JPH05230827A - 連続壁造成工法及びその装置 - Google Patents
連続壁造成工法及びその装置Info
- Publication number
- JPH05230827A JPH05230827A JP3537392A JP3537392A JPH05230827A JP H05230827 A JPH05230827 A JP H05230827A JP 3537392 A JP3537392 A JP 3537392A JP 3537392 A JP3537392 A JP 3537392A JP H05230827 A JPH05230827 A JP H05230827A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- improvement material
- ground
- excavator
- continuous wall
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- Pending
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 掘削孔から溢れ出す汚泥を地面中に再度注入
して、産業廃棄物である汚泥処理を軽減させることがで
きる。 【構成】 地面を掘削して掘削孔(9) を穿設し、かつ同
掘削孔(9) 内に地盤改良材(a) を注入する掘削機(2)
と、地盤改良材(a) を掘削機(2) に送る改良材供給装置
(3) と、地面上の掘削孔(9) から溢れ出す汚泥(b) を回
収する汚泥回収装置(4) と、同汚泥(b) を再生して、掘
削機(2) に注入するする汚泥再生装置(5) とを具備し、
さらに、汚泥再生装置(5) において、改良材供給装置
(3) からの地盤改良材(a) を回収した汚泥(b) 中に混合
して、汚泥(b) の調節を行う。
して、産業廃棄物である汚泥処理を軽減させることがで
きる。 【構成】 地面を掘削して掘削孔(9) を穿設し、かつ同
掘削孔(9) 内に地盤改良材(a) を注入する掘削機(2)
と、地盤改良材(a) を掘削機(2) に送る改良材供給装置
(3) と、地面上の掘削孔(9) から溢れ出す汚泥(b) を回
収する汚泥回収装置(4) と、同汚泥(b) を再生して、掘
削機(2) に注入するする汚泥再生装置(5) とを具備し、
さらに、汚泥再生装置(5) において、改良材供給装置
(3) からの地盤改良材(a) を回収した汚泥(b) 中に混合
して、汚泥(b) の調節を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地面の掘削孔から溢れ
出す汚泥を地面中に再度注入して、産業廃棄物である汚
泥処理を軽減させることができる連続壁造成工法及びそ
の装置に関する。
出す汚泥を地面中に再度注入して、産業廃棄物である汚
泥処理を軽減させることができる連続壁造成工法及びそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、連続壁造成工法としては、掘削機
によって地面に掘削孔を穿設し、同掘削孔中に、スラリ
ー状の地盤改良材を注入撹拌して、この混練物の硬化に
より地面硬度を高める方法がある。上記の工法では、掘
削孔内に回転軸を配設し、同回転軸の先端部から地盤改
良材を注入しながら回転軸の先端に設けた撹拌羽で同改
良材と掘削土とを撹拌し、さらに、同回転軸には、改良
材供給装置を接続し、掘削孔中に地盤改良材を注入する
ようにしている。
によって地面に掘削孔を穿設し、同掘削孔中に、スラリ
ー状の地盤改良材を注入撹拌して、この混練物の硬化に
より地面硬度を高める方法がある。上記の工法では、掘
削孔内に回転軸を配設し、同回転軸の先端部から地盤改
良材を注入しながら回転軸の先端に設けた撹拌羽で同改
良材と掘削土とを撹拌し、さらに、同回転軸には、改良
材供給装置を接続し、掘削孔中に地盤改良材を注入する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の連続壁
造成工法は、以下のような課題を有していた。即ち、そ
の作業中において、撹拌羽による撹拌の際に、回転軸か
ら掘削孔中に注入した地盤改良材と掘削土とが混ざった
汚泥として、同掘削孔から溢れ出ており、しかも、多量
の汚泥が溢れ出ていた。さらに、上記の汚泥は、固化す
ると産業廃棄物となり、特殊処理場に持ち込んで、特殊
処理によって処分されており、その処理に多大の経費が
かかっていた。
造成工法は、以下のような課題を有していた。即ち、そ
の作業中において、撹拌羽による撹拌の際に、回転軸か
ら掘削孔中に注入した地盤改良材と掘削土とが混ざった
汚泥として、同掘削孔から溢れ出ており、しかも、多量
の汚泥が溢れ出ていた。さらに、上記の汚泥は、固化す
ると産業廃棄物となり、特殊処理場に持ち込んで、特殊
処理によって処分されており、その処理に多大の経費が
かかっていた。
【0004】また、汚泥を処理する際には、掘削孔の近
傍に、汚泥溜部を設けて、同溜部に掘削孔からの汚泥を
導き、そして、同溜部で汚泥を固化させており、上記の
固化作業の他に、固化した汚泥の回収作業を行う必要が
あり、その為に、連続壁造成工法そのものを非常に煩雑
なものとしていた。
傍に、汚泥溜部を設けて、同溜部に掘削孔からの汚泥を
導き、そして、同溜部で汚泥を固化させており、上記の
固化作業の他に、固化した汚泥の回収作業を行う必要が
あり、その為に、連続壁造成工法そのものを非常に煩雑
なものとしていた。
【0005】本発明は、上記の課題を解決する連続壁造
成工法及びその装置を提供することを目的とする。
成工法及びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】本発明では、掘削機で
地面を掘削し、その掘削孔中において、同掘削機の先端
部より地盤改良材を注入するとともに、同改良材と掘削
土とを撹拌して、地面を固化させる連続壁造成工法にお
いて、地盤改良材の注入時に掘削孔から溢れ出る汚泥を
回収するとともに、回収した汚泥を掘削孔中に再注入す
ることを特徴とする連続壁造成工法を提供するものであ
る。
地面を掘削し、その掘削孔中において、同掘削機の先端
部より地盤改良材を注入するとともに、同改良材と掘削
土とを撹拌して、地面を固化させる連続壁造成工法にお
いて、地盤改良材の注入時に掘削孔から溢れ出る汚泥を
回収するとともに、回収した汚泥を掘削孔中に再注入す
ることを特徴とする連続壁造成工法を提供するものであ
る。
【0007】また、本発明は、掘削孔から溢れ出る汚泥
を回収するとともに、同汚泥中に地盤改良材を混入し
て、その調節を行い、調節した汚泥を掘削機から掘削孔
中に再注入することを特徴としている。
を回収するとともに、同汚泥中に地盤改良材を混入し
て、その調節を行い、調節した汚泥を掘削機から掘削孔
中に再注入することを特徴としている。
【0008】また、本発明では、地面を掘削して掘削孔
を穿設し、かつ同掘削孔内に地盤改良材を注入する掘削
機と、地盤改良材を掘削機に送る改良材供給装置と、地
面上の掘削孔から溢れ出す汚泥を回収する汚泥回収装置
と、同汚泥を再生して、掘削機に注入する汚泥再生装置
とを具備することを特徴とする連続壁造成装置を提供す
るものである。
を穿設し、かつ同掘削孔内に地盤改良材を注入する掘削
機と、地盤改良材を掘削機に送る改良材供給装置と、地
面上の掘削孔から溢れ出す汚泥を回収する汚泥回収装置
と、同汚泥を再生して、掘削機に注入する汚泥再生装置
とを具備することを特徴とする連続壁造成装置を提供す
るものである。
【0009】また、本発明の汚泥再生装置は、回収した
汚泥と、改良材供給装置からの地盤改良材とを混合し
て、汚泥調節を行うことを特徴としている。
汚泥と、改良材供給装置からの地盤改良材とを混合し
て、汚泥調節を行うことを特徴としている。
【0010】
【発明の効果】本発明では、掘削機の掘削刃を回転させ
て、地面に掘削孔を穿設し、同掘削孔中の掘削機の回転
軸を介して、改良材供給装置から同回転軸の先端部に設
けたノズルよりスラリー状の地盤改良材を注入する。そ
して、掘削孔中において、回転軸の撹拌羽によって、地
盤改良材と掘削土とを撹拌して、その硬化によって連続
壁の造成を行う。
て、地面に掘削孔を穿設し、同掘削孔中の掘削機の回転
軸を介して、改良材供給装置から同回転軸の先端部に設
けたノズルよりスラリー状の地盤改良材を注入する。そ
して、掘削孔中において、回転軸の撹拌羽によって、地
盤改良材と掘削土とを撹拌して、その硬化によって連続
壁の造成を行う。
【0011】しかも、その作業中において、地盤改良材
の注入に伴って、掘削孔より改良材が混ざった汚泥が溢
れ、その汚泥を汚泥再生装置に回収する。
の注入に伴って、掘削孔より改良材が混ざった汚泥が溢
れ、その汚泥を汚泥再生装置に回収する。
【0012】次いで、汚泥再生装置において、回収した
汚泥を濾過して、異物を除去し、さらに、汚泥中に、改
良材供給装置からの地盤改良材を混入して、その調節を
行い、再度、その汚泥を汚泥再生装置から掘削機より掘
削孔中に注入し、汚泥と掘削土とを撹拌して連続壁の造
成を行う。
汚泥を濾過して、異物を除去し、さらに、汚泥中に、改
良材供給装置からの地盤改良材を混入して、その調節を
行い、再度、その汚泥を汚泥再生装置から掘削機より掘
削孔中に注入し、汚泥と掘削土とを撹拌して連続壁の造
成を行う。
【0013】このように、本発明によれば、作業中に発
生する汚泥量を減少させて、汚泥による産業廃棄物の処
理を軽減することができ、また、現場における煩雑な産
業廃棄物の処理作業等も不要とすることができる。
生する汚泥量を減少させて、汚泥による産業廃棄物の処
理を軽減することができ、また、現場における煩雑な産
業廃棄物の処理作業等も不要とすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を参照しながら説明す
ると、図1において、1は連続壁造成装置を示し、同造
成装置1は、地面Gを掘削し、かつ地盤改良材aを噴出
する掘削機2と、地盤改良材aを掘削機2に送る改良材
供給装置3と、地面G上の掘削孔から溢れ出す汚泥bを
回収する汚泥回収装置4と、同汚泥bを再生して、掘削
機2に注入する汚泥再生装置5とを具備している。
ると、図1において、1は連続壁造成装置を示し、同造
成装置1は、地面Gを掘削し、かつ地盤改良材aを噴出
する掘削機2と、地盤改良材aを掘削機2に送る改良材
供給装置3と、地面G上の掘削孔から溢れ出す汚泥bを
回収する汚泥回収装置4と、同汚泥bを再生して、掘削
機2に注入する汚泥再生装置5とを具備している。
【0015】そこで、上記の連続壁造成装置1の掘削機
2の構成について詳説する。即ち、掘削機2は、移動装
置(図示せず)のリーダに昇降自在に取付けるオーガ6
に、複数の回転軸7を垂設するとともに、同回転軸7の
先端部に掘削刃8を取付けている。そして、掘削刃8に
よって地面Gを掘削して、同地面に掘削孔9を穿設する
ものである。
2の構成について詳説する。即ち、掘削機2は、移動装
置(図示せず)のリーダに昇降自在に取付けるオーガ6
に、複数の回転軸7を垂設するとともに、同回転軸7の
先端部に掘削刃8を取付けている。そして、掘削刃8に
よって地面Gを掘削して、同地面に掘削孔9を穿設する
ものである。
【0016】また、回転軸7の下端部には、地中を撹拌
する撹拌羽10を取付けており、掘削孔9中において、同
撹拌羽10により後述する地盤改良材aと掘削土とを撹拌
混合して、その混練物の硬化させて連続壁の造成を行う
ものである。
する撹拌羽10を取付けており、掘削孔9中において、同
撹拌羽10により後述する地盤改良材aと掘削土とを撹拌
混合して、その混練物の硬化させて連続壁の造成を行う
ものである。
【0017】さらに、掘削機2のオーガ6には、各回転
軸7に連通した注入口11を設けるとともに、同注入口11
に改良材供給装置3が接続されている。かかる改良材供
給装置3は、図1に示すように、ベントナイト、水及び
セメントの各タンクに接続された計量器12と、上記の材
料を混合してスラリー状の地盤改良材aとするミキサー
13と、改良材の調節を行う撹拌器14と、同撹拌器14に接
続された改良材用ポンプ15とを具備している。
軸7に連通した注入口11を設けるとともに、同注入口11
に改良材供給装置3が接続されている。かかる改良材供
給装置3は、図1に示すように、ベントナイト、水及び
セメントの各タンクに接続された計量器12と、上記の材
料を混合してスラリー状の地盤改良材aとするミキサー
13と、改良材の調節を行う撹拌器14と、同撹拌器14に接
続された改良材用ポンプ15とを具備している。
【0018】さらに、改良材用ポンプ15には、注入パイ
プ16を介してオーガ6に設けた回転軸7の注入口11を連
通連結し、回転軸7の先端部に設けたノズルから掘削孔
9中に地盤改良材aを噴出して、改良材供給装置3から
の地盤改良材aの注入を行うようにしている。
プ16を介してオーガ6に設けた回転軸7の注入口11を連
通連結し、回転軸7の先端部に設けたノズルから掘削孔
9中に地盤改良材aを噴出して、改良材供給装置3から
の地盤改良材aの注入を行うようにしている。
【0019】本実施例では、図1に示すように、オーガ
6に設けた回転軸7のうち左右側部回転軸7に、改良材
供給装置3を接続するようにしている。
6に設けた回転軸7のうち左右側部回転軸7に、改良材
供給装置3を接続するようにしている。
【0020】次いで、汚泥回収装置4は、地面G上で、
かつ掘削孔9の周りに、溢れ出す汚泥b用の溜溝17を形
成するとともに、同溜溝17に、汚泥回収用ポンプ18を接
続するとともに、同ポンプ18に、汚泥搬送パイプ19を介
して汚泥再生装置5を連通連結して、同汚泥再生装置5
に汚泥bを送るようにしている。
かつ掘削孔9の周りに、溢れ出す汚泥b用の溜溝17を形
成するとともに、同溜溝17に、汚泥回収用ポンプ18を接
続するとともに、同ポンプ18に、汚泥搬送パイプ19を介
して汚泥再生装置5を連通連結して、同汚泥再生装置5
に汚泥bを送るようにしている。
【0021】かかる汚泥再生装置5は、汚泥b中の異物
を除去する濾過器20と、汚泥bの容積検定器21と、汚泥
調節用撹拌器22と、汚泥注入ポンプ23とを具備してい
る。そして、汚泥注入ポンプ23に、汚泥注入パイプ24を
介してオーガ6に設けた回転軸7の注入口11を連通連結
して、汚泥bを中央の回転軸7から注入するようにして
いる。なお、20a は汚泥bより分離された異物収納器を
示す。
を除去する濾過器20と、汚泥bの容積検定器21と、汚泥
調節用撹拌器22と、汚泥注入ポンプ23とを具備してい
る。そして、汚泥注入ポンプ23に、汚泥注入パイプ24を
介してオーガ6に設けた回転軸7の注入口11を連通連結
して、汚泥bを中央の回転軸7から注入するようにして
いる。なお、20a は汚泥bより分離された異物収納器を
示す。
【0022】また、汚泥調節用撹拌器22中には、品質検
査器25に接続されたセンサ26を取付けるとともに、同撹
拌器22に、調節用ポンプ27を介して改良材供給装置3の
撹拌器14からの調節用パイプ28を接続し、品質検査器25
からの信号に基づいて調節用ポンプ27を作動して、撹拌
器14から地盤改良材aを汚泥調節用撹拌器22内に混入し
て、汚泥bの調節を行うようにしいる。
査器25に接続されたセンサ26を取付けるとともに、同撹
拌器22に、調節用ポンプ27を介して改良材供給装置3の
撹拌器14からの調節用パイプ28を接続し、品質検査器25
からの信号に基づいて調節用ポンプ27を作動して、撹拌
器14から地盤改良材aを汚泥調節用撹拌器22内に混入し
て、汚泥bの調節を行うようにしいる。
【0023】そして、掘削孔9に地盤改良材aを注入し
ながら掘削土と撹拌する際に、同掘削孔9から溢れ出す
汚泥bを再度掘削孔9中に注入することにより、地盤改
良作業時に生じる産業廃棄物の量を減少させて、その廃
棄処理の軽減を行うことができる。
ながら掘削土と撹拌する際に、同掘削孔9から溢れ出す
汚泥bを再度掘削孔9中に注入することにより、地盤改
良作業時に生じる産業廃棄物の量を減少させて、その廃
棄処理の軽減を行うことができる。
【0024】そこで、上記の連続壁造成工法について説
明すると、地面G上において、掘削機2の掘削刃8を回
転させて、地面Gに掘削孔9を穿設し、同掘削孔9中に
配設する掘削機2の回転軸7を介して、改良材供給装置
3から同回転軸7の先端部に設けたノズルよりベントナ
イト、水及びセメントを混合してなるスラリー状の地盤
改良材aを注入する。そして、掘削孔9中において、回
転軸7の撹拌羽10によって、地盤改良材aと掘削土とを
撹拌して、その硬化によって連続壁の造成を行う。
明すると、地面G上において、掘削機2の掘削刃8を回
転させて、地面Gに掘削孔9を穿設し、同掘削孔9中に
配設する掘削機2の回転軸7を介して、改良材供給装置
3から同回転軸7の先端部に設けたノズルよりベントナ
イト、水及びセメントを混合してなるスラリー状の地盤
改良材aを注入する。そして、掘削孔9中において、回
転軸7の撹拌羽10によって、地盤改良材aと掘削土とを
撹拌して、その硬化によって連続壁の造成を行う。
【0025】しかも、その作業中において、地盤改良材
aの注入に伴って、掘削孔9より地盤改良材aが混ざっ
た汚泥bが溢れ、地面Gに設けた溜溝17にその汚泥bを
溜めて、汚泥回収用ポンプ18を介して、汚泥再生装置5
に回収する。
aの注入に伴って、掘削孔9より地盤改良材aが混ざっ
た汚泥bが溢れ、地面Gに設けた溜溝17にその汚泥bを
溜めて、汚泥回収用ポンプ18を介して、汚泥再生装置5
に回収する。
【0026】次いで、汚泥再生装置5において、回収し
た汚泥bを濾過して、異物を除去し、さらに、汚泥b中
に、改良材供給装置3からの地盤改良材aを混入して、
その調節を行い、再度、その汚泥bを汚泥注入ポンプ23
を介して、汚泥再生装置5から掘削機2より掘削孔9中
に注入して、汚泥bと掘削土との撹拌し、連続壁の造成
を行うものである。
た汚泥bを濾過して、異物を除去し、さらに、汚泥b中
に、改良材供給装置3からの地盤改良材aを混入して、
その調節を行い、再度、その汚泥bを汚泥注入ポンプ23
を介して、汚泥再生装置5から掘削機2より掘削孔9中
に注入して、汚泥bと掘削土との撹拌し、連続壁の造成
を行うものである。
【図1】本発明に係る連続壁造成装置の説明図である。
1 連続壁造成装置 2 掘削機 3 改良材供給装置 4 汚泥回収装置 5 汚泥再生装置 a 地盤改良材 b 汚泥
Claims (4)
- 【請求項1】 掘削機(2) で地面を掘削し、その掘削孔
(9) 中において、同掘削機(2) の先端部より地盤改良材
(a) を注入するとともに、同改良材(a) と掘削土とを撹
拌して、地面を固化させる連続壁造成工法において、 地盤改良材(a) の注入時に掘削孔(9) から溢れ出る汚泥
(b) を回収するとともに、回収した汚泥(b) を掘削孔
(9) 中に再注入することを特徴とする連続壁造成工法。 - 【請求項2】 掘削孔(9) から溢れ出る汚泥(b) を回収
するとともに、同汚泥(b) 中に地盤改良材(a) を混入し
て、その調節を行い、調節した汚泥(b) を掘削機(2) か
ら掘削孔(9) 中に再注入することを特徴とする請求項1
に記載の連続壁造成工法。 - 【請求項3】 地面を掘削して掘削孔(9) を穿設し、か
つ同掘削孔(9) 中に地盤改良材(a) を注入する掘削機
(2) と、地盤改良材(a) を掘削機(2) に送る改良材供給
装置(3) と、地面上の掘削孔(9) から溢れ出す汚泥(b)
を回収する汚泥回収装置(4) と、同汚泥(b) を再生し
て、掘削機(2) に注入するする汚泥再生装置(5) とを具
備することを特徴とする連続壁造成装置。 - 【請求項4】 上記の汚泥再生装置(5) に、回収した汚
泥(b) と、改良材供給装置(3) からの地盤改良材(a) と
を混合して、汚泥調節を行うことを特徴とする請求項3
に記載の連続壁造成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3537392A JPH05230827A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 連続壁造成工法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3537392A JPH05230827A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 連続壁造成工法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05230827A true JPH05230827A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12440099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3537392A Pending JPH05230827A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 連続壁造成工法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05230827A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3822415A1 (de) * | 2019-11-14 | 2021-05-19 | Keller Holding GmbH | Messaufbau für eine rücklaufzementsuspension, baustellenanordnung mit einem messaufbau sowie verfahren und verwendung |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60141917A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | Takenaka Komuten Co Ltd | ソイルパイル余剰液の再利用プラント |
JPS62194318A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-26 | Ohbayashigumi Ltd | 泥水掘削工法における高粘度泥水の回収システム |
JPH0261218A (ja) * | 1988-08-25 | 1990-03-01 | Shohei Senda | 軟弱地盤改良工法及び地下連続壁構築工法 |
JPH03172413A (ja) * | 1989-11-30 | 1991-07-25 | Nishimatsu Kensetsu Kk | 泥水固化壁工法 |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP3537392A patent/JPH05230827A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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US11774438B2 (en) | 2019-11-14 | 2023-10-03 | Keller Holding Gmbh | Measurement set-up for a return cement suspension, construction site arrangement having a measurement set-up as well as method and use |
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