JPH0523035U - 多回転アブソリユート・エンコーダ - Google Patents

多回転アブソリユート・エンコーダ

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JPH0523035U
JPH0523035U JP072660U JP7266091U JPH0523035U JP H0523035 U JPH0523035 U JP H0523035U JP 072660 U JP072660 U JP 072660U JP 7266091 U JP7266091 U JP 7266091U JP H0523035 U JPH0523035 U JP H0523035U
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JP
Japan
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counter
output
detector
pulse
track
Prior art date
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Application number
JP072660U
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English (en)
Inventor
雄二 山▲崎▼
基勝 今井
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転数をインクリメンタル信号のパルス数に
変換して出力する際に、ノイズ等の混入があっても回転
数の読取を誤ることのない信号を出力するエンコーダを
得る。 【構成】 回転数に相応するパルス数から回転数を計数
・記憶するカウンタ13に記憶された回転数を、インク
リメンタル信号のパルス数に変換して複数回出力するパ
ルス変換手段14、15、18、28、34、35を設
けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多回転アブソリュート・エンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の多回転アブソリュート・エンコーダとして、特開昭64−65 415号公報に示されているものが知られている。 このエンコーダは、ロータリエンコーダで、多トラック型アブソリュートパタ ーンを形成した符号板(A)と、該符号板に対して相対移動可能な検出部(B) からなる。
【0003】 符号板(A)には、アブソリュート用第1トラック(多トラックからなる)、 インクリメンタル用第2トラック(前記公報図3(a)の最も内側のトラック) 及び回転数計測用第3トラック(前記公報図3(a)の最も外側のトラック)が 形成されている。 他方、検出部(B)には、半径方向に第1トラック(多トラック)の各トラ ックについて1個配置されたセンサ群を含み、電源投入時又は要求信号入力時に 、前記センサ群により検出された一回転内の絶対位置情報をインクリメンタル信 号のパルス数に変換して出力する(前記公報図7参照)第1検出器、最も内側 の第2トラックに沿ってインクリメンタル・パターンを検出するセンサを含み、 前記センサにより検出された「前記絶対位置からの移動量」をインクリメンタル 信号のパルス数として出力する(前記公報図7参照)第2検出器、第3トラッ クに沿って回転数に相応するパルス数(1回転につき1パルス)を発生する第3 検出器、及び第3検出器からのパルス数から回転数を計数・記憶する第1カウ ンタが設けられている。
【0004】 第1カウンタは、主電源投入時又は要求信号入力時に、それまでに既に回転し た回転数を、計数・記憶しておくもので、エンコーダの主電源とは別の電源電池 等で常時バックアップされている。 前記公報の発明では、回転数は、アスキーコードとして、出力されている。 従って、従来のエンコーダでは、主電源投入時又は要求信号入力時に、 第1ステップで、記憶された回転数が、第1カウンタからアスキーコードとし て出力され、 第2ステップで、その時の絶対位置情報が、第1検出器からインクリメンタル 信号のパルス数に変換されて出力され、 第3ステップで、前記絶対位置からの移動量が、第2検出器からインクリメン タル信号のパルス数として出力される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来(特開昭64−65415号)のエンコーダは、回転数をアスキーコード で出力しているため、そのまま、ロボット、工作機械、各種製造機械等の一般的 な応用装置に取り付けることはできないと言う問題点があった。 つまり、回転数を受け取る応用装置側のコントローラは、アスキーコードを入 力させることができないので、応用装置側にアスキーコードをパルス数に変換す る変換回路を設けることが必要であった。
【0006】 そこで、第1カウンタに記憶された回転数を、インクリメンタル信号のパルス 数に変換して、出力するパルス変換手段を付加することが考えられる。 しかしながら、前記カウンタに記憶された回転数をインクリメンタル信号のパ ルス数に変換して送信する際、1パルスがエンコーダの1周分に当るため、例え ばノイズ等の混入により誤まったパルスが出力されると大きな位置ズレを起こす という問題点があった。本考案はこの様な従来の問題点に鑑みてなされたもので 、ノイズ等の混入に対し、誤らないエンコーダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
上記問題点解決の為に本考案では前記カウンタに記憶された回転数をインクリ メンタル信号のパルス数に変換して、複数回出力するパルス変換手段を付加した 。
【0008】
【作用】
本考案では複数回出力される第1ステップのパルス数を受信回路で受ける際に それぞれが同じ値でなければノイズ等の混入により誤動作したものと判断し、受 信回路側でエラーのフラグを立てることが出来る。 以下、実施例により本考案のより本考案をより具体的に説明するが、本考案は これに限られたものではない。
【0009】
【実施例】
図1は、本実施例にかかるエンコーダの概略平面図であり、図2は、同じく概 略側面図である。 エンコーダは、大きく分けて符号板4と検出部5、6、7と符号板4を回転さ せる回転軸11とからなる。
【0010】 符号板4には、同心円状に、1トラック型アブソリュート・パターンを有する アブソリュート用第1トラック1、その内側にインクリメンタル信号を発生させ るインクリメンタル用第2トラック2、及び1回転に1パルスを発生させる回転 数計測用第3トラック3がそれぞれ独立に形成されている。 トラック1、2は、光学式の白黒パターンであるが、トラック3は、磁気式の SNパターンである。
【0011】 検出部5、6、7は、第3トラック3に沿って検出することにより1回転に1 パルスを発生させるMRセンサからなる回転数計測用第3検出器7、インクリメ ンタル用第2トラック2に沿ってインクリメンタル信号(移動量)を検出するイ ンクリメンタル用第2検出器6、アブソリュート用第1トラック1に沿って検出 することにより、電源投入時又は要求信号入力時に、1回転内の絶対位置を検出 するアブソリュート用センサ群5を含んでいる。
【0012】 図2には、第1検出器5、第2検出器6、第3検出器7の各端子8、9、10 を示したが、実際は、これらの端子は、図3の端子8、9、10につながってい る。 第3検出器7で検出されたパルス(回転数に相当)は、端子10を経て、第1 カウンタ13に入力され、符号板14の回転数が2進数信号として記憶される。 第1カウンタ13は、別の電源電池(不図示)で駆動されており、主電源がオフ されてもそのまま回転数を記憶している。第1カウンタ13の計数値はレジスタ 13Bに入る。レジスタ13Bの内容は比較器14の一方の比較対象となる。
【0013】 データの要求信号が端子12から入力されると、Dラッチ16のQ出力がHと なると共に、Dラッチ36のQ出力もHとなる。 その結果、ゲート28Aが開き、発振器28(実際にはA相用とB相用とがあ るが、B相用のみに限って説明する)からのパルスがカウンタ15で計数される 。また、後述の送信回数検出器34はその出力がHであり、その結果、ゲート1 8も開いている。従って、発振器28からのパルスは、ゲート18、ゲート26 を通って出力端子27より外部に送出される。
【0014】 カウンタ15の計数値は比較器14の他方の比較対象となり、比較器14は、 レジスタ13Bの記憶内容とカウンタ15の計数値とが等しくなると、その出力 がHからLになる。送信回数検出器34は、比較器14の出力がHからLになる 回数を計数する。他方、送信回数検出器34は、比較器14の出力がHからLに なる毎にクリア信号発生回路35に信号を入力して、クリア信号発生回路35が カウンタ15をクリアする。
【0015】 そして、送信回数検出回路34は、比較器14の出力が所定のn回、HからL になるとその出力をHからLにし、ゲート18を閉じ、Dラッチ16のQ出力を HからLにする(クリアする)と共に、タイマー21を作動させる。 タイマー21が所定の短時間の計時を終了すると、その出力はLからHに変化 し、Dラッチ17のQ出力がHになる。その結果、3入力のゲート19の1入力 がHとなり、また、ゲート37が開く。
【0016】 従って、発振器28からのパルスは、ゲート37を通ってカウンタ25に入力 し、計数される。このカウンタ25の計数値は比較器24の一方の比較入力とな る。 他方、端子8からの絶対位置信号は、端子12からの要求信号の入力に応じて シフトレジスタ22に入力され、シフトレジスタ22の内容は、ROMで2進数 値に変換され、この変換内容が比較器24の他方の比較対象となる。すなわち、 図1の第2検出器5が一回転内絶対位置をパラレルに検出した後シリアルに変換 された信号が端子8からシフトレジスタ22に入り、シフトレジスタ22はシリ アルに入力して絶対位置情報をパラレルに変換し、その値を固定する。シフトレ ジスタ22に固定された値は、図1のパターンでは1トラック型アプソリュート エンコーダであるので、絶対位置に倣って単調増加する2進数値になっていない ため、ROM23で2進数値に変換し出力するわけである。
【0017】 比較器24の出力はHであり、インバータを介して、Dラッチ24AのQ出力 がLとなり、ゲート34は閉じている。なお、Dラッチ24Aは要求信号12に よってクリアされる。 要求信号によってDラッチ36のQ出力はHであり、ゲート29は開いている から、端子9から入力された移動量に対応したパルスがゲート29を通して第2 カウンタ31で計数され、この計数値が比較器33の他方の比較対象となる。比 較器33は、両比較対象が等しくないときには出力がHであり、インバータを介 してDラッチ35の反転Q出力がHとなり、3入力のゲート19の2入力がHと なるから、ゲート19は、発振器28からのパルスをゲート19、26を介して 端子27より外部へ出力する。
【0018】 ROM23の出力とカウンタ25の計数値とが等しくなると、比較器24の出 力はLになり、インバータを介してDラッチ24AのQ出力がHとなり、ゲート 34が開く。 ゲート34が開くと、発振器28からのパルスがゲート37、ゲート34を通 してカウンタ32に入る。カウンタ32の計数値は比較器33の一方の比較対象 となる。
【0019】 カウンタ32の計数値がカウンタ31の計数値に等しくなると、比較器33の 出力はLになり、インバータを介してDラッチ35の反転Q出力がLとなる。さ らに、Dラッチ17がクリアされる。 その結果、ゲート19が閉じ、他方ゲート20が開く。 それ故、符号板4の回転移動量に対応して生ずるパルスがゲート20、ゲート 26を通して端子27より外部に出力される。
【0020】 このような構成であるから、まず第1カウンタに記憶された回転数に相当する 数のパルスが順次n回ゲート18、26を介して端子27より出力される。端子 27に接続した判断装置は、端子27から出力されたパルス数をnで割り、端数 が出れば、正常な作動をしなかったとして警告すればよい。その後タイマー21 で定まる時間経過後、絶対位置に対応した数のパルスがゲート19、26を介し て出力され、絶対位置に対応した数のパルスを出力している間に第2カウンタに 蓄えられた数のパルスが引き続いてゲート19、26から出力される。これは、 絶対位置に対応した数のパルスの出力操作中の符号板4の回転を補正するもので ある。
【0021】 そして、第2カウンタ31の計数値は、符号板4が回転していると常に変化し ているが、カウンタ32の計数値が第2カウンタ31の計数値に等しくなると、 ゲート19が閉じ、ゲート20が開いて、検出器9からの符号板4の回転移動量 に対応したパルスがそのままゲート20、26を介して端子27から出力される 。
【0022】
【考案の効果】
以上の通り、本考案によれば、第1カウンタに記憶された回転数をインクリメ ンタル信号のパルス数に変換して複数回出力するパルス変換手段を付加したので 、エンコーダの出力がノイズ等により誤動作を起こした場合でも受信回路によっ てエンコーダの誤動作を判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかるエンコーダの概略平面
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】実施例のエンコーダの信号処理回路のブロック
図である。
【主要部分の符号の説明】
1 アブソリュート用第1トラック 2 インクリメンタル用第2トラック 3 回転数計測用第3トラック 4 符号板 5 第1検出器 6 第2検出器 7 第3検出器 8〜10 端子 11 回転軸 12 端子 13 第1カウンタ 31 第2カウンタ 32 カウンタ 33 比較器 34 送信回数検出器 35 クリア信号発生回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アブソリュート用第1トラック、インク
    リメンタル用第2トラック及び回転数計測用第3トラッ
    クがそれぞれ独立に又は兼用して形成された符号板
    (A);並びに 回転数に相応するパルス数を発生する第3検出器、第3
    検出器からのパルス数から回転数を計数・記憶するカウ
    ンタ、電源投入時又は要求信号入力時の1回転内の絶対
    位置情報をインクリメンタル信号のパルス数に変換して
    出力する第1検出器、及び前記絶対位置からの移動量を
    インクリメンタル信号のパルス数として出力する第2検
    出器を備えた検出部(B)であって、前記符号板に対し
    て相対移動可能な検出部(B); からなる多回転アブソリュート・エンコーダにおいて、 前記カウンタに記憶された回転数を、インクリメンタル
    信号のパルス数に変換して、複数回出力するパルス変換
    手段を付加したことを特徴とするエンコーダ。
JP072660U 1991-09-10 1991-09-10 多回転アブソリユート・エンコーダ Pending JPH0523035U (ja)

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JP072660U JPH0523035U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 多回転アブソリユート・エンコーダ

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JPH0523035U true JPH0523035U (ja) 1993-03-26

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ID=13495752

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JP072660U Pending JPH0523035U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 多回転アブソリユート・エンコーダ

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