JPS63133469A - 電気用ソケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電気用ソケットに関し、特に、その中にばね手
段を有する電気用ソケットに関する。

本出願は米国特許出願番号第９０８，３４１号、１９８
６年９月１７日提出、の一部継続出願である。

［従来の技術］ 電気用ソケット、しばしば単にソケットと言われるもの
、は電気用コネクタの重要な構成部品である。普通、ソ
ケットの１端は半田付は又はその他の方法を用いてケー
ブル導電体に繋げられている。もう１方の端は開放され
ており、対応するビン状の電気接触子を受入れる如くに
用いられる。

次にボックスの中に固定された１つのばねがこのビンに
ばね力を与えて接触を行なう。半田付のタブはこのばね
の一部である。

［発明の概要］ 本発明は、上述のプラグ差込み形ソケットで、接触する
ばねに過度のストレスを与えることが無く、全体として
板ばねの形をしており、弓形の中央部を有し、たとえこ
れにビンが曲がって差込まれても、ばねが永久歪を起こ
すことのないようにしたものを提供することを基本的目
的としている。

この目的は、ソケットのばねの下の貫通孔に設けられた
隆起部か、又は貫通孔に設けられた傾斜した溝により、
これがビンにより撓められたときばねの為の過度のスト
レス止めの役をなす如くにすることにより達成される。

実施例に於いては、２重に曲げられた非可撓性の部分を
設けることにより、ばねそのものが過度のストレス止め
の役をしており、この場合、例えば背こぶが板ばねの弓
形部に、好ましくは弓形部の頂点近くに設けられるか、
又は、弓形部の頂点近くに凹状の非可撓性の陥没部が設
けられている。

［実施Ｗ４１ 本発明による実施例を示す為に選ばれた１つのソケット
は、第１−３図に示す如く、その基礎部材としてプラス
チックの絶縁材料で作られた１個のハウジング１０を含
んでいる。このハウジングの貫通孔１１に差込まれる１
個の金属製弾性板バネ部材１２がある。耳部１４及び１
６がバネ１２の１端に形成され、９０°の角度に曲げら
れ、ばね１２の縁が競合う平らな傾斜面１７．１９の形
をしたハウジングの内部と協同して、ハウジングの中に
ばねを拘持することが可能な如くになっている。平らな
傾斜面１７．１９がばね１２の縁と係接し、予負荷の掛
かったばね１２に対するビン２２の差込み力を減らす働
きをなし、又ビン２２を中心に案内する働きもする。ば
ね１２は又、その両端に脚部１２ａ、１２ｂを有し、コ
ネクターの両端でハンダ付けが出来る如くになっている
。非可撓性の２段曲げ部即ち背こぶ１８がばねの弓形部
２０に設けられ、たとえ、ビン２２が曲がって差込まれ
、ばねに過度のストレスが掛かっても、ばね１２が弾性
的に変形するだけで、永久変形しないように作用する積
極的抑制部を提供している。

第４−６図に示す他の実施例に於いては、ハウジング３
０の貫通孔３１が、貫通孔３１の底面に、ビン３４が差
込まれるソケットの端部近くに形成されたテーパーの付
いた溝３２を持っている。溝３２は貫通孔３１の中に部
分的に延びて、ばね３５を収容し、このばねが耳部３６
，３７によってソケットに繋ぎ止められ、又たわみ防止
の傾斜面３９，３９８によって保持され、ビンが差込ま
れると、ばねが撓み、溝３２のテーパ一部３２ａ、３２
ｂに載るようになっている。

第７及び８図に示す更に他の実施例に於いては、ハウジ
ング４１の貫通孔４０が隆起部４２を持っており、ハウ
ジング４０の中に置かれたばね４４の受は止め部の働き
をなし、接触ビン４５が差込まれている間、ばねが過度
に撓まないようにしている。この実施例に於いては、ば
ね４４が９０″に曲げられた耳部４４ａを持っており、
傾斜面４６及び肩部４８と協同して、ばねとハウジング
とが拘持される如くになっている。

第９−１１図に示すその他の実施例に於いては、ハウジ
ング５０が絶縁材で出来ており、又貫通孔５１を有し、
これが側壁５２ａ、５４ａを有し、傾斜面５２ａ。

５４ａ形成している。金属製の板ばね５３が弓形の中央
部５５を有し、ばねの弓形部５５の頂点近くの両縁に凹
状陥没部５６．５８が設けられている。ばね５３は又接
続を行なう片端に脚部５３ａを持っている。ばね５３は
、ハウジングの警部５７と結合する耳部５３ｂと、ハウ
ジングの貫通孔５２に形成された角ばった止め部６３．
６４と接合するばねの肩部６１，６２とによりハウジン
グ５０の中に保持される。傾斜面５２ａ。

５４ａはばね５３の縁に係接し、ばねに予負荷を掛け、
断面が方形のビン６０の差込み力を減らす働きをする。

側壁は又ばね５３上のビン６０を中心に案内する働きを
する。凹状陥没部５６．５８は堅い非可撓性の部分で、
積極的抑制部として、たとえ、ビン６０の曲がった差込
みによりばねに過度のストレスが掛けられても、バネ５
３が弾性的に撓むだけで、永久変形を起こさないように
する動きをする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるソケットの１つの実施例の縦断面
図、 第１Ａ及び１Ｂ図はそれぞれ第１図の線・１Ａ−１Ａ及
び１Ｂ−１８に沿う断面図、 第２図は第１図の線２−２に沿う断面図、第３図は第１
図の端面を示す図、 第４図は第５図の線４−４に沿う断面図、第５図は本発
明によるソケットの他の実施例の縦断面図、 第６図は第５図の線６−６に沿う断面図、第６Ａ図は、
ソケットに差込まれたビン３４を共に示す、第５図の線
６−６に沿う断面図、第７図は本発明によるソケットの
更に別の実施例の縦断面図、 第８図は第７図の線８−８に沿う断面図、第９図は１つ
の実施例の１部を切り欠いて示す斜視図、 第１０図は第９図の接触板ばねの斜視図、第１１図は第
９図の線１１−１１に沿う断面図である。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気用ソケットに於いて、プラスチックの支持ハ
   ウジングの貫通孔に差込まれる成型された金属製弾性板
   ばね部材で、上記貫通孔が上記板ばねと接触する為の傾
   斜部を有し、上記板ばねがその中央部に弓形部を伴って
   形成され、上記弓形部が非可撓性の部分を有する、もの
   と、ソケットの中の上記貫通孔の傾斜部と接触する弓形
   の中央部で上記板ばねを上記貫通孔に拘持する為の手段
   と、を含む電気用のソケット。
2. （２）上記非可撓性の部分が背こぶ部である、特許請求
   の範囲第１項に記載の電気用のソケット。
3. （３）上記非可撓性の部分が凹状陥没部である、特許請
   求の範囲第１項に記載の電気用のソケット。
4. （４）上記板ばねを上記貫通孔の中に拘持する為の手段
   が上記板ばねの端部に設けられた耳部と、及び上記板ば
   ねの同じ端部近くの肩部とであり、これらが上記貫通孔
   の中の唇部及び角をなす止め部にそれぞれ係着している
   、特許請求の範囲第１項に記載の電気用のソケット。
5. （５）電気用ソケットに於いて、プラスチック製の支持
   ハウジングの貫通孔に差込まれる成型された金属性弾性
   ばね部材で、上記貫通孔が傾斜部を有し、上記ばねがそ
   の中央部に弓形部を伴って形成された板ばねであるもの
   と、上記貫通孔の傾斜部と係接するその弓形の中央部で
   上記板ばねを上記貫通孔に拘持する手段で、上記ばねに
   予負荷を掛ける為上記ばねの弓形部を弾性的に変形させ
   るものと、及び、上記貫通孔の中の上記ばねの弓形部の
   下に位置し、上記ばねの永久変形を避ける為の手段と、
   を含む電気用のソケット。
6. （６）上記ばねの変形を避ける為の上記手段が上記貫通
   孔の中の隆起部である、特許請求の範囲第５項に記載の
   電気用のソケット。
7. （７）上記ばねの変形を避ける為の上記手段が上記貫通
   孔の中の傾斜した溝であり、その側壁が互いに下向きの
   方向にテーパーを持ち、上記溝の上部から底部までの溝
   幅を、上記溝の上部に於いてはばねの幅を超え、又上記
   溝の下部に於いてはばねの幅より小さくなる如くにした
   、特許請求の範囲第５項に記載の電気用のソケット。