JPH0523079Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523079Y2 JPH0523079Y2 JP1988151028U JP15102888U JPH0523079Y2 JP H0523079 Y2 JPH0523079 Y2 JP H0523079Y2 JP 1988151028 U JP1988151028 U JP 1988151028U JP 15102888 U JP15102888 U JP 15102888U JP H0523079 Y2 JPH0523079 Y2 JP H0523079Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- support
- backrest
- horizontal
- support shaft
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 10
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 10
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 claims description 4
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000007306 turnover Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
- A47C1/03261—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
- A47C1/03272—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with coil springs
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、着座者の後傾に応じて背凭れ板が傾
動するとともに、座板の前部が下がり且つ後部が
上がる椅子に関する。
動するとともに、座板の前部が下がり且つ後部が
上がる椅子に関する。
従来、背凭れ板が前後に傾動するとともに、座
板が無荷重の初期状態から前方へ水平にスライド
する椅子は既に公知であるが、背凭れ板の傾動と
座板のスライドはそれぞれ独立して動作するもの
であつた。これら従来の椅子は、背凭れ板を上端
に連結した背凭れ杆を座部下面に枢着するととも
に、着座者の後傾を弾支すべく背凭れ板が常に前
方へ傾動する方向へ背凭れ杆をコイルばねにて弾
性付勢し、着座者に応じてそのばねの強さを調節
するものであるが、着座者の体重差が大きな場合
には、背凭れ板の傾動角度が大きく異なるため、
その都度ばねの強さを調節する必要があり、不特
定多数の人が利用する場合には問題があつた。ま
た、背凭れ杆又は座部の内部に背凭れ板を弾支す
る弾性体を埋設した椅子では、工場出荷時にスタ
ンダード仕様に調節してあり、着座者が外部から
調節することは不可能で、やはり前述の問題を有
するものであつた。そのため、着座者の体重に応
じて背凭れ板の後傾に対する抵抗力が変化する椅
子、即ち体重の重い着座者に対しては後傾に対す
る抵抗力が大きく、また体重の軽い着座者に対し
ては小さくなるような椅子の出現が望まれてい
た。
板が無荷重の初期状態から前方へ水平にスライド
する椅子は既に公知であるが、背凭れ板の傾動と
座板のスライドはそれぞれ独立して動作するもの
であつた。これら従来の椅子は、背凭れ板を上端
に連結した背凭れ杆を座部下面に枢着するととも
に、着座者の後傾を弾支すべく背凭れ板が常に前
方へ傾動する方向へ背凭れ杆をコイルばねにて弾
性付勢し、着座者に応じてそのばねの強さを調節
するものであるが、着座者の体重差が大きな場合
には、背凭れ板の傾動角度が大きく異なるため、
その都度ばねの強さを調節する必要があり、不特
定多数の人が利用する場合には問題があつた。ま
た、背凭れ杆又は座部の内部に背凭れ板を弾支す
る弾性体を埋設した椅子では、工場出荷時にスタ
ンダード仕様に調節してあり、着座者が外部から
調節することは不可能で、やはり前述の問題を有
するものであつた。そのため、着座者の体重に応
じて背凭れ板の後傾に対する抵抗力が変化する椅
子、即ち体重の重い着座者に対しては後傾に対す
る抵抗力が大きく、また体重の軽い着座者に対し
ては小さくなるような椅子の出現が望まれてい
た。
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、着座者の体重に応じて背凭れ板の後傾
に対する抵抗力が自動的に変化して、しかも背凭
れ板と連動する座板の変位軌跡を人間工学的に安
定感を与えるようになした椅子を提供する点にあ
る。
ところは、着座者の体重に応じて背凭れ板の後傾
に対する抵抗力が自動的に変化して、しかも背凭
れ板と連動する座板の変位軌跡を人間工学的に安
定感を与えるようになした椅子を提供する点にあ
る。
本考案は、前述の課題解決の為に、脚台の上端
に設けた略水平な支持杆の前部にリンク部材の一
端を固定支軸にて枢支し、その他端を上面に座板
を取付ける座受の前部に遊動支軸にて枢支すると
ともに、該固定支軸と遊動支軸を略鉛直線上に初
期設定し、水平杆と傾斜杆とで略Ｌ字形に折曲形
成した背凭れ杆の該水平杆中間部を前記支持杆の
後部に上設した支持板に固定支軸にて枢支し、そ
の枢支部より前方位置の水平杆の前端に前記座受
の後部を遊動支軸にて枢支するとともに、該水平
杆の前端から下方に延設した足部を前記支持杆の
上面に当接させてストツパーとなし、更に該水平
杆と前記支持杆適所間に介在させた弾性体にて背
凭れ間を前傾する方向に弾性付勢してなる椅子を
構成した。
に設けた略水平な支持杆の前部にリンク部材の一
端を固定支軸にて枢支し、その他端を上面に座板
を取付ける座受の前部に遊動支軸にて枢支すると
ともに、該固定支軸と遊動支軸を略鉛直線上に初
期設定し、水平杆と傾斜杆とで略Ｌ字形に折曲形
成した背凭れ杆の該水平杆中間部を前記支持杆の
後部に上設した支持板に固定支軸にて枢支し、そ
の枢支部より前方位置の水平杆の前端に前記座受
の後部を遊動支軸にて枢支するとともに、該水平
杆の前端から下方に延設した足部を前記支持杆の
上面に当接させてストツパーとなし、更に該水平
杆と前記支持杆適所間に介在させた弾性体にて背
凭れ間を前傾する方向に弾性付勢してなる椅子を
構成した。
また、前記背凭れ杆の水平杆後端部下面に、前
記支持杆後端に上下方向に埋設した硬質ゴム又は
圧縮コイルばねの上端突出部を圧接して、背凭れ
杆を前傾する方向へ弾性付勢した。
記支持杆後端に上下方向に埋設した硬質ゴム又は
圧縮コイルばねの上端突出部を圧接して、背凭れ
杆を前傾する方向へ弾性付勢した。
更に、前記背凭れ杆の水平杆の前端に延設した
足部下端と支持杆に立設した当止板間に圧縮コイ
ルばねを介在して、背凭れ杆を前傾する方向に弾
性付勢した。
足部下端と支持杆に立設した当止板間に圧縮コイ
ルばねを介在して、背凭れ杆を前傾する方向に弾
性付勢した。
以上の如き内容からなる本考案の椅子は、座板
に着座者が着座した場合、その重量による座板及
び座受後部の下方変位を該座受後部に枢支した背
凭れ杆の水平杆前端に設けた足部が脚台の上端に
設けた支持杆上面に当接することにより規制され
て静止し、その静止状態では座板にかかる着座者
の重量によつて、前記支持杆の後部に上設した支
持板に枢支された背凭れ杆の水平杆中間部を中心
とする該背凭れ杆の後傾に対する新たな抵抗力と
して、水平杆と支持杆適所間に介在させた弾性体
の弾性付勢力に加わつており、結果として着座者
の体重に応じて背凭れ杆の後傾に対する抵抗力が
自動的に付与されるとともに、背凭れ杆の後傾に
連動して座板後部は斜め後方へ上がり且つリンク
部材で支持杆の前部にヒンジ連結した座板前部は
斜め後方へ下がる軌跡で変位するものである。
に着座者が着座した場合、その重量による座板及
び座受後部の下方変位を該座受後部に枢支した背
凭れ杆の水平杆前端に設けた足部が脚台の上端に
設けた支持杆上面に当接することにより規制され
て静止し、その静止状態では座板にかかる着座者
の重量によつて、前記支持杆の後部に上設した支
持板に枢支された背凭れ杆の水平杆中間部を中心
とする該背凭れ杆の後傾に対する新たな抵抗力と
して、水平杆と支持杆適所間に介在させた弾性体
の弾性付勢力に加わつており、結果として着座者
の体重に応じて背凭れ杆の後傾に対する抵抗力が
自動的に付与されるとともに、背凭れ杆の後傾に
連動して座板後部は斜め後方へ上がり且つリンク
部材で支持杆の前部にヒンジ連結した座板前部は
斜め後方へ下がる軌跡で変位するものである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
案の詳細を説明する。
第１図及び第４図は本考案の椅子の代表的実施
例を示し、図中１はフレーム脚、２は背凭れ杆、
２は座受をそれぞれ示している。
例を示し、図中１はフレーム脚、２は背凭れ杆、
２は座受をそれぞれ示している。
フレーム脚１は、角又は丸形の管体を折曲して
略水平な支持杆４と両側に脚杆５，５を形成し、
該支持杆４の前後部に支持板６，７を立設したも
ので、本実施例では左右両側に同一のフレーム脚
１，１を立起させて互いに連結杆８で一体に連結
したものである。尚、本実施例では脚台として前
述の如くフレーム脚１を用いたが、前記支持杆４
を回動可能に支持する構造の脚台を用いて回転椅
子を構成することも勿論可能である。
略水平な支持杆４と両側に脚杆５，５を形成し、
該支持杆４の前後部に支持板６，７を立設したも
ので、本実施例では左右両側に同一のフレーム脚
１，１を立起させて互いに連結杆８で一体に連結
したものである。尚、本実施例では脚台として前
述の如くフレーム脚１を用いたが、前記支持杆４
を回動可能に支持する構造の脚台を用いて回転椅
子を構成することも勿論可能である。
背凭れ杆２は、水平杆９と傾斜杆１０とで略Ｌ
字形に折曲形成し、該水平杆９の前後方向中間部
を前記支持杆４の支持板７に固定支軸１１にて回
動可能に枢支し、更に該水平杆９の前端から下方
に足部１２を延設し、その下端を前記支持杆４の
上面に当接するストツパー１３となし、そして前
記傾斜杆１０の上部には背凭れ板１４を取付けて
いる。
字形に折曲形成し、該水平杆９の前後方向中間部
を前記支持杆４の支持板７に固定支軸１１にて回
動可能に枢支し、更に該水平杆９の前端から下方
に足部１２を延設し、その下端を前記支持杆４の
上面に当接するストツパー１３となし、そして前
記傾斜杆１０の上部には背凭れ板１４を取付けて
いる。
座受３は、上面に座板１５を取付け可能とな
し、前部を前記支持杆４の前方支持板６に固定支
軸１６にて回動可能に一端を枢支したリンク部材
１７の他端に遊動支軸１８にて回動可能に枢支す
るとともに、後部を前記背凭れ杆２の水平杆９の
前端に遊動支軸１９にて回動可能に枢支し、更に
前記前方の固定支軸１６と遊動支軸１８を略鉛直
線上に初期設定し、この状態で前記ストツパー１
３が支持杆４の上面に当接するように位置設定し
ている。
し、前部を前記支持杆４の前方支持板６に固定支
軸１６にて回動可能に一端を枢支したリンク部材
１７の他端に遊動支軸１８にて回動可能に枢支す
るとともに、後部を前記背凭れ杆２の水平杆９の
前端に遊動支軸１９にて回動可能に枢支し、更に
前記前方の固定支軸１６と遊動支軸１８を略鉛直
線上に初期設定し、この状態で前記ストツパー１
３が支持杆４の上面に当接するように位置設定し
ている。
また、前記背凭れ杆２の水平杆９と前記フレー
ム脚１の支持杆４適所間に弾性体を介在させて、
該背凭れ杆２の傾斜杆１０を前傾する方向に弾性
付勢する実施例として第２図に示したものは、前
記支持杆４の後方支持板７より更に後方位置に、
弾性体として硬質ゴム２０又は圧縮コイルばねを
上下方向に埋設し、その上端の突出部２１を前記
水平杆９の後端部下面に圧接したものである。同
じく第３図に示したものは、前記水平杆９の前端
に下方へ延設した足部１２の下端と前記支持杆４
に立設した当止板２２間に圧縮コイルばね２３を
圧縮状態で介在させたもので、更に詳しくは該圧
縮コイルばね２３の位置決めを確実となすため
に、案内杆２４の一端に固定した該ばね２３の端
部を当止し得る連結部２５を前記足部１２の下端
に枢支するとともに、該案内杆２４の杆体２６を
前記当止体２２に開設した孔２７に遊挿し、前記
圧縮コイルばね２３を該杆体２６に巻回して支持
している。尚、前記背凭れ杆２を後傾させた場合
に、前記連結部２５と足部１２の枢支点が、前記
遊動支軸１９と当止板２２の孔２７を結ぶ線を越
えないように設定して、死点を通過して該背凭れ
杆２の前方への弾性付勢が働かなくなるのを防止
している。
ム脚１の支持杆４適所間に弾性体を介在させて、
該背凭れ杆２の傾斜杆１０を前傾する方向に弾性
付勢する実施例として第２図に示したものは、前
記支持杆４の後方支持板７より更に後方位置に、
弾性体として硬質ゴム２０又は圧縮コイルばねを
上下方向に埋設し、その上端の突出部２１を前記
水平杆９の後端部下面に圧接したものである。同
じく第３図に示したものは、前記水平杆９の前端
に下方へ延設した足部１２の下端と前記支持杆４
に立設した当止板２２間に圧縮コイルばね２３を
圧縮状態で介在させたもので、更に詳しくは該圧
縮コイルばね２３の位置決めを確実となすため
に、案内杆２４の一端に固定した該ばね２３の端
部を当止し得る連結部２５を前記足部１２の下端
に枢支するとともに、該案内杆２４の杆体２６を
前記当止体２２に開設した孔２７に遊挿し、前記
圧縮コイルばね２３を該杆体２６に巻回して支持
している。尚、前記背凭れ杆２を後傾させた場合
に、前記連結部２５と足部１２の枢支点が、前記
遊動支軸１９と当止板２２の孔２７を結ぶ線を越
えないように設定して、死点を通過して該背凭れ
杆２の前方への弾性付勢が働かなくなるのを防止
している。
ここで、前記背凭れ杆２が最も後傾した場合
に、水平杆９の後端をフレーム脚１の支持杆４上
面又は該支持杆４に突設した突起２８で当止する
ようになしている。
に、水平杆９の後端をフレーム脚１の支持杆４上
面又は該支持杆４に突設した突起２８で当止する
ようになしている。
しかして、前記座板１５に着座者が着座した場
合、その重量によつて座板１５及び座受３後部が
下方へ沈む方向に応力が加わるが、背凭れ杆２の
水平杆９前端に設けた足部１２の下端ストツパー
１３がフレーム脚１の支持杆４上面に当接してい
るので、該座板１５の変位が規制されて静止状態
を維持して外形上の変化は生じないが、その静止
状態では座板１５にかかる着座者の重量によつ
て、前記支持杆４の後部に上設した支持板７に枢
支された背凭れ杆２の水平杆９中間部を中心とす
る該背凭れ杆２の後傾に対する新たな抵抗力とし
て付加され、本来備わつている水平杆９と支持杆
４適所間に介在させた弾性体による弾性付勢力
に、着座者の体重に応じた背凭れ杆２の後傾に対
する抵抗力が自動的に付与されるのである。ま
た、前記背凭れ杆２の後傾に連動する座板１５
は、該背凭れ杆２の後傾によつて後部が斜め後方
へ上がり且つ前部が斜め後方へ下がる人間工学的
に安定した軌跡で変位するのである。
合、その重量によつて座板１５及び座受３後部が
下方へ沈む方向に応力が加わるが、背凭れ杆２の
水平杆９前端に設けた足部１２の下端ストツパー
１３がフレーム脚１の支持杆４上面に当接してい
るので、該座板１５の変位が規制されて静止状態
を維持して外形上の変化は生じないが、その静止
状態では座板１５にかかる着座者の重量によつ
て、前記支持杆４の後部に上設した支持板７に枢
支された背凭れ杆２の水平杆９中間部を中心とす
る該背凭れ杆２の後傾に対する新たな抵抗力とし
て付加され、本来備わつている水平杆９と支持杆
４適所間に介在させた弾性体による弾性付勢力
に、着座者の体重に応じた背凭れ杆２の後傾に対
する抵抗力が自動的に付与されるのである。ま
た、前記背凭れ杆２の後傾に連動する座板１５
は、該背凭れ杆２の後傾によつて後部が斜め後方
へ上がり且つ前部が斜め後方へ下がる人間工学的
に安定した軌跡で変位するのである。
以上にしてなる本考案の椅子によれば、座板に
着座した着座者の体重の重軽に応じて、背凭れ板
の後傾に対する抵抗力即ち前傾する方向へ働く復
元力が増減し、着座者の体重が大きく異なつても
常にバランスがとれて安定に着座でき、従来のよ
うに体重の重い人が着座した場合のように背凭れ
板が不意に極度に後傾して不安定感を着座者に与
えることはないばかりでなく、後にひつくり返る
こともなく、更に座板は背凭れ杆の後傾に連動し
て前部が斜め後方下方に沈み且つ後部が斜め後方
上方に上昇する軌跡で変位するので、人間工学的
にも安定した動作をするのである。
着座した着座者の体重の重軽に応じて、背凭れ板
の後傾に対する抵抗力即ち前傾する方向へ働く復
元力が増減し、着座者の体重が大きく異なつても
常にバランスがとれて安定に着座でき、従来のよ
うに体重の重い人が着座した場合のように背凭れ
板が不意に極度に後傾して不安定感を着座者に与
えることはないばかりでなく、後にひつくり返る
こともなく、更に座板は背凭れ杆の後傾に連動し
て前部が斜め後方下方に沈み且つ後部が斜め後方
上方に上昇する軌跡で変位するので、人間工学的
にも安定した動作をするのである。
また、背凭れ杆の水平杆前端に設けた足部の下
端が脚台の支持杆上面に当止してストツパーの働
きをするので、座板に乱暴に座つた場合でも、極
度に座板が沈むことがなく、それにより安定感を
より一層増改善することができた。
端が脚台の支持杆上面に当止してストツパーの働
きをするので、座板に乱暴に座つた場合でも、極
度に座板が沈むことがなく、それにより安定感を
より一層増改善することができた。
第１図は本考案の代表的実施例を示す簡略側面
図、第２図は背凭れ杆を弾性付勢する構造を示す
要部の部分拡大側面図、第３図は同じく他の実施
例を示す部分拡大側面図、第４図は背凭れ板と座
板を省略した椅子の全体斜視図である。 １……フレーム脚、２……背凭れ杆、３……座
受、４……支持杆、５……脚杆、６……支持板、
７……支持板、８……連結杆、９……水平杆、１
０……傾斜杆、１１……固定支軸、１２……足
部、１３……ストツパー、１４……背凭れ板、１
５……座板、１６……固定支軸、１７……リンク
部材、１８……遊動支軸、１９……遊動支軸、２
０……硬質ゴム、２１……突出部、２２……当止
板、２３……圧縮コイルばね、２４……案内杆、
２５……連結部、２６……杆体、２７……孔、２
８……突起。
図、第２図は背凭れ杆を弾性付勢する構造を示す
要部の部分拡大側面図、第３図は同じく他の実施
例を示す部分拡大側面図、第４図は背凭れ板と座
板を省略した椅子の全体斜視図である。 １……フレーム脚、２……背凭れ杆、３……座
受、４……支持杆、５……脚杆、６……支持板、
７……支持板、８……連結杆、９……水平杆、１
０……傾斜杆、１１……固定支軸、１２……足
部、１３……ストツパー、１４……背凭れ板、１
５……座板、１６……固定支軸、１７……リンク
部材、１８……遊動支軸、１９……遊動支軸、２
０……硬質ゴム、２１……突出部、２２……当止
板、２３……圧縮コイルばね、２４……案内杆、
２５……連結部、２６……杆体、２７……孔、２
８……突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １） 脚台の上端に設けた略水平な支持杆の前部
にリンク部材の一端を固定支軸にて枢支し、そ
の他端を上面に座板を取付ける座受の前部に遊
動支軸にて枢支するとともに、該固定支軸と遊
動支軸を略鉛直線上に初期設定し、水平杆と傾
斜杆とで略Ｌ字形に折曲形成した背凭れ杆の該
水平杆中間部を前記支持杆の後部に上設した支
持板に固定支軸にて枢支し、その枢支部より前
方位置の水平杆の前端に前記座受の後部を遊動
支軸にて枢支するとともに、該水平杆の前端か
ら下方に延設した足部を前記支持杆の上面に当
接させてストツパーとなし、更に該水平杆と前
記支持杆適所間に介在させた弾性体にて背凭れ
杆を前傾する方向に弾性付勢してなることを特
徴とする椅子。 ２） 前記背凭れ杆の水平杆後端部下面に、前記
支持杆後端に上下方向に埋設した硬質ゴム又は
圧縮コイルばねの上端突出部を圧接してなる実
用新案登録請求の範囲第１項記載の椅子。 ３） 前記背凭れ杆の水平杆の前端に延設した足
部下端と支持杆に立設した当止板間に圧縮コイ
ルばねを介在してなる実用新案登録請求の範囲
第１項記載の椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988151028U JPH0523079Y2 (ja) | 1988-11-19 | 1988-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988151028U JPH0523079Y2 (ja) | 1988-11-19 | 1988-11-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0271345U JPH0271345U (ja) | 1990-05-30 |
| JPH0523079Y2 true JPH0523079Y2 (ja) | 1993-06-14 |
Family
ID=31424704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988151028U Expired - Lifetime JPH0523079Y2 (ja) | 1988-11-19 | 1988-11-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523079Y2 (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007289779A (ja) * | 1998-07-09 | 2007-11-08 | Okamura Corp | 椅子 |
| JP2012249827A (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-20 | Takano Co Ltd | 椅子 |
| USD702188S1 (en) | 2013-03-08 | 2014-04-08 | Asm Ip Holding B.V. | Thermocouple |
| US9267850B2 (en) | 2009-05-06 | 2016-02-23 | Asm America, Inc. | Thermocouple assembly with guarded thermocouple junction |
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