JPH05234317A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
- Publication number
- JPH05234317A JPH05234317A JP3962492A JP3962492A JPH05234317A JP H05234317 A JPH05234317 A JP H05234317A JP 3962492 A JP3962492 A JP 3962492A JP 3962492 A JP3962492 A JP 3962492A JP H05234317 A JPH05234317 A JP H05234317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- guide block
- main body
- tape guide
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ドロップアウトの増加を抑制でき、テープの
走行が安定で再生出力レベル変動が小さく、かつ製造コ
ストの低い装置を実現する。 【構成】 本体下,上ケース4,5と、ケース窓を開閉
するスライダー10と、テープ摺動部を有するテープガイ
ドブロック1が本体ケースと別体で構成され、前記テー
プ摺動部のヘッド挿入孔の両側部の2つが棒状で、棒の
一端がテープガイドブロック1に固定されておりテープ
ガイドブロックに固定されていない側の一端が本体ケー
スに設けられた穴部5c,5dに挿入され固定されてお
り、テープカセットの本体上ケース5および下ケース4
には、各々鍔が個々に挿入される開孔部4a,4b,5
a,5bが設けられ、鍔は開孔部に挿入され、かつ鍔と
開孔部との間に隙間が生じないように調整され、テープ
ガイドブロック1を本体ケース4,5に対して動かぬよ
うに固定されている。
走行が安定で再生出力レベル変動が小さく、かつ製造コ
ストの低い装置を実現する。 【構成】 本体下,上ケース4,5と、ケース窓を開閉
するスライダー10と、テープ摺動部を有するテープガイ
ドブロック1が本体ケースと別体で構成され、前記テー
プ摺動部のヘッド挿入孔の両側部の2つが棒状で、棒の
一端がテープガイドブロック1に固定されておりテープ
ガイドブロックに固定されていない側の一端が本体ケー
スに設けられた穴部5c,5dに挿入され固定されてお
り、テープカセットの本体上ケース5および下ケース4
には、各々鍔が個々に挿入される開孔部4a,4b,5
a,5bが設けられ、鍔は開孔部に挿入され、かつ鍔と
開孔部との間に隙間が生じないように調整され、テープ
ガイドブロック1を本体ケース4,5に対して動かぬよ
うに固定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音楽や映像などの情報
を記録、再生可能なテープを収納し且つ本体ケースの窓
を開閉するスライダーを有するテープカセットに関し
て、特にエラーレートおよびドロップアウトの増加を抑
制し、再生出力レベル変動を小さくしたテープカセット
に関するものである。
を記録、再生可能なテープを収納し且つ本体ケースの窓
を開閉するスライダーを有するテープカセットに関し
て、特にエラーレートおよびドロップアウトの増加を抑
制し、再生出力レベル変動を小さくしたテープカセット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来磁気テープ(以下テープと略す)を収
納してなるテープカセットにおいては、例えば、図7に
示すように本体下ケース4に2つのガイドローラ7を有
しており、前記2つのガイドローラ7間にそれぞれ左右
一対のテープ摺動部1a,1b,1cを有するテープガ
イドブロック1を設けてある。さらにハブ6とガイドロ
ーラ7の間にはガイドポール2が左右一対で設けてあ
る。従来はテープガイドブロック1及びガイドポール2
と本体ケース4とが一体に形成されており、形成材料と
しては例えばABS樹脂(アクリルニトリル−ブタジエ
ン−スチレン共重合樹脂)やポリスチレン系樹脂などの
熱可塑性樹脂で形成されていた。また、音楽等のデジタ
ル記録再生の手段として、固定ヘッドによるデジタル信
号の記録再生方法がある。この方法によれば固定ヘッド
とテープとのヘッドタッチが不安定であるとデジタル信
号の再生出力レベル変動が大きくなる。これを改善する
ものとして例えば図6に示すように、従来のテープカセ
ットに設けられていたテープ摺動部1cに加えてパッド
フェルト8aの両側にテープ3の背面側を支持する一対
のガイドピン14を設け、ヘッド15とテープ3のいわゆる
ヘッドタッチを確実にかつ安定にし、記録再生時の振幅
変動を小さくすることが知られている。このようなテー
プガイド装置は、例えば金属板ばねで支持されガイドピ
ン部がテープ3の背面を押圧しながら支持するものであ
る。近年、磁気記録の高密度記録化が進む中で、テープ
のドロップアウトは致命的な欠陥となるため、特願平1
−321715号では本体ケースの窓をスライダーで開閉する
テープカセットが提案されている。この結果、本体ケー
ス外部から本体ケース内への塵埃の進入を防止でき、図
7に示したような従来のスライダー無しのテープカセッ
トに比べて格段にドロップアウトの増加を抑制すること
が可能となった。しかし、特願平1−321715号のテープ
カセットは、従来のカセットテープと同様に、前記した
テープガイドブロック1及びガイドピン2と本体下ケー
ス4とが一体に形成されたものであり、形成材料として
は例えばABS樹脂やポリスチレン(PS)系樹脂などの
熱可塑性樹脂で形成されていた。このようなテープカセ
ットで再生を行うと、テープ3の走行時にテープガイド
ブロック1におけるテープ摺動部1a,1b,1cと、
ハブ6とがガイドローラ7の間のガイドピンの合計8箇
所において、テープの背面が摺動する際に、摺動面から
削り粉が発生し、テープパス回数の増加とともにドロッ
プアウトが増加していく重大な問題があった。さらにテ
ープの走行時の前記摺動面における摩擦抵抗が大きいた
めに、テープの走行度が変動し、これが再生出力レベル
変動となって現れるという製品品質上致命的な欠陥があ
った。そこで、テープガイドブロックを本体ケースとは
別部材としたテープカセットが提案されている。このテ
ープカセットの目的は、テープ摺動部の抜き勾配やたわ
みによる傾斜の影響で走行性が不安定となり再生出力レ
ベルが変動するのを防止することであり、テープガイド
ブロックを別部材にしてテープ摺動部に抜き勾配のない
金型構造にするとともに、テープ摺動部がたわまない構
造にし、テープガイドブロックを厚肉化することにより
強度アップを図り、テープ摺動部を記録再生装置のカセ
ットケースを支持する面に対して正確に垂直な面にする
ことによりテープの走行精度を向上させ、再生出力レベ
ルの変動を防止している。またテープ摺動部に摺動性の
よい材料を用いることによりドロップアウト、エラーレ
ートの増加を抑制し、また、テープを安定に走行させ再
生出力レベル変動を小さくすることである。
納してなるテープカセットにおいては、例えば、図7に
示すように本体下ケース4に2つのガイドローラ7を有
しており、前記2つのガイドローラ7間にそれぞれ左右
一対のテープ摺動部1a,1b,1cを有するテープガ
イドブロック1を設けてある。さらにハブ6とガイドロ
ーラ7の間にはガイドポール2が左右一対で設けてあ
る。従来はテープガイドブロック1及びガイドポール2
と本体ケース4とが一体に形成されており、形成材料と
しては例えばABS樹脂(アクリルニトリル−ブタジエ
ン−スチレン共重合樹脂)やポリスチレン系樹脂などの
熱可塑性樹脂で形成されていた。また、音楽等のデジタ
ル記録再生の手段として、固定ヘッドによるデジタル信
号の記録再生方法がある。この方法によれば固定ヘッド
とテープとのヘッドタッチが不安定であるとデジタル信
号の再生出力レベル変動が大きくなる。これを改善する
ものとして例えば図6に示すように、従来のテープカセ
ットに設けられていたテープ摺動部1cに加えてパッド
フェルト8aの両側にテープ3の背面側を支持する一対
のガイドピン14を設け、ヘッド15とテープ3のいわゆる
ヘッドタッチを確実にかつ安定にし、記録再生時の振幅
変動を小さくすることが知られている。このようなテー
プガイド装置は、例えば金属板ばねで支持されガイドピ
ン部がテープ3の背面を押圧しながら支持するものであ
る。近年、磁気記録の高密度記録化が進む中で、テープ
のドロップアウトは致命的な欠陥となるため、特願平1
−321715号では本体ケースの窓をスライダーで開閉する
テープカセットが提案されている。この結果、本体ケー
ス外部から本体ケース内への塵埃の進入を防止でき、図
7に示したような従来のスライダー無しのテープカセッ
トに比べて格段にドロップアウトの増加を抑制すること
が可能となった。しかし、特願平1−321715号のテープ
カセットは、従来のカセットテープと同様に、前記した
テープガイドブロック1及びガイドピン2と本体下ケー
ス4とが一体に形成されたものであり、形成材料として
は例えばABS樹脂やポリスチレン(PS)系樹脂などの
熱可塑性樹脂で形成されていた。このようなテープカセ
ットで再生を行うと、テープ3の走行時にテープガイド
ブロック1におけるテープ摺動部1a,1b,1cと、
ハブ6とがガイドローラ7の間のガイドピンの合計8箇
所において、テープの背面が摺動する際に、摺動面から
削り粉が発生し、テープパス回数の増加とともにドロッ
プアウトが増加していく重大な問題があった。さらにテ
ープの走行時の前記摺動面における摩擦抵抗が大きいた
めに、テープの走行度が変動し、これが再生出力レベル
変動となって現れるという製品品質上致命的な欠陥があ
った。そこで、テープガイドブロックを本体ケースとは
別部材としたテープカセットが提案されている。このテ
ープカセットの目的は、テープ摺動部の抜き勾配やたわ
みによる傾斜の影響で走行性が不安定となり再生出力レ
ベルが変動するのを防止することであり、テープガイド
ブロックを別部材にしてテープ摺動部に抜き勾配のない
金型構造にするとともに、テープ摺動部がたわまない構
造にし、テープガイドブロックを厚肉化することにより
強度アップを図り、テープ摺動部を記録再生装置のカセ
ットケースを支持する面に対して正確に垂直な面にする
ことによりテープの走行精度を向上させ、再生出力レベ
ルの変動を防止している。またテープ摺動部に摺動性の
よい材料を用いることによりドロップアウト、エラーレ
ートの増加を抑制し、また、テープを安定に走行させ再
生出力レベル変動を小さくすることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の防塵用スライダ
ーを有さないアナログ記録再生用等に用いられるテープ
カセットは磁気ヘッドおよびピンチローラ等の挿入部の
厚さが本体の他の部分の厚さより大きくなっており、テ
ープガイドブロックを厚肉化し強度アップするのに十分
なスペースがあった。しかし、テープカセットは本体ケ
ースの窓をスライダーで開閉できる構造であり、かつ、
コンパクト化のため磁気ヘッドおよびピンチローラ等の
挿入部の厚さが本体の他の部分の厚さと同じにしようと
するテープガイドブロックの厚肉化にも限界があり十分
な強度が得られず、たわみ等による変形により、テープ
摺動部を記録再生装置のカセットケースを支持する面に
対して正確に垂直な面にすることが困難であるという問
題があった。またテープガイドブロックにパットおよび
テープガイド装置を取り付けようとすると、特開昭64−
1181号公報に示されるようなテープガイドブロックを厚
肉化して剛性を持たせた構造では、特にパッド両側のテ
ープ摺動部付近のスペースがなく、パッドおよびテープ
ガイド装置の支持部をテープガイドブロックに設けるこ
とが難しく、パッドおよびテープガイド装置をテープガ
イドブロックに組み込むのが非常に困難になるという問
題があった。そこで、テープ摺動部のヘッド挿入孔の両
側部の2つを棒状にし、かつ棒状のテープ摺動部一端は
テープガイドブロックに固定されている構造にすること
によりパッドおよびテープガイド装置をテープガイドブ
ロックに設け、組立性を向上できるテープガイドブロッ
ク構造を考案した。ところが、このような構成では逆に
エラーレートおよびドロップアウトが増加するという問
題があることが判った。そこで鋭意検討を重ねた結果、
固定ヘッドのデジタル記録再生においては、従来のアナ
ログ記録再生では問題にならなかったテープとテープ摺
動部が摺動するときに発生する振動がエラーレートおよ
びドロップアウト発生原因であることが判った。本発明
は、このような従来の問題を解決し、エラーレートおよ
びドロップアウトの増加を抑制でき、さらにテープが安
定に走行でき再生出力レベルの変動が小さく、しかも組
立が容易で製造コストの低いテープカセットを供給する
ことを目的とするものである。
ーを有さないアナログ記録再生用等に用いられるテープ
カセットは磁気ヘッドおよびピンチローラ等の挿入部の
厚さが本体の他の部分の厚さより大きくなっており、テ
ープガイドブロックを厚肉化し強度アップするのに十分
なスペースがあった。しかし、テープカセットは本体ケ
ースの窓をスライダーで開閉できる構造であり、かつ、
コンパクト化のため磁気ヘッドおよびピンチローラ等の
挿入部の厚さが本体の他の部分の厚さと同じにしようと
するテープガイドブロックの厚肉化にも限界があり十分
な強度が得られず、たわみ等による変形により、テープ
摺動部を記録再生装置のカセットケースを支持する面に
対して正確に垂直な面にすることが困難であるという問
題があった。またテープガイドブロックにパットおよび
テープガイド装置を取り付けようとすると、特開昭64−
1181号公報に示されるようなテープガイドブロックを厚
肉化して剛性を持たせた構造では、特にパッド両側のテ
ープ摺動部付近のスペースがなく、パッドおよびテープ
ガイド装置の支持部をテープガイドブロックに設けるこ
とが難しく、パッドおよびテープガイド装置をテープガ
イドブロックに組み込むのが非常に困難になるという問
題があった。そこで、テープ摺動部のヘッド挿入孔の両
側部の2つを棒状にし、かつ棒状のテープ摺動部一端は
テープガイドブロックに固定されている構造にすること
によりパッドおよびテープガイド装置をテープガイドブ
ロックに設け、組立性を向上できるテープガイドブロッ
ク構造を考案した。ところが、このような構成では逆に
エラーレートおよびドロップアウトが増加するという問
題があることが判った。そこで鋭意検討を重ねた結果、
固定ヘッドのデジタル記録再生においては、従来のアナ
ログ記録再生では問題にならなかったテープとテープ摺
動部が摺動するときに発生する振動がエラーレートおよ
びドロップアウト発生原因であることが判った。本発明
は、このような従来の問題を解決し、エラーレートおよ
びドロップアウトの増加を抑制でき、さらにテープが安
定に走行でき再生出力レベルの変動が小さく、しかも組
立が容易で製造コストの低いテープカセットを供給する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、テープ状記録媒体が収納されたリール台挿
入孔および磁気ヘッドなどの挿入窓と有する本体ケース
と、ヘッド挿入方向と平行な2つの面とヘッド挿入方向
と直角な面よりなる断面が略コ字状でケースの窓を開閉
するスライダーと、パッドの両側に設けられた磁気テー
プの背面側を支持する一対のガイドピン部を有する金属
板ばねで支持されたテープガイド装置を有するテープカ
セットに関して、磁気テープの背面側と摺動しテープを
案内するテープ摺動部を有するテープガイドブロックが
本体ケースと別体で構成され、前記テープ摺動部のヘッ
ド挿入孔の両側部の2つが棒状で、前記テープ摺動部の
棒の一端はテープガイドブロックに固定されており、前
記テープガイドブロックに前記パッドおよび前記テープ
ガイド装置の支持部を一体形成で設け、前記テープガイ
ドブロックに前記パッドおよび前記テープガイド装置が
支持されており、前記テープ摺動部のヘッド挿入孔の両
側部の2つが棒状で、棒の一端がテープガイドブロック
に固定されており、テープガイドブロックに固定されて
いない側の一端が本体ケースに設けられた穴部に挿入さ
れ固定されているものである。また、前記テープガイド
ブロックに、記録再生装置に設けられた位置決め凸部に
嵌合し、記録再生装置に対してテープガイドブロックを
位置決めすることができる、位置決め穴を有し、前記位
置決め穴を囲む鍔を有し、テープカセットの本体上ケー
スおよび下ケースには、各々前記鍔が個々に挿入される
開孔部が設けられ、テープガイドブロックが本体上ケー
スと本体下ケースに組み込まれるとき、前記鍔は前記開
孔部に挿入され、かつ前記鍔と前記開孔部との間に隙間
が生じないように調整され、前記テープガイドブロック
を本体ケースに対して動かぬように固定されているよう
にしたものである。
するために、テープ状記録媒体が収納されたリール台挿
入孔および磁気ヘッドなどの挿入窓と有する本体ケース
と、ヘッド挿入方向と平行な2つの面とヘッド挿入方向
と直角な面よりなる断面が略コ字状でケースの窓を開閉
するスライダーと、パッドの両側に設けられた磁気テー
プの背面側を支持する一対のガイドピン部を有する金属
板ばねで支持されたテープガイド装置を有するテープカ
セットに関して、磁気テープの背面側と摺動しテープを
案内するテープ摺動部を有するテープガイドブロックが
本体ケースと別体で構成され、前記テープ摺動部のヘッ
ド挿入孔の両側部の2つが棒状で、前記テープ摺動部の
棒の一端はテープガイドブロックに固定されており、前
記テープガイドブロックに前記パッドおよび前記テープ
ガイド装置の支持部を一体形成で設け、前記テープガイ
ドブロックに前記パッドおよび前記テープガイド装置が
支持されており、前記テープ摺動部のヘッド挿入孔の両
側部の2つが棒状で、棒の一端がテープガイドブロック
に固定されており、テープガイドブロックに固定されて
いない側の一端が本体ケースに設けられた穴部に挿入さ
れ固定されているものである。また、前記テープガイド
ブロックに、記録再生装置に設けられた位置決め凸部に
嵌合し、記録再生装置に対してテープガイドブロックを
位置決めすることができる、位置決め穴を有し、前記位
置決め穴を囲む鍔を有し、テープカセットの本体上ケー
スおよび下ケースには、各々前記鍔が個々に挿入される
開孔部が設けられ、テープガイドブロックが本体上ケー
スと本体下ケースに組み込まれるとき、前記鍔は前記開
孔部に挿入され、かつ前記鍔と前記開孔部との間に隙間
が生じないように調整され、前記テープガイドブロック
を本体ケースに対して動かぬように固定されているよう
にしたものである。
【0005】
【作用】したがって上記構成によって、テープガイドの
強度が向上するために、前記テープガイドブロックのテ
ープ摺動部はたわみ等による変形が抑えられ、テープ摺
動部のテープと接する面を記録再生装置のカセットケー
スを支持する面に対して安定して正確に垂直な面とする
ことができるため走行性が安定し再生出力レベルの変動
を小さくすることができる。また、テープ摺動部の振動
現象も抑えられ、デジタル記録再生を行なった際のエラ
ーレートおよびドロップアウトの増加も抑制することが
できる。さらに、テープガイドブロックにパッドおよび
テープガイド装置が支持されているため、パッドおよび
テープガイド装置をテープガイドブロックに組み込む際
の組立性も向上し、コストも安くできる。
強度が向上するために、前記テープガイドブロックのテ
ープ摺動部はたわみ等による変形が抑えられ、テープ摺
動部のテープと接する面を記録再生装置のカセットケー
スを支持する面に対して安定して正確に垂直な面とする
ことができるため走行性が安定し再生出力レベルの変動
を小さくすることができる。また、テープ摺動部の振動
現象も抑えられ、デジタル記録再生を行なった際のエラ
ーレートおよびドロップアウトの増加も抑制することが
できる。さらに、テープガイドブロックにパッドおよび
テープガイド装置が支持されているため、パッドおよび
テープガイド装置をテープガイドブロックに組み込む際
の組立性も向上し、コストも安くできる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら具体的に説明する。図1は本発明の一実施例におけ
るテープカセットの分解斜視図であり、図2は図1のテ
ープガイドブロックの斜視図を示し、図3は図1のテー
プガイドブロックにテープガイド装置とパッドを組み込
んだ状態を示す図である。図1ないし図3において、1
はテープガイドブロックであって、テープ摺動部1a,
1b,1cと位置決め穴1e,1gと鍔部1f,1hを
有しており(図2)、その中央にはシールド9を取り付け
られるようになっており、パッド8およびテープガイド
装置を配置できるようにパッド支持部1nおよびテープ
ガイド装置支持部1pもテープがガイドブロック1に設
けてある(図3)。3はテープ、4はテープカセットの本
体下ケース、5は本体上ケースであって、テープガイド
ブロック1は本体下ケース4と本体上ケース5の間には
さまれてZ軸方向が固定されるとともに、テープガイド
ブロック1に設けられた鍔部1f,1hが本体下ケース
4と本体上ケース5に設けられた開孔部4a,4b,5
a,5bに挿入されることによりX方向およびY方向も
固定される。鍔部1f,1hは挿入された際がたつきが
生じないように隙間調整を行ってあるので、テープガイ
ドブロック1と本体下ケース4と本体上ケース5は確実
に位置決めが行われるとともに、本体下ケース4と本体
上ケース5がテープガイドブロック1の補強部材の役割
をするためテープガイドブロック1がたわんだりして精
度が狂うことはない。なお、本体下ケース4と本体上ケ
ース5に設けられた開孔部4a,4b,5a,5bで隙
間調整を行ってもよい。10はスライダー、11は軸、12は
中空円筒のガイドポストであって、本体下ケース4に設
けられた軸11に挿入し本体下ケース4と本体上ケース5
とで挾持され固定される。また回り止めとしてガイドポ
ストに凸部を設け本体下ケース側に凹部を設ける。無論
この凸部と凹部の構成が逆であってもよい。上記実施例
においては、テープガイドブロック1とガイドポスト12
とは別体であるものを示したが、テープガイドブロック
1とガイドポスト12とが一体の構造でもよい。この場合
は本体下ケース4の軸11は設けない。また、テープ摺動
部1cは棒状であり、一端が鍔部1hに固定されてお
り、反対側の一端はパッド8およびテープガイド装置13
が組み込めるようにテープガイドブロックに固定してい
ない。なお、テープ摺動部1a,1b,1cはテープガ
イドブロック1と一体形成されているが、テープ摺動部
はテープガイドブロックと別部材を圧入あるいは2色成
形,2層成形等で設けてもよい。図1に示すようにテー
プガイドブロック1を本体上ケース5に組み込む際に本
体上ケース5に設けられた穴部5c,5dに挿入され
る。この際がたつきが生じないように隙間調整を行って
ある。そのためテープ摺動部1cの補強材料の役割をす
るため、テープ摺動部1cがたわんだりして精度が狂う
ことはない。なお、本体上ケース5に設けられた穴部5
c,5dで隙間調整を行ってもよい。本発明の一実施例
におけるテープガイド装置13は図4および図5に示すよ
うに、熱可塑性樹脂よりなるガイドピン部13aと金属板
ばね13bをアウトサート成形により一体化している。ア
ウトサート成形によって一体成形することにより、一対
のテープのガイドピン部の平行度を0.03mm以内、さらに
テープのガイドピン部自体の円筒度を0.03mm以内という
高い精度でできている。
がら具体的に説明する。図1は本発明の一実施例におけ
るテープカセットの分解斜視図であり、図2は図1のテ
ープガイドブロックの斜視図を示し、図3は図1のテー
プガイドブロックにテープガイド装置とパッドを組み込
んだ状態を示す図である。図1ないし図3において、1
はテープガイドブロックであって、テープ摺動部1a,
1b,1cと位置決め穴1e,1gと鍔部1f,1hを
有しており(図2)、その中央にはシールド9を取り付け
られるようになっており、パッド8およびテープガイド
装置を配置できるようにパッド支持部1nおよびテープ
ガイド装置支持部1pもテープがガイドブロック1に設
けてある(図3)。3はテープ、4はテープカセットの本
体下ケース、5は本体上ケースであって、テープガイド
ブロック1は本体下ケース4と本体上ケース5の間には
さまれてZ軸方向が固定されるとともに、テープガイド
ブロック1に設けられた鍔部1f,1hが本体下ケース
4と本体上ケース5に設けられた開孔部4a,4b,5
a,5bに挿入されることによりX方向およびY方向も
固定される。鍔部1f,1hは挿入された際がたつきが
生じないように隙間調整を行ってあるので、テープガイ
ドブロック1と本体下ケース4と本体上ケース5は確実
に位置決めが行われるとともに、本体下ケース4と本体
上ケース5がテープガイドブロック1の補強部材の役割
をするためテープガイドブロック1がたわんだりして精
度が狂うことはない。なお、本体下ケース4と本体上ケ
ース5に設けられた開孔部4a,4b,5a,5bで隙
間調整を行ってもよい。10はスライダー、11は軸、12は
中空円筒のガイドポストであって、本体下ケース4に設
けられた軸11に挿入し本体下ケース4と本体上ケース5
とで挾持され固定される。また回り止めとしてガイドポ
ストに凸部を設け本体下ケース側に凹部を設ける。無論
この凸部と凹部の構成が逆であってもよい。上記実施例
においては、テープガイドブロック1とガイドポスト12
とは別体であるものを示したが、テープガイドブロック
1とガイドポスト12とが一体の構造でもよい。この場合
は本体下ケース4の軸11は設けない。また、テープ摺動
部1cは棒状であり、一端が鍔部1hに固定されてお
り、反対側の一端はパッド8およびテープガイド装置13
が組み込めるようにテープガイドブロックに固定してい
ない。なお、テープ摺動部1a,1b,1cはテープガ
イドブロック1と一体形成されているが、テープ摺動部
はテープガイドブロックと別部材を圧入あるいは2色成
形,2層成形等で設けてもよい。図1に示すようにテー
プガイドブロック1を本体上ケース5に組み込む際に本
体上ケース5に設けられた穴部5c,5dに挿入され
る。この際がたつきが生じないように隙間調整を行って
ある。そのためテープ摺動部1cの補強材料の役割をす
るため、テープ摺動部1cがたわんだりして精度が狂う
ことはない。なお、本体上ケース5に設けられた穴部5
c,5dで隙間調整を行ってもよい。本発明の一実施例
におけるテープガイド装置13は図4および図5に示すよ
うに、熱可塑性樹脂よりなるガイドピン部13aと金属板
ばね13bをアウトサート成形により一体化している。ア
ウトサート成形によって一体成形することにより、一対
のテープのガイドピン部の平行度を0.03mm以内、さらに
テープのガイドピン部自体の円筒度を0.03mm以内という
高い精度でできている。
【0007】以上のように構成されたテープカセットに
おいて、ドロップアウトがテープパス回数の増加と共に
増加せず、さらに再生出力レベル変動を小さくするた
め、テープガイドブロック1およびガイドポスト12およ
びテープのガイドピン部13aの材質について鋭意検討を
重ねた。その結果、カーボン等を混入したポリアセター
ル樹脂で成形すれば目的がほぼ達成できることを見い出
した。しかし、前記材質を用いたテープカセットでさら
に詳しく検討を重ねていった結果、材料の特定だけでは
ドロップアウトの増加と再生出力レベル変動の問題を完
全にクリアすることが不可能であることが判明した。そ
こでテープガイドブロック1のテープ摺動部1a,1
b,1c、ガイドポスト12およびテープのガイドピン部
13aの表面粗さについてさらに鋭意検討を重ねた。その
結果、前記した材質に加えて前記表面粗さが、0.3s以
上5s以下の範囲であれば本発明の目的が達成できるこ
とを見い出すに到った。前記表面粗さがこの範囲より大
きい場合は、テープが摺動するとき、テープとの摺動面
で削り粉が発生しドロップアウトが増加する。また表面
粗さがこの範囲より小さいときは、テープ摺動面に張り
付く現象が生じ、摩擦抵抗が極めて大きくなりテープ走
行が不安定となるため、再生出力レベル変動が大きくな
ってしまい、さらに張り付き現象の影響で削り粉も発生
しドロップアウトも増加することがわかった。本体下ケ
ース4及び本体上ケース5は例えばABS樹脂、ポリス
チレン等で成形し、スライダー10はステンレス製あるい
はポリアセタールやポリエチレン等で成形する。ハブ
6、ガイドローラ7は例えばポリアセタール等で成形す
る。上記した構成のテープカセットにおいて、テープガ
イドブロック1及びガイドポスト12を、カーボン等を混
入したポリアセタール樹脂で成形したテープカセットの
ドロップアウトを測定した結果を表1に、レベル変動を
測定した結果を表2に示す。テープガイドブロック及び
ガイドポストの少なくともテープ摺動部の表面粗さは0.
5sである。ドロップアウトの測定は、テープパス回数
として1回、50回、100回それぞれ毎に測定を行ったも
のであり、ドロップアウトは再生出力として1msec、
−6dB以上の大きさのものを検出した。また再生出力変
動の測定は、記録信号周波数48kHz、記録時間1分とし
てテープ全長の3箇所で記録し、再生波形のエンベロー
プを調べ、その最大と最小との差を測定した。比較例と
して、テープガイドブロック1及びガイドポスト12を本
体下ケース4,本体上ケース5と同様の樹脂であるAB
S樹脂で成形したものを、上記と同様に測定した結果を
表1と表2に合わせて示してある。
おいて、ドロップアウトがテープパス回数の増加と共に
増加せず、さらに再生出力レベル変動を小さくするた
め、テープガイドブロック1およびガイドポスト12およ
びテープのガイドピン部13aの材質について鋭意検討を
重ねた。その結果、カーボン等を混入したポリアセター
ル樹脂で成形すれば目的がほぼ達成できることを見い出
した。しかし、前記材質を用いたテープカセットでさら
に詳しく検討を重ねていった結果、材料の特定だけでは
ドロップアウトの増加と再生出力レベル変動の問題を完
全にクリアすることが不可能であることが判明した。そ
こでテープガイドブロック1のテープ摺動部1a,1
b,1c、ガイドポスト12およびテープのガイドピン部
13aの表面粗さについてさらに鋭意検討を重ねた。その
結果、前記した材質に加えて前記表面粗さが、0.3s以
上5s以下の範囲であれば本発明の目的が達成できるこ
とを見い出すに到った。前記表面粗さがこの範囲より大
きい場合は、テープが摺動するとき、テープとの摺動面
で削り粉が発生しドロップアウトが増加する。また表面
粗さがこの範囲より小さいときは、テープ摺動面に張り
付く現象が生じ、摩擦抵抗が極めて大きくなりテープ走
行が不安定となるため、再生出力レベル変動が大きくな
ってしまい、さらに張り付き現象の影響で削り粉も発生
しドロップアウトも増加することがわかった。本体下ケ
ース4及び本体上ケース5は例えばABS樹脂、ポリス
チレン等で成形し、スライダー10はステンレス製あるい
はポリアセタールやポリエチレン等で成形する。ハブ
6、ガイドローラ7は例えばポリアセタール等で成形す
る。上記した構成のテープカセットにおいて、テープガ
イドブロック1及びガイドポスト12を、カーボン等を混
入したポリアセタール樹脂で成形したテープカセットの
ドロップアウトを測定した結果を表1に、レベル変動を
測定した結果を表2に示す。テープガイドブロック及び
ガイドポストの少なくともテープ摺動部の表面粗さは0.
5sである。ドロップアウトの測定は、テープパス回数
として1回、50回、100回それぞれ毎に測定を行ったも
のであり、ドロップアウトは再生出力として1msec、
−6dB以上の大きさのものを検出した。また再生出力変
動の測定は、記録信号周波数48kHz、記録時間1分とし
てテープ全長の3箇所で記録し、再生波形のエンベロー
プを調べ、その最大と最小との差を測定した。比較例と
して、テープガイドブロック1及びガイドポスト12を本
体下ケース4,本体上ケース5と同様の樹脂であるAB
S樹脂で成形したものを、上記と同様に測定した結果を
表1と表2に合わせて示してある。
【0008】
【表1】
【0009】
【表2】
【0010】表1及び表2から明らかなように、本実施
例によるテープカセットは、ドロップアウトの増加の抑
制と再生出力レベル変動を小さくすることに優れた効果
があることがわかる。
例によるテープカセットは、ドロップアウトの増加の抑
制と再生出力レベル変動を小さくすることに優れた効果
があることがわかる。
【0011】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように、本発明
のテープカセットによれば、テープパス回数の増加と共
にドロップアウトが増加することなく、再生出力レベル
変動も極めて小さくすることができ、製品品質を格段に
向上させることが可能となった。また、テープガイドと
ガイドポストを別体化することで、本体上下ケースはコ
ストの低いABSやPS等の樹脂で成形できるので、本
発明の効果を全く損なうことなく製品のコストも格段に
下げることが可能となる。また、テープ摺動部のテープ
と接する面を記録再生装置のカセットケースを支持する
面に対して安定して正確に垂直な面とすることができる
ため走行性が安定し再生出力レベルの変動を小さくする
ことが可能となる。さらに、テープガイドブロックにパ
ッドおよびテープガイド装置が支持されているため、パ
ッドおよびテープガイド装置をテープガイドブロックに
組み込む際の組立性も向上し、コストも安くすることが
可能となる等の効果を有する。
のテープカセットによれば、テープパス回数の増加と共
にドロップアウトが増加することなく、再生出力レベル
変動も極めて小さくすることができ、製品品質を格段に
向上させることが可能となった。また、テープガイドと
ガイドポストを別体化することで、本体上下ケースはコ
ストの低いABSやPS等の樹脂で成形できるので、本
発明の効果を全く損なうことなく製品のコストも格段に
下げることが可能となる。また、テープ摺動部のテープ
と接する面を記録再生装置のカセットケースを支持する
面に対して安定して正確に垂直な面とすることができる
ため走行性が安定し再生出力レベルの変動を小さくする
ことが可能となる。さらに、テープガイドブロックにパ
ッドおよびテープガイド装置が支持されているため、パ
ッドおよびテープガイド装置をテープガイドブロックに
組み込む際の組立性も向上し、コストも安くすることが
可能となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるテープカセットの分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】図1のテープガイドブロックの斜視図である。
【図3】図1のテープガイドブロックにテープガイド装
置及びパッドを組み込んだ状態を示す図である。
置及びパッドを組み込んだ状態を示す図である。
【図4】本発明の一実施例におけるテープカセットのテ
ープガイド装置を説明する図である。
ープガイド装置を説明する図である。
【図5】図4のテープガイド装置の斜視図である。
【図6】テープガイド装置を説明する図である。
【図7】従来のテープカセットの分解斜視図である。
1…テープガイドブロック、 1a,1b,1c…テープ
摺動部、 1e,1g…位置決め穴、 1f,1h…鍔部、
1n…パッド支持部、 1p…テープガイド装置支持
部、 2…ガイドポール、 3…テープ、 4…本体下
ケース、 4a,4b,5a,5b…開孔部、 5…本体上
ケース、 5c,5d…穴部、 6…ハブ、7…ガイドロ
ーラ、 8…パッド、 8a…パッドフェルト、 8b…
パッド支持金具、 9…シールド、 10…スライダー、
11…軸、 12…ガイドポスト、13…テープガイド装
置、 13a…ガイドピン部、 13b…金属板ばね、 14…
ガイドピン、 15…ヘッド。
摺動部、 1e,1g…位置決め穴、 1f,1h…鍔部、
1n…パッド支持部、 1p…テープガイド装置支持
部、 2…ガイドポール、 3…テープ、 4…本体下
ケース、 4a,4b,5a,5b…開孔部、 5…本体上
ケース、 5c,5d…穴部、 6…ハブ、7…ガイドロ
ーラ、 8…パッド、 8a…パッドフェルト、 8b…
パッド支持金具、 9…シールド、 10…スライダー、
11…軸、 12…ガイドポスト、13…テープガイド装
置、 13a…ガイドピン部、 13b…金属板ばね、 14…
ガイドピン、 15…ヘッド。
Claims (3)
- 【請求項1】 テープ状記録媒体が収納されたリール台
挿入孔および磁気ヘッドなどの挿入窓を有する本体と、
ヘッド挿入方向と並行な2つの面とヘッド挿入方向と直
角な面よりなる断面が略コ字状でケースの窓を開閉する
スライダーと、パッドの両側に設けられた磁気テープの
背面側を支持する一対のガイドピン部を有する金属板ば
ねで支持されたテープガイド装置を有するテープカセッ
トにおいて、磁気テープの背面側と摺動しテープを案内
する摺動部を有するテープガイドブロックが本体ケース
と別体で構成され、前記テープ摺動部のヘッド挿入孔の
両側部の2つは棒状で、前記棒状のテープ摺動部一端は
テープガイドブロックに固定されていることを特徴とす
るテープカセット。 - 【請求項2】 前記テープ摺動部のヘッド挿入孔の両側
部の2つが棒状で、棒の一端がテープガイドブロックに
固定されており、テープガイドブロックに固定されてい
ない側の一端が本体ケースに設けられた穴部に挿入され
固定されていることを特徴とする請求項1記載のテープ
カセット。 - 【請求項3】 前記テープガイドブロックに、記録再生
装置に設けられた位置決め凸部に嵌合し、記録再生装置
に対してテープガイドブロックを位置決めすることがで
きる、位置決め穴を有し、前記テープガイドブロックは
前記位置決め穴を囲む鍔を有し、テープカセットの本体
上ケースおよび下ケースには、各々前記鍔が個々に挿入
される開孔部が設けられ、テープガイドブロックが本体
上ケースと本体下ケースに組み込まれるとき、前記鍔は
前記開孔部に挿入されかつ前記鍔と前記開孔部との間に
隙間が生じないように調整され、前記テープガイドブロ
ックを本体ケースに対して動かぬように固定されている
ことを特徴とする請求項1記載のテープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3962492A JPH05234317A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3962492A JPH05234317A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | テープカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05234317A true JPH05234317A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12558263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3962492A Pending JPH05234317A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05234317A (ja) |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP3962492A patent/JPH05234317A/ja active Pending
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