JPH05235967A - ネットワークアクセス管理方法 - Google Patents

ネットワークアクセス管理方法

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JPH05235967A
JPH05235967A JP4029779A JP2977992A JPH05235967A JP H05235967 A JPH05235967 A JP H05235967A JP 4029779 A JP4029779 A JP 4029779A JP 2977992 A JP2977992 A JP 2977992A JP H05235967 A JPH05235967 A JP H05235967A
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JP
Japan
Prior art keywords
station
network
data
station number
stations
Prior art date
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Application number
JP4029779A
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English (en)
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Takao Yamada
隆雄 山田
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Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多重化局当て又は多重化局内の特定の一局宛て
のいずれの場合も交信できるネットワークアクセス管理
方法を実現する。 【構成】局A1、A2及びA3は多重化局Aを構成し、
局B、C及びDはそれぞれ独立した単一局を構成する。
上記それぞれの局はアクセス管理を介してリング・ネッ
トワーク(E)と不図示のパーソナルコンピュータ等と
を接続する。伝送フレーム上の宛先局番にはユーザ指定
の論理局番データと多重化識別情報データとからなる実
局番データが設定される。例えば局A〜D宛ての実局番
データはA0〜D0に設定され、宛先A0のフレームは
全ての子局A1、A2及びA3に受信される。他方、論
理局番Aに多重化識別情報「1」、「2」又は「3」が
付与された実局番データA1、A2又はA3が宛先とな
っているフレームは、それぞれ子局A1、A2又はA3
にのみ受信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の計算機をネット
ワークにより接続して互いに通信を行うシステムにおけ
る多重化局のネットワークアクセス管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の計算機(オフイスコンピュ
ータ、パーソナルコンピュータ、プログラマブルコント
ローラ、ワープロ等)が単一のネットワーク上に接続さ
れるシステムにおいて、ネットワークのアクセスを管理
するためには、計算機を使用するユーザにより設定され
る局番が用いられる。即ち、ユーザがネットワークで通
信を行う際には、互いに使用する計算機に対してネット
ワーク上の局番を設定し、送信先に対しては、送信相手
により設定された局番を指定してデータの送信を行う。
この送信に際して指定した相手局番は、ネットワークを
流れるフレーム上に宛名アドレスとして通信データと共
にセットされる。そして相手側の計算機は、そのネット
ワークを流れるフレーム上の宛名アドレスが自己の局番
と一致していることを検出することによってそのフレー
ムが自己当てであることを認識し、そのフレーム上の通
信データを取り込むようになっている。
【0003】これを、さらに説明すると、図4に示すよ
うに、計算機A′、B′、C′又はD′は、それぞれ同
名の局番A′、B′、C′又はD′を設定されて、ネッ
トワーク(E′)により互いに接続されているものとす
る。いま局A′のユーザがデータD″を局D′へ送信す
る場合、局A′では送信データD″の先頭部分に宛名ア
ドレスD′を付してフレーム(F′)を作成し、このフ
レーム(F′)をネットワーク上に送出する。局D′
は、ネットワーク上を流れるフレーム(F′)の宛名ア
ドレスD′が自己の局番D′と一致することを確認して
フレーム(F′)のデータD″を取り込む。
【0004】このように、従来の方式においては、ネッ
トワークにおけるアクセスの管理は、ユーザによりそれ
ぞれの計算機毎に設定される局番のみに基づいて行われ
ている。したがって、ネットワークに接続している各計
算機の局番は、互いに他と識別するために、他の計算機
の局番と重複しないようにそれぞれ別個の局番を設定す
ることが絶対的な条件となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアクセス管理方式では、複数の計算機が集ま
って1つの多重化域を構成している場合であっても、外
部局からその多重化域の全ての計算機に通信データを送
信する場合は、多重化域宛てではなく多重化域の全ての
局(計算機)宛てに個別に送信しなければならない。こ
れは、外部局にとっては、常日頃から相手が多重化構成
であることを認識してその多重化全域の局番管理をして
おく必要があり、また送信に際しては多重化域の全局に
同一データを繰り返し送信するために時間を要する等、
手数がかかって面倒であるという問題点を有していた。
【0006】このような問題を避けるため、外部に対し
て多重化域を一つの局番に設定してしまうと、上述した
外部局における面倒は省けるが、外部局から多重化域の
特定の一局に送信することができなくなってしまうとい
う不都合が生ずる。
【0007】本発明の目的は、多重化域宛て又は多重化
域内の特定の一局宛てのいずれの場合も交信可能なネッ
トワークのアクセス管理方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、単一
のネットワーク上に複数の計算機がそれぞれ接続されて
通信を行うシステムに適用される。
【0009】本発明のアクセス管理方法では、上記ネッ
トワークのユーザにより設定されるネットワーク上の論
理局番と、その論理局番に対して複数の計算機が多重化
されたとき各計算機に付与される多重化識別情報とを組
み合わせてなるデータをネットワーク上の実局番として
アクセス管理する。同アクセス管理は、例えば、多重化
を構成する親局に対しては上記論理局番データに基づい
てアクセスし、子局に対しては上記論理局番に多重化識
別番号を付与された実局番データに基づいてアクセスす
る。
【0010】したがって、多重化を構成する親局に対し
ても、親局内の子局に対してもアクセスでき、これによ
り、多重化局宛て又は多重化域内の特定の一局宛てのい
ずれとも交信可能なネットワークアクセス管理方法が実
現できる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係わる一実施例のリングネ
ットワークの構成図である。同図において、局Aは、局
A1、A2及びA3からなる多重化局、局B、C及びD
はそれぞれ独立した単一局である。それぞれの局A1、
A2、A3、B、C及びDは、ネットワーク端末(例え
ばノード)であり、それぞれ一方の入出力端子をリング
・ネットワーク(E)に接続され、他方の入出力端子が
パーソナルコンピュータ等に接続されている。そして、
トークン・パッシング(token passing)方式によりパー
ソナルコンピュータからの通信データを送受信する。
【0012】局A、B、C又はDには、リング・ネット
ワーク(E)における局番管理(アクセス管理)のため
に、それぞれ局番号A、B、C又はDが設定される。ま
た、多重化局(親局)A内の各単位局(子局)A1、A
2及びA3には、多重化局番Aに、単位局それぞれの識
別情報「1」、「2」又は「3」が付与され、域内局番
号A1、A2及びA3が設定される。
【0013】図2は、上記のように設定されたそれぞれ
の局番号に基づいて、リングネットワーク上に送出され
るフレーム(パケット)の宛先である実局番のデータフ
ォーマットである。同図において、実局番20はユーザ
指定の論理局番からなる局番21と、多重化された場合
に単位局(子局)に付与される多重化識別情報からなる
補助情報22とにより構成される。
【0014】補助情報22は、多重化局(親局)に宛て
る場合(B〜Dは多重化局と見做す)は「0」、多重化
局内の第1子局に宛てる場合は「1」、第2子局に宛て
る場合は「2」・・・となっている。
【0015】図3は、上記実局番を有するフレームフォ
ーマットの一例である。同図において、フレーム30
は、実局番データ領域であるフィールドAD(31)、
フレーム種別データ領域であるフィールドCD(3
2)、及び通信データ領域であるフィールドDT(3
3)により構成される。フィールドAD(31)には、
図2に示した実局番が配置され、フィールドCD(3
2)には当該フレームがネットワーク制御権を制御する
トークンフレームか、ネットワーク制御権を得た局から
送出されたデータフレームかによって、フレーム種別デ
ータとして「0」又は「1」が配置される。また、フィ
ールドDT(33)には、当該フレームがデータフレー
ムである場合は、例えば、テキストデータ、送信元の実
局番データ、アクノリッジフラグ等からなる通信データ
が配置される。
【0016】上記にように構成される本実施例におい
て、ネットワークアクセスの管理は次のように実行され
る。先ず、図1に示したリングネットワーク上を、図3
に示したトークンフレーム30が巡回・伝送される。こ
のトークンフレーム30は、伝送経路の手前の局から後
方の局へと順次巡回して引き継がれる。
【0017】トークンフレーム30を受け取った局のネ
ットワーク管理は、自己の直後に位置する局の局番デー
タA1、A2、A3、B、C又はDをトークンフレーム
30の実局番データ領域のフィールドAD(31)に書
き込んで伝送路に送出するということを各局毎に繰り返
す。
【0018】このように、トークンフレーム30のフィ
ールドAD(31)に、宛名の実局番データA1、A
2、A3、B、C又はDが順次書き込まれることによ
り、ネットワークに接続されている各局が、多重化局内
の子局、又は非多重化構成の独立局の別なく、それぞれ
同一の通信ローテーションに組み込まれる。
【0019】いま例えば局Bに接続されたコンピュータ
を用いて局番Bを有するユーザ(以後単に、局Bと称す
る)が局Aにデータを送信する場合は、自局のネットワ
ーク管理に、局Aにデータ送信するためのコマンドを与
える。局Bのネットワーク管理は、自局宛ての実局番デ
ータB0をフィールドAD(31)に有するトークンフ
レーム30を受け取ると、上述した自己の直後に位置す
る局の局番データではなく、上記ユーザから与えられた
送信コマンドに基づいて、今度は局Aの実局番データA
0を、フィールドAD(31)に書き込む。また、フィ
ールドCD(32)には当該フレーム30がデータフレ
ームであることを示すフレーム種別データ「1」をセッ
トする。そして、フィールドDT(33)には局A宛て
の通信データを書き込んで、そのデータフレーム30を
ネットワークへ送出する。
【0020】多重化局A内の各子局A1、A2及びA3
は、上記局A宛てのデータフレーム30の宛先が実局番
A0であることを識別して、そのデータフレーム30が
多重化局Aを構成する全局宛てであると判断し、それぞ
れ、その局A宛てのデータフレーム30のフィールドD
T(33)から通信データを取り出して、その通信デー
タを局番A1、A2又はA3を有する自局のユーザに通
知する。
【0021】これにより、いずれの局においても、その
局から局Aに送信する場合は、単に実局番A0を宛先指
定することにより、多重化されている局A内の全ての構
成子局A1、A2及びA3にデータを伝送することがで
きる。
【0022】このように、ネットワークのユーザは、局
A宛てのデータは、局Aが多重化されているか否かを意
識することなく、単に局Aの実局番A0を指定するのみ
で通信を行うことができる。
【0023】また、例えば局Cが、局Aの多重化を承知
しており、局A内の特定局、例えば子局A1にデータを
送信しようとするときは、この場合は自局のネットワー
ク管理に、局A1にデータ送信するためのコマンドを与
える。局Cのネットワーク管理は、自局宛ての実局番デ
ータC0をフィールドAD(31)に有するトークンフ
レーム30を受け取って、そのフィールドAD(31)
に、実局番データA1を書き込み、フィールドCD(3
2)にフレーム種別データ「1」を、フィールドDT
(33)には局A1宛ての通信データをそれぞれ書き込
んで、そのデータフレーム30をネットワークへ送出す
る。
【0024】子局A1は、上記データフレーム30の宛
先が実局番A1であることを識別して、そのデータフレ
ーム30のフィールドDT(33)から通信データを取
り出して、自局のユーザに通知する。他の子局A2又は
A3は、上記データフレーム30の宛先が実局番A0で
も、A2又はA3でもないため、自局宛てのデータフレ
ームではないと判断してこれを無視する。
【0025】これにより、いずれの局においても、その
局から多重化局A内の特定構成局1局に送信する場合
は、実局番A1、A2又はA3を宛先指定することによ
り、その多重化を構成している親局内のいずれか特定の
1つの子局A1、A2又はA3にデータを伝送すること
ができる。
【0026】このように、ネットワークのユーザは、一
方では上述した多重化局宛てのデータであっても相手局
が多重化されているか否かを意識することなく送信でき
るばかりでなく、他方では多重化された局内の特定局で
あっても、その局を特定する実局番を指定することによ
りその特定局とのみ通信を行うことができ、いずれの形
態をとっている相手局に対しても任意に通信が可能とな
る。
【0027】なお、本実施例においては、ネットワーク
をトークンパッシング方式としたが、これに限ることな
く他のネットワークに適用してよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、多重化局当て又は多重
化局内の特定の一局宛てのいずれの場合も交信できるの
で、交信相手が多重化構成であるか否かを認識すること
なく多重化局と通信でき、したがって多重化全域の局番
管理の必要がなく又送信に際しても多重化域内の全局に
同一データを繰り返し送信することも不用となり、手数
がかからず簡単な通信が可能となる。そのうえで、さら
に、外部局から多重化局内の特定の一局に送信すること
もできるので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のリングネットワークの構成図であ
る。
【図2】フレーム(パケット)の宛先である実局番のデ
ータフォーマットを示す図である。
【図3】フレームフォーマットの一例を示す図である。
【図4】従来のネットワークを説明する図である。
【符号の説明】
A 多重化局 A1、A2、A3 多重化局を構成する子局 B、C、D 独立局

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一のネットワーク上に複数の計算機が
    それぞれ接続されて通信を行うシステムにおいて、 前記ネットワークのユーザにより設定されるネットワー
    ク上の論理局番と、その論理局番に対して複数の計算機
    が多重化されたとき各計算機に付与される多重化識別情
    報とを組み合わせてなるデータをネットワーク上の実局
    番としてアクセス管理することを特徴とするネットワー
    クアクセス管理方法。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークで行われるアクセス管
    理は、前記多重化を構成する親局に対しては前記論理局
    番データに基づいてアクセスし、子局に対しては前記論
    理局番に多重化識別番号を付与された実局番データに基
    づいてアクセスすることを特徴とする請求項1記載のネ
    ットワークアクセス管理方法。
JP4029779A 1992-02-17 1992-02-17 ネットワークアクセス管理方法 Pending JPH05235967A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001128