JPH05232570A - カメラの設定表示装置及びカメラの設定装置 - Google Patents

カメラの設定表示装置及びカメラの設定装置

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JPH05232570A
JPH05232570A JP4034777A JP3477792A JPH05232570A JP H05232570 A JPH05232570 A JP H05232570A JP 4034777 A JP4034777 A JP 4034777A JP 3477792 A JP3477792 A JP 3477792A JP H05232570 A JPH05232570 A JP H05232570A
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Toshiaki Hoizumi
俊明 保泉
Takashi Saegusa
隆 三枝
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】カメラの表示部を大きくすることなく、多くの
撮影モ−ドを絵によって表示できる設定表示装置を提供
する 【構成】表示部に、画像効果を示す絵表示を複数個設
け、絵表示を1つずつ表示することでそれぞれの画像効
果を表し、複数の絵表示を同時に表示することで別の画
像効果を表すように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ポ−トレ−ト、スポ−
ツ等多数の撮影モ−ドの中から、撮影するモ−ドを設定
表示できるカメラの設定表示装置に関する。また、本発
明は、ポ−トレ−ト、スポ−ツ等多数の撮影モ−ドの中
から、撮影するモ−ドを設定できるカメラの設定装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】近年、カメラにコンピュ−タ−が内蔵さ
れ、多くの知識が必要であった露出制御が、様々な撮影
モードを選択するだけで容易に行えるようになった。例
えばポ−トレ−トに適した露出制御や、スポ−ツ撮影を
行うための露出制御などがあらかじめプログラムされて
おり、撮影者は、「ポ−トレ−ト」、「スポ−ツ」とい
う撮影モ−ドを選択するだけで容易にポートレートやス
ポーツ撮影に適した露出制御を行うことができるように
なった。そして、これらの撮影モードを絵表示により表
示するという技術が特開昭58-198032 号公報等により知
られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
そして今後、撮影モ−ドがますます増えてくると、従来
のように一つの撮影モ−ドに一つの絵表示を使っていた
のでは、必要な絵が数多くなり過ぎ、限られたカメラの
表示部では表示しきれなくなるという問題が生じる。だ
からといって、それに対応するために表示部を大きくす
ることは、カメラの大型化につながってしまう。 【0004】そこで本発明では、カメラの表示部を大き
くすることなく、多くの撮影モ−ドを絵によって表示で
きる設定表示装置を提供することを目的とする。また、
撮影モードが増加すると、撮影者が多くのモードの中か
ら希望する撮影モードを選択するのに非常に手間がかか
ることが予想される。そこで、本発明では、多くの撮影
モードの中から希望するモードを手早く選択できる操作
性の良いカメラの設定装置を提供することを目的とす
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】撮影した際に特定の画像
効果を得られるようにシャッター秒時と絞り値とを規定
するプログラム線図を複数有する記憶手段と、前記複数
のプログラム線図の中から1つを選択して設定する選択
設定手段と、前記選択設定手段により設定された前記プ
ログラム線図に基づき、露出を制御する露出制御手段
と、複数の絵表示を表示できる複数の絵表示部を有し1
つの前記プログラム線図により得られる前記画像効果を
1つの絵表示部により表示する表示手段とを有するカメ
ラの設定表示装置において、前記記憶手段は、1つ1つ
の前記絵表示に対応するプログラム線図以外に、1つ1
つの前記絵表示に対応していないプログラム線図を有
し、前記表示手段は、前記絵表示部を複数個同時に表示
することにより、1つ1つの前記絵表示に対応していな
いプログラム線図が選択されていることを報知できるよ
うにカメラの設定表示装置を構成した。また、撮影した
際に特定の画像効果を得られるようにシャッター秒時と
絞り値とを規定するプログラム線図を複数有する記憶手
段と、複数の絵表示を表示できる複数の絵表示部を有し
1つの前記プログラム線図により得られる前記画像効果
を1つの絵表示により表示する表示手段と、複数の前記
絵表示の中から1つの絵表示を選択する選択手段と、前
記選択手段とは独立して機能し前記選択手段により選択
された絵表示を設定する設定手段と、前記設定手段によ
り設定された絵表示に対応するプログラム線図を前記記
憶手段の中から検索する検索手段と、前記検索手段によ
り検索された前記プログラム線図に基づき、露出を制御
する露出制御手段とを有し、前記記憶手段は、第1及び
第2の絵表示に対応する第1及び第2のプログラム線図
と、それ以外に、1つの絵表示には対応していない第3
のプログラム線図とを有し、前記表示手段は、前記選択
手段により前記第1の絵表示を選択し前記設定手段によ
り設定した後、もう1度前記選択手段によって前記第2
の絵表示を選択し前記設定手段によって設定すること
で、前記第1及び第2の絵表示を前記絵表示部に同時に
表示可能であり、前記露出制御手段は、前記検索手段に
よって検索された、同時に表示される前記第1且つ第2
の絵表示に対応する前記第3のプログラム線図に基づ
き、露出を制御するようにカメラの設定装置を構成し
た。 【0006】 【実施例】図 1から図12は、本発明の実施例を示した図
である。図1 は本実施例のカメラの外観図である。図2
は本実施例のカメラの外部表示部6 の様子を示した図で
あり、図3 は本実施例のカメラのファインダー内表示部
の様子を示した図である。図4 は後述する撮影ソフトモ
ードにより、赤目軽減モ−ドが選択されている際の外部
表示部6 の様子を示した図であり、図5 はパンフォ−カ
スモ−ドが選択されている際の外部表示部6 の様子を示
した図である。また、図6 はパンフォ−カスモ−ドが選
択されている際のファインダー内表示部の様子を示した
図である。図7 は本実施例のカメラの撮影ソフトモード
を制御するプログラム線図である。図8 は本実施例のカ
メラのシステムのブロック図であり、図9 〜図11はブロ
ック図中のCPU の働きを示したフローチャート図であ
る。また、図12は、表示により警告を行なう際のCPU の
働きを示したフローチャート図である。 【0007】まず、図1 から図6 を用いて本実施例のカ
メラの操作及び表示について説明する。図1 において、
カメラ本体1 には、各種の情報の切り換えに用いるダイ
ヤル2、プログラムモ−ド、シャッタ−速度優先モ−
ド、絞り優先モ−ド、あるいはマニュアルモ−ドを選択
する際に用いる露出制御モード切換釦3 、ポートレート
やスポーツ等の撮影モードを設定する際に用いる撮影モ
ード設定釦4 、撮影に必要な情報を表示する外部表示部
6 、レリ−ズ釦7 、及び電源スイッチ8 、が設けられて
いる。 【0008】撮影者は、露出制御モード切換釦3 を押し
ながらダイヤル2 を回転させることにより、プログラム
モ−ド(P)、シャッタ−速度優先モ−ド(S)、絞り
優先モ−ド(A)、あるいはマニュアルモ−ド(M)を
選択できる。露出制御モードがプログラムモ−ドのとき
に、撮影モード設定釦4 を押しながらダイヤル2 を回転
させると、後述する予め記憶された撮影モ−ドを選択す
ることができる。この予め記憶された撮影モ−ドとは、
いわゆる撮影ソフトモ−ド(Ps )と呼ばれるもので、
特殊な画像効果のある撮影を行うための露出が予めプロ
グラムされているモ−ドである。撮影ソフトモ−ドに
は、背景をぼかし、人物を浮き上がらせる効果が出せる
ポ−トレ−トモ−ド、人物の目が赤く光ってしまうのを
軽減する赤目軽減モ−ド、被写体だけでなく背景にまで
ピントがあった写真が得られるパンフォ−カスモ−ド、
被写界深度の深いシャ−プな写真が得られる風景撮影モ
−ド、被写体をシルエットとして強調できるシルエット
モ−ド、一瞬の動きを静止させる効果が出せるスポ−ツ
モ−ド、被写体がクロ−ズアップされながらも比較的被
写界深度の深いシャ−プな写真が得られる接写モ−ド等
がある。 【0009】外部表示部6 は、図2 に示された如く表示
部aにシャッタ−速度と絞り値を表示し、表示部bに
は、露出制御モード即ちP, S, A, Mと撮影ソフトモ
−ドPs とが表示される。表示部cには、撮影ソフトモ
−ドが絵表示により表示される。図2 において、表示部
cには、ポ−トレ−トモ−ドが設定されていることを示
す絵表示21、、赤目軽減モ−ドが設定されていることを
示す絵表示22、風景モ−ドが設定されていることを示す
絵表示23、シルエットモ−ドが設定されていることを示
す絵表示24、スポ−ツモ−ドが設定されていることを示
す絵表示25、接写モ−ドが設定されていることを示す絵
表示26が表示される。 【0010】図3 はファインダ−内の表示部の様子を表
した図であり、画面枠20外の表示部dには、外部表示部
6 の表示部cと同様に撮影ソフトモ−ドが絵表示21〜26
によって表示可能になっている。これらのモ−ドの選択
は、上述したように、露出制御モードがプログラムモ−
ドのときに、撮影モード設定釦4 を押しながらダイヤル
2 を回転させることにより行われる。 【0011】撮影モード設定釦4 を押すと、外部表示部
6 の表示部c及びファインダ−内表示部dには絵表示21
が点灯し、ポ−トレ−トモ−ドが選択されていることを
示す。その状態のままダイヤル2 を回すと、図4 のよう
に絵表示21と22とが点灯し、赤目軽減モ−ドが選択され
た状態になる。更にダイヤル2 を回すと、図5 のように
絵表示21と23とが点灯し、記念撮影等に適するパンフォ
−カスモ−ドが選択されていることを表示する。 【0012】更にダイヤル2 を回していくと、絵表示は
23,24,25,26 の順番で一つずつ点灯し、風景モ−ド、シ
ルエットモ−ド、スポ−ツモ−ド、接写モ−ドが順番に
選択される。絵表示が点灯している状態で撮影モード設
定釦4 を離すと、表示された絵表示の示す撮影モ−ドに
設定され、設定された撮影モ−ドのプログラム線図に従
って露出が制御される。詳しい制御については後述す
る。なお、初めに絵表示21が点灯する例を示したが、便
宜上そうしたに過ぎず、実際は、前回に設定されたモ−
ドが記憶されており、この記憶されたモ−ドが初めに表
示される。 【0013】パンフォ−カスモ−ドが選択されている時
のファインダ−内表示部の様子は図6 に示されており、
画面枠20外には、図5 と同様に絵表示21と23とが点灯し
ている。次に、図7 を用いて上記撮影ソフトモ−ドに対
応したプログラム線図について説明する。 【0014】図7 において、縦軸は絞り値(FNO.)、
横軸はシャッター秒時 (T)であり、斜軸はEV値 (ISO 10
0 におけるLv値) を示している。ポ−トレ−トモ−ドの
選択により、絵表示21が点灯しているときは、プログラ
ム線図31に従って露出制御される。Ev= -1〜7 ではシャ
ッタ−秒時T= 2〜1/15、絞り値F=2.8 となるように制御
され、Ev= 7 〜19ではシャッタ−秒時T=1/15、絞り値F=
2.8 からシャッタ−秒時T=1/1000、絞り値F=32を結ぶ線
上のシャッタ−秒時と絞り値とに制御される。これによ
りポ−トレ−トモ−ドでは、背景をぼかし、人物を浮き
上がらせる効果が出る。 【0015】風景撮影モ−ドの選択により、絵表示23が
点灯しているときは、プログラム線図32に従って露出制
御される。Ev= 5 〜18ではシャッタ−秒時T=15〜1/500
、絞り値F=22となるように制御され、Ev= 18以上では
上記プログラム線図31と一致するシャッタ−秒時と絞り
値とに制御される。これにより風景撮影モ−ドでは、被
写界深度の深いシャ−プな写真が得られる。 【0016】スポ−ツモ−ドの選択により、絵表示25が
点灯しているときは、プログラム線図33に従って露出制
御される。Ev= -1〜13ではシャッタ−秒時T=15〜1/100
0、絞り値F=2.8 となるように制御され、Ev= 13〜19で
はシャッタ−秒時T=1/1000、絞り値F=2.8 〜22の範囲の
露出に制御される。これによりスポ−ツモ−ドでは、一
瞬の動きを静止させるストップモ−ション効果が出る。 【0017】接写モ−ドの選択により、絵表示26が点灯
しているときは、プログラム線図34に従って露出制御さ
れる。Ev= 4 〜16ではシャッタ−秒時T=15〜1/250 とな
るように制御され、絞り値F=16、Ev= 16〜19では上記プ
ログラム線図31と一致する露出に制御される。これによ
り接写モ−ドでは、被写体がクロ−ズアップされながら
も、比較的被写界深度の深いシャ−プな写真が得られ
る。 【0018】パンフォ−カスモ−ドの選択により、絵表
示21及び23が点灯しているときは、プログラム線図35に
従って露出制御される。Ev= 2 〜12ではシャッタ−秒時
T=15〜1/60、絞り値F=8 となるように制御され、Ev= 12
〜19では上記プログラム線図31と一致する露出に制御さ
れる。これによりパンフォ−カスモ−ドでは、被写体だ
けでなく背景にまでピントがあった写真が得られ、記念
撮影等の際に、特に有効である。 【0019】シルエットモ−ドの選択により、絵表示24
が点灯しているときは、プログラム線図34に従って決定
された露出値をマイナス補正した値に制御される。これ
によりシルエットモ−ドでは、夕焼け等を背景に、被写
体をシルエットとして強調した写真が得られる。赤目軽
減モ−ドの選択により、絵表示21及び22が点灯している
ときは、プログラム線図31に従って露出を制御し、さら
にストロボを予備発光させる。これにより赤目軽減モ−
ドでは、夜間にストロボを使用して人物を撮影する場合
に、人物の目が赤く光ってしまうのを軽減して撮影を行
なうことができる。 【0020】次に図8 〜図11を用いて本発明による実施
例のカメラの動作について説明する。図8 は、本実施例
のシステムのブロック図である。露出制御モード切り換
え釦3 により操作される露出制御モード設定装置51、撮
影モード設定ぼたん釦4 により操作される撮影モード設
定装置52、被写体の明るさを測光する測光装置53、オー
トフォーカスかマニュアルフォーカスかを選択する合焦
方法設定装置54、合焦状態を検出する焦点検出装置50、
電源スイッチ64、レリ−ズスイッチ65、及び回転ダイヤ
ルスイッチ60、からの各出力信号はCPU70に入力され
る。CPU70は入力された各出力信号に基づき演算処理
を行ない、その演算処理された各制御信号を、ファイン
ダー内表示部dと外部表示部6 とを駆動するLCDドラ
イバー55、露出制御装置56、オートフォーカス時にレン
ズを駆動する焦点制御装置57、ストロボ61に出力する。 【0021】図9 、図10、図11は、上記のブロック図中
のCPUの働きを示すフロ−チャ−ト図である。ステッ
プS1で、レリ−ズスイッチ65からの出力により、レリ−
ズ釦10の半押しを検出すると、ステップS2に進む。ステ
ップS2で測光装置53からの情報を入力するとステップS3
に進む。 【0022】ステップS3では、露出制御モード設定装置
51からの出力信号を入力し、プログラムモ−ドであるこ
とが検出されるとステップS13 に、それ以外のモ−ドで
あることが検出されるとステップS4に進む。ステップS1
3 では、撮影モード設定装置52からの出力信号により撮
影ソフトモ−ドが選択されていることを検出するとステ
ップS16 に、そうでない場合にはステップS14 に進む。 【0023】ステップS14 では、LCDドライバー55に
信号を出力し、外部表示部6 の表示部bにP表示を点灯
させる。そしてステップS15 で測光装置53からの出力信
号により露出を演算し、ステップS38 に進む。ステップ
S16 では、LCDドライバー55に信号を出力し、外部表
示部6 の表示部bにPs表示を点灯させ、ステップS17
に進む。 【0024】ステップS17 では撮影モ−ド設定装置55か
らの信号を入力し、ポ−トレ−トモ−ドであることが検
出されるとステップS36 に進み、LCDドライバー55に
信号を出力し、外部表示部の表示部cとファインダー内
表示部dとに絵表示21を点灯させる。そしてステップS3
7 で測光装置53からの出力信号により露出を演算し、ス
テップS38 に進む。 【0025】ステップS17 でポ−トレ−トモ−ドでない
ことが検出されると、ステップS18では赤目軽減モ−ド
であるかどうかを検出し、そうである場合にはステップ
S19に、そうでない場合にはステップS21 に進む。ステ
ップS19 では、LCDドライバー55に信号を出力し、外
部表示部の表示部cとファインダー内表示部dとに絵表
示21及び絵表示22を点灯させる。そしてステップS20 で
測光装置53からの出力信号により、プログラム線図とス
トロボ61からの信号に基づいて露出を演算し、ストロボ
61に赤目軽減を行なう信号を出力したのち、ステップS3
8 に進む。 【0026】ステップS18 で赤目軽減モ−ドでないこと
が検出されると、ステップS21 ではパンフォ−カスモ−
ドであるかどうかを検出し、そうである場合にはステッ
プS22 に、そうでない場合にはステップS24 に進む。ス
テップS22 では、LCDドライバー55に信号を出力し、
外部表示部の表示部cとファインダー内表示部dとに絵
表示21及び絵表示23を点灯させる。そしてステップS23
で測光装置53からの出力信号により、プログラム線図に
基づいて露出を演算し、ステップS38 に進む。 【0027】ステップS21 でパンフォ−カスモ−ドでな
いことが検出されると、ステップS24 では風景撮影モ−
ドであるかどうかを検出し、そうである場合にはステッ
プS25 に、そうでない場合にはステップS27 に進む。ス
テップS25 では、LCDドライバー55に信号を出力し、
外部表示部の表示部cとファインダー内表示部dとに絵
表示23を点灯させる。そしてステップS26 で測光装置53
からの出力信号により、プログラム線図に基づいて露出
を演算し、ステップS38 に進む。 ステップS24 で風景
撮影モ−ドでないことが検出されると、ステップS27 で
はシルエットモ−ドであるかどうかを検出し、そうであ
る場合にはステップS28 に、そうでない場合にはステッ
プS30 に進む。ステップS28 では、LCDドライバー55
に信号を出力し、外部表示部の表示部cとファインダー
内表示部dとに絵表示24を点灯させる。そしてステップ
S29 で測光装置53からの出力信号により、プログラム線
図に基づいて露出を演算し、ステップS38 に進む。 【0028】ステップS27 でシルエットモ−ドでないこ
とが検出されると、ステップS30 ではスポ−ツモ−ドで
あるかどうかを検出し、そうである場合にはステップS3
1 に、そうでない場合にはステップS33 に進む。ステッ
プS31 では、LCDドライバー55に信号を出力し、外部
表示部の表示部cとファインダー内表示部dとに絵表示
25を点灯させる。そしてステップS32 で測光装置53から
の出力信号により、プログラム線図に基づいて露出を演
算し、ステップS38 に進む。 【0029】ステップS30 でスポ−ツモ−ドでないこと
が検出されると、ステップS33 では接写モ−ドであるか
どうかを検出し、そうである場合にはステップS34 に、
そうでない場合にはステップS13 に進む。ステップS34
では、LCDドライバー55に信号を出力し、外部表示部
の表示部cとファインダー内表示部dとに絵表示26を点
灯させる。そしてステップS35 で測光装置53からの出力
信号により、プログラム線図に基づいて露出を演算し、
ステップS38 に進む。 【0030】ステップS3でプログラムモ−ドでないこと
が検出されると、ステップS4では、シャッタ−速度優先
モ−ドであるかどうかを検出し、そうである場合にはス
テップS5に、そうでない場合にはステップS7に進む。ス
テップS5では、LCDドライバー55に信号を出力し、外
部表示部6 の表示部bにS表示を点灯させる。そしてス
テップS6で測光装置53からの出力信号により露出を演算
し、ステップS38 に進む。 【0031】ステップS7では、絞り優先モ−ドであるか
どうかを検出し、そうである場合にはステップS8に、そ
うでない場合にはステップS10 に進む。ステップS8で
は、LCDドライバー55に信号を出力し、外部表示部6
の表示部bにA表示を点灯させる。そしてステップS9で
測光装置53からの出力信号により露出を演算し、ステッ
プS38 に進む。 【0032】ステップS10 ではマニュアルモ−ドである
かどうかを検出し、そうである場合にはステップS11
に、そうでない場合にはステップS3に進む。ステップS1
1 では、LCDドライバー55に信号を出力し、外部表示
部6 の表示部bにM表示を点灯させる。そしてステップ
S12 で測光装置53からの出力信号により露出を演算し、
ステップS38 に進む。 【0033】ステップS38 では、演算された露出信号を
LCDドライバー55に出力し、露出表示を行う。ステッ
プS39 では、合焦方法設定装置54からの出力信号を入力
し、オートフォーカスに設定されていることを検出した
場合はステップS40 に進み、マニュアルフォーカスに設
定されていることを検出した場合にはステップS43 に進
む。 【0034】ステップS40 では焦点検出装置50からの出
力信号を入力し、合焦していなければステップS41 に進
む。ステップS41 では焦点制御装置57に信号を出力しレ
ンズを駆動して、ステップS40 に戻る。ステップS40 で
合焦していることが検出されると、ステップS42 に進
む。ステップS42 では、レリーズスイッチ59からの出力
信号を入力し、レリーズされたら、ステップS43 、ステ
ップS44 で露出制御装置56に出力して、それぞれそ絞り
及びシャッター秒時を制御し、終了する。 【0035】なお、本実施例における撮影ソフトモード
の選択は、撮影モード設定釦4 を押しながら回転ダイヤ
ルを回し、希望する絵表示が点灯したところで撮影モー
ド設定釦4 から手を離すことによって行なっている。本
実施例では撮影ソフトモードの種類が少ないため、上記
の設定方法により問題なく設定できるが、撮影ソフトモ
ードの種類が多い場合等は、希望のモードに設定するの
に手間が掛かってしまう。そういった欠点を解決するに
は、撮影モード設定釦4 とは別に、もう一つの撮影モー
ド設定釦5(図1 に図示) を設けてやればよい。この場合
は、撮影モード設定釦4 を押しながら回転ダイヤルを回
し、希望する絵表示が点灯したところで撮影モード設定
釦5 を押すことによって一つの絵表示の表すモードの設
定ができる。続けて同じ操作を行なえば別の絵表示の表
すモードの設定ができ、結果として二つの絵表示が意味
するモードを選択できるのである。なお、設定されたモ
ードの解除は、例えば撮影モード設定釦5 を一定時間押
し続けることで行なえばよい。 【0036】例えば本実施例の絵表示を例にとると、ま
ず、絵表示21を選択し、続いて絵表示23を選択すれば、
カメラの露出制御モードは、パンフォ−カスモ−ドに設
定される。この方法によれば、撮影ソフトモードの種類
が多数である場合にも、希望するモードを簡単に選択す
ることが可能である。この場合、相反する効果の組み合
わせ、即ち、プログラムされていないモードの設定が行
なわれたときは、後に選択された絵表示を点滅させるこ
とにより警告を行ない、設定ミスを防ぐことができる。
例えば、スポーツと接写は一般に相反する効果の組み合
わせであり、両者の選択は設定ミスであるから、最初に
スポーツが選択され、後から接写が選択されたときには
接写の絵表示を、また、最初に接写が選択され、後から
スポーツが選択されたときにはスポーツの絵表示を点滅
させてやる。もちろん、3つ以上の組み合わせの場合に
も、同様であり、最後に選択された誤った絵表示を点滅
させてやる。例えば、ポ−トレ−トと風景撮影の絵表示
が選択されている状態で、さらに接写の絵表示を選択す
ると、この設定は設定ミスであるから、接写の絵表示を
点滅させてやる。 【0037】図12は、上記のように表示を用いて警告を
行なう際のCPUの働きを示したフローチャート図であ
る。本フローチャート図では、2つの絵表示を選択する
例を挙げているがもちろん3つ以上でも可能である。図
9 〜図11と同じ番号のステップに関しては同じ働きをす
るので、説明は省略する。 【0038】ステップS50 では撮影モ−ド設定装置55か
らの信号により第一の絵表示が設定されたことを検出す
ると、ステップS51 に進み、LCDドライバー55に信号
を出力し、設定された第一の絵表示を点灯させる。ステ
ップS50 で第一の絵表示の設定が検出されない場合は、
ステップS3に進む。 【0039】ステップS52 では、撮影モ−ド設定装置55
からの信号により第二の絵表示が設定されたことを検出
すると、ステップS53 に進む。ステップS53 では、比較
装置(不図示)により、設定された第一の絵表示と第二
の絵表示との両方が意味する撮影モードが、予めプログ
ラムされたプログラム線図に適合しているかどうかを判
断し、適合していればステップS55 に、適合していなけ
ればステップS54 に進む。 【0040】ステップS55 では、LCDドライバー55に
信号を出力し、設定された第二の絵表示を第一の絵表示
と同時に点灯させる。ステップS54 では、LCDドライ
バー55に信号を出力し、設定された第二の絵表示を点滅
させて警告し、ステップS52 に進む。ステップS56 で
は、測光装置53からの出力信号により、プログラム線図
に基づいて露出を演算し、ステップS38 に進む。 【0041】なお、本実施例では7 通りの撮影モードを
例示したが、もちろんこれに限られるものではなく、絵
表示21と24を点灯することにより人物とシルエットの組
み合わせを表示したり、絵表示21と26を点灯することに
より花と人物の組み合わせを表示したり、人物と花とを
シルエットで写す場合に絵表示21と24と26とを点灯する
ことによって表示する等、多数のモードを表示すること
が可能である。このように撮影モードが多数に及ぶ場合
は、前述したように撮影モード設定釦5 を設けるという
方法が特に有効である。 【0042】また、本実施例では、カメラ本体の表示部
に、本発明による表示を行なったが、もちろん付属品、
例えばデータパック等の表示部に用いてもよい。 【0043】 【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
多くの撮影モ−ドを1つあるいは複数の絵表示によっ
て、簡単にわかりやすく表示する設定表示装置を提供す
ることができる。これによって、多くの撮影モードをカ
メラの表示部を大きくすることなく表示できるようにな
る。表示部を増やす必要がないことから当然コストが上
がることもない。 【0044】また、本発明によれば、多くの撮影モード
の中から希望するモードを手早く選択できる操作性の良
いカメラの設定装置を提供することができる。これによ
って、撮影モードが増加しても、撮影者が多くのモード
の中から希望する撮影モードを選択するのに非常に手間
がかかることはない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例であるカメラの上面図である。 【図2】本発明の実施例であるカメラの外部表示部であ
る。 【図3】本発明の実施例であるカメラのファインダー内
表示部である。 【図4】本発明の実施例で赤目軽減モ−ドを選択した際
の外部表示部を表した図である。 【図5】本発明の実施例でパンフォ−カスモ−ドを選択
した際の外部表示部を表した図である。 【図6】本発明の実施例でパンフォ−カスモ−ドを選択
した際のファインダー内表示部を表した図である。 【図7】本発明の実施例であるカメラの露出制御のプロ
グラム線図である。 【図8】本発明の実施例であるカメラのシステムのブロ
ック図である。 【図9】システムの働きを示すCPUのフローチャート
図である。 【図10】システムの働きを示すCPUのフローチャー
ト図である。 【図11】システムの働きを示すCPUのフローチャー
ト図である。 【図12】絵表示により警告を行なう実施例の場合のC
PUのフローチャート図である。 【主要部分の符号の説明】 1…カメラ本体 2…回転ダイヤル 3…露出制御モード切換釦 4…撮影モード設定釦 5…撮影モード設定釦 6…外部表示部 21…絵表示 22…絵表示 23…絵表示 24…絵表示 25…絵表示 26…絵表示

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1 】 撮影した際に特定の画像効果を得られる
    ようにシャッター秒時と絞り値とを規定するプログラム
    線図を複数有する記憶手段と、前記複数のプログラム線
    図の中から1つを選択して設定する選択設定手段と、前
    記選択設定手段により設定された前記プログラム線図に
    基づき、露出を制御する露出制御手段と、複数の絵表示
    を表示できる複数の絵表示部を有し1つの前記プログラ
    ム線図により得られる前記画像効果を1つの絵表示部に
    より表示する表示手段とを有するカメラの設定表示装置
    において、 前記記憶手段は、1つ1つの前記絵表示に対応するプロ
    グラム線図以外に、1つ1つの前記絵表示に対応してい
    ないプログラム線図を有し、前記表示手段は、前記絵表
    示部を複数個同時に表示することにより、1つ1つの前
    記絵表示に対応していないプログラム線図が選択されて
    いることを報知できることを特徴とするカメラの設定表
    示装置。 【請求項2】 撮影した際に特定の画像効果を得られる
    ようにシャッター秒時と絞り値とを規定するプログラム
    線図を複数有する記憶手段と、複数の絵表示を表示でき
    る複数の絵表示部を有し1つの前記プログラム線図によ
    り得られる前記画像効果を1つの絵表示により表示する
    表示手段と、複数の前記絵表示の中から1つの絵表示を
    選択する選択手段と、前記選択手段とは独立して機能し
    前記選択手段により選択された絵表示を設定する設定手
    段と、前記設定手段により設定された絵表示に対応する
    プログラム線図を前記記憶手段の中から検索する検索手
    段と、前記検索手段により検索された前記プログラム線
    図に基づき、露出を制御する露出制御手段とを有し、 前記記憶手段は、第1及び第2の絵表示に対応する第1
    及び第2のプログラム線図と、それ以外に、1つの絵表
    示には対応していない第3のプログラム線図とを有し、 前記表示手段は、前記選択手段により前記第1の絵表示
    を選択し前記設定手段により設定した後、もう1度前記
    選択手段によって前記第2の絵表示を選択し前記設定手
    段によって設定することで、前記第1及び第2の絵表示
    を前記絵表示部に同時に表示可能であり、 前記露出制御手段は、前記検索手段によって検索され
    た、同時に表示される前記第1且つ第2の絵表示に対応
    する前記第3のプログラム線図に基づき、露出を制御す
    ることを特徴とするカメラの設定装置。 【請求項3】 請求項2において、 前記検索手段により対応するプログラム線図が検索され
    ない場合に、前記表示手段によって表示された前記絵表
    示を使って警告することを特徴とするカメラの設定装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112866564A (zh) * 2020-12-31 2021-05-28 努比亚技术有限公司 拍照方法、终端以及计算机可读介质
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