JPH0523027B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523027B2 JPH0523027B2 JP22994087A JP22994087A JPH0523027B2 JP H0523027 B2 JPH0523027 B2 JP H0523027B2 JP 22994087 A JP22994087 A JP 22994087A JP 22994087 A JP22994087 A JP 22994087A JP H0523027 B2 JPH0523027 B2 JP H0523027B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- leaf spring
- socket
- spring
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Connecting Device With Holders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電気用ソケツトに関し、特に、その中
にばね手段を有する電気用ソケツトに関する。
にばね手段を有する電気用ソケツトに関する。
本出願は米国特許出願番号第908341号、1986年
9月17日提出、の一部継続出願である。
9月17日提出、の一部継続出願である。
[従来の技術]
電気用ソケツト、しばしば単にソケツトと言わ
れるもの、は電気用コネクタの重要な構成部品で
ある。普通、ソケツトの1端は半田付け又はその
他の方法を用いてケーブル導電体に繋げられてい
る。もう1方の端は開放されており、対応するピ
ン状の電気接触子を受入れる如くに用いられる。
次にボツクスの中に固定された1つのばねがこの
ピンにばね力を与えて接触を行なう。半田付のタ
ブはこのばねの一部である。
れるもの、は電気用コネクタの重要な構成部品で
ある。普通、ソケツトの1端は半田付け又はその
他の方法を用いてケーブル導電体に繋げられてい
る。もう1方の端は開放されており、対応するピ
ン状の電気接触子を受入れる如くに用いられる。
次にボツクスの中に固定された1つのばねがこの
ピンにばね力を与えて接触を行なう。半田付のタ
ブはこのばねの一部である。
[発明の概要]
本発明は、上述のプラグ差込み形ソケツトで、
接触するばねに過度のストレスを与えることが無
く、全体として板ばねの形をしており、弓形の中
央部を有し、たとえこれにピンが曲がつて差込ま
れても、ばねが永久歪を起こすことのないように
したものを提供することを基本的目的としてい
る。この目的は、ソケツトの非可撓性の部分を有
しないばねの下の貫通孔に設けられた隆起部(第
7および第8図)か、又は貫通孔に設けられた傾
斜した溝(第6および第6A図)が、前記ばねが
ピンにより撓められたとき、前記ばねに永久変形
に至る過度のストレスの発生を阻止する役をなす
前記ばねの停止部材として機能することにより達
成される。また、他の実施例に於いては、2重に
曲げられた非可撓性の部分を設けることにより、
ばねそのものが過度のストレス止めの役をしてお
り、この場合、例えば背こぶが板ばねの弓形部
に、好ましくは弓形部の頂点近くに設けられる
か、又は、弓形部の頂点近くに凹状の非可撓性の
陥没部が設けられている。
接触するばねに過度のストレスを与えることが無
く、全体として板ばねの形をしており、弓形の中
央部を有し、たとえこれにピンが曲がつて差込ま
れても、ばねが永久歪を起こすことのないように
したものを提供することを基本的目的としてい
る。この目的は、ソケツトの非可撓性の部分を有
しないばねの下の貫通孔に設けられた隆起部(第
7および第8図)か、又は貫通孔に設けられた傾
斜した溝(第6および第6A図)が、前記ばねが
ピンにより撓められたとき、前記ばねに永久変形
に至る過度のストレスの発生を阻止する役をなす
前記ばねの停止部材として機能することにより達
成される。また、他の実施例に於いては、2重に
曲げられた非可撓性の部分を設けることにより、
ばねそのものが過度のストレス止めの役をしてお
り、この場合、例えば背こぶが板ばねの弓形部
に、好ましくは弓形部の頂点近くに設けられる
か、又は、弓形部の頂点近くに凹状の非可撓性の
陥没部が設けられている。
[実施例]
本発明による実施例を示す為に選ばれた1つの
ソケツトは、第1−3図に示す如く、その基礎部
材としてプラスチツクの絶縁材料で作られた1個
のハウジング10を含んでいる。このハウジング
の貫通孔11に差込まれる1個の金属製弾性板バ
ネ部材12がある。耳部14及び16がばね12
の1端に形成され、90°の角度に曲げられて肩部
を形成し、これらが、上記貫通孔の中の唇部およ
び角をなす止め部にそれぞれ系着している。ばね
12の縁が競合う傾斜面17,19の形をしたハ
ウジングの内部と協同して、ハウジングの中にば
ねを拘持することが可能な如くになつている。傾
斜面17,19がばね12の縁と係接し、予負荷
の掛かつたばね12に対するピン22の差込み力
を減らす働きをなし、又ピン22を中心に案内す
る働きもする。ばね12は又、その両端に脚部1
2a,12bを有し、コネクターの両端でハンダ
付けが出来る如くになつている。非可撓性の2段
曲げ部即ち背こぶ18がばねの弓形部20に設け
られ、たとえ、ピン22が曲がつて差込まれ、ば
ねに過度のストレスが掛かつても、ばね12が弾
性的に変形するだけで、永久変形しないように作
用する積極的抑制部を提供している。
ソケツトは、第1−3図に示す如く、その基礎部
材としてプラスチツクの絶縁材料で作られた1個
のハウジング10を含んでいる。このハウジング
の貫通孔11に差込まれる1個の金属製弾性板バ
ネ部材12がある。耳部14及び16がばね12
の1端に形成され、90°の角度に曲げられて肩部
を形成し、これらが、上記貫通孔の中の唇部およ
び角をなす止め部にそれぞれ系着している。ばね
12の縁が競合う傾斜面17,19の形をしたハ
ウジングの内部と協同して、ハウジングの中にば
ねを拘持することが可能な如くになつている。傾
斜面17,19がばね12の縁と係接し、予負荷
の掛かつたばね12に対するピン22の差込み力
を減らす働きをなし、又ピン22を中心に案内す
る働きもする。ばね12は又、その両端に脚部1
2a,12bを有し、コネクターの両端でハンダ
付けが出来る如くになつている。非可撓性の2段
曲げ部即ち背こぶ18がばねの弓形部20に設け
られ、たとえ、ピン22が曲がつて差込まれ、ば
ねに過度のストレスが掛かつても、ばね12が弾
性的に変形するだけで、永久変形しないように作
用する積極的抑制部を提供している。
第4−6図に示す他の実施例に於いては、ハウ
ジング30の貫通孔31が、貫通孔31の底面
に、ピン34が差込まれるソケツトの端部近くに
形成されたテーパーの付いた溝32を持つてい
る。溝32は貫通孔31の中に部分的に延びて、
ばね35を収容し、このばねが耳部36,37に
よつてソケツトに繋ぎ止められ、又たわみ防止の
傾斜面39,39aによつて保持され、ピンが差
込まれと、ばねが撓み、溝32のテーパー部32
a,32bに載ることによつて、ばねの永久変形
を阻止する停止部材として機能する。
ジング30の貫通孔31が、貫通孔31の底面
に、ピン34が差込まれるソケツトの端部近くに
形成されたテーパーの付いた溝32を持つてい
る。溝32は貫通孔31の中に部分的に延びて、
ばね35を収容し、このばねが耳部36,37に
よつてソケツトに繋ぎ止められ、又たわみ防止の
傾斜面39,39aによつて保持され、ピンが差
込まれと、ばねが撓み、溝32のテーパー部32
a,32bに載ることによつて、ばねの永久変形
を阻止する停止部材として機能する。
第7及び8図示す更に他の実施例に於いては、
ハウジング41の貫通孔40が隆起部42を持つ
ており、ハウジング41の貫通孔40の中に置か
れたばね44の停止部材の働きをなし、接触ピン
45が差込まれている間、ばねが過度に撓んで永
久変形を起こすことがないようにしている。この
実施例に於いては、ばね44が90°に曲げられた
耳部44aを持つており、傾斜面46及び肩部4
8と協同して、ばねとハウジングとが拘持される
如くになつている。
ハウジング41の貫通孔40が隆起部42を持つ
ており、ハウジング41の貫通孔40の中に置か
れたばね44の停止部材の働きをなし、接触ピン
45が差込まれている間、ばねが過度に撓んで永
久変形を起こすことがないようにしている。この
実施例に於いては、ばね44が90°に曲げられた
耳部44aを持つており、傾斜面46及び肩部4
8と協同して、ばねとハウジングとが拘持される
如くになつている。
第9−11図に示すその他の実施例に於いて
は、ハウジング50が絶縁材で出来ており、又貫
通孔51を有し、これが側壁52,54を有し、
傾斜面52a,54a形成している。金属製の板
ばね53が弓形の中央部55を有し、ばねの弓形
部55の頂点近くの両縁に凹状陥没部56,58
が設けられている。ばね53は又接続を行なう片
側に脚部53aを持つている。ばね53は、ハウ
ジングの唇部57と結合する耳部53bと、ハウ
ジングの貫通孔52に形成された角ばつた止め部
63,64と接合するばねの肩部61,62とに
よりハウジング50の中に保持される。傾斜面5
2a,54aはばね53の縁に係接し、ばねに予
負荷を掛け、断面が方形のピン60の差込み力を
減らす働きをする。側壁は又ばね53上のピン6
0を中心に案内する働きをする。凹状陥没部5
6,58は堅い非可撓性の部分で、積極的抑制部
として、たとえ、ピン60の曲がつた差込みによ
りばねに過度のストレスが掛けられても、バネ5
3が弾性的に撓むだけで、永久変形を起こさない
ようにする働きをする。
は、ハウジング50が絶縁材で出来ており、又貫
通孔51を有し、これが側壁52,54を有し、
傾斜面52a,54a形成している。金属製の板
ばね53が弓形の中央部55を有し、ばねの弓形
部55の頂点近くの両縁に凹状陥没部56,58
が設けられている。ばね53は又接続を行なう片
側に脚部53aを持つている。ばね53は、ハウ
ジングの唇部57と結合する耳部53bと、ハウ
ジングの貫通孔52に形成された角ばつた止め部
63,64と接合するばねの肩部61,62とに
よりハウジング50の中に保持される。傾斜面5
2a,54aはばね53の縁に係接し、ばねに予
負荷を掛け、断面が方形のピン60の差込み力を
減らす働きをする。側壁は又ばね53上のピン6
0を中心に案内する働きをする。凹状陥没部5
6,58は堅い非可撓性の部分で、積極的抑制部
として、たとえ、ピン60の曲がつた差込みによ
りばねに過度のストレスが掛けられても、バネ5
3が弾性的に撓むだけで、永久変形を起こさない
ようにする働きをする。
第1図は本発明によるソケツトの1つの実施例
の縦断面図、第1A及び1B図はそれぞれ第1図
の線1A−1A及び1B−1Bに沿う断面図、第
2図は第1図の線2−2に沿う断面図、第3図は
第1図の端面を示す図、第4図は第5図の線4−
4に沿う断面図、第5図は本発明によるソケツト
の他の実施例の縦断面図、第6図は第5図の線6
−6に沿う断面図、第6A図は、ソケツトに差込
まれたピン34を共に示す、第5図の線6−6に
沿う断面図、第7図は本発明によるソケツトの更
に別の実施例の縦断面図、第8図は第7図の線8
−8に沿う断面図、第9図は1つの実施例の1部
を切り欠いて示す斜視図、第10図は第9図の接
触板ばねの斜視図、第11図は第9図の線11−
11に沿う断面図である。
の縦断面図、第1A及び1B図はそれぞれ第1図
の線1A−1A及び1B−1Bに沿う断面図、第
2図は第1図の線2−2に沿う断面図、第3図は
第1図の端面を示す図、第4図は第5図の線4−
4に沿う断面図、第5図は本発明によるソケツト
の他の実施例の縦断面図、第6図は第5図の線6
−6に沿う断面図、第6A図は、ソケツトに差込
まれたピン34を共に示す、第5図の線6−6に
沿う断面図、第7図は本発明によるソケツトの更
に別の実施例の縦断面図、第8図は第7図の線8
−8に沿う断面図、第9図は1つの実施例の1部
を切り欠いて示す斜視図、第10図は第9図の接
触板ばねの斜視図、第11図は第9図の線11−
11に沿う断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気用ソケツトにおいて、プラスチツクの支
持ハウジングの貫通孔に差し込まれる成型された
金属製弾性板ばね部材であつて、上記ハウジング
に設けられた貫通孔内に位置する、上記板ばねと
接触するための傾斜部を有し、上記板ばねが、中
央部に弓形部を伴つて形成され、上記弓形部が非
可撓性の部分を有する板ばね部材と、 上記ハウジングの貫通孔内の傾斜部と板ばねの
上記弓形中央部が、上記板ばねを、ソケツトの中
の上記貫通孔内の傾斜部と接触する弓形の中央部
で上記貫通孔内に拘持するための手段と を含む電気用のソケツト。 2 上記非可撓性の部分が背こぶ部である、特許
請求の範囲第1項に記載のソケツト。 3 上記非可撓性の部分が凹状陥没部である特許
請求の範囲第1項に記載のソケツト。 4 上記板ばねを上記貫通孔内の中に拘持するた
めの手段が上記板ばねの端部に設けられた耳部
と、上記板ばねの同じ端部近くの肩部とであり、
これらが、上記貫通孔の中の唇部および角をなす
止め部にそれぞれ系着している、特許請求の範囲
第1項に記載のソケツト。 5 電気用ソケツトにおいて、プラスチツクの支
持ハウジングの貫通孔に差し込まれる成型された
金属製弾性板ばね部材であつて、上記ハウジング
に設けられた貫通孔内に位置する、上記板ばねと
接触するための傾斜部を有し、上記板ばねが、中
央部に弓形部を伴つて形成された板ばね部材と、 上記ハウジングの貫通孔内の傾斜部と板ばねの
上記弓形中央部が、上記板ばねを、ソケツトの中
の上記貫通孔内の傾斜部と接触する弓形の中央部
で上記貫通孔内に拘持するための手段であつて、
上記板ばねに予負荷をかけて上記ばねの上記弓形
部を弾性変形させる手段と、 上記板ばねに弾性変形のみを行わせるが、決し
て永久変形は行わせないことを保証する、上記板
ばねの停止手段とからなる電気用のソケツト。 6 上記停止手段が、上記貫通孔の中の隆起部で
ある、特許請求の範囲第5項に記載のソケツト。 7 上記停止手段が、上記貫通孔の中の傾斜した
溝であり、その側壁がともに板ばねから離れる方
向に傾斜を持ち、上記溝の溝幅が、第1の断面か
ら第2の断面までは板ばねの幅より大きく、第2
の断面よりも下流の位置においては板ばねの幅よ
りも小さい、特許請求の範囲第5項に記載のソケ
ツト。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US908,341 | 1986-09-17 | ||
US043,821 | 1987-04-29 | ||
US07/043,821 US4790773A (en) | 1986-09-17 | 1987-04-29 | Electrical receptacle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63133469A JPS63133469A (ja) | 1988-06-06 |
JPH0523027B2 true JPH0523027B2 (ja) | 1993-03-31 |
Family
ID=21929068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62229940A Granted JPS63133469A (ja) | 1986-09-17 | 1987-09-16 | 電気用ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63133469A (ja) |
-
1987
- 1987-09-16 JP JP62229940A patent/JPS63133469A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63133469A (ja) | 1988-06-06 |
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