JPH05234494A - 遮断器の電動チャージ機構 - Google Patents

遮断器の電動チャージ機構

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Publication number
JPH05234494A
JPH05234494A JP3381792A JP3381792A JPH05234494A JP H05234494 A JPH05234494 A JP H05234494A JP 3381792 A JP3381792 A JP 3381792A JP 3381792 A JP3381792 A JP 3381792A JP H05234494 A JPH05234494 A JP H05234494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
grease
shaft
circuit breaker
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP3381792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Fujiwara
弘兵 藤原
Koji Okashita
広史 岡下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05234494A publication Critical patent/JPH05234494A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力軸にグリスだめを設けることにより長期
に亘ってグリス枯れせずスムーズな出力軸の回転が得ら
れる遮断器の電動チャージ機構を提供する。 【構成】 送りツメに駆動力を付与する出力軸13をフ
レームに回転可能に支持する軸受を有し、この軸受の内
周面を摺接する出力軸13の中腹部13bの外周面の円
周方向の少なくとも2か所に開口する開口部24aと各
開口部24aを軸内部で連通させる連通穴部24bとか
らなるグリスだめ24を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は遮断器、例えばモータ
を駆動して送りツメによりラチェットを回転させて投入
バネをチャージしたのち指令を与えることにより通電部
を上記蓄勢力で閉成させさらに開放させる気中遮断器
の、電動チャージ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の気中遮断器は、概略図
6,図7に示すように構成されている。図6は側面図、
図7は図6を左からみた図であり、図において1は筐体
で、内部機構としては例えば特開昭58−129720
号公報に示されているので説明を省略する。2は内部機
構の一部であるチャージ用カム、3は電動駆動用ラチェ
ット、4は手動駆動用ラチェット、5はカム2および各
ラチェット3,4を支持するカムシャフト、6はモー
タ、7はモータ6により駆動される送りツメで、ラチェ
ット3と係合する。8は手動チャージ用ハンドル、9は
ハンドル8により駆動される送りツメで、ラチェット4
と係合する。10,11は通電部の一部を構成する一対
の導体である。
【0003】モータ6により送りツメ7を駆動してラチ
ェット3を回転させ、あるいはハンドル8により送りツ
メ9を駆動してラチェット4を回転させることにより、
チャージ用カム2を回転させ、チャージする。その他の
詳しい動作は前記した公報に示されているので説明を省
略する。
【0004】図6,図7における電動チャージ機構を、
図8〜図11について詳しく説明する。図8は図6の線
VIII−VIIIからみた拡大図、図9は図8を上からみた
図、図10は図9の線X−Xの断面図、図11は図10
の出力軸を示す斜視図であり、図6,図7と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0005】図において、12は筐体1に設置されるフ
レーム、13は送りツメ7に送り作用をさせる出力軸
で、その偏心軸部13aに座金14とボルト15により
送りツメ7が回転可能に取付けられている。16はフレ
ーム12に圧入された軸受で、出力軸13の中腹部13
bを支持している。17は出力軸13に一体的に取付け
られた大歯車、18はモータ6の回転軸、19,20は
大小の中間歯車で、モータ6の回転軸18を出力軸13
の大歯車17に連結することにより減速ユニットを構成
している。21は送りツメ7をラチェット3との噛み合
い方向に付勢する引きバネ、22はカムシャフト5に固
着したカム、23はフレーム12に取付けられるリミッ
トスイッチで、カム22により動作されてモータ6をオ
ンオフさせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の遮
断器の電動チャージ機構では、出力軸13の中腹部13
bの外周面と軸受16の内周面との間にグリスを塗布す
ることにより摩擦力を吸収していたので、出力軸13の
回転によってグリスが隙間から押し出されてしまいグリ
ス枯れになるという問題点があった。
【0007】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、出力軸にグリスだめを設けることによ
り長期に亘ってグリス枯れせずスムーズな出力軸の回転
が得られる遮断器の電動チャージ機構を得ることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る遮断器の
電動チャージ機構は、送りツメに駆動力を付与する出力
軸をフレームに回転可能に支持する軸受を有し、この軸
受の内周面を摺接する出力軸の外周面の円周方向の少な
くとも2か所に開口する開口部と各開口部を軸内部で連
通させる連通穴部とからなるグリスだめを備えたもので
ある。
【0009】
【作用】この発明においては、グリスだめにグリスを入
れておくと、回転中に遠心力によりグリスがグリスだめ
より出力軸の外周面に出るので、出力軸の緩やかな回転
が得られる。
【0010】
【実施例】
実施例1.この発明の一実施例を図1,図2について説
明する。図1は出力軸の正面図、図2は図1の線II−II
の断面図であり、前記従来のものと同一または相当部分
には同一符号を付して説明を省略する。図において、2
4は出力軸13の中腹部13bに設けたグリスだめで、
中腹部13bの外周面の円周方向の2か所に開口する開
口部24aと両開口部24aを軸内部で連通させる連通
穴部24bとで構成されている。
【0011】グリスだめ24の連通穴部24b内にグリ
スを入れておくと、回転中に遠心力により連通穴部24
b内のグリスが開口部24aから出力軸13の中腹部1
3bの外周面に出るので、出力軸13の緩やかな回転が
得られる。
【0012】図1に示すように連通穴部24bをV字状
にして両開口部24aが上向きになるように開口させて
おくと、出力軸13の上方位置には力が加わらないので
面圧を下げないでグリスだめ24を設けることができ
る。
【0013】実施例2.図3,図4に示すようにグリス
だめ24の開口部24Aを、軸内部からラッパ状に広が
って開口するようにしておくと、開口部24Aからグリ
スが表面に出やすくなるので、グリスの供給が良くなっ
てよりスムーズな回転が可能となる。
【0014】実施例3.図5に示すように出力軸13の
中腹部13bの外周面に、各開口部24aを連通するよ
うに円周状に形成したV溝25を設けておくと、各開口
部24aから表面に出たグリスが中腹部13bの外周面
にスムーズに回るので、グリスの供給が全周に亘って良
くなり更にスムーズな回転が可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば出力軸
にグリスだめを設けることにより長期に亘ってグリス枯
れせずスムーズな出力軸の回転が得られるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す出力軸の正面図であ
る。
【図2】図1の線II−IIの断面図である。
【図3】この発明の実施例2を示す出力軸の正面図であ
る。
【図4】図3の線IV−IVの断面図である。
【図5】この発明の実施例3を示す出力軸の斜視図であ
る。
【図6】従来の遮断器を示す概略側面図である。
【図7】図6を左からみた図である。
【図8】図6の線VIII−VIIIからみた拡大図である。
【図9】図8を上からみた図である。
【図10】図9の線X−Xの断面図である。
【図11】図10の出力軸を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 ラチェット 6 モータ 7 送りツメ 12 フレーム 13 出力軸 13b 出力軸の中腹部 16 軸受 24 グリスだめ 24a グリスだめの開口部 24A グリスだめの開口部 24b グリスだめの連通穴部 25 V溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断器のラチェット式チャージ機構であ
    って、前記ラチェットに係合する送りツメと、この送り
    ツメに駆動力を付与する出力軸と、この出力軸に回転を
    与えるモータと、前記出力軸をフレームに回転可能に支
    持する軸受とを有する電動チャージ機構において、 前記軸受の内周面を摺動する前記出力軸の外周面の円周
    方向の少なくとも2か所に開口する開口部と各開口部を
    軸内部で連通させる連通穴部とからなるグリスだめを備
    えたことを特徴とする遮断器の電動チャージ機構。
  2. 【請求項2】 開口部が軸内部からラッパ状に広がって
    開口していることを特徴とする請求項1の遮断器の電動
    チャージ機構。
  3. 【請求項3】 出力軸の外周面に、各開口部を連通する
    ように円周状に形成したV溝を設けたことを特徴とする
    請求項1または2の遮断器の電動チャージ機構。
JP3381792A 1992-02-21 1992-02-21 遮断器の電動チャージ機構 Pending JPH05234494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3381792A JPH05234494A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 遮断器の電動チャージ機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3381792A JPH05234494A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 遮断器の電動チャージ機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05234494A true JPH05234494A (ja) 1993-09-10

Family

ID=12397036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3381792A Pending JPH05234494A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 遮断器の電動チャージ機構

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JP (1) JPH05234494A (ja)

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