JPH05232814A - トナー濃度設定方法およびトナー濃度制御方法 - Google Patents

トナー濃度設定方法およびトナー濃度制御方法

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JPH05232814A
JPH05232814A JP3069814A JP6981491A JPH05232814A JP H05232814 A JPH05232814 A JP H05232814A JP 3069814 A JP3069814 A JP 3069814A JP 6981491 A JP6981491 A JP 6981491A JP H05232814 A JPH05232814 A JP H05232814A
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JP
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toner
developing device
developer
toner concentration
mode
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JP3069814A
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Yukio Noguchi
行男 野口
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、現像装置の回転速度が変化して
もトナー濃度を適正な値に安定して維持することができ
るようにするとする。 【構成】 この発明は、トナー濃度設定制御モードを設
けてこのモードで、現像装置の2種類以上の回転速度の
変化に応じて現像装置における初期の現像剤のトナー濃
度を設定制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機等の画像形成装置
のトナー濃度設定方法およびトナー濃度制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等の画像形成装置は、感
光体からなる像担持体を一定の速度で回転させてこの感
光体に潜像を形成した後にこの潜像を現像装置にてトナ
ーとキャリアからなる2成分現像剤により顕像化し、そ
の顕像を転写材に転写している。この場合、現像装置は
一定の回転速度で回転させ、潜像は感光体を均一に帯電
させた後に感光体に画像露光を行なうことにより感光体
上に形成している。感光体に対する画像露光は原稿を露
光ランプで照明してその反射光像を感光体に投影するこ
とにより行なったり、電光変換手段により画像信号を電
光変換して感光体に投影することにより行なったりして
いる。このような画像形成装置において、形成画像及び
装置の安定化を計る方法として、従来より色々改良され
ているが、その1つとしてトナー濃度制御方法がある。
従来、トナー濃度制御方法は現像装置における2成分現
像剤のトナー濃度をトナー濃度センサにより検出してこ
のトナー濃度センサの出力値により現像装置における2
成分現像剤へのトナー補給を制御している。また、上記
トナー濃度センサによるトナー濃度検出値の設定は単一
のトナー濃度設定方法により行なっている。
【0003】ところが、画像形成装置において、何らか
の理由により、例えば省電力で電力を100V,15A
に制限することや、カラー複写機で露光ランプの電力が
多く必要とされることにより、感光体の感度が低い時お
よび露光量に制限がある時に感光体の回転速度を変化さ
せなければならない場合がある。感光体の回転速度を変
化させると、現像装置の回転速度も変化させなければ現
像能力の過多や不足が生じて形成画像が不安定になる。
そこで、現像装置の回転速度を2種類以上の速度に変化
させるようにした画像形成装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記現像装置の回転速
度を2種類以上の速度に変化させるようにした画像形成
装置では、現像装置の回転速度が変化すると、現像装置
内の現像剤の流動性が変化し、トナー濃度センサの出力
特性が変化する。このため、単一のトナー濃度設定方法
により設定されたトナー濃度検出値がトナー濃度センサ
の出力特性の変化により不適当な値となってしまい、適
正なトナー濃度制御が行なわれなくなってトナー濃度の
異常上昇による画像濃度過多,地汚れ画像,トナー飛散
やトナー濃度の異常低下による画像濃度不足,感光体へ
のキャリア付着,現像剤の劣化などが発生する。
【0005】本発明は上記欠点を改善し、現像装置の回
転速度が変化してもトナー濃度を適正な値に安定して維
持することができるトナー濃度設定方法およびトナー濃
度制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、トナーとキャリアからなる2成
分現像剤を用いて像担持体の潜像を顕像化する現像装置
と、前記2成分現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃
度検出手段と、このトナー濃度検出手段の出力値により
前記現像装置における2成分現像剤へのトナー補給を制
御するトナー濃度制御手段とを有し、少なくとも1個の
現像装置の回転速度を2種類以上に変化させて画像形成
動作を行なう画像形成装置のトナー濃度設定方法におい
て、図1に示すようにトナー濃度設定制御モードを設け
てこのモードで、前記回転速度が2種類以上に変化する
現像装置の回転速度に応じて該現像装置における初期の
現像剤のトナー濃度を設定制御し、請求項2の発明は、
トナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いて像担持
体の潜像を顕像化する現像装置を有し、複数の画像形成
モードで画像形成動作を行ない、前記現像装置の回転速
度を画像形成モードに応じて複数の速度に変化させる画
像形成装置のトナー濃度制御方法において、図2に示す
ように前記現像装置における現像剤のトナー濃度をトナ
ー濃度検出手段により検出してこのトナー濃度検出手段
の出力値により前記現像装置における現像剤へのトナー
補給を制御することでトナー濃度制御を行ない、このト
ナー濃度制御を画像形成モードに対応して切換え、請求
項3の発明は、トナーとキャリアからなる2成分現像剤
を用いて像担持体の潜像を顕像化する現像装置を有し、
複数の画像形成モードで画像形成動作を行ない、前記現
像装置の回転速度を画像形成モードに応じて複数の速度
に変化させる画像形成装置のトナー濃度制御方法におい
て、前記現像装置における現像剤のトナー濃度をトナー
濃度検出手段により検出してこのトナー濃度検出手段の
出力値により前記現像装置における現像剤へのトナー補
給を制御することでトナー濃度制御を行ない、前記トナ
ー補給の量を前記現像装置の回転速度に応じて切換え
る。
【0007】
【実施例】図4は本発明を応用した複写機の一例を示
す。この複写機は複数の現像装置を有するフルカラー複
写機の例である。像担持体としての感光体ドラム1は複
写動作時には図示しない駆動機構により回転駆動され、
帯電チャージャ2により一様に帯電された後に露光装置
3により画像露光を受けて静電潜像が形成される。露光
装置3では原稿載置台4上の原稿を露光ランプ5により
照明し、その反射光をミラー6,7、レンズ8、ミラー
9およびフィルタ10を介して感光体ドラム2に照射す
ると共に、露光ランプ5およびミラー6,7を移動させ
ることにより感光体ドラム2上に原稿における色フィル
タ10の色に応じた成分を露光して静電潜像を形成す
る。色フィルタ10は赤,緑,青の各色フィルタおよび
NDフィルタを有し、これらの色フィルタがミラー9と
感光体ドラム1との間に選択的に挿入されることにより
赤,緑,青,黒の各色成分の静電潜像が選択的に形成さ
れる。
【0008】感光体ドラム1上に黒色成分の静電潜像が
形成された場合には、この黒色成分の静電潜像は黒現像
装置11により黒色トナーとキャリアとを含む2成分現
像剤で現像されて黒色の顕像となり、転写ベルト12上
に保持されている転写紙へ転写チャージャ13により転
写される。転写紙は給紙装置14により給紙されてレジ
ストローラ15により感光体ドラム1上の顕像と先端が
合うようなタイミングで送出され、転写ドラム12上に
保持される。感光体ドラム1は黒色の顕像の転写後にク
リーニング前除電チャージャ16により除電されて磁気
ブラシクリーニング装置17により残留トナーが除去さ
れ、次の作像が可能になる。このような動作により黒色
の顕像の形成および転写が行われる。また、黒色の顕像
の形成および転写と同様に他の3色の各顕像の形成およ
び転写が行われる。但し、感光体ドラム1上に形成され
た赤,緑,青の各色成分の静電潜像はそれぞれ各色の現
像装置18〜20にてシアン,マゼンタ,イエローの各
色のトナーとキャリアとを含む2成分現像剤でそれぞれ
現像されて各色の顕像となり、転写ドラム12上の転写
紙に転写される。
【0009】単色の複写を行う複写モードでは、黒色の
顕像の形成および転写、又は他の1色の顕像の形成およ
び転写が行われ、その後転写ドラム12上の転写紙が分
離チャージャ21により転写ドラム12から分離されて
搬送装置22により搬送される。この転写紙は定着装置
23により顕像が定着され、トレイ24へ単色コピーと
して排出される。2色以上の色の組合せによるカラー複
写モードでは、各色の顕像の形成および転写が2色分以
上順次に行われて転写ドラム12上の転写紙に2色以上
の顕像の転写が順次に重ねて行われることによってカラ
ー画像が形成され、その後転写ドラム12上の転写紙が
分離チャージャ21により転写ドラム12から分離され
て搬送装置22により搬送される。この転写紙は定着装
置23により顕像が定着され、トレイ24へカラーコピ
ーとして排出される。
【0010】白黒複写を行う白黒複写モードは、B/
W通常コピーモード,B/W編集コピーモードに分けら
れ、B/W通常コピーモードは上述のように感光体ドラ
ム1上に黒成分の静電潜像を形成してこれを黒色現像装
置11により現像するモードである。B/W編集コピー
モードは上述のような黒色の顕像の形成と他の3色もし
くは単色の顕像の形成とを順次に行ってこれらを転写紙
上に重ねて転写する複写モードと、赤,緑,青の各色
成分のいずれかを消去するB/W編集コピーモードと
がある。後者のB/W編集コピーモードでは感光体ド
ラム1上に赤,緑,青のいずれかの色フィルタを通して
原稿画像の露光を行って赤,緑,青のいずれかの色成分
の静電潜像を形成し、この静電潜像を黒色現像装置11
により現像して黒色の顕像を形成した後にこの顕像を転
写紙上に転写する。
【0011】図5は上記黒色現像装置11の構成を示
す。パドル26,現像スリーブ27およびアジテータ3
0等は現像モータにより回転駆動され、現像スリーブ2
7内にはマグネットローラ31が設けられている。現像
容器25内の現像剤はパドル26により汲み上げられて
現像スリーブ27により搬送され、ドクタ28により一
定量に規制された後に現像スリーブ27と感光体ドラム
1との間の現像ギャップに搬送されて感光体ドラム1上
の黒色の静電潜像を顕像化する。その後、現像剤は現像
ギャップより現像容器25に戻されて現像スリーブ27
から剥離され、トナー濃度センサ29を通過してパドル
26のところへ復帰する。図5中の細い矢印は現像剤の
流れを示し、太い矢印は各部の回転方向を示す。トナー
補給部においてはトナー補給信号が入力されると、トナ
ーホッパ32内のトナーがトナー補給ローラ33ヘ送ら
れ、トナー補給クラッチがオンすることによりトナー補
給ローラ33が現像モータにて回転駆動されてトナー補
給ローラ33が喰い込んでいる発砲ウレタン等のシール
34によりトナーがトナー補給ローラ33から掻き取ら
れ現像容器25内に落下する。この落下したトナーはア
ジテータ30により現像剤と撹拌される。また、現像ス
リーブ27には現像バイアス電源から現像バイアス電圧
が印加され、トナー濃度センサ29は磁気センサが用い
られ、その検出範囲内で現像剤の透磁率を検出すること
により現像剤のトナー濃度を検出する。
【0012】この複写機はトナー濃度設定制御モード時
及びトナーエンドリカバリーモード時に現像装置の作動
により感光体ドラム1に付着したトナーを感光体ドラム
1の回転及びクリーニング前除電用チャージャ16,ク
リーニング装置17を動作させることにより感光体ドラ
ム1へのトナー付着を防止するものである。また、トナ
ー濃度の設定などは、現像状態と同じ条件で行なった方
がトナー濃度センサの検出でもバラツキが少なくなり、
その意味からも感光体ドラム1は回転させた方が望まし
い。
【0013】図6は上記感光体ドラム1および転写ドラ
ム12の構成を示す。転写ドラム12は両端の円筒部1
2aと、この円筒部12aを支持する連結部12bと、
この連結部12bに設けられレジストローラ15からの
転写紙を保持するペーパークランプ部12cと、円筒部
12aに貼り付けられた転写フィルム12dとからな
り、その内部は中空であって駆動モータ,転写チャージ
ャ13,除電チャージャ等が収納されている。感光体ド
ラム1と転写ドラム12は各々サーボモータにより制御
され、転写ドラム12のホームポジションはホームセン
サにより検出されてその位置出しにより給紙タイミング
等が決定される。転写ドラム12のホームポジションか
らの移動量はサーボモータにより制御される。感光体ド
ラム1と転写ドラム12は転写ドラム12の自重により
密着する位置関係にあり、感光体ドラム1の両脇に設け
られた位置決め用ディスク35と転写ドラム12の円筒
部12aとがころがり接触することにより感光体ドラム
1と転写ドラム12が一定の位置関係に保たれる。但
し、ペーパークランプ部12cは円筒部12aよりわず
かに突出しており、ペーパークランプ部12cが感光体
ドラム1に接触するのを防止するために円筒部12aに
ペーパークランプ部12cよりも突出量が多い突出物1
2eがペーパークランプ部12cに対応して両端部に設
けられている。この突出物12eは円筒部12aと一体
でも差し支えない。逆に言うならば、図7に示すように
感光体ドラム1と転写ドラム12とは接触しているが、
転写ドラム12の突出物12eが感光体ドラム1の位置
決め用ディスク35に接触している時だけ感光体ドラム
1と転写ドラム12とが非接触となる。この非接触の状
態でトナー濃度の設定およびトナーエンドリカバリーが
行なわれることにより、転写フィルム12dへのトナー
付着が防止され、さらに転写紙裏面へのトナー付着が防
止される。
【0014】図9はこの複写機の制御系の全体を示し、
図10はトナー濃度検出手段の入力回路を示す。トナー
濃度検出手段36は上記トナー濃度センサ29により構
成され、現像装置11内の2成分現像剤のトナーと磁性
キャリアとの混合比を磁気的に検出するものであり、図
10に示すようにトナー濃度検出手段36のアナログ出
力信号がアナログ/ディジタル(A/D)変換回路37
(図9では省略されている)によりA/D変換されて中
央制御装置(CPU)38に入力される。
【0015】ところで、現像装置11内の2成分現像剤
のトナー濃度を設定する際には、現像剤が安定状態にあ
ることが必要である。長時間放置された2成分現像剤は
帯電量が少なくなり、帯電量を安定した状態にするため
に現像装置11内において現像剤を撹拌して安定状態に
しなければならない。そこで、この複写機では、現像装
置11において現像剤の撹拌状態の間にトナー濃度をト
ナー濃度検出手段36により検出し、このトナー濃度検
出手段36からのトナー濃度信号をA/D変換回路37
を介してサンプル記憶機能を有するCPU38によりサ
ンプルしてトナー濃度制御用しきい値データとして不揮
発記憶手段39に格納する。この不揮発記憶手段39は
バックアップ用電源によりバックアップされているRA
Mが用いられている。この複写機の各部をCPU38に
より制御する制御系は、テンキー,枚数表示手段などを
有する操作部40と、通常のコピー動作制御モードとト
ナー濃度設定制御モードとを切換えるスイッチからなる
切換手段41と、現像剤撹拌時間を設定するための計時
手段42と、不揮発記憶手段39とがCPU38に接続
され、感光体ドラム1等を駆動するメインモータ43、
現像装置11を回転させる現像モータ44、現像装置1
1内の現像剤にトナー補給を行うためのトナー補給クラ
ッチ45、磁気ブラシクリーニング装置17を駆動する
ためのクリーニングモータ46、感光体ドラム1からト
ナー除去するために磁気ブラシクリーニング装置17の
磁気ブラシローラにバイアスを印加するクリーニングバ
イアス電源47、感光体ドラム1に付着したトナーの吸
着力を抑制し感光体ドラム1を除電するクリーニング前
除電チャージャ16、現像装置11における現像スリー
ブ27に現像バイアス電圧を印加する現像バイアス電源
48等を駆動するドライバ49がCPU38に接続され
ている。CPU38は操作部40のテンキー等からの入
力信号を取り込み、操作部40の枚数表示手段等を制御
する。また、CPU38はトナー濃度検出手段36,切
換手段41からの入力信号を取り込み、ドライバ49を
介してメインモータ43,現像モータ44,トナー補給
クラッチ45,クリーニングモータ46,クリーニング
バイアス電源47,クリーニング前除電チャージャ1
6,現像バイアス電源48等を制御する。
【0016】図8は上記現像装置11内の現像剤のトナ
ー濃度と磁気センサ29の出力信号電圧との関係を示
す。現像装置11内の現像剤のトナー濃度と磁気センサ
29の出力信号電圧とはほぼリニアな関係を持ってお
り、トナー濃度が高くなると、磁気センサ29の出力信
号電圧が低くなる。ここに、磁気センサ29は現像剤の
透磁率を検出するので、現像剤におけるトナーの比率が
増加すると、出力電圧が低くなる。現像装置11のB/
W通常コピーモード時における回転速度HIGHに比べ
て遅いB/W編集コピーモード時の回転速度LOWにお
いては、トナー濃度と磁気センサ29の出力信号電圧と
の関係がシフトしてしまう。このため、B/W通常コピ
ーモードとB/W編集コピーモードとのどちらか一方の
モードでトナー濃度制御によりトナー濃度が適正な濃度
に制御されても、他方のモードではトナー濃度制御によ
りトナー濃度が異常に上昇したり逆に異常に低下したり
して複写画像の安定化が計れない。この複写機は現像装
置の回転速度がB/W通常コピーモードとB/W編集コ
ピーモードとで変化してもトナー濃度を適正な値に安定
して維持するようにしたものである。
【0017】図11はトナー濃度設定制御モードのタイ
ムチャートを示し、図13はCPU38のB/W通常コ
ピーモード時におけるトナー濃度設定制御フローを示
す。まず、B/W通常コピーモード時において、切換手
段41によりトナー濃度設定制御モードにセットし、こ
のトナー濃度設定制御モードでは通常のコピー動作は行
われない。CPU38は切換手段41からの入力信号に
よりトナー濃度設定制御モードであるか否かを判断し、
トナー濃度設定制御モードである場合には操作部40の
キー操作、例えば操作部40のコピースタートボタンの
押下が行われることによりトナー濃度設定制御を開始す
る(ステップS1)。まず、CPU38はドライバ49
を介してメインモータ43およびクリーニング前除電チ
ャージャ16をオンさせ、メインモータ43により感光
体ドラム1を回転させてクリーニング前除電チャージャ
16により感光体ドラム1を除電させる(ステップS
2)。次に、CPU38はドライバ49を介してクリー
ニングモータ46,クリーニングバイアス電源47をオ
ンさせて磁気ブラシクリーニング装置17を駆動し、磁
気ブラシクリーニング装置17により感光体ドラム1を
クリーニングさせる(ステップS3)。次に、CPU3
8は感光体ドラム1および磁気ブラシクリーニング装置
17の動作が安定した後に、ドライバ49を介して現像
モータ44,現像バイアス電源48をオンさせ、現像モ
ータ44により現像装置11のパドル26,現像スリー
ブ27およびアジテータ30を回転させて現像容器25
内の現像剤を撹拌させる(ステップS4)。それと同時
に、CPU38は計時手段42をスタートさせ、この計
時手段42がトナー濃度設定用タイマーにより所定の現
像剤撹拌安定時間を計時する(ステップS5)。現像剤
撹拌安定時間は現像剤を撹拌して安定状態にするのに要
する時間であり、B/W通常コピーモードでは約1〜2
分間くらいで良い。現像装置11の現像剤撹拌中にはC
PU38がトナー濃度検出手段36からA/D変換回路
37を介して入力されるトナー濃度データをサンプルす
る。CPU38は計時手段42が現像剤撹拌安定時間の
計時を終了したか否かを判断し(ステップS6)、計時
手段42が現像剤撹拌安定時間の計時を終了した時には
上記サンプルした最終のトナー濃度データをトナー濃度
制御用のしきい値データDonとして不揮発記憶手段39
に格納し(ステップS7)、現像モータ44,現像バイ
アス電源48をオフさせることにより現像剤の撹拌を停
止させる(ステップS8)。次に、CPU38はクリー
ニングモータ46,クリーニングバイアス電源47をオ
フさせ(ステップS9)、メインモータ43およびクリ
ーニング前除電チャージャ16をオフさせてトナー濃度
設定制御を終了する(ステップS10)。トナー濃度設
定制御の終了後には、切換手段41を元に戻し、複写機
の状態をコピー動作制御モードに戻す。
【0018】図14はCPU38のB/W編集コピーモ
ード時におけるトナー濃度設定制御フローを示し、図1
1はトナー濃度設定制御モードのタイムチャートを示
す。B/W編集コピーモード時において、切換手段41
によりトナー濃度設定制御モードにセットし、このトナ
ー濃度設定制御モードでは通常のコピー動作は行われな
い。CPU38は切換手段41からの入力信号によりト
ナー濃度設定制御モードであるか否かを判断し、トナー
濃度設定制御モードである場合には操作部40のキー操
作、例えば操作部40のコピースタートボタンの押下が
行われることによりトナー濃度設定制御を開始する(ス
テップS11)。まず、CPU38はドライバ49を介
してメインモータ43およびクリーニング前除電チャー
ジャ16をオンさせ、メインモータ43により感光体ド
ラム1を回転させてクリーニング前除電チャージャ16
により感光体ドラム1を除電させる(ステップS1
2)。次に、CPU38はドライバ49を介してクリー
ニングモータ46,クリーニングバイアス電源47をオ
ンさせて磁気ブラシクリーニング装置17を駆動し、磁
気ブラシクリーニング装置17により感光体ドラム1を
クリーニングさせる(ステップS13)。次に、CPU
38は感光体ドラム1および磁気ブラシクリーニング装
置17の動作が安定した後に、ドライバ49を介して現
像モータ44,現像バイアス電源48をオンさせ、現像
モータ44により現像装置11のパドル26,現像スリ
ーブ27およびアジテータ30を回転させて現像容器2
5内の現像剤を撹拌させる(ステップS14)。それと
同時に、CPU38は計時手段42をスタートさせ、こ
の計時手段42がトナー濃度設定用タイマーにより所定
の現像剤撹拌安定時間を計時する(ステップS15)。
現像剤撹拌安定時間は現像剤を撹拌して安定状態にする
のに要する時間であり、B/W編集コピーモードでは約
2〜4分間くらいで、B/W通常コピーモードに比べて
2倍の時間が必要である。現像装置11の現像剤撹拌中
にはCPU38がトナー濃度検出手段36からA/D変
換回路37を介して入力されるトナー濃度データをサン
プルする。CPU38は計時手段42が現像剤撹拌安定
時間の計時を終了したか否かを判断し(ステップS1
6)、計時手段42が現像剤撹拌安定時間の計時を終了
した時には上記サンプルした最終のトナー濃度データを
トナー濃度制御用のしきい値データDoeとして不揮発記
憶手段39に格納し(ステップS17)、現像モータ4
4,現像バイアス電源48をオフさせることにより現像
剤の撹拌を停止させる(ステップS18)。次に、CP
U38はクリーニングモータ46,クリーニングバイア
ス電源47をオフさせ(ステップS19)、メインモー
タ43およびクリーニング前除電チャージャ16をオフ
させてトナー濃度設定制御を終了する(ステップS2
0)。トナー濃度設定制御の終了後には、切換手段41
を元に戻し、複写機の状態をコピー動作制御モードに戻
す。
【0019】図15はCPU38のコピー動作制御モー
ドの処理フローを示す。白黒複写モードは、前述のよう
にB/W通常コピーモード,黒色の顕像の形成と他
の3色もしくは単色の顕像の形成とを行ってこれらを転
写紙上に重ねて転写するB/W編集コピーモードと、
赤,緑,青の各色成分のいずれかを消去するB/W編集
コピーモードとがある。B/W編集コピーモード,
はB/W通常コピーモードに比べて感光体ドラム1の
感度が低くなることから、感光体ドラム1の回転速度が
B/W通常コピーモードと同一であれば、露光ランプ
5の電力がB/W通常コピーモードに比べて多く必要
になる。このため、この複写機の電力が省電力設計では
100V,15Aを越えてしまうので、感光体ドラム1
の回転速度をB/W編集コピーモード,ではB/W
通常コピーモードに比べて約1/2に設定している。
一方、現像装置11の回転速度は通常、感光体ドラム1
の回転速度に対して約2.5〜3.5倍の速度が適正な
速度であるとされており、B/W編集コピーモード,
ではB/W通常コピーモードに比べて約1/2に設
定している。これにより、現像装置11の現像能力過多
による地汚れ,画像濃度過多などの発生が防止される。
また、現像装置11の回転速度は白黒複写モード以外の
カラー複写モードにおいても可変して制御している。
【0020】図15に示すようにCPU38はコピー動
作制御モードの動作として、まず選択された複写モード
を操作部40の複写モードキーからの入力信号により判
断し(ステップS31)、選択された複写モードがB/
W通常コピーモードである場合にはB/W通常コピーモ
ードのトナー濃度制御ルーチンに進む(ステップS3
2)。そして、CPU38は操作部40のコピースター
トボタンからの入力信号により複写開始が指令されたか
否かを判断し(ステップS33)、複写開始が指令され
た場合にはドライバ49を介して各出力部43,44,
45・・・を制御することにより複写動作に必要な掻く
部分の動作を順次に行わせて複写動作を行わせる(ステ
ップS34)。更に、CPU38は複写動作中にトナー
濃度検出手段36からA/D変換回路37を介して入力
されるトナー濃度データDxnをサンプリングし(ステッ
プS35)、このトナー濃度データDxnと,既にトナー
濃度設定制御モードで不揮発記憶手段39に格納したト
ナー濃度制御用のしきい値データDonとを比較演算する
(ステップS36)。この結果、Dxn>Donであれば、
CPU38はトナー補給クラッチ45を作動させてトナ
ーホッパー32からトナー補給ローラ33によりトナー
を補給させる(ステップS37)。また、Dxn<Donに
なると、CPU38はトナー補給クラッチ45を停止さ
せてトナー補給を停止させる(ステップS38)。この
繰返しによりB/W通常コピーモードのトナー濃度制御
が行われる。そして、CPU38は複写動作が終了した
か否かを判断し(ステップS39)、複写動作が終了し
た場合にはドライバ49を介して各出力部43,44,
45・・・を停止させる(ステップS40)。
【0021】また、選択された複写モードがB/W編集
コピーモードである場合にはCPU38はB/W編集コ
ピーモードのトナー濃度制御ルーチンに進む(ステップ
S41)。そして、CPU38は操作部40のコピース
タートボタンからの入力信号により複写開始が指令され
たか否かを判断し(ステップS42)、複写開始が指令
された場合にはドライバ49を介して各出力部43,4
4,45・・・を制御することにより複写動作に必要な
掻く部分の動作を順次に行わせて複写動作を行わせる
(ステップS43)。更に、CPU38は複写動作中に
トナー濃度検出手段36からA/D変換回路37を介し
て入力されるトナー濃度データDxeをサンプリングし
(ステップS44)、このトナー濃度データDxeと,既
にトナー濃度設定制御モードで不揮発記憶手段39に格
納したトナー濃度制御用のしきい値データDoeとを比較
演算する(ステップS45)。この結果、Dxe>Doeで
あれば、CPU38はトナー補給クラッチ45を作動さ
せてトナーホッパー32からトナー補給ローラ33によ
りトナーを補給させる(ステップS46)。また、Dxe
<Doeになると、CPU38はトナー補給クラッチ45
を停止させてトナー補給を停止させる(ステップS4
7)。この繰返しによりB/W編集コピーモードのトナ
ー濃度制御が行われる。そして、CPU38は複写動作
が終了したか否かを判断し(ステップS48)、複写動
作が終了した場合にはドライバ49を介して各出力部4
3,44,45・・・を停止させる(ステップS4
9)。
【0022】なお、この複写機では操作部40の複写モ
ードキーの状態により複写モードを判断して各モードの
トナー濃度制御を行ったが、現像装置11の回転速度を
検出して各モードのトナー濃度制御を行うようにしても
よい。また、トナー濃度設定制御モードとコピー動作制
御モードとの切換手段として操作部40とは独立したス
イッチ41を設けたが、例えば操作部40内の特殊キー
(通常のコピー操作では使用しない操作キー)の2重押
しとか、あるいはテンキーによるコード番号の打ち込み
もしくはその組合せ等によって切換手段を有するモード
切換機能を持たせるようにしてもよい。
【0023】図16はCPU38のB/W通常コピーモ
ードでのトナーエンド制御フローを示す。CPU38は
操作部40のコピースタートボタンからの入力信号によ
り複写開始が指令されたか否かを判断し(ステップS5
1)、複写開始が指令された場合にはドライバ49を介
して各出力部43,44,45・・・を制御することに
より複写動作に必要な掻く部分の動作を順次に行わせて
複写動作を行わせる(ステップS52)。そして、CP
U38は複写動作制御中にトナー補給クラッチ45が連
続的に作動しているか否かを判断し(ステップS5
3)、トナー補給クラッチ45が連続的に作動してトナ
ー補給を連続的に行っている場合にはそのトナー補給時
間Txnを測定する(ステップS54)。トナーホッパー
32内のトナーが無くなった場合には、トナー補給クラ
ッチ45が連続的に作動するので、例えばCPU38は
トナー補給クラッチ45がコピー1枚当り連続的に作動
する時間Tonを設定しておき、トナー補給クラッチ45
が連続的にTon以上に作動してトナー補給時間TxnがT
on以上になったか否かを判断する(ステップS55,S
56)。トナー補給クラッチ45がTon以上連続的に作
動した時にはCPU38はトナー補給時間の測定を終了
してTxnを0にし(ステップS57)、トナーエンドカ
ウンタCxnをカウントアップさせる(ステップS5
8)。次に、CPU38はトナーエンドカウンタCxnと
あらかじめ設定されたトナーエンド設定カウンタConと
を比較し(ステップS59)、トナーエンドカウンタC
xnがトナーエンド設定カウンタCon以上になった時にト
ナーエンドになった(トナーホッパー32内のトナーが
無くなった)と判断してコピー動作制御中であっても、
現像剤のトナー濃度が下がってコピーの画質を低下させ
ることが無いようにドライバ49を介して各出力部4
3,44,45・・・を停止させることによりコピー動
作制御を停止させる(ステップS60)。そして、CP
U38は操作部40などにトナーエンドを表示させてこ
れ以後の複写動作を禁止し(ステップS61)、トナー
エンドデータを不揮発記憶手段39に格納する(ステッ
プS62)。
【0024】また、CPU38はコピー動作制御中にト
ナー補給クラッチ45が作動状態から停止状態になった
場合(ステップS53,55)にはトナー補給時間の測
定を終了してTxn,Cxnを0にする(ステップS6
3)。そして、CPU38は複写停止否かを判断して
(ステップS64)、複写停止でなければコピー動作制
御を継続するが、複写停止の場合にはドライバ49を介
して各出力部43,44,45・・・を停止させること
により複写動作制御を停止し(ステップS65)、その
時点におけるトナーエンドカウンタCxnの値を不揮発記
憶手段39に格納して(ステップS66)、次の複写動
作制御時にトナーエンドカウンタCxnを継続してカウン
トさせる。また、トナーエンドカウンタCxnがトナーエ
ンド設定カウンタConに満たない場合にも、複写停止否
かを判断するステップS64に進んで同様な処理を行
う。
【0025】図17はCPU38のB/W編集コピーモ
ードでのトナーエンド制御フローを示す。CPU38は
操作部40のコピースタートボタンからの入力信号によ
り複写開始が指令されたか否かを判断し(ステップS7
1)、複写開始が指令された場合にはドライバ49を介
して各出力部43,44,45・・・を制御することに
より複写動作に必要な掻く部分の動作を順次に行わせて
複写動作を行わせる(ステップS72)。そして、CP
U38は複写動作制御中にトナー補給クラッチ45が連
続的に作動しているか否かを判断し(ステップS7
3)、トナー補給クラッチ45が連続的に作動してトナ
ー補給を連続的に行っている場合にはそのトナー補給時
間Txeを測定する(ステップS74)。トナーホッパー
32内のトナーが無くなった場合には、トナー補給クラ
ッチ45が連続的に作動するので、例えばCPU38は
トナー補給クラッチ45がコピー1枚当り連続的に作動
する時間Toeを設定しておき、トナー補給クラッチ45
が連続的にToe以上に作動してトナー補給時間TxeがT
oe以上になったか否かを判断する(ステップS75,S
76)。トナー補給クラッチ45がToe以上連続的に作
動した時にはCPU38はトナー補給時間の測定を終了
してTxeを0にし(ステップS77)、トナーエンドカ
ウンタCxeをカウントアップさせる(ステップS7
8)。次に、CPU38はトナーエンドカウンタCxeと
あらかじめ設定されたトナーエンド設定カウンタCoeと
を比較し(ステップS79)、トナーエンドカウンタC
xeがトナーエンド設定カウンタCoe以上になった時にト
ナーエンドになった(トナーホッパー32内のトナーが
無くなった)と判断してコピー動作制御中であっても、
現像剤のトナー濃度が下がってコピーの画質を低下させ
ることが無いようにドライバ49を介して各出力部4
3,44,45・・・を停止させることによりコピー動
作制御を停止させる(ステップS80)。そして、CP
U38は操作部40などにトナーエンドを表示させてこ
れ以後の複写動作を禁止し(ステップS81)、トナー
エンドデータを不揮発記憶手段39に格納する(ステッ
プS82)。
【0026】また、CPU38はコピー動作制御中にト
ナー補給クラッチ45が作動状態から停止状態になった
場合(ステップS73,75)にはトナー補給時間の測
定を終了してTxe,Cxeを0にする(ステップS8
3)。そして、CPU38は複写停止否かを判断して
(ステップS84)、複写停止でなければコピー動作制
御を継続するが、複写停止の場合にはドライバ49を介
して各出力部43,44,45・・・を停止させること
により複写動作制御を停止し(ステップS85)、その
時点におけるトナーエンドカウンタCxeの値を不揮発記
憶手段39に格納して(ステップS86)、次の複写動
作制御時にトナーエンドカウンタCxeを継続してカウン
トさせる。また、トナーエンドカウンタCxeがトナーエ
ンド設定カウンタCoeに満たない場合にも、複写停止否
かを判断するステップS84に進んで同様な処理を行
う。
【0027】図18はCPU38のB/W通常コピーモ
ードにおけるトナーエンドリカバリーモードの処理フロ
ーを示し、図12はトナーエンドリカバリーモードのタ
イムチャートを示す。トナーエンドになった場合には、
トナーホッパー32内にトナーが無くなるので、新しい
トナーを供給しなければならない。その方法としては、
例えばトナーをカートリッジに入れた物をトナーホッパ
ー32に再セットする方法、またはトナーホッパー32
に直接にトナーを入れる方法などがあるが、その際、カ
ートリッジの挿脱を検知したり、トナーホッパー32に
直接にトナーを入れるためにカバーを開閉することを検
知したりすることにより、新しいトナーをトナーホッパ
ー32に供給したことを検出する。この複写機では新し
いトナーをトナーホッパー32に供給したことを図10
に示すようなスイッチからなるトナー供給検出手段50
により検出し、このトナー供給検出手段50の出力信号
をCPU38に入力している。
【0028】CPU38は不揮発記憶手段39内のトナ
ーエンドデータの有無によりトナーエンド状態か否かを
判断し(ステップS91)、トナーエンド状態であれば
トナー供給検出手段50からの入力信号により新しいト
ナーがトナーホッパー32に供給されたか否かを判断す
る(ステップS92)。新しいトナーがトナーホッパー
32に供給されれば、CPU38はトナーエンドリカバ
リーモードを開始し(ステップS93)、まず、ドライ
バ49を介してメインモータ43およびクリーニング前
除電チャージャ16をオンさせてメインモータ43によ
り感光体ドラム1を回転させると共にクリーニング前除
電チャージャ16により感光体ドラム1を除電させる
(ステップS94)。次に、CPU38はドライバ49
を介してクリーニングモータ46,クリーニングバイア
ス電源47をオンさせて磁気ブラシクリーニング装置1
7を駆動し、磁気ブラシクリーニング装置17により感
光体ドラム1をクリーニングさせる(ステップS9
5)。次に、CPU38は感光体ドラム1および磁気ブ
ラシクリーニング装置17の動作が安定した後に、ドラ
イバ49を介して現像モータ44,現像バイアス電源4
8をオンさせ、現像モータ44により現像装置11のパ
ドル26,現像スリーブ27およびアジテータ30を回
転させて現像容器25内の現像剤を撹拌させる(ステッ
プS96)。現像剤の撹拌が安定状態になった後にCP
U38はトナー濃度検出手段36からA/D変換回路3
7を介して入力されるトナー濃度データDxnをサンプル
し(ステップS97)、このトナー濃度データDxnと,
既にトナー濃度設定制御モードで不揮発記憶手段39に
格納したトナー濃度制御用のしきい値データDonとを比
較する(ステップS98)。
【0029】この結果、現像剤のトナー濃度が低くてD
xn>Donであれば、CPU38はドライバ49を介して
トナー補給クラッチ45を作動させてトナーホッパー3
2からトナー補給ローラ33によりトナーを補給させる
(ステップS99)。それと同時に、CPU38はトナ
ー補給リカバリー時間Trxnの測定を開始し(ステップ
S100)、そのトナー補給リカバリー時間Trxnとト
ナー補給リカバリー設定時間Tronとを比較する(ステ
ップS101)。そして、CPU38はTrxn≧Tronに
なってもトナー補給クラッチ45が作動している場合に
はトナー補給リカバリー時間Trxnの測定を終了してTr
xnを0にし(ステップS102)、現像モータ44,現
像バイアス電源48をオフさせることにより現像剤の撹
拌を停止させる(ステップS103)。次に、CPU3
8はクリーニングモータ46,クリーニングバイアス電
源47をオフさせ(ステップS104)、メインモータ
43およびクリーニング前除電チャージャ16をオフさ
せる(ステップS105)。そして、CPU38はトナ
ー補給リカバリー時間Trxnがトナー補給リカバリー設
定時間Tronを越えてもトナー補給クラッチ45が作動
しているので、トナー濃度が薄いと見做してトナーエン
ドを解除させずに操作部40にトナーエンドを表示させ
て複写動作を禁止状態にする(ステップS106)。こ
れはトナーの入っていないカートリッジをセットした
り、トナーをトナーホッパー32に供給することを忘れ
た場合のために使用される。
【0030】また、現像剤のトナー濃度が高くてDxn<
Donになれば、CPU38はドライバ49を介してトナ
ー補給クラッチ45を停止させ、トナー補給リカバリー
時間Trxnの測定を終了してTrxnを0にする(ステップ
S107)。この時、補給されたトナーが現像剤とが十
分に混合されていないので、現像剤の帯電量を安定させ
るために必要な時間だけ現像剤を撹拌する必要があり、
その時間だけ現像モータ44,現像バイアス電源48が
作動状態にされる。その後、CPU38は現像モータ4
4,現像バイアス電源48をオフさせることにより現像
剤の撹拌を停止させる(ステップS108)。次に、C
PU38はクリーニングモータ46,クリーニングバイ
アス電源47をオフさせ(ステップS109)、メイン
モータ43およびクリーニング前除電チャージャ16を
オフさせて感光体ドラム1の回転および磁気ブラシクリ
ーニング装置17の作動を停止させる(ステップS11
0)。そして、CPU38は不揮発記憶手段39に格納
したトナーエンドデータを解除しトナーエンドカウンタ
Cxnの値を0にする(ステップS111)。次に、CP
U38は操作部40のトナーエンド表示を消灯させ、複
写動作の禁止状態を解除する(ステップS112)。こ
れにより複写動作を正常に行うことができるようにな
り、CPU38はトナーエンドリカバリーモードを終了
する(ステップS113)。
【0031】図19はCPU38のB/W編集コピーモ
ードにおけるトナーエンドリカバリーモードの処理フロ
ーを示し、図12はトナーエンドリカバリーモードのタ
イムチャートを示す。CPU38は不揮発記憶手段39
内のトナーエンドデータの有無によりトナーエンド状態
か否かを判断し(ステップS121)、トナーエンド状
態であればトナー供給検出手段50からの入力信号によ
り新しいトナーがトナーホッパー32に供給されたか否
かを判断する(ステップS122)。新しいトナーがト
ナーホッパー32に供給されれば、CPU38はトナー
エンドリカバリーモードを開始し(ステップS12
3)、まず、ドライバ49を介してメインモータ43お
よびクリーニング前除電チャージャ16をオンさせてメ
インモータ43により感光体ドラム1を回転させると共
にクリーニング前除電チャージャ16により感光体ドラ
ム1を除電させる(ステップS124)。次に、CPU
38はドライバ49を介してクリーニングモータ46,
クリーニングバイアス電源47をオンさせて磁気ブラシ
クリーニング装置17を駆動し、磁気ブラシクリーニン
グ装置17により感光体ドラム1をクリーニングさせる
(ステップS125)。次に、CPU38は感光体ドラ
ム1および磁気ブラシクリーニング装置17の動作が安
定した後に、ドライバ49を介して現像モータ44,現
像バイアス電源48をオンさせ、現像モータ44により
現像装置11のパドル26,現像スリーブ27およびア
ジテータ30を回転させて現像容器25内の現像剤を撹
拌させる(ステップS126)。現像剤の撹拌が安定状
態になった後にCPU38はトナー濃度検出手段36か
らA/D変換回路37を介して入力されるトナー濃度デ
ータDxeをサンプルし(ステップS127)、このトナ
ー濃度データDxeと,既にトナー濃度設定制御モードで
不揮発記憶手段39に格納したトナー濃度制御用のしき
い値データDoeとを比較する(ステップS128)。
【0032】この結果、現像剤のトナー濃度が低くてD
xe>Doeであれば、CPU38はドライバ49を介して
トナー補給クラッチ45を作動させてトナーホッパー3
2からトナー補給ローラ33によりトナーを補給させる
(ステップS129)。それと同時に、CPU38はト
ナー補給リカバリー時間Trxeの測定を開始し(ステッ
プS130)、そのトナー補給リカバリー時間Trxeと
トナー補給リカバリー設定時間Troeとを比較する(ス
テップS131)。そして、CPU38はTrxe≧Troe
になってもトナー補給クラッチ45が作動している場合
にはトナー補給リカバリー時間Trxeの測定を終了して
Trxeを0にし(ステップS132)、現像モータ4
4,現像バイアス電源48をオフさせることにより現像
剤の撹拌を停止させる(ステップS133)。次に、C
PU38はクリーニングモータ46,クリーニングバイ
アス電源47をオフさせ(ステップS134)、メイン
モータ43およびクリーニング前除電チャージャ16を
オフさせる(ステップS135)。そして、CPU38
はトナー補給リカバリー時間Trxeがトナー補給リカバ
リー設定時間Troeを越えてもトナー補給クラッチ45
が作動しているので、トナー濃度が薄いと見做してトナ
ーエンドを解除させずに操作部40にトナーエンドを表
示させて複写動作を禁止状態にする(ステップS13
6)。これはトナーの入っていないカートリッジをセッ
トしたり、トナーをトナーホッパー32に供給すること
を忘れた場合のために使用される。
【0033】また、現像剤のトナー濃度が高くてDxe<
Doeになれば、CPU38はドライバ49を介してトナ
ー補給クラッチ45を停止させ、トナー補給リカバリー
時間Trxeの測定を終了してTrxeを0にする(ステップ
S137)。この時、補給されたトナーが現像剤とが十
分に混合されていないので、現像剤の帯電量を安定させ
るために必要な時間だけ現像剤を撹拌する必要があり、
その時間だけ現像モータ44,現像バイアス電源48が
作動状態にされる。その後、CPU38は現像モータ4
4,現像バイアス電源48をオフさせることにより現像
剤の撹拌を停止させる(ステップS138)。次に、C
PU38はクリーニングモータ46,クリーニングバイ
アス電源47をオフさせ(ステップS139)、メイン
モータ43およびクリーニング前除電チャージャ16を
オフさせて感光体ドラム1の回転および磁気ブラシクリ
ーニング装置17の作動を停止させる(ステップS14
0)。そして、CPU38は不揮発記憶手段39に格納
したトナーエンドデータを解除しトナーエンドカウンタ
Cxeの値を0にする(ステップS141)。次に、CP
U38は操作部40のトナーエンド表示を消灯させ、複
写動作の禁止状態を解除する(ステップS142)。こ
れにより複写動作を正常に行うことができるようにな
り、CPU38はトナーエンドリカバリーモードを終了
する(ステップS143)。
【0034】この複写機によれば、現像装置11の回転
速度がB/W通常コピーモードとB/W通常コピーモー
ドとで切換えられるが、B/W通常コピーモードとB/
W通常コピーモードとにそれぞれトナー濃度設定制御モ
ードを設けてこのモードで、現像装置11内の現像剤の
トナー濃度を測定してトナー濃度制御用のしきい値デー
タとすることによって現像装置11の回転速度に応じて
現像装置11における初期の現像剤のトナー濃度を設定
制御するので、現像装置の回転速度が変化することによ
り現像装置11内の現像剤の流動性が変化してトナー濃
度センサ29の出力特性が変化してもトナー濃度の異常
上昇による画像濃度過多,地汚れ画像,トナー飛散やト
ナー濃度の異常低下による画像濃度不足,感光体へのキ
ャリア付着,現像剤の劣化などが発生しなくなり、トナ
ー濃度を適正な値に安定して維持することができる。し
かも、B/W通常コピーモードとB/W編集コピーモー
ドとで現像装置11の回転速度が切換えられた場合にB
/W通常コピーモードとB/W編集コピーモードとでト
ナー補給モータ51の回転速度を切換えてトナー補給量
を切換えることでトナー濃度制御を切換えるので、トナ
ー濃度制御を現像装置11の回転速度切換に応じて適正
なものに切換えることができ、トナー濃度の異常上昇に
よる画像濃度過多,地汚れ画像,トナー飛散やトナー濃
度の異常低下による画像濃度不足,感光体へのキャリア
付着,現像剤の劣化などの発生を確実に防止することが
でき、トナー濃度を適正な値に安定して維持することが
できる。
【0035】図20は本発明を応用した複写機の他の例
における制御系を示す。この複写機は前記複写機におい
て、トナー補給クラッチ45の代りにトナー補給モータ
51を用いてトナー補給ローラ33を駆動するようにし
たものであり、CPU38は図15〜図19のフローの
代りに図21〜図25のフローを実行する(トナー補給
クラッチ45の代りにトナー補給モータ51を制御す
る)。ここに、トナー補給モータ51はB/W通常コピ
ーモードにてトナー補給ローラ33を駆動するモータを
Sn、B/W編集コピーモードにてトナー補給ローラ3
3を駆動するモータをSeとする。前記複写機では現像
モータによりトナー補給クラッチ45を介してトナー補
給ローラ33を駆動するので、トナー補給量が現像モー
タの回転速度に比例した量になる。しかし、この複写機
ではトナー補給ローラ33をB/W通常コピーモード,
B/W編集コピーモードでトナー補給モータSn,Seに
より駆動するので、トナー補給モータSn,Seの回転速
度を任意に設定してB/W通常コピーモード,B/W編
集コピーモードの各トナー補給量を任意に設定すること
ができる。このため、B/W通常コピーモード,B/W
編集コピーモードの各トナー補給量を最適な量に設定
し、トナー補給量の過不足を確実に防止することができ
る。但し、B/W編集コピーモードではB/W通常コピ
ーモードに比べて現像モータの回転速度が約1/2であ
るから、トナー補給モータSeの回転速度はトナー補給
モータSnの回転速度に比べて約1/2前後である。
【0036】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば電子写真方式のプリンタ等の画像形
成装置にも同様に適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
トナー濃度設定制御モードを設けてこのモードで、現像
装置の回転速度に応じて現像装置における初期の現像剤
のトナー濃度を設定制御するので、現像装置の回転速度
が変化してもトナー濃度を適正な値に安定して維持する
ことができる。
【0038】また、請求項2の発明によれば、現像装置
における現像剤のトナー濃度をトナー濃度検出手段によ
り検出してこのトナー濃度検出手段の出力値により現像
装置における現像剤へのトナー補給を制御することでト
ナー濃度制御を行ない、このトナー濃度制御を画像形成
モードに対応して切換えるので、現像装置の回転速度が
画像形成モードにより変化してもトナー濃度を適正な値
に安定して維持することができる。
【0039】さらに、請求項3の発明によれば、現像装
置における現像剤のトナー濃度をトナー濃度検出手段に
より検出してこのトナー濃度検出手段の出力値により現
像装置における現像剤へのトナー補給を制御することで
トナー濃度制御を行ない、トナー補給の量を現像装置の
回転速度に応じて切換えるので、現像装置の回転速度が
画像形成モードにより変化してもトナー濃度を適正な値
に安定して維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明を示す図である。
【図2】請求項2の本発明を示す図である。
【図3】請求項3の発明を示す図である。
【図4】本発明を応用した複写機の一例を示す断面図で
ある。
【図5】同複写機の現像装置を示す断面図である。
【図6】同複写機の一部を示す斜視図である。
【図7】同複写機の一部を示す正面図である。
【図8】同複写機におけるトナー濃度センサの特性を示
す特性図である。
【図9】同複写機の制御系を示すブロック図である。
【図10】同制御系の一部を具体的に示すブロック図で
ある。
【図11】同複写機におけるトナー濃度設定制御モード
のタイムチャートである。
【図12】同複写機におけるトナーエンドリカバリーモ
ードのタイムチャートである。
【図13】同複写機におけるCPUのB/W通常コピー
モードにおけるトナー濃度設定制御フローを示すフロー
チャートである。
【図14】同複写機におけるCPUのB/W編集コピー
モードにおけるトナー濃度設定制御フローを示すフロー
チャートである。
【図15】同複写機におけるCPUのコピー動作制御モ
ードの処理フローを示すフローチャートである。
【図16】同複写機におけるCPUのB/W通常コピー
モードにおけるトナーエンド制御フローを示すフローチ
ャートである。
【図17】同複写機におけるCPUのB/W編集コピー
モードにおけるトナーエンド制御フローを示すフローチ
ャートである。
【図18】同複写機におけるCPUのB/W通常コピー
モードにおけるトナーエンドリカバリーモードの処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図19】同複写機におけるCPUのB/W編集コピー
モードにおけるトナーエンドリカバリーモードの処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図20】本発明を応用した複写機の他の例における制
御系を示すブロック図である。
【図21】同複写機におけるCPUのコピー動作制御モ
ードの処理フローを示すフローチャートである。
【図22】同複写機におけるCPUのB/W通常コピー
モードにおけるトナーエンド制御フローを示すフローチ
ャートである。
【図23】同複写機におけるCPUのB/W編集コピー
モードにおけるトナーエンド制御フローを示すフローチ
ャートである。
【図24】同複写機におけるCPUのB/W通常コピー
モードにおけるトナーエンドリカバリーモードの処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図25】同複写機におけるCPUのB/W編集コピー
モードにおけるトナーエンドリカバリーモードの処理フ
ローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
36 トナー濃度検出手段 38 CPU 41 切換手段 45 トナー補給クラッチ 51 トナー補給モータ
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明を示す図である。
【図2】請求項2の本発明を示す図である。
【図3】請求項3の発明を示す図である。
【図4】本発明を応用した複写機の一例を示す断面図で
ある。
【図5】同複写機の現像装置を示す断面図である。
【図6】同複写機の一部を示す斜視図である。
【図7】同複写機の一部を示す正面図である。
【図8】同複写機におけるトナー濃度センサの特性を示
す特性図である。
【図9】同複写機の制御系を示すブロック図である。
【図10】同制御系の一部を具体的に示すブロック図で
ある。
【図11】同複写機におけるトナー濃度設定制御モード
のタイムチャートである。
【図12】同複写機におけるトナーエンドリカバリーモ
ードのタイムチャートである。
【図13】同複写機におけるCPUのB/W通常コピー
モードにおけるトナー濃度設定制御フローを示すフロー
チャートである。
【図14】同複写機におけるCPUのB/W編集コピー
モードにおけるトナー濃度設定制御フローを示すフロー
チャートである。
【図15】同複写機におけるCPUのコピー動作制御モ
ードの処理フローの一部を示すフローチャートである。
【図16】同コピー動作制御モードの処理フローの他の
一部を示すフローチャートである。
【図17】同複写機におけるCPUのB/W通常コピー
モードにおけるトナーエンド制御フローの一部を示すフ
ローチャートである。
【図18】同トナーエンド制御フローの他の一部を示す
フローチャートである。
【図19】同複写機におけるCPUのB/W編集コピー
モードにおけるトナーエンド制御フローの一部を示すフ
ローチャートである。
【図20】同トナーエンド制御フローの他の一部を示す
フローチャートである。
【図21】同複写機におけるCPUのB/W通常コピー
モードにおけるトナーエンドリカバリーモードの処理フ
ローの一部を示すフローチャートである。
【図22】同トナーエンドリカバリーモードの処理フロ
ーの他の一部を示すフローチャートである。
【図23】同複写機におけるCPUのB/W編集コピー
モードにおけるトナーエンドリカバリーモードの処理フ
ローの一部を示すフローチャートである。
【図24】同トナーエンドリカバリーモードの処理フロ
ーの他の一部を示すフローチャートである。
【図25】本発明を応用した複写機の他の例における制
御系を示すブロック図である。
【図26】同複写機におけるCPUのコピー動作制御モ
ードの処理フローの一部を示すフローチャートである。
【図27】同コピー動作制御モードの処理フローの他の
一部を示すフローチャートである。
【図28】同複写機におけるCPUのB/W通常コピー
モードにおけるトナーエンド制御フローの一部を示すフ
ローチャートである。
【図29】同トナーエンド制御フローの他の一部を示す
フローチャートである。
【図30】同複写機におけるCPUのB/W編集コピー
モードにおけるトナーエンド制御フローの一部を示すフ
ローチャートである。
【図31】同トナーエンド制御フローの他の一部を示す
フローチャートである。
【図32】同複写機におけるCPUのB/W通常コピー
モードにおけるトナーエンドリカバリーモードの処理フ
ローの一部を示すフローチャートである。
【図33】同トナーエンドリカバリーモードの処理フロ
ーの他の一部を示すフローチャートである。
【図34】同複写機におけるCPUのB/W編集コピー
モードにおけるトナーエンドリカバリーモードの処理フ
ローの一部を示すフローチャートである。
【図35】同トナーエンドリカバリーモードの処理フロ
ーの他の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】 36 トナー濃度検出手段 38 CPU 41 切換手段 45 トナー補給クラッチ 51 トナー補給モータ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図6】
【図8】
【図10】
【図12】
【図9】
【図11】
【図18】
【図20】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図19】
【図21】
【図29】
【図22】
【図23】
【図31】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図30】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーとキャリアからなる2成分現像剤を
    用いて像担持体の潜像を顕像化する現像装置と、前記2
    成分現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段
    と、このトナー濃度検出手段の出力値により前記現像装
    置における2成分現像剤へのトナー補給を制御するトナ
    ー濃度制御手段とを有し、少なくとも1個の現像装置の
    回転速度を2種類以上に変化させて画像形成動作を行な
    う画像形成装置のトナー濃度設定方法において、トナー
    濃度設定制御モードを設けてこのモードで、前記回転速
    度が2種類以上に変化する現像装置の回転速度に応じて
    該現像装置における初期の現像剤のトナー濃度を設定制
    御することを特徴とするトナー濃度設定方法。
  2. 【請求項2】トナーとキャリアからなる2成分現像剤を
    用いて像担持体の潜像を顕像化する現像装置を有し、複
    数の画像形成モードで画像形成動作を行ない、前記現像
    装置の回転速度を画像形成モードに応じて複数の速度に
    変化させる画像形成装置のトナー濃度制御方法におい
    て、前記現像装置における現像剤のトナー濃度をトナー
    濃度検出手段により検出してこのトナー濃度検出手段の
    出力値により前記現像装置における現像剤へのトナー補
    給を制御することでトナー濃度制御を行ない、このトナ
    ー濃度制御を画像形成モードに対応して切換えることを
    特徴とするトナー濃度制御方法。
  3. 【請求項3】トナーとキャリアからなる2成分現像剤を
    用いて像担持体の潜像を顕像化する現像装置を有し、複
    数の画像形成モードで画像形成動作を行ない、前記現像
    装置の回転速度を画像形成モードに応じて複数の速度に
    変化させる画像形成装置のトナー濃度制御方法におい
    て、前記現像装置における現像剤のトナー濃度をトナー
    濃度検出手段により検出してこのトナー濃度検出手段の
    出力値により前記現像装置における現像剤へのトナー補
    給を制御することでトナー濃度制御を行ない、前記トナ
    ー補給の量を前記現像装置の回転速度に応じて切換える
    ことを特徴とするトナー濃度制御方法。
JP3069814A 1991-04-02 1991-04-02 トナー濃度設定方法およびトナー濃度制御方法 Pending JPH05232814A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7493058B2 (en) 2005-08-10 2009-02-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and toner concentration controlling method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7493058B2 (en) 2005-08-10 2009-02-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and toner concentration controlling method

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