JP2575045Y2 - 交流電源断検出回路 - Google Patents

交流電源断検出回路

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JP2575045Y2
JP2575045Y2 JP1989021448U JP2144889U JP2575045Y2 JP 2575045 Y2 JP2575045 Y2 JP 2575045Y2 JP 1989021448 U JP1989021448 U JP 1989021448U JP 2144889 U JP2144889 U JP 2144889U JP 2575045 Y2 JP2575045 Y2 JP 2575045Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、交流電源から負荷への電源供給が遮断され
たことを検出する交流電源断検出回路に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
負荷として例えばバーナー等の熱源機器を交流電源に
より駆動するとき、一般に電源ラインに温度ヒューズや
サーモスタット等の保護機器を直列接続し、過負荷や装
置内部が加熱したときに、保護機器を作動して負荷に対
する交流電源の供給を遮断し、負荷を保護するようにし
ている。
そして、このような遮断状態を検出する回路として、
従来第3図や第4図に示すものがある。
まず第3図のものでは、交流電源AC100Vを電源ライン
lを介して熱源機器1に接続すると共に、該電源ライン
lにヒューズ2を直列に挿入し、かつ該ヒューズ2にラ
ンプLを並列接続している。従って、過負荷時などにヒ
ューズ2が溶断し交流電源が遮断されると、ランプLに
交流電源AC100Vが印加され、これによってランプLが点
灯して遮断状態であることを表示する。
また第4図のものでは、ヒューズ2にリレーRLを並列
接続し、その出力を制御回路5に接続している。従っ
て、ヒューズ2が溶断するとリレーRLにAC100Vが印加さ
れ、これによってリレーRLが励磁されてその接点が閉じ
るので、制御回路5がこの状態を検出して表示ランプ
(図示せず)の点灯や熱源機器1の制御を行うようにな
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図及び第4図について上述したものでは、ヒュー
ズ2が1つであるが、第5図や第6図に示すように、電
源ラインlにヒューズ21,22,23(以下2nという)が複
数直列接続され、この各ヒューズ2nにランプL1,L2,L3
(以下Lnという)或いはリレーRL1,RL2,RL3(以下RLn
という)をそれぞれ並列接続した場合を考えると、ヒュ
ーズ2nの1つが溶断したときには、第3図,第4図の動
作から明らかなように、対応するランプLn或いはリレー
RLnが点灯及び駆動されるので問題ないが、熱源機器1
の各部の過熱などを識別可能に検出できるように各部に
設けられた複数のヒューズ2nが同時に溶断した場合には
次のような問題を生じる。
すなわち、第5図のものでは、各ランプLnの印加電圧
が低下するため、その点灯が不安定となり、場合によっ
ては点灯しなくなることがある。また、第6図のもので
は、リレーRLnの印加電圧が低下するので、接点の作動
が不安定となり、該接点が閉じないこともある。また一
般にリレーは高価で、しかも大型であるため機器がコス
ト高となり、形状も大型化する。
よって本考案は、電源ラインに複数直列接続されてい
るヒューズなどの保護手段が同時に複数作動した場合で
あっても、交流電源の遮断を確実に検出できるようにし
た交流電源断検出回路を提供することを課題としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本考案により成された交流電
源断検出回路は、交流電源と負荷を接続する電源ライン
に、過負荷や過熱により溶断し負荷に対する交流電源の
供給を遮断して負荷を保護する保護手段を複数個直列に
接続し、前記保護手段の1つの溶断により、交流電源を
遮断して前記負荷に交流電源を供給しないようにしたも
のにおいて、前記保護手段の各々と並列に接続され、前
記保護手段が溶断したとき印加される交流電源を整流し
て出力する整流手段と、該整流手段の整流出力にて駆動
され光を発するLEDと該LEDが発する光によってオンする
スイッチング素子とからなるフォトカプラとを備え、該
フォトカプラのオン出力により前記交流電源の遮断を検
出するようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
上記構成において、保護手段が溶断していないとき保
護手段が整流器手段を短絡しているので、整流手段は交
流電源を整流せずその整流出力はないが、保護手段が溶
断するすると整流手段は交流電源を整流して整流出力を
フォトカプラに供給する。従って、フォトカプラのLED
はこの整流出力によって駆動されて光を発し、このLED
の発する光によりフォトカプラのスイッチング素子がオ
ンし、このフォトカプラのオン出力により交流電源の遮
断状態が検出される。
このとき、電源ラインに複数直列接続された各保護手
段に並列に整流手段とフォトカプラがそれぞれ接続され
ているが、複数の保護手段が同時に溶断したとき、各フ
ォトカプラに供給される整流手段の整流出力は低下する
が、フォトカプラのLEDは入力電流に対するその動作範
囲が広く、小さな直流電流で確実に駆動され光を発する
ことができるので、複数の保護手段が同時溶断しても、
交流電源の遮断状態を確実に検出することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案による交流電源断検出回路の一実施例
を示す回路図であり、同図において、第3図乃至第6図
について上述したものと同一部分には同一符号を付して
ある。
各ヒューズ2nには整流回路31,32,33(以下3nとい
う)がそれぞれ並列接続され、その整流出力は電流制限
抵抗R11,R12,R13(以下R1nという)を介してフォトカ
プラ41,42,43(以下4nという)にそれぞれ接続され、
各フォトカプラ4nの出力が制御回路5に入力されてい
る。
フォトカプラ4nは周知のとおりLEDD1,D2,D3(以下D
nという)と、該LEDDnが発する光によってオンするフォ
トトランジスタQ1,Q2,Q3(以下Qnという)とより構成
される。
以上の構成において、全てのヒューズ2nが作動(溶
断)していないときには、各整流回路3nの両端には電圧
が印加されないので、その整流出力は0Vである。従って
フォトカプラ4nのLEDDnには電流が流れないので、フォ
トトランジスタQnはオフ状態となっている。
一方、ヒューズ2nの1つが溶断したときには、対応す
る整流回路3nの両端にはAC100Vが印加されるので、該整
流回路3nはAC100Vを整流し、その出力に接続したフォト
カプラ4nのLEDDnに電流制限用抵抗R1nを介して直流電圧
を印加する。これによってLEDDnに電流が流れて発光
し、この光を受けてフォトトランジスタQnがオンとなる
ので、制御回路5がこの状態を検出して表示ランプの点
灯や熱源機器1の制御を行う。
また、ヒューズ2nが複数同時に溶断した場合には、各
整流回路3nの両端電圧が低下し、整流した直流電圧も低
下する。ところがフォトカプラ4nのLEDDnは、その入力
電流に対する動作範囲が例えば一般的には1mA〜50mA程
度と広いので、電流制限用抵抗R1nを所定の値に設定す
ることにより、整流回路3nからの直流電圧が低いときで
もLEDDnは発光するに充分な電流が供給される。
従って、溶断したヒューズ2nに対応する複数のLEDDn
が同時に発光し、各フォトトランジスタQnを確実にオン
することができ、このフォトトランジスタQnの出力に基
づいて制御回路5は遮断状態を検出することができる。
第2図は第1図中の整流回路3nの具体例を示す回路図
であり、各々は整流ダイオードD、抵抗R1,R2コンデン
サCにより半波整流回路を形成している。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、過負荷や過熱に
よる溶断を識別可能に検出できるように各部に設けられ
た複数の保護手段が、交流電源と負荷を接続する電源ラ
インに直列接続され、この保護手段の複数が同時に溶断
した場合、溶断した保護手段と並列に接続された整流手
段の整流出力は低下するが、確実に各フォトカプラに供
給され、しかもフォトカプラのLEDは入力電流に対する
その動作範囲が広く、小さな直流電流で確実に駆動され
光を発することができるので、交流電源の遮断状態を確
実に検出することができる。
また機器の小型化も図れ、安価に構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による交流電源断検出回路の実施例を示
す回路図、 第2図は第1図の回路の一部分の具体例を示す回路図、 第3図乃至第6図は従来の交流電源断検出回路の構成例
をそれぞれ示す回路図である。 1…負荷(熱源機器)、2,21,22,23…保護手段(ヒュ
ーズ)、31,32,33…整流手段(整流回路)、41,42
43…フォトカプラ、5…制御回路、l…電源ライン。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源と負荷を接続する電源ラインに、
    過負荷や過熱により溶断し負荷に対する交流電源の供給
    を遮断して負荷を保護する保護手段を複数個直列に接続
    し、前記保護手段の1つの溶断により、交流電源を遮断
    して前記負荷に交流電源を供給しないようにしたものに
    おいて、 前記保護手段の各々と並列に接続され、前記保護手段が
    溶断したとき印加される交流電源を整流して出力する整
    流手段と、 該整流手段の整流出力にて駆動され光を発するLEDと該L
    EDが発する光によってオンするスイッチング素子とから
    なるフォトカプラとを備え、 該フォトカプラのオン出力により前記交流電源の遮断を
    検出するようにしたことを特徴とする交流電源断検出回
    路。
JP1989021448U 1989-02-28 1989-02-28 交流電源断検出回路 Expired - Lifetime JP2575045Y2 (ja)

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JPH02114340U JPH02114340U (ja) 1990-09-13
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JPS5774640U (ja) * 1980-10-24 1982-05-08
JPS6335114A (ja) * 1986-07-28 1988-02-15 三洋電機株式会社 異常状態検出装置

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