JPH0523629U - 交流ソリツドステートリレー - Google Patents
交流ソリツドステートリレーInfo
- Publication number
- JPH0523629U JPH0523629U JP7075491U JP7075491U JPH0523629U JP H0523629 U JPH0523629 U JP H0523629U JP 7075491 U JP7075491 U JP 7075491U JP 7075491 U JP7075491 U JP 7075491U JP H0523629 U JPH0523629 U JP H0523629U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- state relay
- solid state
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Abstract
(57)【要約】
【目的】内部に過電流に対する保護機能を設けることに
より、従来よりも小型で、負荷の大きさに適合した電流
遮断特性をもつソリッドステートリレーを提供する。 【構成】負荷電流１０に比例した交流電圧を取り出すト
ランス１と、取り出した交流電圧を増幅、整流平滑する
為の増幅回路２、整流回路３と、ゲート６を制御する為
の制御信号を発生させるコンパレータ４，フリップフロ
ップ５と、トライアック８を切断制御する為のゲート回
路６、フォトダイオード７とを備えて構成されている。
より、従来よりも小型で、負荷の大きさに適合した電流
遮断特性をもつソリッドステートリレーを提供する。 【構成】負荷電流１０に比例した交流電圧を取り出すト
ランス１と、取り出した交流電圧を増幅、整流平滑する
為の増幅回路２、整流回路３と、ゲート６を制御する為
の制御信号を発生させるコンパレータ４，フリップフロ
ップ５と、トライアック８を切断制御する為のゲート回
路６、フォトダイオード７とを備えて構成されている。
Description
【０００１】
本考案は交流ソリッドステートリレーに関する。
【０００２】
従来、交流負荷を過電流から保護する手段として、交流ソリッドリレーとは別 にブレーカ又はヒューズを設置している。
【０００３】
このように従来、交流ソリッドステートリレーとは別にブレーカ等を設けてい るため、下記の問題点がある。
【０００４】 （１）交流ソリッドステートリレーとは別にブレーカ又はヒューズを設置しな ければならず、高価でかつ実装スペースが大きくなる。
【０００５】 （２）ブレーカは、バイメタルによる温度検出で動作するため、周囲温度によ って遮断特性が左右され精度並びに安定性に欠ける。
【０００６】 （３）ブレーカの遮断電流は固定であり、この為、負荷に最も適合した遮断電 流を設定できない。
【０００７】
本考案の交流ソリッドステートリレーは、外部制御信号に応答して交流電源の 負荷への接続を接断するソリッドステートリレー手段と、前記負荷に流れる電流 に比例した交流電圧を取り出す電流検出手段と、前記交流電圧を直流電圧に変換 する整流手段と、該整流手段で得られた直流電圧と予め設定されたしきい値とを 比較して両者のいずれが大きいかを判定しその結果を２値化して保持する比較保 持手段と、該比較保持手段で得られた判定結果に応答して前記ソリッドステート リレー手段の接断を制御するゲート手段とを備えている。
【０００８】
本考案について図面を参照して説明する。
【０００９】 図１は本考案の一実施例の回路図である。外部制御信号９を与えて発光ダイオ ード７に電流を流すと、これの発光に応じてファトトライアック８が動作して、 交流電源１１から負荷１２に負荷電流１０が流入する。この負荷電流１０は小型 のトランス１の１次側を流れ、小型トランス１の２次側には負荷電流１０に比較 した電圧が誘起される。この誘起電圧を増幅回路２で増幅した後、整流回路３で 整流、平滑化して直流電圧に変換する。この直流電圧をコンパレータ４の被制御 入力端子へ入力し、又コンパレータ４のもう一方の制御入力端子には可変抵抗器 ３３を介して制御直流電圧を入力する。前者の直流電圧は負荷電流１０に比較し ており、後者の制御直流電圧は設定電流を意味している。コンパレータ４ではこ の両電圧を比較することにより、負荷電流１０と設定電流とのどちらが大きいか を判定して、その結果をフリップフロップ５へ出力する。
【００１０】 フリップフロップ５は、コンパレータ４から与え得られた判定結果を保持して 、内部制御信号５１としてゲート６を開閉することにより、発光ダイオード７の 電流を切断（オンオフ）する。
【００１１】 設定電流よりも負荷電流１０が大きくなったときには、フリップフロップ５か らの内部制御信号５１が、ゲート６を閉じるような出力レベルとなる。ゲート６ が閉じると、発光ダイオード７に流れていた電流が断となり、これに応じてフォ トトライアック８も断となるので、負荷電流１０も遮断されることになり、交流 ソリッドステートリレー並びに負荷を過電流から保護できる。
【００１２】 なお、可変抵抗器３３は設定電流の調節用であり、スイッチ５２は過電流が検 出されて交流ソリッドステートリレーが断となったとき、これを解除するための リセット用である。
【００１３】
以上説明したように本考案によれば、内部に過電流に対する保護機能を備えて いるので、小型，軽量，安価な過電流検出保護機能を有する交流ソリッドステー トリレーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例の回路図。
１ トランス ２ 増幅回路 ３ 整流回路 ４ コンパレータ ５ フリップフロップ ６ ゲート ７ 発光ダイオード ８ フォトトライアック ９ 外部制御信号 １０ 負荷電流
Claims (1)
- 【請求項１】 外部制御信号に応答して交流電源の負荷
への接続を接断するソリッドステートリレー手段と、前
記負荷に流れる電流に比例した交流電圧を取り出す電流
検出手段と、前記交流電圧を直流電圧に変換する整流手
段と、該整流手段で得られた直流電圧と予め設定された
しきい値とを比較して両者のいずれが大きいかを判定し
その結果を２値化して保持する比較保持手段と、該比較
保持手段で得られた判定結果に応答して前記ソリッドス
テートリレー手段の接断を制御するゲート手段とを備え
ていることを特徴とする交流ソリッドステートリレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7075491U JPH0523629U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 交流ソリツドステートリレー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7075491U JPH0523629U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 交流ソリツドステートリレー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523629U true JPH0523629U (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=13440616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7075491U Pending JPH0523629U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 交流ソリツドステートリレー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523629U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012525583A (ja) * | 2009-08-07 | 2012-10-22 | ルーテック インコーポレイテッド | 効率性及び簡潔性を増大させる多重線路電力計測システム |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP7075491U patent/JPH0523629U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012525583A (ja) * | 2009-08-07 | 2012-10-22 | ルーテック インコーポレイテッド | 効率性及び簡潔性を増大させる多重線路電力計測システム |
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