JPH05234492A - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
- Publication number
- JPH05234492A JPH05234492A JP3336292A JP3336292A JPH05234492A JP H05234492 A JPH05234492 A JP H05234492A JP 3336292 A JP3336292 A JP 3336292A JP 3336292 A JP3336292 A JP 3336292A JP H05234492 A JPH05234492 A JP H05234492A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大電流遮断時に可動接触子の先端に固着した
導電性磁性材料からなる部材が溶断されて欠落しないよ
うに部材を可動接触子に固着する信頼性の高い回路遮断
器を提供する。 【構成】 可動接触子２の先端に、可動接触子２の接点
４よりも先方の位置でかつ少なくともその両側面に導電
性磁性材料からなる部材１２を固着させた。
導電性磁性材料からなる部材が溶断されて欠落しないよ
うに部材を可動接触子に固着する信頼性の高い回路遮断
器を提供する。 【構成】 可動接触子２の先端に、可動接触子２の接点
４よりも先方の位置でかつ少なくともその両側面に導電
性磁性材料からなる部材１２を固着させた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は回路遮断器に関するも
のであり、もう少し詳しくいうと閉成時の電流経路がほ
ぼ直線状をなす少なくとも一対の接触子がアークを冷却
する消弧板とともに絶縁体でなる包囲体に収納されてい
る回路遮断器に関するものである。
のであり、もう少し詳しくいうと閉成時の電流経路がほ
ぼ直線状をなす少なくとも一対の接触子がアークを冷却
する消弧板とともに絶縁体でなる包囲体に収納されてい
る回路遮断器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７，図８は従来のこの種の回路遮断器
を示し、対向配置された固定接触子１及び可動接触子２
にそれぞれ固定接点３および可動接点４が固着されてい
て、一対の接触子を構成している。操作機構部５には可
動接触子２の基端が結合されていて、可動接触子２が回
動操作される。両接触子１，２の近傍には、接点３，４
間に生じるアークを冷却するための消弧板６が配設され
ている。包囲体７は絶縁体でなり、回路遮断器の本体を
収納している。包囲体７にはアークあるいはホットガス
の排出口８が設けられている。
を示し、対向配置された固定接触子１及び可動接触子２
にそれぞれ固定接点３および可動接点４が固着されてい
て、一対の接触子を構成している。操作機構部５には可
動接触子２の基端が結合されていて、可動接触子２が回
動操作される。両接触子１，２の近傍には、接点３，４
間に生じるアークを冷却するための消弧板６が配設され
ている。包囲体７は絶縁体でなり、回路遮断器の本体を
収納している。包囲体７にはアークあるいはホットガス
の排出口８が設けられている。
【０００３】次に動作について説明する。いま図９に示
すように可動接点４が固定接点３に接触していると、電
力は電源から固定接触子１→固定接点３→可動接点４→
可動接触子２と直線上に経由し、負荷側へ供給される。
この状態のとき、短絡電流のような大電流が接触子間に
流れると、操作機構部５が動作して可動接点を４を固定
接点３から開離させる。このとき、図１０，図１１に示
すように固定接点３と可動接点４との間にはアークＡが
発生し、固定接点３と可動接点４間にアーク電圧があら
われる。このアーク電圧は固定接点３に対する可動接点
４の開離距離が増大するに伴って上昇する。また、同時
にアークＡは消弧板６側へ磁気力によって引き付けられ
て伸長するので、アーク電圧はさらに上昇する。
すように可動接点４が固定接点３に接触していると、電
力は電源から固定接触子１→固定接点３→可動接点４→
可動接触子２と直線上に経由し、負荷側へ供給される。
この状態のとき、短絡電流のような大電流が接触子間に
流れると、操作機構部５が動作して可動接点を４を固定
接点３から開離させる。このとき、図１０，図１１に示
すように固定接点３と可動接点４との間にはアークＡが
発生し、固定接点３と可動接点４間にアーク電圧があら
われる。このアーク電圧は固定接点３に対する可動接点
４の開離距離が増大するに伴って上昇する。また、同時
にアークＡは消弧板６側へ磁気力によって引き付けられ
て伸長するので、アーク電圧はさらに上昇する。
【０００４】以上の動作を、電流遮断時を示す図１１に
よってさらに詳しく考察すると、可動接触子２は回動中
心９を中心として回動動作して開極する。この開極動作
において可動接触子２と固定接触子１間の空間距離は可
動接触子２の腹部２ａと固定接触子１の先端部１ａ間の
距離がもっとも短い。一方可動接点４と固定接点３の間
に生じたアークＡは、固定接触子１を流れる電流Ｉ1 と
可動接触子２を流れる電流Ｉ2 から電磁力を受けその合
成力として矢印Ｆの方向の力を受ける。しかしこの電磁
力は、接触子構造が図９に示すように閉成時に電流が直
線状に流れるものであるために比較的小さく、したがっ
て一般にはアークＡは可動接点４と固定接点３の間の位
置から可動接触子２の腹部２ａと固定接触子１の先端部
１ａの間の短い距離の位置に移動し、そこで停滞する。
このため、図において接点３，４よりも右側に位置する
消弧板６にアークＡが接触せず、アークＡが冷却されな
いこととなり所望の電流遮断性能が得られないという問
題点があった。
よってさらに詳しく考察すると、可動接触子２は回動中
心９を中心として回動動作して開極する。この開極動作
において可動接触子２と固定接触子１間の空間距離は可
動接触子２の腹部２ａと固定接触子１の先端部１ａ間の
距離がもっとも短い。一方可動接点４と固定接点３の間
に生じたアークＡは、固定接触子１を流れる電流Ｉ1 と
可動接触子２を流れる電流Ｉ2 から電磁力を受けその合
成力として矢印Ｆの方向の力を受ける。しかしこの電磁
力は、接触子構造が図９に示すように閉成時に電流が直
線状に流れるものであるために比較的小さく、したがっ
て一般にはアークＡは可動接点４と固定接点３の間の位
置から可動接触子２の腹部２ａと固定接触子１の先端部
１ａの間の短い距離の位置に移動し、そこで停滞する。
このため、図において接点３，４よりも右側に位置する
消弧板６にアークＡが接触せず、アークＡが冷却されな
いこととなり所望の電流遮断性能が得られないという問
題点があった。
【０００５】また上述したような特に腹部２ａと先端部
１ａ間の距離が短いものでなくても、固定接点３と可動
接点４の間の距離がもっとも短い構造のものが多く、こ
の場合はアークＡが接点３，４間に停滞する。そうして
アークＡは消弧板６による冷却は受けられても、接点上
のアークの停滞による接点消耗が助長され、回路遮断器
の遮断容量の格上げに関して重大な支障を来たしてい
た。以上のような欠点を解消するために図１２に示すよ
うに可動接触子２の先端部に可動接点４の表面よりも突
出させた突出部２Ａを設けることにより、アークＡを突
出部２Ａに転移させ、アークＡを消弧板６に近接させて
消弧板６によるアークＡの冷却作用を達成させることが
考えられる。しかしかかる構造のものは電流遮断性能に
及ぼす効果が、電流が大きい領域では十分満足しうる
が、電流が小さい領域ではアークの転移が短時間には行
われず、遮断時間が長びくという問題点があった。
１ａ間の距離が短いものでなくても、固定接点３と可動
接点４の間の距離がもっとも短い構造のものが多く、こ
の場合はアークＡが接点３，４間に停滞する。そうして
アークＡは消弧板６による冷却は受けられても、接点上
のアークの停滞による接点消耗が助長され、回路遮断器
の遮断容量の格上げに関して重大な支障を来たしてい
た。以上のような欠点を解消するために図１２に示すよ
うに可動接触子２の先端部に可動接点４の表面よりも突
出させた突出部２Ａを設けることにより、アークＡを突
出部２Ａに転移させ、アークＡを消弧板６に近接させて
消弧板６によるアークＡの冷却作用を達成させることが
考えられる。しかしかかる構造のものは電流遮断性能に
及ぼす効果が、電流が大きい領域では十分満足しうる
が、電流が小さい領域ではアークの転移が短時間には行
われず、遮断時間が長びくという問題点があった。
【０００６】以上の欠点を除去するために、例えば特開
昭６１−４９３４１号公報に示されるような回路遮断器
の構造がある。この構造を図１３〜図１５に示す。この
構造では可動接触子２の先端に磁性材料でなる導電性の
状の部材１０を固着し、この部材１０の突出面１０ａ
は可動接点４の表面よりも突出した位置にある。可動接
点４と部材１０の間には溝１１が形成されている。固定
接点３が取着された固定接触子１には、電極閉成時に可
動接触子２と固定接触子１とが、接点４，３間以外の部
位で接触するのを避けるため、部材１０の対向位置に凹
部１Ａが形成されている。
昭６１−４９３４１号公報に示されるような回路遮断器
の構造がある。この構造を図１３〜図１５に示す。この
構造では可動接触子２の先端に磁性材料でなる導電性の
状の部材１０を固着し、この部材１０の突出面１０ａ
は可動接点４の表面よりも突出した位置にある。可動接
点４と部材１０の間には溝１１が形成されている。固定
接点３が取着された固定接触子１には、電極閉成時に可
動接触子２と固定接触子１とが、接点４，３間以外の部
位で接触するのを避けるため、部材１０の対向位置に凹
部１Ａが形成されている。
【０００７】次に動作について説明する。以上の構成に
よる大電流領域での電流遮断性能は、図１２に示したも
のと同様である。しかし、小電流領域の電流遮断性能
は、図１２のものと大いに相違する。以下それを説明す
る。図１５は、図１４に示す電極閉成状態から可動接触
子２が回動中心９に関して回動して開極した状態を示
し、可動接点４と固定接点３間に生じたアークＡは、開
極初期においては、その経路が破線ａの位置にある。こ
こで、小電流時のアークＡは、もし部材１０が非磁性体
であれば破線ａで示す位置が消弧板６からは遠いし、か
つ両接触子１，２を流れる電流による電磁力作用も小さ
いので長時間にわたって破線ａの経路を変えない。しか
し、部材１０が磁性体であるため、アークＡは磁気力に
よって破線ｂで示すように部材１０側へ湾曲変形する。
ついでアークＡの足が破線ｃで示すように可動接点４か
ら部材１０の突出面１０ａに転移する。溝１１はこの転
移を確然とするのに有効である。さらに、最終的にはア
ークＡの経路は破線ｄで示すように突出面１０ａと固定
接触子１の角部１ｂ間に至る。この破線ｄの位置は消弧
板６に近接しており、アークＡは消弧板６により効率よ
く冷却され、電流遮断が達成される。
よる大電流領域での電流遮断性能は、図１２に示したも
のと同様である。しかし、小電流領域の電流遮断性能
は、図１２のものと大いに相違する。以下それを説明す
る。図１５は、図１４に示す電極閉成状態から可動接触
子２が回動中心９に関して回動して開極した状態を示
し、可動接点４と固定接点３間に生じたアークＡは、開
極初期においては、その経路が破線ａの位置にある。こ
こで、小電流時のアークＡは、もし部材１０が非磁性体
であれば破線ａで示す位置が消弧板６からは遠いし、か
つ両接触子１，２を流れる電流による電磁力作用も小さ
いので長時間にわたって破線ａの経路を変えない。しか
し、部材１０が磁性体であるため、アークＡは磁気力に
よって破線ｂで示すように部材１０側へ湾曲変形する。
ついでアークＡの足が破線ｃで示すように可動接点４か
ら部材１０の突出面１０ａに転移する。溝１１はこの転
移を確然とするのに有効である。さらに、最終的にはア
ークＡの経路は破線ｄで示すように突出面１０ａと固定
接触子１の角部１ｂ間に至る。この破線ｄの位置は消弧
板６に近接しており、アークＡは消弧板６により効率よ
く冷却され、電流遮断が達成される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の回
路遮断器では、図１３〜図１５に示す部材１０の取付部
１０ｂの部分が可動接触子２と比較して部材の厚みが薄
い，すなわち断面積が小さい（熱容量が小さい）、しか
もこの取付部１０ｂは導電性磁性体で固有抵抗が大きい
ので大電流通過時の温度上昇が高くなり、熱容量が小さ
いため溶断してしまうという問題点があった。
路遮断器では、図１３〜図１５に示す部材１０の取付部
１０ｂの部分が可動接触子２と比較して部材の厚みが薄
い，すなわち断面積が小さい（熱容量が小さい）、しか
もこの取付部１０ｂは導電性磁性体で固有抵抗が大きい
ので大電流通過時の温度上昇が高くなり、熱容量が小さ
いため溶断してしまうという問題点があった。
【０００９】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、大電流遮断時に可動接触子の先
端に固着した導電性磁性体の部材が溶断されて欠落しな
いように部材を可動接触子に固着した信頼性の高い回路
遮断器を得ることを目的とする。
ためになされたもので、大電流遮断時に可動接触子の先
端に固着した導電性磁性体の部材が溶断されて欠落しな
いように部材を可動接触子に固着した信頼性の高い回路
遮断器を得ることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回路遮断
器は、可動接触子の接点より先方の位置でかつ少なくと
もその両側面に導電性磁性材料からなる部材を固着させ
たものである。
器は、可動接触子の接点より先方の位置でかつ少なくと
もその両側面に導電性磁性材料からなる部材を固着させ
たものである。
【００１１】
【作用】この発明における回路遮断器においては、可動
接触子先端に固着した導電性磁性材料からなる部材が大
電流遮断時でも欠落しない。
接触子先端に固着した導電性磁性材料からなる部材が大
電流遮断時でも欠落しない。
【００１２】
【実施例】この発明の一実施例を図１，図２について説
明する。図１は要部側面図、図２は図１の部分分解図で
あり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符
号を付して説明を省略する。図において、１２は可動接
触子２の接点４より先方に固着した磁性材料でなる導電
性の部材で、可動接触子２の両側面に両側から固着して
ある。また、固定接触子１は接点３，４以外では接触し
ないので直線状の形状とした。
明する。図１は要部側面図、図２は図１の部分分解図で
あり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符
号を付して説明を省略する。図において、１２は可動接
触子２の接点４より先方に固着した磁性材料でなる導電
性の部材で、可動接触子２の両側面に両側から固着して
ある。また、固定接触子１は接点３，４以外では接触し
ないので直線状の形状とした。
【００１３】次に動作について説明する。以上の構成に
よる小電流領域での電流遮断性能は図１４，図１５に示
したものと同様である。また、大電流領域での電流遮断
性能も同様であるが、導電性磁性材料からなる部材１２
は図２に示すように可動接触子２の接点４より先方でか
つその両側面に固着してあるので、図１５の部材１０の
取付部１０ｂのように部材１０の断面積が小さくなる部
分はなく、溶断する心配はない。
よる小電流領域での電流遮断性能は図１４，図１５に示
したものと同様である。また、大電流領域での電流遮断
性能も同様であるが、導電性磁性材料からなる部材１２
は図２に示すように可動接触子２の接点４より先方でか
つその両側面に固着してあるので、図１５の部材１０の
取付部１０ｂのように部材１０の断面積が小さくなる部
分はなく、溶断する心配はない。
【００１４】尚、接触子１，２は一対に限らず、複数対
でもよい。また、導電性磁性材料からなる部材１２の形
状は、図２に示すもの以外に例えば図３〜図６に示す形
状のものがあり、各図に示すように固着することにより
上記実施例と同様の効果が得られる。
でもよい。また、導電性磁性材料からなる部材１２の形
状は、図２に示すもの以外に例えば図３〜図６に示す形
状のものがあり、各図に示すように固着することにより
上記実施例と同様の効果が得られる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば導電性
磁性材料からなる部材が大電流遮断時に溶断し欠落する
心配がない高い信頼性が得られるという効果を奏する。
磁性材料からなる部材が大電流遮断時に溶断し欠落する
心配がない高い信頼性が得られるという効果を奏する。
【図１】この発明の一実施例を示す要部側面図である。
【図２】図１の部分分解図である。
【図３】この発明の他の実施例を示す図２と同じ図であ
る。
る。
【図４】この発明の他の実施例を示す図２と同じ図であ
る。
る。
【図５】この発明の他の実施例を示す図２と同じ図であ
る。
る。
【図６】この発明の他の実施例を示す図２と同じ図であ
る。
る。
【図７】従来の回路遮断器を示す一部断面平面図であ
る。
る。
【図８】図７の線VIII−VIIIの断面図である。
【図９】図８の要部側面図である。
【図１０】動作状態を示す一部断面側面図である。
【図１１】図１０の要部側面図である。
【図１２】異なる従来のものを示す要部側面図である。
【図１３】さらに異なる従来のものを示す要部側面図で
ある。
ある。
【図１４】動作状態を示す要部側面図である。
【図１５】動作状態を示す要部側面図である。
１ 固定接触子 ２ 可動接触子 ３ 固定接点 ４ 可動接点 ５ 操作機構部 ６ 消弧板 ７ 包囲体 ８ 排気口 ９ 回動中心 １２ 導電性磁性部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年７月９日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】次に動作について説明する。いま図９に示
すように可動接点４が固定接点３に接触していると、電
力は電源から固定接触子１→固定接点３→可動接点４→
可動接触子２と直線上に経由し、負荷側へ供給される。
この状態のとき、短絡電流のような大電流が接触子間に
流れると、操作機構部５が動作して可動接点４を固定接
点３から開離させる。このとき、図１０，図１１に示す
ように固定接点３と可動接点４との間にはアークＡが発
生し、固定接点３と可動接点４間にアーク電圧があらわ
れる。このアーク電圧は固定接点３に対する可動接点４
の開離距離が増大するに伴って上昇する。また、同時に
アークＡは消弧板６側へ磁気力によって引き付けられて
伸長するので、アーク電圧はさらに上昇する。
すように可動接点４が固定接点３に接触していると、電
力は電源から固定接触子１→固定接点３→可動接点４→
可動接触子２と直線上に経由し、負荷側へ供給される。
この状態のとき、短絡電流のような大電流が接触子間に
流れると、操作機構部５が動作して可動接点４を固定接
点３から開離させる。このとき、図１０，図１１に示す
ように固定接点３と可動接点４との間にはアークＡが発
生し、固定接点３と可動接点４間にアーク電圧があらわ
れる。このアーク電圧は固定接点３に対する可動接点４
の開離距離が増大するに伴って上昇する。また、同時に
アークＡは消弧板６側へ磁気力によって引き付けられて
伸長するので、アーク電圧はさらに上昇する。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】以上の欠点を除去するために、例えば特開
昭６１−４９３４１号公報に示されるような回路遮断器
の構造がある。この構造を図１３〜図１５に示す。この
構造では可動接触子２の先端に磁性材料でなる導電性の
Ｌ状の部材１０を固着し、この部材１０の突出面１０ａ
は可動接点４の表面よりも突出した位置にある。可動接
点４と部材１０の間には溝１１が形成されている。固定
接点３が取着された固定接触子１には、電極閉成時に可
動接触子２と固定接触子１とが、接点４，３間以外の部
位で接触するのを避けるため、部材１０の対向位置に凹
部１Ａが形成されている。
昭６１−４９３４１号公報に示されるような回路遮断器
の構造がある。この構造を図１３〜図１５に示す。この
構造では可動接触子２の先端に磁性材料でなる導電性の
Ｌ状の部材１０を固着し、この部材１０の突出面１０ａ
は可動接点４の表面よりも突出した位置にある。可動接
点４と部材１０の間には溝１１が形成されている。固定
接点３が取着された固定接触子１には、電極閉成時に可
動接触子２と固定接触子１とが、接点４，３間以外の部
位で接触するのを避けるため、部材１０の対向位置に凹
部１Ａが形成されている。
Claims (1)
- 【請求項１】 固定接点が一端に固着された固定接触子
と、回動中心を持ち一端に前記固定接点と接離可能な可
動接点が固着された可動接触子とを有する回路遮断器お
いて、 前記可動接触子の接点より前部に、可動接触子に平行か
つその少なくとも両側面に沿う導電性磁性材料からなる
部材を備えたことを特徴とする回路遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3336292A JPH05234492A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3336292A JPH05234492A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 回路遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05234492A true JPH05234492A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12384479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3336292A Pending JPH05234492A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05234492A (ja) |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP3336292A patent/JPH05234492A/ja active Pending
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