JPH05232609A - 蓄積性蛍光体シート用カセッテおよびそのカセッテを用いた放射線画像情報のエネルギー・サブトラクション方法 - Google Patents

蓄積性蛍光体シート用カセッテおよびそのカセッテを用いた放射線画像情報のエネルギー・サブトラクション方法

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JPH05232609A
JPH05232609A JP4033301A JP3330192A JPH05232609A JP H05232609 A JPH05232609 A JP H05232609A JP 4033301 A JP4033301 A JP 4033301A JP 3330192 A JP3330192 A JP 3330192A JP H05232609 A JPH05232609 A JP H05232609A
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cassette
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stimulable phosphor
radiation
phosphor sheet
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JP4033301A
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Kazuo Shimura
一男 志村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積性蛍光体シートの詰め換えの必要がない蓄
積性蛍光体シート用カセッテとそのカセッテを用いた放
射線画像情報のエネルギー・サブトラクション方法を提
供する。 【構成】 表板と蓋体からなるカセッテDの表板が銅板
である。X線源4からX線5が放射されると、このX線
5は被写体3を透過して被写体3のX線画像が蓄積性蛍
光体シート2に蓄積記録される。さらに低エネルギー成
分が低減して相対的に高エネルギー成分が強調されたX
線が蓄積性蛍光体シート1に到達し、X線の低エネルギ
ー成分に係わる画像情報が低減した被写体3のX線画像
情報が蓄積記録される。各蓄積性蛍光体シート1と2
を、励起光で走査してそれらのシートに蓄積記録された
各X線画像情報を輝尽発光光に変換し、この輝尽発光光
を光電的に読み取ってデジタル画像信号に変換し、2つ
のX線画像に対応する画素間でデジタル画像信号の引き
算を行なって前記特定の構造物の画像を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蓄積性蛍光体シートを収
容するカセッテおよびそのカセッテを用いて撮影した放
射線画像情報のエネルギー・サブトラクション方法に関
するものである。さらに詳しくは、本発明は2つのカセ
ッテにそれぞれ収容された2枚の蓄積性蛍光体シートに
エネルギー特性の異なる放射線の放射線画像情報を蓄積
記録し、その後該シートを励起光で走査することにより
該シートからそれぞれ放射線画像情報を輝尽発光光とし
て取り出し、この輝尽発光光を光検出器により光電的に
読み取り、得られた画像信号間で減算を行なって被写体
のエネルギー吸収特性の異なる部分の画像情報を消去あ
るいは抽出し可視像として再生する放射線画像情報記録
再生システムにおけるエネルギー・サブトラクション方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ある種の蛍光体に放射線(X線,α線,
β線,γ線,紫外線等)を照射すると、この放射線エネ
ルギーの一部が蛍光体中に蓄積され、この蛍光体に可視
光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギーの量
に応じて蛍光体が輝尽発光することが知られており、こ
のような性質を示す蛍光体は蓄積性蛍光体と呼ばれる。
【0003】この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の放
射線画像情報を一旦蓄積性蛍光体からなる層を有するシ
ート(以下、「蓄積性蛍光体シート」あるいは単に「シ
ート」と言う。)に記録し、この蓄積性蛍光体シートを
レーザ光等の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、
得られた輝尽発光光を光電的に読み出して画像信号を
得、この画像信号に基づき写真感光材料等の記録材料、
CRT等に可視像として出力させる放射線画像情報記録
再生システムが本出願人によりすでに提案されている。
(特開昭55-12429号、同56-11359号等) このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露光量域に亘って画
像情報を記録しうるという実用的な利点を有している。
すなわち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対
して蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が
極めて広い範囲に亘って比例することが認められてお
り、したがって種々の撮影条件により放射線露光量がか
なり大巾に変動しても前記発光光の光量を読取りゲイン
を適当な値に設定して光電変換手段により読み取って電
気信号に変換し、この電気信号を用いて写真感光材料等
の記録材料、CRT等の表示装置に可視像として出力さ
せることによって放射線露光量の変動に影響されない放
射線画像を得ることができる。
【0004】またこのシステムによれば、蓄積性蛍光体
に蓄積記録された放射線画像情報を電気信号に変換した
後に適当な信号処理を施し、この電気信号を用いて写真
感光材料等の記録材料、CRT等の表示装置に可視像と
して出力させることによって観察読影適性(診断適性)
の優れた放射線画像を得ることができるという極めて大
きな効果も得ることができる。
【0005】この放射線画像情報記録再生システムにお
いて使用される蓄積性蛍光体シートは、カセッテあるい
はマガジンに収容されて取り扱われ、放射線画像情報が
蓄積記録された蓄積性蛍光体シートはカセッテあるいは
マガジンに収容されたままカセッテフィーダであるシー
ト供給装置に装着され、ここから蓄積性蛍光体シートが
1枚ずつ放射線画像情報読取装置へ供給される。
【0006】上記カセッテは、蓄積性蛍光体シートを1
枚ずつ収容するもので、該カセッテは平たい函状の表板
とこの表板を覆う蓋体とからなり、蓄積性蛍光体シート
は蓄積性蛍光体層が形成された面が上記表板の裏面に対
向するようにしてこのカセッテに収容される。そしてX
線等による放射線画像撮影は、上記のようにシートを収
容したカセッテを、被写体を透過した放射線が到達する
位置に配することによって行なわれる。
【0007】上述のように放射線画像撮影はシートをカ
セッテに収容したまま行なわれるが、該シートに蓄積記
録された放射線画像情報の読み取りは、カセッテから取
り出したシートを励起光で走査することによって行なわ
れる。
【0008】上記放射線画像情報記録再生システムによ
れば、従来の放射線写真システムを利用した場合に比較
して、はるかに少ない被爆線量で情報量の豊富な放射線
画像を得ることができる。したがって、このシステム
は、特に医療診断を目的とするX線撮影などの直接医療
用放射線撮影において利用価値の高いものである。
【0009】また、近年、医療分野において、X線画像
情報のデジタルサブトラクションが提案されている。こ
のデジタルサブトラクションとは異なった条件で撮影し
た2つのX線画像情報を光電的に読み出してデジタル画
像信号を得た後、これらのデジタル画像信号に各画像の
対応する画素間における減算処理を施し、被写体の特定
の構造物の画像を形成するための信号を得る方法であ
り、このようにして得た信号を用いて特定の構造物のみ
が抽出されたX線画像を再生することを可能にするもの
である。
【0010】このサブトラクション処理には、基本的に
次の2つの方法がある。すなわち、造影剤を注入した被
写体のX線画像から造影剤が注入されていない被写体の
X線画像を引き算(サブトラクト)することによって造
影剤が注入された部分の画像のみを抽出する所謂時間差
サブトラクション処理方法と、被写体を透過したX線の
エネルギー分布を変化させ、変化させる前のX線による
X線画像と変化させた後のX線によるX線画像との間で
適当な重みづけをした上で引き算を行ない、被写体に含
まれる特定の構造物が特有のX線エネルギー吸収特性を
有することから生じる特定の構造物の画像を抽出するエ
ネルギーサブトラクション処理方法である。
【0011】このサブトラクション処理は医療用のX線
写真の画像処理において診断上きわめて有効な方法であ
るため、大いに注目され、電子工学技術を駆使したその
研究、開発が盛んに進められている。例えば、特開昭59
-83486号公報には、放射線の低エネルギー成分吸収特性
の異なる少なくとも2種類以上の蓄積性蛍光体シート、
放射線の低エネルギー成分吸収物質からなるフィルタを
介して積層された複数枚の蓄積性蛍光体シートまたは放
射線の低エネルギー成分吸収物質からなる支持体の両面
に設けられた蓄積性蛍光体に、放射線エネルギー吸収特
性が他とは異なる特定の構造物を含む被写体を透過した
放射線を同時に照射して放射線画像情報を蓄積記録さ
せ、これらの蓄積性蛍光体シートに励起光を走査して放
射線画像情報を輝尽発光光に変換し、この輝尽発光光の
発光量を光電的に読み出してデジタル画像信号に変換
し、各画像の対応する画素間でこのデジタル画像信号の
引き算を行なって特定の構造物の画像を抽出する方法が
開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法において用いられる積層体は1つのカセッテに収容さ
れているので、該カセッテに収容された複数枚の蓄積性
蛍光体シート(または蓄積性蛍光体)に放射線画像情報
が蓄積記録され、この放射線画像情報が読み取られる際
には、該複数の蓄積性蛍光体シートをあらためて別の2
つのカセッテに詰め換えてこのカセッテを読取機にセッ
トして放射線画像情報を読み取らねばならず、手間のか
かる作業が必要であっただけでなく、この詰め換えの際
に蓄積性蛍光体シートの方向を間違えたり、蓄積性蛍光
体シートに傷をつけたりすることによりエネルギー・サ
ブトラクション画像が得られないことがあった。
【0013】本発明は、上記事情に鑑み、エネルギー・
サブトラクション画像を得るための放射線画像情報の読
出しの際に、積性蛍光体シートの詰め換えの必要がない
蓄積性蛍光体シート用カセッテおよびそのカセッテを用
いた放射線画像のエネルギー・サブトラクション方法を
提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の蓄積性蛍光体シ
ート用カセッテは、表板と蓋体からなる、放射線画像を
蓄積記録する蓄積性蛍光体シートを取出し可能に収容す
るカセッテにおいて、前記表板と蓋体のいずれか一方の
全体または厚み方向の一部が全面に亘って実効原子番号
20以上の金属、合金、金属化合物のうち少なくとも1
つの材料で形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0015】また、本発明の放射線画像のエネルギー・
サブトラクション方法は、放射線エネルギー吸収特性が
他とは異なる特定の構造物を含む被写体を透過した放射
線が、表板と蓋体からなる重ね合わせた2つのカセッテ
にそれぞれ収容された2枚の蓄積性蛍光体シートに同時
に照射され、それぞれの蓄積性蛍光体シートを励起光で
走査して蓄積記録された各放射線画像を輝尽発光光に変
換する第1の工程、これらの輝尽発光光を光電的に読み
取ってデジタル画像信号に変換する第2の工程、および
デジタル画像信号に変換された2つの放射線画像情報に
対応する画素間でデジタル画像信号の引き算を行なっ
て、前記特定の構造物の画像を抽出する第3の工程から
なる放射線画像情報のエネルギー・サブトラクション方
法であって、対面する前記カセッテの蓋体および表板の
少なくともいずれか一方の全体または厚み方向の一部が
全面に亘って実効原子番号20以上の金属、合金、金属
化合物のうち少なくとも1つの材料で形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0016】ここで実効原子番号とは、金属、合金、金
属の化合物を構成する各金属の原子番号をモル比に基づ
いて平均化した時の原子番号を示すものである。例え
ば、Co(原子番号27)とCu(原子番号29)のモ
ル比が1:1で構成された金属の合金の場合、実効原子
番号は28となる。なお、金属イオンにいくつかの配位
子が結合して錯体をつくるとき、中心となる金属イオン
にいくつかの核外電子数と配位子からの供与電子対の電
子数の和を意味するものとして有効原子番号と称するも
のがあるが、これはここで説明した実効原子番号とは全
く異なるものである。
【0017】上記蓄積性蛍光体シート用カセッテに用い
られる金属および上記放射線画像のエネルギー・サブト
ラクション方法において用いられる金属は、好ましくは
Cu,W,Mo,Ni,Pb,Au,Ag,Ba,T
a,Fe,Zn,Cd,Ti,Zr,V,Nb,Cr,
CoおよびSnのうちの少なくとも1種である。これら
の金属は放射線吸収特性に関して選択されたものであ
り、いずれも放射線の低エネルギーを吸収するものであ
る。
【0018】また、上記エネルギー・サブトラクション
方法において、放射線画像情報の対応する画素間でデジ
タル画像信号の引き算を行なうとは、対応する画素のデ
ジタル画像信号に重み係数を乗じて引き算をし、新たな
画像信号を得ることを意味するものである。さらに、放
射線の低エネルギー成分吸収物質とは、放射線の高エネ
ルギー成分よりも低エネルギー成分をよりよく吸収する
物質を意味するものである。
【0019】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき本発明を詳
細に説明する。
【0020】図1(a),(b)は本発明の蓄積性蛍光
体シート用カセッテの一実施例を示す概略断面図であ
る。これらのカセッテは、表板と蓋体からなり、表板ま
たは蓋体の全体が全面に亘って実効原子番号20以上の
金属、合金、金属化合物のうち少なくとも1つの材料で
形成されていることを特徴とするものである。
【0021】図1(a)を参照しながらカセッテ10の
構造を説明する。カセッテ10は平たい函状の金属板の
表板11と、この表板11に図示しない蝶番によって蝶
着され開閉自在に該表板を覆う蓋体12とからなる。
【0022】なお、表板11の裏面には特開昭59-83151
号に記載されているように例えばビロード等の植毛布1
3が、その地が該裏面に接するように、すなわち植毛が
見えるように貼着されている。そして蓄積性蛍光体シー
ト1はその蓄積性蛍光体層1Aが前記植毛布13に接
し、支持体1Bが蓋体12に対向するように該表板11
内に納められている。また蓋体12の裏面にはシート1
に弾力的に圧接して該シート1を支持するスポンジ状の
弾性層14が貼着されている。
【0023】図1(b)に示したカセッテ20は、図1
(a)に示したカセッテ10と比較して、蓋体22が金
属板であって表板21が金属板ではない点が異なるもの
であり、それ以外の構成は同一のものであるので説明は
省略する。
【0024】カセッテ10の表板11またはカセッテ2
0の蓋体22は実効原子番号20以上の1つ以上の金
属、合金、金属化合物のうち少なくとも1つよりなる板
であればよく、好ましくはその金属はCu,W,Mo,
Ni,Pb,Au,Ag,Ba,Ta,Fe,Zn,C
d,Ti,Zr,V,Nb,Cr,CoおよびSnのう
ちの少なくとも1種であるが、その金属の放射線吸収特
性、剛性等を考慮して金属とその板の厚さを決定しなけ
ればならない。すなわち、放射線吸収特性において、金
属板の厚さが厚いほど放射線エネルギーを多量に吸収す
るので、本発明のカセッテに用いる金属板は放射線エネ
ルギーのうち低エネルギー成分を多量に吸収し、高エネ
ルギー成分はある程度透過する厚さのものでなければな
らず、剛性においては、その金属板が薄すぎると支持体
なくして表板11または蓋体22が形成されないので、
ある程度の厚さが必要となる。ここにおいては1mm厚
の銅板を用いる。一方蓋体12または表板21は、放射
線透過性のよい金属性のものでもよいし、硬質のプラス
チック性のものでもよい。表板11と蓋体12および表
板21と蓋体22の開閉可能な結合方法は、必ずしも蝶
板によらなくてもよく、分離可能な両者をラッチ等で結
合する形式のものとしてもよい。また、弾性層14,2
4はスポンジ状のものでなくてもよく、例えば剛性のあ
る板材料を板バネ等で断力的に支持する構造としてもよ
い。
【0025】図2(a),(b)は本発明の蓄積性蛍光
体シート用カセッテの別の実施例を示す概略断面図であ
る。これらのカセッテは、表板と蓋体からなり、表板ま
たは蓋体の厚さ方向の一部が全面に亘って実効原子番号
20以上の金属、合金、金属化合物のうち少なくとも1
つの材料で形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0026】図2(a)を参照しながらカセッテ30の
構造を説明する。カセッテ30はその表面全面に金属層
35を有する平たい函状の表板31と、この表板31に
図示しない蝶番によって蝶着され開閉自在に該表板を覆
う蓋体32とからなる。
【0027】この場合、表板31は金属層35の支持体
の役割をはたしており、硬質のプラスチック性の板であ
る。
【0028】図2(b)に示したカセッテ40は、図2
(a)に示したカセッテ30と比較して、金属層45が
表板41ではなく蓋体42上に設けられている点が異な
るものであり、それ以外の構成は同一のものであるので
説明は省略する。
【0029】なお、カセッテの表板あるいは蓋体のいず
れか一方に金属、合金、金属化合物よりなる板または層
が設けられていると述べたが、これには金属、合金、金
属化合物等が練り込まれた樹脂等も含むこととする。
【0030】蓄積性蛍光体シート1は支持体1B上に蓄
積性蛍光体層1Aを積層したものであり、使用される蓄
積性蛍光体としては米国特許第3,859,527 号に記載され
ている蓄積性の希土類付活硫化ストロンチウム系もしく
は希土類付活ランタンオキシサルファイド系蛍光体、米
国特許第4,236,078 号、特開昭55-12143号、同55-12145
号、同55-84389号、同56-2385 号、同56-2386 号、同56
-74175号に記載されている蓄積性の希土類付活アルカリ
土類金属フルオロハライド系蛍光体、特開昭55-12144号
に記載されている蓄積性の希土類付活ランタンオキシハ
ライド系、または特開昭55-12142号に記載されている蓄
積性の銅および/または鉛付活硫化亜鉛系、希土類付活
アルミナ・酸化バリウム系もしくはシリカ・酸化アルカ
リ土類金属系の蛍光体などが挙げられるがこれに限定さ
れるものではない。
【0031】図3は図1および図2に示される蓄積性蛍
光体シート用カセッテを用いて本発明の放射線画像情報
のエネルギー・サブトラクション方法により蓄積性蛍光
体シートに放射線画像情報を蓄積記録する様子を説明す
る概略図である。
【0032】図中上方にはX線5を放射する単一のX線
源4が配されており、この放射線5を受ける位置に被写
体3を介して蓄積性蛍光体シート1,2をそれぞれ収容
する蓄積性蛍光体シート用カセッテD,EがX線源4に
遠い方から順に配されている。
【0033】ここで本発明の放射線画像情報のエネルギ
ー・サブトラクション方法を説明する。この方法は、カ
セッテDとして図1(a)または図2(a)、カセッテ
Eとして図1(b)または図2(b)で説明したものの
少なくともいずれか一方を用いる。
【0034】という条件を満たすものである。カセッテ
DまたはEいずれか一方のみに本発明の蓄積性蛍光体シ
ート用カセッテを用いる場合には、他方のカセッテは従
来より使用されている蓄積性蛍光体シート用カセッテを
用いることができる。そこで図1(a),(b)および
図3を参照して次の2つの場合を説明する。すなわち、
カセッテDとして図1(a)に説明したものを用い、カ
セッテEとして従来から使用されているものを用いた場
合と、カセッテEとして図1(b)に説明したものを用
い、カセッテDとして従来から使用されているものを用
いた場合を説明する。
【0035】X線源4からX線5が放射されると、この
X線5は放射線エネルギー吸収特性が他とは異なる特定
の構造物を含む被写体3を透過して先ず蓄積性蛍光体シ
ート2に到達する。ここで被写体3のX線画像情報が蓄
積性蛍光体シート2に蓄積記録されるが、図1(a)に
示すように、蓄積性蛍光体シート用カセッテDの表板が
銅板よりなるものであるかまたは図1(b)に示すよう
に、該カセッテEの蓋体が銅板よりなるものであるの
で、蓄積性蛍光体シート2を透過しさらにカセッテEの
蓋体またはカセッテDの表板を透過したX線は、低エネ
ルギー成分が銅板により吸収されて低減し、相対的に高
エネルギー成分が強調された状態になっている。次に蓄
積性蛍光体シート2を透過したX線は蓄積性蛍光体シー
ト1に到達し、蓄積性蛍光体シート1にX線の低エネル
ギー成分に係わる画像情報が低減した被写体3のX線画
像情報が蓄積記録される。このようにして被写体3の特
定の構造物に対応する部分において画像情報が異なる2
つのX線画像が2枚の蓄積性蛍光体シート1および2に
同時に記録される。なお、カセッテDとして図2(a)
に説明したものを用い、カセッテEとして従来から使用
されているものを用いてもよく、またカセッテEとして
図2(b)に説明したものを用い、カセッテDとして従
来から使用されているものを用いてもよい。結果として
は、同様に蓄積性蛍光体シート1にX線の低エネルギー
成分に係わる画像情報が低減した被写体3のX線画像情
報が蓄積記録される。
【0036】なお、前述したような蓄積性蛍光体の1つ
を蓄積性蛍光体層1A,2Aの両方に用いてもよいが、
例えば特公平2-276997号公報に開示されているように、
被写体により近い位置に置かれた蓄積性蛍光体層2Aに
はSr FX:Z系蛍光体(但しXは、Cl ,Br および
Iのうち少なくとも一種のハロゲンであり、ZはEuお
よびCe のうちの少なくとも一種の希土類元素である)
からなるものを、被写体からより遠い位置に置かれた蓄
積性蛍光体層1AにはBa FX:Z系蛍光体(但しX
は、Cl ,Br およびIのうち少なくとも一種のハロゲ
ンであり、ZはEu およびCe のうちの少なくとも一種
の希土類元素である)およびLn OX:Ce 系蛍光体
(但し、Ln はLa およびGd のうちの少なくとも一種
の希土類元素であり、XはCl ,Br およびIのうち少
なくとも一種のハロゲンである)の少なくとも一種から
なるものを使用すると、蓄積性蛍光体シート1によりX
線の低エネルギー成分に係わる画像情報が低減した被写
体3のX線画像情報を得ることができる。すなわち、こ
のSr FX:Z系蛍光体はBa FX:Z系蛍光体および
Ln OX:Ce 系蛍光体に比べて放射線の低エネルギー
吸収特性が高く、上述のように各蓄積性蛍光体層を配す
ることにより、両蓄積性蛍光体層に前記特定構造物の画
像をそれぞれ異なった状態で記録することができる。
【0037】なお、前記エネルギー・サブトラクション
方法に用いられるSr FX:Z系蛍光体およびBa F
X:Z系蛍光体におけるSr FXおよびBa FXという
表記は、Sr あるいはBa とFとX(但しXはCl ,B
r ,Iのうちの少なくとも一種のハロゲンである)とが
Pb FCl 型の結晶構造を持つ母体結晶を構成している
ことを意味するものであり、これら3つの元素が常に
1:1:1の原子比で蛍光体中に含有されていることを
意味するものではない。また同様に、Ln OX:Ce 系
蛍光体におけるLn OXという表記は、希土類元素Ln
と酸素OとハロゲンXがPb FCl 型の結晶構造を持つ
母体結晶を構成していることを示しているのであり、三
つの元素が常に1:1:1の原子比で蛍光体中に含有さ
れていることを示しているものではない。
【0038】さらに、Sr FX:Z系蛍光体およびBa
FX:Z系蛍光体の母体をそれぞれ構成するアルカリ土
類金属Sr およびBa は、それが主成分である限りその
一部が下記のような金属によって置換されていてもよ
い。
【0039】(1) 特開昭56-116777 号、特開昭57-23673
号、特開昭57-23675号公報等に記載されているようにB
a ,Be ,Mg ,Ca ,Sr ,Zn およびCd のうちの
少なくとも1種、(2) 特開昭58-206678 号公報に記載さ
れているようにLi ,Na ,K,Rb およびCs のうち
の少なくとも1種のアルカリ金属とSc ,Y,La ,C
e ,Pr,Nd ,Pm ,Sm ,Cd ,Tb ,Dy ,Ho
,Er ,Tm ,Yb ,Lu ,Al,Ga ,In およびT
l のうちの少なくとも1種の3価金属との組合せ。
【0040】さらにまた、Sr FX:Z系蛍光体および
Ba FX:Z系蛍光体は、下記のような添加物を含んで
いてもよい。
【0041】(1) 特開昭55-160078 号公報に記載されて
いるようにBe O,Mg O,Ca O,Sr O,Ba O,
Zn O,Al 2 3 ,Y2 3 ,La 2 3 ,In 2
3 ,Si O2 ,Ti O2 ,Zr O2 ,Ge O2 ,Sn O
2 ,Nb 2 5 ,Ta 2 5およびTh O2 のうちの少
なくとも1種の金属酸化物、(2) 特開昭56-116777 号公
報に記載されているようにZr およびSc のうちの少な
くとも1種、(3) 特開昭57-23673号公報に記載されてい
るようにB、(4) 特開昭57-23675号公報に記載されてい
るようにAs およびSi のうちの少なくとも1種、(5)
開昭59-27980号公報に記載されているようにテトラフル
オロホウ酸化合物の焼成物、(6) 特開昭59-47289号公報
に記載されているように、ヘキサフルオロケイ酸、ヘキ
サフルオロチタン酸およびヘキサフルオロジルコニウム
酸の1価もしくは2価金属の塩からなるヘキサフルオロ
化合物群より選ばれる少なくとも1種の化合物の焼成
物、(7) 特開昭59-56479号公報に記載されているように
Na X(但し、XはCl ,Br およびIのうちの少なく
とも1種)、(8) 特開昭59-56480号公報に記載されてい
るように、V,Cr ,Mn ,Fe ,Co およびNi より
選ばれる少なくとも1種の遷移金属、(9) 特開昭59-752
00号に記載されているように、MI X′,MIIX″2
よびMIII X″′3 より選ばれる少なくとも1種の金属
ハロゲン化物(但し、MI はLi ,Na ,K,Rb およ
びCs からなる群より選ばれる少なくとも1種のアルカ
リ金属であり、MIIはBe およびMg からなる群より選
ばれる少なくとも1種の2価金属であり、MIII はAl
,Ga ,In およびTl からなる群より選ばれる少な
くとも1種の3価金属であり、X′,X″およびX″′
はF,Cl ,BrおよびIからなる群より選ばれる少な
くとも1種のハロゲンである)。
【0042】本発明の蓄積性蛍光体シート用カセッテお
よびこのカセッテに収容される蓄積性蛍光体シートは、
放射線画像情報が蓄積記録される領域(有効画像領域)
より大きなものを用いることにより、その有効画像領域
より大きな部分に記録される画像情報に関連する情報を
記載したバーコード等を記録することもできる。
【0043】図4は蓄積性蛍光体シートに蓄積記録され
た放射線画像情報を輝尽発光光として取り出し光電変換
してデジタル信号を得て、これをサブトラクション処理
する工程を説明する概略図である。この説明において、
図1(a)に示したカセッテ10に収容された蓄積性蛍
光体シート1と従来のカセッテに収容された蓄積性蛍光
体シート2を具体例として用いる。
【0044】図4に示すように、カセッテフィーダ50
はその一端に、蓄積性蛍光体シート1を収容したカセッ
テ10の表板11が装着されるカセッテ装着部51を有
し、このカセッテ装着部51の上方には該シート1を吸
着するサクションアーム52を備えている。吸着された
シート1の進行方向には1対のエンドレスベルト53が
1対のニップローラ54を経て排出口55に向けて配さ
れいてる。この排出口55には放射線画像情報読取装置
60の受入口61が対向配置されており、この受入口6
1からこの放射線画像情報読取装置60の他端の排出口
69に向けて水平搬送ローラ62が配されている。この
搬送路の上方には、前記シートに蓄積記録されたX線エ
ネルギーを励起させるレーザ光64を照射するレーザ光
源63とこのレーザ光64を走査させる走査ミラー65
が配されている。この走査部の輝尽発光光を集光する位
置には、透明なアクリル板を成形して作った集光板67
とこれに連結したフォトマル68が配されている。この
フォトマル68の出力側は対数変換器70と接続され、
この対数変換器70の出力側はさらにサブトラクション
処理を行なうデジタル演算器80に接続されている。
【0045】上述のようにして得た2枚の蓄積性蛍光体
シート1および2から、図4に示すような読出系によっ
てX線画像情報を読み出し、画像を表わすデジタル画像
信号を得る。先ず、カセッテ装着部51にシート1が収
容されたカセッテ10が開蓋して装着された後、該カセ
ッテ10の表板11に収容されているシート1はサクシ
ョンアーム52に真空吸着されてカセッテ10から取り
出される。サクションアーム52はエンドレスベルト5
3の間にシート1の先端(図中下端)を導入するように
移動した後エア吸引を停止する。シート1はこのエンド
レスベルト53からニップローラ54を経て排出口55
から排出される。排出されたシート1は、受入口61か
ら放射線画像情報読取装置60の水平搬送ベルト62上
に載置される。シート1がこの水平搬送ベルト62によ
り進行方向(図中右側)に副走査のために移動されなが
ら、レーザ光源63からのレーザ光64を走査ミラー6
5によって紙面垂直方向に主走査される。このような走
査によりシート1から該シート1に蓄積記録されたX線
画像情報を輝尽発光光66として、時系列的に放射させ
る。輝尽発光光66は集光板67の一端面からこの集光
板67の内部に入射し、この中を全反射を繰返しながら
フォトマル68に至り、輝尽発光光の発光量が画像信号
Sとして出力される。この出力された画像信号は増幅器
とA/D変換器を含む対数変換器70により対数値(lo
gS)のデジタル信号logS1 に変換される。このデジタル
画像信号logS1 はデジタル演算器80に入力され、そこ
に記憶される。先に放射線画像情報読取りが完了したシ
ート1は、排出口69から排出され、残留放射線エネル
ギーの消去が行なわれた後再びカセッテに収容されて放
射線画像情報の記録に使用される。次に、全く同様にし
て、もう1枚の蓄積性蛍光体シート2の記録画像情報が
読み出され、そのデジタル画像信号logS2 がデジタル演
算器80に記憶される。デジタル演算器80では、対応
する画素間でデジタル画像信号logS1 よりデジタル画像
信号logS2 が差し引かれて抽出したい特定の構造物の画
像信号が得られる。
【0046】この際デジタル画像信号logS1 およびlogS
2 それぞれに適当な重み係数が乗じられるが、2つの重
み係数は両画像の消去すべき部分の階調が一致するよう
に選ばれるのが好ましい。なお、ここでデジタル画像信
号が定数値として扱われるのは、画像データの帯域圧縮
がなされ、かつ不必要な画像情報の完全除去が可能とな
るからであり、対数値に変換しない原画像信号により同
様のことを行なうことも可能である。
【0047】このようにして、デジタルサブトラクショ
ン処理を行なうことにより得られた信号は、必要に応じ
て空間周波数処理、階調処理、加算平均処理等の画像処
理が施された後、CRT等の表示装置上に直接再生され
るかあるいは感光フイルム等の記録材料上に再生記録さ
れる。
【0048】
【発明の効果】本発明の蓄積性蛍光体シート用カセッテ
およびそのカセッテを用いた放射線画像情報のエネルギ
ー・サブトラクション方法においては、蓄積性蛍光体シ
ートから放射線画像情報を読み取る際に該シートの詰め
換えの必要がなく、カセッテをカセッテフィーダにセッ
トするだけで放射線画像情報を読み取ることができるの
で、蓄積性蛍光体シートに傷をつけたり放射線画像の方
向を間違えたりせずに確実にエネルギー・サブトラクシ
ョン画像を得ることができる。また、カセッテの内面に
特開昭59-83151号に記載されているように例えばビロー
ド等の植毛布を設ければカセットフィーダ内でカセッテ
を開蓋する際によりいっそう傷をつけることがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓄積性蛍光体シート用カセッテの一実
施例を示す概略断面図
【図2】本発明の蓄積性蛍光体シート用カセッテの別の
実施例を示す概略断面図
【図3】図1および図2に示される蓄積性蛍光体シート
用カセッテを用いて本発明の放射線画像情報のエネルギ
ー・サブトラクション方法により蓄積性蛍光体シートに
放射線画像情報を蓄積記録する様子を説明する概略図
【図4】蓄積性蛍光体シートから蓄積記録された放射線
画像情報を輝尽発光光として発光せしめ、光電変換して
デジタル信号を得て、これをサブトラクション処理する
工程を説明する概略図
【符号の説明】
1,2 蓄積性蛍光体シート 3 被写体 4 X線源 5 X線 10,20,30,40 カセッテ 11,21,31,41 表板 12,22,32,42 蓋体 13,23,33,43 植毛布 14,24,34,44 弾性体 25,45 金属層 50 カセッテフィーダ 51 カセッテ装着部 52 サクションアーム 53 エンドレスローラ 54 ニップローラ 55,69 排出口 60 放射線画像情報読取装置 61 受入口 62 水平搬送ローラ 63 レーザ光源 64 レーザ光 65 走査ミラー 66 輝尽発光光 67 集光板 68 フォトマル 70 対数変換器 80 デジタル演算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 3/00 K 5/17 G21K 4/00 N 8805−2G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表板と蓋体からなる、放射線画像を蓄積
    記録する蓄積性蛍光体シートを取出し可能に収容するカ
    セッテにおいて、前記表板と蓋体のいずれか一方の全体
    または厚み方向の一部が全面に亘って実効原子番号20
    以上の金属、合金、金属化合物のうち少なくとも1つの
    材料で形成されていることを特徴とする蓄積性蛍光体シ
    ート用カセッテ。
  2. 【請求項2】 前記金属がCu,W,Mo,Ni,P
    b,Au,Ag,Ba,Ta,Fe,Zn,Cd,T
    i,Zr,V,Nb,Cr,CoおよびSnのうちの少
    なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載の蓄
    積性蛍光体シート用カセッテ。
  3. 【請求項3】 放射線エネルギー吸収特性が他とは異な
    る特定の構造物を含む被写体を透過した放射線が、表板
    と蓋体からなる重ね合わせた2つのカセッテにそれぞれ
    収容された2枚の蓄積性蛍光体シートに同時に照射さ
    れ、 それぞれの蓄積性蛍光体シートを励起光で走査して蓄積
    記録された各放射線画像情報を輝尽発光光に変換する第
    1の工程、 これらの輝尽発光光を光電的に読み取ってデジタル画像
    信号に変換する第2の工程、およびデジタル画像信号に
    変換された2つの放射線画像情報に対応する画素間でデ
    ジタル画像信号の引き算を行なって、前記特定の構造物
    の画像を抽出する第3の工程からなる放射線画像情報の
    エネルギー・サブトラクション方法であって、 対面する前記カセッテの蓋体および表板の少なくともい
    ずれか一方の全体または厚み方向の一部が全面に亘って
    実効原子番号20以上の金属、合金、金属化合物のうち
    少なくとも1つの材料で形成されていることを特徴とす
    る放射線画像情報のエネルギー・サブトラクション方
    法。
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