JPH05234427A - 絶縁電線 - Google Patents

絶縁電線

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Publication number
JPH05234427A
JPH05234427A JP3710892A JP3710892A JPH05234427A JP H05234427 A JPH05234427 A JP H05234427A JP 3710892 A JP3710892 A JP 3710892A JP 3710892 A JP3710892 A JP 3710892A JP H05234427 A JPH05234427 A JP H05234427A
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JP
Japan
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acrylate
benzene ring
methacrylate
amine
ultraviolet
Prior art date
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Pending
Application number
JP3710892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Kato
善久 加藤
Miyuki Suga
美由樹 菅
Norio Takahata
紀雄 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自己径巻き付けの際等の加熱により亀裂や割
れが生じない、紫外線硬化樹脂から成る絶縁被膜を有す
る絶縁電線を実現する。 【構成】 絶縁被膜を構成する紫外線硬化樹脂に、ベン
ゼン環を有するアミン類を含有させる。酸化防止剤を併
用してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁電線に関し、特に紫
外線硬化樹脂から成る絶縁被覆を有する絶縁電線に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子計算機、オーディオ機器、自
動車、航空機、人工衛星等の小型軽量化の要求に対応し
て、それらに用いられる電線類(電線、ケーブルを含
む)に対して細径化が強く要求されるようになった。細
径化のためには、絶縁被膜の薄膜化が一つの方法であ
る。薄膜化に対して、押出方式による被膜は多くの点で
困難があり、エナメル線に用いられているような塗布方
式によるのが有利である。絶縁被膜の薄膜化に関して、
特に、紫外線硬化型樹脂の塗布による絶縁被膜が注目さ
れている。液状の紫外線硬化型樹脂は溶剤を用いずに塗
布できるため、防火や健康の面で安全であり、また少な
い塗布の回数で必要な厚さが得られるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、紫外線硬化樹
脂から成る絶縁被膜は、多くの場合、紫外線照射による
硬化の際に収縮を伴う。また伸び率が小さいため、絶縁
電線の配線作業で自己径巻き付けの際等に加熱すると、
亀裂や割れが生じ易い。これは、紫外線による硬化の際
未反応のまま残った官能基や主鎖上の不飽和二重結合の
ため、加熱により架橋が進行することによる。
【0004】それ故、本発明の目的は、自己径巻き付け
の際等に加熱により亀裂や割れが生じない、紫外線硬化
樹脂から成る絶縁被膜を有する絶縁電線を、実現するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の絶縁電線では、
自己径巻き付けの際等に加熱により亀裂や割れが生じな
い、紫外線硬化樹脂から成る絶縁被膜を有する絶縁電線
を実現するため、ベンゼン環を有するアミン類を含有す
る紫外線硬化樹脂で絶縁被膜を構成するようにした。
【0006】導体を構成する金属は、銅、アルミニウ
ム、鉄、銀、白金等のいずれでもよく、それらの合金、
それらと錫、亜鉛等との合金でもよい。また、それら
に、錫、銀、ニッケル等でめっきされたものでもよい。
金属導体は単線であってもよく、撚り線であってもよ
い。
【0007】紫外線硬化樹脂から成る絶縁被膜は、導体
を紫外線硬化型樹脂組成物で被覆し、紫外線照射により
硬化して構成される。紫外線照射の一部を被覆前の組成
物に行ってもよい。
【0008】通常の紫外線硬化型樹脂組成物は、基本的
に、光重合性オリゴマー、光重合性モノマー、光重合開
始剤から成るが、本発明では、さらにベンゼン環を有す
るアミン類を含有させる。
【0009】本発明で用いるベンゼン環を有するアミン
類は、アミンの窒素原子にベンゼン環が直接結合したも
ののほか、ベンゼン環がメチレン基等のアルキレン基を
介してアミンの窒素原子に結合したもの、あるいはカル
ボニル基、2価の炭化水素基等を介してアミンの窒素原
子に結合したもの、すなわちアミド化合物等も、包含さ
れる。
【0010】ベンゼン環を有するアミン類の具体例は、
アニリン、β−ナフチルアミン、o-フェニレンジアミ
ン、N,N-ジ−2-ナフチル -p-フェニレンジアミン、p-ア
ミノフェノール、p-クロロ -o-アニシジン、フェノチア
ジン、フェノチアジン置換体(例えば、2-メトキシフェ
ノチアジン)、N-ニトロソフェニルヒドロキシルアミン
のアンモニウム塩またはアルミニウム塩、p-メトキシベ
ンジルアミン、p-メトキシベンズアミドである。
【0011】紫外線硬化型樹脂に対するアミン類の添加
量は、樹脂塑性物の紫外線照射後の熱による架橋の進行
を有効に防ぐ量を選ぶが、樹脂100重量部に対し1重
量部以下が好ましい。添加量が過大であると、紫外線に
よる硬化が妨げられる。
【0012】紫外線硬化型樹脂組成物に、ベンゼン環を
有するアミン類とともに、さらに酸化防止剤を含有させ
ると、本発明の目的は一層効果的に達成される。酸化防
止剤としては公知の種々のものを用いることができる。
すなわち、フェノール系、ホスファイト系、チオエーテ
ル系、等のいずれを用いることもできる。ベンゼン環を
有するアミン類以外のアミン系酸化防止剤を用いてもよ
い。これらの中で、紫外線硬化型樹脂に溶解するものが
好ましく、特に、常温で液状または融点が高くとも10
0℃までのものが好ましい。酸化防止剤の具体例を、以
下に系統別に挙げる。
【0013】フェノール系: 3−メチル−4−イソプロピルフェノール 2,6-ジ-t- ブチルフェノール 2,6-ジ-t- ブチル -4-エチルフェノール 2,6-ジ-t- ブチル -4-メチルフェノール 2,3-ジメチル -6-t-ブチルフェノール 2,6-ジ-t- ブチル -4-sec-ブチルフェノール ブチルヒドロキシアニソール 2-( 1-メチルシクロヘキシル-4,6- ジメチルフェノール 2,6-ジ-t- ブチル−α−ジメチルアミノ -p-クレゾール スチレン化フェノール 2,2'- メチレン−ビス-(4-メチル -6-t-ブチルフェノー
ル) 2,2'- メチレン−ビス-(4-エチル -6-t-ブチルフェノー
ル) 2,2'- メチレン−ビス-(4-メチル -6-シクロヘキシルフ
ェノール) 4,4'- メチレン−ビス-(2,6-ジ -t-ブチルフェノール) 2,2'- メチレン−ビス-(6-α−メチルベンジル -p-クレ
ゾール) 2,2'- エチリデン−ビス-(4,6-ジ -t-ブチルフェノー
ル) 4,4'- ブチリデン−ビス-(6-t-ブチル -m-クレゾール) 4,4'- ブチリデン−ビス-(3-メチル -6-t-ブチルフェノ
ール) 1,3,5-トリ( 2-メチル -4-ヒドロキシ -5-t-ブチルフェ
ニル) ブタン 1,1-ビス-(4-ヒドロキシフェニル) シクロヘキサン 2,2'- メチレン−ビス-(4-メチル -6-α−メチルシクロ
ヘキシルフェノール) 1,3,5-トリメチル-2,4,6- トリス(3,5-ジt-ブチル -4-
ヒドロキシベンジル)ベンゼン
【0014】1,3,5-トリス(4'-t-ブチル-3'-ヒドロキシ
-2',6'-ジメチルベンジル)イソシアヌレート 1,3,5-トリス (3',5'-ジ -t-ブチル-4'-ヒドロキシベン
ジル)イソシアヌレート n-オクタデシル -3-(3',5'- ジ -t-ブチル-4'-ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート テトラ〔3-( 3',5'-ジ -t-ブチル-4'-ヒドロキシフェニ
ル)プロピオニル〕ネオペンタン トリエチレングリコールジ[ 3-(3'-t-ブチル-4'-ヒドロ
キシ-5'-メチルフェニル)プロピオネート〕 (3,5-ジ -t-ブチル-4- ヒドロキシベンジル)ジエチル
ホスフォナート 2-t-ブチル-6-(2'- ヒドロキシ- 3'-t- ブチル-5'-メチ
ルベンジル)-4-メチルフェニルアクリレート 3,9-ビス〔2-{3-(3-t- ブチル -4-ヒドロキシ -5-メチ
ルフェニルプロピオニルオキシ} -1,1-ジメチルエチ
ル]-2,4,8,10- テトラオキサスピロ [5,5]ウンデカン 3,3'-ジ (3-t-ブチル -4-ヒドロキシフェニル)エチレ
ンジブチレー 1,3,5-トリ( 2-ヒドロキシエチル)-s-トリアジン-2,4,6
-(1H,3H,5H) トリオンの3,5-ジ -t-ブチル -4-ヒドロキ
シ桂皮酸トリエステル 4,4'- チオビス-(6-t-ブチル -3-メチルフェノール) 4,4'- チオビス-(6-t-ブチル -o-クレゾール) 4,4'- ジチオビス-(2,6-ジ -t-ブチルフェノール) 4,4'- トリチオビス-(2,6-ジ -t-ブチルフェノール) ビス-(3,5-ジ -t-ブチル -4-ヒドロキシベンジル) スル
フィド 2,2'- チオ- ジエチレンビス[3-(3,5-ジ -t-ブチル -4-
ヒドロキシフェニル)プロピオネート 2,2'- チオビス-(3-メチル -6-t-ブチルフェノール) 6- (3,5-ジ -t-ブチル -4-ヒドロキシアニリノ)-2,4'-
ビス・オクチルチオ-1,3,5-トリアジン
【0015】ホスファイト系: トリフェニルホスファイト トリスノニルフェニルホスファイト トリス(混合モノおよびジノニルフェニル)ホスファイ
ト フェニルジイソデシルホスファイト ジフェニルモノ(2-エチルヘキシル)ホスファイト ジフェニルモノトリデシルホスファイト ジフェニルイソデシルホスファイト ジフェニルイソオクチルホスファイト ジフェニルノニルフェニルホスファイト トリストリデシルホスファイト トリスイソデシルホスファイト トリス(2-エチルヘキシル)ホスファイト トリス(2,4-ジ -t-ブチルフェニル)ホスファイト (3,5-ジ -t-ブチル -4-ヒドロキシベンジル)ジエチル
ホスファイト
【0016】テトラフェニルジプロピレングリコールジ
ホスファイト ペンタエリスリトールテトラキス〔フェニル(トリデシ
ル)ホスファイト〕 1,1,3-トリ (2-メチル -4-ジトリデシルホスフォノ -5-
t-ブチルフェニル)ブタン 2,2'- エチリデン−ビス-(4,6-ジ -t-ブチルフェニル)
フルオロホスファイト 4,4'- ブチリデン−ビス[(3-メチル -6-t-ブチルフェニ
ル) ジトリデシルホスファイト] 1,1'- イソプロピリデン−ビス(フェニルアルキルホス
ファイト) (アルキルは炭素数12〜15) 環状ネオペンタンテトライル−ビス(2,4-ジ-tert-ブチ
ルフェニルホスファイト) =ビス(2,4-ジ -t-ブチル
フェニルホスフィニコ)ペンタエリスリトール 環状ネオペンタンテトライル−ビス(2,6-ジ -t-ブチル
-4-メチルフェニルホスファイト) 環状ネオペンタンテトライル−ビス(ノニルフェニルホ
スファイト) (ビス(ノニルフェニル)ペンタエリスリトールジホス
ファイト) ジブチルホスフィン酸 ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト
【0017】チオ系: 3,3'-チオビスプロピオン酸ジラウリル 3,3'-チオビスプロピオン酸ジステアリル 3,3'-チオビスプロピオン酸ジミリスチル 3,3'-チオビスプロピオン酸ジトリデシル ペンタエリスリトールテトラ[(3-ラウリルチオ)プロピ
オネート] 1,1'-チオビス(2-ナフトール) 〔2-メチル -4-{3-(n-アルキルチオ)プロピオニル
オキシ}-5- t-ブチルフェニル〕スルフィド (アルキ
ルは炭素数12または14) ジオクタデシルジスルフィド
【0018】その他: ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル ジエチルジチオカルバミン酸ニッケル ジイソブチルジチオカルバミン酸ニッケル ジ -n-ブチルジチオカルバミン酸ニッケル イソプロピルキサントゲン酸ニッケル
【0019】酸化防止剤は、液状の紫外線硬化型樹脂組
成物に容易に溶解するものが好ましい。特に、常温で液
体であるもの、あるいは100℃以下の融点をもつもの
が好ましい。酸化防止剤の添加量は、通常、紫外線硬化
型樹脂組成物100重量部に対し0.05〜2重量部が適
当である。0.05重量部より少ないと、割れを防止する
効果が得られず、2重量部より大であると、硬化速度が
低下する傾向が見られ、また割れ防止の効果も却って低
下する場合がある。
【0020】紫外線硬化型樹脂組成物の基本成分である
光重合性オリゴマーは、例えば、エポキシアクリレート
系、エポキシ化油アクリレート系、ウレタンアクリレー
ト系、ポリエステルウレタンアクリレート系、ポリエー
テルウレタンアクリレート系、ポリエステルアクリレー
ト系、ポリエーテルアクリレート系、ビニルアクリレー
ト系、シリコーンアクリレート系、ポリブタジエンアク
リレート系、ポリスチレンエチルメタクリレート系、ポ
リカーボネートジカルボネート系、不飽和ポリエステル
系、ポリエン/チオール系の各種モノマーであって、不
飽和二重結合を有する官能基、例えばアクリロイル基
(CH2 =CHCO)、メタクリロイル基(CH2 =C
(CH3)CO)、アリル基(CH2 =CHCH)、ビニ
ル基(CH2 =CH)を、2個以上有するものである。
モノマーは弗素置換されたものでもよい。二種以上のオ
リゴマーを組み合わせて用いてもよい。
【0021】光重合性モノマーとしては、分子中にアク
リロイル基またはメタクリロイル基を1個または2個以
上有する化合物、ビニル基等を有する公知の反応性希釈
剤等を用いることができる。例えば、ベンジルアクリレ
ート、ベンジルメタクリレート、ECH変性ブチルアク
リレート、2-エチルヘキシルアクリレート、2-エチルヘ
キシルメタクリレート、オクチルアクリレート、イソオ
クチルアクリレート、イソデシルアクリレート、イソデ
シルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリル
メタクリレート、ステアリルアクリレート、ステアリル
メタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレー
ト、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、カプロラ
クトン変性テトラヒドロフルフリルアクリレート、フェ
ニルアクリレート、フェニルメタクリレート、アリルア
クリレート、アリルメタクリレート、2-ヒドロキシエチ
ルアクリレート、2-ヒドロキシエチルメタクリレート、
カプロラクトン変性2-ヒドロキシエチルアクリレート、
カプロラクトン変性2-ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、2-ヒドロキシプロピルアクリレート、2-ヒドロキシ
プロピルメタクリレート、3-クロロ -2-ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、1,4-ブタンジオールモノアクリレ
ート、イソボニルアクリレート、イソボニルメタクリレ
ート、2-メトキシエチルアクリレート、2-エトキシエチ
ルアクリレート、2-エトキシエチルメタクリレート、2-
(2-エトキシエトキシ)エチルアクリレート、2-ブトキ
シエチルアクリレート、2-ブトキシエチルメタクリレー
ト、2-フェノキシエチルアクリレート、2-フェノキシエ
チルメタクリレート、3-フェノキシ-2-ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、
【0022】メチルジエチレングリコールメタクリレー
ト、メチルジエチレングリコールアクリレート、フェニ
ルジエチレングリコールアクリレート、メチルトリエチ
レングリコールアクリレート、メチルトリエチレングリ
コールメタクリレート、ブチルトリエチレングリコール
アクリレート、メチルテトラエチレングリコールメタク
リレート、フェニルテトラエチレングリコールアクリレ
ート、フェニルヘキサエチレングリコールアクリレー
ト、ポリエチレングリコールメタクリレート、メチルポ
リエチレングリコールアクリレート、(ノニルフェニ
ル)ポリエチレングリコールアクリレート、メチルジプ
ロピレングリコールアクリレート、ポリプロピレングリ
コールメタクリレート、(ノニルフェニル)ポリプロピ
レングリコールアクリレート、ポリエチレングリコール
/ポリプロピレングリコールメタクリレート、ポリエチ
レングリコール/ポリブチレングリコールメタクリレー
ト、
【0023】EO変性フェノキシ化リン酸アクリレー
ト、EO変性フェノキシ化リン酸メタクリレート、EO
変性リン酸アクリレート、EO変性リン酸メタクリレー
ト、EO変性ブトキシ化リン酸アクリレート、EO変性
ブトキシ化リン酸メタクリレート、EO変性オクトキシ
化リン酸アクリレート、EO変性オクトキシ化リン酸メ
タクリレート、EO変性コハク酸アクリレート、EO変
性コハク酸メタクリレート、EO変性フタル酸アクリレ
ート、EO変性フタル酸メタクリレート、
【0024】グリセロールメタクリレート、グリシジル
アクリレート、グリシジルメタクリレート、2-シアノエ
チルアクリレート、2,3-ジブロモプロピルアクリレー
ト、2,3-ジブロモプロピルメタクリレート、トリフロロ
エチルアクリレート、トリフロロエチルメタクリレー
ト、テトラフロロプロピルアクリレート、テトラフロロ
プロピルメタクリレート、オクタフロロペンチルアクリ
レート、オクタフロロペンチルメタクリレート、ヘプタ
デカフロロデシルアクリレート、ヘプタデカフロロデシ
ルメタクリレート、N,N-ジメチルアミノエチルアクリレ
ート、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、N,N-
ジエチルアミノエチルアクリレート、N,N-ジエチルアミ
ノエチルメタクリレート、t−ブチルアミノエチルメタ
クリレート、モルホリンアクリレート、2-ヒドロキシ -
3-メタクリロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、シクロヘキシルアクリレート、シクロヘキシル
メタクリレート、メトキシ化シクロデカトリエンアクリ
レート、シクロペンテニルアクリレート、ジシクロペン
チルアクリレート、ジシクロペンテニルメタクリレー
ト、脂環式変性ネオペンチルグリコールアクリレート、
ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレート、ジシク
ロペンテニルオキシエチルメタクリレート、アクリロイ
ルオキシエチルスルホン酸ナトリウム、メタクリロイル
オキシエチルスルホン酸ナトリウム、カプロラクトンア
クリレート、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン、
【0025】ビニルアセテート、N−ビニルピロリド
ン、N−ビニルカプロラクタム、スチレン、アリル化イ
ソシアヌレート、
【0026】アリル化シクロヘキシルジアクリレート、
ビス(アクリロキシネオペンチル)アジペート、エチレ
ンジアクリレート、エチレンジメタクリレート、ECH
変性エチレンジアクリレート、ECH変性エチレンジメ
タクリレート、1,4-ブチレンジアクリレート、1,4-ブチ
レンジメタクリレート、1,3-ブチレンジアクリレート、
1,3-ブチレンジメタクリレート、1,6-ヘキシレンジアク
リレート、ECH変性1,6-ヘキシレンジアクリレート、
1,6-ヘキシレンジメタクリレート、ネオペンチルジアク
リレート、ネオペンチルジメタクリレート、ヒドロキシ
ピバリン酸ネオペンチルジアクリレート、カプロラクト
ン変性ピバリン酸ネオペンチルジアクリレート、メトキ
シ化シクロヘキシルジアクリレート、長鎖脂肪族アルコ
ールジアクリレート、長鎖脂肪族アルコールジメタクリ
レート、
【0027】ジエチレングルコールジアクリレート(
2,2'-ジアクリロイルオキシジエチルエーテルの俗
称)、ジエチレングルコールジメタクリレート( 2,2'-
ジメタクリロイルオキシジエチルエーテルの俗称)、ト
リエチレングリコールジアクリレート(1,2-ジ(アクリ
ロイルオキシエトキシ)エタンの俗称)、トリエチレン
グリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコー
ルジアクリレート( 2,2'-ジ(β−アクリロイルオキシ
エトキシ)ジエチルエーテルの俗称、以下同様)、テト
ラエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレン
グルコールジアクリレート、ポリエチレングルコールジ
メタクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレ
ート、ECH変性プロピレングリコールジメタクリレー
ト、ポリプロピレングルコールジアクリレート、ポリプ
ロピレングリコールジメタクリレート、
【0028】グリセロールアクリレート/メタクリレー
ト、グリセロールジメタクリレート、ECH変性グリセ
ロールトリアクリレート、トリグリセロールジアクリレ
ート、ネオペンチルグリコール変性トリメチロールプロ
パンジアクリレート、トリメチロールプロパントリアク
リレート、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、PO変性トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ECH変性トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、 ジシクロペンテニルジアクリレート、
【0029】ペンタエリスリトールトリアクリレート、
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラメタクリレート、ステアリン酸変性ペ
ンタエリスリトールジアクリレート、ステアリン酸変性
ペンタエリスリトールジメタクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサアクリレート、カプロラクトン変性ジ
ペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエ
リスリトールペンタアクリレート、アルキル変性ジペン
タエリスリトールペンタアクリレート、アルキル変性ジ
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、アルキル変
性ジペンタエリスリトールトリアクリレート、ジトリメ
チロールプロパンテトラアクリレート、
【0030】EO変性ビスフェノールAジアクリレー
ト、EO変性ビスフェノールFジアクリレート、EO変
性リン酸ジアクリレート、EO変性リン酸ジメタクリレ
ート、EO変性リン酸トリアクリレート、ECH変性フ
タル酸ジアクリレート、テトラブロモビスフェノールA
ジアクリレート、トリエチレングリコールジジビニルエ
ーテル、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレー
ト、カプロラクトン変性トリス(アクリロキシエチル)
イソシアヌレート、トリス(メタクリロキシエチル)イ
ソシアヌレートである。
【0031】オリゴマーとモノマーの比率は、重量比で
8:2ないし4:6が適当である。
【0032】光重合開始剤(増感剤)としては、例え
ば、4-フェノキシジクロロアセトフェノン、4-t-ブチル
ジクロロアセトフェノン、4-t-ブチルトリクロロアセト
フェノン、ジエトキシアセトフェノン、2-ヒドロキシ -
2-メチル -1-フェニルプロパン-1-オン、1-(4-イソプ
ロピルフェニル)-2-ヒドロキシ -2-メチルプロパン -1-
オン、1-(4-ドデシルフェニル)-2-ヒドロキシ -2-メチ
ルプロパン -1-オン、4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェ
ニル -2-ヒドロキシプロピルケトン、2-ヒドロキシシク
ロヘキシルフェニルケトン、 〔4-(メチルチオ)フェ
ニル〕 -2-メチル -2-モルホリノプロピルケトン等のア
セトフェノン系化合物、
【0033】ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、
ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエ
ーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジルメチ
ルケタール等のベンゾイン系化合物、
【0034】ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベ
ンゾイル安息香酸メチル、4-フェニルベンゾフェノン、
ヒドロキシベンゾフェノン、アクリル化ベンゾフェノ
ン、4-ベンゾイル-4'-メチルジフェニルスルフィド、3,
3'- ジメチル -4-メトキシベンゾフェノン、3,3',4,4'-
テトラ(t-ブチルペルオキシカルボニル)ベンゾフェノ
ン等のベンゾフェノン系化合物、
【0035】チオキサンソン、2−クロルチオキサンソ
ン、2−メチルチオキサンソン、2−イソプロピルチオ
キサンソン、2,4-ジメチルチオキサンソン、2,4-ジエチ
ルチオキサンソン、2,4-ジクロロチオキサンソン、2,4-
ジイソプロピルチオキサンソン等のチオキサンソン系化
合物、
【0036】2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホ
スフィンオキシド、メチルフェニルグリオキシレート、
9,10- フェナンスレンキノン、カンファキノン、ジベン
スベロン、2-エチルアンスラキノン、4',4"-ジエチルイ
ソフタフェロン等、公知の開始剤を用いることができ
る。紫外線により重合反応を起こすものでもよい。二種
以上の開始剤を組み合わせて用いてもよい。開始剤は樹
脂組成物中0.1重量%から10重量%までの範囲の量を
添加する。
【0037】樹脂組成物には、紫外線照射後の熱による
架橋の進行を防ぐ効果をさらに増大させる目的で、その
ような効果をもつ、ベンゼン環を有するアミン類以外の
化合物を添加してもよい。例えば、キノン類、または酸
化によりキノン類を生成する化合物を加えることができ
る。キノン類の具体例として、p-ベンゾキノン、メチル
-p-ベンゾキノン(トルキノン)、p-ナフトキノン、ク
ロラニル、アントラキノン、フェナントキノン、2-t-ブ
チルアントラキノンがある。酸化によりキノン類を生成
する化合物の具体例として、ヒドロキノン、メチルヒド
ロキノン、t-ブチルヒドロキノン、ベンジルヒドロキノ
ン、ヒドロキノンモノメチルエーテル(p-メトキシフェ
ノール)、カテコール、4-t-ブチルカテコール、4-t-ブ
チルカテコールモノベンジルエーテル、バニリン、ピロ
ガロール、ピロガロールモノメチルエーテル、β−フェ
ニルエチルピロガロール、α−ナフトール、β−ナフト
ール、p-メトキシベンゾフェノン、p-メトキシアセトフ
ェノン、 4,4'-ジヒドロキシジフェニルスルフィド、フ
ルフラールフェニルヒドラゾンがある。そのほかメチル
ジチオカルバミン酸ナトリウム、ジエチルジチオカルバ
ミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミン酸カリウ
ム、ジブチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチル
キサントゲンジスルフィド等を用いることもできる。
【0038】紫外線硬化型樹脂組成物は、光開始助剤、
接着付与剤、チクソトロピー付与剤、充填剤、可塑剤、
非反応性ポリマー、着色剤、難燃化剤、難燃化助剤、軟
化防止剤、乾燥剤、分散剤、湿潤剤、沈澱防止剤、増粘
剤、色分かれ防止剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、防黴
剤、防鼠剤、防蟻剤、防火剤、艶消し剤、ブロッキング
防止剤、光沢剤、皮張り防止剤等、種々の添加物を含む
ことができる。
【0039】紫外線硬化樹脂被膜で被覆する前に、金属
導体の表面には、それ自体液状の、金属に対し非接着性
の物質、例えば、シリコーンオイル、シリコーン系界面
活性剤、弗素系(弗素化炭化水素の誘導体)界面活性
剤、弗素系(弗素化炭化水素の誘導体)撥水剤、弗素系
撥油剤を薄く塗布することが好ましい。
【0040】
【作用】本発明の絶縁電線は、紫外線硬化樹脂の、未反
応の官能基や不飽和二重結合に起因する架橋の進行が、
共存するベンゼン環を有するアミン類によって妨げられ
るため、自己径巻き付けの際等に加熱されても、紫外線
硬化樹脂から成る絶縁被膜の亀裂や割れが生じない。こ
の効果は、紫外線硬化樹脂に酸化防止剤を含むことによ
りさらに助長される。そればかりでなく、ベンゼン環を
有するアミン類とともに酸化防止剤が共存すると、樹脂
組成物の酸化劣化が防止され、変色も防止される。以
下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
【0041】
【実施例1〜2】本発明による絶縁電線の一例は、錫め
っき軟銅線を撚り合わせた導体を、紫外線硬化樹脂組成
物で構成された絶縁被膜で被覆したものである。導体と
して日立電線株式会社製28AWGを用いた。絶縁被膜
は、上記導体に粘度4500cps(25℃)のウレタン
・アクリレート系紫外線硬化型樹脂に表1に示す化合物
をそれぞれ添加した樹脂組成物を被覆した後、紫外線硬
化して構成した。被膜の厚さは約50μm(実測値は実
施例1で49μm、実施例2で50μm)である。
【0042】
【0043】得られた絶縁電線の加工性、耐熱性、絶縁
抵抗を、以下の条件で評価した。 (1) 加工性 常温で自己径巻き付けしたときの状況、および136℃
168時間加熱後に自己径巻き付けしたときの状況を観
察した。 (2) 耐熱性 ハンダ付け時の耐熱性を評価するため、温度320℃で
5秒間加熱した。 (3) 絶縁抵抗 温度20℃で絶縁抵抗定数を測定した。
【0044】別に、実施例1、2に用いた紫外線硬化型
樹脂組成物で厚さ250μm、幅6mm、長さ150mmの
短冊状シート試料を作成し、これに絶縁電線と同じ条件
(波長、照度、温度、雰囲気等)で紫外線照射し、この
試料について絶縁被膜の引張特性と加熱下での老化によ
る変化を、次のように評価した。 (4) 張強さ 紫外線照射直後の試料と、それを温度136℃で168
時間加熱した試料について、引張速度50m/分で測定
した。加熱後については、残率で示す。 (5) 伸び 紫外線照射直後の試料と、それを136℃168時間加
熱した試料について、引張速度50m/分で引張試験を
行った際の、試料上に印した距離25mmの標線間の伸び
率を測定した。加熱後については伸び残率で示す。これ
らの評価結果は表2に示す通りである。
【0045】
【0046】表2に示されるように、実施例1〜3の絶
縁電線はいずれも、自己径巻付けに対し良好な加工性を
示し、耐熱性、絶縁性もよい。絶縁被膜の引張強さ、伸
びも充分であり、それらの加熱による低下も小さい。
【0047】
【実施例3】フェノチアジンを用いた実施例2におい
て、ウレタン・アクリレート系紫外線硬化型樹脂の代わ
りに粘度3500cps(温度25℃)のポリブタジエ
ン・アクリレート系紫外線硬化型樹脂を用い、それ以外
は実施例2と同様とした(絶縁被膜の厚さは49μ
m)。加工性、引張強さ、伸び、耐熱性、および絶縁抵
抗の評価結果(加熱後を含めて)を表3に示す。
【0048】
【0049】表3から明らかなように、実施例3の絶縁
電線は、自己径巻き付けに対し良好な加工性を示し、絶
縁被膜の耐熱性、絶縁性もよい。引張強さ、伸びも充分
であり、それらの加熱による低下も小さい。
【0050】
【実施例4〜6】粘度4500 cps(25℃)のウレタ
ン・アクリレート系紫外線硬化型樹脂に表4に符号で示
す各化合物(アミンP-1,P-2 および酸化防止剤A-
1,A-2,A-3)をそれぞれ添加した樹脂組成物で、実
施例1と同じ導体を被覆した後、紫外線硬化して厚さ約
50μmの絶縁被膜(実測値は実施例4では49μm、
実施例5では50μm、実施例6では52μm)とし、
絶縁電線を構成した。表4に符号で示した化合物はそれ
ぞれ表5に示すものである。
【0051】
【0052】
【0053】実施例1〜3と同様の方法で、耐熱性、絶
縁抵抗、ならびに加熱前後の加工性、引張強さ、および
伸びを評価した。結果を表6に示す。
【0054】
【0055】表6から明らかなように、実施例4〜6の
絶縁電線はいずれも、自己径巻き付けに対し良好な加工
性を示す。絶縁被膜は充分なハンダ耐熱性、絶縁性、引
張強さおよび伸びを有し、加熱後の伸び率の低下も僅か
である。
【0056】
【実施例7】実施例6において、ウレタン・アクリレー
ト系紫外線硬化型樹脂の代わりにポリブタジエン・アク
リレート系紫外線硬化型樹脂(粘度3600cps )を用
い、それ以外は実施例6と同様とした(絶縁被膜の厚さ
は48μm)。加工性、引張強さ、伸び、ハンダ耐熱
性、絶縁抵抗の評価結果(加熱後を含めて)を表7に示
す。なお表7には、便宜上、後に記す比較例の評価結果
を併せて示した。
【0057】
【0058】表7から明らかなように、実施例7の絶縁
電線も自己径巻き付けに対し良好な加工性を示す。絶縁
被膜の耐熱性、絶縁性もよく、充分な引張強さと伸びを
有し、加熱による伸び率の低下も少ない。
【0059】
【比較例】実施例5において、アミンP-2(フェノチア
ジン)の添加を省略して、スルフィド系酸化防止剤A-2
(表4参照)を5重量%添加し、それ以外は実施例5と
同様とした(絶縁被膜の厚さは51μm)。
【0060】実施例1〜3と同様の方法で、耐熱性、絶
縁抵抗、ならびに加熱前後の加工性、引張強さ、および
伸びを評価した。その結果を表7に、実施例7の結果と
ともに示した。
【0061】表7から明らかなように、比較例の絶縁電
線は自己径巻き付けに対し良好な加工性を示す。絶縁被
膜の耐熱性、絶縁性もよく、充分な引張強さと伸びを有
するが、加熱による伸び率の低下がかなり大きい。ま
た、136℃168時間加熱後の試料は変色していた。
【0062】
【従来例1〜2】比較のため、実施例2および3におい
て、フェノチアジンの添加を省略し、それ以外は実施例
1および3と同様にした。実施例1のフェノチアジンの
添加を省略したものを従来例1、実施例3のフェノチア
ジンの添加を省略したものを従来例2とする。
【0063】得られた絶縁電線の加工性、耐熱性、絶縁
抵抗、引張強さ、および伸び(加熱後を含めて)の評価
結果を表8に示す。
【0064】
【0065】表8に示すように、従来例1および2の絶
縁被膜は、加熱後には自己径巻き付けの際割れを生ず
る。これは、対応するシート試料の伸び率が加熱後に著
しく低下することに対応している。また、比較例の場合
と同様、加熱後の試料は変色していた。
【0066】
【発明の効果】本発明の、紫外線硬化樹脂から成る絶縁
被膜を有する絶縁電線は、自己径巻き付けの際等の加熱
により亀裂や割れが生じない。また、加熱による変色も
生じない。これにより、絶縁被膜の薄層化のために紫外
線硬化樹脂を適用する上での重大な障害が除かれる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体と、その外周を被覆する、紫外線照
    射により硬化された樹脂から成る絶縁被膜とを有する、
    絶縁電線において、 前記絶縁被膜がベンゼン環を有するアミン類を含有する
    ことを特徴とする、絶縁電線。
  2. 【請求項2】 導体と、その外周を被覆する、紫外線照
    射により硬化された樹脂から成る絶縁被膜とを有する、
    絶縁電線において、 前記絶縁被膜が、ベンゼン環を有するアミン類と、酸化
    防止剤とを含有することを特徴とする、絶縁電線。
  3. 【請求項3】 前記アミン類は、ベンゼン環がアミンの
    窒素原子と、直接またはメチレン基もしくはカルボニル
    基を介して結合している、請求項1または2の絶縁電
    線。
JP3710892A 1992-01-28 1992-01-28 絶縁電線 Pending JPH05234427A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019513954A (ja) * 2016-04-06 2019-05-30 ヘキサゴン テクノロジー アーエス 耐損傷性インジケータコーティング

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