー社により販売されたメトコ・タイプ5Kワイヤガン
がここに説明されたように変更された。ガスキヤツプは
角度を付けたキヤツプであり、または撤退装置を備えた
簡単な実施例に関してはEC空気キヤツプ、または代替
的にJ空気キヤツプである。
【0053】本発明の角度を付けたガスキヤツプの例と
して、斜めの偏向角度は60°、出口直径は8.13な
いし9.27mmの間、ずれFは0.38mm、そして
距離Dは9mmである。通常のワイヤ速度は溶融されて
いるワイヤ先端134が開放端88の近くに配置される
ように調整されるべきである。
【0054】ワイヤまたはロツドは熱噴霧ワイヤ用の従
来の大きさおよび精度許容値を持つべきでありかつした
がつて例えば6.4mmないし0.8mm(20ゲー
ジ)の間で大きさを変えることができる。ワイヤまたは
ロツドは引き延ばしによるように慣習的に形成されて
も、または粉末とともに焼結するかまたは有機結合剤ま
たは加熱領域の熱において分解する他の適宜な結合剤に
よつて粉末とともに結合することにより形成されても良
い。熱溶融可能な材料からなる従来のまたは所望の熱噴
霧ワイヤが利用されることができ、セラミツクも利用で
きるが一般的には金属である。
【0055】本発明は特定の実施例に関連して詳細に説
明されたが、本発明の精神および特許請求の範囲内にあ
る種々の変化および変更は当該技術に熟練した者には明
らかである。本発明はそれゆえ特許請求の範囲またはそ
れらの同等物によつてのみ制限されるものである。
【0056】叙上のごとく、本発明は、ノズル用の角度
を付けたガスキヤツプを有する熱噴霧ガンにおいて、前
記ガスキヤツプがキヤツプ本体および該キヤツプ本体を
熱噴霧ガンに連結するためにそれから延在する連結手段
からなり、前記キヤツプ本体が開放端を備えた前方チヤ
ンネルおよび前記ノズルから延在すべくなされた後方チ
ヤンネルを含んでいる貫通通路有し、前記前方チヤンネ
ルが横方向の成分を有するように前記後方チヤンネルに
対して斜めの角度で後者から延在し、前記ノズルが中心
軸線を有し、前記後方チヤンネルがチヤンネル軸線を有
し、そして前記連結手段が前記チヤンネル軸線が前記中
心軸線に対して平行でありかつそれから前記横方向成分
と反対の方向にずれるようになつている構成としたの
で、熱噴霧ガンのノズル上に結合するための新規な角度
付きガスキヤツプ、およびとくにガスキヤツプまたはノ
ズル面内の噴霧材料の蓄積を減少または除去するため
に、角度付きガスキヤツプを使用する改良された方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に利用されるワイヤ熱噴霧ガンを示す垂
直断面図である。
【図2】本発明の角度付きガスキヤツプを組み込んでい
る図1の熱噴霧ガンの延長部を示す長手方向断面図であ
る。
【図3】本発明の角度付きガスキヤツプを組み込んでい
る図1の熱噴霧ガンの延長部をその左端が図2の紙面右
端に続く状態で示す長手方向断面図である。
【図4】本発明の実施例による熱噴霧ガン用ワイヤ撤退
装置を示す長手方向断面図である。
【符号の説明】
10 熱噴霧ガン 11 ガスヘツド 12 ガスヘツド本体 14 ガスキヤツプ 54 ノズル部材 58 ノズル面 110 延長部 114 環状ガスキヤツプ 120 管状ガスヘツド 150 キヤツプ本体 154 貫通通路 156 前方チヤンネル 158 開放端 160 後方チヤンネル 162 溶融ワイヤ先端 172 環状通路 174 半径方向フランジ 184 遷移面 200 撤退構体(位置決め手段) 202 ブラケツト(支持部材) 212 案内手段 248 チヤツク構体 250 コレツトチヤツク 252 コレツト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・ジェイ・リバンド アメリカ合衆国 ニュー・ヨーク 11766、 マウント・シナイ、リタ・ドライヴ 10 (72)発明者 ジェームス・ジェイ・サヴィノ アメリカ合衆国 ニュー・ヨーク 11961、 リッジ、センタヴュー・トレイル 8

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル用の角度を付けたガスキヤツプを
    有する熱噴霧ガンにおいて、前記ガスキヤツプがキヤツ
    プ本体および該キヤツプ本体を熱噴霧ガンに連結するた
    めにそれから延在する連結手段からなり、前記キヤツプ
    本体が開放単を備えた前方チヤンネルおよび前記ノズル
    から延在すべくなされた後方チヤンネルを含んでいる貫
    通通路有し、前記前方チヤンネルが横方向の成分を有す
    るように前記後方チヤンネルに対して斜めの角度で後者
    から延在し、前記ノズルが中心軸線を有し、前記後方チ
    ヤンネルがチヤンネル軸線を有し、そして前記連結手段
    が前記チヤンネル軸線が前記中心軸線に対して平行であ
    りかつそれから前記横方向成分と反対の方向にずれるよ
    うになつていることを特徴とする熱噴霧ガン。
  2. 【請求項2】 前記熱噴霧ガンが前記貫通通路へ前記ノ
    ズルを通って前記中心軸線上に供給するるワイヤが前記
    ノズルから出る炎により溶融される先端を有し、かつ前
    記キヤツプ本体が前記溶融された先端を噴霧流に霧化し
    かつ概略斜めの角度で噴霧流を推進するための加圧ガス
    を受容するワイヤ噴霧ガンであることを特徴とする請求
    項1に記載の熱噴霧ガン。
  3. 【請求項3】 前記連結手段が前記中心軸線と一致する
    ように前記チヤンネル軸線からずれた連結軸線を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱噴霧ガン。
  4. 【請求項4】 前記キヤツプ本体が開放端と反対の後方
    端を有し、そして前記連結手段が前記後方端に配置され
    かつ前記加圧ガスを前記キヤツプ本体に搬送するための
    環状通路を協働して形成するために前記ノズルを取り巻
    くように内方端から後方に延在する管状突起からなるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の熱噴霧ガン。
  5. 【請求項5】 前記連結手段が、さらに、前記ガンに係
    合するために半径方向に外方に延在する半径方向フラン
    ジからなることを特徴とする請求項4に記載の熱噴霧ガ
    ン。
  6. 【請求項6】 前記後方チヤンネルが前記前方チヤンネ
    ルに向かって円錐状に収束することを特徴とする請求項
    1に記載の熱噴霧ガン。
  7. 【請求項7】 前記前方チヤンネルが斜めの角度におい
    て前方軸線を有し、そして前記キヤツプ本体が前記前方
    軸線に対して略垂直な平面により開放端で結合されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の熱噴霧ガン。
  8. 【請求項8】 前記前方チヤンネルが截切筒状面により
    画成されることを特徴とする請求項7に記載の熱噴霧ガ
    ン。
  9. 【請求項9】 前記開放端が出口直径を有し、そして前
    記筒状面が前記平面と前記後方チヤンネルとの間に前記
    出口直径の約1.5%ないし15%の間の最小長さを有
    することを特徴とする請求項8に記載の熱噴霧ガン。
  10. 【請求項10】 前記通路は前記横方向成分と反対側に
    前記前方チヤンネルと前記後方チヤンネルとの間に丸み
    を付けた遷移を有することを特徴とする請求項8に記載
    の熱噴霧ガン。
  11. 【請求項11】 前記ノズルがノズル面で終端し、前記
    前方軸線が前記平面を横切って延在される平面との交差
    点を有し、そして前記ガスキヤツプは前記交差点が前記
    出口直径の約0.75ないし2.5倍の間の間隔だけ前
    記ノズル面から離されるように前記ガンに取り付け可能
    であることを特徴とする請求項7に記載の熱噴霧ガン。
  12. 【請求項12】 前記斜めの角度が約30°ないし90
    °の間であることを特徴とする請求項1に記載の熱噴霧
    ガン。
  13. 【請求項13】 前記開放端は出口直径を有し、そして
    そのずれが前記出口直径の約1.5%ないし20%の間
    であることを特徴とする請求項1に記載の熱噴霧ガン。
  14. 【請求項14】 熱噴霧ガンを含んでいる熱噴霧装置に
    おいて、前記熱噴霧ガンがガン本体、該ガン本体に取り
    付けられるノズル、燃焼室を画成する貫通通路を備えた
    ノズルから前方に延在する角度を付けたガスキヤツプ、
    燃料を供給しかつ前記燃焼室内に環状炎をもたらすよう
    に前記ノズルを通るガスを酸化するための手段、ワイヤ
    が前記環状炎により溶融される先端を有するように中心
    軸線上に前記ノズルを通して前方に前記ワイヤを供給す
    るために前記ガン本体に取り付けられる駆動手段、およ
    び前記溶融された先端を噴霧流に霧化するために前記環
    状ガスキヤツプに加圧ガスを供給するための手段からな
    り、前記通路が開放端を備えた前方チヤンネルおよびチ
    ヤンネル軸線上に前記ノズルから延在すべくなされた後
    方チヤンネルを含み、前記前方チヤンネルが横方向成分
    を有するように前記後方チヤンネルに対して斜めの角度
    で後者から延在し、そして前記チヤンネル軸線が前記中
    心軸線に対して平行でかつそれから前記横方向成分と反
    対の方向にずれることを特徴とする熱噴霧装置。
  15. 【請求項15】さらに、前記ワイヤの供給終了直後前記
    燃焼室の後方の撤退位置に前記ワイヤ先端を撤退させる
    ために前記ガンに対して配置される位置決め手段からな
    ることを特徴とする請求項14に記載の熱噴霧装置。
  16. 【請求項16】 前記撤退位置が前記ノズル内にあるこ
    とを特徴とする請求項15に記載の熱噴霧装置。
  17. 【請求項17】 前記位置決め手段は前記ワイヤの顕著
    なキノコ状変形を防止するためにワイヤ供給の終了時十
    分迅速にワイヤを撤退させることを特徴とする請求項1
    5に記載の熱噴霧装置。
  18. 【請求項18】 前記位置決め手段が、噴霧の開始時、
    通常のワイヤ速度より非常に速い速度で前記撤退位置か
    ら前記燃焼室へ前記ワイヤ先端を瞬時に前進させるため
    の前進手段からなることを特徴とする請求項15に記載
    の熱噴霧装置。
  19. 【請求項19】 熱噴霧ガンおよびワイヤ位置決め手段
    を含んでいる熱噴霧装置において、前記熱噴霧ガンがガ
    ン本体、該ガン本体に取り付けられるノズル、燃焼室を
    画成するために前記ノズルから前方に延在する角度を付
    けたガスキヤツプ、燃料を供給しかつ前記燃焼室内に環
    状炎をもたらすように前記ノズルを通るガスを酸化する
    ための手段、ワイヤが前記環状炎により溶融される先端
    を有するように中心軸線上に前記ノズルを通して前方に
    前記ワイヤを供給するために前記ガン本体に取り付けら
    れる駆動手段、および前記溶融された先端を噴霧流に霧
    化するために前記ガスキヤツプに加圧ガスを供給するた
    めの手段からなり、前記位置決め手段が前記ワイヤの供
    給停止直後前記燃焼室の後方の撤退位置に前記ワイヤ先
    端を撤退させるために前記ガンに対して配置されること
    を特徴とする熱噴霧装置。
  20. 【請求項20】 前記ガスキヤツプが環状ガスキヤツプ
    であることを特徴とする請求項19に記載の熱噴霧装
    置。
  21. 【請求項21】 前記撤退位置が前記ノズル内にあるこ
    とを特徴とする請求項19に記載の熱噴霧装置。
  22. 【請求項22】 前記位置決め手段は前記ワイヤの顕著
    なキノコ状変形を防止するためにワイヤ供給の終了時十
    分迅速にワイヤを撤退させることを特徴とする請求項1
    9に記載の熱噴霧装置。
  23. 【請求項23】 前記位置決め手段が、噴霧の開始時、
    通常のワイヤ速度より非常に速い速度で前記撤退位置か
    ら前記燃焼室へ前記ワイヤ先端を瞬時に前進させるため
    の前進手段からなることを特徴とする請求項19に記載
    の熱噴霧装置。
  24. 【請求項24】 前記位置決め手段が、前記ワイヤを撤
    退および前進させるためにそれを掴むための、前記駆動
    手段とは別の掴み手段からなることを特徴とする請求項
    23に記載の熱噴霧装置。
  25. 【請求項25】 前記駆動手段および前記位置決め手段
    は前記ワイヤを前方に供給する第1モードおよび前記ワ
    イヤを撤退させる第2モードにおいて作動し得る単一モ
    ータからなることを特徴とする請求項19に記載の熱噴
    霧装置。
  26. 【請求項26】 前記位置決め手段が、前記ワイヤを撤
    退させるために該ワイヤを把持するための、前記駆動手
    段と別個の掴み手段からなることを特徴とする請求項1
    9に記載の熱噴霧装置。
  27. 【請求項27】 前記位置決め手段が、 噴霧ワイヤを前記ガンに案内するために該ガンと一直線
    にそれに接続され、そしてワイヤ用開口を備えた後方に
    面する壁を含む案内手段;前記ガンに接続されかつ前記
    中心軸線に対してほぼ平行な作動運動を有する直線アク
    チユエータ;前記作動運動により長手方向に位置決めで
    きるように前記直線アクチユエータに取着され、そして
    コレツトチヤツク、該チヤツクから前記案内壁へ突出す
    るように前記チヤツク内に配置されるコレツト、および
    前記ワイヤに通常係合するように前記チヤツク内で前記
    コレツトを前方に押圧するためのばね手段からなるチヤ
    ツク構体;前記コレツトがこれが前記ワイヤから解除さ
    れるように前記案内壁に対して押圧される第1位置にま
    たは前記チヤツク構体が前記ばね手段が前記コレツトに
    前記ワイヤを係合させるように前記案内壁から撤退され
    る第2位置に前記直線アクチユエータを選択的に制御す
    るための制御手段からなり;それにより前記第1位置に
    ある前記直線アクチユエータによつて、前記ワイヤが前
    記ガンを通って自由に送給できそして前記第2位置への
    遷移の間中、前記ワイヤが前記コレツトに係合されかつ
    それにより撤退させられることを特徴とする請求項26
    に記載の熱噴霧装置。
  28. 【請求項28】 前記直線アクチユエータはガスピスト
    ンアクチユエータからなり、そして前記制御手段は加圧
    ガスを前記ピストンに選択的に供給するためのガス供給
    手段からなることを特徴とする請求項27に記載の熱噴
    霧装置。
  29. 【請求項29】 さらに、前記チヤツク構体と前記前方
    部分との間に圧縮される主ばねからなり、前記第1位置
    に関して前記制御構体は前記第1位置へ前記主ばねに抗
    して前記チヤツク構体を押圧するように前記直線アクチ
    ユエータを引き起こし、かつ第2位置に関して前記制御
    手段は前記主ばねが前記チヤツク構体を前記第2位置に
    向けて押圧するように前記直線アクチユエータを解放す
    ることを特徴とする請求項27に記載の熱噴霧装置。
  30. 【請求項30】 噴霧の開始時前記第2位置から前記第
    1位置への遷移の間中、前記位置決め手段は通常のワイ
    ヤ速度より非常に速い速度で前記撤退位置から前記燃焼
    室へ前記ワイヤ先端を前進させるようになつていること
    を特徴とする請求項27に記載の熱噴霧装置。
  31. 【請求項31】 さらに、燃料の流れを維持しかつ前記
    ワイヤの撤退の間中ガスおよび加圧ガスを酸化するため
    の制御手段を含むことを特徴とする請求項19に記載の
    熱噴霧装置。
  32. 【請求項32】 キヤツプ本体、該キヤツプ本体に取り
    付けられるノズル、および燃焼室を画成する貫通通路を
    備えたノズルから前方に延在する角度が付けたガスキヤ
    ツプを含み、前記貫通通路が開放端を備えた前方チヤン
    ネルおよびチヤンネル軸線上に前記ノズルから延在すべ
    くなされた後方チヤンネルを含んでおり、前記前方チヤ
    ンネルが横方向の成分を有するように前記後方チヤンネ
    ルに対して斜めの角度で後者から延在する熱噴霧ガンの
    前記角度を付けたガスキヤツプ内の噴霧材料の蓄積の傾
    向を減少しながら熱噴霧する熱噴霧方法において、燃料
    を供給しかつ前記燃焼室内に環状炎をもたらすように前
    記ノズルを通るガスを酸化し、ワイヤが前記環状炎によ
    り溶融される先端を有するように前記チヤンネル軸線に
    対して平行にかつ前記横方向成分と一致する方向にずれ
    た前記中心軸線上にノズルを通して前方に前記ワイヤを
    供給し、そして前記溶融された先端を略斜めの角度にお
    いて推進される噴霧流に霧化するように前記環状ガスキ
    ヤツプに加圧ガスを供給することからなることを特徴と
    する熱噴霧方法。
  33. 【請求項33】 さらに、前記ワイヤの供給を停止し、
    そして供給停止直後前記燃焼室の後方の撤退位置に前記
    ワイヤ先端を撤退させることからなることを特徴とする
    請求項32に記載の熱噴霧方法。
  34. 【請求項34】 前記撤退位置が前記ノズル内にあるこ
    とを特徴とする請求項33に記載の熱噴霧装置。
  35. 【請求項35】 前記撤退工程が前記ワイヤの顕著なキ
    ノコ状変形を防止するためにワイヤ供給の停止時十分迅
    速にワイヤを撤退させることからなることを特徴とする
    請求項33に記載の熱噴霧方法。
  36. 【請求項36】 さらに、噴霧の開始時、通常のワイヤ
    速度より非常に速い速度で前記撤退位置から前記燃焼室
    へ前記ワイヤ先端を瞬時に前進させることからなること
    を特徴とする請求項33に記載の熱噴霧装置。
  37. 【請求項37】 キヤツプ本体、該キヤツプ本体に取り
    付けられるノズル、および燃焼室を画成するようにノズ
    ルから前方に延在するガスキヤツプを含んでいる熱噴霧
    ガンのガス供給室内の噴霧材料の蓄積の傾向を減少しな
    がら熱噴霧する熱噴霧方法において、燃料を供給しかつ
    前記ノズルから出る環状炎をもたらすように前記ノズル
    を通るガスを酸化し、ワイヤが前記環状炎により溶融さ
    れる先端を有するように前記ノズルを通して前方に前記
    ワイヤを供給し、かつ前記溶融された先端を噴霧流に霧
    化するように前記ガスキヤツプに加圧ガスを供給し、そ
    して前記ワイヤの供給を停止することにより熱噴霧を終
    了しかつ供給停止直後前記燃焼室の後方の撤退位置に前
    記ワイヤ先端を撤退させることからなることを特徴とす
    る熱噴霧方法。
  38. 【請求項38】 前記ガスキヤツプが環状ガスキヤツプ
    であることを特徴とする請求項37に記載の熱噴霧方
    法。
  39. 【請求項39】 前記撤退位置が前記ノズル内にあるこ
    とを特徴とする請求項37に記載の熱噴霧方法。
  40. 【請求項40】 前記撤退工程が前記ワイヤの顕著なキ
    ノコ状変形を防止するためにワイヤ供給の停止時十分迅
    速にワイヤを撤退させることからなることを特徴とする
    請求項37に記載の熱噴霧方法。
  41. 【請求項41】 さらに、噴霧の開始時、通常のワイヤ
    速度より非常に速い速度で前記撤退位置から前記燃焼室
    へ前記ワイヤ先端を瞬時に前進させることからなること
    を特徴とする請求項37に記載の熱噴霧装置。
  42. 【請求項42】 さらに、前記瞬時の前進工程の前に燃
    料ガス、酸化ガスおよび加圧ガスの通常の流れを確立す
    ることからなることを特徴とする請求項41に記載の熱
    噴霧方法。
  43. 【請求項43】 前記送給および撤退工程が単一モータ
    を前記ワイヤを前方に送給する第1モードおよび前記ワ
    イヤを撤退させる第2モードに運転することからなるこ
    とを特徴とする請求項37に記載の熱噴霧方法。
  44. 【請求項44】 前記送給工程が前記ワイヤを前方に送
    給するための駆動手段により行われ、そして前記撤退工
    程が前記ワイヤを撤退させるために前記駆動手段から別
    個に前記ワイヤを掴むことからなることを特徴とする請
    求項37に記載の熱噴霧方法。
  45. 【請求項45】 さらに、燃料の流れを維持しかつ前記
    ワイヤのてったたいの間中ガスおよび加圧ガスを酸化す
    ることを特徴とする請求項37に記載の熱噴霧方法。
  46. 【請求項46】 キヤツプ本体、該キヤツプ本体に取り
    付けられるノズル、および燃焼室を画成する貫通通路を
    備えたノズルから前方に延在するガスキヤツプ、燃料を
    供給しかつ前記燃焼室に環状炎をもたらすように前記ノ
    ズルを通るガスを酸化する手段、前記ワイヤが前記環状
    炎により溶融される先端を有するように通常の速度で前
    記ノズルを通して前方にワイヤを送給する手段、および
    前記溶融された先端を噴霧流に霧化するために前記ガス
    キヤツプに加圧ガスを供給する手段を含む熱噴霧ガンの
    ガスキヤツプ内の噴霧材料の蓄積を最小にしながら熱噴
    霧を開始する熱噴霧開始方法において、前記燃焼室の後
    方に前記ワイヤ先端を位置決めし、環状炎および加圧ガ
    スの流れを確立し、通常の速度より非常に速い速度で燃
    焼室に前記ワイヤ先端を前方に瞬時に前進させ、そして
    熱噴霧を行うために前記ワイヤを通常の速度で送給する
    ことからことを特徴とする熱噴霧開始方法。
  47. 【請求項47】 前記ガスキヤツプが環状ガスキヤツプ
    であることを特徴とする請求項46に記載の熱噴霧開始
    方法。
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