JPH0357120Y2 - - Google Patents

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JPH0357120Y2
JPH0357120Y2 JP1982158733U JP15873382U JPH0357120Y2 JP H0357120 Y2 JPH0357120 Y2 JP H0357120Y2 JP 1982158733 U JP1982158733 U JP 1982158733U JP 15873382 U JP15873382 U JP 15873382U JP H0357120 Y2 JPH0357120 Y2 JP H0357120Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は周波数制御による能力可変圧縮機を
備えた空気調和機の制御回路に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来、この種の制御回路としては第1図に示す
ものがある。第1図において、1は三相交流電源
で、この電源1には電磁接触器2の接点2a,2
b,2cおよび過電流継電器3,3を介してイン
バータ(周波数可変装置)4が接続される。イン
バータ4は、接触器接点2a,2b,2cを介し
て供給される交流をダイオード41,42,4
3,44,45,46から成るダイオードブリツ
ジの整流回路によつて一旦整流し、それをスイツ
チング素子たとえばNPN形トランジスタ51,
52,53,54,55,56から成るスイツチ
ング回路の動作によつて任意の周波数の交流に変
換して能力可変圧縮機の駆動モータ5Mへ供給す
るものである。なお、インバータ4において、ダ
イオードブリツジの整流回路とトランジスタ群の
トランジスタ回路との間の直流回路にはヒユーズ
47が挿接され、トランジスタ51,52,5
3,54,55,56に対する過電流保護が施さ
れている。また、上記電磁接触器2は、室内温度
や過電流継電器3,3の動作に基づく制御部(図
示しない)の指令に応じてオン・オフ動作し、能
力可変圧縮機に対する電源投入・遮断制御を行な
うものである。一方、6はインバータ駆動回路
で、制御部から供給される周波数設定信号U,
X,V,Y,W,Zに応じてインバータ4のトラ
ンジスタ51,52,53,54,55,56を
オン,オフ駆動するものである。なお、電源1の
出力は図示していない送風機回路および制御部な
どへも供給される。
ところで、このような制御回路においては、圧
縮機に対する電源投入・遮断制御を電磁接触器2
によつて行なつているが、この電磁接触器2はチ
ヤタリングが発生するなど信頼性の点で問題があ
つた。また、電磁接触器2および過電流継電器
3,3の採用はコストの上昇を招くという問題も
あつた。
そこで、第2図に示すように、電源1とインバ
ータ4との接続間(交流回路)にソリツドステー
トリレー(S.S.R)11,12を挿接し、このソ
リツドステートリレー11,12を電磁接触器2
の代わりに電源投入・遮断制御用として用いると
ともに、インバータ4における直流回路に過電流
を検知(検知レベルはヒユーズ47の溶断値より
低い)する電流センサ(半導体素子)13を挿接
し、この電流センサ13を過電流継電器3,3の
代わりに過電流保護用として用いるものがある。
すなわち、ソリツドステートリレー11,12は
軽量・小形であるという利点の他、機械的可動部
分が無いためにチヤタリングの解消および長寿命
化を可能とするものであり、その採用によつて信
頼性の向上を計るようにしている。また、低価格
の電流センサ13を採用することにより、コスト
の低減を計るようにしている。
しかしながら、このような制御回路において
は、ソリツドステートリレー11,12を制御部
からの指令および電流センサ13の出力に応じて
オン,オフ制御(トリガ制御)するための専用の
ソリツドステートリレー制御回路20が必要であ
り、結局はコストの点で問題を残してしまう。
〔考案の目的〕
この考案は上記のような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、信頼性の向上
並びにコストの低減を可能とする空気調和機の制
御回路を提供することにある。
〔考案の概要〕
この考案は、交流電源の出力を整流する整流回
路およびこの整流回路の出力を複数のスイツチン
グ素子の動作により任意の周波数の交流に変換す
るスイツチング回路から成るインバータとこのイ
ンバータの出力端に接続された前記圧縮機の駆動
モータと、負荷に対応する冷房能力あるいは暖房
能力を得るべく供給される周波数設定信号に応じ
て前記インバータの各スイツチング素子を駆動す
るインバータ駆動回路と、前記インバータの整流
回路とスイツチング回路との間の直流回路に挿接
されたヒユーズおよび電流センサと、前記交流電
源とインバータとの接続間またはインバータと駆
動モータとの接続間に挿接された電源投入・遮断
制御用のソリツドステートリレーと、前記インバ
ータ駆動回路への周波数設定信号の有無を検出す
る検出手段と、前記インバータ駆動回路に設けら
れ前記検出手段の出力および上記電流センサの出
力に応じて前記ソリツドステートリレーをオン,
オフ制御する手段とを備え、インバータ駆動回路
へ供給される周波数設定信号が能力可変圧縮機に
対する電源投入・遮断制御に係わりを有している
ことに着目し、電源・遮断制御用として用いるソ
リツドステートリレーをインバータ駆動回路への
周波数設定信号および電流センサの出力を利用し
てオン,オフ制御し、これによりソリツドステー
トリレーに対する専用の制御回路を不要とするも
のである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。この場合、第1図および第2図と
同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
第3図に示すように、インバータ駆動回路6へ
供給される周波数設定信号U,V,Wがノア回路
14へ供給され、このノア回路14の出力はノツ
ト回路15を介してインバータ駆動回路6へ供給
される。ここで、ノア回路14およびノツト回路
15は、周波数設定信号の有無を検出する検出手
段として働くもので、周波数設定信号U,V,W
の何れかに論理“1”信号が存在すればノツト回
路15から論理“1”信号を出力し、周波数設定
信号U,V,Wの何れにも論理“1”信号が存在
しなければノツト回路15から論理“0”信号を
出力する。また、電流センサ13の出力もインバ
ータ駆動回路6へ供給される。インバータ駆動回
路6は、ノツト回路15を介して供給される論理
“1”信号を増幅し、それをトリガ信号としてソ
リツドステートリレー11,12へ供給するとと
もに、電流センサ13が過電流を検知するとソリ
ツドステートリレー11,12へのトリガ信号を
強制的に解除するようになつている。
したがつて、冷房あるいは暖房運転の開始操作
がなされると、制御部分からインバータ駆動回路
6へ負荷に対応する冷房能力あるいは暖房能力を
得るべく周波数設定信号U,X,V,Y,W,Z
が供給される。この周波数設定信号のうち,U,
V,Wは所定のタイミングで順次論理“1”信号
を繰り返してその何れかが論理“1”信号となる
ため、ノツト回路15からインバータ駆動回路6
へは論理“1”信号が供給され、それがトリガ信
号としてソリツドステートリレー11,12へ供
給される。こうして、ソリツドステートリレー1
1,12がオンし、駆動モータ5Mへ上記周波数
設定信号U,X,V,Y,W,Zに対応する周波
数の三相交流が供給され、能力可変圧縮機が所定
能力で運転を開始する。
しかる後、室内温度が設定温度に達したりある
いは運転停止操作がなされると、周波数設定信号
U,V,Wの何れもが論理“0”信号となるた
め、トリガ信号は供給されず、ソリツドステート
リレー11,12がオフする。つまり、駆動モー
タ5Mの動作が停止し、能力可変圧縮機の運転が
停止する。
また、運転時、過大電流が流れるとそれが電流
センサ13で検知され、その電流センサ13の出
力によつてトリガ信号が強制的に解除される。こ
れにより、ソリツドステートリレー11,12が
オフし、運転が停止する。
このように、電源投入・遮断制御用として電磁
接触器の代わりにソリツドステートリレー11,
12を用い、しかもそのソリツドステートリレー
11,12のオン,オフ制御を専用の制御回路を
用いることなくインバータ駆動回路6側の周波数
設定信号を利用して行ない、さらには過電流保護
用として過電流継電器の代わりに電流センサ13
を用いるようにしたので、従来のように電磁接触
器や過電流継電器を用いる場合のようなチヤタリ
ング等の問題はなく、またソリツドステートリレ
ーに対する専用の制御回路が不要となる。したが
つて、安全性が高まつて信頼性の向上が図れると
ともに、コストの低減が図れる。
なお、上記実施例では、ソリツドステートリレ
ー11,12を電源1とインバータ4との接続間
に挿接するようにしたが、第4図に示すようにイ
ンバータ4と駆動モータ5Mとの接続間(交流回
路)に挿接するようにしても同様に実施すること
ができる。また、ソリツドステートリレー11,
12はトライアツクを基本構成とするものである
ことから、そのソリツドステートリレー11,1
2の代わりに単なるトライアツクを用いるように
しても同様に実施することができる。
その他、この考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施
可能なことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案によれば、信頼性の
向上並びにコストの低減を可能とする空気調和機
の制御回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来の制御回路
の一例を示す構成図、第3図はこの考案の一実施
例を示す構成図、第4図はこの考案の他の実施例
を示す構成図である。 1……三相交流電源、4……インバータ、5M
……能力可変圧縮機の駆動モータ、6……インバ
ータ駆動回路、11,12……ソリツドステート
リレー、13……電流センサ、14……ノア回
路、15……ノツト回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周波数制御による能力可変圧縮機を備えた空気
    調和機において、交流電源の出力を整流する整流
    回路およびこの整流回路の出力を複数のスイツチ
    ング素子の動作により任意の周波数の交流に変換
    するスイツチング回路から成るインバータと、こ
    のインバータの出力端に接続された前記圧縮機の
    駆動モータと、負荷に対応する冷房能力あるいは
    暖房能力を得るべく供給される周波数設定信号に
    応じて前記インバータの各スイツチング素子を駆
    動するインバータ駆動回路と、前記インバータの
    整流回路とスイツチング回路との間の直流回路に
    挿接されたヒユーズおよび電流センサと、前記交
    流電源とインバータとの接続間またはインバータ
    と駆動モータとの接続間に挿接された電源投入・
    遮断制御用のソリツドステートリレーと、前記イ
    ンバータ駆動回路への周波数設定信号の有無を検
    出する検出手段と、前記インバータ駆動回路に設
    けられ前記検出手段の出力および上記電流センサ
    の出力に応じて前記ソリツドステートリレーをオ
    ン,オフ制御する手段とを具備したことを特徴と
    する空気調和機の制御回路。
JP15873382U 1982-10-20 1982-10-20 空気調和機の制御回路 Granted JPS5963698U (ja)

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JPS5963698U JPS5963698U (ja) 1984-04-26
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JP15873382U Granted JPS5963698U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 空気調和機の制御回路

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5563586A (en) * 1978-11-04 1980-05-13 Fanuc Ltd Driving circuit for induction motor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5563586A (en) * 1978-11-04 1980-05-13 Fanuc Ltd Driving circuit for induction motor

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JPS5963698U (ja) 1984-04-26

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