JPH0523247Y2 - - Google Patents

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JPH0523247Y2
JPH0523247Y2 JP1987007301U JP730187U JPH0523247Y2 JP H0523247 Y2 JPH0523247 Y2 JP H0523247Y2 JP 1987007301 U JP1987007301 U JP 1987007301U JP 730187 U JP730187 U JP 730187U JP H0523247 Y2 JPH0523247 Y2 JP H0523247Y2
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JP
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chamber
partition wall
fumarole
spray
compressed air
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JP1987007301U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、栽培室や飼育室の加湿、消毒等に用
いるのに適した液体噴霧装置に関するものであ
る。
従来技術 2個以上の噴霧ノズルを一定の角度で対向させ
て夫々のノズルから噴霧される液体粒子を互いに
衝突させて微細な粒子の霧を発生させる装置が知
られている。(特開昭57−42362号公報)。しかし、
これらの装置は、目的場所への設置後に霧化した
液滴の到達範囲や散布方向などを調節することが
難しく、予め栽培室や飼育室に設置する場合に試
行錯誤的に、その最適配置を決める必要性がある
などの困難があること、及び小型のコンプレツサ
を用いた場合に吐出圧の脈動に伴つて、噴霧状態
も脈動してしまいがちであつた。
解決手段 本考案は、このような事情に対処してなされた
ものであつて、その要旨は、内面の一側にテーパ
部を有し、このテーパ部の尖端に噴気開口を有す
る噴気室と、この噴気室と隔壁を介して隣接する
蓄圧室とを有しており、隔壁から噴気開口に向け
て突出するように設けられた液体供給管の先端が
噴気開口の中央に位置せしめてあり、この液体供
給管は、隔壁に穿設された通液孔及びこの通液孔
に接続固着する通液管によつて、別置の貯液タン
クに連通しており、一方、前記隔壁に設けた通気
孔を通して噴気室と連通する蓄圧室には、エアコ
ンプレツサ等の圧縮空気源から圧縮空気を供給す
る圧縮空気導入管の一端が開口して成る構成を有
する噴霧器を一対用いて、これを取付部材に両噴
霧器が、共にその噴霧の中心線方向を共通の平面
内に保つたまま回動可能に取付け、噴霧粒子の
径、噴霧方向が自在に調節でき、且つ均一な噴霧
の可能な装置にある。以下、実施例に基ずいて詳
述する。
第1図は、本考案の一実施例であつて、噴霧器
1は、一側がテーパ部2aをなし、該テーパ部2
aの尖端部に噴気開口2bを有する筒状キヤツプ
2を有し、該キヤツプ2とほぼ同径の円筒体3の
一側に隔壁4としての肉厚部を残し他側をくり抜
いて蓄圧室3aとしたものと、前記筒状キヤツプ
2とを、隔壁4の外周面に刻設した雌ねじ部4
a、及びキヤツプ2のフランジ部2cをユニオン
ナツト5によつて締結して一体化したものから成
る。3bは、蓄圧室3aを気密に閉塞するねじ蓋
である。隔壁4とキヤツプ2とによつて囲まれた
噴気室6中に、隔壁4から、噴気開口2bに向か
つて液体供給管4bが突設されており、該管4b
の先端4b′は、噴気開口2bの中央に位置してい
る。液体供給管4bは、隔壁に穿設され、液体供
給管基部を、円筒体3の外部に連通せしめる通液
孔4cと該通液孔4cに一端で螺着する通液管4
d、更に、該管4dに外嵌する可撓チユーブ4
d′(第2図)、きのこ栽培室(図示せず)内に張設
された通水管4e等を介して貯水タンク(図示せ
ず)などに接続する。
噴気室6は、隔壁4に穿設された通気孔6aを
通して、蓄圧室3aと連通しており、蓄圧室3a
には、きのこ栽培室内等に配設された加圧空気導
管7a(第2図)、二つの分岐管7b,7bに接続
する圧縮空気導入管7が開口している。8a,8
bはシール部材である。このような構成から成る
噴霧器1の一対が、前記圧縮空気導入管7を、板
状の取付部材9に設けた長孔9a,9aに遊挿し
て所望の角度α、βをなすように蝶ナツト7cを
しめつけることによつて、固定されて成るもので
ある。10は、取付スタンド、9bは高さ調節ね
じである。
上記噴霧装置は、エアコンプレツサなどの圧縮
空気源から蓄圧室3a内に導入された圧縮空気
が、蓄圧室において、圧縮空気源の脈動が緩和さ
れると共に、その一部が、通気孔6a,6a……
を通つて噴霧器6に入り、急速に減圧されて高速
ジエツト気流となつて、噴気開口に集中し、ここ
から噴出する。このジエツト気流によつて液体供
給管4bの先端4b′は、負圧となり液体がジエツ
ト気流中に供給されて霧化する。噴出された噴霧
粒子は、噴霧器の据付角度及び噴霧器相互間の距
離に応じて、衝突角度、衝突方向等が変化し、
又、2本の霧化気流の相互衝突によつて、より一
層微細化した噴霧粒子を、任意の方向に向けて放
出することができる。20は、噴霧の飛散方向の
中心を示す噴霧中心線である。
第3図は、本考案の第二実施例の要部を示すも
のであつて、前記実施例と同一機能を有する部位
には、同一符号を付してある。前記実施例では、
噴気室6と蓄圧室3aを連通する通気孔が、直線
状に設けられていたが、第二実施例では、通気孔
がらせん気道をなすように設けられている点で前
者と実質的に異なる。即ち、隔壁が、円筒体3と
一体をなす部分14と、キヤツプ2中に収納され
た中子15との二つのブロツクから成り、中子1
5の周囲に複数本のらせん気道15a,15b…
…が設けられている点にある。これによつて噴気
室6に発生する気流は、旋回しつつ、噴気開口2
bから噴出するので、発生する霧の放出角が拡大
する効果を有する。16は、気流をらせん気道に
分配する分配室である。
効 果 本願装置は、一対の噴霧器の夫々が、蓄圧室を
備えて、圧力変動を平均化する作用を有すると共
に、これと隣接する噴気室に導く構成をとること
により、直進性に優れた強い噴霧が得られ、この
噴霧を夫々の用途に応じて、噴霧器の相互距離、
相互角度を調節して、衝突せしめることにより、
最適条件の噴霧を行うことができる。特にきのこ
の栽培室などのように、比較的大きな空間に、栽
培棚が並べられているような室内を加湿する場合
には、特に噴霧粒子が微細で、しかも、均一に噴
霧されることが必須であるが、本願噴霧装置は配
管等がなされて設置された後でも霧化粒子の調節
や噴霧方向および噴霧距離の調節の自由度が大き
いので、栽培室内に設置したのちに試行錯誤的に
その最適条件を見出だすことができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の要部を示す断面
図である。第2図は本考案の平面図である。第3
図は、本考案の他の実施例の要部を示す断面図で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内面一側にテーパ部を有し該テーパ部の先端
    に噴気開口を有する噴気室と、該噴気室と隔壁
    を介して隣接する蓄圧室とを有し、前記隔壁に
    突設された液体供給管の先端を前記噴気開口の
    中央に臨ましめると共に、該液体供給管は隔壁
    に突設された通液孔と該通液孔に一端が接続す
    る通液管によつて、別個に設置されている貯液
    タンク中に連通しており、一方前記隔壁に設け
    られた通気孔を通して前記噴気室と連通する前
    記貯圧室には、圧縮空気源に連通する圧縮空気
    導入管の一端が開口して成る噴霧器の一対を、
    取付部材に、両噴霧器が共に、その噴霧中心線
    の方向を共通の同一平面内に保つた状態で回動
    できるように、取付けられていることを特徴と
    する噴霧装置。 2 通気孔がらせん状をなしている請求の範囲第
    1項記載の噴霧装置。
JP1987007301U 1987-01-21 1987-01-21 Expired - Lifetime JPH0523247Y2 (ja)

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JPS63115457U JPS63115457U (ja) 1988-07-25
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FI20175158L (fi) * 2017-02-21 2018-08-22 Metabar Tech Oy Suutin, suutinjärjestely ja nesteenjakojärjestelmä

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JPS627301U (ja) * 1985-06-24 1987-01-17

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