JPH05235733A - 容量性オン／オフスイッチを有するパーソナルケア装置 - Google Patents

容量性オン／オフスイッチを有するパーソナルケア装置

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JPH05235733A
JPH05235733A JP4304714A JP30471492A JPH05235733A JP H05235733 A JPH05235733 A JP H05235733A JP 4304714 A JP4304714 A JP 4304714A JP 30471492 A JP30471492 A JP 30471492A JP H05235733 A JPH05235733 A JP H05235733A
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JP
Japan
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personal care
care device
switch
coupled
current path
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JP4304714A
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English (en)
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Kok K Yap
キン ヤップ コーク
Boon C Ler
チョング レア ブーン
Swee G Lim
グアン リム スウェー
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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    • H—ELECTRICITY
    • H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H5/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal non-electric working conditions with or without subsequent reconnection
    • H—ELECTRICITY
    • H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03K—PULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D20/00—Hair drying devices; Accessories therefor
    • A45D20/22—Helmets with hot air supply or ventilating means, e.g. electrically heated air current
    • A45D20/30—Electric circuitry specially adapted for hair drying devices

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  • Keying Circuit Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体から離すと負荷への電源の供給が停止さ
れるようなヘヤドライヤあるいは電動歯ブラシ等のパー
ソナルケア装置を提供する。 【構成】 このパーソナルケア装置は交流電圧を入力す
る第１及び第２の給電端子（１、２）の間に直列に結合
された負荷（ＬＤ）とスイッチ（ＳＷ）とを有してい
る。この装置は更に上記交流電圧を直流電圧に変換する
整流回路（ＲＣ）と安全回路（ＳＣ）とを有し、この安
全回路は上記直流電圧を入力する第３及び第４の給電端
子（３、４）に結合されている。また、この安全回路は
当該パーソナルケア装置の近傍に人体の一部があること
を検出する容量性センサ（ＣＳ）を有し、その検出に応
じて前記スイッチ（ＳＷ）を制御するように構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、負荷とスイッチとを
有するパーソナルケア装置であって、これら負荷及びス
イッチが交流電圧を入力するために第１及び第２の給電
端子間に直列に介挿されているようなパーソナルケア装
置に関する。
【０００２】このようなパーソナルケア装置としては例
えばヘヤドライヤがあり、この場合、負荷はヒータ及び
ファンを有し、スイッチはこの負荷の両端の交流電圧を
オン／オフするように配置される。
【０００３】
【従来の技術】上記のようなパーソナルケア装置は既知
であり、その場合、上記負荷はしばしばモータを有し、
上記交流電圧は通常主電源電圧である。
【０００４】第１の例においては、上記のようなパーソ
ナルケア装置は電動歯ブラシとして構成され、このよう
な装置は負荷に交流電圧がかけられた状態で短時間の間
脇に置かれるようなことがしばしばある。しかしなが
ら、このような短期間であっても、電動歯ブラシとして
の装置は負荷に含まれるモータに起因する振動の結果落
下し、装置の電気的及び機械的故障を生じる可能性があ
る。
【０００５】第２の例においては、前記のようなパーソ
ナルケア装置はヘヤドライヤとして構成され、このよう
な装置も負荷に交流電圧をかけたまま短時間の間脇に置
かれることがしばしばある。しかしながら、このような
短期間であっても、ヘヤドライヤとしての装置は、例え
ば燃え易い面上に置かれたような場合には負荷に含まれ
るヒータの発熱の結果火事の原因になるかもしれない。
また、ヘヤドライヤの形態の装置は負荷に含まれるファ
ンに起因する振動により落下し、前述した電動歯ブラシ
の場合と同様に故障を起こす可能性もある一方、燃え易
い絨毯等の上である場合にはヒータの加熱の結果火事の
原因ともなりえる。
【０００６】
【発明の目的及び概要】本発明の目的は上述したような
好ましくない状況を防止することができるようなパーソ
ナルケア装置を提供することにある。
【０００７】本発明によるパーソナルケア装置は、当該
装置が更に前記交流電圧を直流電圧に変換するための整
流回路と、前記直流電圧を入力するために第３及び第４
の給電端子の間に結合された安全回路とを有し、この安
全回路が当該パーソナルケア装置の近傍に人体の一部が
あることを検出する容量性センサを有し且つこの検出に
応じて前記スイッチを制御するように構成されているこ
とを特徴としている。ここで、上記整流回路は前記安全
回路の電源供給のために必要である。本発明によるこの
パーソナルケア装置の第１の利点は、前記安全回路が当
該装置を装置の実際の使用に応じて確実にオン／オフさ
せることにより得られる。この場合、上記装置の実際の
使用は当該装置の近傍にある人体の一部を検知する容量
性センサを用いて検出される。このように、本発明によ
るパーソナルケア装置が一寸の間脇に置かれた場合、上
記容量性センサが当該装置の近傍に人体の一部が無いこ
とを検出し、この検出に応答して上記安全回路が負荷の
両端間の交流電圧をオフする。本発明によるパーソナル
ケア装置の第２の利点は、負荷の両端間の交流電圧をオ
フすることができるので当該装置の電力消費が低減され
るということにある。
【０００８】本発明によるパーソナルケア装置の第１の
実施例であって該装置がハンドルを有するものは、前記
容量性センサがこのハンドルの近傍に配設されることを
特徴としてもよい。上記の容量性センサは当該パーソナ
ルケア装置の近傍に人体の一部があることを検出するよ
うに構成されるから、該容量性センサは装置の実際の使
用の際に該装置を手により保持するためのハンドルの近
傍に配設するのが有利である。
【０００９】本発明によるパーソナルケア装置の第２の
実施例は、前記安全回路が更に前記容量性センサにより
構成されるコンデンサと出力端子とを備えた第１の発振
器と、この第１の発振器の出力端子に結合された入力端
子と出力端子とを備える周波数／信号変換器と、この周
波数／信号変換器の出力端子に結合された制御電流路と
前記スイッチに結合された主電流路とを備える第１のス
イッチング部とを有することを特徴としてもよい。本発
明によるパーソナルケア装置のこの実施例においては、
人体の一部の接近が前記容量性センサにより形成される
容量に変化をもたらし、この変化が上記第１の発振器に
より発生される電気信号における周波数の変化に変換さ
れる。そして、この周波数変化が有利にも前記スイッチ
の制御に使用される。このスイッチを制御するため、本
実施例は上記の周波数／信号変換器を有し、この周波数
／信号変換器により前記電気信号の周波数変化が第１の
スイッチング部用の制御信号に変換される。そして、こ
の制御信号に応じて該スイッチング部が前記スイッチを
オン／オフさせる。
【００１０】本発明によるパーソナルケア装置の第３の
実施例は、前記安全回路が更に警告信号を発生するため
の表示部を有し、該表示部が前記第１のスイッチング部
の主電流路に直列に結合されることを特徴としてもよ
い。上記表示部は、本実施例においてはスイッチのオン
／オフ状態が視覚的に及び／又は音響的に表示されると
いう利点を有している。
【００１１】本発明によるパーソナルケア装置の第４の
実施例は、前記安全回路が更にコンデンサと出力端子と
を備えた第２の発振器と、この第２の発振器の出力端子
に結合された制御電流路と前記第１のスイッチング部の
主電流路に並列に結合された主電流路とを備えた第２の
スイッチング部とを有していることを特徴としてもよ
い。上記のコンデンサに基づいて、第２の発振器は信号
を発生し、この信号により前記第２のスイッチング部は
連続的にオン／オフされる。このように、第１のスイッ
チング部がオフ状態にある場合は、第２のスイッチング
部が各スイッチング部の主電流路に直列に結合された表
示部をオン／オフし、このオン／オフに基づいて当該パ
ーソナルケア装置の使用者は該装置がスタンバイ状態で
あることを識別することができる。逆に、第１のスイッ
チング部がオン状態のときは、この第１のスイッチング
部が前記表示部をオン状態にし、このオン状態に基づい
て当該パーソナルケア装置の使用者は該装置が動作状態
（活性状態）であることを識別することができる。
【００１２】本発明によるパーソナルケア装置の第５の
実施例は、前記スイッチが前記第１のスイッチング部の
主電流路に直列に結合された制御電流路と、当該スイッ
チを前記負荷に直列に結合するための主電流路とを有し
ていることを特徴としてもよい。この実施例は上記スイ
ッチの非常に簡単な制御の仕方を提供するが、このよう
な制御電流路と主電流路とを備えるスイッチは、例え
ば、リレーを用いて構成することができる。
【００１３】本発明によるパーソナルケア装置の第６の
実施例は、当該装置が更に前記スイッチがオン状態の場
合に前記負荷をオン／オフするための遮断スイッチを有
することを特徴としてもよい。上記遮断スイッチの利点
は、人体の一部の検出に基づいて当該パーソナルケア装
置がオン状態にある場合に該装置をオフすることができ
ることにある。例えば、本発明によるパーソナルケア装
置がヘヤドライヤである場合は、上記遮断スイッチは手
で保持された当該装置を例えば一寸髪をすく間暫くオフ
させることができる。上記遮断スイッチは、前記第１の
スイッチング部の主電流路又は前記スイッチの主電流路
に直列に結合された押すと遮断するようなスイッチを用
いて簡単に構成することができる。
【００１４】以下、本発明の上記及び他の実施例を図面
を参照して詳細に説明する。
【００１５】
【実施例】図１は、本発明によるパーソナルケア装置の
第１の実施例の要部を示している。当該部分は、交流電
圧が供給される第１及び第２の給電端子１及び２の間に
直列に介挿された負荷LDとスイッチSWとを有している。
更に、当該部分は上記交流電圧を直流電圧に変換する整
流回路RCと、上記直流電圧が印加される第３及び第４の
給電端子の間に結合された安全回路SCとを有している。
上記の負荷LD及び整流回路RCは数々の既知の方法により
構成することができ、これらの方法は本発明とは関連が
ないから、図１はこれら負荷LD及び整流回路RCの詳細は
示さない。
【００１６】上記負荷LDは、当該装置が例えばヘヤドラ
イヤである場合にはヒータ及びファンを含み、また当該
装置が電動歯ブラシである場合にはモータを含む。
【００１７】前記整流回路RCは例えば前記給電端子１及
び２に結合されて交流電圧を入力すると共に給電端子３
及び４に結合されて直流電圧を供給するダイオードブリ
ッジを有する一方、上記給電端子３及び４の間に結合さ
れて上記直流電圧を平滑するコンデンサを有し、またこ
れら給電端子３及び４の間に結合されてこの直流電圧を
安定化するツェナーダイオードを有している。上記ダイ
オードブリッジ回路は例えば第１及び第２の電力抵抗を
介して前記給電端子１及び２に結合し、これにより当該
ダイオードブリッジ回路に印加される交流電圧を低減す
ることもできる。
【００１８】本実施例においては、前記スイッチSWは前
記安全回路SCに結合された制御電流路５と主電流路６と
を備えたリレーにより構成され、上記主電流路６は当該
スイッチSWを前記負荷LDと直列に結合させる。このリレ
ーにより形成されるスイッチSWをオフした直後に生成さ
れる誘導電流から当該リレーを保護するために、当該リ
レーの制御電流路５にはダイオードD1が並列に結合され
ている。
【００１９】当該実施例における安全回路SCは発振器O
1、周波数／信号変換器FS、第１のスイッチング部（T
1、N3、R3）、第２の発振器O2、第２のスイッチング部
（T2、R4、R5）、遮断スイッチIS及び表示部EDを有して
いる。この場合、前記発振器O1は本発明により当該パー
ソナルケア装置の近傍の人体の一部を検出する容量性セ
ンサCSを有し、また前記安全回路SCはこの検出に応じて
スイッチSWを制御するように構成されている。パーソナ
ルケア装置は一般にハンドルにより保持されるので、上
記容量性センサCSはこのようなハンドルの近傍に配置す
るのが有利である。また、上記容量性センサCSは、例え
ば、当該装置のハンドル上叉はハンドル内に配置された
第１の容量板と、前記給電端子３に結合された第２の容
量板とにより構成される。上記第２の容量板は第１の容
量板と同様にハンドル上叉はハンドル内に配置すること
ができるが、主電源給電型の装置では第２の容量板は物
理的には設ける必要はない。事実、前記容量性センサCS
が第１の容量板のみしか有さない場合でも、この第１の
容量板は当該装置の近傍の人体の一部を介してアースに
対して容量を形成し、このアースに対する容量は主電源
及び整流回路RCを介して前記給電端子３に結合される。
そして、第１の容量板のみを有する容量性センサCSは当
該センサが簡素に且つ安価に構成するすることができる
という利点を有し、また構成の如何によらず容量性セン
サCSは例えば光センサ叉は抵抗センサと較べて当該容量
性センサの汚損によっては影響を受けないという利点を
有している。
【００２０】前記発振器O1は上記容量性センサCSに加え
て、ナンドゲートN1、ナンドゲートN2及び抵抗R1を有し
ている。上記ナンドゲートN1は前記容量性センサCSによ
り給電端子３に結合される相互接続された入力端子と、
抵抗R1を介してこれら入力端子に結合された出力端子と
を有し、また前記ナンドゲートN2は上記ナンドゲートN1
の出力端子に結合される相互接続された入力端子と、出
力端子とを有している。周波数／信号変換器FSはコンデ
ンサC1と、ダイオードD2と、ダイオードD3と、コンデン
サC2と、抵抗R2とを有している。この場合、コンデンサ
C1とダイオードD2とはナンドゲートN2の出力端子と給電
端子３との間に直列に介挿され、コンデンサC2とダイオ
ードD3とはコンデンサC1とダイオードD2との接続点と給
電端子３との間に直列に介挿され、抵抗R2はコンデンサ
C2と並列に結合されている。第１のスイッチング部（T
1、N3、R3）はベース、コレクタ及びエミッタを有する
トランジスタT1と、ナンドゲートN3と、抵抗R3とを有し
ている。この場合、ナンドゲートN3はダイオードD3とコ
ンデンサC2との間の接続点に結合される相互接続された
入力端子と、抵抗R3を介してトランジスタT1のベースに
結合された出力端子とを有している。第２の発振器O2は
ナンドゲートN4と、コンデンサC3と、抵抗R6とを有して
いる。この場合、ナンドゲートN4はコンデンサC3を介し
て給電端子３に結合される相互接続された入力端子と、
これら入力端子に抵抗R6を介して結合された出力端子と
を有している。第２のスイッチング部（T2、R4、R5）は
ベース、コレクタ及びエミッタを備えるトランジスタT2
と、ナンドゲートN4の出力端子とトランジスタT2のベー
スとの間に結合された抵抗R4と、トランジスタT2のコレ
クタとトランジスタT1のコレクタとの間に結合された抵
抗R5とを有している。この場合、トランジスタT1のコレ
クタは前記リレーの制御電流路５とダイオードD1との並
列接続により給電端子４に結合され、トランジスタT2の
エミッタはトランジスタT1のエミッタに結合されてい
る。本実施例では、スイッチSWがオン状態の時に負荷LD
をオン／オフすることができる遮断スイッチISがトラン
ジスタT1のコレクタと、前記リレーの制御電流路５とダ
イオードD1との並列接続との間に結合されている。ま
た、本実施例においては前記表示部EDはトランジスタT1
及びT2のエミッタと、給電端子３との間に結合された発
光ダイオードにより構成されている。
【００２１】前記発振器O1及びO2は本実施例における動
作の主要な役割を果たしている。前記給電端子１及び２
が例えば主電源等の交流電圧源に接続されると、整流回
路RCにより発生された直流電圧が給電端子３及び４に結
合された安全回路SCに供給される。
【００２２】当該パーソナルケア装置がスタンバイ状態
にある場合は前記リレーにより形成されるスイッチSWは
オフ位置にあり、前記直流電圧により励起された発振器
O1及びO2は発振する。この場合、発振器O1は前記容量性
センサCSの容量に応じた周波数の電気信号を発生し、そ
の際容量性センサCSはナンドゲートN1の両端間の抵抗R1
を介して連続的に充電され放電される。上記電気信号は
バッファを構成するナンドゲートN2により周波数／信号
変換器FSに供給され、該変換器は同電気信号を制御信号
に変換する。スタンバイ状態においては、この制御信号
はトランジスタT1が導通しないような値を有している。
すなわち、コンデンサC1は発振器O1により発生された電
気信号を伝送し、ダイオードD2及びD3が該信号を整流
し、コンデンサC2が平滑化された制御信号を送出する。
発振器O1と同様に、発振器O2はコンデンサC3の容量に応
じた周波数の電気信号を発生し、その際当該コンデンサ
はナンドゲートN4の両端間の抵抗R6を介して充電され放
電される。発振器O2により発生された上記電気信号はト
ランジスタT2のベースに供給され、トランジスタT2を連
続的に導通状態及び非導通状態にする。スタンバイ状態
においては、トランジスタT1はオフ状態であり、トラン
ジスタT2の導通及び非導通は発光ダイオードEDを点滅さ
せるような電流となり、その際リレーにより形成される
スイッチSWは抵抗R5により制限される電流によってはオ
ンされない。上記の電流の制限は、例えばトランジスタ
T2のコレクタが給電端子３に直接接続されている場合に
は必要ではない。
【００２３】当該パーソナルケア装置が動作中（活性状
態）である場合は、当該装置は例えば手により保持され
ており、前記容量性センサCSの容量は前述したスタンバ
イ状態におけるのとは異なる値を有する。結果として、
発振器O1はスタンバイ状態とは違って低い周波数の電気
信号を発生する。スタンバイ状態におけるのと同様に、
この電気信号は周波数／信号変換器FSに供給され、該変
換器はこの電気信号を制御信号に変換する。この動作状
態においては、上記制御信号はトランジスタT1が導通す
るような値を有している。すなわち、この場合はコンデ
ンサC1は発振器O1により発生された上記電気信号を阻止
し、抵抗R2はコンデンサC2が急速に放電されるようにす
る。そして、トランジスタT1は導通するので当該トラン
ジスタを介して電流が流れ、この電流は発光ダイオード
EDを点灯させ、またリレーを構成するスイッチSWをオン
状態にして交流電圧を負荷LDの両端に供給する。この動
作状態においては、上記電流は遮断スイッチISにより遮
断することができ、その場合はリレーを構成するスイッ
チSWはオフ状態にされる。このように、遮断スイッチIS
は安全回路SCを備えた当該装置の使用者が当該装置を動
作中に短時間スイッチオフさせることができるという利
点を有している。この動作中においては、スタンバイ状
態におけるのと同様に、発振器O2はトランジスタT2をオ
ン／オフさせるので、遮断スイッチISが作動された場合
には発光ダイオードEDは連続ではなく間欠的に点灯す
る。本実施例においては上記遮断スイッチISはトランジ
スタT1のコレクタと前記リレーの制御電流路５との間に
結合されているが、該遮断スイッチISは例えば上記リレ
ーの主電流路６と直列に配置する等の、いくつかの他の
位置に配置することも可能である。
【００２４】図２は本発明によるパーソナルケア装置の
第２実施例の要部を示している。この部分は図１に示し
た実施例とはいくつかの点で異なっており、安全回路SC
の可能性のある多数の構成例を図示している。第１の点
は、ナンドゲートN2が削除され、ナンドゲートN5が導入
されたことである。このナンドゲートN5はナンドゲート
N4の出力端子に結合された第１の入力端子と、給電端子
４に結合された第２の入力端子と、抵抗R4によりトラン
ジスタT2のベースに結合された出力端子とを有してい
る。このナンドゲートN5は図１に示したナンドゲートN2
及びN3と同様にバッファの機能を有している。なお、上
記の各ナンドゲートは単一の集積回路により構成するの
が有利である。第２の点はナンドゲートN1とN3とに関す
るもので、上記ナンドゲートN5のように給電端子４に結
合された入力端子を有している。図１及び図２の各ナン
ドゲートは各々インバータとして構成されているので、
動作上本質的でない入力端子は互いに結合するか叉は給
電端子４に結合することができる。第３の点は、発光ダ
イオードEDにより形成される表示部が他の位置に移動さ
れたことである。本実施例においては、発光ダイオード
EDは給電端子４と、リレーの制御電流路５とダイオード
D1との並列接続との間に結合されている。第４の点はナ
ンドゲートN4と抵抗R5に関するもので、このナンドゲー
トはダイオードD3とコンデンサC2との間の接続点に結合
された入力端子を有し、また抵抗R5は発光ダイオードED
に直接結合されている。ナンドゲートN4の入力端子が上
記の個所に結合されているので、発振器O2はトランジス
タT1が導通される場合には停止される。第５の点は、遮
断スイッチが当該パーソナルケア装置の該当部分におけ
るいくつかの個所に配置することができるにも拘らず、
削除されていることにある。
【００２５】ここで、本発明は上述した各実施例にのみ
限定されるものではなく、等業者にとっては本発明の範
囲内において種々変更可能であることに注意されたい。
例えば、スイッチ、発振器、周波数／信号変換器、スイ
ッチング部及び表示部は図示した実施例とは異なる種々
の形で構成することができる。例えば、上記スイッチは
制御電流路が前記スイッチング部に結合され且つ負荷に
直列に結合された主電流路を有するようなトライアック
を用いて構成することもできる。更に、上記スイッチの
制御電流路はスイッチング部の主電流路における他の個
所、例えば当該スイッチング部の主電流路と第３の給電
端子との間、に結合することもできる。また、前記表示
部は例えばランプ叉は音響発生器を用いて構成すること
もでき、安全回路SCにおける他の個所、例えば当該スイ
ッチング部の主電流路とスイッチの制御電流路との間、
に容易に配置することができる。上記表示部の他の構成
例は例えば異なる色の２個の発光ダイオードを用いる例
であり、この場合には各発光ダイオードを例えば各スイ
ッチング部の各々の主電流路に直列に結合する。表示部
の更に他の構成例は、発光ダイオードと音響発生器とを
用いる例であり、この構成は例えば聾唖者及び盲人に有
効である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 図１は、本発明によるパーソナルケア装置の
第１の実施例の要部を示す回路図、
【図２】 図２は、本発明によるパーソナルケア装置の
第２の実施例の要部を示す回路図である。
【符号の説明】
１、２…給電端子、 ３、４…給電端
子、５…制御電流路、 ６…主電流
路、CS…容量性センサ、 ED…表示部、
LD…負荷、 RC…整流回路、SC
…安全回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブーン チョング レア シンガポール共和国 シンガポール 2262 ユーロン ヤーラン アーマッド イブ ラヒム 259 (72)発明者 スウェー グアン リム シンガポール共和国 シンガポール 2262 ユーロン ヤーラン アーマッド イブ ラヒム 259

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 負荷とスイッチとを有し、これら負荷と
    スイッチが交流電圧を入力するために第１及び第２の給
    電端子の間に直列に結合されているようなパーソナルケ
    ア装置において、当該パーソナルケア装置が更に、 前記交流電圧を直流電圧に変換するための整流回路と、 前記直流電圧を入力するために第３及び第４の給電端子
    の間に結合された安全回路と、 を有し、上記安全回路は当該パーソナルケア装置の近傍
    に人体の一部があることを検出する容量性センサを有し
    且つこの検出に応じて前記スイッチを制御するように構
    成されていることを特徴とするパーソナルケア装置。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載のパーソナルケア装置に
    おいて、当該装置がハンドルを有し、前記容量性センサ
    が該ハンドルの近傍に配設されていることを特徴とする
    パーソナルケア装置。
  3. 【請求項３】 請求項１叉は請求項２に記載のパーソナ
    ルケア装置において、前記安全回路が更に前記容量性セ
    ンサにより構成されるコンデンサと出力端子とを備える
    第１の発振器と、この第１の発振器の出力端子に結合さ
    れた入力端子と出力端子とを備えた周波数／信号変換器
    と、この周波数／信号変換器の出力端子に結合された制
    御電流路と前記スイッチに結合された主電流路とを備え
    る第１のスイッチング部とを有していることを特徴とす
    るパーソナルケア装置。
  4. 【請求項４】 請求項３に記載のパーソナルケア装置に
    おいて、前記安全回路が更に警報信号を発生する表示部
    を有し、該表示部が前記第１のスイッチング部の主電流
    路に直列に結合されていることを特徴とするパーソナル
    ケア装置。
  5. 【請求項５】 請求項３または請求項４に記載のパーソ
    ナルケア装置において、前記安全回路が更にコンデンサ
    と出力端子とを備える第２の発振器と、この第２の発振
    器の出力端子に結合された制御電流路と前記第１のスイ
    ッチング部の主電流路に並列に結合された主電流路とを
    備えた第２のスイッチング部とを有していることを特徴
    とするパーソナルケア装置。
  6. 【請求項６】 請求項３、請求項４叉は請求項５に記載
    のパーソナルケア装置において、前記スイッチが前記第
    １のスイッチング部の主電流路に直列に結合された制御
    電流路と、当該スイッチを前記負荷に直列に結合する主
    電流路とを有していることを特徴とするパーソナルケア
    装置。
  7. 【請求項７】 請求項１ないし請求項６の何れか一項に
    記載のパーソナルケア装置において、当該パーソナルケ
    ア装置が更に前記スイッチがオン状態にある場合に前記
    負荷をオン状態叉はオフ状態にする遮断スイッチを有し
    ていることを特徴とするパーソナルケア装置。
  8. 【請求項８】 請求項１ないし請求項７の何れか一項に
    記載のパーソナルケア装置に使用される前記安全回路。
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