JPH05233926A - 硬貨計数装置 - Google Patents

硬貨計数装置

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JPH05233926A
JPH05233926A JP4070200A JP7020092A JPH05233926A JP H05233926 A JPH05233926 A JP H05233926A JP 4070200 A JP4070200 A JP 4070200A JP 7020092 A JP7020092 A JP 7020092A JP H05233926 A JPH05233926 A JP H05233926A
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JP
Japan
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coin
detection
time
coins
counting
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Pending
Application number
JP4070200A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Megata
良和 目片
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、光電検知だけでなく、その光電検
知時間を計数検知要素として捉えることにより、計数性
能を高めて硬貨の誤計数を解消することができる硬貨計
数装置を提供する。 【構成】この発明は、硬貨搬送通路に一定間隔毎に導か
れる硬貨を1枚ずつ光電検知センサで光電検知して計数
する硬貨計数装置であって、前記光電検知センサで光電
検知した硬貨1枚の遮光検知時間と、これに続いて導か
れる次の硬貨検知時までの透光検知時間とを計時する計
時手段と、前記遮光検知時間と透光検知時間のそれぞれ
の適正時間範囲を記憶する記憶手段と、硬貨計数時に、
前記計時手段で計時した計時値を前記記憶手段の適正時
間範囲と比較し、この値が適正時間範囲外のとき不適と
判定する判定手段とを備えたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば硬貨出金機に
装備されるような硬貨計数装置に関し、さらに詳しくは
硬貨の計数性能を高めた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されている硬貨計数装置は、
光電検知センサを備えた硬貨搬送通路に硬貨を1枚ずつ
導き、ここに導いた硬貨を光電検知センサが検知するこ
とで計数している。この場合、硬貨が光電検知センサの
位置を通過して検知光線を遮った遮光毎に1枚と判定し
ている(例えば実願昭61−99546号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、硬貨以外の異
物が通過した場合や2枚重ねで通過した場合に1枚と誤
計数し、さらにセンサの入力信号にノイズが入った場合
にも1枚と誤計数してしまい、例えば硬貨出金時には不
足金・過剰金が発生してトラブルの発生原因となる問題
を有していた。
【0004】そこでこの発明は、光電検知だけでなく、
その光電検知時間を計数検知要素として捉えることによ
り、計数性能を高めて硬貨の誤計数を解消できるように
した硬貨計数装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、硬貨搬送通
路に一定間隔毎に導かれる硬貨を1枚ずつ光電検知セン
サで光電検知して計数する硬貨計数装置であって、前記
光電検知センサで光電検知した硬貨1枚の遮光検知時間
と、これに続いて導かれる次の硬貨検知時までの透光検
知時間とを計時する計時手段と、前記遮光検知時間と透
光検知時間のそれぞれの適正時間範囲を記憶する記憶手
段と、硬貨計数時に、前記計時手段で計時した計時値を
前記記憶手段の適正時間範囲と比較し、この値が適正時
間範囲外のとき不適と判定する判定手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】この発明によれば、硬貨計数時に、計時手段が
光電検知センサで光電検知した硬貨1枚の遮光検知時間
と、これに続いて導かれる次の硬貨検知時までの透光検
知時間とを計時し、判定手段がこの計時した計時値と記
憶手段の適正時間範囲とを比較判定し、この値が適正時
間範囲内のときは適正と判定して硬貨1枚を計数し、適
正時間範囲外のときは不適と判定して計数せず回収処理
する。
【0007】
【発明の効果】このように、硬貨を光電検知するだけで
なく、ここに一定間隔毎に導かれる硬貨の検知時間も検
知要素に捉えて硬貨の搬送状態からも検知判定するた
め、硬貨と異物との区別、1枚と2枚重ねの区別、また
適正信号とノイズとの区別を明確に判定でき、硬貨の搬
送処理枚数を正確に計数できる高計数精度を有して信頼
性の高い装置となる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1および図2は硬貨計数装置を備えた硬貨出
金機構11を示し、この硬貨出金機構11は、硬貨収納
筒12と、出金コンベア13と、光電検知センサ14と
から構成される。
【0009】上述の硬貨収納筒12は、例えば10円硬
貨等の特定硬貨専用の硬貨収納筒として立設され、上方
より10円硬貨15を収納供給して該筒内部に多数枚の
10円硬貨を収納待機させ、硬貨出金時に下部のフィー
ダ円盤16を回転駆動させて筒側面に開口した繰出し口
17より硬貨を1枚ずつ繰出し処理する。このフィーダ
円盤16は、硬貨放出モータMの駆動に伴って一定速度
で回転し、この回転動作時に硬貨を一定時間毎に一枚ず
つ繰出し口17より繰出し、繰出された硬貨15を放出
シュート18を介して出金コンベア13上に放出する。
【0010】出金コンベア13は、略水平状態に設置さ
れ、このコンベア13の中間部に放出シュート18が接
続され、放出シュート18より繰出された硬貨が、この
コンベア13の中間部上面に導かれる。このコンベア1
3の一方は放出口19に接続され、他方は回収箱20に
接続され、このコンベア13を正逆転することに基づい
て所定の方向に搬送処理する。
【0011】上述の光電検知センサ14は、投光器14
aと受光器14bとからなり、これら一対を繰出し口1
7を挟む上下位置に対設して、繰出し口17から繰出さ
れた硬貨を光電検知して計数する。図中、21はストッ
パである。
【0012】図3は硬貨計数装置の制御回路ブロック図
を示し、CPU31はROM32に格納されたプログラ
ムに沿って各回路装置を制御し、その制御データを読出
し可能にRAM33に記憶させる。
【0013】コンベア駆動モータ34は、硬貨出金時に
正転駆動して出金コンベア13上に繰出された硬貨を放
出口19に放出処理し、硬貨回収時に逆転駆動して出金
コンベア13上に繰出された硬貨を回収箱20に回収処
理させる。また、出金コンベア13上から放出口19ま
で確実に放出する搬送時間および回収箱20まで回収す
る搬送時間を第3タイマT3 で計時する。
【0014】ところで、CPU31は光電検知センサ1
4から入力される検知信号を、硬貨通過時の光電検知信
号としてだけ捉えるのではなく、一定間隔毎に導かれる
硬貨15の検知時間も検知要素に捉えて硬貨の搬送状態
からも検知判定するように設定している。
【0015】これは、光電検知したときの硬貨1枚の遮
光検知時間を第1タイマT1 で計時し、これに続いて導
かれる次の硬貨検知時までの透光検知時間を第2タイマ
T2で計時し、CPU31が各計時した計時値と、RA
M33で予め記憶設定した各適正時間範囲とを比較判定
し、この値が適正時間範囲内のときは適正と判定して硬
貨1枚を計数し、適正時間範囲外のときは不適と判定し
て計数せず回収処理する。
【0016】このため、硬貨の出金処理時には、硬貨と
異物との区別、1枚と2枚重ねの区別、適正信号とノイ
ズとの区別等を明確に判定することができ、この結果、
計数性能が高まり硬貨の誤計数を確実に防止することが
できる。
【0017】このように構成された硬貨計数装置の処理
動作を図4のフローチャートを参照して説明する。今、
CPU31に硬貨の放出指令信号が入力されると、該C
PU31は硬貨放出モータMを駆動して硬貨収納筒12
から硬貨を出金コンベア13側に一定時間間隔で1枚ず
つ繰出す。
【0018】この繰出し時に、光電検知センサ14は硬
貨の通過毎に一定時間遮光され、この遮光検知時間が第
1タイマT1 で計時され、また硬貨が通過して光電検知
センサ14が透光検知し、これから次の硬貨検知時まで
の透光検知時間が第2タイマT2 で計時される。
【0019】このとき、両タイマT1 ,T2 で計時した
遮光検知時間および透光検知時間と、RAM33で記憶
設定している各適正時間範囲とをCPU31が比較判定
して、この値が適正時間範囲内のときは適正と判定して
硬貨1枚を計数し(ステップn1 〜n9 )、この計数が
放出指令された指定枚数を計数すれば、出金コンベア1
3を正転駆動して硬貨を放出口19へ放出する(ステッ
プn10〜n14)。
【0020】これに対し、適正時間範囲外と判定したと
き、例えば計時した遮光検知時間がRAM33の適正値
と比べて長ければ、硬貨の1枚分以上が遮光されている
ため硬貨の2枚重なりと判定し、また計時した透光検知
時間がRAM33の適正値と比べて短ければ、一定間隔
毎に繰出される硬貨間に異物が紛れ込んで繰出されたと
判定する。このように適正時間範囲外と判定したとき
は、誤計数の恐れがあるため不適と判定して計数せず、
直ちに出金コンベア13を逆転駆動して、この放出され
た硬貨を回収側に搬送して回収箱20に回収処理する。
この回収処理後は再出金動作を開始して、出金要請処理
に応える。(ステップn15〜n17)。
【0021】上述のように、硬貨を光電検知するだけで
なく、ここに一定間隔毎に導かれる硬貨の検知時間も検
知要素に捉えて硬貨の搬送状態からも検知判定するた
め、硬貨と異物との区別、1枚と2枚重ねの区別、また
適正信号とノイズとの区別等を明確に判定でき、硬貨の
搬送処理枚数を正確に計数できる高計数精度を有する信
頼性の高い装置となる。
【0022】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の硬貨は、実施例の10円硬貨1
5に対応し、以下同様に、硬貨搬送通路は、放出シュー
ト18に対応し、計時手段は、第1タイマT1 と第2タ
イマT2 とに対応し、記憶手段は、RAM33に対応
し、判定手段は、CPU31に対応するも、この発明
は、上述の一実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の硬貨計数装置を備えた硬貨出金機構
の概略平面図。
【図2】この発明の硬貨計数装置を備えた硬貨出金機構
の要部側面図。
【図3】この発明の硬貨計数装置の制御回路ブロック
図。
【図4】この発明の硬貨計数装置の処理動作を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
14…光電検知センサ 15…10円硬貨 18…放出シュート 31…CPU 33…RAM T1 ,T2 …タイマ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨搬送通路に一定間隔毎に導かれる硬貨
    を1枚ずつ光電検知センサで光電検知して計数する硬貨
    計数装置であって、前記光電検知センサで光電検知した
    硬貨1枚の遮光検知時間と、これに続いて導かれる次の
    硬貨検知時までの透光検知時間とを計時する計時手段
    と、前記遮光検知時間と透光検知時間のそれぞれの適正
    時間範囲を記憶する記憶手段と、硬貨計数時に、前記計
    時手段で計時した計時値を前記記憶手段の適正時間範囲
    と比較し、この値が適正時間範囲外のとき不適と判定す
    る判定手段とを備えた硬貨計数装置。
JP4070200A 1992-02-19 1992-02-19 硬貨計数装置 Pending JPH05233926A (ja)

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JP4070200A JPH05233926A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 硬貨計数装置

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