JPH04118150U - スプレー用型 - Google Patents

スプレー用型

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JPH04118150U JP1992004268U JP426892U JPH04118150U JP H04118150 U JPH04118150 U JP H04118150U JP 1992004268 U JP1992004268 U JP 1992004268U JP 426892 U JP426892 U JP 426892U JP H04118150 U JPH04118150 U JP H04118150U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】基体に均一な塗膜を得るためのスプレーファン
をつくり出すスプレー用型を提供する。 【構成】スプレー用型10は、直線状に配設され流体の
2次元のスプレーファンを基体上に噴射する複数の流体
ノズル14を含んでいる。各流体ノズル14の直径は噴
射される流体の流速と粘性とに関連して選択される。一
対の空気ノズル16が各流体ノズル14の両側に配設さ
れ、流体ノズル14のオリフィス22の背後の流体ノズ
ル14に衝突する一対の対向する空気の流れが得られる
ようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスプレー用型に関する。さらに詳細には、本考案は基体に均一な塗膜 を得るためのスプレーファンをつくり出すスプレー用型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スプレー用型とスプレーノズルとは、とりわけスプレー塗装、ほこり制御及び 燃料噴射のような多様な環境の中で広く用いられている。種々の型式のスプレー 用型が広範囲の噴霧を提供するため用いられる。狭い流れの、円形の、平坦な、 そして中空の噴霧は、2,3の例である。噴霧は、空気と流体粒子を霧化するた め噴霧される流体とを混合させて又は混合させることなく、発生させることがで きる。空気が用いられる時は、この空気は流体ノズルの内部で又は流体ノズルの 外で混合することができる。動く空気の流れが流体ノズルの外の流体の流れと混 合する空気吹き出し装置が、本明細書の焦点である。
【0003】 公知のスプレー塗装技術は、基体へ永久的塗装を施すのに用いるか又は基体を より複雑な工程の一部として湿潤化するのに用いるかに関わりなく、典型的には 円錐形又は扁平な流体の噴霧又は流れを基体上に生み出すスプレーノズルを用い る。これらの噴霧は数センチメートルから30センチメートル以上の幅に及ぶこ とが可能である。1つの典型的なスプレーノズルはCrum 他への米国特許第4, 830,279号に開示されている。この特許において、単一のノズル粉スプレ ーガンのための扁平スプレーノズルが開示されている。このノズルは単一通路の 2つの開口を有している。粉が噴霧される前に、粉は静電的に帯電されノズル内 で空気と混合される。
【0004】 織物の調製と処理の分野で取扱われる大概の生地は典型的には1メートルと2 メートルの間の幅を有している。この寸法又はそれより大きい生地の完全な流体 被覆を達成するためには、一連の並列したスプレーノズルを用いなければならな い。Marlek に与えられた2つの特許、米国特許第4,793,559号と第4 ,887,771号とは、大きな面積の水平表面に用いるための加圧液体化学的 塗装器を意図している。しかし、生地の全幅を横切る噴霧流体の十分な被覆を得 るためには、これらの塗装器のスプレーノズルは密接して配置され円錐形の噴霧 が重なるようにしなければならない。これは高い塗膜重量と低い塗膜重量の帯を 生じ、不均一に処理された生地を生む結果となる。
【0005】 ヨーロッパ公告第0347058号は、プリント回路板を塗装するのに用いる 扁平なパターンのノズルを開示している。この塗装は、霧化された高圧の流れを 用いて空気なし噴霧により又は流れを霧化するため空気が流体の流れに衝突する 空気噴霧により、行うことができる。
【0006】 スプレーイングシステム会社のスプレーノズルカタログNo.50Aに図示さ れているように、流体ノズルの外の流体を霧化させるため空気流が乱流を発生す る空気吹き出しスプレー装置もまた公知である。これらの装置は空気流を流体の 流れの中に直接突入させる。
【0007】 これらの公知の噴霧装置は多くの点で不十分である。公知の空気吹き出し噴霧 装置はいずれも、流体の流れ又は噴霧と流体ノズルの外側の空気とを流体ノズル オリフィスの直ぐ背後の空気と衝突させることにより混合させ基体を塗装するも のではない。これらの装置のどれも許容されない塗膜重量の変動なしで均一の連 続した流体の塗膜で基体を被覆することができず、また小量の塗装材料の浪費だ けで被覆することができない。
【0008】
【考案が解決しようとする課題と課題を解決するための手段】
本考案は実質的に均一の流体の塗膜を塗膜重量の変動を減少して基体の上に塗 布するためのスプレー用型を意図するものである。このスプレー用型は流体を基 体の上に噴射する少なくとも1つの好ましくは複数の流体ノズルを含んでいる。 好ましくは、これら流体ノズルは直線状に配設され2次元のスプレーファンを形 成するようになっている。各流体ノズルの直径は噴射される流体の流速と粘性と に関連して選択される。流体ノズルは好ましくは、詰まった又は損傷したノズル を迅速かつ容易に取替えることのできるねじを用いて流体マニホルドに取外し自 在に取付けられる。このスプレー用型はまた任意の流体ノズルを選択的に開きま た閉じる弁を含むことができる。
【0009】 流体マニホルドは流体を各ノズルに送り、流体源が流体を流体マニホルドに供 給する。一対のガスノズルが各流体ノズルの両側に配設され、ノズルのオリフィ ス背後の流体ノズルに衝突する一対の対向ガス流を得るようにする。これらガス ノズルは好ましくは空気を放出する。流体マニホルド、流体ノズル及び空気ノズ ルはハウジングの中に配置されている。
【0010】 空気ノズルはそれぞれ各流体ノズルに近接して配設されたオリフィスを有し、 流体ノズルのオリフィスの背後の流体ノズルに衝突する空気の流れを得るように する。この空気ノズルは、各空気ノズルオリフィスからその対応流体ノズルまで の垂直距離が、空気が流体ノズルに衝突するまで空気の流れがその範囲をその空 気ノズルオリフィスの最小限の膨張で保持するのを可能とするよう、位置がきめ られる。各空気ノズルは、空気を射出し流体ノズルを出る流体と直接接触するこ となく流体ノズルオリフィスに近接する流体ノズルに衝突するような向きに配置 される。
【0011】 他の実施態様においては、流体ノズルは空気マニホルドの溝を通って突出して いる。空気ノズルを通って放出された空気の流れは、周囲の空気がこの溝を通っ て流体の流れの方向に引かれるようにし、流体ノズル近傍の停滞領域を減少させ また型の表面に流体が盛り上がるのを阻止する。他の実施態様として、送風機が 空気を溝を通って流体の流れの方向に放出し流体ノズル近傍の停滞領域を減少さ せるようにすることができる。
【0012】 このスプレー用型は、湿潤化流体を紙又は布のウエブ上に噴射して乾燥中に失 われる水分を制御された方法で元に戻すために用いることができる。このスプレ ー用型はまた静電防止剤、下塗り剤、剥離剤、飽和剤、接着剤、ペンキその他の 材料と共に用いるため塗装材料を噴射するのに用いることができる。これらの用 途は本考案のスプレー用型を適用することのできる多くの塗装用途のうちの2つ にすぎない。
【0013】
【実施例】
本考案の噴霧装置は基体上への制御された塗膜の非接触塗布のために用いるこ とができる。この塗膜は均一に又は非均一に、連続又は不連続とすることができ る。この塗膜は最小限の過剰噴霧と最大限の制御で塗布される。本考案のスプレ ー用型は現存する噴霧装置より非常に優れた改良を達成する。このスプレー用型 は典型的にはウエブ方向で浪費される塗装流体を10%以下とする。これは優れ た横ウエブ幅制御を可能にし清潔な縁を保持する。現存する重ね円錐形噴霧装置 においては、典型的には塗装流体の70%以上が過剰の重複を介して又は基体上 に放出されないことにより浪費される。
【0014】 この装置は、低粘性流体と共に、またこの装置の種々の構成部品が十分に加熱 された時は熱い溶融した材料と共に用いることができる。この噴霧装置は実質的 に均一な連続した流体の塗膜を基体に少しの塗膜重量の変動で塗布するスプレー 用型10である。このほかに、スプレー用型10は縞のような不連続の塗膜を塗 布するのに用いることができる。スプレー用型10は熱溶融材料、低粘性流体及 び水のような湿潤剤を含むことのある塗膜を施すのに用いるように以下に記載さ れる。塗装材料は静電防止剤、下塗り剤、剥離被膜剤、飽和剤、接着剤、ペンキ 又はその他の材料とすることができる。
【0015】 図1から3を参照すると、スプレー用型10は流体マニホルド12と流体マニ ホルド12に連結された複数の流体ノズル14とを含んでいる。空気ノズル16 のような一対のガスノズルが各流体ノズル14の近傍に配設される。空気ノズル 16が用いられるが、水蒸気(熱溶融接着剤用の)や窒素(水分活性化シリコン 用の)のようなその他のガスを用いることができる。空気ノズル16は空気マニ ホルド18からの出口として形成される。これらの主な構成要素は単に空気マニ ホルド18であるハウジング20の中に配設される。
【0016】 流体噴霧に関する制御を最も効果的にしかつ過剰噴霧と流体浪費を最小とする ため、空気ノズル16は、空気が流体ノズルオリフィス22の直ぐ背後の流体ノ ズル14に衝突するように空気を案内しなければならない。したがって、各空気 ノズル16は、空気が流体ノズル14と接触する後まで流体と接触することなく 流体ノズル14に衝突するよう空気を噴射する向きに配置される。理想的には、 空気は流体ノズル14とオリフィス22で接触するようにすべきである。空気が 流体ノズル14から出る流体に直接衝突したならば、過剰の流体拡散が無駄な霧 を生じるであろう。空気が流体ノズル14に流体ノズルオリフィス22の背後か ら離れすぎて衝突したならば、増大した空気の流れが所望の霧化を生み出すため に必要となるであろう。各空気ノズルオリフィス24からその対応流体ノズル1 4までの垂直距離は、空気が流体ノズル14に衝突するまで空気の流れが空気ノ ズルオリフィス24の範囲を最小の広がりで保持することができるように、選択 される。
【0017】 少なくとも1つの好ましくは複数の流体ノズル14が流体を基体上に噴射する 。これら流体ノズル14の間隔は所望のスプレーファンの大きさが得られるよう に選択される。流体ノズル14の配列線は基体走行方向にほぼ直角でありまた最 大所望幅の基体を塗装するのに十分な長さとすべきである。好ましくは、流体ノ ズル14は直線状に配置され相互に1.5cmの範囲で離間され2次元のスプレー ファンを生じるようにされる。各流体ノズル14の直径は噴射される流体の流速 と粘性とに関連して選択され、好ましくは流体ノズルオリフィス22は円形であ る。
【0018】 さらに、ノズル14内の流体の圧力は変えることができる。例えば、流体が小 滴に破砕され衝突空気により霧化され流体が噴霧として出てくる低圧力と高容量 で作動するのが好ましい。より高い圧力では、流体はノズル14から流れとして 出てくるであろう。臨界圧力より高い圧力では、流体は高圧力により生じた表面 の乱流のため空気の衝突なしでさえも噴霧としてノズル14から出てくるであろ う。
【0019】 流体ノズル14は好ましくは、詰まったり損傷したりしたノズル14を迅速か つ容易に取替えることのできるねじ28を用いて流体マニホルド12に取付けら れた取外し自在の先端の鈍いチューブ26である。これはまたノズル14を、異 なったオリフィス22の面積を有し異なった流体に適合し又は噴霧幅を変えるノ ズル14を用いるため、取替えることができるようにする。ゴム又はプラスチッ クのガスケット30が流体ノズル14を流体マニホルド12に対しシールする。 この締めつけ方法に関係なく、ノズル14は、ノズル14のオリフィス22から 流体マニホルド12と接触するチューブ26の基部32の平面までの決められた 距離が存在するような形状とすべきである。
【0020】 流体マニホルド12は孔又は溝とすることのできるハウジング20の開口の中 に取付けられる。ノズルオリフィス22から処理される基体までの距離は、ねじ 調節具39でハウジング20内部の流体マニホルド12の位置を調節することに より調節することができる。流体マニホルド12は流体を各流体ノズル14に流 体源から分配し、また2つのマニホルド部分36,38を含み流体の分配を向上 できるようにしている。流体源を出た流体は軸方向中心流体通路40を通って下 方マニホルド部分36に入る。流体が下方マニホルド部分36を充たした後、こ の流体は流体ノズル14へ進む前に上方マニホルド部分38を充たす。
【0021】 スプレー用型10の作動長さを変えるには種々の方法がある。最大幅より短い 幅の基体が塗装される時は、スプレー用型10は垂直線と角度をなしスプレー用 型10の作動長さを短くすることができる。これに代え、それぞれが異なった数 の流体ノズルチューブ26を有する(不使用流体ノズルの開口は栓をして)複数 の流体マニホルド12を、ハウジング20の中に置き塗装幅を変えるようにする ことができる。さらに、流体ノズルチューブ26は、所望の塗装幅に応じて流体 マニホルド12から取外され又は流体マニホルド12の中で取替えることができ る(不使用の流体ノズルの開口は栓をして)。さらに、スプレー用型10は、任 意の流体ノズル14を選択的に開いたり閉じたりして基体上への塗装被膜を変え るようにする弁(図示しない)を含むことができる。
【0022】 空気ノズル16は各流体ノズル14の両側に配設され、流体ノズルオリフィス 22の直ぐ背後の流体ノズル14に衝突する一対の対向する空気流が得られるよ うにする。これらの対向する空気流は、空気が流体ノズル14に反対側から対称 的に衝突し、比較的薄い流体ファン、すなわち動く基体を均一に塗装するための 最も効果的な形状をつくり出すようにする。空気ノズル16は得られる空気流が 相互に対向する限り、流体ノズル14の両側に物理的に位置させる必要はない。 用途に応じて、他の実施態様では、流体を一方の側に押すようになるが単一の空 気ノズル16を各流体ノズル14に用いることができる。さらに、2つより多い ノズル16を噴霧の所望大きさに応じて用いることができる。例えば、4つの空 気ノズル16を流体ノズル14の各側に2つづつ用いることができる。
【0023】 空気ノズル16は相互に中心から中心まで約0.3cmから0.4cmの間隔で離 間される。さらに、空気ノズルオリフィス24の断面積は塗膜として用いる流体 の特性に基づいて選択される。空気ノズルオリフィス24は円形であるが、図6 に最も良く示されているように、霧化された流体噴霧を平らにするためには矩形 の扁平なオリフィスが好ましい。扁平なオリフィス24の幅は0.25mmと0. 50mmの間の範囲とすることができ、また長さは典型的には3mmから7mmである 。この長さは意図される環境での過剰噴霧と空気の浪費を最小にするよう選択さ れる。ある用途においては流体ノズル14の全ての列の長さにわたって延びる単 一のオリフィスとして流体ノズル14の一側に全流体ノズル14のための空気ノ ズル16を形成することがまた有用である。
【0024】 空気ノズル16が空気を流体ノズル14に向かうよう導く角度は、射出される 噴霧又は流れの所望の幾何学的形状に応じて、噴射される流体の流速と粘性とに 関連して選択される。典型的には与えられた装置におけるこの角度は、調節可能 な空気ノズル16を用いることができるけれども、特定の用途のため注文で作ら れ決定される。流体ノズル16の軸線との間の角度は典型的には40°から60 °の範囲である。10°以下の角度では、流体を霧化させるための空気の衝突が 十分でなく噴射された流体は流れとなって出てくる。170°以上の角度では、 霧化しすぎ大きな流体の雲が現出しこれが流体を浪費することになる。好ましい 角度は45°から55°の範囲である。好適な角度範囲以下で、この装置は依然 として作用することができるが、同じ霧化レベルを得るためには増大した空気の 流速を必要とする。
【0025】 図1から3の実施態様では、空気ノズル16は、それ自体が3つの構成部品で 形成されスプレー用型のハウジング20として作用する空気マニホルド18の通 路として形成されている。この空気マニホルド18は基底部分42と2つの上方 部分44,46とを含み、空気ノズル16は型10の各側の基底部分42に近接 する上方部分44,46の内部に形成される。空気ノズル16は2つの空気通路 48,50から延出し、空気マニホルド18の各端部にある2つの空気入口52 ,54を通って空気が充たされる。これに代え、空気ノズル16は、以下に記載 される図4から7の実施態様に示されるように、空気マニホルド18から流体ノ ズル14に近接した空気ノズルオリフィス24へと延びる堅い又は可撓のチュー ブ66とすることができる。
【0026】 型の面56は好ましくは、流体ノズル14がこの型面56の隣接部分を越えて 延出するように形成される。この隣接部分は、空気ノズル16からの空気の流れ の走行方向に平行な角度をなす壁58によって区画されている。さらに流体ノズ ル14と空気ノズル16の境界線はスプレー型面56の外側平面からさらに引込 んだ凹面60であり、流体ノズルオリフィス22が凹面60の平面より下方に位 置するようになっている。これは、スプレー用型10が、保管、輸送及びその他 の不使用の間ノズル14,16を保護するカバー62を受け入れることができる ようにする。所定位置にある時、このカバーはスプレー型面56の外側平面と同 一平面上にある。
【0027】 図1から3の実施態様では、流体ノズル14はハウジング20の中に個々の開 口を通って最小の隙間で配設される。この装置は、スプレー用型10が水で基体 を湿らせるのに、又は型面56上に堆積したときスプレー用型10の作用に影響 を及ぼさない流体で塗装するのに用いられる。
【0028】 図4から7を参照すると、スプレー用型10′は図1から3のものと同様であ り、そして複数の流体ノズル14で終わる流体マニホルド12と、各流体ノズル 14に近接して配設された一対の空気ノズル16で終わっている空気マニホルド 18とを含んでいる。空気ノズル16は、空気が流体ノズルオリフィス22の直 ぐ背後の流体ノズル14に衝突するように空気を導く。流体ノズル14はねじ2 8を用いて流体マニホルド12に取付けられた取外し自在のチューブ26を含ん でいる。
【0029】 この実施態様は図1から3の実施態様とは、スプレー用型10′の流体ノズル 14が、流体ノズル14と溝の壁との間に流体ノズル14の周りに空間をもたら すハウジング20の溝64の中に取付けられている点で相違している。空気ノズ ル16を通って放出される空気の流れは周囲の空気が溝64を通って流体の流れ の方向に引かれるようにする。これは渦をなくし流体ノズル14の近傍の停滞領 域を減少し型面56上に流体の盛り上がるのを阻止する。図7は流体ノズル14 と空気ノズル16とを示す溝64の底面図である。さらなる実施態様として、送 風機が空気を放出し流体の流れの方向に溝64を通る一定の流れを保持し流体ノ ズル14近傍の停滞領域を減少させるようにすることができる。
【0030】 実質的に均一な連続した流体の被膜を基体上に均一に塗布する方法は、流体を 流体マニホルド12から各ノズル14に輸送すること、流体を基体上に流体ノズ ル14を通って噴出させること、及び空気ノズル16を用いて流体ノズル14の オリフィス22の背後の各流体ノズル14に一対の対向する空気の流れを衝突さ せ2次元のスプレーファンをつくり出すことを含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスプレー用型の側面を切欠いた部分切
断正面図である。
【図2】図1のスプレー用型の切断側面図である。
【図3】図1のスプレー用型の拡大した細部の断面図で
ある。
【図4】本考案の他の実施態様のスプレー用型の一部切
断側面図である。
【図5】図4のスプレー用型の流体及び空気オリフィス
の一部切断側面図である。
【図6】図4のスプレー用型の前面図である。
【図7】図4のスプレー用型のノズル溝の底面図であ
る。
【符号の説明】
10…スプレー用型 12…流体マニホルド 14…流体ノズル 16…空気ノズル 18…空気マニホルド 20…ハウジング 22…流体ノズルオリフィス 24…空気ノズルオリフィス 64…溝 68…流体源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 シヤロン ワン アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし)

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に制御された流体の塗膜を基体上
    に塗布するための低圧高容量のスプレー用型(10)で
    あって、ハウジング(20)と、ハウジング(20)の
    中に取付けられ流体を基体上に噴射するオリフィス(2
    2)を有する少なくとも1つの流体ノズル(14)と、
    ハウジング(20)の中に取付けられ流体を各流体ノズ
    ル(14)に分配する流体マニホルド(12)と、ハウ
    ジング(20)の中に取付けられ各流体ノズル(14)
    に近接して配設されたオリフィス(24)を有する少な
    くとも1つのガスノズル(16)であって、流体ノズル
    (14)のオリフィス(22)の背後の流体ノズル(1
    4)に衝突するガスの流れをもたらし、それによりガス
    の流れが流体ノズルと接触するまで実質的に全てのガス
    が流体と接触しないようにし、各ガスノズルのオリフィ
    ス(24)から対応の流体ノズル(14)までの垂直距
    離が、流体ノズル(14)にガスが衝突して噴霧された
    流体の霧化された小滴を形成するまでガスの流れの範囲
    をガスノズルのオリフィス(24)の範囲として保持す
    るのを助けるよう、調節されるようにしている、少なく
    とも1つのガスノズル(16)とを具備してなるスプレ
    ー用型。
  2. 【請求項2】 各流体ノズル(14)の両側に配設され
    一対の対向するガスの流れをつくり出すようにする一対
    のガスノズル(16)をさらに具備している請求項1に
    記載のスプレー用型。
  3. 【請求項3】 各流体ノズル(14)の直径が噴射され
    る流体の流速と粘性とに関連して調節される請求項1に
    記載のスプレー用型。
  4. 【請求項4】 各ガスノズル(16)の形状と角度が噴
    射される流体の流速と粘性とに関連して調節される請求
    項3に記載のスプレー用型。
  5. 【請求項5】 複数の流体ノズル(14)がハウジング
    (20)の中に取付けられている請求項1に記載のスプ
    レー用型。
  6. 【請求項6】 流体ノズル(14)が流体マニホルド
    (12)に取外し自在に取付けられている請求項5に記
    載のスプレー用型。
  7. 【請求項7】 ハウジング(20)が溝(64)を有
    し、流体ノズル(14)が溝(20)を通って取付けら
    れ、ガスノズル(16)を通って放出されたガスの流れ
    が、周囲の空気を溝(64)を通って流体の流れの方向
    に引込み流体ノズル(14)の近傍の停滞領域を減少さ
    せハウジング(20)の面上に流体が盛り上がるのを阻
    止するようにしている請求項5に記載のスプレー用型。
  8. 【請求項8】 流体ノズル(14)が直線状に配設さ
    れ、所定の幅に沿って2次元のスプレーファンを生じる
    ようにし、さらに流体を流体マニホルド(12)に供給
    する流体源(68)と、ハウジング(20)の中に取付
    けられガスをガスノズル(16)の各々に送るためのガ
    スマニホルド(18)とを具備している請求項5に記載
    のスプレー用型。
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