JPH0667253A - カメラの表示及び制御装置 - Google Patents

カメラの表示及び制御装置

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JPH0667253A
JPH0667253A JP4223081A JP22308192A JPH0667253A JP H0667253 A JPH0667253 A JP H0667253A JP 4223081 A JP4223081 A JP 4223081A JP 22308192 A JP22308192 A JP 22308192A JP H0667253 A JPH0667253 A JP H0667253A
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camera
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JP4223081A
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Toshiaki Hoizumi
俊明 保泉
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Nikon Corp
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般的なプログラム線図に基づく露出制御の
他に、特定の画像効果を得るためのプログラム線図に基
づいて露出制御が行なわれるカメラにおいて、特定の画
像効果を得るためのプログラム線図に基づいて露出が制
御されているときにプログラムシフトをすると、自動的
に一般的なプログラムモ−ドに基づき露出を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラム選択機能を有
するカメラに関するものであり、詳しくは、複数の画像
効果を得られる自動露出プログラムを備えるカメラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭58−198032に示されてい
るような従来の技術は、特定の画像効果を得るためのプ
ログラム線図に基づいて露出制御が行なわれ、かつ、そ
の特定の画像効果を絵表示等によりカメラに表示するカ
メラにおいて、被写体の輝度が設定されたプログラム線
図にそぐわないときには、表示された絵表示等を点滅す
ることにより警告を行なうというものであった。
【0003】しかしながら、上記従来の技術に於いて
は、設定された画像効果の得られるモ−ドが適さないと
警告するのみであった。また、自動露出制御が行なわれ
るカメラにおいて、一旦カメラが設定した露出値を操作
部材を手動で操作することにより簡単に変更設定(以
下、プログラムシフトという)できるカメラが知られて
いる。
【0004】
【発明、考案が解決しようとする課題】本発明は、特定
の画像効果を得るためのプログラム線図に基づいて露出
制御が行なわれるカメラにおいて、設定された露出値が
どのような撮影に適しているかを常に撮影者に知らせる
ことにより、失敗の無い、使用しやすい自動露出カメラ
を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、撮影した際に特定の画像効果を得られ
るようにシャッタ−秒時と絞り値を規定する複数のプロ
グラム線図を有する記憶手段と、前記複数のプログラム
線図の中から1つを選択して設定する選択設定手段と、
前記選択設定手段により設定された前記複数のプログラ
ム線図に係わらずシャッター秒時および絞り値を変更可
能な変更手段と、撮影した際に特定の画像効果を得られ
る前記複数のプログラム線図が選択されている時に、前
記画像効果を文字、数値、記号、絵により表示する表示
手段と、前記変更手段の操作により新たに設定されたシ
ャッター秒時および絞り値が、前記選択設定手段により
設定された前記複数のプログラム線図の1つ以外の新た
なプログラム線図に一致した場合には、前記表示手段の
表示を前記新たなプログラム線図に対応する新たな表示
に変更する表示制御手段とを有するようにカメラの表示
及び制御装置を構成した。
【0006】
【実施例】図1 において、カメラ本体1 には、各種の情
報の切り換えに用いるダイヤル2、プログラムモ−ド、
シャッタ−速度優先モ−ド、絞り優先モ−ド、あるいは
マニュアルモ−ドを選択する際に用いる露出制御モード
切換釦3 、ポートレートやスポーツ等の撮影モードを設
定する際に用いる撮影モード設定釦4 、撮影に必要な情
報を表示する外部表示部6 、レリ−ズ釦7 、及び電源ス
イッチ8 、が設けられている。
【0007】撮影者は、露出制御モード切換釦3 を押し
ながらダイヤル2 を回転させることにより、プログラム
モ−ド(P)、シャッタ−速度優先モ−ド(S)、絞り
優先モ−ド(A)、あるいはマニュアルモ−ド(M)を
選択できる。露出制御モードがプログラムモ−ドのとき
に、レリーズ釦7を押しながらダイヤル2を回転させる
と、その時カメラが設定していたシャッター秒時と絞り
値とを、露出量を変化させずに変更することができる。
【0008】また、露出制御モードがプログラムモ−ド
のときに、撮影モード設定釦4 を押しながらダイヤル2
を回転させると、後述する予め記憶された撮影モ−ドを
選択することができる。この予め記憶された撮影モ−ド
とは、いわゆる撮影ソフトモ−ド(Ps )と呼ばれるも
ので、特殊な画像効果のある撮影を行うための露出が予
めプログラムされているモ−ドである。撮影ソフトモ−
ドには、背景をぼかし、人物を浮き上がらせる効果が出
せるポ−トレ−トモ−ド、人物の目が赤く光ってしまう
のを軽減する赤目軽減モ−ド、被写体だけでなく背景に
までピントがあった写真が得られるパンフォ−カスモ−
ド、被写界深度の深いシャ−プな写真が得られる風景撮
影モ−ド、被写体をシルエットとして強調できるシルエ
ットモ−ド、一瞬の動きを静止させる効果が出せるスポ
−ツモ−ド、被写体がクロ−ズアップされながらも比較
的被写界深度の深いシャ−プな写真が得られる接写モ−
ド等がある。
【0009】外部表示部6 は、図2 に示された如く表示
部aにシャッタ−速度と絞り値を表示し、表示部bに
は、露出制御モード即ちP, S, A, Mと撮影ソフトモ
−ドPs とが表示される。表示部cには、撮影ソフトモ
−ドが絵表示により表示される。図2 において、表示部
cには、ポ−トレ−トモ−ドが設定されていることを示
す絵表示21、赤目軽減モ−ドが設定されていることを示
す絵表示22、風景モ−ドが設定されていることを示す絵
表示23、シルエットモ−ドが設定されていることを示す
絵表示24、スポ−ツモ−ドが設定されていることを示す
絵表示25、接写モ−ドが設定されていることを示す絵表
示26が表示される。
【0010】図3 はファインダ−内の表示部の様子を表
した図であり、画面枠20外の表示部dには、外部表示部
6 の表示部cと同様に撮影ソフトモ−ドが絵表示21’〜
26’によって表示可能になっている。絵表示21〜26と絵
表示21’〜26’とは全く同様に機能するため、以下の説
明では絵表示21〜26を代表して説明する。これらのモ−
ドの選択は、上述したように、露出制御モードがプログ
ラムモ−ドのときに、撮影モード設定釦4 を押しながら
ダイヤル2 を回転させることにより行われる。
【0011】撮影モード設定釦4 を押すと、外部表示部
6 の表示部c及びファインダ−内表示部dには絵表示21
が点灯し、ポ−トレ−トモ−ドが選択されていることを
示す。その状態のままダイヤル2 を回すと絵表示21と22
とが点灯し、赤目軽減モ−ドが選択された状態になる。
更にダイヤル2 を回すと絵表示21と23とが点灯し、記念
撮影等に適するパンフォ−カスモ−ドが選択されている
ことを表示する。
【0012】更にダイヤル2 を回していくと、絵表示は
23,24,25,26 の順番で一つずつ点灯し、風景モ−ド、シ
ルエットモ−ド、スポ−ツモ−ド、接写モ−ドが順番に
選択される。絵表示が点灯している状態で撮影モード設
定釦4 を離すと、表示された絵表示の示す撮影モ−ドに
設定され、設定された撮影モ−ドのプログラム線図に従
って露出が制御される。詳しい制御については後述す
る。なお、初めに絵表示21が点灯する例を示したが、便
宜上そうしたに過ぎず、実際は、前回に設定されたモ−
ドが記憶されており、この記憶されたモ−ドが初めに表
示される。
【0013】次に、図4を用いて上記撮影ソフトモ−ド
に対応したプログラム線図について説明する。図4にお
いて、縦軸は絞り値(FNO.)、横軸はシャッター秒時
(T)であり、斜軸はEV値 (ISO 100 におけるLv値) を示
している。ポ−トレ−トモ−ドの選択により、絵表示21
が点灯しているときは、プログラム線図31に従って露出
制御される。Ev= -1〜7 ではシャッタ−秒時T= 2〜1/1
5、絞り値F=2.8 となるように制御され、Ev= 7 〜19で
はシャッタ−秒時T=1/15、絞り値F=2.8 からシャッタ−
秒時T=1/1000、絞り値F=32を結ぶ線上のシャッタ−秒時
と絞り値とに制御される。これによりポ−トレ−トモ−
ドでは、背景をぼかし、人物を浮き上がらせる効果が出
る。
【0014】風景撮影モ−ドの選択により、絵表示23が
点灯しているときは、プログラム線図32に従って露出制
御される。Ev= 5 〜18ではシャッタ−秒時T=15〜1/500
、絞り値F=22となるように制御され、Ev= 18以上では
上記プログラム線図31と一致するシャッタ−秒時と絞り
値とに制御される。これにより風景撮影モ−ドでは、被
写界深度の深いシャ−プな写真が得られる。
【0015】スポ−ツモ−ドの選択により、絵表示25が
点灯しているときは、プログラム線図33に従って露出制
御される。Ev= -1〜13ではシャッタ−秒時T=15〜1/100
0、絞り値F=2.8 となるように制御され、Ev= 13〜19で
はシャッタ−秒時T=1/1000、絞り値F=2.8 〜22の範囲の
露出に制御される。これによりスポ−ツモ−ドでは、一
瞬の動きを静止させるストップモ−ション効果が出る。
【0016】接写モ−ドの選択により、絵表示26が点灯
しているときは、プログラム線図34に従って露出制御さ
れる。Ev= 4 〜16ではシャッタ−秒時T=15〜1/250 とな
るように制御され、絞り値F=16、Ev= 16〜19では上記プ
ログラム線図31と一致する露出に制御される。これによ
り接写モ−ドでは、被写体がクロ−ズアップされながら
も、比較的被写界深度の深いシャ−プな写真が得られ
る。
【0017】パンフォ−カスモ−ドの選択により、絵表
示21及び23が点灯しているときは、プログラム線図35に
従って露出制御される。Ev= 2 〜12ではシャッタ−秒時
T=15〜1/60、絞り値F=8 となるように制御され、Ev= 12
〜19では上記プログラム線図31と一致する露出に制御さ
れる。これによりパンフォ−カスモ−ドでは、被写体だ
けでなく背景にまでピントがあった写真が得られ、記念
撮影等の際に、特に有効である。
【0018】シルエットモ−ドの選択により、絵表示24
が点灯しているときは、プログラム線図34に従って決定
された露出値をマイナス補正した値に制御される。これ
によりシルエットモ−ドでは、夕焼け等を背景に、被写
体をシルエットとして強調した写真が得られる。赤目軽
減モ−ドの選択により、絵表示21及び22が点灯している
ときは、プログラム線図31に従って露出を制御し、さら
にストロボを予備発光させる。これにより赤目軽減モ−
ドでは、夜間にストロボを使用して人物を撮影する場合
に、人物の目が赤く光ってしまうのを軽減して撮影を行
なうことができる。
【0019】次に図5〜図9を用いて本発明による実施
例のカメラの動作について説明する。図5は、本実施例
のシステムのブロック図である。露出制御モード切り換
え釦3 により操作される露出制御モード設定装置51、撮
影モード設定ぼたん釦4 により操作される撮影モード設
定装置52、被写体の明るさを測光する測光装置53、オー
トフォーカスかマニュアルフォーカスかを選択する合焦
方法設定装置54、合焦状態を検出する焦点検出装置50、
電源スイッチ64、レリ−ズスイッチ65、シャッター秒時
検出装置71、絞り値検出装置72及び回転ダイヤルスイッ
チ60、からの各出力信号はCPU70に入力される。CP
U70は入力された各出力信号に基づき演算処理を行な
い、その演算処理された各制御信号を、ファインダー内
表示部dと外部表示部6 とを駆動するLCDドライバー
55、露出制御装置56、オートフォーカス時にレンズを駆
動する焦点制御装置57、ストロボ61に出力する。
【0020】図6〜9は上記のブロック図中のCPUの
働きを示すフローチャート図である。ステップS1で、レ
リ−ズスイッチ65からの出力により、レリ−ズ釦10の半
押しを検出すると、ステップS2に進む。ステップS2で測
光装置53からの情報を入力するとステップS3に進む。
【0021】ステップS3では、露出制御モード設定装置
51からの出力信号を入力し、プログラムモ−ドであるこ
とが検出されるとステップS13 に、それ以外のモ−ドで
あることが検出されるとステップS4に進む。ステップS1
3 では、撮影モード設定装置52からの出力信号により撮
影ソフトモ−ドが選択されていることを検出するとステ
ップS16 に、そうでない場合にはステップS14 に進む。
【0022】ステップS14 では、LCDドライバー55に
信号を出力し、外部表示部6 の表示部bにP表示を点灯
させる。そしてステップS15 で測光装置53からの出力信
号により露出を演算し、ステップS38 に進む。ステップ
S16 では、LCDドライバー55に信号を出力し、外部表
示部6 の表示部bにPs表示を点灯させ、ステップS17
に進む。
【0023】ステップS17 では撮影モ−ド設定装置55か
らの信号を入力し、ポ−トレ−トモ−ドであることが検
出されるとステップS100に進み、検出されないとステッ
プS18 に進む。ステップS100では、ダイヤル60からの出
力信号を入力し、プログラムシフトされたことが検出さ
れるとステップS60 に進み、されないとステップS36 に
進む。
【0024】ステップS36 では、LCDドライバー55に
信号を出力し、外部表示部の表示部cとファインダー内
表示部dとに絵表示21を点灯させる。そしてステップS3
7 で測光装置53からの出力信号により露出を演算し、ス
テップS38 に進む。ステップS17 でポ−トレ−トモ−ド
でないことが検出されると、ステップS18では赤目軽減
モ−ドであるかどうかを検出し、そうである場合にはス
テップS19に、そうでない場合にはステップS21 に進
む。
【0025】ステップS19 では、LCDドライバー55に
信号を出力し、外部表示部の表示部cとファインダー内
表示部dとに絵表示21及び絵表示22を点灯させる。そし
てステップS20 で測光装置53からの出力信号により、プ
ログラム線図とストロボ61からの信号に基づいて露出を
演算し、ストロボ61に赤目軽減を行なう信号を出力した
のち、ステップS38 に進む。
【0026】ステップS18 で赤目軽減モ−ドでないこと
が検出されると、ステップS21 ではパンフォ−カスモ−
ドであるかどうかを検出し、そうである場合にはステッ
プS101に進み、そうでない場合にはステップS24 に進
む。ステップS101では、ダイヤル60からの出力信号を入
力し、プログラムシフトされたことが検出されるとステ
ップS60 に進み、されないとステップS22 に進む。
【0027】ステップS22 では、LCDドライバー55に
信号を出力し、外部表示部の表示部cとファインダー内
表示部dとに絵表示21及び絵表示23を点灯させる。そし
てステップS23 で測光装置53からの出力信号により、プ
ログラム線図に基づいて露出を演算し、ステップS38 に
進む。ステップS21 でパンフォ−カスモ−ドでないこと
が検出されると、ステップS24 では風景撮影モ−ドであ
るかどうかを検出し、そうである場合にはステップS102
に進み、そうでない場合にはステップS27 に進む。
【0028】ステップS102では、ダイヤル60からの出力
信号を入力し、プログラムシフトされたことが検出され
るとステップS60 に進み、されないとステップS25 に進
む。ステップS25 では、LCDドライバー55に信号を出
力し、外部表示部の表示部cとファインダー内表示部d
とに絵表示23を点灯させる。そしてステップS26 で測光
装置53からの出力信号により、プログラム線図に基づい
て露出を演算し、ステップS38 に進む。 ステップS24
で風景撮影モ−ドでないことが検出されると、ステップ
S27 ではシルエットモ−ドであるかどうかを検出し、そ
うである場合にはステップS28 に、そうでない場合には
ステップS30 に進む。ステップS28 では、LCDドライ
バー55に信号を出力し、外部表示部の表示部cとファイ
ンダー内表示部dとに絵表示24を点灯させる。そしてス
テップS29 で測光装置53からの出力信号により、プログ
ラム線図に基づいて露出を演算し、ステップS38 に進
む。
【0029】ステップS27 でシルエットモ−ドでないこ
とが検出されると、ステップS30 ではスポ−ツモ−ドで
あるかどうかを検出し、そうである場合にはステップS1
03に進み、そうでない場合にはステップS33 に進む。ス
テップS103では、ダイヤル60からの出力信号を入力し、
プログラムシフトされたことが検出されるとステップS6
0 に進み、されないとステップS31 に進む。
【0030】ステップS31 では、LCDドライバー55に
信号を出力し、外部表示部の表示部cとファインダー内
表示部dとに絵表示25を点灯させる。そしてステップS3
2 で測光装置53からの出力信号により、プログラム線図
に基づいて露出を演算し、ステップS38 に進む。ステッ
プS30 でスポ−ツモ−ドでないことが検出されると、ス
テップS33 では接写モ−ドであるかどうかを検出し、そ
うである場合にはステップS104に進み、そうでない場合
にはステップS13 に進む。
【0031】ステップS104では、ダイヤル60からの出力
信号を入力し、プログラムシフトされたことが検出され
るとステップS60 に進み、されないとステップS34 に進
む。ステップS34 では、LCDドライバー55に信号を出
力し、外部表示部の表示部cとファインダー内表示部d
とに絵表示26を点灯させる。そしてステップS35 で測光
装置53からの出力信号により、プログラム線図に基づい
て露出を演算し、ステップS38 に進む。
【0032】ステップS3でプログラムモ−ドでないこと
が検出されると、ステップS4では、シャッタ−速度優先
モ−ドであるかどうかを検出し、そうである場合にはス
テップS5に、そうでない場合にはステップS7に進む。ス
テップS5では、LCDドライバー55に信号を出力し、外
部表示部6 の表示部bにS表示を点灯させる。そしてス
テップS6で測光装置53からの出力信号により露出を演算
し、ステップS38 に進む。
【0033】ステップS7では、絞り優先モ−ドであるか
どうかを検出し、そうである場合にはステップS8に、そ
うでない場合にはステップS10 に進む。ステップS8で
は、LCDドライバー55に信号を出力し、外部表示部6
の表示部bにA表示を点灯させる。そしてステップS9で
測光装置53からの出力信号により露出を演算し、ステッ
プS38 に進む。
【0034】ステップS10 ではマニュアルモ−ドである
かどうかを検出し、そうである場合にはステップS11
に、そうでない場合にはステップS3に進む。ステップS1
1 では、LCDドライバー55に信号を出力し、外部表示
部6 の表示部bにM表示を点灯させる。そしてステップ
S12 で測光装置53からの出力信号により露出を演算し、
ステップS38 に進む。
【0035】ステップS38 では、演算された露出信号を
LCDドライバー55に出力し、露出表示を行う。ステッ
プS39 では、合焦方法設定装置54からの出力信号を入力
し、オートフォーカスに設定されていることを検出した
場合はステップS40 に進み、マニュアルフォーカスに設
定されていることを検出した場合にはステップS42 に進
む。
【0036】ステップS40 では焦点検出装置50からの出
力信号を入力し、合焦していなければステップS41 に進
む。ステップS41 では焦点制御装置57に信号を出力しレ
ンズを駆動して、ステップS40 に戻る。ステップS40 で
合焦していることが検出されると、ステップS42 に進
む。ステップS42 では、レリーズスイッチ59からの出力
信号を入力し、レリーズされたら、ステップS43 、ステ
ップS44 で露出制御装置56に出力して、それぞれそ絞り
及びシャッター秒時を制御し、終了する。
【0037】ステップS60 では、ダイヤル60からの出力
信号を入力し、ダイヤル60の回転量によって決まるプロ
グラムシフト量に応じて、シャッター秒時と絞り値を変
化させる信号を露出制御部56に出力するとともに、LCD
ドライバー55により外部表示部6 の表示部a を変化さ
せ、ステップS61 に進む。ステップS61 では、シャッタ
ー秒時検出装置71、絞り値検出装置72からの出力信号を
入力し、新たに設定されたシャッター秒時及び絞り値が
プログラム線図31上にあるかどうかを検出して、ある場
合にはステップS62 へ、ない場合にはステップS63 に進
む。
【0038】ステップS62 では、初めに撮影者により設
定された撮影ソフトモードがポ−トレ−トモ−ドである
かどうかを検出し、そうである場合にはステップS36
へ、そうでない場合にはステップS71 に進む。ステップ
S71 では、ポ−トレ−トモ−ドを意味する絵表示21を点
滅し、ステップS38 に進む。
【0039】ステップS63 では、シャッター秒時検出装
置71、絞り値検出装置72からの出力信号を入力し、新た
に設定されたシャッター秒時及び絞り値がプログラム線
図32上にあるかどうかを検出して、ある場合にはステッ
プS64 へ、ない場合にはステップS65 に進む。ステップ
S64 では、初めに撮影者により設定された撮影ソフトモ
ードが風景撮影モ−ドであるかどうかを検出し、そうで
ある場合にはステップS25 へ、そうでない場合にはステ
ップS72 に進む。
【0040】ステップS72 では、風景撮影モ−ドを意味
する絵表示24を点滅し、ステップS38 に進む。ステップ
S65 では、シャッター秒時検出装置71、絞り値検出装置
72からの出力信号を入力し、新たに設定されたシャッタ
ー秒時及び絞り値がプログラム線図33上にあるかどうか
を検出して、ある場合にはステップS66 へ、ない場合に
はステップS67 に進む。
【0041】ステップS66 では、初めに撮影者により設
定された撮影ソフトモードがポ−トレ−トモ−ドである
かどうかを検出し、そうである場合にはステップS31
へ、そうでない場合にはステップS73 に進む。ステップ
S73 では、スポ−ツモ−ドを意味する絵表示26を点滅
し、ステップS38 に進む。
【0042】ステップS67 では、シャッター秒時検出装
置71、絞り値検出装置72からの出力信号を入力し、新た
に設定されたシャッター秒時及び絞り値がプログラム線
図34上にあるかどうかを検出して、ある場合にはステッ
プS68 へ、ない場合にはステップS69 に進む。ステップ
S68 では、初めに撮影者により設定された撮影ソフトモ
ードが接写モ−ドであるかどうかを検出し、そうである
場合にはステップS34 へ、そうでない場合にはステップ
S74 に進む。
【0043】ステップS74 では、接写モ−ドを意味する
絵表示27を点滅し、ステップS38 に進む。ステップS69
では、シャッター秒時検出装置71、絞り値検出装置72か
らの出力信号を入力し、新たに設定されたシャッター秒
時及び絞り値がプログラム線図35上にあるかどうかを検
出して、ある場合にはステップS70 へ、ない場合にはス
テップS38 に進む。
【0044】ステップS70 では、初めに撮影者により設
定された撮影ソフトモードがパンフォ−カスモ−ドであ
るかどうかを検出し、そうである場合にはステップS22
へ、そうでない場合にはステップS75 に進む。ステップ
S75 では、パンフォ−カスモ−ドを意味する絵表示21,2
3 を点滅し、ステップS38 に進む。
【0045】プログラムシフトの具体例を挙げると以下
のようである。例えばEV9でポートレートモードを選
択すると、F4,1/30の制御が行われる。ここでプ
ログラムシフトを2段階行うと、EV9を保ったまま
で、絞り値及びシャッター秒時をF8,1/8にに変更
可能である。F8,1/8の組み合わせはパンフォ−カ
スの線上にあり、ポ−トレ−トの効果が失われ、パンフ
ォ−カスの効果になり撮影者の意図と異なるので、変化
した新たなモードの表示、即ちパンフォ−カスの表示を
点滅をさせる。
【0046】上記の実施例は変更後のモ−ドが点滅する
ことしか書いていないが、点灯させても構わないし、そ
のとき、変更前の絵表示は、点灯させたままでも消灯さ
せてもよい。また、逆に変更後の表示を点灯させ、変更
前の表示を点滅させてもよい。
【0047】
【発明の効果】この様に本発明によれば、特定の画像効
果を得るためのプログラム線図に基づいて露出制御が行
なわれるカメラにおいて、設定された露出値がどのよう
な撮影に適しているかを常に撮影者に知らせることによ
り、失敗の無い、使用しやすい自動露出カメラを提供す
る事ができるので、撮影者は、特定の画像効果を得るよ
うに設定された状態でプログラムシフトを行なっても、
新たな設定状態がどの様な画像効果を得るのかを容易に
確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のカメラの上面図
【図2】本発明の実施例のカメラの外部表示部
【図3】本発明の実施例のカメラのファインダ−内表示
【図4】本発明の実施例のカメラの露出制御のプログラ
ム線図
【図5】本発明の実施例のカメラのCPUのブロック図
【図6】本発明の実施例のカメラのCPUのフロ−チャ
−ト図
【図7】本発明の実施例のカメラのCPUのフロ−チャ
−ト図
【図8】本発明の実施例のカメラのCPUのフロ−チャ
−ト図
【図9】本発明の実施例のカメラのCPUのフロ−チャ
−ト図
【主要部分の符号の説明】
1−カメラ本体 2−ダイヤル 3−露出制御モ−ド切り換え釦 4−撮影モード設定釦 6−外部表示部 21−絵表示 22−絵表示 23−絵表示 24−絵表示 25−絵表示 26−絵表示

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影した際に特定の画像効果を得られる
    ようにシャッタ−秒時と絞り値を規定する複数のプログ
    ラム線図を有する記憶手段と、 前記複数のプログラム線図の中から1つを選択して設定
    する選択設定手段と、 前記選択設定手段により設定された前記複数のプログラ
    ム線図に係わらずシャッター秒時および絞り値を変更可
    能な変更手段と、 設定されたシャッター秒時および絞り値を前記複数のプ
    ログラム線図と比較する比較手段と、 撮影した際に特定の画像効果を得られる前記複数のプロ
    グラム線図が選択されている時に、前記画像効果を文
    字、数値、記号、絵により表示する表示手段と、 前記比較手段の比較結果を検出し、前記変更手段の操作
    により新たに設定されたシャッター秒時および絞り値
    が、前記選択設定手段により設定された前記複数のプロ
    グラム線図の1つ以外の新たなプログラム線図に一致し
    たことが検出されると、前記表示手段の表示を前記新た
    なプログラム線図に対応する新たな表示に変更する表示
    制御手段とを有することを特徴とするカメラの表示及び
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のカメラの表示及び制御装置に
    おいて、 前記表示制御手段は、前記新たな表示を点滅警告するこ
    とを特徴とするカメラの表示及び制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001215404A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Olympus Optical Co Ltd 主要被写体検出機能を有するカメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001215404A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Olympus Optical Co Ltd 主要被写体検出機能を有するカメラ
JP4504492B2 (ja) * 2000-02-04 2010-07-14 オリンパス株式会社 主要被写体検出機能を有するカメラ

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