JPH05229115A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
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- JPH05229115A JPH05229115A JP3462892A JP3462892A JPH05229115A JP H05229115 A JPH05229115 A JP H05229115A JP 3462892 A JP3462892 A JP 3462892A JP 3462892 A JP3462892 A JP 3462892A JP H05229115 A JPH05229115 A JP H05229115A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- pressure chamber
- piezoelectric element
- ink jet
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14459—Matrix arrangement of the pressure chambers
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
いたインクジェットプリンタに使用されるドロップオン
デマンド型インクジェットヘッドに関し、圧力室全体を
有効に利用してヘッドサイズを小さくすることのできる
インクジェットヘッドを提供することを目的としてい
る。 【構成】 インクジェットヘッドは、表面に圧力室13
と該圧力室13にインクを供給するための凹部14とが
形成された第1の基板11と、圧力室13に連絡するノ
ズル18を備え第1の基板11の表面に張り合わされた
第2の基板12と、第1の基板11の裏面の圧力室13
に対向する位置に配置された圧電素子19とを備えてい
る。圧電素子19は、対向する圧力室13全体を覆う形
状を有している。
Description
電素子を用いたインクジェットプリンタに使用されるド
ロップオンデマンド型インクジェットヘッドに関するも
のである。
ェットヘッドにおいては、ヘッドのコストダウンは重要
な課題となっている。
造説明図(図3(A)は正面図、図3(B)は図3
(A)のA−A断面図)で、図中、1は第1の基板、2
は第2の基板である。第1の基板1は、表面(図3
(B)の右側の面)に、複数の圧力室3と、該各圧力室
3にインクを供給するための凹部4とが形成されてお
り、凹部4は、インク供給口5に接続する共通インク室
6と、該共通インク室6と各圧力室3を連絡する連絡路
7とより成る。ヘッド内へのインク供給はインク供給口
5から行われる。
ノズル8を備え、第1の基板1の表面に張り合わされて
いる。
対向する位置には、圧電素子9が配置されている。この
圧電素子9は圧力室3の中央部分に対向し、圧力室3の
両端部分(図3(A)の上下部分)は圧電素子9から外
れている。
クジェットプリンタのキヤリアに搭載され、該キヤリア
の移動に伴いプラテンに沿って移動する。この走査動作
の所定時機に所定の圧電素子9に電圧を印加すると、該
圧電素子9の作動により対向する圧力室3に圧力が発生
する。これにより、該圧力室3に連通するノズル8から
インクが記録紙に向い飛翔し付着して記録が行われる。
来構造では、圧力室のうち、圧電素子の上下の部分が有
効に利用されておらず、ヘッド小型化の点で問題があ
り、材料費も嵩みコスト高となっている。この問題は、
4色分のヘッドが必要なカラー化の場合特に顕著にな
る。
ッドサイズを小さくすることのできるインクジェットヘ
ッドを提供することを目的としている。
め、本発明では、表面に圧力室と該圧力室にインクを供
給するための凹部とが形成された第1の基板と、前記圧
力室に連絡するノズルを備え前記第1の基板の表面に張
り合わされた第2の基板と、前記第1の基板の裏面の前
記圧力室と対向する位置に配置され、作動時に前記圧力
室に圧力を発生させて前記ノズルからインクを噴出させ
る圧電素子とを備えたインクジェットプリンタ用インク
ジェットヘッドにおいて、前記圧電素子が、該圧電素子
に対向する前記圧力室全体を覆う形状を有することを特
徴とする構成とする。
これにより、該圧電素子に歪エネルギが発生し、該圧電
素子に対向する圧力室に圧力が発生する。この圧力によ
りノズルからインクが噴出,飛翔し記録紙に付着して印
字が行われる。圧電素子は圧力室全体を覆う形状を有し
ているため、上記印字に際し圧力室全体を有効に利用す
ることができ、ヘッドサイズを小さくすることが可能に
なる。
例を説明する。
説明図(図1(A)は正面図、図1(B)は図1(A)
のB−B断面図)で、図中、11は第1の基板、12は
第2の基板である。第2の基板12は第1の基板11の
表面(図1(B)の右側の面)に張り合わされている。
13と、該圧力室13にインクを供給するための凹部1
4とが形成されており、凹部14は、インク供給口15
に接続する共通インク室16と、該共通インク室16と
各圧力室13を連絡する連絡路17とより成る。ヘッド
内へは、インク供給口15に接続する図示しないインク
供給源からインクが供給される。第2の基板12は、圧
力室13に直接連絡するノズル18を備えている。
3と対向する位置には、圧電素子19が配置されてい
る。この圧電素子19は、圧力室13全体を覆う形状を
有している。従って、印字に際し圧力室13全体を有効
に利用することができ、結果として、ヘッドサイズを小
さくすることができる。このことを具体的に説明すると
次の通りである。
m×1mm程度のもので、圧力室13もこれに沿った形
状をしている。主要な面積を占める圧力室で本例と従来
のヘッドの面積を比較すると、従来ヘッドでは、圧力室
面積は1mm(幅1mm)×1.4mm(圧電素子長さ
1mm+上下のスペース0.4mm)=1.4mm2で
あるのに対し、本例のヘッドでは、1mm(幅1mm)
×1.0mm(圧電素子長さ1mm)=1mm2 とな
り、圧力室では約40%面積を低減することができる。
もあるため、ヘッド全体としては約30%の面積低減と
なる。この結果として、ヘッドの小型化,コスト低減を
実現することが可能になる。
順は従来と同様なので説明を省略する。
製造方法を図2の工程図により説明する。
示すように、ノズル板である第2の基板12及び流路板
である第1の基板11を作製する。ノズル板は、感光性
ガラス(品名:PEG3,ホーヤ株式会社製)のエッチ
ングにより製作する。なお、ノズル径は50μm,板厚
は200μmとした。材料は、これに限るものではな
く、電鋳により製作しても良い。
グして製作する。板厚は150μm,表面のエッチング
深さは50μmとした。材料としては、ステンレススチ
ールを使用し、エッチングにより流路(圧力室,共通イ
ンク室等)を形成しても良い。
2(B)に示すように嫌気性接着剤(L1210,日本
ロックタイト(株)製)により接着する。
裏面に、銀ペースト(シルベスト,PS707,徳力化
学研究所製)を塗布し、160℃,1時間で焼き付け、
電極101を形成する。
(10×15mm×0.1mm,トーキン製)102を
エポキシ接着剤(AW106,HV953U チバガイ
ギー製)で接着(80℃で3時間加熱)する。
素子102をダイシングソー(DAD−2H/6T,デ
イスコ製)により、圧力室真上に圧電素子19がくるよ
うに切断し、図2(F)に示すようにインク供給口15
にジョイント103を取り付けて図示しないインクカー
トリッジ(インク供給源)に接続する。切断された各圧
電素子19は、前述したように、各圧力室を覆う形状
(1.0mm×1.0mm)となる。
ヘッドは、図2(G)に示すように各圧電素子19にワ
イヤボンディングで接続されたフレキシブルプリント板
104から供給されるドライブ信号により駆動される。
電素子が従来と異なり圧力室全体を覆うため、ヘッドサ
イズを約30%小さくすることができ、その結果、材料
費を約30%低減することが可能となった。そして、こ
のヘッドでマルチノズル化することにより、コンパクト
なヘッドを低コストで製作することが可能になる。
説明図で、図1(A)は正面図、図1(B)は図1
(A)のB−B断面図である。
工程図で、図2(A),(B),(C),(D),
(E),(F),(G)は各工程を順に示している。
図3(A)は正面図、図3(B)は図3(A)のA−A
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 表面に、圧力室(13)と、該圧力室
(13)にインクを供給するための凹部(14)とが形
成された第1の基板(11)と、 前記圧力室(13)に連絡するノズル(18)を備え、
前記第1の基板(11)の表面に張り合わされた第2の
基板(12)と、 前記第1の基板(11)の裏面の前記圧力室(13)と
対向する位置に配置され、作動時に前記圧力室(13)
に圧力を発生させて前記ノズル(18)からインクを噴
出させる圧電素子(19)とを備えたインクジェットプ
リンタ用インクジェットヘッドにおいて、 前記圧電素子(19)が、該圧電素子(19)に対向す
る前記圧力室(13)全体を覆う形状を有することを特
徴とするインクジェットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3462892A JP3168474B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
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Family
ID=12419665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3462892A Expired - Lifetime JP3168474B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6973703B2 (en) | 2002-02-19 | 2005-12-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing an ink-jet head |
US7882636B2 (en) | 2003-09-26 | 2011-02-08 | Fujifilm Corporation | Inkjet head, method of manufacturing inkjet head, and inkjet recording apparatus |
WO2014083971A1 (ja) | 2012-11-27 | 2014-06-05 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェットヘッド |
Families Citing this family (1)
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-
1992
- 1992-02-21 JP JP3462892A patent/JP3168474B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6973703B2 (en) | 2002-02-19 | 2005-12-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing an ink-jet head |
US7263752B2 (en) | 2002-02-19 | 2007-09-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing an ink-jet head |
US7882636B2 (en) | 2003-09-26 | 2011-02-08 | Fujifilm Corporation | Inkjet head, method of manufacturing inkjet head, and inkjet recording apparatus |
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Also Published As
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