JPS6227246Y2 - - Google Patents

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JPS6227246Y2
JPS6227246Y2 JP1981099342U JP9934281U JPS6227246Y2 JP S6227246 Y2 JPS6227246 Y2 JP S6227246Y2 JP 1981099342 U JP1981099342 U JP 1981099342U JP 9934281 U JP9934281 U JP 9934281U JP S6227246 Y2 JPS6227246 Y2 JP S6227246Y2
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compressed air
air supply
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水等の液体を噴霧する噴霧装置に関す
る。
従来、美容院等で用いて便利な理美容機器が知
られており、この理美容機器には水、トリートメ
ント液、コールド液等の液体を毛髪にスプレーす
るための噴霧装置が装備されている。
この種噴霧装置としては、従来圧縮空気を流通
させることにより生じさせた負圧によりボトル内
に貯留された液体を吸い上げて霧状にする構造で
あるが、このものでは細い霧状の液体を得ること
はできるが噴霧量が少なく、毛髪にまんべんなく
前記液体を噴霧するのに時間が長くかかると共に
液体が細い霧状であるため毛髪に液体が浸透する
のが遅く、実用的ではなかつた。
特にコンプレツサーを用いて圧縮空気を得るよ
うにした電動式のものでは上記欠点が顕著であつ
た。
そこで、本考案者は以上のような従来の実情に
鑑み、第2図に示すような液体が貯留されたボト
ル14内に圧縮空気を送り込み、該ボトル14内
の液体を押し出してノズル17Aから噴出させる
ことにより荒い霧状で噴出量の多い液体噴霧状態
を得るようにした噴霧装置を案出した。
かかる噴霧装置は理美容機器においては複数用
意され、単一のコンプレツサーからの圧縮空気を
該コンプレツサーの圧縮空気管から分岐した複数
の圧縮空気チユーブを介して夫々の噴霧器に供給
するようになつている。
上記圧縮空気チユーブには、各噴霧器上流側に
その通路の開閉を行う開閉弁と該開閉弁の上流側
に位置する圧力調整孔部とが介装されている。
この圧力調整孔は複数の噴霧器が同時使用でき
かつ各噴霧器が通常必要な噴霧力となるように圧
縮空気の圧力調整を行う通路開口面積に形成して
ある。
しかし、上述のような構成の噴霧装置では、上
述のように複数の噴霧器を同時使用できるが、単
一の圧力調整孔でコンプレツサーの圧縮空気圧力
を調整しているためあらかじめ設定された単一の
圧力でしか噴霧状態を得ることができず該コンプ
レツサーの最大圧縮空気圧力そのままを使用でき
ずコンプレツサーを最大限に使用することができ
ない。この結果、強い噴霧力を得たい場合にこれ
を行えず、使用範囲が狭いという欠点があつた。
そこで、本考案は以上のような従来の実情に鑑
み、複数の噴霧器夫々のボトルに圧縮空気供給源
から分岐させた複数の圧縮空気供給通路を連通さ
せる一方、圧縮空気供給源からボトルまでの圧縮
空気供給系路に、複数のボトルへの圧縮空気圧力
が夫々同一又は異なる複数の設定値に調節可能な
圧力調整弁を介装したことにより、複数の噴霧器
を同時使用できると共にコンプレツサー等圧縮空
気供給源の最大圧力を使用して大きな噴霧力が得
られる等各種の使用目的に充分対応できる等の特
徴を有する噴霧装置を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を第1図〜第9図に基
づいて説明する。
第1図は理美容機器に示す図で、図中1は4本
の脚2に夫々キヤスター3が付けられたワゴン、
5はこのワゴン1の下部に支持された構成部品収
納部で、内部には外部から空気を吸引する送風機
4と本考案に係る噴霧器における圧縮空気供給装
置としてのコンプレツサー8が夫々収納されてい
る。7はワゴン1上部に設けられた上ケース体
で、中央に平坦な載置部9、これをはさんで一方
に傾斜面の操作部10と他方に後述する噴霧器の
ボトル受け11が夫々形成されている。
12は髪の乾燥等を行うためのロールハンドル
である。
そして、13は本考案の一例を示す噴霧器であ
る。
かかる噴霧器は第2図に示すように構成されて
いる。
図において、14は水等の液体Aが貯留される
ボトルで、上端に瓶口状の開口部14Aを有して
いる。15は前記ボトル14の上端開口部14A
に装着されるヘツドで、下端の凹所15A内周に
設けられためねじ部15aをボトル15の開口部
14A外周に設けられたおねじ部14aに嵌合す
ることにより着脱自由に装着される。16はヘツ
ド15の凹所15A内端面とボトル14の開口部
14A上端面との間に介装されるリング状パツキ
ン、17はヘツド15側端部に装着されるノズル
部材で、17Aはノズルである。このノズル部材
17は外周に設けられたおねじ部17aをヘツド
15側端部の凹所15B内周に設けられめねじ部
15bに嵌合することにより装着される。18は
ノズル部材17内周にねじ嵌合して取り付けられ
た噴霧状態調整用のねじ、19はヘツド15の凹
所15B内空間とボトル14内上部空間とを連通
する送液路で、該ボトル14内上部空間との連通
口15Cには、20の送液管の上端開口部20A
が差し込み連結されている。この送液管20は上
記連結部からボトル14内を垂直下方に延び、下
端開口部20Bがボトル14内底面近傍に位置し
て液体A中に開口している。26は調整ねじ27
によつて通路断面積を調整可能な空気導入孔で、
ボトル14内から圧縮空気の一部を送液路19に
導入し、その空気量によつて噴霧粒子の大きさを
調整するようになつている。21はヘツド15の
上端から下端へと貫通して設けられ、ボトル14
内空間と外部空間とを連通する空気にがし孔、2
2はヘツド15の側端部に前記空気にがし孔21
と連通して設けられた連通口15D内周に着脱自
由に圧入連結されたコネクターで、圧縮空気チユ
ーブ23が連結される。
この圧縮空気チユーブ23は第1図に示すコン
プレツサー8に接続された圧縮空気管24から2
叉に分岐した圧縮空気チユーブ(第3図23′)
に接続され、この接続は同図に示す如く上ケース
体7に支持された25の接続金具を介して行われ
る。
かかる構成の噴霧装置において、第1図のコン
プレツサー8からの圧縮空気を圧縮空気管24及
び圧縮空気チユーブ23を介してヘツド15の空
気にがし孔21に導入する。ここで、該空気にが
し孔21の上端開口部21Aを指等で塞ぐと、圧
縮空気はボトル14内に供給され、液体Aを送液
管20内に押し出す。押し出された液体は送液管
20内から送液路19、凹所15Bを経てノズル
部材17のノズル17Aから霧状に噴出される。
前記空気にがし孔21の上端開口部21Aからこ
れを塞いでいる指等を外せば該空気にがし孔21
から圧縮空気が外部に逃げ噴霧はされなくなる。
かかる構成の噴霧装置において、本実施例では
圧縮空気源から複数に分岐した圧縮空気供給通路
の該分岐部に、複数のボトルへの圧縮空気圧力を
夫々同一又は異なる設定値に調整可能な圧力調整
弁を介装する。
即ち、本実施例において上記圧力調整弁は圧縮
空気管24と図示しない2叉に分岐した圧縮空気
チユーブ(第3図23′)との接続部に介装さ
れ、この圧力調整弁35は第3図に示すような構
造になつている。
第3図において、28は開閉弁本体で、一側端
部に形成されたボス部28Aが第1図に示した上
ケース体7側壁部に支持穴7aに貫通され、該ボ
ス部28A外周のおねじ部28aにねじ嵌合した
ナツト29を座金30を介して締め付けることに
より上ケース体7側壁部に固定支持されている。
31は開閉弁本体28内に設けられた圧縮空気
通路で、ボス部28A側の開口端部には接続パイ
プ28Bが圧入接続された前述した圧縮空気管2
4が接続されている。反ボス部28A側の圧縮空
気通路31の開口部は上流側から下流側にかけて
通路断面積が徐々に拡がる形状に拡大形成され、
その内側には32の円すい台状の弁体が配設され
ている。
この弁体32はその大径部側端面が本体28端
部にねじ嵌合されたバルブ押え33によりリング
シール34を介し押えされて前記通路31内拡大
部において回動自由に支持され、大径部側端部に
は36の回動操作用ハンドルが本体28外部に突
出した状態で装備されている。
弁体32は第4図に示す如くその中心部に圧縮
空気通路31と連通する中央孔32Aを有してい
る。この中央孔32Aは一端が弁体32の小径部
側端面に開口し、他端は閉塞されている。更に弁
体32には中央孔32Aと連通する4つの圧力調
整孔32B,32C,32D,32Eをその中心
軸と直角な方向に有し、圧力調整孔32Bと32
Cは中央孔32Aと同径の大径孔に、他方の圧力
調整孔32D,32Eは小径孔に形成され、上記
孔32B,32Cは夫々弁体32中心から半径方
向に延び180゜の角度ずれて設けられており、孔
32D,32Eは同様に弁体32中心から半径方
向に延び、一方の孔32Dは前記大径の孔32B
に対し45゜の角度ずれ、該孔32Dと32Eとは
90゜の角度ずれて設けられている。28Cは本体
28の反ボス部28A側外周壁に開口された2つ
の圧縮空気出口で、90゜の角度ずれて設けられ
夫々接続パイプ28Dが圧入接続され、該接続パ
イプ28Dには夫々一端がボトル14内空間と連
通する圧縮空気チユーブ23に接続された圧縮空
気チユーブ23′の他端に接続されている。
次にかかる構成の圧力調整弁35の使用につい
て説明する。
即ち、噴霧器13,13を同時使用する場合に
は圧力調整弁35の操作用ハンドル36の回動操
作により第3図Bに示す如く2つの小径なる圧力
調整孔32D,32Eを2つの噴霧器13,13
への圧縮空気出口28Cに合致させると、コンプ
レツサー8からの圧縮空気が圧力調整孔32D,
32Eを通つてあらかじめ設定された通常使用の
噴霧器使用の圧力に調整されて各噴霧器13,1
3に供給され該噴霧器13,13は同時に噴霧が
得られる。
一方、例えば弁体32を第3図Bに示す位置か
ら図示矢印方向に45゜回動すると大径な圧力調整
孔32Bのみが一方の噴霧器13への圧縮空気出
口28Cと合致する。この時はコンプレツサー8
からの高圧の圧縮空気が圧力調整孔32Bを通つ
て大きな噴霧力使用の大きな圧力に調整されて一
方の噴霧器13に調整され、一方の噴霧器13の
みに噴霧が得られる。この場合、噴霧器13はコ
ンプレツサー8の最大圧力を利用して大きな噴霧
力、量を得られることとなる。
尚、圧力調整孔32Cを他方の噴霧器13への
圧縮空気出口28Cと合致させれば、コンプレツ
サー8からの圧縮空気はこの圧力調整孔32Cを
通つてやはり高い圧力に調整されて他方の噴霧器
13のみの大きい噴霧力の噴霧を得られる。
以上の構成によれば圧力調整弁35における圧
力調整孔の組み合わせによつてこの噴霧器を通常
使用の噴霧で同時使用できることは勿論のこと1
つの噴霧器をコンプレツサーの最大圧力を使用し
て噴霧力が強く噴霧量の多い噴霧状態で使用で
き、使用目的によつて噴霧器を使い分けることが
できる。又、かかる実施例によれば、特に、1個
所の圧力調整弁35の単一操作で噴霧器13の使
用状態を変化させることができるので、部品数が
少なく、操作に手間が掛からず、使用性に優れて
いる。
尚、本考案は本実施例に限らず、その他複数の
ボトル14夫々への圧縮空気供給通路に夫々複数
の設定圧に調整可能な圧力調整弁を介装した構成
でも良く、要は、圧縮空気供給源からボトルまで
の圧縮空気供給系路に、複数のボトルへの圧縮空
気圧力が夫々同一又は異なる複数の設定値に調整
可能な圧力調整弁を介装した構成であれば良い。
この場合では、圧力調整弁は単一の通路の開閉
等で圧力調整を行う構成のもので良いので、構造
が簡単となる。
以上説明したように、本考案によれば噴霧器
夫々のボトルに圧力空気供給源から分岐させた複
数の圧縮空気供給通路を連通させる一方、圧縮空
気供給源からボトルまでの圧縮空気供給系路に、
複数のボトルへの圧縮空気圧力が夫々同一又は異
なる複数の設定値に調整可能な圧力調整弁を介装
した簡単な改良により、複数の噴霧器を同時使用
できると共に圧縮空気供給源の最大圧力を使用し
て大きな噴霧力、量を得られる等各種の使用目的
に充分対応でき、使用範囲が広いという実用的な
効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る噴霧装置を適用した理美
容機器を示す斜視図、第2図は同上の噴霧器の縦
断面図、第3図は同上の噴霧器に使用した圧力調
整弁の構造を示す図で、第3図Aは縦断面図、第
3図Bは第2図A中C−C矢視断面図、第4図は
同上の開閉弁における弁体を示す図で、第4図A
は縦断正面図、第4図Bは第4図A中A−A矢視
断面図である。 8……コンプレツサー、13……噴霧器、14
……ボトル、15……ヘツド、17A……ノズ
ル、20……送液管、23……圧縮空気チユー
ブ、24……圧縮空気管、35……圧力調整弁、
32……弁体、32B,32C,32D,32E
……圧力調整孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液体が貯留される密閉可能なボトルと、該ボ
    トル内の液面下と連通する噴霧ノズルと、を備
    えた噴霧器を複数設け、該噴霧器夫々のボトル
    に圧縮空気供給源から分岐させた複数の圧縮空
    気供給通路を連通させる一方、圧縮空気供給源
    からボトルまでの圧縮空気供給系路に、複数の
    ボトルへの圧縮空気圧力が夫々同一又は異なる
    複数の設定値に調整可能な圧力調整弁を介装し
    たことを特徴とする噴霧装置。 (2) 圧力調整弁は、圧縮空気供給通路の分岐部に
    配設され、複数の圧縮空気供給通路が夫々同時
    に小さい通路開口面積となる開弁位置と、少な
    くとも1つの圧縮空気供給通路が大きい通路開
    口面積となる開弁位置とに選択切換可能な構成
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の噴
    霧装置。 (3) 圧力調整弁は、複数の圧縮空気供給通路夫々
    に配設され、夫々開弁位置において大小2つの
    通路開口面積に選択切換え可能な構成である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の噴霧装置。
JP9934281U 1981-07-03 1981-07-03 噴霧装置 Granted JPS586759U (ja)

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JP9934281U JPS586759U (ja) 1981-07-03 1981-07-03 噴霧装置

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JP9934281U JPS586759U (ja) 1981-07-03 1981-07-03 噴霧装置

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JPS586759U JPS586759U (ja) 1983-01-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3014650B1 (fr) * 2013-12-18 2015-12-18 Oreal Tete de distribution d'un produit cosmetique, dispositif et procede associes

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5699340A (en) * 1980-01-09 1981-08-10 Fuji Photo Film Co Ltd Color image stabilizing method to provide color fastness to light

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JPS586759U (ja) 1983-01-17

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