JPH0522968Y2 - - Google Patents

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JPH0522968Y2
JPH0522968Y2 JP14981685U JP14981685U JPH0522968Y2 JP H0522968 Y2 JPH0522968 Y2 JP H0522968Y2 JP 14981685 U JP14981685 U JP 14981685U JP 14981685 U JP14981685 U JP 14981685U JP H0522968 Y2 JPH0522968 Y2 JP H0522968Y2
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circuit
coil
capacitor
resonant circuit
connection point
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はハートレー形のLC発振回路の改良に
関し、更に詳しくは、発振振幅がコイルのQによ
り変化するようにしてコイルのQの変化が検出で
きるようにしたLC発振回路に関する。
(従来の技術) NQR温度計は、塩素酸カリ(KClO3)のNQR
吸収特性を利用したものであつて、KClO3が充填
されたコイルをプローブとして用い、該コイルの
KClO3のNQR吸収によるQの変化をハートレー
形のLC発振回路で検出するように構成されてい
る。
第5図は、従来から用いられているこのような
LC発振回路の一例を示す交流等価回路図である。
第5図において、電界効果トランジスタFET(以
下単にFETという)のゲートとソース間には前
述のプローブを構成するコイルL0が接続され、
ゲートとドレイン間にはコンデンサC1が接続さ
れ、ソースとドレイン間にはコイルL1が接続さ
れている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような従来の構成によれば、
FETの特性のばらつきによつて第6図に示すよ
うな間欠的な発振になつてしまうなど、回路の安
定性が悪いという欠点がある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、発振振幅がコイルのQに応じて変化す
るようにしてコイルのQの変化を安定に検出でき
るLC発振回路を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本考案は、コンデン
サと2個のコイルがループ状に接続されコイル相
互の接続点が接地された共振回路と、該共振回路
のコンデンサと一方のコイルとの接続点にゲート
が接続された電界効果トランジスタのソースホロ
ワ回路と、該電界効果トランジスタのソースにベ
ースが接続され定常発振状態でオン,オフ動作を
行うトランジスタのエミツタ接地回路と、該トラ
ンジスタのコレクタと前記共振回路のコンデンサ
と他方のコイルとの接続点間に接続され該共振回
路に流入するエネルギーを制限する抵抗器とで構
成されたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す交流等価回路
図、第2図は第1図の具体例を示す回路図であ
る。尚、これら第1図及び第2図において、第5
図と同一部分には同一符号が付けてある。これら
の図において、コイルL0,L1及びコンデンサC1
により共振回路が構成されていて、コンデンサ
C1を可変コンデンサとすることによつて共振周
波数を可変にしている。尚、コイルL0,L1相互
の接続点に接地されている。FETのソースは発
振周波数に対して十分に高いインピーダンスを有
するチヨークコイルL2を介して接地されている。
このFETはソースホロア回路を構成するもので、
該FETのソースには出力端子Toが接続されると
共に、このソースはカツプリング用のコンデンサ
Cを介して反転用増幅器を構成しオン・オフ動作
をするトランジスタTRのベースに接続されてい
る。該トランジスタTRのベースはバイアス点を
設定するための抵抗器R1を介して電源電圧+V
が加えられる電源端子Tvに接続され、エミツタ
は接地され、コレクタはチヨークコイルL3及び
ダンピング用の抵抗器R2の並列回路を介して電
源端子Tvに接続されると共に帰還用の抵抗器R0
を介してコイルL1とコンデンサC1との接続点に
接続されている。又、FETのドレインは直接電
源端子Tvに接続されている。
このように構成されたLC発振回路の動作につ
いて、第3図の波形図を用いて説明する。
コイルL1とコンデンサC1との接続点a及びコ
イルL0とコンデンサC1との接続点bには、共振
回路中に流れる循環電流による第3図a,bに示
すような電圧Va,Vbが発生している。接続点b
に発生する電圧Vbは共振回路の損失にならない
ようにFETのソースホロワ回路でバツフアされ、
FETのソースには第3図cに示すように接続点
bに発生する電圧Vbと略等しい電圧Vcが出力さ
れる。トランジスタTRのベースにはコンデンサ
C2を介して第3図dに示すような電圧Vdが加え
られる。該トランジスタTRはリミツタ及び位相
反転器として動作し、第3図eに示すように増幅
された一定振幅の電圧Veをコレクタに出力する。
ここで、トランジスタTRのコレクタにおける電
圧Veに比べ共振回路の接続点aの電圧Vaが十分
に小さければ、抵抗器R0を介して流入する電流
は略一定とみなすことができる。共振回路におい
て、コンデンサCのQは一般に大きいので、コイ
ルL0とL1のインダクタンスにL0≫L1の関係を持
たせることによつて、コイルL1の損失が無視で
き、電圧Veが一定振幅であつても共振回路には
Qにほぼ比例した循環電流が流れることになる。
共振回路の接続点bにはコイルL0のインピーダ
ンスと循環電流の積で表される電圧が生じるの
で、接続点bの電圧はコイルL0のQに比例した
ものとなる。出力端子T0はソースホロワを構成
するFETのソースに接続されているので、接続
点bの電圧はFETのソースホロア回路でバツフ
アされ、出力端子T0より取り出される。その結
果、出力端子T0からはQに比例した振幅の発信
出力が得られることになる。尚、共振回路の接続
点aの電圧Vaと接続点bの電圧Vbの比Vb/Va
は−L0/L1となり、負の符号は位相の反転を意
味している。即ち、ループ全体で正帰還が成立
し、発振することになる。又、抵抗器R0は共振
回路に加える信号電力を制限していて、この大き
さを変えることによつて発振振幅を変えることが
できる。但し、発振振幅は、FETが線形動作を
する範囲でなければならない。
このような構成によれば、コイルL0の一端を
接地して用いることができるので、例えばNQR
温度計のプローブとして第4図に示すようにコイ
ルL0を延長したものを用いる場合にシールドが
やり易くなる。
又、コイルL0の端子間電圧をFETのソースホ
ロワ回路でバツフアし、高い抵抗値を有する抵抗
器R0を介して共振回路を駆動しているので、共
振回路のQは略コイルL0のQにより定まること
になり、コイルL0のQの変化に対する発振振幅
の変化を大きくすることができる。
更に、トランジスタTRをオン,オフ動作さ
せ、抵抗器R0により共振回路を駆動するのに必
要な電流だけを帰還することによつて安定な振幅
制限をかけることができる。
(従来の効果) 以上説明したように、本考案によれば、発振振
幅がコイルQに応じて変化してコイルのQの変化
を安定に検出できるハートレー形のLC発振回路
が実現でき、例えばNQR温度計の共鳴吸収信号
の検出回路として有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す交流等価回路
図、第2図は第1図の具体例を示す回路図、第3
図は第2図の動作を説明するための波形図、第4
図はNQR温度計のプローブの簡略構成図、第5
図は従来のLC発振回路の一例を示す交流等価回
路図、第6図は第5図の動作波形例図である。 FET……電界効果トランジスタ、TR……トラ
ンジスタ、L……コイル、C……コンデンサ、R
……抵抗器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサC1と2個のコイルL0とL1とがルー
    プ状に接続されると共に前記両コイルL0とL1
    互の接続点が接地され両コイルL0とL1のインダ
    クタンスがL0≫L1の関係に選ばれた共振回路と、
    該共振回路のコンデンサC1と一方のコイルL0
    の接続点bにゲートが接続された電界効果トラン
    ジスタFETのソースホロワ回路と、該電界効果
    トランジスタFETのソースにベースが接続され
    定常発振状態でオン,オフ動作を行うトランジス
    タTRのエミツタ接地回路と、該トランジスタ
    TRのコレクタと、前記共振回路のコンデンサC1
    と他方のコイルL1との接続点aとの間に接続さ
    れ該共振回路に流入するエネルギーを制限する抵
    抗器R0とで構成され、前記電界効果トランジス
    タFETのソースより出力を取り出すようにした
    ことを特徴とするLC発振回路。
JP14981685U 1985-09-30 1985-09-30 Expired - Lifetime JPH0522968Y2 (ja)

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JP14981685U JPH0522968Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JPS6258917U JPS6258917U (ja) 1987-04-11
JPH0522968Y2 true JPH0522968Y2 (ja) 1993-06-14

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