JPH05232551A - 反射傘 - Google Patents

反射傘

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JPH05232551A
JPH05232551A JP3374692A JP3374692A JPH05232551A JP H05232551 A JPH05232551 A JP H05232551A JP 3374692 A JP3374692 A JP 3374692A JP 3374692 A JP3374692 A JP 3374692A JP H05232551 A JPH05232551 A JP H05232551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
discharge tube
terminal portion
metal member
side surfaces
Prior art date
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Pending
Application number
JP3374692A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Imamura
孝 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH05232551A publication Critical patent/JPH05232551A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動化の向上を図った反射傘をローコストで
提供する。 【構成】 反射傘は、放電管12の背面及び上下左右の
側面とに覆いかぶさるように導電性の薄板を折り曲げ加
工して形成されている。この反射傘の左右側面には、放
電管12が挿通される開口13a,13bと、左右側面
のうちいずれか一方から外部に向けて突設された突出片
13cとが設けられている。この突出片13cの先端側
には、U字型に切り欠かれ、トリガー信号出力端子に接
続される端子部13dが一体成型されている。 【効果】 非定型部材となるトリガーリード線を必要と
しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真撮影等に利用され
る照明用のストロボ用発光装置に用いられる反射傘に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】実開平2−48935号公報及び実開平
3−8329号公報記載のストロボ発光装置には、放電
管にトリガー信号を与えるとともに、放電管から放たれ
る光を予め定められた範囲に向けて反射させるために反
射傘が用いられている。この反射傘にはトリガー用電極
部が一体に設けられており、ここにトリガー信号を伝達
するためのトリガーリード線が接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ストロボ発
光装置は、レンズ付きフイルムユニットやコンパクトカ
メラ等の種々のカメラにおいて多数用いられており、自
動化による大量生産が考慮されている。しかしながら、
ストロボ発光装置の部品に前述したトリガーリード線を
用いた場合、リード線の両端を接続する作業の自動化が
行いにくい面があり、ローコスト化の向上を図ることが
困難であった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
自動化の向上を図った反射傘をローコストで提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、放電管
の背面及び上下左右の側面とに覆いかぶさるように導電
性の薄板を折り曲げ加工して形成された反射傘におい
て、前記反射傘に、その左右側面に前記放電管が挿通さ
れる開口と、前記左右側面のうちいずれか一方から外部
に突設された突出片と、この突出片の先端側にトリガー
信号出力端子に接触する端子部とを一体に成型した。
【0006】第2の発明では、前記端子部に、半田付け
を良好に作用させるための金属部材を固着した。
【0007】
【実施例】第1実施例について図1、図2及び図3を参
照しながら説明する。ストロボ発光装置は、拡散板1
1、放電管12、及び反射傘13とから構成されてお
り、これらが一体に組み立てられた後にプリント基板1
4に固定される。
【0008】前記反射傘13は、その内面で放電管12
から放たれる光を拡散板11に向けて反射させるととも
に、側面に形成した開口13a,13b(図2参照)に
挿通された放電管を保持する。,また、放電管12の外
壁には、反射傘13が接触しており、反射傘13に印加
されたトリガー信号を放電管12に伝達することができ
る。このような反射傘13は、1枚の光輝アルミ薄板を
図4に示す形状に打ち抜き、同図の一点鎖線で示した位
置で折り曲げ、前記開口13a,13bに挿通された放
電管12の背面部及び上下左右の側面部を覆うように箱
型形状に加工される。
【0009】加工された反射傘には、左右の側面のうち
一方の側面には外部に向けて突出片13cが突設されて
いる。突出片13cは、その先端がU字型に切り欠かれ
た端子部13dが設けられており、この端子部13dに
はその切り欠かれた内面及びその表裏面付近を覆うよう
に金属部材16がカシメられている。なお、金属部材1
6としては、例えばリン青銅等が好適である。このよう
な端子部13dには、詳しくは後述するトリガートラン
ス17の二次電極17aが接続される。また、反射傘1
3の上下の側面部には、その前端部13eの方向に向け
てL字型に折り曲げられ、後述する拡散板11の係止部
11a,11bに係止される被係止部13f,13gが
それぞれ一体に設けられている。
【0010】拡散板11は放電管12から放たれる光、
及びこの光のうち反射傘13の内面で反射された光とを
上下方向に拡散する拡散面11cを透明なプラスチック
材料で平板型に成型したものである。拡散板11には、
放電管12に直角となる2辺の位置に、反射傘13に挿
通された放電管12を反射傘13の内背面に向けて押圧
する押圧部11d,11eが一体成型されている。さら
に拡散板11には、その拡散板11をプリント基板14
の切り欠き部14aにその板厚の両側ら挟み込んで固定
するための弾性爪11f、及び押さえ部11gとが4個
ずつ一体形成されている。
【0011】前記プリント基板14には、周知のように
電源回路、メインコンデンサ及びトリガーコンデンサ等
が実装されたストロボ回路が設けられており、拡散板1
1を取り付けるための切り欠き部14aが形成されてい
る。また二次電極17aを有するトリガートランス17
が実装されており、拡散板11が切り欠き部14aに嵌
め込まれたときに前記端子部13dが接続される。
【0012】次に、上記ストロボ発光装置の自動組立に
ついて簡単に説明する。自動化工程は、第1、及び第2
ラインに大別されており、第1のラインでは、プリント
基板14に印刷されたストロボ回路のスルーホールの各
々にトリガートランス17等の電気部品を挿入し、これ
らの端子を半だ付けする作業が行われる。このような作
業は実装機にて行われる。
【0013】第2ラインでは、反射傘13の形成、放電
管12の挿入、及び拡散板11への取付けが自動的に行
われ、最後にこれらをプリント基板14に取付ける作業
が自動的に行われる。
【0014】反射傘13の形成工程では、1枚の光輝ア
ルミ薄板を図4に示す形状に打ち抜き、後に図5に示す
ようにU字型で筒形状をした金属部材16を端子部13
dに係合させ、カシメ機によりカシメる作業が行われ
る。その後、同図の一点鎖線で示した位置で折り曲げ加
工され図1に示すような反射傘13が形成される。
【0015】放電管12の挿入工程では、矢印18の方
向に沿って反射傘13の開口13bから開口13aに放
電管12を挿入する作業が自動的に行われる。この挿入
作業は、放電管12の電極12a,12bとが反射傘1
3の両側面から露呈した状態まで挿入する。
【0016】拡散板11への取付け工程では、放電管1
2が挿通された反射傘13を拡散板11に挿入する作業
が自動的に行われる。この挿入作業は、反射傘13の被
係止部13f,13gを拡散板11の係止部11a,1
1bに係止させる。これにより、拡散板11の押圧部1
1a,11bと反射傘13の内背面との間で放電管12
が保持され、これらは一体化される。
【0017】最後の工程では、第1ラインで組み立てら
れたプリント基板14に拡散板11を取り付ける作業が
自動的に行われる。この作業は、拡散板11の弾性爪1
1fをプリント基板14の切り欠き部14aの四隅に合
わせて図1の符号19で示した矢印方向に沿って挿入す
る。これにより、端子部13dにトリガートランス17
の二次電極17aが入り込み、これらが接触した状態と
なる。その後、端子部13dと二次電極17aとを半田
付けする。このとき、端子部13dに固着した金属部材
16としてリン青銅にした場合には、半田付け作業が良
好に行える。なお、放電管12の電極12a,12b
は、メインコンデンサに接続され、ストロボ発光装置の
組み立てが完了する。
【0018】このように本実施例では、反射傘13を拡
散板11に、また拡散板11をプリント基板14に挿入
する方向が全て一定であるため、一々各部品を反転させ
る機構を必要とせず安価で組立の自動化を行うことがで
きる。
【0019】次に、第2実施例について図6を参照しな
がら説明する。第1実施例では端子部13dをU字型に
切り欠き、ここに金属部材16をカシメたものとした
が、第2実施例では端子部13dに丸穴を設け、この丸
穴に筒形状の金属部材16を挿入した後にカシメにより
固着した例である。これによれば端子部13dに二次電
極17aが入り込み、抜けるこがないので確実な接続と
なる。また、第2実施例では、反射傘13の上下の側面
部の傾斜に沿って延長した位置に被係止部13f,13
gをT字形状でそれぞれ一体に設け、これに対応する拡
散板11の係止部11a,11bの形状をT字溝として
いる。
【0020】図7に示した第3実施例では、金属部材1
6をカシメた端子部13dと二次電極17aとを面接触
させるようにした例である。端子部13dは、二次電極
17aに対し直交する面となるようにL字型に折り曲げ
られており、この面に金属部材16がカシメられてい
る。金属部材このカシメの方法としては、例えば、金属
部材16に穴を設け、また前記穴を通して突出するよう
にな突起を端子部13dに設け、前記突起を穴に係合さ
せ、穴から突出した部分の突起をカシメて、端子部13
dに金属部材16を固着するようにしてもよい。
【0021】なお、上記実施例で説明した金属部材16
の材料としては、リン青銅とは限ることなく、半田付け
を良好にする金属部材であればいずれでもよい。
【0022】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
反射傘には、左右側面のうちいずれか一方から外部に突
設された突出片の先端側に、トリガー信号出力端子に接
触する端子部が設けられているから、従来技術で説明し
たリード線を必要とせず、自動化の向上が図れるととも
に、構成部品の低減を図ることができる。
【0023】さらに端子部には、半田付けを良好に作用
させるための金属部材が固着されているため、確実な接
続が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で説明したストロボ発光装置を示す
分解斜視図である。
【図2】ストロボ発光装置の中央横断面図である。
【図3】ストロボ発光装置の拡大中央縦断面図である。
【図4】反射傘の展開図である。
【図5】端子部の拡大断面図である。
【図6】第2実施例で説明したストロボ発光装置を示す
分解斜視図である。
【図7】第3実施例で説明したストロボ発光装置を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
11 拡散板 12 放電管 13 反射傘 13d 端子部 14 プリント基板 16 金属部材 17 トリガートランス 17a 二次電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電管の背面及び上下左右の側面とに覆
    いかぶさるように導電性の薄板を折り曲げ加工して形成
    された反射傘において、前記反射傘には、その左右側面
    に前記放電管が挿通される開口と、前記左右側面のうち
    いずれか一方から外部に突設された突出片と、この突出
    片の先端側にトリガー信号出力端子に接触する端子部と
    が一体成型されていることを特徴とする反射傘。
  2. 【請求項2】 前記端子部には、半田付けを良好に作用
    させるための金属部材が固着されていることを特徴とす
    る請求項1記載の反射傘。
JP3374692A 1992-02-20 1992-02-20 反射傘 Pending JPH05232551A (ja)

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JP3374692A JPH05232551A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 反射傘

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JP3374692A JPH05232551A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 反射傘

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JP3374692A Pending JPH05232551A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 反射傘

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