JPH05236579A - 交換モジュール間の回線パス数設定方式 - Google Patents
交換モジュール間の回線パス数設定方式Info
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- JPH05236579A JPH05236579A JP6932292A JP6932292A JPH05236579A JP H05236579 A JPH05236579 A JP H05236579A JP 6932292 A JP6932292 A JP 6932292A JP 6932292 A JP6932292 A JP 6932292A JP H05236579 A JPH05236579 A JP H05236579A
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビルディングブロック型交換機1における交
換モジュール2〜4間の回線パス数設定方式として、回
線容量が有限のとき、任意の交換モジュール間で、要求
される呼損率を満足でき、実効的な回線使用率を向上さ
せ得る方式を提供する。 【構成】 回線パス数を、トラヒックの時間的変動によ
らない固定的な回線パス数と、トラヒックの時間的変動
による可変的な回線パス数と、に分けて設定する。更に
可変的な回線パス数は、半固定な回線パス数と、動的な
回線パス数と、により構成する。
換モジュール2〜4間の回線パス数設定方式として、回
線容量が有限のとき、任意の交換モジュール間で、要求
される呼損率を満足でき、実効的な回線使用率を向上さ
せ得る方式を提供する。 【構成】 回線パス数を、トラヒックの時間的変動によ
らない固定的な回線パス数と、トラヒックの時間的変動
による可変的な回線パス数と、に分けて設定する。更に
可変的な回線パス数は、半固定な回線パス数と、動的な
回線パス数と、により構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加入者線または局間伝
送路等を収容する交換モジュールを、ブロックとするビ
ルディングブロック型交換機において、前記交換モジュ
ール間の回線容量の設定方式に関し、特に、当該交換モ
ジュール間交流トラヒックの属性に応じて、交換モジュ
ール間の回線を論理的に分割して設定するモジュール間
の回線パス数設定方式に関するものである。
送路等を収容する交換モジュールを、ブロックとするビ
ルディングブロック型交換機において、前記交換モジュ
ール間の回線容量の設定方式に関し、特に、当該交換モ
ジュール間交流トラヒックの属性に応じて、交換モジュ
ール間の回線を論理的に分割して設定するモジュール間
の回線パス数設定方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加入者線または局間伝送路等を収
容する交換モジュールを、ブロックとするビルディング
ブロック型交換機が知られている。
容する交換モジュールを、ブロックとするビルディング
ブロック型交換機が知られている。
【0003】ここで交換モジュールというのは、それ自
体小さな単位交換機であるが、このような交換モジュー
ルをブロックとして積み上げて一つの交換機(ビルディ
ングブロック型交換機)を構成するのは、小規模な交換
機から大規模な交換機まで、同じアーキテクチャで構成
するとき、同じ交換モジュールを用い、ただその所要個
数を変えるだけで済み、好都合だからである。
体小さな単位交換機であるが、このような交換モジュー
ルをブロックとして積み上げて一つの交換機(ビルディ
ングブロック型交換機)を構成するのは、小規模な交換
機から大規模な交換機まで、同じアーキテクチャで構成
するとき、同じ交換モジュールを用い、ただその所要個
数を変えるだけで済み、好都合だからである。
【0004】かかるビルディングブロック型交換機にお
いて、交換モジュール間は、STM(同期転送モード)
交換モジュール間結合機構を介し、そのもつクロスコネ
クト機能を用いて接続している。交換モジュール間結合
機構は、1呼の速度またはそのn倍(nは整数)の速度
単位で、クロスコネクト機能を実行する。
いて、交換モジュール間は、STM(同期転送モード)
交換モジュール間結合機構を介し、そのもつクロスコネ
クト機能を用いて接続している。交換モジュール間結合
機構は、1呼の速度またはそのn倍(nは整数)の速度
単位で、クロスコネクト機能を実行する。
【0005】かかるビルディングブロック型交換機にお
ける交換モジュール間の回線容量の設定は、当該交換モ
ジュールが、交換モジュール間通信トラヒックの時間的
な変動を基に、自律的に管理し、当該交換モジュール間
で当該交換モジュール間の回線容量をネゴシエーション
し、STM交換モジュール間結合機構を制御して行う方
法が知られている。
ける交換モジュール間の回線容量の設定は、当該交換モ
ジュールが、交換モジュール間通信トラヒックの時間的
な変動を基に、自律的に管理し、当該交換モジュール間
で当該交換モジュール間の回線容量をネゴシエーション
し、STM交換モジュール間結合機構を制御して行う方
法が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来技術で
は、以下に示すような問題点がある。交換モジュール間
回線容量を、各交換モジュール間で、交換モジュール間
通信トラヒックの時間的な変動を基に自律的に設定する
と、STM交換モジュール間結合機構の回線容量が有限
の時、任意の交換モジュール間の回線容量が、他の交換
モジュール間のために拘束され、要求される接続品質
(呼損率)を満足できない場合が発生する。
は、以下に示すような問題点がある。交換モジュール間
回線容量を、各交換モジュール間で、交換モジュール間
通信トラヒックの時間的な変動を基に自律的に設定する
と、STM交換モジュール間結合機構の回線容量が有限
の時、任意の交換モジュール間の回線容量が、他の交換
モジュール間のために拘束され、要求される接続品質
(呼損率)を満足できない場合が発生する。
【0007】また、交換モジュール間の回線容量の増設
と減設の基準を設けておかないと、回線容量の増設時に
は、増設の要求が発生した時から増設されるまでの間
は、接続品質を満足できなく、さらに、任意の交換モジ
ュール間の回線の使用率が低く、かつSTM交換モジュ
ール間結合機構の回線容量に残りがないと、他の交換モ
ジュール間で回線容量の増設が必要になっても増設出来
ず、実効的なSTM交換モジュール間結合機構の回線使
用率を向上させることが不可能である。
と減設の基準を設けておかないと、回線容量の増設時に
は、増設の要求が発生した時から増設されるまでの間
は、接続品質を満足できなく、さらに、任意の交換モジ
ュール間の回線の使用率が低く、かつSTM交換モジュ
ール間結合機構の回線容量に残りがないと、他の交換モ
ジュール間で回線容量の増設が必要になっても増設出来
ず、実効的なSTM交換モジュール間結合機構の回線使
用率を向上させることが不可能である。
【0008】本発明の目的は、上記のような従来技術の
問題点を解決することのできる交換モジュール間の回線
容量(回線パス数)設定方式を提供することにある。
問題点を解決することのできる交換モジュール間の回線
容量(回線パス数)設定方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、以
下に述べる手段を講じた。即ち、任意の交換モジュール
間の回線容量が、他の交換モジュール間のために拘束さ
れ、要求される接続品質(呼損率)を満足できないとい
う問題点に対しては、交換モジュール間通信トラヒック
の時間的な変動によらない固定的な回線容量と、時間的
変動による可変的な回線容量を定め、交換モジュール間
の回線容量を論理的に分割して設定するようにした。
下に述べる手段を講じた。即ち、任意の交換モジュール
間の回線容量が、他の交換モジュール間のために拘束さ
れ、要求される接続品質(呼損率)を満足できないとい
う問題点に対しては、交換モジュール間通信トラヒック
の時間的な変動によらない固定的な回線容量と、時間的
変動による可変的な回線容量を定め、交換モジュール間
の回線容量を論理的に分割して設定するようにした。
【0010】更に詳しく述べると、可変的な回線容量に
ついては、昼・夜・周・月・年等の中・長期時間間隔の
交換モジュール間通信トラヒックの統計トラヒックから
決める半固定的な回線容量と、呼発生毎または秒・時等
の短時間間隔の交換モジュール間通信トラヒックの統計
トラヒックから決める動的な回線容量によって、交換モ
ジュール間の回線容量を論理的に分割して設定するよう
にした。
ついては、昼・夜・周・月・年等の中・長期時間間隔の
交換モジュール間通信トラヒックの統計トラヒックから
決める半固定的な回線容量と、呼発生毎または秒・時等
の短時間間隔の交換モジュール間通信トラヒックの統計
トラヒックから決める動的な回線容量によって、交換モ
ジュール間の回線容量を論理的に分割して設定するよう
にした。
【0011】また、固定的な回線容量・半固定的な回線
容量は、交換機内またはネットワークを管理するオペレ
ーションセンタが行い、回線容量の変更は、オペレーシ
ョンセンタが当該交換モジュールへ指示し、当該交換モ
ジュールはその指示された値によって行う。
容量は、交換機内またはネットワークを管理するオペレ
ーションセンタが行い、回線容量の変更は、オペレーシ
ョンセンタが当該交換モジュールへ指示し、当該交換モ
ジュールはその指示された値によって行う。
【0012】交換モジュール間の回線容量の増設と減設
の基準を設けておかないことによる問題点については、
当該交換モジュール間で現在張られている回線パスの
数、または回線パスの中の空き回線数についての閾値、
或いは、回線パス数の使用率または回線パス数の中の空
き回線数の使用率についての閾値、を増設と減設のそれ
ぞれについて設けておき、その閾値を越えたか否かによ
って、交換モジュール間回線容量の増設と減設を行う。
の基準を設けておかないことによる問題点については、
当該交換モジュール間で現在張られている回線パスの
数、または回線パスの中の空き回線数についての閾値、
或いは、回線パス数の使用率または回線パス数の中の空
き回線数の使用率についての閾値、を増設と減設のそれ
ぞれについて設けておき、その閾値を越えたか否かによ
って、交換モジュール間回線容量の増設と減設を行う。
【0013】更に、減設のための閾値は、他の交換モジ
ュール間の回線容量が不足して当該交換モジュール間の
回線容量を、そちらに融通可能か否かの判断の為の閾
値、または、融通する必要が無い時でも、当該交換モジ
ュール間の回線容量に充分な余裕がある時、その余裕回
線容量を論理的に一か所にプールするか否かの判断の為
の閾値とする。
ュール間の回線容量が不足して当該交換モジュール間の
回線容量を、そちらに融通可能か否かの判断の為の閾
値、または、融通する必要が無い時でも、当該交換モジ
ュール間の回線容量に充分な余裕がある時、その余裕回
線容量を論理的に一か所にプールするか否かの判断の為
の閾値とする。
【0014】
【作用】交換モジュール間の回線容量を、固定的な回線
容量・可変的な回線容量に論理的に分割して設定するこ
とは、他の交換モジュール間通信トラヒックによって影
響される回線容量が、可変的な回線容量にのみ限られ、
固定的な回線容量は影響を受けないために、要求される
接続品質(呼損率)を満足できる。
容量・可変的な回線容量に論理的に分割して設定するこ
とは、他の交換モジュール間通信トラヒックによって影
響される回線容量が、可変的な回線容量にのみ限られ、
固定的な回線容量は影響を受けないために、要求される
接続品質(呼損率)を満足できる。
【0015】また、可変的な回線容量を、さらに半固定
的な回線容量と動的な回線容量に論理的に分割して設定
することも、他の交換モジュール間通信トラヒックによ
って影響される回線容量が、動的な回線容量にのみ限ら
れ、固定的な回線容量と半固定的な回線容量は、影響を
受けないために、要求される接続品質をより高く満足で
きる。
的な回線容量と動的な回線容量に論理的に分割して設定
することも、他の交換モジュール間通信トラヒックによ
って影響される回線容量が、動的な回線容量にのみ限ら
れ、固定的な回線容量と半固定的な回線容量は、影響を
受けないために、要求される接続品質をより高く満足で
きる。
【0016】固定的な回線容量及び半固定的な回線容量
は、交換機内またはネットワークを管理するオペレーシ
ョンセンタが行い、前記回線容量の変更は、オペレーシ
ョンセンタが当該交換モジュールへ指示し、当該交換モ
ジュールは、その指示された値によって行うことは、オ
ペレーションセンタが、各交換モジュール間の必要とす
る固定的な回線容量及び半固定的な回線容量を、最適に
振り分けて設定できるため、各交換モジュール間の要求
される接続品質を操作可能である。
は、交換機内またはネットワークを管理するオペレーシ
ョンセンタが行い、前記回線容量の変更は、オペレーシ
ョンセンタが当該交換モジュールへ指示し、当該交換モ
ジュールは、その指示された値によって行うことは、オ
ペレーションセンタが、各交換モジュール間の必要とす
る固定的な回線容量及び半固定的な回線容量を、最適に
振り分けて設定できるため、各交換モジュール間の要求
される接続品質を操作可能である。
【0017】また、当該交換モジュール間で現在張られ
ている回線パスの数または回線パスの中の空き回線数に
ついての閾値か、前記回線パス数の使用率または前記回
線パスの中の空き回線数の使用率についての閾値を、増
設と減設に対してそれぞれ設けておき、前記閾値を越え
たか否かによって交換モジュール間回線容量の増設と減
設を行うことは、回線容量の増設時には、増設の要求が
発生した時から増設されるまでの間は、増設の閾値の回
線容量と既に張られている回線容量の余裕分の回線容量
を使用すればよく、接続品質を満足することが可能とな
る。
ている回線パスの数または回線パスの中の空き回線数に
ついての閾値か、前記回線パス数の使用率または前記回
線パスの中の空き回線数の使用率についての閾値を、増
設と減設に対してそれぞれ設けておき、前記閾値を越え
たか否かによって交換モジュール間回線容量の増設と減
設を行うことは、回線容量の増設時には、増設の要求が
発生した時から増設されるまでの間は、増設の閾値の回
線容量と既に張られている回線容量の余裕分の回線容量
を使用すればよく、接続品質を満足することが可能とな
る。
【0018】なお、前記閾値を回線パス数または回線パ
スの中の空き回線数にすることは、前記余裕分の回線容
量を同一にできるため、交換モジュール間の回線容量の
大小によらず、接続品質を満足することが可能となり、
前記閾値を回線パスの中の回線数の使用率にすること
は、前記余裕分の回線容量を交換モジュール間の回線容
量の比で分けられるため、交換モジュール間の回線容量
の大小に比例した交換モジュール間通信トラヒック変動
をする時、接続品質を満足することが可能となる。
スの中の空き回線数にすることは、前記余裕分の回線容
量を同一にできるため、交換モジュール間の回線容量の
大小によらず、接続品質を満足することが可能となり、
前記閾値を回線パスの中の回線数の使用率にすること
は、前記余裕分の回線容量を交換モジュール間の回線容
量の比で分けられるため、交換モジュール間の回線容量
の大小に比例した交換モジュール間通信トラヒック変動
をする時、接続品質を満足することが可能となる。
【0019】更に、他の交換モジュール間の回線容量が
不足して当該交換モジュール間の回線容量を、そちらに
融通可能か否かの為の前記減設の閾値は、前記増設の閾
値より小さくすることで、前記融通したことまたは短時
間に自交換モジュール間の増設の閾値を越えることを防
止できる。
不足して当該交換モジュール間の回線容量を、そちらに
融通可能か否かの為の前記減設の閾値は、前記増設の閾
値より小さくすることで、前記融通したことまたは短時
間に自交換モジュール間の増設の閾値を越えることを防
止できる。
【0020】また、融通する必要が無い時でも、当該交
換モジュール間の回線容量に充分な余裕がある時、その
余裕回線容量を論理的に一か所にプールするか否かの為
の閾値とすることは、任意の交換モジュール間で、多く
の回線容量が急に必要になった時、他の交換モジュール
間の回線を切断しなくても済むため、早急に応対でき
る。
換モジュール間の回線容量に充分な余裕がある時、その
余裕回線容量を論理的に一か所にプールするか否かの為
の閾値とすることは、任意の交換モジュール間で、多く
の回線容量が急に必要になった時、他の交換モジュール
間の回線を切断しなくても済むため、早急に応対でき
る。
【0021】この様に、交換モジュール間の回線容量の
増設と減設の基準を設けておくと、任意の交換モジュー
ル間の回線の使用率が低く、かつSTM交換モジュール
間結合機構の回線容量に残りがない時、他の交換モジュ
ール間で回線容量の増設が必要になっても、増設出来る
ので、STM交換モジュール間結合機構の回線使用率を
向上させるように作用する。
増設と減設の基準を設けておくと、任意の交換モジュー
ル間の回線の使用率が低く、かつSTM交換モジュール
間結合機構の回線容量に残りがない時、他の交換モジュ
ール間で回線容量の増設が必要になっても、増設出来る
ので、STM交換モジュール間結合機構の回線使用率を
向上させるように作用する。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例(交換機システム
と、そこにおける論理的な回線バス数設定の形態)を示
すブロック図である。なお、交換モジュール間の回線容
量とは、交換モジュール間の回線パス数と等価な表現で
ある。
と、そこにおける論理的な回線バス数設定の形態)を示
すブロック図である。なお、交換モジュール間の回線容
量とは、交換モジュール間の回線パス数と等価な表現で
ある。
【0023】図1において、1は交換機、2,3,4は
それぞれ交換モジュール、5は交換モジュール2と交換
モジュール4との間の回線パス、6は交換モジュール2
と交換モジュール3との間の回線パス、7は交換モジュ
ール3と交換モジュール4との間の回線パス、である。
それぞれ交換モジュール、5は交換モジュール2と交換
モジュール4との間の回線パス、6は交換モジュール2
と交換モジュール3との間の回線パス、7は交換モジュ
ール3と交換モジュール4との間の回線パス、である。
【0024】8,9,10は交換モジュールとSTM交
換モジュール間結合機構11との間の回線、11はST
M交換モジュール間結合機構、12は中継網・加入者
網、13は加入者回線、14は交換モジュール2の回線
パス制御部、15は交換モジュール3の回線パス制御
部、16は交換モジュール4の回線パス制御部、17は
回線パス処理部である。
換モジュール間結合機構11との間の回線、11はST
M交換モジュール間結合機構、12は中継網・加入者
網、13は加入者回線、14は交換モジュール2の回線
パス制御部、15は交換モジュール3の回線パス制御
部、16は交換モジュール4の回線パス制御部、17は
回線パス処理部である。
【0025】第1の実施例 本実施例は、交換モジュール間の回線パスを論理的に、
交換モジュール間通信トラヒックの時間的な変動によら
ない固定的な回線パスと、交換モジュール間通信トラヒ
ックの時間的な変動による可変的な回線パスと、に分割
して設定する実施例であり、図1と図2を参照して説明
する。
交換モジュール間通信トラヒックの時間的な変動によら
ない固定的な回線パスと、交換モジュール間通信トラヒ
ックの時間的な変動による可変的な回線パスと、に分割
して設定する実施例であり、図1と図2を参照して説明
する。
【0026】なお図2は、交換モジュールとSTM交換
モジュール間結合機構との間の、時間帯毎の回線パス数
分布の例を示すグラフである。図2において、21は交
換モジュール間の最大回線パス数、22は使用中の回線
パス数、23は固定的な回線パス数である。
モジュール間結合機構との間の、時間帯毎の回線パス数
分布の例を示すグラフである。図2において、21は交
換モジュール間の最大回線パス数、22は使用中の回線
パス数、23は固定的な回線パス数である。
【0027】(1)交換機1の立ち上げ時には、5,
6,7の回線パスは、固定的な回線パス数23が、各交
換モジュール間で回線パス制御部14,15,16及び
回線パス処理部17によって張られる。
6,7の回線パスは、固定的な回線パス数23が、各交
換モジュール間で回線パス制御部14,15,16及び
回線パス処理部17によって張られる。
【0028】(2)その後中継網・加入者網12から、
交換モジュール2から交換モジュール4への呼が発生
し、回線パス5の固定的な回線パス数23が足りなくな
ると、回線パス制御部14,16及び回線パス処理部1
7によって、回線パスを増設する。
交換モジュール2から交換モジュール4への呼が発生
し、回線パス5の固定的な回線パス数23が足りなくな
ると、回線パス制御部14,16及び回線パス処理部1
7によって、回線パスを増設する。
【0029】また、他の交換モジュール間で回線パスが
不足し、当該回線パス5の回線パス数を減設する。この
様に時間帯毎のトラヒックに応じて回線パスの設定を行
うと、使用中の回線パス数22は、図2に示すように変
化する。
不足し、当該回線パス5の回線パス数を減設する。この
様に時間帯毎のトラヒックに応じて回線パスの設定を行
うと、使用中の回線パス数22は、図2に示すように変
化する。
【0030】(3)回線パス10が、交換モジュール2
と交換モジュール4との間の通信で使用中の回線パス数
が、最大回線パス数21に達している時、交換モジュー
ル3と交換モジュール4との間の通信は、回線パス7の
固定的な回線数によって確保されている。
と交換モジュール4との間の通信で使用中の回線パス数
が、最大回線パス数21に達している時、交換モジュー
ル3と交換モジュール4との間の通信は、回線パス7の
固定的な回線数によって確保されている。
【0031】(4)交換機の設備設計では、固定的な回
線パス数を行えば、後は各交換モジュールが行うため、
前記設計の簡易化と交換機の局データが削減出来る。
線パス数を行えば、後は各交換モジュールが行うため、
前記設計の簡易化と交換機の局データが削減出来る。
【0032】第2の実施例 本実施例は、第1の実施例において、可変的な回線パス
数を半固定的な回線パス数と動的なパス数に分割して設
定する実施例であり、図1と図3を参照して説明する。
数を半固定的な回線パス数と動的なパス数に分割して設
定する実施例であり、図1と図3を参照して説明する。
【0033】なお図3は、図2と同様な、時間帯毎の回
線パス数分布の例を示すグラフである。図3において、
31は交換モジュール間の最大回線パス数、32は使用
中の回線パス数、33は固定的な回線パス数と半固定的
な回線パス数の合計回線パス数、34は固定的な回線パ
ス数である。
線パス数分布の例を示すグラフである。図3において、
31は交換モジュール間の最大回線パス数、32は使用
中の回線パス数、33は固定的な回線パス数と半固定的
な回線パス数の合計回線パス数、34は固定的な回線パ
ス数である。
【0034】(1)交換機1の立ち上げ時とその後の回
線パスの増設及び減設は、第1の実施例と同様に、回線
パス制御部14,15,16及び回線パス処理部17が
行う。
線パスの増設及び減設は、第1の実施例と同様に、回線
パス制御部14,15,16及び回線パス処理部17が
行う。
【0035】(2)合計回線パス数33は、他の交換モ
ジュール間の回線パス数が不足しても融通することは出
来ない。
ジュール間の回線パス数が不足しても融通することは出
来ない。
【0036】(3)合計回線パス数33は、過去の履歴
トラヒックと必要とされる呼損率等によって設定するこ
とで、不要な回線パスがあった時他の交換モジュール間
へ、より多くの回線パスを融通できる。
トラヒックと必要とされる呼損率等によって設定するこ
とで、不要な回線パスがあった時他の交換モジュール間
へ、より多くの回線パスを融通できる。
【0037】第3の実施例 本実施例は、回線パス数の増設と減設において、判断の
基準値(閾値)を設けて行う実施例であり、図1と図4
を参照して説明する。なお、使用されている回線パス数
の観測は一定周期毎に行う。
基準値(閾値)を設けて行う実施例であり、図1と図4
を参照して説明する。なお、使用されている回線パス数
の観測は一定周期毎に行う。
【0038】図4は、動的な回線パス数の補足及び解放
の判断基準の例を示すグラフである。図4において、4
1は交換モジュール間の最大回線パス数、42は張られ
ている回線パス数、43は増設の閾値、44は使用中の
回線パス数、45は減設の閾値である。
の判断基準の例を示すグラフである。図4において、4
1は交換モジュール間の最大回線パス数、42は張られ
ている回線パス数、43は増設の閾値、44は使用中の
回線パス数、45は減設の閾値である。
【0039】(1)交換機1の立ち上げ時とその後の回
線パスの増設及び減設は、第1の実施例と同様に、回線
パス制御部14,15,16及び回線パス処理部17が
行う。
線パスの増設及び減設は、第1の実施例と同様に、回線
パス制御部14,15,16及び回線パス処理部17が
行う。
【0040】(2)使用中の回線パス数44が増加し
て、時刻t1で、増設の閾値43を越えたとき、上記
(1)の操作で回線パス数42を増設する。
て、時刻t1で、増設の閾値43を越えたとき、上記
(1)の操作で回線パス数42を増設する。
【0041】(3)この回線パス42の増設によって、
新たな増設の閾値と減設の閾値を更新する。
新たな増設の閾値と減設の閾値を更新する。
【0042】(4)使用中の回線パス数44が減少し
て、かつ、他の交換モジュール間で回線パスが不足した
ときが時刻t2であるとき、減設の閾値45を下回って
いたら減設して融通する。
て、かつ、他の交換モジュール間で回線パスが不足した
ときが時刻t2であるとき、減設の閾値45を下回って
いたら減設して融通する。
【0043】(5)この回線パス42の減設によって、
新たな増設の閾値と減設の閾値を更新する。
新たな増設の閾値と減設の閾値を更新する。
【0044】第4の実施例 本実施例は、増設及び減設する回線パスを、論理的に一
か所にプールしておくか、各交換モジュール間に割り当
てておくことの実施例であり、図1と図5を参照して説
明する。
か所にプールしておくか、各交換モジュール間に割り当
てておくことの実施例であり、図1と図5を参照して説
明する。
【0045】図5は、未使用回線パスの扱い方法の例を
示す説明図である。図5において、53はプールの回線
パス数、54は交換モジュール2と交換モジュール4と
の間の回線パス数、55は交換モジュール2と交換モジ
ュール3との間の回線パス数、56は交換モジュール2
と交換モジュール4との間で使用されていない回線パス
数、57は交換モジュール2と交換モジュール3との間
で使用されていない回線パス数である。
示す説明図である。図5において、53はプールの回線
パス数、54は交換モジュール2と交換モジュール4と
の間の回線パス数、55は交換モジュール2と交換モジ
ュール3との間の回線パス数、56は交換モジュール2
と交換モジュール4との間で使用されていない回線パス
数、57は交換モジュール2と交換モジュール3との間
で使用されていない回線パス数である。
【0046】第4−1の実施例 本実施例は、増設及び減設する回線パスを、論理的に一
か所にプールしておく実施例である。
か所にプールしておく実施例である。
【0047】(1)交換機1の立ち上げ時とその後の回
線パスの増設及び減設は、第1の実施例と同様に、回線
パス制御部14,15,16及び回線パス処理部17が
行う。
線パスの増設及び減設は、第1の実施例と同様に、回線
パス制御部14,15,16及び回線パス処理部17が
行う。
【0048】(2)当該交換モジュール間で回線パス数
に充分な余裕(例えば張られている回線パス数の1/2
との差分)がある時、その余裕分を当該交換モジュール
間で減設し、プールの回線パスへ移行させる。
に充分な余裕(例えば張られている回線パス数の1/2
との差分)がある時、その余裕分を当該交換モジュール
間で減設し、プールの回線パスへ移行させる。
【0049】(3)任意の交換モジュール間で回線パス
の不足が生じた時、プールの回線パス数53から使用す
る。プールの回線パスを使用すると、他の交換モジュー
ル間の回線パスから融通してくるのと比べ、上記(2)
の減設が不要であり早く融通する事が可能となる。
の不足が生じた時、プールの回線パス数53から使用す
る。プールの回線パスを使用すると、他の交換モジュー
ル間の回線パスから融通してくるのと比べ、上記(2)
の減設が不要であり早く融通する事が可能となる。
【0050】第4−2の実施例 本実施例は、増設及び減設する回線パスを、論理的に各
交換モジュール間に割り当てておくことの実施例であ
る。
交換モジュール間に割り当てておくことの実施例であ
る。
【0051】(1)交換機1の立ち上げ時とその後の回
線パスの増設及び減設は、第1の実施例と同様に、回線
パス制御部14,15,16及び回線パス処理部17が
行う。
線パスの増設及び減設は、第1の実施例と同様に、回線
パス制御部14,15,16及び回線パス処理部17が
行う。
【0052】(2)当該交換モジュール間で回線パス数
に充分な余裕(例えば張られている回線パス数の1/2
との差分)があっても、その余裕分を当該交換モジュー
ル間で減設し、プールの回線パスへ移行させることはし
ない。
に充分な余裕(例えば張られている回線パス数の1/2
との差分)があっても、その余裕分を当該交換モジュー
ル間で減設し、プールの回線パスへ移行させることはし
ない。
【0053】(3)上記余裕分を当該交換モジュール間
で減設するのは、他の交換モジュール間の回線パスが不
足が生じたときで、かつ融通するとき行う。
で減設するのは、他の交換モジュール間の回線パスが不
足が生じたときで、かつ融通するとき行う。
【0054】第5の実施例 本実施例は、固定的な回線パス数及び半固定的な回線パ
ス数の決定を、オペレーションセンタが行うことの実施
例であり、図1と図6を参照して説明する。
ス数の決定を、オペレーションセンタが行うことの実施
例であり、図1と図6を参照して説明する。
【0055】図6は、本発明の第5の実施例を示すブロ
ック図である。図6において、61はネットワークを管
理するオペレーションセンタ、62はオペレーションセ
ンタ61と交換機1との間の伝送路、63はオペレーシ
ョンセンタとの通信機能を有する交換モジュールであ
る。
ック図である。図6において、61はネットワークを管
理するオペレーションセンタ、62はオペレーションセ
ンタ61と交換機1との間の伝送路、63はオペレーシ
ョンセンタとの通信機能を有する交換モジュールであ
る。
【0056】(1)交換機1の立ち上げ時とその後の回
線パスの増設及び減設は、第1の実施例と同様に、回線
パス制御部14,15,16及び回線パス処理部17が
行う。
線パスの増設及び減設は、第1の実施例と同様に、回線
パス制御部14,15,16及び回線パス処理部17が
行う。
【0057】(2)ネットワークを管理するオペレーシ
ョンセンタ(OPS)61が、各交換モジュール間の交
流トラヒックの履歴情報から、最適な回線パス数を算出
する。
ョンセンタ(OPS)61が、各交換モジュール間の交
流トラヒックの履歴情報から、最適な回線パス数を算出
する。
【0058】(3)オペレーションセンタ61が決めた
回線パス数の情報は、OPS61との通信機能がある交
換モジュール63を通じて、各交換モジュールへ通知す
る。
回線パス数の情報は、OPS61との通信機能がある交
換モジュール63を通じて、各交換モジュールへ通知す
る。
【0059】(3)各交換モジュールは、オペレーショ
ンセンタ61が決めた回線パス数を基に、増設及び減設
を行う。
ンセンタ61が決めた回線パス数を基に、増設及び減設
を行う。
【0060】(4)半固定的な回線パス数は、オペレー
ションセンタ61によって任意の時間に変更される。
ションセンタ61によって任意の時間に変更される。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による交換
モジュール間の回線パス設定方式にれば、以下に示すよ
うな効果を期待することができる。
モジュール間の回線パス設定方式にれば、以下に示すよ
うな効果を期待することができる。
【0062】(イ)本発明では、各交換モジュール間の
回線容量(回線パス数)を他の交換モジュールによって
使用可能な回線容量と、使用不可能な回線容量に論理的
に分割したこと、及びその分割制御については、前記他
の交換モジュールによって使用可能な回線容量の増減設
の制御は、各交換モジュールが自律的に行い、前記交換
モジュールによって使用不可能な回線容量の増減設の制
御は、各交換モジュール間の統計トラヒックを基に行う
オペレーションセンタが行うため、他の交換モジュール
間通信トラヒックによって拘束される任意の交換モジュ
ール間の回線容量を少なくできる。
回線容量(回線パス数)を他の交換モジュールによって
使用可能な回線容量と、使用不可能な回線容量に論理的
に分割したこと、及びその分割制御については、前記他
の交換モジュールによって使用可能な回線容量の増減設
の制御は、各交換モジュールが自律的に行い、前記交換
モジュールによって使用不可能な回線容量の増減設の制
御は、各交換モジュール間の統計トラヒックを基に行う
オペレーションセンタが行うため、他の交換モジュール
間通信トラヒックによって拘束される任意の交換モジュ
ール間の回線容量を少なくできる。
【0063】そのことにより、各交換モジュール間に要
求される呼損率を操作できる。また、各交換モジュール
間の回線容量の制御は、交換モジュールとオペレーショ
ンセンタに分散するため、信頼性も向上する。
求される呼損率を操作できる。また、各交換モジュール
間の回線容量の制御は、交換モジュールとオペレーショ
ンセンタに分散するため、信頼性も向上する。
【0064】(ロ)当該交換モジュール間で現在張られ
ている回線パスの数または回線パスの中の空き回線数
か、前記回線パス数の使用率または前記回線パスの中の
空き回線数の使用率についての閾値を、増設と減設に設
けておき、前記閾値を越えたか否かによって交換モジュ
ール間回線容量の増設と減設を行うことは、回線容量の
増設時には、増設の要求が発生した時から増設されるま
での間は、増設の閾値の回線容量と既に張られている回
線容量の余裕分の回線容量を使用すればよく、要求され
る呼損率を満足することが可能となる。
ている回線パスの数または回線パスの中の空き回線数
か、前記回線パス数の使用率または前記回線パスの中の
空き回線数の使用率についての閾値を、増設と減設に設
けておき、前記閾値を越えたか否かによって交換モジュ
ール間回線容量の増設と減設を行うことは、回線容量の
増設時には、増設の要求が発生した時から増設されるま
での間は、増設の閾値の回線容量と既に張られている回
線容量の余裕分の回線容量を使用すればよく、要求され
る呼損率を満足することが可能となる。
【0065】なお、前記閾値を回線パス数または回線パ
スの中の回線数の空き数にすることは、前記余裕分の回
線容量を同一にできるため、交換モジュール間の回線容
量の大小によらず、接続品質を満足することが可能とな
り、前記閾値を回線パス数または回線パスの中の空き回
線数の使用率にすることは、前記余裕分の回線容量を交
換モジュール間の回線容量の比で分けられるため、交換
モジュール間の回線容量の大小に比例した交換モジュー
ル間通信トラヒック変動をする時、接続品質を満足する
ことが可能となる。
スの中の回線数の空き数にすることは、前記余裕分の回
線容量を同一にできるため、交換モジュール間の回線容
量の大小によらず、接続品質を満足することが可能とな
り、前記閾値を回線パス数または回線パスの中の空き回
線数の使用率にすることは、前記余裕分の回線容量を交
換モジュール間の回線容量の比で分けられるため、交換
モジュール間の回線容量の大小に比例した交換モジュー
ル間通信トラヒック変動をする時、接続品質を満足する
ことが可能となる。
【0066】(ハ)他の交換モジュール間の回線容量が
不足して当該交換モジュール間の回線容量を、そちらに
融通可能か否かの判断の為の前記減設の閾値は、前記増
設の閾値より小さくすることで、前記融通したことまた
は短時間に自交換モジュール間の増設の閾値を越えるこ
とを防止できる。
不足して当該交換モジュール間の回線容量を、そちらに
融通可能か否かの判断の為の前記減設の閾値は、前記増
設の閾値より小さくすることで、前記融通したことまた
は短時間に自交換モジュール間の増設の閾値を越えるこ
とを防止できる。
【0067】また、融通する必要が無い時でも、当該交
換モジュール間の回線容量に充分な余裕がある時、その
余裕回線容量を、論理的に一か所にプールするか否かの
判断の為の閾値とすることは、任意の交換モジュール間
で、多くの回線容量が急に必要になった時、他の交換モ
ジュール間の回線を切断しなくても済むため、早急に対
応できる。
換モジュール間の回線容量に充分な余裕がある時、その
余裕回線容量を、論理的に一か所にプールするか否かの
判断の為の閾値とすることは、任意の交換モジュール間
で、多くの回線容量が急に必要になった時、他の交換モ
ジュール間の回線を切断しなくても済むため、早急に対
応できる。
【0068】この様に、交換モジュール間の回線容量の
増設と減設の基準を設けておくと、任意の交換モジュー
ル間の回線の使用率が低く、かつSTM交換モジュール
間結合機構の回線容量に残りがない時、他の交換モジュ
ール間で回線容量の増設が必要になっても増設出来るの
で、STM交換モジュール間結合機構の回線使用率を向
上させる効果がある。
増設と減設の基準を設けておくと、任意の交換モジュー
ル間の回線の使用率が低く、かつSTM交換モジュール
間結合機構の回線容量に残りがない時、他の交換モジュ
ール間で回線容量の増設が必要になっても増設出来るの
で、STM交換モジュール間結合機構の回線使用率を向
上させる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】交換モジュールとSTM交換モジュール間結合
機構との間の、時間帯毎の回線パス数分布の例を示すグ
ラフである。
機構との間の、時間帯毎の回線パス数分布の例を示すグ
ラフである。
【図3】図2と同様な、時間帯毎の回線パス数分布の例
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図4】動的な回線パス数の補足及び解放の判断基準の
例を示すグラフである。
例を示すグラフである。
【図5】未使用回線パスの扱い方法の例を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第5の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
1…交換機、2,3,4…交換モジュール、5,6,7
…回線パス、8,9,10…回線、11…STM交換モ
ジュール間結合機構、12…中継網・加入者網、13…
加入者回線、14,15,16…回線パス制御部、61
…オペレーションセンタ
…回線パス、8,9,10…回線、11…STM交換モ
ジュール間結合機構、12…中継網・加入者網、13…
加入者回線、14,15,16…回線パス制御部、61
…オペレーションセンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 滋彦 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 加入者線または局間伝送路等を収容する
交換モジュールを、STM交換モジュール間結合機構に
よって、複数結合し、交換モジュール相互間の情報転送
は、前記STM交換モジュール間結合機構を介し、その
もつクロスコネクト機能を利用して行うビルディングブ
ロック型交換機において、 交換モジュール間の、前記STM交換モジュール間結合
機構を介する回線パス数は、交換モジュール間通信トラ
ヒックの時間的な変動によらない固定的な回線パス数
と、交換モジュール間通信トラヒックの時間的な変動に
よる可変的な回線パス数と、に分けて設定することを特
徴とする交換モジュール間の回線パス数設定方式。 - 【請求項2】 請求項1に記載の交換モジュール間の回
線パス数設定方式において、前記可変的な回線パス数
は、交換モジュール間通信トラヒックの基礎呼量等の統
計トラヒックから決定される半固定な回線パス数と、前
記統計トラヒックによらない予測が難しい、または不可
能な通信トラヒックから決定される動的な回線パス数
と、からなることを特徴とする交換モジュール間の回線
パス数設定方式。 - 【請求項3】 請求項2に記載の交換モジュール間の回
線パス数設定方式において、前記動的な回線パス数に属
する回線パスの増設及び減設は、当該交換モジュール間
で現在張られている回線パスの中の空き回線数または使
用率についての閾値を設けておき、その閾値を超えたか
否かによって、当該交換モジュールが自律的に行うこと
を特徴とする交換モジュール間の回線パス数設定方式。 - 【請求項4】 請求項3に記載の交換モジュール間の回
線パス数設定方式において、回線パスの増設及び減設の
対象となる空き回線パスは、論理的に一か所にプールし
ておく、または、各交換モジュール間に最適になるよう
に割り当てておくことを特徴とする交換モジュール間の
回線パス数設定方式。 - 【請求項5】 請求項1又は2に記載の交換モジュール
間の回線パス数設定方式において、固定的な回線パス数
及び半固定的な回線パス数の決定は、交換機内またはネ
ットワークを管理するオペレーションセンター等が行な
い、前記回線パス数の変更は、前記オペレーションセン
ターが該当交換モジュールへ指示し、該当交換モジュー
ルは、その指示された値によって行うことを特徴とする
交換モジュール間の回線パス数設定方式。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6932292A JPH05236579A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 交換モジュール間の回線パス数設定方式 |
US08/019,103 US5365521A (en) | 1992-02-20 | 1993-02-18 | Data transmission and transmission path setting among exchange modules in building block type exchanger |
EP93102644A EP0557902B1 (en) | 1992-02-20 | 1993-02-19 | Data transmission and transmission path setting among exchange modules in building block type exchanger |
DE69310241T DE69310241T2 (de) | 1992-02-20 | 1993-02-19 | Datenübertragung und Einstellung des Übertragungsweges zwischen Fernsprechvermittlungsmodulen in Baustein-Typ-Fernsprechvermittlungen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6932292A JPH05236579A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 交換モジュール間の回線パス数設定方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05236579A true JPH05236579A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=13399207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6932292A Pending JPH05236579A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 交換モジュール間の回線パス数設定方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05236579A (ja) |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP6932292A patent/JPH05236579A/ja active Pending
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