JPH05233218A - 三則演算回路 - Google Patents

三則演算回路

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JPH05233218A
JPH05233218A JP4030612A JP3061292A JPH05233218A JP H05233218 A JPH05233218 A JP H05233218A JP 4030612 A JP4030612 A JP 4030612A JP 3061292 A JP3061292 A JP 3061292A JP H05233218 A JPH05233218 A JP H05233218A
Authority
JP
Japan
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circuit
complement
divisor
selector
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP4030612A
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English (en)
Inventor
Tadayuki Noguchi
忠幸 野口
Toshiki Yamahira
敏樹 山平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05233218A publication Critical patent/JPH05233218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加減除演算回路を行う非同期回路において、
トランジスタゲート数の削減を行うことを目的とする。 【構成】 除数の補数を出力数補数変換器と、これから
出力される補数と被除数とが入力される加算回路を有
し、引き放し法を用いて除算を行う除算回路(三則演算
部3,除算出力制御回路4)において、除数および除数
の補数を入力とし、外部信号によってこれらのうちの一
方を加算回路の第1の入力に選択的に出力する第1のセ
レクタと、外部信号によって加算回路の出力を直接出力
可能とする第2のセレクタ5を設けたものである。 【効果】 小規模回路構成で実現でき、しかも、演算処
理を高速化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除算演算の方法である
引き放し法に基づき回路構成を行った上、加減算の演算
出力も可能にした加算,減算,除算の三則演算回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は三則演算回路の従来例を示すもの
である。図4において、12は加算回路、13は減算回
路、14は除算回路、15はセレクタ回路である。図4
において、A(3:0)およびB(3:0)より値を入
力し、加減除それぞれの回路12,13,14で計算を
行い、出力結果の選択をセレクタ回路15で行う。
【0003】次に、動作について説明する。図4におい
て、A(3:0)は、各演算を行う被加,減,除数を表
わし、B(3:0)は加,減,除数を表わす。A(3:
0),B(3:0)のおのおのは、最上位ビットを補数
ビットとし、最大710(10進数)〜最小0までとし、
加算回路12,減算回路13,除算回路14にそれぞれ
入力し、それぞれの出力をセレクタ回路15に入力す
る。S1,S0の入力信号に対し、図4上の真理値表に
従って、S1=(0),S0=(0)のときの加算演算
結果、S1=(0),S0=(1)のときの減算演算結
果、S1=(1),S0=(1)のときの除算演算出力
をそれぞれ選択してQ(3:0)に出力する。なお、S
1=(1),S0=(1)の選択を行う場合にかぎりR
(2:0)を余数出力として扱うこととする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の三則演算回路は
以上のように構成されているので、各演算処理を行う回
路を1つずつ設けた構成をとらねばならず、回路規模が
大きくなるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、回路の構成を1つにできるとと
もに、回路規模を最小限におさえることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る三則演算回
路は、除数の補数を出力する補数変換器と、この補数変
換器から出力される補数と被除数とがそれぞれ第1およ
び第2の入力に入力される加算器とを有し、この被除数
と除数の補数の加算によって得られる和が正である場合
に商に1を立て、負である場合に商に0を立てる除算を
行う除算回路において、除数および除数の補数を入力と
し、外部信号によってこれらのうちの一方を加算器の第
1の入力に選択的に出力する第1のセレクタと、外部信
号によって加算器の出力を直接出力可能とする第2のセ
レクタを設けたものである。
【0007】
【作用】本発明においては、第2のセレクタにより減算
結果が出力されるほか、第1のセレクタにより加算器の
第1の入力に除数を直接供給することにより加算結果が
得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1において、1はデコーダ回路で、除算を選択し
た場合の除数の値により出力経過が異なるので、それぞ
れの出力を選択するためのものである。その詳細を図2
に示す。2は除算選択における除数を桁上げする除数シ
フト回路で、桁上げが行われた分の下位ビットには
(0)が入力される。3は三則演算部、4は除算選択に
よる演算結果の除算出力制御回路で、出力結果の桁下げ
がデコーダ回路1によって、場合により2ビット、1ビ
ットまたはシフトなしで出力され、上位ビットに(0)
が入力される。5は出力制御を行った除算結果と、出力
制御を行う必要のない加算,減算等の演算結果のうちの
一方を選択するための第2のセレクタとしてのセレクタ
回路。A3〜A0は被加算数,被減算数,被除数のいず
れかの入力、B3〜B0は加算数,減数,除数のいずれ
かの入力を表し、Q3〜Q0は演算の和,差,商のいず
れかの出力、R2〜R0は除算を選択した場合の余数と
する。
【0009】次に、図1に示す三則演算部3の回路構成
の詳細を図3について説明する。図3において、6は4
ビット+4ビットの加算回路、7a,7bは3ビット+
3ビットの加算回路、8a〜8bは2ビット+2ビット
の加算回路、9a〜9eは第1のセレクタとしてのセレ
クタ回路、10はインバータ回路、11はB3〜B0の
入力信号を2の補数に変換する補数変換器である。な
お、実施例の説明を簡単にするため、図1の入力条件を
正の数のみ、すなわち、A3=0,B3=0に固定した
回路構成をとった。
【0010】次に、動作について説明する。 (除算を選択した場合)図1において、S1=1,S0
=1と入力した場合、A3〜A0入力端子がA3を符号
ビット最上位とした被除数、B3〜B0の入力端子がB
3を符号ビット最上位とした除数となり、デコーダ回路
1によりB2=1のときはA、B2=0で、かつB1=
1のときはB、B2=B1=0で、かつB0=1のとき
はCと出力される。次に、除数シフト回路2でAが選ば
れるとき、すなわち、B2〜B0が1XX(Xは0,1
どちらでもよいを意味する)の場合、除数シフト回路2
の出力BO2〜BO0にB2〜B0入力がそのまま出力
される。次に、除数シフト回路2でBが選ばれるとき、
すなわち、B2〜B0が01Xの場合、除数シフト回路
2の出力BO2〜BO0に対して1ビット桁上げを行
い、1X0として出力する。Cの場合、すなわち、00
1は2ビット桁上げを行い、100として出力する。こ
のようにして三則演算部3に入力する。
【0011】(加算を選択した場合)図1において、S
1=0,S0=0と入力した場合、デコーダ回路1でC
が選ばれ、B3〜B0入力はシフトせずそのまま三則演
算部3に入力される。この時図3において、S入力には
0が入力されているため(図1、S0=(0))、セレ
クタ回路9aにより加算回路6には、図1におけるB3
〜B0入力(図3、b3〜b0)が補数変換器11によ
り2の補数変換されず正の数のまま入力され、加算回路
6の出力QA3〜QA0は加算演算結果、すなわち、和
として出力される。そして、図1において、セレクタ回
路5により三則演算部3の出力QA3〜QA0が選択さ
れ(S1=(0))、Q3〜Q0に出力される。
【0012】(減算を選択した場合)図1において、S
1=0,S0=0と入力した場合、加算を選択した場合
同様B3〜B0入力はシフトせず、そのまま三則演算部
3のb3〜b0に入力される。この時、図2においてS
入力には(1)が入力されているため(図1、S0=
(1))、セレクタ回路9aにより加算回路6にはb3
〜b0入力の2の補数出力が入力され、加算回路6にお
いての出力QA3〜QA0は減算演算結果、すなわち差
を出力することになる。そして、図1において、加算を
選択した場合同様Q3〜Q0にそのまま出力される。
【0013】すなわち、本発明では一般に2進数の除算
に用いられる、被除数から除数を引き、得られた差(剰
余)が正ならば商に1を立て、負ならば0を立てる引き
離し法等の除算回路を上記のような新規な構成とするこ
とによって、加算および減算も可能な構成にでき、回路
規模を小さくすることが可能となっている。
【0014】なお、上記実施例では、符号つき4ビット
演算について示したが、ビット数の拡張および縮小を行
うことは可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、除数の
補数を出力する補数変換器と、この補数変換器から出力
される補数と被除数とがそれぞれ第1および第2の入力
に入力される加算器とを有し、この被除数と除数の補数
の加算によって得られる和が正である場合に商に1を立
て、負である場合に商に0を立てる除算を行う除算回路
において、除数および除数の補数を入力とし、外部信号
によってこれらのうちの一方を加算器の第1の入力に選
択的に出力する第1のセレクタと、外部信号によって加
算器の出力を直接出力可能とする第2のセレクタを設け
たので、従来加算,減算,除算を各機能ごとに回路を構
成していたものを1つの回路構成で実現でき、三則演算
回路の回路規模の縮小および高速演算が可能になるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による三則(加,減,除)演
算回路全体図である。
【図2】図1中のデコーダ回路の内部構成図である。
【図3】図1中の三則演算部の内部構成図である。
【図4】従来の三則演算回路の構成図である。
【符号の説明】
1 デコーダ回路 2 除数シフト回路 3 三則演算部 4 除算出力制御回路 5 セレクタ回路(第2のセレクタ) 6 加算回路(4ビット+4ビット) 7a 加算回路(3ビット+3ビット) 7b 加算回路(3ビット+3ビット) 8a 加算回路(2ビット+2ビット) 8b 加算回路(2ビット+2ビット) 9a セレクタ回路(第1のセレクタ) 9b セレクタ回路(第1のセレクタ) 9c セレクタ回路(第1のセレクタ) 9d セレクタ回路(第1のセレクタ) 9e セレクタ回路(第1のセレクタ) 10 インバータ回路 11 補数変換器 12 加算回路 13 減算回路 14 除算回路 15 セレクタ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除数の補数を出力する補数変換器と、こ
    の補数変換器から出力される補数と被除数とがそれぞれ
    第1および第2の入力に入力される加算器とを有し、こ
    の被除数と除数の補数の加算によって得られる和が正で
    ある場合に商に1を立て、負である場合に商に0を立て
    る除算を行う除算回路において、前記除数および除数の
    補数を入力とし、外部信号によってこれらのうちの一方
    を前記加算器の第1の入力に選択的に出力する第1のセ
    レクタと、外部信号によって前記加算器の出力を直接出
    力可能とする第2のセレクタを設けたことを特徴とする
    三則演算回路。
JP4030612A 1992-02-18 1992-02-18 三則演算回路 Pending JPH05233218A (ja)

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