JPH052301A - 画像形成装置及びプロセスカートリツジ - Google Patents
画像形成装置及びプロセスカートリツジInfo
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- JPH052301A JPH052301A JP3037896A JP3789691A JPH052301A JP H052301 A JPH052301 A JP H052301A JP 3037896 A JP3037896 A JP 3037896A JP 3789691 A JP3789691 A JP 3789691A JP H052301 A JPH052301 A JP H052301A
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Abstract
も、細線の太りや細りを生じることなく安定した濃度の
画像を得ること。 [構成] 感光体1の感度特性に応じた信号を発生する
信号ピン33(信号発生手段)と、該信号ピン33から
の信号を受けて高圧電源30、直流バイアス電源32に
よって一次帯電器2(グリッド27)と現像器11(現
像ローラ12)に印加されるバイアス電圧の各々の値を
同時に変更する信号検知手段34(バイアス発生手段)
をプロセスカートリッジ100に設ける。従って、感光
体1の感度特性にバラツキが生じても、ライン画像のラ
イン幅及び画像濃度が適正化され、細線の太りや細りを
生じることなく安定した濃度の画像が得られる。
Description
感光体を用い、これを半導体レーザにより露光して画像
形成を行なう電子写真方式を採る画像形成装置及び画像
形成装置本体に対して着脱されるプロセスカートリッジ
に関する。
剤によって顕像化する画像形成装置としては、複写機や
レーザビームプリンタ等が知られている。図9にレーザ
ビームプリンタの構成の一従来例を示すが同図に示すよ
うに像担持体としての感光ドラム1は、不図示の基板上
に光によって電位が変化する層が形成されて構成されて
おり、この層の上、つまり感光ドラム1上が一次帯電器
2によって帯電される。そして、一様に帯電された感光
ドラム1上には、露光装置3により画像情報に応じた光
が照射されて静電潜像が形成される。
ェースコントローラ4、レーザ駆動回路5、半導体レー
ザダイオード6、コリメータ7、ポリゴンミラー8、F
・θレンズ9及び反射ミラー10によって構成されてい
る。
の現像剤が供給されつつ回転する現像ローラ12には現
像バイアス電位が与えられ、この現像バイアス電位と前
記感光ドラム1の層の電位との差によって電界力が生
じ、この電界力によって現像剤が感光ドラム1上に形成
された前記静電潜像に与えられて該静電潜像が顕像化さ
れる。
紙ローラ15によって1枚ずつ搬送され、該転写紙はレ
ジストローラ16によって適当なタイミングで転写帯電
器17と感光ドラム1の間の転写部に搬送され、その上
には感光ドラム1上の現像像が転写帯電器17によって
転写される。そして、現像像を転写された転写紙は定着
器18へ送られ、現像像の定着を受ける。尚、図9中、
19は転写の終った感光ドラム1の表面の汚れを除去す
るためのクリーナ、20は汚れが除去された感光ドラム
1の表面を一様に露光して残留している電荷を除去する
ためのLEDアレイである。
タの作用を説明する。
電気信号化された文字等の画像情報は、インターフェー
スコントローラ4に入力され、ここで信号処理され、イ
ンターフェーコントローラ4の出力によってレーザ駆動
回路5は半導体レーザダイオード6を適宜発光せしめ
る。そして、半導体レーザダイオード6から発せられる
レーザ光はコリメータ7に集光され、回転するポリゴン
ミラー8上に投射された後、F・θレンズ9やポリゴン
ミラー8の面倒れを補正する不図示の光学系及び反射ミ
ラー10を経て感光ドラム1上に、その回転方向とは直
角方向に走査しながら投影される。感光ドラム1は一次
帯電器2によって一様に帯電された後、上述のレーザ光
の照射を受ける。感光ドラム1のレーザ光が照射された
箇所は、電荷が減衰し、レーザ光が照射されなかった残
りの箇所には電荷が残留するため、半導体レーザダイオ
ード6のON・OFFに応じた静電潜像が形成される。
潜像に付与され、感光ドラム1上に現像像が得られる。
この現像像は、給紙カセット13より給紙ローラ15で
1枚ずつ取り出された転写紙上に、転写帯電器17によ
って転写される。そして、転写紙上の画像は定着器18
によって転写紙上に定着される。
リーナ19によって残留現像剤が除去され、LEDアレ
イ20で一様に露光されて残留電荷が除去され、次の画
像プロセスに備えられる。
度のバラツキが存在する。このバラツキは、感光体の基
板上に形成されて光によって電位が変化する層の製造上
のバラツキ、例えば材料ロットや塗布厚のバラツキ等に
よって生ずる。一例として、OPC感光体の場合につい
て図10に基づいてこのことを説明する。
体の一例を示す断面図であって、感光体1は電荷発生層
(以下、CGLと略称す)22及び電荷移動層(以下、
CTLと略称す)21を有する顔料分散系のOPC感光
体である。
ンダーとしてのブチラール、アクリル等の樹脂に、半導
体レーザ光の波長700nm〜900nmに感度を有す
るCG材であるフタロシアニン、アゾ顔料等を分散させ
たものがよく用いられる。又、CTL21としては、バ
インダーとしてのポリカーボ、アクリル等の樹脂に、C
T材としてヒドラゾン等を溶解したものが用いられる。
が変動すると、感光体1の感度にバラツキが生じ易い。
又、下地層(UCL)23として設けたポリアミド等の
塗布層や、レーザ画像露光における干渉防止層(CP
L)24等の塗布条件によっても基板25との間で電荷
注入状態が変化し、感光体1の感度にバラツキを生じる
ことがある。
ラツキが存在すると、画像形成装置がレーザプリンタで
あって、これが現像方法として反転現像法(レーザ光が
当った明部電位の部分に現像剤を付着させる現像法)を
採る場合には、画像を構成する線が太ったり、細ったり
する不都合が生じていた。
ザ光の当らない暗部電位の部分に現像剤を付着させる方
法)においては、地かぶりという不都合な現象が生じる
ことがある。
スマンが感光体を交換する際に個々の画像形成装置毎に
種々の調整をしていた。
格の画像形成装置が普及するにつれ、感光体をユーザー
が交換できる形式のものや、或は感光体、一次帯電器、
現像器等が一体となったプロセスカートリッジをユーザ
ーが交換できる形式のパーソナル型の画像形成装置が普
及してきており、斯かるパーソナル型の画像形成装置で
は前述のようにサービスマンが個々に感光体を調整する
ことは現実的に不可能である。
る画像形成装置においては、感光体の感度のバラツキを
低減するための手段として、カートリッジ毎に適正露光
量を画像形成装置本体に知らせるための感度コマを設け
る方法が本出願人等によって提案されている(特開昭5
7−147366号公報参照)。この方法によれば、カ
ートリッジの装着時毎に、画像形成装置本体が適正な露
光量となるように、感度コマによりレーザパワーを自動
設定することができる。
ザーパワーの調整だけでは必ずしも感光体の感度特性を
最適化できないことが判明した。これは前記OPC感光
体の感度シフトは、残留電位レベルのシフト等により生
じることが多々あり、斯かる場合、例えば感度が悪いと
いう理由で露光量を上げると、コントラスト電位は改善
されるものの、細線が太くなってしまうという不都合を
生じるからである。
の感度特性(E−V特性)の一例を示すが、本図を用い
て前述の露光量による電位補正の方法を説明すると、同
図の曲線Aにて示される特性を有する感光体 PAは規定
電圧VLを得るのに露光量E1を要する。これに対し、曲
線Bにて示される特性を有する感光体PBについては、
残留電位が高いために感度が悪く、規定電圧VLを得る
には露光量E2を要する。従って、前述の感度コマを、
感光体PAについては露光量がE1となり、感光体PBに
ついては露光量がE2となるように合わせれば、規定の
電位VLが得られる。この結果、図12に示す濃度特性
(V−D特性)に見られるように、例えば感光体PBに
露光量E1を与えた場合、電位VがVL1となり、十分な
濃度が得られないのに対し、露光量EをE2にすること
で電位VはVL2となり、感光体PBを安定した濃度領域
で使用することができる。
も、図11のE−V特性において傾きが極端に小さい領
域で使用することとなり、この結果、図13(a)の曲
線Cに示す光量分布を持った細線が、露光量EをE1か
らE2にすることによって、図13(b)の曲線Dから
曲線Eのようになってつぶれた潜像となってしまう。
で、その目的とする処は、感光体の感度特性にバラツキ
が生じても、細線の太りや細りを生じることなく安定し
た濃度の画像を得ることができる画像形成装置及びプロ
セスカートリッジを提供することにある。
発明は、第1に少なくとも、半導体レーザ光の波長に感
度を有するOPC感光体と、該OPC感光体を均一に帯
電するための帯電手段と、感光体表面を清掃するクリー
ニング手段を一体的に具備したプロセスカートリッジを
用いる画像形成装置において、前記OPC感光体の感度
特性に応じた信号を発生する信号発生手段をカートリッ
ジ内に設けるとともに、該信号発生手段からの信号によ
って帯電手段と現像手段に印加するバイアス電圧の各々
の値を同時に変更するバイアス発生手段を装置本体内に
設けたことを特徴とする。
カートリッジを装置本体内に着脱自在に装填して画像形
成装置を構成したことを特徴とする。更に又、本発明の
第3の発明は、前記感光体の感度特性に応じて帯電手段
と現像手段に印加するバイアス電圧の各々の値を同時に
変更するバイアス発生手段をカートリッジ内に設けたこ
とを特徴とする。
が生じても、これに応じてバイアス発生手段が帯電手段
と現像手段に印加するバイアス電圧の各々の値を同時に
変更するため、ライン画像のライン幅及び画像濃度が適
正化され、細線の太りや細りを生じることなく安定した
濃度の画像を得ることができる。
説明する。
カートリッジの構成図、図2は画像形成装置の断面図で
ある。
は、画像形成プロセスユニットである感光体1、現像器
11、一次帯電器2及びクリーナ19をケース26内に
一体に収納して構成され、これは図2に示すように画像
形成装置本体101に着脱自在に装填される。尚、画像
形成装置本体101にはプロセスカートリッジ100の
他、不図示の露光装置及び給紙カセット13、給紙ロー
ラ15、レジストローラ16、転写帯電器17、搬送ベ
ルト50、定着器18、排紙ローラ51、排紙トレイ5
2等が設けられている。
前記一次帯電器2はコロナ帯電ワイヤー28及びグリッ
ド27を有しており、これらの各々には装置本体側に設
けられた高圧電源29,30より高圧電圧がそれぞれ印
加される。
像方式を採用するものであって、図示矢印方向に回転す
る現像スリーブ12の表面に現像剤(以下、トナーと称
す)をコートし、感光体1とは非接触を保ちながら交流
バイアス電源31及び直流バイアス電源32により現像
を行なう。
26には、感光体1の感度特性に応じた信号を発生する
手段である複数個の信号ピン33が設けられており、装
置本体101側に設けられた信号検知手段34により感
光体1の感度特性を検知することができるよう構成され
ている。即ち、例えば複数個の信号ピン33によって信
号検知手段34に設けられたマイクロスイッチをON/
OFFするようにしてもよく、或はマイクロスイッチの
代りにフォトセンサーを用いて信号ピン33を検知して
もよく、更にはピン以外の手段を用いてもよい。 <実験例>前記プロセスカートリッジ100の感光体1
として、前記感光体PA,PB を用いて実験を行なっ
た。
2のコロナワイヤー28に、高圧電源29を用いて定電
流駆動により−450μAのコロナ電流を流した。同時
に、グリッド27には高圧電源30によりVG1=−67
0Vの直流定電圧を印加した。
(暗電位)は共にグリッドバイアスに略近い値VD1=−
700Vを示した。このとき、E−V特性を測定したと
ころ、各々図3の曲線A,Bのようになり、図11に示
した結果と同様になった。
た。このとき、現像スリーブ12には、交流バイアス電
源31による1600VP-P 、1800Hzの交流電圧
と直流バイアス電源32によるVB1=−500Vの直流
電圧を重畳して印加した。この結果、現像特性は感光体
PA,PBについて図4の曲線C(即ち、図12と同じ曲
線)にて示すようになった。このような状態で、画像露
光条件として、図9に示した半導体レーザの静止スポッ
ト径を縦が略120μm、横が略90μm(何れもピー
クより1/e2の部分にて測定した幅)、解像度300
ドット/インチ、レーザ露光量E1=2.05μJ/c
m2の下で印字を行なった。この結果、先ずライン幅に
関しては、2ドット横線の比較の結果、感光体PAは細
線濃度の半値幅において約190μmであるのに対し、
感光体PBについては約186μmと略同一のライン幅
が得られた。
濃度は図4に示すように感光体PA(明電位VL1=−1
50V)ではD1=1.5となって安定領域にあるのに
対し、感光体PB(VL=200V)ではD2=1.43
程度に下がり、濃度変動の大きな不安定領域となった。
そこで、先ず、従来のようにレーザ露光量をE1=2.
05μJ/cm2からE2=3.40μJ/cm2にアッ
プし、感光体PBのVLを150Vに補正したところ、ベ
タ黒濃度はD1まで改善されたが、2ドットのライン幅
が220μmと大幅に太り、細線画像につぶれを生じ、
トナー消費量も10%〜20%程度増加してしまった。
因みに、レーザ露光量の代りに現像バイアスVBを−5
00Vから−550〜600Vに上げることで濃度を上
げることも可能であるが、この場合図3に示すカブリ防
止のための地肌コントラストΔV1が減少してカブリを
生じ易くなり、加えて細線のつぶれを生じるので好まし
くない。
Bに対して高圧電源30の出力を変化させてグリッドバ
イアスをVG2=−750Vに引き上げ、これによりグリ
ッド27の電位収束性を利用して暗電位VDをVD2=−
780Vとし、同時に直流電源32の値をVB1=−50
0VからVB2=−580Vに変更した。この結果、先ず
感光体PBの感度特性は図3の曲線BからB’のように
変化し、露光量E1=2.05μJ/cm2のときの明電
位VLはVL2=−200VからVL3=−220Vへと変
化した。このとき、現像特性は図4の曲線FからGへと
変化し、ベタ黒濃度Dは露光量をE1に保ったままでも
D3=1.5を確保することができ、当該感光体PBの安
定領域での使用が可能となった。又、このとき、2ドッ
トのライン幅を測定したところ、193μmであり、こ
れは、測定誤差を考慮すると、前記感光体PAを用いて
正規設定を行なった場合と略同一の結果であった。この
結果は、図3の曲線AとB’の相似性により、潜像形成
が略等しくなったためと思われる。更に、地肌カブリに
関しても、地肌コントラストΔV3=|VD2−VB2|=
200Vであるため、感光体PAでの正規設定ΔV3=|
VD1−VB1|=200Vと同等の値を確保することがで
きることが確認できた。尚、地肌コントラストは、最適
値(本実施例では、200V)に対して小さ過ぎると正
カブリを生じ、逆に大き過ぎると逆極性に帯電した反転
トナーにより所謂反転カブリを生じるため、どちらも好
ましくない。
準的な感光体に対して残留電位が大きく、感度の悪い感
光体を用いる場合の補正法について述べたが、逆に残留
電位が小さく、感度の良い感光体についても全く同様に
本発明を適用することができる。この場合には、感度の
悪い場合とは逆に、グリッドバイアスVGと現像バイア
スVBを共に小さく設定すればよい。尚、信号ピン33
は、2本のピンを組み合わせれば22=4通り、3本用
いれば32=9通りの設定が可能であり、実用的には、
VGを−600〜−800V、VBを−400V〜−60
0V位の間で3〜9通り変化させられるように適当な組
み合わせを選べばよい。勿論、信号発生手段としては信
号ピンである必要はなく、例えばバーコード等の情報源
を読み取る方法を採用してもよいことは言うまでもな
い。
て説明する。
用いて感光体1を帯電する所謂接触帯電方式を採用して
いる。この接触帯電方式は104Ω・cm〜106Ω・c
m程度の導電性弾性体を感光体1に直接接触させて帯電
を行なうもので、コロナ帯電に比べてオゾンの発生がな
い等の利点を有する。バイアス電源としては、直流電圧
のみを印加する方式と、図5に示すように、交流電源3
6と直流電源37を重畳させて印加する方式が一般に知
られている。このうち、前者の方式は、構造が簡単とな
る反面、印加電圧に対する感光体の表面電位の直線性が
悪かったり、帯電の均一性が悪い等の欠点を有してい
る。
して1000VP-P〜2000VP-P以上の電圧を印加し
ておけば、感光体1の表面電位は直流電源37の印加電
圧に対して略リニヤに変化するという利点を有してい
る。この様子を図6に示すが、同図中、直線Hは120
0VP-P及び1800VP-Pの交流バイアス時、曲線Iは
500VP-Pの交流バイアス時、曲線Jは交流バイアス
を印加しない場合の感光体1の表面電位Vと直流印加電
圧VDCの関係(交流周波数は全て600Hzとした)を
示すもので、直線Hは直流印加電圧VDCに対して略傾き
1の割合でリニヤに表面電位が変化するのに対し、曲線
I,Jは不安定であることがわかる。本実施例では、こ
の直線Hの関係に着目し、直流印加電圧VDCと現像バイ
アス電圧VBを変化させることで感光体1の感度のバラ
ツキを補正する。 <実験例>前記第1実施例と同じ感光体PA,PBを用
い、感光体PAは信号ピン33ににより直流電圧VDC=
−730V、現像バイアスVB=−500Vを与え、同
様に感光体PBにはVDC=−815V、VB=−580V
を与え、露光量は共にE1=2.05μJ/cm2のまま
で、他の条件も第1実施例と同様に固定して実験を行な
った。この結果、感度特性(E−Vカーブ)は、感光体
PAは図3の曲線A、感光体PBは同図の曲線B’と同じ
になり、第1実施例で説明したと同様の効果が得られ
た。
て説明する。
タイプの一成分現像方式を用いた。この方式は、直流バ
イアスのみを印加することで現像を行なうことができる
という利点を有する。
と一次帯電器のグリッドバイアスを同一の電源からと
り、各々のバイアス値の補正と感光体毎の設定変更をバ
イアス補正手段38により行なうようにした。このよう
にすれば、バイアス補正手段38は図8に示すようにツ
ェナーダイオード40〜42及びバリスター44、バイ
アス切換部43によって簡易な構成とすることが可能と
なる。又、一般に現像スリーブに流れる電流のみでは数
μA以下と微弱で、ツェナーダイオード40〜42の電
圧を安定化させることが難しいが、グリッド27の電流
も合わせて、ツェナー電圧の安定化を図ることも可能で
ある。 <実験例>第1実施例と同様に、感光体PA,PBを用い
て説明する。先ず、電源39により−450Vの直流電
圧を印加し、バリスター44は定格170Vのものを用
いる。この状態で、感光体PAを用いた場合、バイアス
切換部43により、ツェナーダイオード40〜42から
50Vのツェナーダイオードを選択する。これは、例え
ば信号ピン33’としてツェナーダイオード40〜42
の1つをバリスター44側の接点部に接触させるような
ジャンパー接点を用いればよい。このようにすること
で、感光体PAにはグリッドバイアス−670Vが印加
され、このとき現像スリーブ12’には−500Vのバ
イアス電圧が印加される。
ナーダイオード40〜42から130Vのツェナーダイ
オードを選択する。こうすると、感光体PBにはグリッ
ドバイアス−750Vが印加され、現像スリーブ12’
には−580Vのバイアス電圧が印加される。この結果
の作用は前記第1、第2実施例と同様であるので、説明
を省略する。
びその調整機構を省略することができ、大幅なコストダ
ウンが可能となる。勿論、このバイアス補正手段38の
ような構成は帯電手段又は現像手段だけに単独で用いる
ことも可能である。例えば、第1実施例において、グリ
ッドバイアス発生手段30の代りにバリスター44及び
ツェナーダイオード40〜42を用い、現像バイアス手
段32は第1実施例にて示したように、信号により切り
換えてもよい。この場合、例えばバリスター44として
は、定格620V程度のものを用い、ツェナーダイオー
ド40〜42として0〜100V程度のものを用いれば
よい。更に又、図8におけるツェナーダイオード40〜
42を本体側ではなく、カートリッジ側に設ければ、感
光体特性に応じたバイアス補正手段がカートリッジ側に
設けられることとなり、且つこの場合、1カートリッジ
につき感光体感度に対応した1つの適正なツェナーダイ
オードを設ければよいので、本体及びカートリッジの構
造を簡略化することが可能となる。
れば、少なくとも、半導体レーザ光の波長に感度を有す
るOPC感光体と、該OPC感光体を均一に帯電するた
めの帯電手段と、感光体表面を清掃するクリーニング手
段を一体的に具備したプロセスカートリッジを用いる画
像形成装置において、前記OPC感光体の感度特性に応
じた信号を発生する信号発生手段と、該信号発生手段か
らの信号によって帯電手段と現像手段に印加するバイア
ス電圧の各々の値を同時に変更するバイアス発生手段を
設けたため、感光体の感度特性にバラツキが生じても、
信号発生手段から出力される感光体の感度特性に応じた
信号を受けてバイアス発生手段が帯電手段と現像手段に
印加するバイアス電圧の各々の値を同時に変更し、これ
によってライン画像のライン幅及び画像濃度が適正化さ
れ、細線の太りや細りを生じることなく安定した濃度の
画像が得られる。
ジの構成図である。
である。
る。
ジの構成図である。
である。
ジの構成図である。
量分布図、電圧分布図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも、半導体レーザ光の波長に感
度を有するOPC感光体と、該OPC感光体を均一に帯
電するための帯電手段と、感光体表面を清掃するクリー
ニング手段を一体的に具備したプロセスカートリッジを
用いる画像形成装置において、前記OPC感光体の感度
特性に応じた信号を発生する信号発生手段をカートリッ
ジ内に設けるとともに、該信号発生手段からの信号によ
って帯電手段と現像手段に印加するバイアス電圧の各々
の値を同時に変更するバイアス発生手段を装置本体内に
設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のプロセスカートリッジを
装置本体内に着脱自在に装填して構成されることを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項3】 前記感光体の感度特性に応じて帯電手段
と現像手段に印加するバイアス電圧の各々の値を同時に
変更するバイアス発生手段を、カートリッジ内に設けた
ことを特徴とする画像形成装置のプロセスカートリッ
ジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3037896A JPH052301A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 画像形成装置及びプロセスカートリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3037896A JPH052301A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 画像形成装置及びプロセスカートリツジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052301A true JPH052301A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12510307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3037896A Pending JPH052301A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 画像形成装置及びプロセスカートリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052301A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008136A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Sanbii Kk | 差込印 |
US10948854B2 (en) | 2018-09-27 | 2021-03-16 | Ricoh Company, Ltd. | Bias circuit, image formation device and image forming apparatus |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP3037896A patent/JPH052301A/ja active Pending
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JP4693103B2 (ja) * | 2005-07-04 | 2011-06-01 | サンビー株式会社 | 差込印 |
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